JP4844066B2 - 液滴吐出ヘッド検査装置及び液滴吐出ヘッド検査方法 - Google Patents
液滴吐出ヘッド検査装置及び液滴吐出ヘッド検査方法 Download PDFInfo
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Description
D=[Ln(Va−Vc)―Ln(Vb−Vc)]/(PWb−PWa)
ただし、Lnは自然対数である。
D=[Ln(Qa−Qc)―Ln(Qb−Qc)]/(PWb−PWa)
また、上記の駆動波形は、矩形状の波形とすることができる。これにより、駆動波形を発生させる回路の回路コストを小さく抑えることができる。
ここで、ステップ104におけるパルス幅をPWa、インク滴の速度をVa、ステップ106におけるパルス幅をPWb、インク滴の速度をVb、ステップ108におけるパルス幅をPWc、インク滴の速度をVcとし、Lnは自然対数である。また、この減衰曲線の減衰定数Dは、インクジェット記録ヘッド12における圧力変化を表す波形の減衰定数と等しいため、算出された減衰定数Dがインクジェット記録ヘッド12の減衰定数となる。
ここで、図12(A)におけるパルス幅をPWa、インク滴の体積をQa、図12(B)におけるパルス幅をPWb、インク滴の体積をQb、図13(C)におけるパルス幅をPWc、インク滴の体積をQcとし、Lnは自然対数である。
12 インクジェット記録ヘッド
14 駆動波形発生回路
16 滴速測定部
18 コンピュータ
20 ROM
22 CPU
24 RAM
26 HDD
56 圧力室
58 ノズル
60 ピエゾアクチュエータ
216 滴体積測定部
Claims (13)
- 液体が充填される圧力室、及び印加された電圧に応じて前記圧力室内の圧力を変化させる電気機械変換器を備え、かつ、前記圧力変化に応じて液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを検査する液滴吐出ヘッド検査装置であって、
パルス幅が異なるパルスからなる複数の駆動波形の電圧の各々を前記電気機械変換器に印加する印加手段と、
前記印加手段の電圧印加によって前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の速度を計測する滴速計測手段と、
前記滴速計測手段によって計測された液滴の速度及び前記複数の駆動波形のパルス幅に応じて定まる前記駆動波形のパルス幅の変化に対する前記液滴の速度の変化を表す減衰曲線の減衰定数を、時間変化に対する前記圧力変化の減衰定数として算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された減衰定数が大きいほど、前記電気機械変換器に印加される電圧の駆動波形における残響調整部の電圧変化量が大きくなるように、当該駆動波形を調整する減衰定数駆動波形調整手段と、
を含む液滴吐出ヘッド検査装置。 - 前記算出手段は、パルス幅PWaの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の速度をVa、パルス幅PWbの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の速度をVb、パルス幅PWcの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の速度をVcとすると、以下の式を満たすように、前記減衰曲線の減衰定数Dを算出する請求項1記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
PWa<PWb<PWc
D=[Ln(Va−Vc)―Ln(Vb−Vc)]/(PWb−PWa)
ただし、Lnは自然対数である。 - 液体が充填される圧力室、及び印加された電圧に応じて前記圧力室内の圧力を変化させる電気機械変換器を備え、かつ、前記圧力変化に応じて液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを検査する液滴吐出ヘッド検査装置であって、
パルス幅が異なるパルスからなる複数の駆動波形の電圧の各々を前記電気機械変換器に印加する印加手段と、
前記印加手段の電圧印加によって前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の体積を計測する滴体積計測手段と、
前記滴体積計測手段によって計測された液滴の体積及び前記複数の駆動波形のパルス幅に応じて定まる前記駆動波形のパルス幅の変化に対する前記液滴の体積の変化を表す減衰曲線の減衰定数を、時間変化に対する前記圧力変化の減衰定数として算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された減衰定数が大きいほど、前記電気機械変換器に印加される電圧の駆動波形における残響調整部の電圧変化量が大きくなるように、当該駆動波形を調整する減衰定数駆動波形調整手段と、
を含む液滴吐出ヘッド検査装置。 - 前記算出手段は、パルス幅PWaの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の体積をQa、パルス幅PWbの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の体積をQb、パルス幅PWcの駆動波形の電圧印加によって吐出された液滴の体積をQcとすると、以下の式を満たすように、前記減衰曲線の減衰定数Dを算出する請求項3記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
PWa<PWb<PWc
D=[Ln(Qa−Qc)―Ln(Qb−Qc)]/(PWb−PWa)
ただし、Lnは自然対数である。 - 前記駆動波形は、矩形状の波形である請求項1〜請求項4の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記駆動波形は、前記パルスの立ち上げ時間及び立ち下げ時間が前記圧力変化の固有周期の1/2以下となっている請求項1〜請求項5の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記複数の駆動波形は、パルス幅が前記圧力変化の固有周期の略1/2である駆動波形と、パルス幅が前記固有周期の略3/2である駆動波形と、パルス幅が前記固有周期の4倍以上である駆動波形とを含む請求項1〜請求項6の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記複数の駆動波形は、パルス幅が前記圧力変化の固有周期の略1/2である駆動波形と、パルス幅が前記固有周期の略3/2である駆動波形と、パルス幅が前記固有周期以上であり、かつ、パルスの立ち下げ時間が固有周期の1/2以上である駆動波形とを含む請求項1〜請求項5の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記圧力変化の固有周期を測定する固有周期測定手段を更に含む請求項1〜請求項8の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記固有周期測定手段によって測定された固有周期に基づいて、前記電気機械変換器に印加される電圧の駆動波形を調整する固有周期駆動波形調整手段を更に含む請求項9記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 前記電気機械変換器は、ピエゾアクチュエータである請求項1〜請求項10の何れか1項記載の液滴吐出ヘッド検査装置。
- 液体が充填される圧力室、及び印加された電圧に応じて前記圧力室内の圧力を変化させる電気機械変換器を備え、かつ、前記圧力変化に応じて液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを検査する液滴吐出ヘッド検査方法であって、
パルス幅が異なるパルスからなる複数の駆動波形の電圧の各々を前記電気機械変換器に印加し、
前記電圧印加によって前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の速度を計測し、
前記計測された液滴の速度及び前記複数の駆動波形のパルス幅に応じて定まる前記駆動波形のパルス幅の変化に対する前記液滴の速度の変化を表す減衰曲線の減衰定数を、時間変化に対する前記圧力変化の減衰定数として算出し、
前記算出された減衰定数が大きいほど、前記電気機械変換器に印加される電圧の駆動波形における残響調整部の電圧変化量が大きくなるように、当該駆動波形を調整することを特徴とする液滴吐出ヘッド検査方法。 - 液体が充填される圧力室、及び印加された電圧に応じて前記圧力室内の圧力を変化させる電気機械変換器を備え、かつ、前記圧力変化に応じて液滴を吐出する液滴吐出ヘッドを検査する液滴吐出ヘッド検査方法であって、
パルス幅が異なるパルスからなる複数の駆動波形の電圧の各々を前記電気機械変換器に印加し、
前記電圧印加によって前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴の体積を計測し、
前記計測された液滴の体積及び前記複数の駆動波形のパルス幅に応じて定まる前記駆動波形のパルス幅の変化に対する前記液滴の体積の変化を表す減衰曲線の減衰定数を、時間変化に対する前記圧力変化の減衰定数として算出し、
前記算出された減衰定数が大きいほど、前記電気機械変換器に印加される電圧の駆動波形における残響調整部の電圧変化量が大きくなるように、当該駆動波形を調整することを特徴とする液滴吐出ヘッド検査方法。
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