JP4737894B2 - Wall-mounted air conditioner - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は壁掛け型空気調和装置に係り、特に空気吹出し口からの風向制御技術および風向表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、空気調和機本体の空気吹出し口に複数枚の左右フラップを備え、これら左右フラップを同期させて自動またはスイングモードで風向制御可能にした壁掛け型空気調和装置が知られている。
【0003】
この種のものでは、従来、壁掛け型の空気調和機本体が被調和室の略中央部に据え付けられた場合を想定して、複数枚の左右フラップを同期させて、空気吹出し口の中心からほぼ左右均等に振り分けられた所定スイング幅内をスイングさせて風向制御するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、現実的には空気調和機本体が被調和室の略中央部に据え付けられるとはかぎらない。被調和室の形状等の制約を受けて、空気調和機本体が被調和室の右側に片寄って据え付けられることもあれば、左側に片寄って据え付けられることもある。空気調和機本体がいずれかに片寄って据え付けられた場合、空気吹出し口の中心からほぼ左右均等に振り分けられた所定スイング幅内をスイングさせて風向制御したのでは、風の一部が無駄な方向に送られることになり、暖気或いは冷気を、被調和室内にむらなく、すみずみまで到達させることができず、被調和室を均等に空調できないという問題がある。
【0005】
また、従来、空気吹出し口からの吹出し気流の方向を表示する手段として、例えば、空気吹出し口の略中央、右側および左側の三方向から吹き出される気流を表示する表示器等が提案されている。
【0006】
しかし、簡単な構成で、吹出し方向の表示数を増加させることができれば、製品のコスト増を伴わず、吹出し気流の制御方向を細かくユーザに報知できるため、その実現が望まれている。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、暖気或いは冷気を、被調和室内にむらなく、すみずみまで到達させることができ、吹出し気流の制御方向を細かくユーザに報知することができる、壁掛け型空気調和装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、空気調和機本体の空気吹出し口に複数枚の左右フラップを備え、これら左右フラップを同期させて自動またはスイングモードで風向制御可能にした壁掛け型空気調和装置において、上記空気調和機本体の被調和室への据え付け位置信号を出力する据え付け位置スイッチと、上記据え付け位置信号に応じて、自動またはスイングモードにおける複数枚の左右フラップのスイング幅を変化させる制御手段とを備え、この制御手段は、上記空気調和機本体が被調和室の略中央部に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、空気吹出し口の中心から左右均等に複数のポジションに亘って振り分けられた第一スイング幅内をスイングさせ、上記空気調和機本体が被調和室の右側に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、上記第一スイング幅内の右側の第二スイング幅を除外した残りの第三スイング幅内を前記ポジションと同数のポジションに区分し直してスイングさせ、上記空気調和機本体が被調和室の左側に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、上記第一スイング幅内の左側の第四スイング幅を除外した残りの第五スイング幅内を前記ポジションと同数のポジションに区分し直してスイングさせることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、上記第二スイング幅が第一スイング幅の略1/4の幅であることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、上記第四スイング幅が第一スイング幅の略1/4の幅であることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項記載のものにおいて、冷房運転時の左右フラップのスイング幅を暖房運転時のそれよりも狭く制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0017】
図1は、壁掛け型空気調和装置の縦断面図である。1は空気調和機本体を示しており、この本体1は壁3に据え付けられている。この本体1内には室内側熱交換器5と、クロスフローファン7とが設置されている。
【0018】
この本体1の上部1Aには、上部吸い込み口9がグリル状に一体的に形成され、この上部1Aの前縁部1Bには、吸い込みグリル11が上端11Aを、図示を省略した支点を中心にヒンジ連結した状態で、下端11Bが空気調和機本体1前面から開放自在に取り付けられている。
【0019】
この吸い込みグリル11の内側には、フィルタ素材を有した吸い込みフィルタ13が、昇降自在に取り付けられている。
【0020】
空気調和機本体1の下部には、スクロール部17と舌部19とで囲まれた空気吹出し口21が形成され、この空気吹出し口21内には、風向変更板23が配置されている。この風向変更板23は、空気吹出し口21の下側長手方向に延材する幅狭の下側水平板24と、空気吹出し口21の上側長手方向に延材する上側水平板25と、空気吹出し口21の短手方向に延材する複数枚の左右フラップ26とを備えて構成されている。空気吹出し口21内の最も狭まった上流位置には、イオン発生装置27が取り付けられている。
【0021】
図2に示すように、下側水平板24は一枚の幅狭の細長いフラップ24で構成され、上側水平板25は下側水平板24よりも幅広の、長手方向に分割された二枚のフラップ25A、25Bで構成されている。
【0022】
それぞれのフラップ24、25A、25Bは、それぞれ独立した直流ステッピングモータに接続され、例えば、図3に示すように、それぞれが独立して位相をずらした状態で上下にスイング制御可能に構成されている。
【0023】
複数枚の左右フラップ26は、図4に示すように、一枚の細長いプレート34上に回動自在に取り付けられ、各左右フラップ26は、各バー32によって相互に連結されている。そして、相互に連結された各左右フラップ26の内、図中で右端の左右フラップ26Aが、図示を省略した直流ステッピングモータの駆動軸に連結され、このモータが正逆回転されることにより、各左右フラップ26が同期して姿勢制御される仕組みになっている。
【0024】
ところで、空気調和機本体1は、図5に示すように、被調和室41内の略中央に据え付けられたり(空気調和機本体1X)、被調和室41内の右側に据え付けられたり(空気調和機本体1Y)、被調和室41内の左側に据え付けられたりして(空気調和機本体1Z)、被調和室41内のどこに据え付けられるかは、据え付け時の条件によって変化する。
【0025】
本実施形態では、空気調和機本体1が被調和室41の略中央、右側、左側等のどこに据え付けられた場合でも、空気吹出し口21から吹き出される気流Yが、被調和室41内にむらなく、すみずみまで到達するように、各左右フラップ26が同期して姿勢制御される。
【0026】
図6は、制御フローを示す。
【0027】
まず、冷房運転か暖房運転かが判定される(S1)。冷房運転時は、図7に示すように、左右フラップのスイング幅W0が、暖房運転時のスイング幅W1よりも狭く補正制御される(S2)。ただし、冷房運転時のスイング幅W0は、空気調和装置の機種によって変動する。
【0028】
スイング幅W0、W1がいずれであっても、図8Aに示すように、左右フラップのスイング幅が4等分されて、空気吹出し口21の中心から左右均等に振り分けられた第一スイング幅W1(暖房運転時)内に、5つの吹出しポジションC▲1▼〜C▲5▼が設定される(S3)。
【0029】
5つの吹出しポジションC▲1▼〜C▲5▼は、気流の方向を示しており、例えば、ポジションC▲1▼では、すべての左右フラップ26が同期して、C▲1▼で示す方向と略平行に姿勢制御される。
【0030】
つぎに、自動モード、またはスイングモードの設定が行われているか否かが判定される(S4)。スイングモードは、すべての左右フラップ26が同期して、停止することなく、水平方向に常にスイングするモードであり、自動モードは、水平方向にスイングするモードではあるが、空気調和機側の条件によっては停止の動作をも含むモードである。
【0031】
S4で、自動またはスイングモードが設定されている場合、空気調和機本体1の据え付け位置が判定される(S5)。
【0032】
この据え付け位置は、図5に示すように、被調和室41の略中央か、右側か、左側かに区別して判定される。
【0033】
例えば、空気調和機本体1に据え付け位置に応じて切り換えられるディップスイッチ等の据え付けスイッチ(図示せず)が設置され、据え付け工事業者等によって、空気調和機本体1の据え付け位置に応じて、据え付けスイッチが切り換えられると、ここから据え付け位置信号が出力され、この信号により被調和室41の略中央か、右側か、左側かが判定される。
【0034】
空気調和機本体1の据え付け位置が、被調和室41の略中央の場合、図8Aに示す各ポジションの補正は行われず(S6)、最初に決めた5つの吹出しポジションC▲1▼〜C▲5▼がそのまま用いられ、このポジションに従う制御が実行される(S7)。なお、S4で、自動またはスイングモードでない場合、マニュアルであり、この場合にも、図8Aに示す各ポジションの補正は行われず(S6)、最初に決めた5つの吹出しポジションC▲1▼〜C▲5▼がそのまま用いられ、このポジションに従う制御が実行される(S7)。
【0035】
これによれば、空気吹出し口21の中心から左右均等に振り分けられた図8Aに示す第一スイング幅W1(暖房運転時)内で、すべての左右フラップ26がスイングされるため、空調空気を被調和室41内にむらなく、すみずみまで到達させることができる。
【0036】
据え付け位置が、被調和室41の右側の場合、図8Bに示すように、各ポジションの補正が行われる(S8)。
【0037】
すなわち、第一スイング幅W1内の右側の第二スイング幅W2をマスクし、そこを除外した、残りの第三スイング幅W3が4等分されて、この第三スイング幅W3内に、新しい5つの吹出しポジションR▲1▼〜R▲5▼が設定され、このポジションに従う制御が実行される(S9)。上記第二スイング幅W2は、第一スイング幅W1の略1/4の幅である。
【0038】
これによれば、第三スイング幅W3内で、すべての左右フラップ26がスイングされるため、空調空気はマスクされた第二スイング幅W2には供給されず、すべて被調和室41の左方向に供給されるため、空調空気を被調和室41内にむらなく、すみずみまで到達させることができる。マスクされた第二スイング幅W2は、あまり大きすぎても小さすぎても、空調空気の送風にむらが生じる。ここでは、第二スイング幅W2を第一スイング幅W1の略1/4の幅に設定したため、むらのない送風が可能になる。
【0039】
据え付け位置が、被調和室41の左側の場合、図8Cに示すように、各ポジションの補正が行われる(S10)。
【0040】
すなわち、第一スイング幅W1内の左側の第四スイング幅W4をマスクし、そこを除外した、残りの第五スイング幅W5が4等分されて、この第五スイング幅W5内に、新しい5つの吹出しポジションL▲1▼〜L▲5▼が設定され、このポジションに従う制御が実行される(S11)。上記第四スイング幅W4は、第一スイング幅W1の略1/4の幅である。
【0041】
これによれば、第五スイング幅W5内で、すべての左右フラップ26がスイングされるため、空調空気はマスクされた第四スイング幅W4には供給されず、すべて被調和室41の右方向に供給されるため、空調空気を被調和室41内にむらなく、すみずみまで到達させることができる。マスクされた第四スイング幅W4は、あまり大きすぎても小さすぎても、空調空気の送風にむらが生じる。ここでは、第四スイング幅W4を第一スイング幅W1の略1/4の幅に設定したため、むらのない送風が可能になる。
【0042】
図9は、別の実施形態を示す。
【0043】
図9は、空気吹出し口21からの気流の流れ方向を表示する表示装置31を示し、この表示装置31は、吸い込みグリル11の前面の長手方向略中央部(図1参照)に取り付けられている。この表示装置31は、複数のLED列31A〜31Cからなる風向を表示する表示部(風向モニター)と、イオンの発生を表示する表示部(イオンモニター)31Dとを備えて構成されている。
【0044】
このLED31Dは、フィルターサインを兼ねており、フィルターの汚れが検知されると、その汚れの事実を表示し、それ以後、フィルターの汚れが除去されるまで、イオン発生は表示されない。
【0045】
本実施形態では、各LED列31A〜31Cが、スイング幅W1内の空気吹出し口21からの気流の流れ方向を指し示す。
【0046】
図10に示すように、空気吹出し口21の略中央部(領域C)に気流が形成された場合、中央縦列のLED列(第一手段)31Bが点灯され、空気吹出し口21の右側(領域E)に気流が形成された場合、右側縦列のLED列(第二手段)31Cが点灯され、空気吹出し口21の左側(領域A)に気流が形成された場合、左側縦列のLED列(第三手段)31Aが点灯される。
【0047】
そして、本実施形態では、これに加え、空気吹出し口21の略中央部と右側との間(領域D)に気流が形成された場合、中央縦列のLED列(第一手段)31Bと、右側縦列のLED列(第二手段)31Cとが複合的に点灯表示され、空気吹出し口21の略中央部と左側との間(領域B)に気流が形成された場合、中央縦列のLED列(第一手段)31Bと、左側縦列のLED列(第三手段)31Aとが複合的に点灯表示される。
【0048】
これによれば、各LED列31A〜31Cの点灯状態を見ただけで、いずれの方向に気流が形成されているかを確認できる。
【0049】
また、簡単な構成によって、吹出し方向の表示数を三方向から五方向(A〜E)に増加させることができるため、製品のコスト増を伴わず、吹出し気流の制御方向を細かくユーザに報知することができる。
【0050】
さらに、空気吹出し口21からの風速が変化した場合、各LED列31A〜31Cの表示形態を変化させることによって、それをユーザに報知することができる。例えば、気流の流れ方向を示す表示形態として、各LED列31A〜31Cの点灯を、上のLEDから下のLEDに向けて時間をずらして連続的に点灯、消灯させる形態が採用された場合、風速が増すに連れて時間のずれ量を少なくする、等の形態変化が採用される。
【0051】
これによれば、各LED列31A〜31Cの表示形態を見ただけで、どの程度の風量かを簡単に確認することができる。
【0052】
以上、一実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上記実施形態では5つの吹出しポジションを例にとって説明したが、ポジションの数はいくつでもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明では、空気調和機本体の据え付け状態に影響されることなく、空気吹出し口から吹き出される暖気或いは冷気を、被調和室内にむらなく、すみずみまで到達させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による壁掛け型空気調和装置の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】壁掛け型空気調和装置を示す斜視図である。
【図3】フラップの制御姿勢を示す斜視図である。
【図4】フラップを分解した状態を示す斜視図である。
【図5】空気調和機本体の据え付け例を示す図である。
【図6】本制御を示すフローチャートである。
【図7】冷房、暖房によるスイング幅を示す図である。
【図8】A〜Cは吹出しポジションを説明する図である。
【図9】表示装置を示す図である。
【図10】別の実施形態を示す図7相当図である。
【符号の説明】
1 空気調和機本体
11 吸い込みグリル
21 空気吹出し口
23 風向変更板
26 左右フラップ
W0〜W5 スイング幅
W1 第一スイング幅
W2 第二スイング幅
W3 第三スイング幅
W4 第四スイング幅
W5 第五スイング幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wall-mounted air conditioner, and more particularly to a wind direction control technique and a wind direction display technique from an air outlet.
[0002]
[Prior art]
In general, a wall-mounted air conditioner is known in which a plurality of left and right flaps are provided at an air outlet of an air conditioner main body, and these left and right flaps are synchronized so that the wind direction can be controlled automatically or in a swing mode.
[0003]
In this type of product, assuming that the wall-mounted air conditioner body is conventionally installed at the approximate center of the conditioned room, the left and right flaps are synchronized and almost from the center of the air outlet. Generally, the wind direction is controlled by swinging within a predetermined swing width that is equally distributed to the left and right.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in reality, the air conditioner main body is not necessarily installed in the approximate center of the conditioned room. Due to restrictions on the shape of the room to be conditioned, the air conditioner body may be installed at the right side of the room to be conditioned, or it may be installed at the left side. When the air conditioner body is installed at one side, if the wind direction is controlled by swinging within the specified swing width that is distributed almost evenly from the center of the air outlet, a part of the wind is wasted Therefore, there is a problem that warm air or cold air is not evenly distributed in the conditioned room and cannot reach every corner, and the conditioned room cannot be evenly air-conditioned.
[0005]
Conventionally, as a means for displaying the direction of the air flow from the air outlet, for example, a display for displaying the air current blown from the three directions of the substantially center, right side and left side of the air outlet has been proposed. .
[0006]
However, if the display number of the blowing direction can be increased with a simple configuration, the control direction of the blowing airflow can be finely notified to the user without increasing the cost of the product.
[0007]
Therefore, the object of the present invention is to solve the above-mentioned problems of the prior art, allow warm air or cold air to reach all over the room to be conditioned and finely control the direction of blown air flow to the user. An object of the present invention is to provide a wall-mounted air conditioner that can be notified.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0009]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the second swing width is substantially a quarter of the first swing width.
[0010]
According to a third aspect of the present invention, in the first aspect, the fourth swing width is substantially a quarter of the first swing width.
[0011]
The invention according to claim 4 is characterized in that, in any one of
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a wall-mounted air conditioner.
[0018]
An
[0019]
A suction filter 13 having a filter material is attached to the inside of the
[0020]
An
[0021]
As shown in FIG. 2, the lower
[0022]
Each of the
[0023]
As shown in FIG. 4, the plurality of left and
[0024]
By the way, as shown in FIG. 5, the air conditioner
[0025]
In the present embodiment, the airflow Y blown from the
[0026]
FIG. 6 shows a control flow.
[0027]
First, it is determined whether the operation is cooling or heating (S1). During the cooling operation, as shown in FIG. 7, the swing width W0 of the left and right flaps is corrected and controlled to be narrower than the swing width W1 during the heating operation (S2). However, the swing width W0 during the cooling operation varies depending on the model of the air conditioner.
[0028]
Regardless of the swing widths W0 and W1, as shown in FIG. 8A, the swing widths of the left and right flaps are divided into four equal parts, and the first swing width W1 (left and right equally distributed from the center of the air outlet 21). During the heating operation), five blowing positions C (1) to C (5) are set (S3).
[0029]
The five blowing positions C (1) to C (5) indicate the direction of the airflow. For example, in the position C (1), all the left and
[0030]
Next, it is determined whether the automatic mode or the swing mode is set (S4). The swing mode is a mode in which all the left and
[0031]
If the automatic or swing mode is set in S4, the installation position of the
[0032]
As shown in FIG. 5, this installation position is determined by distinguishing between the approximate center, the right side, and the left side of the conditioned room 41.
[0033]
For example, an installation switch (not shown) such as a dip switch that is switched according to the installation position is installed in the
[0034]
When the installation position of the air conditioner
[0035]
According to this, since all the left and
[0036]
When the installation position is on the right side of the conditioned room 41, correction of each position is performed as shown in FIG. 8B (S8).
[0037]
That is, the second swing width W2 on the right side in the first swing width W1 is masked, and the remaining third swing width W3 except for the same is divided into four equal parts. Two outlet positions R (1) to R (5) are set, and control according to these positions is executed (S9). The second swing width W2 is approximately ¼ of the first swing width W1.
[0038]
According to this, since all the left and
[0039]
When the installation position is on the left side of the conditioned room 41, correction of each position is performed as shown in FIG. 8C (S10).
[0040]
That is, the fourth swing width W4 on the left side in the first swing width W1 is masked, and the remaining fifth swing width W5, excluding the mask, is divided into four equal parts. Two outlet positions L (1) to L (5) are set, and control according to these positions is executed (S11). The fourth swing width W4 is approximately ¼ of the first swing width W1.
[0041]
According to this, since all the left and
[0042]
FIG. 9 shows another embodiment.
[0043]
FIG. 9 shows a
[0044]
This
[0045]
In this embodiment, each
[0046]
As shown in FIG. 10, when an air flow is formed in a substantially central portion (region C) of the
[0047]
And in this embodiment, in addition to this, when an airflow is formed between the substantially central part and the right side of the air outlet 21 (area D), the LED column (first means) 31B in the central column and the right side When the vertical LED row (second means) 31C is lit and displayed in combination and an air flow is formed between the substantially central portion and the left side of the air outlet 21 (region B), the central vertical LED row ( The first means 31B and the left column LED row (third means) 31A are lit in a composite manner.
[0048]
According to this, it is possible to confirm in which direction the airflow is formed only by looking at the lighting states of the
[0049]
In addition, since the number of indications of the blowing direction can be increased from three directions to five directions (A to E) with a simple configuration, the control direction of the blowing airflow is finely notified to the user without increasing the cost of the product. be able to.
[0050]
Furthermore, when the wind speed from the
[0051]
According to this, it is possible to easily check how much the air volume is by simply looking at the display form of each of the
[0052]
As mentioned above, although this invention was demonstrated based on one Embodiment, this invention is not limited to this. In the above-described embodiment, the description has been given taking five blowing positions as an example, but any number of positions may be used.
[0053]
【The invention's effect】
In the present invention, warm air or cold air blown out from the air blow-out port can be made to reach the conditioned room without being affected by the installation state of the air conditioner body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view showing an embodiment of a wall-mounted air conditioner according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a wall-hanging air conditioner.
FIG. 3 is a perspective view showing a control posture of a flap.
FIG. 4 is a perspective view showing a state in which a flap is disassembled.
FIG. 5 is a diagram showing an installation example of the air conditioner main body.
FIG. 6 is a flowchart showing this control.
FIG. 7 is a diagram showing a swing width by cooling and heating.
FIGS. 8A to 8C are diagrams for explaining a blowing position. FIGS.
FIG. 9 illustrates a display device.
FIG. 10 is a view corresponding to FIG. 7 showing another embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
上記空気調和機本体の被調和室への据え付け位置信号を出力する据え付け位置スイッチと、上記据え付け位置信号に応じて、自動またはスイングモードにおける複数枚の左右フラップのスイング幅を変化させる制御手段とを備え、
この制御手段は、
上記空気調和機本体が被調和室の略中央部に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、空気吹出し口の中心から左右均等に複数のポジションに亘って振り分けられた第一スイング幅内をスイングさせ、
上記空気調和機本体が被調和室の右側に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、上記第一スイング幅内の右側の第二スイング幅を除外した残りの第三スイング幅内を前記ポジションと同数のポジションに区分し直してスイングさせ、
上記空気調和機本体が被調和室の左側に据え付けられた場合、複数枚の左右フラップを同期させて、上記第一スイング幅内の左側の第四スイング幅を除外した残りの第五スイング幅内を前記ポジションと同数のポジションに区分し直してスイングさせることを特徴とする壁掛け型空気調和装置。In the wall-mounted air conditioner equipped with a plurality of left and right flaps at the air outlet of the air conditioner body, and these left and right flaps can be synchronized to control the wind direction in an automatic or swing mode,
An installation position switch for outputting an installation position signal to the conditioned room of the air conditioner main body, and a control means for changing a swing width of a plurality of left and right flaps in an automatic or swing mode according to the installation position signal. Prepared,
This control means
When the air conditioner body is installed in the substantially central part of the conditioned room, the first swing is distributed over a plurality of positions evenly from the center of the air outlet by synchronizing the left and right flaps. Swing within the width,
When the air conditioner body is installed on the right side of the conditioned room, the left and right flaps in the first swing width are excluded and the remaining third swing width is excluded by synchronizing the left and right flaps. Re-divide into the same number of positions as above and swing
When the air conditioner body is installed on the left side of the conditioned room, a plurality of left and right flaps are synchronized, and the remaining fifth swing width is excluded from the left fourth swing width within the first swing width. The wall-mounted air conditioner is characterized in that the air-conditioner is re-divided into the same number of positions as the position and is swung.
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