JP4841517B2 - 無声通話機能付携帯通信端末、及び無声通話機能付携帯通信端末の制御方法 - Google Patents
無声通話機能付携帯通信端末、及び無声通話機能付携帯通信端末の制御方法 Download PDFInfo
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<概要>
図1は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末による着信や発呼の一例を表す概念図である。この図1(1)にあるように、「マナーモード」に設定されている本実施例の携帯通信端末にて着信があった。ここで、携帯通信端末が「マナーモード」に設定されている場合、携帯通信端末のユーザーは例えば図書館内や電車内など、音声による通話が相応しくない場所に居ると想定される。そこで、図1(2)に示すように、本実施例の携帯通信端末は着信や発呼が実行された際に、自身がマナーモードに設定されているか否かの判定処理を実行する。そして、マナーモードに設定されていれば、上記のようにユーザーは音声による通話が相応しくない場所に現在居ると想定されるので、「文字モード(文字入力によって無音声で行う通話モード)」を自動で起動する。
図2は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。なお、「無声通話機能」とは、詳細は後述する「文字モード」によって提供される、ユーザーが音声を発することなく通話相手と音声による通話を行うことができる機能をいう。また、「携帯通信端末」とは、例えばその無声通話機能を有する携帯電話やPHS(パーソナル・ハンディフォン・システム)、スマートフォンなどが挙げられる。また、それ以外にも無声を含めた通話機能を外部ユニットの追加実装や内部実装などで備えることができるPDA(パーソナル・デジタル・アシスタンツ)、モバイルPC(パーソナルコンピュータ)なども挙げられる。
なお、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末は、図4に示すようなGUIを表示するため、以下のような構成をさらに有していても良い。すなわち、制御部が、マナーモード部の状態に対応させて実行すべき制御ルールを選択させるための選択画面を表示する選択画面表示手段と、選択画面表示手段を用いて選択された制御ルールを対応するマナーモード部の状態に応じて実行する選択制御ルール実行手段と、を有する無声通話機能付携帯通信端末である。
また、その選択画面表示手段が、マナーモード部の状態と、その状態において選択すべきモードとして音声モードと文字モードの選択肢とを表示する要構成されていても良い。
図5は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、無声音声機能付携帯通信端末における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して音声又は文字モードの自動切換処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図6は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。また、以下の例では制御ルールとして「A:音声モード起動」又は「B:文字モード起動」の2つのみの設定を前提とした処理を記載している。しかし、制御ルールはもちろんそれに限定されず、例えば所定の条件でいずれかのモードが起動される、などのルールであって構わない。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、端末がマナーモード状態に設定されている否かに応じて、「文字モード」と「音声モード」のうち適当な通話モードを自動で起動することができる。したがって、ユーザーは通話モードの切換操作を、発呼や着信のたびに逐一実行する必要が無く、ユーザーの操作上の手間を省くことができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例を基本として、その制御ルールがデフォルトで「文字モード起動」になっている点を特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。したがって、本実施例の携帯通信端末では、例えばユーザーが制御ルールを設定する手間や、周囲音声や照度を測定、判断する処理負荷をさらに省いて、端末がマナーモードに設定されており、音声による通話が相応しくない場所に現在居ると想定される場合に「文字モード」を自動で起動することができる。また、本実施例では実施例1と異なり、前述のようにレベル1からレベル3マナーモードなど複数のマナーモードがある場合でも、その制御ルールは一律で「文字モード起動」になっている点も特徴とする。
図7は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(0700)は、上記実施例を基本として「音声通話処理部」(0701)と、「文字通話処理部」(0702)と、「マナーモード部」(0703)と、「制御ルール保持部」(0704)と、「制御部」(0705)と、有する。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、その制御ルール保持部が、「第一制御ルール保持手段」(0706)を有する点である。
図8は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS0801)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、例えばユーザーが制御ルールを設定する手間や、周囲音声や照度を測定、判断する処理負荷をさらに省いて、端末がマナーモードに設定されており、音声による通話が相応しくない場所に現在居ると想定される場合に「文字モード」を自動で起動することができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例1を基本として、その制御ルールが適宜変更可能であることを特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。つまり、実施例2の携帯通信端末との相違点は、実施例2ではマナーモードの際に第一制御ルールによってデフォルトで文字モードとなるのに対し、本実施例では、例えば図4に示すようなGUIを介したユーザー操作などに応じて、マナーモードの際の通話モードが変更可能である点である。
図9は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(0900)は、上記実施例1を基本として「音声通話処理部」(0901)と、「文字通話処理部」(0902)と、「マナーモード部」(0903)と、「制御ルール保持部」(0904)と、「制御部」(0905)と、有する。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、さらに「制御ルール変更部」(0906)を有する点である。
図10は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御ルールA、又は制御ルールBの設定受付を行い、受付けた制御ルールの設定情報をフラッシュメモリなどの「制御ルール保持部」に格納する(ステップS1001)。その後、設定されている制御ルールの変更命令を、例えばGUIを介したユーザー操作などによって受付けると、「制御ルール変更部」はフラッシュメモリなどに格納されている制御ルールを変更する(ステップS1002)。そして着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS1003)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、変更された制御ルールに関わらず通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、制御ルールを適宜変更することができる。したがって端末がマナーモードに設定されている際には、例えばユーザーの任意や、その他周囲の状況/条件などに応じた通話モードを自動起動させることができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例3を基本として、端末がマナーモードの際に自動起動させる通話モードを「前回通話時のモード」とすることを特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。図11は、本実施例の携帯通信端末における時間軸に沿った通話モードの遷移例について説明するための概念図である。この図にあるように、待機中に制御ルールが「モードA(音声)」から「モードB(文字)」に変更され、それに従い、前回のマナーモード状態での通話時には、文字モードでの通話が実行された。すると、次のマナーモード状態での通話時には、その前回と同じ「文字モード」が自動起動し、通話が行われる、という具合である。
図12は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(1200)は、上記実施例3を基本として「音声通話処理部」(1201)と、「文字通話処理部」(1202)と、「マナーモード部」(1203)と、「制御ルール保持部」(1204)と、「制御部」(1205)と、「制御ルール変更部」(0906)と、を有する。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、上記制御ルール保持部がさらに「第二制御ルール保持手段」(1207)を有する点である。
図13は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、無声音声機能付携帯通信端末における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して前回通話モードの自動起動処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図14は、本実施例の無声通話機能付形携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS1401)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末では第二制御ルールを利用して、制御ルールの変更操作等を行うまで前回の制御ルールをデフォルトで使用することになる。したがって本実施例の携帯通信端末でも、例えばユーザーが制御ルールを設定する手間などを省くことができる。
<概要>
本実施例の無声通話機能付携帯通信端末は、上記実施例を基本として、通話相手に応じて適用する制御ルールを選択する機能をさらに備えることを特徴とする。すなわち、例えば大切な取引先相手や知り合ったばかりの人に対しては文字モードでの合成音声による通話は失礼であるため、たとえ電車内などであっても音声モードでの通話が好ましい、といったケースがある。あるいは逆に気のおけない友人に対しては平時から合成音声の通話でも構わない、といったケースも考えられる。そこで本実施例では、例えばこのようなケースに合わせて通話相手ごとに適用する制御ルールを変更する、という具合である。
図15は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(1500)は、上記実施例1を基本として「音声通話処理部」(1501)と、「文字通話処理部」(1502)と、「マナーモード部」(1503)と、「制御ルール保持部」(1504)と、「制御部」(1505)と、有する。また、上記実施例2や3,4を基本として、図示しない「第一制御ルール保持手段」、「制御ルール変更部」、「第二制御ルール保持手段」などを備えていても良い。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、「通話相手識別情報取得部」(1506)をさらに有する点と、制御ルール保持部が「通話相手識別情報別制御ルール保持手段」(1507)をさらに有する点である。
図17は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、無声音声機能付携帯通信端末における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して前回通話相手に応じた通話モードの自動起動処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図18は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、電話番号などの通話相手識別情報に関連付けて制御ルールの設定受付を行い、通話相手識別情報と関連付けて受付けた制御ルールの設定情報をフラッシュメモリなどの「通話相手識別情報別制御ルール保持手段」に格納する(ステップS1801)。その後、「通話相手識別情報取得部」にて、例えば着信ならば着信電波から、発呼ならば入力電話番号から、通話相手識別情報を取得する(ステップS1802)。そして、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS1803)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、通話相手に応じて制御ルールを選択適用することができる。したがって、例えば大切な取引先相手や知り合ったばかりの人に対しては、たとえ電車内などであっても礼を失することの無いよう音声モードでの通話を行うことができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例のいずれかを基本として、通話状態で通話モードの切替を可能とすることを特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。具体的には、例えば電車内でマナーモードに設定していたため、ユーザーは制御ルールに従って自動起動された文字モードにて通話中である。そしてその通話中に電車から降りた場合に、例えば所定のボタンを押すことで通話モードを文字モードから音声モードに切換えることができる、という具合である。
図19は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(1900)は、上記実施例1を基本として「音声通話処理部」(1901)と、「文字通話処理部」(1902)と、「マナーモード部」(1903)と、「制御ルール保持部」(1904)と、「制御部」(1905)と、を有する。また、その他の上記実施例を基本として、図示しない「第一制御ルール保持手段」、「制御ルール変更部」、「第二制御ルール保持手段」、「通話相手識別情報取得部」、「通話相手識別情報別制御ルール保持手段」などを備えていても良い。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、さらに「制御命令受付部」(1906)を有する点である。
図20は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御ルールA、又は制御ルールBの設定受付を行い、受付けた制御ルールの設定情報をフラッシュメモリなどの「制御ルール保持部」に格納する(ステップS2001)。その後、着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS2002)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、例えば通話中に電車から降りたなどの場合に、通話中でもその通話モードを文字モードから音声モード(またその逆)に切換えることができる。
<概要>
本実施例は、上記いずれかの実施例を基本として、例えば現在の通話モードが音声モードなのか文字モードなのか、をユーザーに対して通知する機能をさらに備えることを特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。図21は、このモード通知機能の一例を表す概念図である。この図にあるように、本実施例では、例えばディスプレイ上に「文」を象ったアイコンαを表示することで、ユーザーは現在「文字モード」にて通話相手と通話中であることを把握することができる、という具合である。
図22は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(2200)は、上記実施例1を基本として「音声通話処理部」(2201)と、「文字通話処理部」(2202)と、「マナーモード部」(2203)と、「制御ルール保持部」(2204)と、「制御部」(2205)と、を有する。また、その他の上記実施例を基本として、図示しない「第一制御ルール保持手段」、「制御ルール変更部」、「第二制御ルール保持手段」、「通話相手識別情報取得部」、「通話相手識別情報別制御ルール保持手段」、「制御命令受付部」などを備えていても良い。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、さらに「第一利用制御ルール識別情報出力部」(2206)を有する点である。
図23は、上記機能的な各構成要件をハードウェアとして実現した際の、無声通話機能付携帯通信端末における構成の一例を表す概略図である。この図を利用して現在の通話モードなどのユーザーへの通知処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。
図24は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御ルールA、又は制御ルールBの設定受付を行い、受付けた制御ルールの設定情報をフラッシュメモリなどの「制御ルール保持部」に格納する(ステップS2401)。その後、着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS2402)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、例えば現在の通話モードが音声モードなのか文字モードなのか、など現在利用している制御ルールの識別情報をユーザーに対して通知することができる。したがって、ユーザーは、現在の通話モードが何かを正確に把握することができる。
<概要>
本実施例は、上記実施例のいずれかを基本として、今度は通話相手に対して、例えば現在の通話モードが音声モードなのか文字モードなのか、を通知する機能をさらに備えることを特徴とする無声通話機能付携帯通信端末である。したがって通話相手は、現在相手の利用している通話モードが「音声モード」なのか「文字モード」なのかを知ることができる。
図25は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施例の「無声通話機能付携帯通信端末」(2500)は、上記実施例1を基本として「音声通話処理部」(2501)と、「文字通話処理部」(2502)と、「マナーモード部」(2503)と、「制御ルール保持部」(2504)と、「制御部」(2505)と、を有する。また、その他の上記実施例を基本として、図示しない「第一制御ルール保持手段」、「制御ルール変更部」、「第二制御ルール保持手段」、「通話相手識別情報取得部」、「通話相手識別情報別制御ルール保持手段」、「制御命令受付部」、「第一利用制御ルール識別情報出力部」などを備えていても良い。なお、これら構成要件は上記実施例にて既に記載済みであるのでその説明は省略する。そして本実施例の特徴点は、さらに「第二利用制御ルール識別情報出力部」(2506)を有する点である。
図26は、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示すステップは、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、制御ルールA、又は制御ルールBの設定受付を行い、受付けた制御ルールの設定情報をフラッシュメモリなどの「制御ルール保持部」に格納する(ステップS2601)。その後、着信や発呼などがあると、例えば「マナーモード部」の制御に応じてマナーモードフラグが立っているかなどを判定し、端末がマナーモードであるか否かの判断を行う(ステップS2602)。その判断の結果、端末がマナーモードで無いとの判断結果が出力されれば、通常の発信、着信処理が実行される。
以上のように、本実施例の無声通話機能付携帯通信端末によって、通話相手に対して、例えば現在の通話モードが音声モードなのか文字モードなのか、を通知することができる。また、一般的に不自然なイントネーションとなりがちな合成音声による通話であっても、通話相手は予め「文字モード」であることを予め通知され把握することができるので、不自然なイントネーションなどによる不快感を解消する効果も期待できる。
0201 音声通話処理部
0202 文字通話処理部
0203 マナーモード部
0204 制御ルール保持部
0205 制御部
Claims (11)
- 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末であって、
音声モードを実行するための音声通話処理部と、
文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモード部と、
前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、
通話相手識別情報を取得する通話相手識別情報取得部と、
マナーモード部の状態に応じ前記制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記通話相手識別情報に基づいて前記制御ルールを選択する無声通話機能付携帯通信端末。 - 前記状態は、前記無声通話機能付携帯通信端末の周囲の端末から受信したマナーモード設定の状態である請求項1に記載の無声通話機能付携帯通信端末。
- 前記制御ルールは、前記無声通話機能付携帯通信端末の周囲の音声レベル又は照度レベルと前記通話モードとを対応付けるルールである請求項1又は2に記載の無声通話機能付携帯通信端末。
- 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末であって、
音声モードを実行するための音声通話処理部と、
文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモード部と、
前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、
マナーモード部の状態に応じ前記制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御部と、
を有し、
前記制御ルールは、前記無声通話機能付携帯通信端末が計測する周囲の音声レベル又は照度レベルと前記通話モードとを対応付けるルールである無声通話機能付携帯通信端末。 - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末であって、
音声モードを実行するための音声通話処理部と、
文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモード部と、
前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、
マナーモードの状態に応じ制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御部と、
を有し、
前記状態は、前記無声通話機能付携帯通信端末の周囲の端末から受信したマナーモード設定の状態である無声通話機能付携帯通信端末。 - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末であって、
音声モードを実行するための音声通話処理部と、
文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモード部と、
前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、
マナーモード部の状態に応じ制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御部と、
を有し、
前記制御部が制御に利用している制御ルールを判断し、判断された利用制御ルール識別情報を通話相手に送信する無声通話機能付携帯通信端末。
<> - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記音声モードを実行するための音声通話処理部と、前記文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、を有し、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末の動作方法であって、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモードステップと、
通話相手識別情報を取得する通話相手識別情報取得ステップと、
前記マナーモードステップでの状態に応じ制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ステップと、
を計算機に実行させ、
前記制御ステップは、前記通話相手識別情報に基づいて前記制御ルールを選択する無声通話機能付携帯通信端末の動作方法。 - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記音声モードを実行するための音声通話処理部と、前記文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、を有し、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末の動作方法であって、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモードステップと、
前記マナーモードステップでの状態に応じ制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ステップと、
を計算機に実行させ、
前記制御ルールは、前記無声通話機能付携帯通信端末が計測する周囲の音声レベル又は照度レベルと前記通話モードとを対応付けるルールである無声通話機能付携帯通信端末の動作方法。 - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記音声モードを実行するための音声通話処理部と、前記文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、を有し、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末の動作方法であって、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモードステップと、
マナーモードの状態に応じ制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ステップと、
を計算機に実行させ、
前記マナーモード部の状態は、自身の周囲の端末から受信したマナーモード設定の状態である無声通話機能付携帯通信端末の動作方法。 - 通話モードとして音声モードと文字モードとを備え、前記音声モードを実行するための音声通話処理部と、前記文字モードを実行するため文字入力に応じた音声を出力する文字通話処理部と、前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ルールを保持する制御ルール保持部と、を有し、前記2つの通話モードのいずれかで通話が可能である無声通話機能付携帯通信端末の動作方法であって、
着信報知をマナーモードとするためのマナーモードステップと、
自身の周囲の携帯通信端末におけるマナーモード部の状態を示す周囲状態情報を取得する周囲状態情報取得部と、
前記マナーモードステップでの状態と、前記取得した周囲状態情報とに基づき制御ルールに従って前記音声通話処理部及び前記文字通話処理部を制御するための制御ステップと、
を計算機に実行させ、
前記制御ステップにて制御に利用している制御ルールを判断し、判断された利用制御ルール識別情報を通話相手に送信する無声通話機能付携帯通信端末の動作方法。 - 計算機を、請求項1から6のいずれか一に記載の無声通話機能付携帯通信端末の各部として動作させるためのプログラム。
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