JP4850609B2 - 顔画像照合装置 - Google Patents
顔画像照合装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4850609B2 JP4850609B2 JP2006208853A JP2006208853A JP4850609B2 JP 4850609 B2 JP4850609 B2 JP 4850609B2 JP 2006208853 A JP2006208853 A JP 2006208853A JP 2006208853 A JP2006208853 A JP 2006208853A JP 4850609 B2 JP4850609 B2 JP 4850609B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face image
- candidate
- similarity
- registered
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Collating Specific Patterns (AREA)
Description
また、登録顔画像は、同一人物を撮影した顔画像のため、基本的に良く似た画像である。他方、顔画像照合装置における入力顔画像と登録顔画像とが類似している度合い、すなわち類似度は、必ずしも人が目視にて似ていると認識する程度と必ずしも一致しない。
このため、上を向いた顔画像の登録顔画像が、下を向いた顔画像である入力顔画像にて更新される可能性がある。したがって、異なる撮影条件の入力顔画像によって登録顔画像が更新されると、実際の運用における撮影条件のばらつきに対応するために適確な登録顔画像を複数用意していたにもかかわらず、更新により偏った撮影条件の顔画像となってしまう可能性がある。
選択入力部103は、利用者によりテンキー151から入力された、利用者を特定する番号(ID番号)を取得し、制御部101に出力する。例えば、オフィスビルなどでは、社員番号を入力する。テンキーの代わりにタッチパネルや、ICカードリーダーを用いてもよい。
登録顔画像104aは、本人照合の基準となる顔画像であって、入力顔画像が許可された本人の顔画像であるかを照合するときに使用する。なお、登録顔画像104aは、利用者1人につき最低1枚あれば顔照合が可能であるが、顔の向き、眼鏡の有無、表情の変化、といった日常変動に対応するためには、あらかじめ変動を含む画像も記憶することが有効である。本実施の形態では、顔の向きの変動に対応するため、登録顔画像104aを1人あたり3枚用意し、各々、上向きの顔、正面向きの顔、下向きの顔を記憶する。なお、登録顔画像の数は利用者により異なってもよい。各登録顔画像104aは、後述する登録顔画像更新手段1071にて、候補顔画像104bを用いて更新される。
また、候補顔画像104bは登録顔画像104a毎に用意する。本実施の形態では、登録顔画像104aを1人あたり3枚用意しているので、候補顔画像104bは9枚用意されている。
具体的には、特徴量を抽出したい顔画像から目尻、目頭、口の端部、口の中心などの人の特徴を呈する特徴点をテンプレートマッチング法にて抽出する。テンプレートマッチング法は、目尻等の特徴点ごとに予め用意したテンプレート画像と入力画像をずらしマッチング処理する一般的な方法なので、詳細な説明は省略する。他の方法を用いても良い。
具体的には、選択入力部103から入力されたID番号に対応する複数の登録顔画像104aのそれぞれについて、類似度算出手段1061にて、入力顔画像との類似度(本人類似度)を算出するが、そのうち最大の類似度を示した登録顔画像104aを選択する処理である。
本実施例では、登録顔画像104aは上向きの顔、正面向きの顔、下向きの顔が記憶されているが、例えば、入力顔画像として正面向きの顔画像が取得された場合には、最も類似度が高いことになる正面向きの登録顔画像104aが選択される。
ここで、相互類似度の最も高い候補顔画像1を選択するのは、候補顔画像1が最も他人の顔画像である可能性が低く、本人の顔画像の可能性が高いからである。そして、候補顔画像1と入力顔画像の類似度(候補類似度1)を類似度算出手段1061にて算出する。
候補顔画像更新手段1072は、更新された候補顔画像104bを含めて相互の類似度を算出させて、3つの類似度を取得する。登録顔画像更新手段1071の場合と同様に、候補顔画像1と候補顔画像2との類似度を相互類似度A、候補顔画像2と候補顔画像3との類似度を類似度B、候補顔画像3と候補顔画像1との類似度を類似度Cと便宜的に呼ぶ。
S100では、利用者がテンキー151を操作して自分のID番号を選択操作すると、選択入力部103からID番号が入力される。制御部101では、入力されたID番号が記憶部104に記憶されているID番号と一致しているか否かを判定し、一致していればステップS102へ進む。他方、図示していないが、一致するID番号が記憶されていなければ、照合動作することなく終了する。
先ず、特徴抽出部105の顔画像切出手段1051にて、入力画像から顔領域を切り出し、入力顔画像を生成し記憶部104へ一旦記憶する。
次に、特徴抽出部105の特徴量算出手段1052にて、S104またはS110にて読み出された登録顔画像104aと入力顔画像のそれぞれの特徴量を算出する。
なお、本実施の形態では、記憶部104に登録顔画像を記憶し照合のたびに特徴量を算出しているが、登録顔画像104aを画像そのものではなく特徴量を記憶しているときは、入力顔画像についてのみ行う。
また、後述のS108とS110を経て、既に入力顔画像の特徴量の計算が済んでいる場合には、同じ処理を繰り返す必要はない。
次いで、照合部106の類似度算出手段1061にて、入力顔画像と登録顔画像104aの特徴量から類似度を算出する。この類似度を本人類似度とする。本人類似度は、記憶部104に一時的に記憶される。
全ての登録顔画像104aについて本人類似度算出処理が済んでいる場合には、S112に進む。
いずれの本人類似度も照合閾値以下ならば、照合失敗(利用者は許可者本人とは確認できない)とし、処理をS114に進める。
登録顔画像Mは、アクセス制御システム10の利用者毎に複数用意されている登録顔画像104aのなかで、最も入力顔画像の状態に近い登録顔画像である。
例えば、入力顔画像が正面向きで取得されたものであった場合、登録顔画像Mとして、登録顔画像2が選ばれる。
候補類似度1、候補類似度2、候補類似度3の大小関係を調べ、最大のものでも最小のものでもない中間の候補顔画像104bを選択する。例えば、候補類似度1>候補類似度2>候補類似度3であれば、候補類似度2が中間なので、候補顔画像2を選択する。ここで、候補類似度が中間の候補顔画像を選択するのは、複数の候補顔画像104bに1枚だけ他人の候補顔画像が紛れていた場合、今回の入力顔画像が同じ他人であれば、他人の候補顔画像との類似度が最も大きくなる。また、今回の入力顔画像が本人の顔画像であれば、他人の候補顔画像とは類似度が最も小さくなる。したがって、他人の候補顔画像の可能性が最も低くなるのが、中間の候補類似度を呈する候補顔画像だからである。
150・・・カメラ
151・・・テンキー
100・・・顔画像照合装置
101・・・制御部
102・・・入力部
103・・・選択入力部
104・・・記憶部
105・・・特徴抽出部
106・・・照合部
107・・・更新部
108・・・出力部
109・・・表示部
160・・・電気錠
Claims (5)
- 予め記憶している複数の登録顔画像と入力顔画像を照合して本人照合を行う顔画像照合装置であって、
照合者の顔を撮影した入力画像に基づいて入力顔画像を取得する入力顔画像取得部と、
同一人物について変動を含ませた複数の登録顔画像と、前記複数の登録顔画像ごとに更新に使用する3以上の候補顔画像を記憶している記憶部と、
前記入力顔画像取得部にて取得した入力顔画像と前記複数の登録顔画像の類似している度合である類似度を算出し、当該類似度が照合閾値を超えていると本人であると判定する照合部と、
前記照合部の照合結果を外部に出力する出力部と、
前記照合部にて算出した複数の登録顔画像ごとの入力顔画像に対する類似度を比較し、最も類似度が大きい登録顔画像を選択する登録顔画像選択手段と、
前記選択された登録顔画像に対応する候補顔画像を前記入力顔画像にて更新する候補顔画像更新手段と、
前記選択された登録顔画像に対応した前記3以上の候補顔画像における一の候補顔画像とその他の候補顔画像との類似度の平均である相互類似度を前記3以上の候補画像それぞれについて算出し、前記相互類似度が最大の候補顔画像にて前記選択された登録顔画像を更新する登録顔画像更新手段と、
を有することを特徴とした顔画像照合装置。
- 前記候補顔画像更新手段は、前記相互類似度が最も大きい候補顔画像と前記入力顔画像との類似度を算出し、当該類似度が更新閾値を越えている場合に限り、当該入力顔画像を用いて候補顔画像を更新する請求項1に記載の顔画像照合装置。
- 前記候補顔画像更新手段は、前記候補顔画像と入力顔画像とが類似している度合を示す候補類似度を算出し、前記候補類似度が最大でも最小でもない中間の候補類似度が更新閾値を越えている場合に、当該入力顔画像を用いて前記記憶部に記憶されている候補顔画像を更新する請求項1に記載の顔画像照合装置。
- 前記登録顔画像更新手段は前記登録顔画像と前記入力顔画像の類似度が、前記相互類似度が最大の候補顔画像と前記入力顔画像の類似度より小さいことが所定回数続くと、当該登録顔画像を更新する請求項1乃至3に記載の顔画像照合装置。
- 前記候補顔画像更新手段は、前記照合部が本人であると判定した場合に限り、候補顔画像を更新する請求項1乃至請求項4に記載の顔画像照合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208853A JP4850609B2 (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 顔画像照合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208853A JP4850609B2 (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 顔画像照合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008033810A JP2008033810A (ja) | 2008-02-14 |
JP4850609B2 true JP4850609B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=39123126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006208853A Expired - Fee Related JP4850609B2 (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 顔画像照合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4850609B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106485221A (zh) * | 2016-09-30 | 2017-03-08 | 江苏四五安全科技有限公司 | 一种根据相似集中度自动替换基准相片的方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009054052A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 顔認証装置 |
JP2012089071A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Fujitsu Ltd | 生体データの再登録方法、生体データの再登録装置、および、生体データの再登録プログラム |
KR101172213B1 (ko) * | 2010-12-08 | 2012-08-07 | 현대자동차주식회사 | 얼굴인증 시스템 및 그 방법 |
BR112013024024A2 (pt) * | 2011-03-29 | 2016-12-06 | Fujitsu Frontech Ltd | aparelho de autenticação biométrica, sistema de autenticação biométrica e método de autenticação biométrica |
JP6210793B2 (ja) * | 2013-08-13 | 2017-10-11 | Kddi株式会社 | 更新装置、方法及びプログラム |
JP6451861B2 (ja) * | 2015-09-09 | 2019-01-16 | 日本電気株式会社 | 顔認証装置、顔認証方法およびプログラム |
CN106951857A (zh) * | 2017-03-17 | 2017-07-14 | 山东浪潮商用系统有限公司 | 一种身份提醒方法、装置及系统 |
EP4049240A4 (en) | 2019-10-25 | 2022-11-16 | NEC Corporation | PROGRESSIVE CASCADE RECOGNITION OF A FACE |
JP7521256B2 (ja) | 2020-05-22 | 2024-07-24 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
JP6979660B1 (ja) * | 2020-09-30 | 2021-12-15 | 株式会社エクサウィザーズ | 情報処理方法、学習モデルの生成方法、情報処理装置及びコンピュータプログラム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002259980A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Omron Corp | 生体照合装置、生体照合システム、生体照合方法および登録データ更新方法 |
JP4314016B2 (ja) * | 2002-11-01 | 2009-08-12 | 株式会社東芝 | 人物認識装置および通行制御装置 |
JP3845385B2 (ja) * | 2003-04-15 | 2006-11-15 | 中部日本電気ソフトウェア株式会社 | 指紋照合システム及び指紋データベース更新方法 |
JP2006072540A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Toshiba Corp | 個人認証システム |
-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006208853A patent/JP4850609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106485221A (zh) * | 2016-09-30 | 2017-03-08 | 江苏四五安全科技有限公司 | 一种根据相似集中度自动替换基准相片的方法 |
CN106485221B (zh) * | 2016-09-30 | 2019-09-17 | 江苏四一五安全科技有限公司 | 一种根据相似集中度自动替换基准相片的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008033810A (ja) | 2008-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4850609B2 (ja) | 顔画像照合装置 | |
JP5012247B2 (ja) | 認証装置、入場管理装置、入退場管理装置、入場管理システム、入退場管理システム、認証処理方法およびプログラム | |
JP6607266B2 (ja) | 顔認証装置 | |
TWI278782B (en) | Personal recognition apparatus | |
JP6151582B2 (ja) | 顔認証システム | |
EP3067829A1 (en) | Person authentication method | |
JP5932317B2 (ja) | 顔認証データベース管理方法、顔認証データベース管理装置及び顔認証データベース管理プログラム | |
JP6593466B2 (ja) | 顔認証装置 | |
JP2009211488A (ja) | 認証装置 | |
JP6500610B2 (ja) | 認証装置、認証方法および認証プログラム | |
JP4705511B2 (ja) | 顔画像照合装置 | |
JP2004126813A (ja) | 個人認証装置、個人認証方法、入退出管理装置及び入退出管理方法 | |
US20130163833A1 (en) | Security device with security image update capability | |
JP2010009389A (ja) | 辞書情報登録装置、辞書情報登録方法、顔認証装置および入退場管理システム | |
JP6767683B2 (ja) | 顔認証装置 | |
JP4705512B2 (ja) | 顔画像照合装置 | |
JP2008165353A (ja) | 監視システム | |
JP5621534B2 (ja) | 出入管理システム及び個人識別データ読取装置 | |
JP2010182056A (ja) | パスワード入力装置及びパスワード照合システム | |
JP2007286872A (ja) | 通行管理システム、及び通行管理方法 | |
JP2001005836A (ja) | アイリス登録システム | |
JP4767751B2 (ja) | 顔画像照合装置 | |
JP2003099780A (ja) | アクセスコントロールシステム | |
JP6767685B2 (ja) | 顔認証装置 | |
JP2005115460A (ja) | 顔照合装置および通行制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110914 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4850609 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |