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JP4853394B2 - プレフィルドシリンジ - Google Patents

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Description

本発明は、プレフィルドシリンジに関する。
通常のシリンジは、ガスケットにプランジャーロッドを圧入して予めセットとして組み立ててから、ガスケットをバレルに挿入することで得られている。これに対して、薬液充填済みシリンジ、すなわちプレフィルドシリンジは、通常、バレルに薬液を充填し、ガスケットを打栓した後にプランジャーロッドをガスケットに結合させることで得られている。つまり、ガスケットが打栓されたシリンジに、後工程としてプランジャーロッドを結合する方法が、プレフィルドシリンジを得る方法として採用されている。この方法が採用されるのは、予めガスケットにプランジャーロッドが付いていると、薬液を密封するための打栓工程が困難となるためである。
このような、プレフィルドシリンジのガスケットとプランジャーロッドの結合方法としては、ブチルゴムやエラストマー等のゴム弾性材料で形成されたガスケットの雌ネジと、例えばポリプロピレンなどのプラスチックで形成されたプランジャーロッドの雄ネジとの螺合が広く採用されている。なぜなら、通常のシリンジの場合のようにガスケットにプランジャーロッドを圧入すると、その圧力でガスケットや先端ノズルから薬液が漏出してしまうおそれがあるからである。
プレフィルドシリンジの使用方法の一つに、単位時間あたりの薬液投与量を制御するため、シリンジポンプにセットして使用することがある。セットの機構を図23に示されるような通常のシリンジを例にあげて説明すると、バレル3基端のフランジ32とプランジャーロッドRの基端の鍔632を、それぞれシリンジポンプのホルダーとスライダーの固定溝に嵌める必要がある。シリンジポンプの機種の中には、スライダーに十文字リブ631を係合させる為の縦スリットを有するものがあり、このような機種に対しては、スライダーの縦スリットにプランジャーロッドRの十文字リブ631を固定させるために、プランジャーロッドRを回転させて微調整しなければならない。
通常のシリンジのように、ガスケットとプランジャーロッドとが圧入で連結されている場合は、プランジャーロッドを回転させてもガスケットとプランジャーロッドの連結状態は変化しないため問題ないが、プレフィルドシリンジは上述のようにガスケットとロッドとが雄ネジと雌ネジの螺合によって連結されている。そのため、回転による微調整の操作に起因して、螺合が緩んでしまうおそれがある。
螺合が緩むと、シリンジポンプにて設定された正確な薬液の量がシリンジ内より投与されないといった不具合が生じる。また、シリンジポンプと投与位置の高低差があると、高低差によりシリンジ内が陰圧となるため、螺合が緩んだ状態では、ガスケットからロッドが脱落し、プランジャーロッドがガスケットと分離してしまい、投与速度がスライダーによって制御されなくなるため、短時間で過剰量の薬液が投与されてしまう(サイフォニング現象)といったおそれがある。
また他にも、使用者がプランジャーロッドを無意識に回してしまうといったことも報告されており、保管・輸送時に緩むことがなくても、使用の際における使用者の無意識の操作によってガスケットとプランジャーロッドとの連結が緩むといったことが生じる。
そこで、プランジャーロッドとガスケットとが外れにくく、打栓後のガスケットに圧入することなくプランジャーロッドの組み付けが可能であるシリンジがいくつか提案されている。側壁に軸方向から円周方向に屈曲する鈎溝を有するプランジャ上に、鈎溝にガイドされる突起を有するプランジャ下を、鈎溝に沿って押し込み、回転させることによって係合させ、さらにプランジャ上とガスケットとを螺合することによって得られるプランジャを備えるシリンジが提案されている(特許文献1)。
また、ガスケット内部にプランジャーロッドの先端部に形成された鍔状フランジに螺合し得る螺合部と、該螺合部の先端側に形成された空間とを有し、プランジャーロッドの先端部に形成された鍔状フランジが前記螺合部を越えて前記空間に進入したとき、前記鍔状フランジが前記空間に対し遊嵌状態で係合するよう構成されたプランジャーを備えることで、プランジャーロッドに作用した外力が直接ガスケットに伝達されることを防止したシリンジも提案されている(特許文献2)。
特開2007−44159 特開2002−272843
しかし、特許文献1のような、鈎溝に沿って係合させるプランジャでは、プランジャ上とプランジャ下とが外れる可能性がある。特に、シリンジポンプにセットさせる際には、プランジャ下に回転力がかかると、プランジャ下先端の突起も円周方向に移動するため、そのままプランジャ上とガスケットとの螺合を緩めてしまったり、突起が軸方向溝に位置してしまって、プランジャ下がプランジャ上より抜け落ちるおそれがある。とはいえ、プランジャ上とプランジャ下とを回転自由に連結させると組み立てが著しく困難である。
また、特許文献2のような、プランジャーロッドの先端部に形成された鍔状フランジが螺合部を越えてガスケットの空間に進入する構造の場合、プランジャーロッドの先端が鍔状のフランジであり、ガスケット内側にネジ山が形成されているため、装着するにはプランジャーロッドの軸をガスケットの軸に対して傾けながら装着しなければならない。従って、例えばプレフィルドシリンジのような予めシリンジ内に装填されたガスケットにプランジャーロッドを係合させる製法をとる場合、プランジャーロッドの軸をガスケットの軸に対して傾けることが出来ないため、ガスケット内部のネジ溝を鍔状フランジによって歪ませながらプランジャーロッドをねじ込まなければならず、ガスケットに歪みの力を掛けるため液密性が悪くなるおそれがある。また、それを回避する方法として鍔状のフランジを特許文献2の図6のように一部が欠けた円盤形状にする方法も考えられるが、この場合ガスケットにプランジャーロッドが装着されているときにプランジャーロッドを反螺合方向に回転させると、ガスケットから容易にプランジャーロッドが脱落してしまうおそれがあるため好ましくない。
上記の特許文献1や特許文献2に挙げられるプランジャーは、プランジャーロッドに直線的な力が作用した場合においては、ガスケットからプランジャーロッドが脱落するのを防ぐことが可能である。しかし、これらのプランジャーは、プランジャーロッドに回転力が作用した場合においては、ガスケットからプランジャーロッドが脱落することを防ぐことには対応していないのである。
回転力に起因する、ガスケットからのプランジャーロッドの脱落を考慮すれば、プランジャーの回転動作によって、プランジャーロッドがガスケットに対して着脱可能に連結される連結方法を用いることは好ましくない。一方、プレフィルドシリンジにおけるプランジャーの組み立てを考慮すれば、螺合によってガスケットとプランジャーロッドとが連結可能であることが好ましく、また、プレフィルドシリンジの保管時においては、ガスケットがバレルに密着していることがあり、この状態のまま投与しようとすると、初動時にプランジャーを押し込む力が強すぎて、液が不意に射出されてしまうおそれがあるため、ガスケットをバレルより緩やかに剥離できることが好ましい。従って、回転力を加えることによってプランジャーロッドがガスケットから脱落することはないが、ガスケットに回転力を伝えることが可能であることも求められる。
本発明の目的は、容易に製造可能であり、プランジャーロッドの基端側に回転力を作用させても、プランジャーロッドとガスケットとの連結が緩むことがなく、且つ、螺合方向に回転力を作用させた場合にのみ、プランジャー全体が回転可能であるプレフィルドシリンジを提供することにある。
そこで、本発明者は前記した課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明に想到した。すなわち本発明は、内部に薬液が充填されたプレフィルドシリンジであって、キャップで密封された注射針接続部を設けた先端を有するバレルと、前記バレル内に液密且つ摺動可能に収容されたガスケットと、前記ガスケットの基端に螺合するカプラーと、前記カプラーの基端側より連結されるボトムロッドとを含み、
前記カプラーは、前記ボトムロッドを螺合方向に回転させると前記ボトムロッドに追随して回転するが、前記ボトムロッドを反螺合方向に回転させると空転することを特徴とするプレフィルドシリンジである。
特に、前記カプラーは、弾性変形可能なストッパーを有し、前記ボトムロッドは、前記ストッパーと係合しうる係合部を有し、前記カプラーは、前記ボトムロッドを螺合方向に回転させると、前記係合部と前記ストッパーとが係合することによって追随して回転するが、前記ボトムロッドを反螺合方向に回転させると、前記ストッパーが弾性変形し前記係合部と係合しないことによって空転することを特徴とする上記のプレフィルドシリンジである。
また、前記ボトムロッドは、弾性変形可能なストッパーを有し、前記カプラーは、前記ストッパーと係合しうる係合部を有し、前記カプラーは、前記ボトムロッドを螺合方向に回転させると、前記ストッパーと前記係合部とが係合することによって追随して回転するが、前記ボトムロッドを反螺合方向に回転させると、前記ストッパーが弾性変形し前記係合部と係合しないことによって空転することを特徴とする上記のプレフィルドシリンジである。
前記カプラーの基端には収容部が形成され、前記ボトムロッドは、先端側が前記収容部に収容されてなる、上記のプレフィルドシリンジである。
前記ボトムロッドの先端には収容部が形成され、前記カプラーは、基端側が前記収容部に収容されてなる、上記のプレフィルドシリンジである。
前記カプラーは軸方向に連結された2つ以上の部品より形成され、カプラーを構成する部品同士の連結は、相互に追随して回転することを特徴とする、上記に記載のプレフィルドシリンジである。
前記ボトムロッドは軸方向に連結された2つ以上の部品より形成され、ボトムロッドを構成する部品同士の連結は、相互に追随して回転することを特徴とする、上記に記載のプレフィルドシリンジである。
本発明のプレフィルドシリンジは、プランジャーロッドが軸方向に連結したカプラーとボトムロッドで形成され、カプラーとボトムロッドには係合部とストッパーが形成され、螺合方向のみ追随して回転可能に連結される。そのため、ボトムロッドを反螺合方向に回転させても、カプラーは空転して回転しない構造である。よって、プレフィルドシリンジの組み立て時においては、従来の組み立て時と同様、ガスケットにプランジャーロッドを螺合することによって組み立て可能であるため、特別な技術を要しない。また、例えば、シリンジポンプにセットする際にプランジャーロッドの基端を回転させる場合においても、ガスケットとプランジャーロッドとの連結が緩むことはない。
以下、本発明の実施態様例について、図面を用いて説明する。しかし、本願発明は、これら図面に記載した実施態様例に限定されるものではない。
図1は、本発明のプレフィルドシリンジの一実施態様例の図である。図2は、図1に示されたプレフィルドシリンジのA−A断面図である。図3は、図1に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図である。図4は、図1に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図である。図5(a)及び(b)は、それぞれ図4に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のB−B断面図及びC−C断面図である。図6は、図4に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図である。図7(a)〜(e)は、図1に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図である。図8は、本発明のプレフィルドシリンジのガスケットとプランジャーロッドとの連結を示す先端拡大図である。図9は、本発明のプレフィルドシリンジの他の実施態様例の図である。図10は、図9に示されたプレフィルドシリンジのD−D断面図である。図11は、図9に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図である。図12は、図9に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図である。図13(a)及び(b)は、それぞれ図12に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のE−E断面図及びF−F断面図である。図14は、図12に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図である。図15(a)〜(e)は、図9に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図である。図16は、本発明のプレフィルドシリンジのさらに他の一実施態様の図である。図17は、図16に示されたプレフィルドシリンジのG−G断面図である。図18は、図16に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図である。図19は、図16に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図である。図20(a)及び(b)は、それぞれ図19に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のH−H断面図及びJ−J断面図である。図21は、図19に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図である。図22(a)〜(e)は、図16に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図である。図23は、従来のシリンジの部分断面図である。
本発明の一実施態様例を、図1から図3を用いて説明する。なお、図4から図6は図1に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示した図である。本発明のプレフィルドシリンジ1は、先端に開口する注射針接続部31が形成され、基端が開口し、基端外壁にはフランジ32が設けられたバレル3を有し、注射針接続部31にはキャップ2が装着され、開口は密封されている。バレル3の基端より、液密且つ摺動可能にガスケット4が収納されている。バレル3の、キャップ2とガスケット4とで仕切られた空間には薬液7が充填されている。ガスケット4の基端には雌ネジ41が形成されており、雌ネジ41と螺合する雄ネジ51を先端に有するカプラー5が、ガスケット4の基端に螺合により連結している。カプラー5は雄ネジ51基端に、それぞれ同軸上に、連結孔52を有するガスケット支持部53が形成され、ガスケット支持部53の基端側には円筒状の収容部54が形成されている。収容部54の側壁には、弾性変形可能なストッパー8が形成されており、ストッパー8の先端には、収容部54の内側へ向かって形成される係合爪81が形成されている。連結孔52には、ボトムロッド6の先端に形成された突条61が貫設されることによって、ボトムロッド6とカプラー5は軸方向に連結されている。ボトムロッド6は突条61の基端に、収容部54の内側に収容される芯部62が形成され、芯部62の基端にボトムロッド本体63が形成されている。この時、カプラー5とボトムロッド6は、連結孔52と突条61との係合した箇所と、収容部54の基端とボトムロッド本体63の先端とが当接した箇所により、各々の軸がぶれることなく安定に連結し取り付けられている。芯部62には、回転操作によってストッパー8と係合する係合部となる係合片9が設けられている。
プランジャーロッドRがカプラー5とボトムロッド6で形成され、プランジャーロッドR基端の部品であるボトムロッド6がカプラー5に対して軸を揃えて連結されて、且つ、ボトムロッド6には芯部62に係合片9が形成され、カプラー5には収容部54の側壁に、ボトムロッド6が螺合方向に回転することにより係合片9と係合するようにストッパー8がそれぞれ設けられている。ストッパー8は図7(a)から(e)に示すように、反螺合方向より係合片9に当たると、係合爪81が係合片9によって中心より外側へ押し広げられ、ストッパー8と係合片9とは係合しない。そのため、ボトムロッド6を反螺合方向に回転させても、カプラー5はボトムロッド6に追随して回転しない。このように、ボトムロッド6を螺合方向に回転させた場合のみしかストッパー8は機能しないため、プランジャーロッドRの基端に回転力を加えても、プランジャーロッドRとガスケット4との連結が緩むことがない。なお、螺合方向へ回転させた際には、図7(e)に示される状態によって、カプラー5とボトムロッド6とが係合するため、必要に応じてプランジャーを回転させることが可能である。
カプラー5に形成される連結孔52の形状を、基端側から順次縮径するテーパー状に形成し、同様にボトムロッド6の先端の突条61を先端へ順次縮径するテーパー状とすることによって、カプラー5とボトムロッド6とを連結する際に、カプラー5の連結孔52へのボトムロッド6先端に形成された突条61の進入を容易にする。一方で、一旦連結されれば、ともに軸に対して垂直面である、連結孔52の周囲に位置する先端側の面と突条61の基端側の面とが係合するため、カプラー5とボトムロッド6との連結は外れることはない。また、カプラー5とボトムロッド6とは、ここに示すように回転可能に連結されているため、ストッパー8と係合片9が係合しない限りは、ボトムロッド6はカプラー5に対して自由に回転させることができる。
ガスケット4は、ゴム弾性体であり、通常のシリンジ用ガスケットで用いられるゴム弾性を示す材料を用いることができる。前記ゴム弾性体は液密であることから、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、シリコーンゴム、熱可塑性エラストマー、シリコーンエラストマー等を用いることができる。
プランジャーロッドRに用いる材料は、シリンジに用いることができ、ストッパー8に軽度の弾性が持たせることが可能なものであれば特に限定されるものではなく、公知の材料を用いることができるが、成形が容易であることから熱可塑性樹脂が好ましい。このとき、プランジャーロッドRの材料は全て同じでなくても構わない。
ガスケット4とプランジャーロッドRとの連結について、図8に見られるように、カプラー5の天面且つ雄ネジ51基端部に係合凸部511を設け、ガスケット4基端に、係合凸部511と係合する係合窪42を設けてもよい。雄ネジ51と雌ネジ41の螺合に加え、係合凸部511と係合窪42とが係合することによって、ガスケット4とプランジャーロッドRとが、より強固に連結し、外れにくくなる。
次に、本発明の他の実施態様について、図9から図11を用いて説明する。なお、図12から図14は図9に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示した図である。カプラー5基端側に収容部54が形成され、収容部54の天面にはストッパー8が基端に向かって垂設されている。収容部54内に位置する、ボトムロッド6先端側である芯部62には、回転操作によってストッパー8と係合する係合片9が形成されている。図9に示されるプレフィルドシリンジにおいても、ボトムロッド6を螺合方向に回転させた場合には、ストッパー8の先端が係合片9と係合するが、反螺合方向に回転させた場合には、ストッパー8は図15(a)から(e)に示されるように、中心から外側へ向かって弾性変形するため、ストッパー8と係合片9とは係合しない。反対に、螺合方向に回転させた際には、図15(e)に示される状態によって、カプラー5とボトムロッド6とが係合するため、必要に応じてプランジャーを回転させることが可能である。
さらに、本発明の他の実施態様として、図16から図18を用いて説明する。なお、図19から図21は図16に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示した図である。カプラー5基端側に収容部54が形成され、収容部54の内壁側部には係合片9が形成されている。収容部54内に位置する、ボトムロッド6先端側である芯部62には、回転操作によって係合片9と係合するS字状のストッパー8が形成されている。図16に示されるプレフィルドシリンジにおいても、ボトムロッド6を螺合方向に回転させた場合には、ストッパー8の先端が係合片9と係合するが、反螺合方向に回転させた場合には、ストッパー8は図22(a)から(e)に示されるように、中央に縮むように弾性変形するため、ストッパー8と係合片9とは係合しない。反対に、螺合方向に回転させた際には、図22(e)に示される状態によって、カプラー5とボトムロッド6とが係合するため、必要に応じてプランジャーを回転させることが可能である。
これらの実施態様例に示すように、本発明のプレフィルドシリンジは、カプラーとボトムロッドとを連結し、且つ、カプラーかボトムロッドの何れか一方に係合片を、もう一方に螺合方向より係合片に当たると係合するストッパーを設けられている。即ち、ストッパーが係合片と係合しない限りはカプラーとボトムロッドとは回転自由であるので、プランジャーロッド基端に反螺合方向の回転力を与えても、カプラーは追随して回転しないため、ガスケットとプランジャーロッドとの連結は緩んだり外れたりすることはない。また、例えば、バレル内にガスケットが密着してしまった場合等、ガスケットを回転させたい状況においては、螺合方向に回転力をかけることによって連結に影響を与えることなく、プランジャーを回転可能である。
また、これらの実施態様例については、収容部がカプラーに形成されているが、ボトムロッド先端側に収容部を形成し、収容部にカプラー基端側を収容する形状でもよい。また、いずれかの部品に収容部を形成しなくとも、上記のような、螺合方向のみ追随して回転する機構が達成できるのであれば、収容部を形成しなくともよい。
本発明のプレフィルドシリンジの組み立て工程において、カプラーとボトムロッドとを予め連結してプランジャーロッドを組み立てておけば、あとは従来のプレフィルドシリンジの組み立て方法と同様、プランジャーロッドをガスケットの打栓された薬液充填済みのバレル内に移動させ、バレルを回転させながらガスケットとカプラーとを螺合させることで、プレフィルドシリンジを得ることができる。よって、特殊な工程を必要とせず、また、ガスケットに圧入連結することなくプランジャーを組み立てることが可能である。
カプラーとガスケットとの連結工程において、プランジャーロッドを回転させ、バレルを固定することによって組み立ててもよいし、場合によっては両方回転させて組み立ててもよい。また、プランジャーロッドをバレル内に移動させるかわりに、バレルを移動させることでプランジャーロッドをバレル内に導入させてもよい。
これらの実施態様例に示されるプレフィルドシリンジのプランジャーロッドは、プランジャーロッドがカプラー1部品とボトムロッド1部品との、軸方向に連結する2つの部品より構成されているが、プランジャーロッドは3つ以上の部品から構成されていてもよく、カプラー及びボトムロッドが、複数部品が軸方向に連結したものであってもよい。但し、カプラー又はボトムロッドが複数の部品より構成される場合は、カプラー同士又はボトムロッド同士の連結機構は組立による一体化、もしくは相互に追随して回転する機構にしなくてはならない。
上記プレフィルドシリンジの構造をとることによって、プランジャーロッドの基端側に回転力を作用させても、プランジャーロッドとガスケットとの連結が緩むことがなく、且つ、螺合方向に回転力を作用させた場合にのみ、プランジャー全体が回転可能である。そのため、例えば、プレフィルドシリンジを例えばシリンジポンプにセットする際において、プランジャーロッドの基端を回転させてもガスケットとプランジャーロッドの連結が緩むことはなく、また、プレフィルドシリンジの組み立ての際においては、従来のプレフィルドシリンジの製造工程を活用することができる。
本発明のプレフィルドシリンジの一実施態様例の図。 図1に示されたプレフィルドシリンジのA−A断面図。 図1に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図。 図1に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図。 図4に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のB−B断面図及びC−C断面図。 図4に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図。 図4に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図。 本発明のプレフィルドシリンジのガスケットとプランジャーロッドとの連結を示す先端拡大図。 本発明のプレフィルドシリンジの他の実施態様例の図。 図9に示されたプレフィルドシリンジのD−D断面図である。 図9に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図。 図9に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図。 図12に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のE−E断面図及びF−F断面図。 図12に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図。 図9に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図。 本発明のプレフィルドシリンジのさらに他の一実施態様の図。 図16に示されたプレフィルドシリンジのG−G断面図。 図16に示されたプレフィルドシリンジのプランジャー先端部の縦断面図。 図16に示されたプレフィルドシリンジの分解状態を示す図。 図19に示されたプレフィルドシリンジ分解状態のH−H断面図及びJ−J断面図。 図19に示されたプレフィルドシリンジ分解状態の、カプラー及びボトムロッド先端部の縦断面図。 図16に示されたプレフィルドシリンジのボトムロッドを反螺合方向に回転させた際のストッパーの弾性変形変化を示す図。 従来のシリンジの部分断面図。
符号の説明
1 プレフィルドシリンジ
2 キャップ
3 バレル
31 注射針接続部
32 フランジ
4 ガスケット
41 雌ネジ
42 係合窪
5 カプラー
51 雄ネジ
511 係合凸部
52 連結孔
53 ガスケット支持部
54 収容部
6 ボトムロッド
61 突条
62 芯部
63 ボトムロッド本体
631 十文字リブ
632 鍔
7 薬液
8 ストッパー
81 係合爪
9 係合片
R プランジャーロッド

Claims (6)

  1. 内部に薬液が充填されたプレフィルドシリンジであって、
    キャップで密封された注射針接続部を設けた先端を有するバレルと、
    前記バレル内に液密且つ摺動可能に収容されたガスケットと、
    前記ガスケットの基端に螺合するカプラーと、
    前記カプラーの基端側より連結されるボトムロッドとを含み、
    前記カプラーは、弾性変形可能なストッパーを有し、
    前記ボトムロッドは、前記ストッパーと係合しうる係合部を有し、
    前記カプラーは、前記ボトムロッドを螺合方向に回転させると、前記係合部と前記ストッパーとが係合することによって追随して回転するが、前記ボトムロッドを反螺合方向に回転させると、前記ストッパーが弾性変形し前記係合部と係合しないことによって空転することを特徴とする
    プレフィルドシリンジ。
  2. 内部に薬液が充填されたプレフィルドシリンジであって、
    キャップで密封された注射針接続部を設けた先端を有するバレルと、
    前記バレル内に液密且つ摺動可能に収容されたガスケットと、
    前記ガスケットの基端に螺合するカプラーと、
    前記カプラーの基端側より連結されるボトムロッドとを含み、
    前記ボトムロッドは、弾性変形可能なストッパーを有し、
    前記カプラーは、前記ストッパーと係合しうる係合部を有し、
    前記カプラーは、前記ボトムロッドを螺合方向に回転させると、前記ストッパーと前記係合部とが係合することによって追随して回転するが、前記ボトムロッドを反螺合方向に回転させると、前記ストッパーが弾性変形し前記係合部と係合しないことによって空転することを特徴とするプレフィルドシリンジ。
  3. 前記カプラーの基端には収容部が形成され、
    前記ボトムロッドは、先端側が前記収容部に収容されてなる、
    請求項またはに記載のプレフィルドシリンジ。
  4. 前記ボトムロッドの先端には収容部が形成され、
    前記カプラーは、基端側が前記収容部に収容されてなる、
    請求項またはに記載のプレフィルドシリンジ。
  5. 前記カプラーは軸方向に連結された2つ以上の部品より形成され、カプラーを構成する部品同士の連結は、相互に追随して回転することを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
  6. 前記ボトムロッドは軸方向に連結された2つ以上の部品より形成され、ボトムロッドを構成する部品同士の連結は、相互に追随して回転することを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載のプレフィルドシリンジ。
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