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JP4850278B2 - コンテンツ作成支援装置、コンテンツ作成支援方法、およびシナリオファイル生成方法 - Google Patents

コンテンツ作成支援装置、コンテンツ作成支援方法、およびシナリオファイル生成方法 Download PDF

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JP4850278B2 JP2009265134A JP2009265134A JP4850278B2 JP 4850278 B2 JP4850278 B2 JP 4850278B2 JP 2009265134 A JP2009265134 A JP 2009265134A JP 2009265134 A JP2009265134 A JP 2009265134A JP 4850278 B2 JP4850278 B2 JP 4850278B2
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Description

本発明は、画像表示を伴うコンテンツの作成を支援する情報処理技術に関する。
ゲームプログラムを実行するだけでなく、動画を再生できる家庭用エンタテインメントシステムが提案されている。この家庭用エンタテインメントシステムでは、GPUがポリゴンを用いた三次元画像を生成する(例えば特許文献1参照)。
ゲームなどの三次元画像に限らず、ユーザが表示中の画像を見ながら入力装置の方向指示キーなどで移動入力を行うと、それに応じて画面の表示領域が変化する技術は、様々なコンテンツで広く用いられている。このような技術では一般的に、入力装置の操作を行う手などの動きと表示領域の移動方向を揃えることにより、入力情報と出力結果の関係をユーザが直感的に把握し易くなっている。
米国特許第6563999号公報
上述と同様の技術で、あらかじめ設定した順序で表示領域を自動的に移動させる技術も、デモンストレーションや広告媒体など幅広い分野で導入されつつある。この場合、表示順序の設定と実際の表示が別個の処理となるため、実際の表示を確認すると設定者が意図した通りに表示されず、設定後の調整を余儀なくされたり、設定に専門的な知識を要したり、といった課題があった。表示したい画像が高精細になるほど、また複雑になるほど、そのようなコンテンツの作成には手間と時間を要する。そのため、効率的かつ容易にそのような画像表示を含むコンテンツを作成したい、という要求は常に存在する。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易な操作で画像表示を含むコンテンツを多様に表現することのできる技術を提供することにある。
本発明のある態様はコンテンツ作成支援装置に関する。このコンテンツ作成支援装置は、表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援する装置であって、コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶した記憶装置と、コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付ける指示入力受付部と、指示入力受付部が受け付けたキーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するキーフレーム補間部と、ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して出力するシナリオファイル出力部と、を備えることを特徴とする。
本発明の別の態様はコンテンツ作成支援方法に関する。このコンテンツ作成支援方法は、表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援する方法であって、コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出すステップと、コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付けるステップと、ユーザから受け付けたキーフレーム間で、リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するステップと、ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の態様はシナリオファイル生成方法に関する。このシナリオファイル生成方法は、表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツに付加する、表示領域の移動を設定したシナリオファイルを生成するシナリオファイル生成方法であって、コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後のリンク先の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、リンク領域が設定された複数の表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出すステップと、複数の表示対象の画像のうち、リンク元の画像に対して設定された、コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータおよび表示順を取得するステップと、キーフレーム間で、リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するステップと、リンク領域の内側のキーフレームのフレームパラメータを、リンク設定ファイルで設定された切り替え後の画像におけるフレームパラメータに変換するステップと、挿入したキーフレームを含めた全キーフレームの、各画像におけるフレームパラメータおよび表示順を記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納するステップと、を含むことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、容易な操作で様々な情報処理を実現することが可能となる。
図1は本実施の形態におけるコンテンツを実行するコンテンツ実行装置の構成を示す図である。 本実施の形態において画像データ間にリンクを設定したときの表示画像の様子を例示する図である。 本実施の形態で用いることのできる階層化画像のデータ構造を示す図である。 本実施の形態におけるリンク設定ファイルによって複数の階層画像データにリンクを設定した様子を模式的に示す図である。 本実施の形態におけるコンテンツ実行装置におけるコンテンツ処理ユニットの構成を詳細に示す図である。 本実施の形態におけるフレームパラメータの定義を説明するための図である。 本実施の形態におけるフレームパラメータの定義を説明するための図である。 本実施の形態におけるフレームパラメータの定義を説明するための図である。 本実施の形態におけるフレームパラメータの定義を説明するための図である。 本実施の形態におけるリンク設定ファイルのデータ構造例を示す図である。 本実施の形態において、リンクが設定された画像を対象に、シナリオファイルを作成する際のフレームパラメータについて説明するための図である。 本実施におけるコンテンツファイル作成支援装置の構成を示す図である。 本実施の形態においてキーフレーム補間部がキーフレームを補間する原理を説明するための図である。 本実施の形態のコンテンツ実行装置におけるフレームパラメータの補正の様子を概念的に示す図である。 本実施の形態におけるコンテンツ作成支援装置がシナリオファイルの作成を支援する処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態において表示画像処理部が表示装置に表示する、ユーザがキーフレームを設定するための画像例を示す図である。
本実施の形態において生成、処理するコンテンツは、複数の画像を表示対象とし、あらかじめ設定された動きで表示領域を変化させつつ表示する画像も切り替えていくアニメーション表示を含む。表示する画像は、ゲーム画像、メニュー表示画像、ホームページの画像、地図、写真、絵画、広告、新聞、雑誌など視覚的な情報であればよく、その表示目的や後段で実現する機能は限定されない。
初めに本実施の形態で生成するコンテンツの概要を説明する。図1は本実施の形態におけるコンテンツを実行するコンテンツ実行装置の構成を示している。コンテンツ実行装置10は、コンテンツファイル14を記憶した記憶装置16、コンテンツファイル14を記憶装置16から読み出し実行するコンテンツ処理ユニット12、および実行した結果として画像を表示する表示装置18を含む。コンテンツファイル14は画像データ20、リンク設定ファイル22、およびシナリオファイル24を含む。
コンテンツ処理ユニット12は、コンテンツファイル14を記憶装置16から読み出し、シナリオファイル24の設定通りに表示領域を移動させつつ、画像データ20を用いて表示画像を生成し、順次、表示装置18に表示する。コンテンツ処理ユニット12はこのとき、リンク設定ファイル22の設定に基づき、表示領域が設定された領域に入ったら、別の画像データの画像へ表示を切り替える。コンテンツファイル14によって実行されるコンテンツはこのように、表示領域の移動をきっかけとして表示する画像を切り替える態様を実現する。
コンテンツファイル14の画像データ20は、それぞれが独立した画像として表示可能な複数の画像のデータを含む。リンク設定ファイル22は、切り替え元の画像における切り替え時の表示領域と、切り替え先の画像のデータおよび切り替え先の領域を定義するファイルである。以後、そのような画像から画像への切り替えを実現する機構を「リンク」と呼ぶ。シナリオファイル24は、表示対象の画像のデータと、当該画像中、表示する領域の時間に対する変化を定義するファイルである。
図2は画像データ間にリンクを設定したときの表示画像の様子を例示している。同図では、画像156、画像158、画像160なる3つの画像を表示対象としている。そして画像156の領域162と画像158の領域163にリンクが設定されており、画像156の領域164と画像160の領域165にリンクが設定されているとする。このような領域を以後、「リンク領域」と呼ぶ。画像156を表示中、シナリオファイル24により表示領域が移動し、リンク領域162に重なると、画像156から画像158へ表示が切り替わり、画像158内のリンク領域163が表示される(矢印A)。
図2の例で画像158は例えば、画像156のうち主に5角形を中心とする領域についてさらに解像度を上げた画像である。これにより、画像156のリンク領域162をズームアップしていくと、画像158の画像データを用いたさらに高解像度の画像により、5角形の微細な構成まで表示される、というコンテンツを実現できる。また、画像158の5角形の領域に、画像156の5角形では表れない別の画像を埋め込んでおくことにより、最初は表示されなかった画像が現れる、といった態様も実現できる。
一方、リンク領域162とリンク領域163は、図に示すように矢印Aと逆方向のリンク(矢印B)も設定されている。この場合、矢印Aの遷移後、画像158のその他の領域などを表示させた後、表示画像を縮小させるなどして、表示領域が再びリンク領域163に重なったとき、画像158から画像156へ表示が切り替わり、画像156内のリンク領域162が表示画像となる(矢印B)。画像156のリンク領域164から画像160のリンク領域165への遷移(矢印C)も同様に、画像156を表示中、楕円形をズームアップしていくなどして表示領域がリンク領域164と重なったときに、表示に用いる画像データが切り替わり、画像160のリンク領域165が表示画像となる。
同図の画像156、画像158、画像160など、本実施の形態で処理対象とする画像の種類は上述のとおり特に限定されないが、ここで一例として階層化画像について説明する。階層化画像の表示技術は、高精細な写真などのディジタル画像から生成された複数の解像度のタイル画像を用いて、表示画像の拡大/縮小処理や、上下左右方向のスクロール処理を行う技術である。この技術では、原画像サイズを複数段階に縮小して異なる解像度の画像を生成し、各階層の画像を一又は複数のタイル画像に分割して、原画像を階層構造で表現する。通常、最も解像度の低い画像は1つのタイル画像で構成され、最も解像度の高い原画像は、最も多い数のタイル画像で構成される。そして表示画像の拡大処理または縮小処理時に、使用しているタイル画像を、異なる階層のタイル画像に切り替えることで、拡大表示または縮小表示を迅速に行うようにしている。
図3は、階層化画像の表示技術で用いる画像のデータ構造を示す。画像データは、深さ(Z軸)方向に、第0階層30、第1階層32、第2階層34および第3階層36からなる階層構造を有する。なお同図においては4階層のみ示しているが、階層数はこれに限定されない。以下、このような階層構造をもつ画像データを「階層画像データ」と呼ぶ。
図3に示す階層画像データは4分木の階層構造を有し、各階層は、1以上のタイル画像38で構成される。すべてのタイル画像38は同じ画素数をもつ同一サイズに形成され、たとえば256×256画素を有する。各階層の画像データは、一つの画像を異なる解像度で表現しており、最高解像度をもつ第3階層36の原画像を複数段階に縮小して、第2階層34、第1階層32、第0階層30の画像データが生成される。たとえば第N階層の解像度(Nは0以上の整数)は、左右(X軸)方向、上下(Y軸)方向ともに、第(N+1)階層の解像度の1/2であってよい。
階層画像データは、所定の圧縮形式で圧縮された状態で、コンテンツの処理に必要なその他のデータとともにコンテンツファイル14の形式で記録媒体や記憶装置に記憶される。そしてコンテンツ実行装置におけるコンテンツの起動とともに、あるいは処理の途中で、記録媒体や記憶装置から読み出されてデコードされる。画像データの圧縮形式は、たとえばS3TC形式、JPEG形式、JPEG2000形式など、コンテンツ実行装置10においてデコードが可能なものを採用する。階層画像データの圧縮処理は、タイル画像単位に行われていてもよく、また同一階層または複数の階層に含まれる複数のタイル画像単位に行われていてもよい。
階層画像データの階層構造は、図3に示すように、左右方向をX軸、上下方向をY軸、深さ方向をZ軸として設定され、仮想的な3次元空間を構築する。コンテンツ実行装置10は、あらかじめシナリオファイル24において設定された表示領域の動きを読み出し、それに基づき表示するフレームの、3次元空間における座標を導出する。これに基づき、表示に必要な画像の階層を切り替える。
図4はリンク設定ファイル22によって複数の階層画像データにリンクを設定した様子を模式的に示している。図中、2つの三角形は異なる階層画像データ150および152を示している。階層画像データ150、152はそれぞれ、実際には図3に示すように解像度の異なる複数の画像データが図のZ軸方向に離散的に存在する構成を有する。そしてリンク設定ファイル22によって、線154で表される領域で、階層画像データ150および階層画像データ152にリンクが設定されている。
このような設定により、階層画像データ150の画像を表示中、シナリオファイル24によって表示領域が矢印aのように移動した場合、表示画像は階層画像データ152を用いた画像に切り替わる、すなわち階層画像データ間を移動することになる。階層画像データ150と階層画像データ152の画像は同じ対象物を異なる解像度の範囲で表すデータでもよいし、全く異なる対象物を表すデータでもよい。
例えば階層画像データ150を世界地図のデータ、階層画像データ152を日本地図のデータとすると、初期画像の世界地図における日本の領域を拡大していくことにより、階層画像データ150から階層画像データ152への遷移が起こり、日本地図のさらに詳細な表示が行える。また、階層画像データ150をメニュー画面のデータ、階層画像データ152をメニュー画面に表示された各アイコンについて説明したマニュアルのデータとすると、ユーザがメニュー画面の所望のアイコンを拡大することにより、当該アイコンに対応する機能について説明したマニュアル画像に切り替わる、といったことが可能になる。
このように本実施の形態では、リンク設定ファイル22の設定により描画に用いる画像データを切り替えることを考える。例えば世界地図の画像から建物や道路が確認できるような高解像度の画像まで連続して拡大するコンテンツを作成する場合、解像度の範囲に応じて階層画像データを別に保持することにより、海洋領域など拡大の必要の少ない領域のデータを省くことができ、一つの巨大な階層画像データを構築するよりデータサイズを削減できる。また、全く異なる画像を連続的に表示することが容易であり、さまざまな画像表現への応用、コンテンツの作成が実現できる。
図5はコンテンツ実行装置10におけるコンテンツ処理ユニット12の構成を詳細に示している。コンテンツ処理ユニット12は、ユーザによるコンテンツを実行するための指示入力を取得する入力情報取得部102、表示に必要なデータを記憶装置16からロードするロード部108、ロードされたデータを格納するメモリ60、リンクによって別の画像データが必要か否かを判定するリンク判定部116、圧縮画像データをデコードするデコード部112、デコードされたデータを一時格納するバッファメモリ70、および表示画像を描画する表示画像処理部114を含む。コンテンツ処理ユニット12はさらに、設定されたシナリオ情報を解釈してリンク判定部116、ロード部108、デコード部112、表示画像処理部114を制御するシナリオ解釈部117を含む。
図5などにおいて、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
入力情報取得部102は、ユーザが入力した、コンテンツの開始/終了などの指示情報を取得する。ロード部108はコンテンツ開始時に、リンク設定ファイル22およびシナリオファイル24を記憶装置16からメモリ60にロードするほか、必要に応じて表示に必要な画像データをロードする。階層画像データを表示対象とする場合、ロードはタイル画像単位、またはあらかじめ所定サイズで区切った複数のタイル画像からなる画像ブロック単位でもよい。
シナリオ解釈部117は、メモリ60にロードされたシナリオファイル24を参照し、設定された表示領域の動きに従い次に表示すべきフレームの位置および大きさを表すフレームパラメータを逐次算出する。後に述べるようにシナリオファイル24には、表示に用いる画像データの識別情報と、その画像データ固有の座標系におけるフレームパラメータの時間変化を記述しておく。リンク設定ファイル22に基づき画像を切り替える場合は、用いる画像データ順に、識別情報とフレームパラメータの時間変化からなるデータセットを記述しておく。
シナリオ解釈部117が算出した次のフレームのフレームパラメータはリンク判定部116、ロード部108、デコード部112、表示画像処理部114に通知される。ここで通知される情報は、画像データの識別情報と次のフレームのフレームパラメータである。上述のようにフレームパラメータを画像データ固有の座標系で表すことにより、画像同士の位置関係を考慮することなく、デコードや描画処理において画像データを独立して扱うことができる。
リンク判定部116は、メモリ60にロードされたリンク設定ファイル22を参照し、次のフレームを含む所定の領域にリンク領域が含まれているか否かを確認する。次のフレームがリンク領域の近傍にある場合、そのまま表示領域がリンク領域へ入り、画像データを切り替える必要が生じる可能性が高い。そのため必要な画像データを前もってロードしておくことにより、画像の切り替えをシームレスに実施できるようにする。そこでリンク判定部116は、次のフレームがリンク領域の近傍にあり、かつメモリ60にロードされていない場合、リンク先の画像データのうち少なくともリンク領域を含む領域をロードするようにロード部108に通知する。
同様にデコード部112は、次のフレームを含む所定の領域でデコードされていない領域があるか否かをバッファメモリ70を参照して確認する。デコードされていない領域があれば、メモリ60から圧縮画像データの一部を読み出しデコードし、バッファメモリ70に格納する。次のフレームを含む広範囲の領域をあらかじめデコードしておくことにより、シナリオファイル24に設定された表示領域の移動に追随した画像表示を実現できる。階層画像を表示対象とする場合、バッファメモリ70に格納するデータをタイル画像の単位としてもよい。表示画像処理部114は、シナリオ解釈部117が算出したフレームパラメータに基づき、バッファメモリ70から対応する画像データを読み出し、次のフレームの画像を描画したうえ表示装置18に適切なタイミングで出力する。
以上述べたように本実施の形態では、表示対象とする複数の画像データごとに座標系を定義し、それぞれの座標系においてフレームパラメータを表現することにより、全ての画像データを独立かつ同様に処理して表示する態様を実現する。ここで本実施の形態で用いるフレームパラメータについて説明する。図6〜9はフレームパラメータの定義を説明するための図である。図6は基準となるフレームと画像の位置関係を示している。図6で画像156に対する基準フレーム264は、画像156の中心と同一の中心を有し、画像156に外接する、縦横比が所定の値の矩形とする。
ここで縦横比は所定の値でよく、例えば、表示するディスプレイあるいはディスプレイ上の表示領域の縦横比と同一とする。表示画像を拡大、縮小しても、フレームは常に当該比率を保持するとする。コンテンツ実行装置において表示対象となるフレームは、基準フレーム264の横の辺、縦の辺をそれぞれ1としたときの、横方向オフセット、縦方向オフセット、および、拡大率、回転角、の4つのパラメータからなるフレームパラメータで表現する。このように基準フレーム264によって画像156固有の座標系が定まる。基準フレーム264自身のフレームパラメータは、(横方向オフセット,縦方向オフセット,拡大率,回転角)=(0,0,1.0,0)である。
図7は基準フレームを画像平面上で移動させた場合のフレームの定義を説明するための図である。この場合、縦方向オフセットおよび横方向オフセットのパラメータに値が代入される。具体的にはフレームの中心272から画像156の中心、すなわち基準フレームの中心270への距離の横方向成分offset_x、縦方向成分offset_yがそれぞれ横方向オフセット、縦方向オフセットの値となる。したがってフレーム262は(offset_x, offset_y,1.0,0)と表現される。
図8は基準フレームを画像平面上で移動させずに拡大率を変化させた場合のフレームの定義を説明するための図である。この場合、基準フレームに対するフレーム266の面積比率が拡大率のパラメータに代入される。図8のフレーム266が図6の基準フレーム264の0.5倍であれば、フレーム266は(0,0,0.5,0)と表現される。
図9は基準フレームを画像平面上で移動させずに回転させた場合のフレームの定義を説明するための図である。この場合、フレーム280の基準フレームからの回転角282が回転角のパラメータに代入される。例えば回転角282が0.25pであれば、フレーム280は(0,0,1.0,0.25)と表現される。図7〜9で示した移動、拡大、回転を組み合わせることにより、フレームはいずれも、フレームパラメータの4つの変数で表現できる。
次に、フレームパラメータを用いたシナリオファイル24の設定手法について説明する。シナリオファイル24は表示対象の画像データの識別情報、キーフレームのフレームパラメータ、次のキーフレームへ到達するまでの時間間隔などを設定したファイルである。シナリオファイル24はコンテンツ実行装置10が解釈可能なXMLなどのマークアップ言語で記述してもよい。このときシナリオ解釈部117は、シナリオファイル24をメモリ60より読み出し、キーフレームを線形補間やスプライン補間などで補間するように、フレームレートに基づく各時刻のフレームのフレームパラメータを算出する。それに応じてデコード、描画が実行されフレームが逐次表示される。
次にXMLで記述されたシナリオファイル24の例を示す。なお以後の説明では理解を容易にするため画像を回転させないとして、フレームパラメータにおける回転角を省略する。
Figure 0004850278
上記記述において、(7)〜(11)行目は、画像データ名「INDEX」を表示対象とし、当該画像のうちフレームパラメータが(−0.2,−0.2,0.6)のフレームを初期画像として表示することが設定されている。次に(12)〜(24)において、表示領域を移動させていく設定がなされている。具体的には、4秒間かけて(15行目)、線形に(16行目)、始点の時刻を0、終点の時刻を1.0としたときに0、0.5、1.0の各時刻で(17行目)、フレームパラメータが(−0.2,−0.2,0.6)、(−0.1,−0.1,0.5)、(−0.1,−0.1,0.25)なるフレームが表示されるように(19〜21行目)、表示領域を移動させる、という設定である。このように、表示領域を移動させていくうえで、通過点としてシナリオファイル24にフレームパラメータが記述されるフレームがキーフレームである。
次にフレームパラメータを用いたリンク設定ファイルの設定手法について説明する。図10はリンク設定ファイル22のデータ構造例である。リンク設定ファイル22は、一行が一つのリンク、すなわちある画像データから別の画像データへの切り替えの記述に対応し、リンク元画像フレームフィールド302、有効スケール範囲フィールド304、リンク先ファイルフィールド306、およびリンク先画像フレームフィールド308、の4種類のフィールドによって構成される。リンク元画像フレームフィールド302は表示中の画像において、別の画像データへの切り替えを発生させる領域、すなわちリンク領域を上述のフレームパラメータで指定する。当該領域は、例えば図2における矢印Bのリンクにおけるリンク領域163に相当する。
有効スケール範囲フィールド304は、リンク元画像フレームフィールド302における拡大率を始点としてリンクが有効となる拡大率の幅を指定する。図10の1行目では、リンク元画像フレームフィールド302に示されたリンク領域の拡大率が「2.0」であり、有効スケール範囲フィールド304の値が「98.0」であるため、拡大率が2.0〜100.0までのフレームであればリンクを有効とし、画像データを切り替える、という設定となる。
例えば図2における矢印Bのリンクは、画像をズームアウト、すなわち画像158のリンク領域163より小さいフレームから、フレームを拡大していき、リンク領域163と重なったときに画像156へと切り替わる。したがってフレームの拡大率が、リンク領域163の拡大率である「2.0」以上となったときにリンクを有効とするために、有効スケール範囲フィールド304の値を正の値とする。これにより、画像158の表示において拡大率を十分上げた後にリンク領域163を含む範囲に表示領域を移動させたとしてもリンクを有効とすることができる。
一方、図2における矢印Aのリンクは、表示画像をズームイン、すなわち画像156のリンク領域162より大きいフレームから、フレームを縮小していき、リンク領域162と重なったときに画像158へと切り替わる。したがって、図10の2行目のように、有効スケール範囲フィールド304を「−1.0」など負の値とする。リンク先ファイルフィールド306は、リンク先の画像データ名を指定する。図2における矢印Bのリンクの例では、画像156のデータ名に相当する。リンク先画像フレームフィールド308は、画像データの切り替え後のフレーム、すなわちリンク先のリンク領域のフレームを、当該画像に対するフレームパラメータで指定する。
リンク設定ファイル22はリンク元の画像データごとに作成してもよい。すなわち図2における矢印AおよびCのリンクの情報は画像156のデータのリンク設定ファイル、矢印Bのリンク情報は画像158のデータのリンク設定ファイルに、それぞれ記述し、対応する画像データと関連づけて保存してもよい。このようにすることで、双方向にリンクが設定されていてもその動きは独立とすることができる。例えば図2において矢印Aの遷移におけるリンク領域162、163と、矢印Bの遷移におけるリンク領域163、162は領域を異ならせることもできる。
以上述べたように、表示対象をリンクが設定された複数の画像として、表示領域を自動で移動させるコンテンツを作成する場合を考える。それぞれの画像は独立して処理が可能となるように、画像データ固有の座標系を有する。したがって表示領域の移動をシナリオファイル24に設定する場合、切り替え前後の画像に対し、個別の座標系でキーフレームを指定する必要がある。一方で各画像は、表示上は連続した領域に配置されているため、用いる画像データの切り替えに関わらず、表示領域の移動を連続的かつ滑らかに行う必要がある。
図11はリンクが設定された画像を対象に、シナリオファイルを作成する際のフレームパラメータについて説明するための図である。同図において上段の画像156および下段の画像158は図2の画像156および画像158にそれぞれ対応し、画像156には画像158のリンク領域163へ表示を切り替えるリンク領域162(点線)が設定されている。
ここで図11の矢印で示すように、リンク領域162に向けてズームアップしていき、リンク領域162内部の領域を表示して止まるような表示領域の移動を行いたい場合を考える。すなわち、第1キーフレーム314a→第2キーフレーム314b→第3キーフレーム314c→第4キーフレーム314dのように表示領域を移動させたいとする。このとき、第1キーフレーム314aと第2キーフレーム314bは、画像156のデータを用いて表示するため、画像156の座標系、すなわち画像156の基準フレーム310に対する相対的な値でフレームパラメータを指定する。
一方、リンクを動作させるためには、第3キーフレーム314cと第4キーフレーム314dは、リンクによる切り替わり後の画像158のデータを用いて表示しなければならないため、画像158の座標系における対応するフレーム、すなわちフレーム316a、316bのフレームパラメータを指定する必要がある。そのためコンテンツ作成者は、切り替えのきっかけとなるフレームを考え、その前後で座標系を異ならせる必要がある。
また、画像切り替え前後で座標系が切り替わることにより、フレームパラメータ1単位に対する画像の長さが変化する。それに加え、切り替えのきっかけとなるフレームを適切な位置に設定しないと、切り替え前の表示領域の移動方向と切り替え後の表示領域の移動方向が異なってしまうことがあり得る。図11の例では、第1キーフレーム314aから第4キーフレーム314dまで直線的に表示領域を移動させたい場合であっても、第3キーフレーム314c(=フレーム316b)を設定することによって、表示領域の移動ベクトルの向きが、切り替え前後で変化する場合がある。
このような場合、コンテンツの鑑賞者からは、画像の切り替え前後で表示領域の移動が不自然に曲がるように見えてしまう。自然な動きで画像を切り替えつつ表示領域を移動させるには、リンク領域の位置および画像ごとの座標系の違いを考慮し、試行錯誤でキーフレームを設定していかなければならない。そこで本実施の形態では、画像固有の座標系を用いて表示処理の効率性を維持しつつ、画像の切り替えの有無に関わらず連続性のある表示領域の移動を実現するコンテンツの作成を容易にする。
図12は本実施におけるコンテンツファイル作成支援装置の構成を示している。コンテンツ作成支援装置350は、シナリオ作成ユニット352、記憶装置366、および表示装置368を含む。記憶装置366には、図1のコンテンツファイル14に含まれる画像データ20およびリンク設定ファイル22を格納する。以下に述べるようにコンテンツ作成支援装置350は主にシナリオファイルの作成を支援するが、リンク設定ファイル22の作成も同様のインターフェースにより支援できる。以後、画像データ20に対してリンクが設定済みであるとして説明する。
シナリオ作成ユニット352は、ユーザからのシナリオ設定に係る入力を受け付ける指示入力受付部354、ユーザが設定する際のGUI(Graphic User Interface)を実現する表示画像処理部356、画像を切り替えるときのキーフレームを補間するキーフレーム補間部358、切り替え後のフレームパラメータを変換する座標変換部360、表示時のフレームの補正手法に基づきシナリオファイルに設定するキーフレームを補正する補正部362、および最終的なシナリオファイルを出力するシナリオファイル出力部364を含む。
指示入力受付部354は、表示装置368に表示された入力画面を見ながらユーザが入力した、シナリオ設定に係る情報を受け付ける。例えば表示画像処理部356は、表示対象の画像とフレームを表す矩形を表示装置368に表示する。ユーザは指示入力受付部354を用いて、表示された矩形を移動させたり大きさを変化させながらキーフレームとして設定したい位置および大きさで、指示入力受付部354に対し所定の入力を行うことによりキーフレームを設定する。
ここで設定されるキーフレームは、リンク領域の外側、内側に関わらず、リンク元の画像における座標系で取得する。指示入力受付部354は、表示対象の画像データの指定、フレームを表す矩形の移動、決定入力を実行できる入力装置であればよく、例えばキーボード、マウス、コントローラ、ボタン、タッチペンなどの入力装置のいずれか、または組み合わせで構成する。
表示画像処理部356は、記憶装置366から画像データ20を読み出し、表示装置368に処理対象の画像を表示する。ここで表示する画像はリンク元の画像のみでよい。リンクが設定してあってもあえて画像を切り替えないことにより、リンク領域を跨ぐ表示領域移動を直感的かつ容易に設定できる。あるいは設定対象であるリンク先の画像に表示を切り替えたうえ、その周囲を構成するリンク元の画像の一部の領域などを半透明で残して表示するようにしても、リンク前後の画像の相対位置を把握できる。表示画像処理部356はさらに、ユーザがキーフレームを設定するための、フレームを表す矩形を重ねて表示する。そしてユーザが指示入力受付部354に対し行った移動指示の入力を反映するように表示する矩形を移動させる。
キーフレーム補間部358は、ユーザが設定したキーフレームとリンク設定ファイル22に基づき、リンク元の画像からリンク先の画像へ表示が切り替わるきっかけとなるフレームをキーフレームとして、ユーザが設定したキーフレームの間に挿入する。前述のように、このようなキーフレームを適切に設定することにより、画像の切り替え前後で表示領域の移動ベクトルが急に変化したりすることがなくなり、自然な表示領域移動および画像切り替えが可能になる。また、このキーフレーム以後のキーフレームは、座標変換部360による座標変換の対象とすることができる。具体的な処理手法は後に述べる。
座標変換部360は、ユーザが設定したキーフレームのうち、キーフレーム補間部358が挿入したキーフレーム以後のキーフレームのフレームパラメータを、切り替え後の画像の座標系で表現するように変換する。ここでリンク元の画像におけるリンク領域のフレームパラメータが(X1,Y1,S1)、リンク先のリンク領域のフレームパラメータが(X2,Y2,S2)であるとすると、リンク元の画像の座標系におけるフレームパラメータ(Xa,Ya,Sa)に対応する、リンク先の画像の座標系におけるフレームパラメータ(Xb,Yb,Sb)は次のように求められる。
Figure 0004850278
式1によって、リンク領域の内部か否かに関わらずリンク元の画像の座標系でキーフレームを設定しても、切り替え後の画像に対するフレームパラメータを適切に設定することができる。これによりユーザは、キーフレームの設定時に、リンク先の画像へ表示を切り替えずとも、リンク元の画像において直接リンク先の画像のキーフレームを設定することができ、リンク領域を意識せずに連続性のある表示領域の移動を設定できる。
補正部362は、ユーザの設定、補間、座標変換の結果得られた一連のキーフレームが、コンテンツ実行装置において最終的に表示されるように、必要に応じてキーフレームを補正する。コンテンツ実行装置によっては、シナリオファイル24によって表示領域を移動させるのみならず、ユーザが入力した表示領域移動要求信号に対しインタラクティブに表示領域を移動させる機能を有する場合がある。
このようなコンテンツ実行装置において、データのデコードが間に合わなくなったり表示画像が急に変化して見づらくなったりするのを避けるため、表示領域移動要求信号から直接得られるフレームの時間変化を緩和させる補正処理が定常的になされている場合がある。このような処理を行うコンテンツ実行装置用にコンテンツを作成する場合は、コンテンツ実行装置においてなされるフレームの補正処理の逆の処理をキーフレームに施すことにより、キーフレームを補正する。具体的な補正手法の例は後に述べる。
シナリオファイル出力部364は、最終的に決定したキーフレームのフレームパラメータと、画像データの識別情報、キーフレーム表示の時間間隔など必要な情報を記述したシナリオファイルを作成し、記憶装置366に格納する。時間間隔や、キーフレーム間の補間形状などは、ユーザが指示入力受付部354に対して指定してもよいし、あらかじめ設定した規則に従いシナリオファイル出力部364が設定してもよい。記憶装置366に格納する際は、処理対象の画像データ20、リンク設定ファイル22とまとめて一つのファイルとすることにより、図1で示したコンテンツファイル14を作成してもよい。
図13はキーフレーム補間部358がキーフレームを補間する原理を説明するための図である。図11と同様、画像156にはリンク領域162(点線)が設定されている。ここでユーザが、同図矢印で表されるように、実線で示す第1キーフレーム320aから第2キーフレーム320bへ直線的に移動する設定をしたとする。なお第2キーフレーム320bはリンク領域162の内側にあるが、前述のとおりユーザはそれを意識せずにキーフレームの設定を行う。
このようなユーザによるキーフレームの設定に対し、キーフレーム補間部358は、第1キーフレーム320aから第2キーフレーム320bへ表示領域を移動させる時間を補間するように、フレーム320c、フレーム320d、フレーム320e、・・・(一点鎖線)と、所定の時間刻みでフレームを変化させていく。このときのフレームは全て、第1キーフレーム320aから第2キーフレーム320bへの移動ベクトル上にある、すなわち、第1キーフレーム320aから第2キーフレーム320bへの位置および大きさの変化を補間する位置および大きさを有するものとする。
そしてそれらのフレームのうち、リンク領域162に完全に包含される最初のフレーム320eを検出し、当該フレームを、画像が切り替わるきっかけとなるキーフレームとして追加する。ユーザが設定したキーフレームのうち、リンク領域外の最後のキーフレームである第1キーフレーム320aのフレームパラメータを(xo,yo,so)、その表示時刻をto、リンク領域内の最初のキーフレームである第2キーフレーム320bのフレームパラメータを(xi,yi,si)、その表示時刻をtiとすると、時間の刻み幅をdt、nを自然数として、候補となるフレームのフレームパラメータ(xm,ym,sm)および表示時刻tmは次のようになる。
Figure 0004850278
ここでn=1,2,・・・と変化させていくことにより、ユーザが設定した第1キーフレーム320aから第2キーフレーム320bへ近づくように、候補となるフレーム320c、フレーム320d、フレーム320eが順に得られる。各フレームについてリンク領域162に対する内外判定を行うことにより、最初にリンク領域162に包含されるフレーム320eのフレームパラメータとその表示時刻を特定し、キーフレームとして追加する。
ここで時間の刻み幅dtを、コンテンツ実行装置におけるフレーム表示間隔より短くすることにより、切り替え後の画像におけるフレームパラメータを正確に算出し、切り替え前からの連続性を保って表示領域を移動させることができる。このようにすることで、先に述べたような、表示領域の移動ベクトルが切り替え前後で変化してしまう現象の発生を抑えることができる。
次に補正部362が行う補正手法の具体例を説明する。ここでなされる補正は上述のとおり、コンテンツ実行装置においてなされるフレームの時間変化を緩和させる補正演算の逆演算であるため、その処理手順はコンテンツ実行装置に依存する。コンテンツ実行装置における補正として、直前のフレームの動きを反映させて次に表示するフレームを決定することが考えられる。例えば、各時刻における表示領域移動要求信号から直接得られるフレームパラメータを時間に対するガウス関数に置き換えたうえ、コンボリューションフィルタを用いて前の時刻のフレームパラメータからの畳み込み演算を行う。あるいは前の所定数の時刻のフレーム座標とともに重み付け加算を行う。
図14はコンテンツ実行装置におけるフレームパラメータの補正の様子を概念的に表している。同図において白丸Pn−2,Pn−1,Pn,Pn+1,・・・は、フレームを更新する時刻n−2,n−1,n,n+1,・・・において入力値となるフレームパラメータ、黒丸P’,P’n+1,・・・は時刻n,n+1,・・・において実際に表示するフレームのフレームパラメータである。
ここでこの装置は、直前の2フレーム分と補正対象のフレームとの3時刻における補正前のフレームパラメータに対し、順に1/4、1/2、1/4の重み付け加算を行い補正後のフレームパラメータとする場合、時刻nにおける補正後の視点座標P’nは以下のように表される。
Figure 0004850278
このような手法で補正を行う装置にて実行されるコンテンツのシナリオファイルを作成する場合、図14における黒丸が、目標とするフレーム、すなわちキーフレームとなる。そして白丸は、キーフレームを得るために入力すべきフレーム、すなわちシナリオファイルに表すべきフレームとなる。式3から、時刻nにおいてキーフレームP’nを表示するためにシナリオファイルに設定するフレームのフレームパラメータは次のように求められる。
Figure 0004850278
上記計算を各時刻に対して繰り返すことにより、各キーフレームに対応し、表示時の補正を考慮したフレームのフレームパラメータを求めることができる。上述したようにコンテンツ実行装置におけるフレームの補正手法によって、シナリオファイル作成時のキーフレームの補正手法も異なるが、入力すべきフレームパラメータを未知数として解くことにより同様に補正することができる。コンテンツ実行装置におけるフレームの補正手法に係る情報は、シナリオファイル作成開始時にユーザが入力してもよいし、記憶装置366に格納しておいてもよい。コンテンツ実行装置の機種などに基づき補正手法を切り替えてもよい。
次にこれまで述べた構成による、コンテンツ作成支援装置の動作を説明する。図15はコンテンツ作成支援装置がシナリオファイルの作成を支援する処理手順を示すフローチャートである。まずユーザが、指示入力受付部354に対し、処理対象の画像データの指定とともにシナリオ作成を開始する指示入力を行うと(S30)、表示画像処理部356は記憶装置366から指定された画像のデータを読み出し、表示装置368に表示する(S32)。そして指示入力受付部354は、ユーザが表示画面を見ながらキーフレームを設定する入力を受け付ける(S34)。このときは上述のように、リンク領域に関わらず、最初に表示した画像上で設定する。
ユーザによる全てのキーフレームの設定が終わったら、キーフレーム補間部358は、リンクによって画像が切り替わるきっかけとなるキーフレームのフレームパラメータを導出し、ユーザが設定したキーフレームの間に挿入する(S36)。具体的にはまず、リンク設定ファイル22を記憶装置366から読み出し、リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出する。そして当該リンク領域に入る前の最後のキーフレームと、リンク領域内側にあるその次のキーフレームを所定の時間刻みで補間したフレームのうち、最初にリンク領域内側に入るフレームをキーフレームとして追加する。
次に座標変換部360は、追加で挿入したキーフレーム以後のキーフレームを、リンク先の画像の座標系におけるフレームパラメータで表現するようにパラメータ変換を行う(S38)。次に補正部362は、コンテンツ実行装置におけるフレームの補正演算に基づき、その逆演算を行うことで、設定されたキーフレームを補正する(S40)。そしてシナリオファイル出力部364は、補正されたキーフレームや画像データの識別情報などを記述したシナリオファイルを生成し、記憶装置366に格納する(S42)。これにより図1で示した、画像データ20、リンク設定ファイル22、およびシナリオファイル24からなるコンテンツファイル14が形成される。
図16は、表示画像処理部356が表示装置368に表示する、ユーザがキーフレームを設定するための画像例を示している。キーフレーム設定受付画像330は、表示対象の画像としてユーザが指定した画像156を表示する画像表示領域332を含む。画像表示領域332では画像156の上に、フレームを表す矩形334を表示する。そしてユーザは、矩形の大きさおよび位置を変化させ、キーフレームとして設定したい形状となった時点で決定入力を行うことにより、キーフレームが一つ設定される。これをキーフレームの数だけ繰り返すことにより、画像156の座標系でキーフレームのフレームパラメータが設定される。
なお図16のキーフレーム設定受付画像330では、素材画像呼び出し領域336がさらに含まれている。これはコンテンツ作成支援装置350においてリンク設定ファイル22をも作成する場合に設ける領域である。このときユーザは、新たにリンクを設定したい画像を素材画像呼び出し領域336に表示させる。そして指示入力受付部354によって、当該画像のうちリンク領域としたい領域を囲むなどして選択し、画像156上の所望の領域に移動させることにより、互いの画像にリンク領域が設定され、リンク設定ファイル22を生成できる。
以上述べた本実施の形態によれば、表示対象の画像における表示領域を移動させつつ、特定の領域が表示されたらリンクが設定されている別の画像へ表示を切り替えるコンテンツの作成を支援する。具体的には、リンクが設定されている領域に関わらず、元の画像においてキーフレームを設定できるようにする。そしてリンクによる画像切り替え後のキーフレームは、切り替え後の画像固有の座標系におけるフレームパラメータに変換する。これにより、各画像に固有の座標系を持たせ、それぞれの表示を独立かつ同様に処理できるようにしても、表示領域の連続的な移動を容易に設定できる。このようにすると、リンクが設定されている画像が階層構造を有したり動画であったりしても、それぞれの座標系で効率的に個々の画像を表示できる。
さらに、同じ画像上で切り替え前後の表示領域の移動を設定できるようにしたことで、表示領域を直線的に移動させるなど切り替え前後で連続性を持つ表示領域の移動を容易に設定できる。この際、ユーザが設定したキーフレームの間に、当該キーフレームの移動ベクトル上にあり画像を切り替えるきっかけとなるキーフレームを挿入することで、座標変換の境界が明確になる。また、移動ベクトルが画像の切り替え前後で変化しないようにキーフレームの合わせこみを行う必要がなくなり、ユーザへの負担が軽減される。さらに、コンテンツ実行装置におけるフレームの補正を考慮し、その逆の補正をキーフレームに対し実施することにより、ユーザが当初設定したキーフレームが確実に表示されるようなシナリオファイルを生成できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば本実施の形態では、ユーザが設定したキーフレームを元に、コンテンツ作成支援装置において、リンクやフレームの補正を考慮したシナリオファイルを生成した。一方、ユーザが設定したキーフレームをそのままシナリオファイルとしておき、コンテンツ実行装置においてコンテンツを実行した際に、リンクやフレームの補正を考慮してキーフレームを修正するようにしてもよい。この場合、図12のコンテンツ作成支援装置350におけるキーフレーム補間部358、座標変換部360、および補正部362を、コンテンツ実行装置に設ければよく、処理手順は実施の形態で述べたのと同様である。
10 コンテンツ実行装置、 12 コンテンツ処理ユニット、 14 コンテンツファイル、 16 記憶装置、 18 表示装置、 20 画像データ、 22 リンク設定ファイル、 24 シナリオファイル、 102 入力情報取得部、 112 デコード部、 114 表示画像処理部、 116 リンク判定部、 117 シナリオ解釈部、 330 キーフレーム設定受付画像、 350 コンテンツ作成支援装置、 352 シナリオ作成ユニット、 354 指示入力受付部、 356 表示画像処理部、 358 キーフレーム補間部、 360 座標変換部、 362 補正部、 364 シナリオファイル出力部、 366 記憶装置、 368 表示装置。

Claims (9)

  1. 表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援装置であって、
    前記コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶した記憶装置と、
    コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付ける指示入力受付部と、
    前記指示入力受付部が受け付けたキーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するキーフレーム補間部と、
    ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して出力するシナリオファイル出力部と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ作成支援装置。
  2. 前記キーフレーム補間部は、検出した前記連続したキーフレームの大きさおよび位置の変化を補間する大きさおよび位置を有するキーフレームを追加で挿入することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ作成支援装置。
  3. 表示対象の画像のうち切り替え後の画像は切り替え前の画像の前記リンク領域を高解像度で表した画像であり、前記指示入力受付部は、切り替え後の画像におけるキーフレームも切り替え前の画像上でユーザに設定させることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ作成支援装置。
  4. 前記キーフレーム補間部が挿入したキーフレーム以後のキーフレームのフレームパラメータを、切り替え後の画像固有の座標系におけるフレームパラメータに変換する座標変換部をさらに備え、
    前記シナリオファイル出力部は、切り替え後の画像におけるキーフレームについて、前記座標変換部が変換したフレームパラメータを前記シナリオファイルに記述することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコンテンツ作成支援装置。
  5. 前記コンテンツを実行する装置においてなされる、フレームパラメータの入力値を実際に表示するフレームのフレームパラメータに補正する演算手法を取得し、前記演算手法により補正したとき前記キーフレームが得られるように、当該キーフレームに逆の演算を施し補正する補正部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のコンテンツ作成支援装置。
  6. 表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援するコンテンツ作成支援方法であって、
    前記コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出すステップと、
    コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付けるステップと、
    ユーザから受け付けたキーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するステップと、
    ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするコンテンツ作成支援方法。
  7. 表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツに付加する、表示領域の移動を設定したシナリオファイルを生成するシナリオファイル生成方法であって、
    前記コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、前記リンク領域が設定された複数の表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出すステップと、
    前記複数の表示対象の画像のうち、切り替え前の画像に対して設定された、コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータおよび表示順を取得するステップと、
    前記キーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入するステップと、
    リンク領域の内側のキーフレームのフレームパラメータを、前記リンク設定ファイルで設定された切り替え後の画像におけるフレームパラメータに変換するステップと、
    挿入したキーフレームを含めた全キーフレームの、各画像におけるフレームパラメータおよび表示順を記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納するステップと、
    を含むことを特徴とするシナリオファイル生成方法。
  8. 表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援する機能をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出す機能と、
    コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付ける機能と、
    ユーザから受け付けたキーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入する機能と、
    ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 表示領域の移動を設定したシナリオファイルに基づき表示領域を移動させて画像を表示するコンテンツの作成を支援する機能をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムを記録した記録媒体であって、
    前記コンテンツを実行する装置においてコンテンツを実行中、表示領域が特定のリンク領域に到達したとき表示中の画像から別の画像へ表示を切り替えるために、当該リンク領域、および切り替え後の画像における表示領域を設定したリンク設定ファイルと、表示対象の画像のデータと、を記憶装置から読み出す機能と、
    コンテンツ実行時の表示領域の通過点である複数のキーフレームのフレームパラメータの設定をユーザから受け付ける機能と、
    ユーザから受け付けたキーフレーム間で、前記リンク領域の外側から内側への移動を伴う連続したキーフレームを検出し、当該キーフレーム間に、画像を切り替える境界となるキーフレームを追加で挿入する機能と、
    ユーザが設定したキーフレームと挿入したキーフレームにそれぞれ対応するフレームパラメータを記述したシナリオファイルを生成して記憶装置に格納する機能と、
    をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
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