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JP4852300B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、電池パックに関し、特に安全性の要求されるリチウム二次電池を用いるものに好適に実施されるものに関する。
周知のように、前記リチウム二次電池には、特に高い安全性が要求され、過充電などに対する保護対策が種々提案されている。たとえば特許文献1では、充放電を制御する制御ICの外部に、温度検出手段および端子間を短絡するスイッチ手段から成る別の保護系統を設け、前記制御ICで前記過充電や過放電を検出できなくても、前記温度検出手段がそれによる過熱状態を検出すると、前記スイッチ手段が電池パックの端子間を短絡することで、前記制御ICにそのような異常を検知させる二重保護機能を有する。
しかしながら、この従来技術では、別の保護系統で異常を検出して保護動作を行っても、実際に充電経路に介在されるFETをOFFするなどの保護動作を行うのは制御ICであり、この制御ICが故障してしまうと保護動作ができなくなる。このため、他の従来技術として、前記制御ICに、二重保護用に別途制御ICを設け、それぞれが個別に保護動作を行うものが提案されている。
特開2000−195560号公報
上述のように充放電の制御用の制御ICとは別途に、二重保護用に制御ICを設けることで、保護動作が確実に行われるようになるけれども、充電器側は、二重保護動作が機能したことを認識することはできないという問題がある。すなわち、制御ICは、要求する充電電流の電圧値および電流値などを充電器に送信を行うなど、充電器と通信を行いつつ動作を行うので、該制御ICが保護動作を行ったことは充電器側で認識することが可能であるかもしれないが、前記制御ICとは別途に設けられた二重保護用の制御ICは、充電器とは通信を行うことはなく、通信手段や端子など、通信に必要な手段は設けられていない。
このため、充電器は、前記制御ICへのセンサ入力が切れてしまうなど、該制御ICによる保護動作が失効し、二重保護用の制御ICによる保護動作が行われても、そのことを認識できず、充電電流を供給し続けてしまうような不具合が発生する。
本発明の目的は、二重保護動作が機能したことを充電器側に認識させることができる電池パックを提供することである。
本発明の電池パックは、充電制御回路が充電器からの充電電流を制御して二次電池を充電するとともに、異常時の二重保護用に前記充電制御回路とは別途に保護回路を設けるようにした電池パックにおいて、通信手段を有し、前記保護回路は、保護動作の実行時に、前記通信手段を介して、充電器へ前記保護動作の実行を表す信号を送信することを特徴とする。
上記の構成によれば、充電制御回路が過充電や過電圧等に対して、充電経路に介在されるFETをOFFして充電電流を遮断する等の保護動作を行うなど、充電器からの充電電流を制御して二次電池を充電するとともに、前記充電制御回路による前記保護動作の失効などに対して、異常時の二重保護用に前記充電制御回路とは別途に保護回路を設けるようにした電池パックにおいて、前記保護回路は、保護動作の実行時に、通信手段を介して、充電器へ前記保護動作の実行を表す信号を送信する。
したがって、充電器側も二重保護動作が機能したことを認識することができ、前記充電制御回路による保護動作が失効し、充電電流を供給し続けていても、それを遮断するなど、安全性を向上することができる。
また、本発明の電池パックでは、前記通信手段は、前記充電制御回路における通信部であることを特徴とする。
上記の構成によれば、充電制御回路が、その通信部から充電器へ、要求する充電電流の電圧値および電流値を送信するなど、該充電制御回路が充電器と通信を行いつつ、充電電流を制御する構成において、前記保護回路は、前記保護動作の実行を表す信号を、この通信部から充電器へ送信する。
したがって、保護回路が充電器に保護動作の実行を表す信号を送信するために、新たに通信部を設ける必要はない。また、一般に、充電制御回路による保護動作よりも、別途に設けた保護回路による二重保護動作の方が、たとえば過充電の判定電圧が高い等、動作の閾値が高く、また保護動作としても、前記充電制御回路による保護動作は、前記FETをOFFする等、回復可能であることもあるのに対して、保護回路による保護動作は、ヒューズを溶断する等、電池パックにとってよりダメージの大きいものになるので、充電制御回路がその二重保護動作が機能したことを認識することで、充電器や負荷機器へ電池パックが使用不能であることを通信する等、より適切な対応を取ることができる。
さらにまた、本発明の電池パックでは、前記通信手段は、前記二次電池の温度を前記充電制御回路に通知する温度検出手段に関連して設けられ、前記保護動作の実行時に、前記温度検出手段の端子間を短絡し、充電器へ疑似の高温信号を出力するスイッチング素子であることを特徴とする。
上記の構成によれば、サーミスタなどの温度検出手段が前記二次電池の温度を検出して前記充電器へその検出結果を出力することで、過充電や過電流などによる過熱状態を充電器に認識させ、充電電流を遮断させる等の保護動作を行わせるようにした構成において、前記保護回路は、前記保護動作の実行を表す信号を、前記サーミスタの端子間をスイッチング素子で短絡して、温度検出手段から充電器へ疑似の高温信号の形態で出力させる。
したがって、充電制御回路の異常や、その通信部の故障などによって、充電制御回路が充電器に異常を報知できない場合にも、前記保護回路は、温度検出手段に関する構成を利用して、充電器に異常を報知することができる。また、充電制御回路の通信部を使用して充電器へ報知する場合のように、充電制御回路には変更の必要が生じず、既存の構成を用いることができる。
また、本発明の電池パックは、前記充電器から二次電池への充電経路に、相互に直列に接続されたヒューズを介在するとともに、前記ヒューズの接続点をその溶断用の発熱抵抗およびスイッチング素子を介して接地し、前記充電制御回路または保護回路の少なくとも一方による保護動作は、前記スイッチング素子のON駆動であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記充電器から二次電池への充電経路に設けられ、前記充電制御回路によってON/OFF制御される充電用のFETおよび放電用のFETのON故障などに対する保護用に、前記充電経路に直列に2分割したヒューズを設けるとともに、その中点を接地する抵抗およびスイッチング素子を設ける。そして、前記充電制御回路または保護回路の少なくとも一方が前記スイッチング素子をON駆動して保護動作を行うことで、電池パックが充電器にセットされているか否かに拘わらず、前記接続点よりも二次電池側を電池パックの外部から確実に切り離すことができる。
具体的には、保護動作によってスイッチング素子がONされると、発熱抵抗で発生された熱で、2つのヒューズは溶断する。この時、充電状態では、先に二次電池側のヒューズが溶断しても、充電器から充電電流が供給されることで、充電器側のヒューズも後に溶断し、先に充電器側のヒューズが溶断しても、二次電池が前記充電制御回路または保護回路の少なくとも一方に前記スイッチング素子を駆動する電流を供給できれば二次電池側のヒューズも溶断することができ、二次電池が電流を供給できなければ、該二次電池側のヒューズは溶断しないままとなるが、前記接続点よりも二次電池側を電池パックの外部から確実に切り離すことができる。
これに対して、電池パックが充電器にセットされていない放電状態で、二次電池が前記充電制御回路または保護回路の少なくとも一方に前記スイッチング素子を駆動する電流を供給できれば、先に充電器側のヒューズが溶断しても、後に二次電池側のヒューズも溶断し、先に二次電池側のヒューズが溶断した場合には充電器側のヒューズは溶断しないままとなるが、前記接続点よりも二次電池側を電池パックの外部から確実に切り離すことができる。こうして、前述のように電池パックが充電器にセットされているか否かに拘わらず、前記接続点よりも二次電池側を電池パックの外部から確実に切り離すことができる。
さらにまた、本発明の電池パックでは、前記充電器から二次電池への充電経路に、前記充電制御回路によってON/OFF制御される充電用のスイッチング素子および放電用のスイッチング素子が直列に介在され、前記充電制御回路は、これら充電用および放電用のスイッチング素子を制御することで充放電の制御および保護動作を行うとともに、前記ヒューズ溶断用のスイッチング素子をON駆動してヒューズを溶断させることで異常時の保護動作を行い、前記保護回路は、前記ヒューズ溶断用のスイッチング素子をON駆動してヒューズを溶断させることで、二重の保護動作を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、充電制御回路が過充電や過電圧等に対して、充電経路に介在されるスイッチング素子をOFFして充電電流を遮断する保護動作を行い、それらのON故障などで保護動作が失効しても、該充電制御回路がヒューズを溶断することで、そのような異常時の保護動作を行うことができる。そして、充電制御回路の異常などで充電制御回路がヒューズを溶断する保護動作が失効しても、保護回路がヒューズを溶断する。こうして、確実な二重保護動作を実現することができる。
本発明の電池パックは、以上のように、充電制御回路が充電経路に介在されるFETをOFFして充電電流を遮断する等の保護動作を行うなど、充電器からの充電電流を制御して二次電池を充電するとともに、前記充電制御回路による前記保護動作の失効などに対して、異常時の二重保護用に前記充電制御回路とは別途に保護回路を設けるようにした電池パックにおいて、前記保護回路は、保護動作の実行時に、通信手段を介して、充電器へ前記保護動作の実行を表す信号を送信する。
それゆえ、充電器側も二重保護動作が機能したことを認識することができ、前記充電制御回路による保護動作が失効し、充電電流を供給し続けていても、それを遮断するなど、安全性を向上することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る充電システムの電気的構成を示すブロック図である。この充電システムは、電池パック1に、それを充電する充電器2を備えて構成されるが、電池パック1から給電が行われる図示しない負荷機器をさらに含めて電子機器システムが構成されてもよい。その場合、電池パック1は、図1では充電器2から充電が行われるけれども、該電池パック1が前記負荷機器に装着されて、負荷機器を通して充電が行われてもよい。電池パック1および充電器2は、給電を行う直流ハイ側の端子T11,T21と、通信信号の端子T12,T22と、給電および通信信号のためのGND端子T13,T23とによって相互に接続される。前記負荷機器が設けられる場合も、同様の端子が設けられる。
前記電池パック1内で、前記の端子T11から延びる直流ハイ側の充電経路11には、ヒューズ24,25が介在されるとともに、充電用と放電用とで相互に導電形式が異なるFET12,13が介在されており、その充電経路11が組電池14のハイ側端子に接続される。前記組電池14のロー側端子は、直流ロー側の充電経路15を介して前記GND端子T13に接続され、この充電経路15には、充電電流および放電電流を電圧値に変換する電流検出抵抗16が介在されている。
前記組電池14は、複数の二次電池のセルが直並列に接続されて成り、そのセルの温度は温度センサ17によって検出され、制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。また、前記各セルの端子間電圧は電圧検出回路20によって読取られ、前記制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。さらにまた、前記電流検出抵抗16によって検出された電流値も、前記制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。前記アナログ/デジタル変換器19は、各入力値をデジタル値に変換して、安全保護制御部21へ出力する。
安全保護制御部21は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などを備えて成り、前記アナログ/デジタル変換器19からの各入力値に応答して、充電器2に対して、出力を要求する充電電流の電圧値および電流値を演算し、通信部22から端子T12,T22;T13,T23を介して充電器2へ送信する。また、前記安全保護制御部21は、前記アナログ/デジタル変換器19からの各入力値から、端子T11,T13間の短絡や充電器2からの異常電流などの電池パック1の外部における異常や、組電池14の異常な温度上昇などに対して、前記FET12,13を遮断するなどの保護動作を行う。
また、安全保護制御部21は、セルの異常な過電圧などの深刻な異常時には、前記充電経路11に直列に介在された前記ヒューズ24,25を溶断する。前記ヒューズ24,25の接続点は、発熱抵抗26およびスイッチング素子であるFET27を介して接地されており、前記安全保護制御部21がスイッチング素子であるFET27をONすることで、発熱抵抗26が発生した熱で前記ヒューズ24,25が溶断する。
一方、前記電圧検出回路20の検出結果を取込む二重保護IC23が設けられており、この二重保護ICは、前記電圧検出回路20の検出結果が予め定める閾値電圧以上となると、前記FET27をONして前記ヒューズ24,25を溶断する。したがって、ヒューズ24,25に関しては、充電制御回路である前記制御IC18と共に、該制御IC18と別途に設けられる保護回路であるこの二重保護IC23とによって、セルの過電圧状態に対して、二重の保護系統が設けられていることになる。
前記安全保護制御部21が、スイッチング素子であるFET12,13を遮断する通常の充放電時における過電圧の閾値電圧は、たとえばセル当り4.35Vであり、安全保護制御部21および二重保護IC23がヒューズ24,25を溶断する閾値電圧は、たとえばセル当り4.4Vであり、通常使用時の過電圧では復旧可能であり、異常時の過電圧では、電池パック1は再使用不能となって安全性の向上が図られている。
そして、前記安全保護制御部21および二重保護IC23の少なくとも一方によってFET27がONされると、発熱抵抗26で発生された熱で、2つのヒューズ24,25は溶断するが、この時、充電状態では、先に組電池14側のヒューズ25が溶断しても、充電器2から充電電流が供給されることで、充電器2側のヒューズ24も後に溶断し、先に充電器2側のヒューズ24が溶断しても、組電池14が前記制御ICまたは二重保護IC23の少なくとも一方にFET27を駆動する電流を供給できれば組電池14側のヒューズ25も溶断することができ、組電池14が電流を供給できなければ、該組電池14側のヒューズ25は溶断しないままとなるが、前記接続点よりも組電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができる。
これに対して、電池パック1が充電器2にセットされていない放電状態で、組電池14が前記制御IC18または二重保護IC23の少なくとも一方にFET27を駆動する電流を供給できれば、先に充電器2側のヒューズ24が溶断しても、後に組電池14側のヒューズ25も溶断し、先に組電池14側のヒューズ25が溶断した場合には充電器2側のヒューズ24は溶断しないままとなるが、前記接続点よりも組電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができる。
こうして、相互に直列のヒューズ24,25を用いて、その接続点を発熱抵抗26およびFET27によって接地することで、電池パック1が充電器2にセットされているか否かに拘わらず、前記接続点よりも組電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができるようになっている。
一方、充電器2では、前記の要求を制御IC30の通信部32で受信し、充電制御部31が充電電流供給回路33を制御して、前記の電圧値および電流値で、充電電流を供給させる。充電電流供給回路33は、AC−DCコンバータやDC−DCコンバータなどから成り、入力電圧を、前記充電制御部31で指示された電圧値、電流値、およびパルス幅に変換して、端子T21,T11;T23,T13を介して、充電経路11,16へ供給する。
上述のように構成される充電システムにおいて、注目すべきは、本実施の形態では、前記二重保護IC23が前記FET27をON駆動する保護動作を行うと、そのON駆動する信号が制御IC18の安全保護制御部21にも入力され、該安全保護制御部21は、通信手段である通信部22から前記充電器2へ前記二重保護動作の実行を表す信号を送信することである。
したがって、充電器2側も二重保護IC23が動作したことを認識することができ、たとえば電圧検出回路20からアナログ/デジタル変換器19への入力が遮断されたり、アナログ/デジタル変換器19が故障したりするなどして、前記安全保護制御回路21による保護動作が失効し、充電電流を供給し続けていても、それを遮断するなど、安全性を向上することができる。また、一般に、上述のように安全保護制御回路21による通常の保護動作よりも、別途に設けた二重保護ICによる二重保護動作の方が動作の閾値が高く、また保護動作としても、前記安全保護制御部21による通常時の保護動作は、前記FET12,13をOFFする等、回復可能であることもあるのに対して、二重保護IC23による保護動作は、ヒューズ24,25を溶断する該電池パック1にとってよりダメージの大きいものになるので、前記安全保護制御部21がその二重保護動作が機能したことを認識することで、充電器2や負荷機器へ該電池パック1が使用不能であることを通信する等、より適切な対応を取ることができる。
[実施の形態2]
図2は、本発明の実施の他の形態に係る充電システムの電気的構成を示すブロック図である。この充電システムは、前述の充電システムに類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、電池パック1aには、組電池14の温度を検出するもう1つの温度センサ29が設けられるとともに、その温度センサ29の検出結果を、前記GND端子T13とともに、充電器2a側へ出力する端子T14が設けられていることである。これに対応して、充電器2a側でも、端子T24が設けられるとともに、制御IC30aには、アナログ/デジタル変換器34が設けられ、充電制御部31aは、温度センサ29の検出結果が異常であるときにも、充電電流供給回路33に充電電流の供給を停止させる。
そして、前記温度センサ29と並列に、通信手段であり、スイッチング素子であるFET28が設けられており、このFET28は前記FET27と共に、前記二重保護IC23によって制御される。前記温度センサ29は、サーミスタなどから成り、低温で高抵抗値を呈し、高温で低抵抗値を呈する。したがって、異常な過電圧で二重保護IC23がFET27をONしてヒューズ24,25を溶断する二重保護動作の実行時に、FET28もONして温度センサ29の端子間を短絡し、充電器2aに疑似の高温信号が出力されることになる。これに応答して、充電制御部31aは、充電電流供給回路33に充電電流の供給を停止させる。
このように構成してもまた、充電器2a側も二重保護IC23が動作したことを認識することができ、前記安全保護制御回路21による保護動作が失効し、充電電流を供給し続けていても、それを遮断するなど、安全性を向上することができる。また、このように温度センサ29による信号経路で充電器2aに二重保護IC23が動作したことを認識させることで、制御IC18aには二重保護の通信機能を備えていない既存の素子を用いることができる。
本発明は、制御ICが、充電器と通信を行いつつ、充電器からの充電電流を制御して二次電池を充電するとともに、該制御ICによる保護動作の失効などに対して、異常時の二重保護用に別途に二重保護ICを設けるようにした電池パックにおいて、前記二重保護ICは、保護動作の実行時に、前記制御ICを介して、充電器へ保護動作の実行を表す信号を送信するので、充電器側も二重保護動作が機能したことを認識することができ、充電電流を遮断するなど、安全性を向上することができる。
本発明の実施の一形態に係る充電システムの電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の他の形態に係る充電システムの電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1a 電池パック
2,2a 充電器
11,15 充電経路
12,13,27,28 FET
14 組電池
16 電流検出抵抗
17,29 温度センサ
18,18a,30,30a 制御IC
19,34 アナログ/デジタル変換器
20 電圧検出回路
21 安全保護制御部
22,32 通信部
23 二重保護IC
24,25 ヒューズ
26 発熱抵抗
31 充電制御部
33 充電電流供給回路
T11,T21;T12,T22;T13,T23;T14,T24 端子

Claims (5)

  1. 充電制御回路が充電器からの充電電流を制御して二次電池を充電するとともに、異常時の二重保護用に前記充電制御回路とは別途に保護回路を設けるようにした電池パックにおいて、
    通信手段を有し、前記保護回路は、保護動作の実行時に、前記通信手段を介して、充電器へ前記保護動作の実行を表す信号を送信することを特徴とする電池パック。
  2. 前記通信手段は、前記充電制御回路における通信部であることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記通信手段は、前記二次電池の温度を前記充電制御回路に通知する温度検出手段に関連して設けられ、前記保護動作の実行時に、前記温度検出手段の端子間を短絡し、充電器へ疑似の高温信号を出力するスイッチング素子であることを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  4. 前記充電器から二次電池への充電経路に、相互に直列に接続されたヒューズを介在するとともに、前記ヒューズの接続点をその溶断用の発熱抵抗およびスイッチング素子を介して接地し、
    前記充電制御回路または保護回路の少なくとも一方による保護動作は、前記スイッチング素子のON駆動であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池パック。
  5. 前記充電器から二次電池への充電経路に、前記充電制御回路によってON/OFF制御される充電用のスイッチング素子および放電用のスイッチング素子が直列に介在され、前記充電制御回路は、これら充電用および放電用のスイッチング素子を制御することで充放電の制御および保護動作を行うとともに、前記ヒューズ溶断用のスイッチング素子をON駆動してヒューズを溶断させることで異常時の保護動作を行い、前記保護回路は、前記ヒューズ溶断用のスイッチング素子をON駆動してヒューズを溶断させることで、二重の保護動作を行うことを特徴とする請求項4記載の電池パック。
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