JP4731028B2 - グラフィクスシステム用再循環シェードツリーブレンダ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明はコンピュータグラフィクスに関し、特にたとえば家庭用ビデオゲームプラットフォームのようなインタラクティブなグラフィクスシステムに関する。より特定的には、この発明は、マルチテクスチャリングおよび他の効果のためにシェードツリーを実現する再循環シェーダハードウェアに関する。
【0002】
【発明の背景および発明の概要】
多くの人々はかなりリアルな恐竜,エイリアン,生き生きとしたおもちゃおよび他の空想的な動物を含む映画をかつて見たことがある。そのようなアニメーションはコンピュータグラフィクスによって可能とされた。そのような技術を用いて、コンピュータグラフィクスのアーティストは、各オブジェクトがどのように見えるべきかや時間の経過とともに外見上どのように変化すべきかを特定し、コンピュータは、そのオブジェクトをモデル化してテレビジョンやコンピュータスクリーンのようなディスプレイに表示する。コンピュータは、表示される映像の各部分を、場面中の各オブジェクトの位置や向き,各オブジェクトを照らすように見える照明の方向,各オブジェクトの表面テクスチャ,および他の要素に正確に基づいて、色付けしまた形作るために必要な多くのタスクを実行する。
【0003】
コンピュータグラフィクスの生成は複雑であるので、ここ数年前のコンピュータによって生成された3次元(3D)グラフィクスは、ほとんど高価な特殊なフライトシミュレータ,ハイエンドグラフィクスワークステーションおよびスーパーコンピュータに限られていた。大衆は映画や高価なテレビコマーシャルにおいてこれらのコンピュータシステムによって生成された映像のいくつかを見たが、大部分の人はグラフィクスを生成しているコンピュータに対して実際に相互作用をさせることはできない。たとえば、Nintendo64(登録商標)や今や利用可能であるパソコン用の種々の3Dグラフィクスカードのような比較的安価な3Dグラフィクスプラットフォームの利用によって、このすべてが変わった。今や、家庭や会社の比較的安価なコンピュータグラフィクスシステム上でエキサイティングな3Dアニメーションやシミュレーションに対して相互作用を及ぼすことができる。
【0004】
グラフィクスシステムの設計者が過去に直面した問題は、グラフィクスシステムにおけるシェーダをいかに効率的に実現するかということである。一般的にいえば、シェーディングはライティング計算を行いかつそれらからピクセルカラー/不透明性を決定する処理である。大まかにいうと、共通的に使用できるシェーディングの3つの主たるタイプがあり、フラット(flat)シェーディング,グロー(Gouraud)シェーディングおよびフォン(Phong)シェーディングである。これらはポリゴン毎の光計算,頂点毎の光計算およびピクセル毎の光計算に対応する。広く多様なシェーディングモデルが作られている。すべてのユーザを満足させかつすべてのアプリケーションに適合するシェーディングモデルはない。したがって、プログラマの選択およびシェーディングモデルの規格に関する柔軟性を与えるために、いくつかの設計方法が示唆されている。
【0005】
RLクックによる「シェードツリー(Shade Tree)」(SIGGRAPH84,223−231頁)と呼ばれる論文は、クックは、シェードツリーと呼ばれるツリー表現としてシェーダが構築される特別な目的の言語を記述している。一般的にいえば、シェードツリーはノードのツリーであり、各ノードはそれの子どもからパラメータを取りそれの親のためのパラメータを生成する。たとえば、パラメータは、イルミネーション計算式の項(たとえば、鏡面ケースまたは表面法線)であってよい。他のパラメータは大気効果(たとえば、霧)または投影を含む。
レンダと人間とのインタフェースは、多様な目的のためにユーザ定義シェーダおよびシステム定義シェーダを提供するためにシェードツリーを用いる。
【0006】
シェードツリーは非リアルタイムレンダリンググラフィクスシステムにおいて広く用いられているが、リアルタイムレンダリングのコンテキストにおいてシェードツリーが提供する柔軟性を持たせようとすると、問題が生じる。たとえば、家庭用ビデオゲームプラットフォームやパーソナルコンピュータのグラフィクスカードのような低価格のリアルタイムレンダリングシステムにおいてシェードツリーの柔軟性を与えることが強く要望されている。
【0007】
グラフィクスシステム設計者が直面している他の問題は、1パスマルチテクスチャリングと呼ばれる特徴をいかに効率的に提供するかである。基本的には、テクスチャリングは表面の特性を効率的にモデリングするための技術である。たとえば、レンガ壁において各個別のレンガやモルタルのジオメトリをモデリングするのに代えて、表面上にレンガ壁のイメージを電気的に「貼り付ける」ことが可能である。そのようなテクスチャリングの能力は、モデリングや処理コストにおける対応的な増加なしに、イメージの複雑さを非常に大きくするために使用され得る。
【0008】
マルチテクスチャリングとして知られているテクスチャリングの拡張は、同じ表面に2つまたはそれ以上のテクスチャが付与されるのを許容する。たとえば、外部空間から見た地球のイメージを作る場合を想定する。この場合、地球を球体としてモデリングし、それに2つの異なるテクスチャを付与することができる。第1のテクスチャは陸地や海のイメージであり、第2のテクスチャはそれを覆う雲のイメージであり得る。雲のテクスチャイメージを陸地や海のテクスチャイメージに対して相対的に動かすことによって、非常にリアルでかつダイナミックなテクスチャマッピングされたイメージを作ることができる。
【0009】
2つまたはそれ以上のテクスチャが同じレンダリングパス中でアクセスされるマルチテクスチャリングをいくつかのグラフィクスアクセラレータがサポートしている。たとえば、マイクロソフトのダイレクトX6.0SBK(1998);セガル等の「オープンGLグラフィクスシステム:A規格」(バージョン1.2.1)(1998年3月)(www.OpenGL.org)を参照されたい。或るPCグラフィクスアクセラレータカードは1パスマルチテクスチャリングを提供する。しかしながら、さらなる改良が可能である。
【0010】
この発明は、マルチテクスチャリングおよび多数の他の柔軟性のあるブレンド効果のために使用され得る、一般化したシェードツリーブレンダを提供する。この発明によって提供される1つの局面によれば、グラフィクスパイプライン中の再循環シェーダハードウェアは多数の独立制御可能なブレンドステージを提供するように制御され得る。シェーダハードウェアは種々のブレンド演算の結果のための中間記憶を含む。シェーダハードウェアは各ブレンドステージ毎に異なる入力を選択しかつ異なる演算を行うことができる。したがって、比較的低価格でかつコンパクトなシェーダハードウェアが複雑なシェードツリーを任意に実現するために使用され得る。
【0011】
この発明によって提供される他の局面によれば、第1テクスチャマッピング演算の結果が再構成可能なシェーダに与えられる。このシェーダはその第1テクスチャマッピング演算に応答してブレンド演算を実行する。シェーダは、次いで、再構成され、さらなるテクスチャ演算の結果を受けるように接続される。再構成されたシェーダはそれの先の結果をさらなるテクスチャ演算の結果に結合してブレンドした出力を与える。
【0012】
この発明によって提供された別の局面によれば、シェーダは任意的に複雑なシェーディングモデルを実現するために、任意の所望回数再循環される。各再循環または「ステージ」は、多数の所望のブレンド演算の任意の1つを持ちかつ多様なカラー,不透明性もしくはデプスのソースの選択したものをブレンドするようにプログラマブルである。再循環の回数はリアルタイムレンダリングのタイミングの制約を考慮して具体的な実施例によって制限されるが、妥当な数の再循環ステージ(たとえば、15回)が多様な複雑なシェーディングモデルを実現するにおいて非常な柔軟性を提供する。
【0013】
この発明によって提供される他の局面によれば、再循環シェードツリーピクセルブレンダはステージ当たりの処理時間を最小化するためにハードウェアで実現される。より詳しくいうと、この発明の好ましい実施例は、比較的小さいチップ面積の多能なテクスチャ環境処理サブシステムを提供し、そのサブシステムはハードウェアでアクセラレートされたプログラマブルなテクスチャシェーダ/ピクセルブレンダを含み、それは計算したカラー,不透明性および他のデータを多数のサイクル/ステージに亘って循環させる。テクスチャ環境サブシステムは頂点毎のライティング,テクスチャ,ラスタライズしたカラー,不透明性,およびデプスを結合し、表示のためのピクセルパラメータを形成する。カラー(たとえば、RGB)およびアルファ成分についてのブレンダ演算は、テクスチャ環境サブシステム内において、マルチテクスチャおよび他の効果を実現するために多数の処理ステージに亘って再使用される1組のカラー/アルファ結合器(シェーダ)のハードウェアを含むブレンドユニットによって独立的に処理される。選択可能な現在のカラー/不透明性入力/出力レジスタが中間結果をストアするために、すべてのステージについて共用される。このシェーダハードウェアは各ステージ毎に再構成され、1レンダリングパスでのマルチテクスチャリングおよび他の効果をサポートする一連の区分可能なブレンド/シェーディング演算を提供する。
【0014】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】
図1は対話型(インタラクティブ)3Dコンピュータグラフィクスシステム50の一例を示す。システム50は対話型3Dビデオゲームをステレオ音声とともにプレイするのに用いられ得る。これはまた多様な他のアプリケーションにも用いられ得る。
【0016】
この実施例において、システム50は3次元世界のディジタル表現ないしモデルをインタラクティブにかつリアルタイムに処理することができる。システム50は、任意の視点から、その世界の一部または全部を表示することができる。たとえば、システム50は、手持ちコントローラ52aおよび52bまたは他の入力デバイスからのリアルタイム入力に応答して、視点をインタラクティブに変化できる。このことによって、ゲームプレーヤは、その世界内もしくは外の誰かの目を通してその世界を見ることができる。システム50は、リアルタイム3Dインタラクティブ表示を必要としないアプリケーション(たとえば2D表示の発生やおよび/またはノンインタラクティブ表示)に使用できるが、高品質の3D映像を非常に速く表示する能力は、非常にリアルでエキサイティングなゲームプレイや他のグラフィクスインタラクションを創造するのに使用され得る。
【0017】
システム50を用いてビデオゲームまたは他のアプリケーションをプレイするために、ユーザはまず、主ユニット54を、カラーテレビ56または他の表示装置に、両者の間にケーブル58を接続することによって、接続する。主ユニット54はカラーテレビ56を制御するためのビデオ信号およびオーディオ信号を発生する。ビデオ信号はテレビジョン画面59上に表示されている映像を制御するものであり、オーディオ信号はテレビのステレオスピーカ61Lおよび61Rを通して音声として再生される。
【0018】
ユーザはまた主ユニット54を電源につなぐ必要がある。この電源は従来のACアダプタ(図示せず)であってよく、そのACアダプタは家庭用の標準的な壁ソケットに差し込まれ、家庭用電源を、主ユニット54を駆動するのに適した低いDC電圧信号に変換する。他の実施例ではバッテリが用いられてもよい。
【0019】
ユーザは主ユニット54を制御するために手持ちコントローラ52aおよび52bを用いる。コントロール60は、たとえば、3D世界内においてテレビ56に表示されているキャラクタが移動すべき方向(上または下、左または右、近づいてまたは遠ざかって)を指示するために使用され得る。コントロール60は、また他のアプリケーションのための入力(たとえばメニュー選択,ポインタ/カーソル制御,その他)を与える。コントローラ52は多様な形態をとり得る。この実施例においては、図示されるコントローラ52は、各々ジョイスティック,押しボタンおよび/または方向スイッチのようなコントロール60を含む。コントローラ52は、ケーブルによって、もしくは電磁波(たとえば電波または赤外線)を介してワイヤレスで、主ユニット54に接続され得る。
【0020】
ゲームのようなアプリケーションをプレイするために、ユーザはビデオゲームもしくはプレイしたいと思う他のアプリケーションをストアしている適宜の記憶媒体62を選択し、その記憶媒体を主ユニット54のスロット64に差し込む。記憶媒体62は、たとえば、特別にエンコードされおよび/または記号化された光学的ならびに/もしくは磁気的ディスクであってよい。ユーザは主ユニット54をオンするために電源スイッチ66を操作し、主ユニットがその記憶媒体62にストアされているソフトウェアに基づいてビデオゲームもしくは他のアプリケーションを実行し始めるようにする。ユーザは主ユニットに入力を与えるためにコントローラ52を操作する。たとえば、コントロール60を操作することによってゲームもしくは他のアプリケーションをスタートさせる。他のコントロール60を動かすことによって、動画キャラクタを異なる方向に移動させ、または3D世界におけるユーザの視点を変化させる。記憶媒体62にストアされている具体的なソフトウェアによって、コントローラ52上の種々のコントロール60は異なる時間で異なる機能を達成することができる。
全体システムの例
図2はシステム50の例示的なコンポーネントのブロック図であり、重要なコンポーネントは、
・主プロセサ(CPU)110,
・主メモリ112,および
・グラフィクス/オーディオプロセサ114
を含む。
【0021】
この実施例において、主プロセサ110(たとえばIBMパワーPC750の改良版)は、手持ちコントローラ52(および/または他の入力デバイス)からの入力をグラフィクス/オーディオプロセサ114を通して受ける。主プロセサ110はユーザ入力にインタラクティブに応答し、光ディスクドライブのような大容量記憶媒体アクセス装置106を介して、たとえば外部記憶媒体62から供給されるビデオゲームもしくは他のプログラムを実行する。一例として、ビデオゲームプレイの状況では、主プロセサ110は、多様なインタラクティブ制御機能に加えて、衝突検出および動画処理を実行する。
【0022】
この実施例では、主プロセサ110は3Dグラフィクス/オーディオコマンドを発生し、それらをグラフィクス/オーディオプロセサ114に送る。グラフィクス/オーディオプロセサ114はこれらのコマンドを処理し、ディスプレイ59上での可視映像を生成し、ステレオスピーカ61Rおよび61Lもしくは他の適宜の音声発生デバイス上でのステレオ音声を生成する。
【0023】
実施例のシステム50はビデオエンコーダ120を含み、このビデオエンコーダは、グラフィクス/オーディオプロセサ114からの映像信号を受けて、その映像信号をコンピュータモニタや家庭用テレビ56のような標準的な表示装置上での表示に適したアナログおよび/またはディジタルビデオ信号に変換する。システム100はまたオーディオコーデック(圧縮器/伸長器)122を含み、このオーディオコーデックはディジタル化されたオーディオ信号を圧縮しかつ伸長するとともに、必要に応じてディジタルオーディオ信号のフォーマットとアナログオーディオ信号のフォーマットとの間で変換を行う。オーディオコーデック122はバッファ124を介してオーディオ入力を受けることができ、処理(たとえば、プロセサが生成したおよび/または大容量記憶媒体アクセス装置106のストリームオーディオ出力を介して受信した他のオーディオ信号とのミキシング)するために、そのオーディオ入力をグラフィクス/オーディオプロセサ114に与える。この実施例におけるグラフィクス/オーディオプロセサ114は、オーディオタスクに利用可能なオーディオメモリ126にオーディオ関連情報をストアすることができる。グラフィクス/オーディオプロセサ114は、結果的に得られるオーディオ出力信号を、圧縮およびアナログ信号への変換のために、オーディオコーデック122に与え、したがってそのオーディオ出力信号が(たとえばバッファアンプ128Lおよび128Rを介して)スピーカ61Lおよび61Rによって再生され得る。
【0024】
グラフィクス/オーディオプロセサ114はシステム100内に存在するであろう種々の付加的なデバイスと通信する能力を有する。たとえば、パラレルディジタルバス130は大容量記憶媒体アクセス装置106および/または他のコンポーネントと通信するために用いられる。シリアル周辺バス132は多様な周辺機器または、たとえば、
・PROMおよび/またはRTC(リアルタイムクロック)134,
・モデム136もしくは他のネットワークインタフェース(それはシステム100を、プログラム命令および/またはデータがダウンロードもしくはアップロードされ得るインターネットあるいは他のディジタルネットワークのようなテレコミュニケーションネットワーク138に接続する),および
・フラッシュメモリ140
を含む他のデバイスと通信する。
別の外部シリアルバス142は、付加的な拡張メモリ144(たとえばメモリカード)もしくは他のデバイスと通信するために使用され得る。コネクタが種々のデバイスをバス130,132および142に接続するために使用され得る。
グラフィクス/オーディオプロセサの例
図3は実施例のグラフィクス/オーディオプロセサ114を示すブロック図である。或る実施例においては、グラフィクス/オーディオプロセサ114はシングルチップASICであってよい。この実施例においては、グラフィクス/オーディオプロセサ114は、
・プロセサインタフェース150,
・メモリインタフェース/コントローラ152,
・3Dグラフィクスプロセサ154,
・オーディオディジタル信号プロセサ(DSP)156,
・オーディオメモリインタフェース158,
・オーディオインタフェース/ミキサ160,
・周辺コントローラ162,および
・表示コントローラ164
を含む。
【0025】
3Dグラフィクスプロセサ154はグラフィクス処理タスクを実行する。オーディオディジタル信号プロセサ156はオーディオ処理タスクを実行する。表示コントローラ164は主メモリ112からの映像情報にアクセスし、表示装置102上での表示のためにその映像情報をビデオエンコーダ120に与える。オーディオインタフェース/ミキサ160はオーディオコーデック122をインタフェースし、また異なるソースからのオーディオ(たとえば、大容量記憶媒体アクセス装置106からのオーディオストリーム,オーディオDSP156の出力,およびオーディオコーデック122を通して受ける外部オーディオ入力)をミックスすることができる。プロセサインタフェース150は主プロセサ110およびグラフィクス/オーディオプロセサ114の間のデータおよび制御インタフェースを提供する。
【0026】
メモリインタフェース152はグラフィクス/オーディオプロセサ114とメモリ112との間のデータおよび制御インタフェースを提供する。この実施例においては、主プロセサ110は、プロセサインタフェース150およびグラフィクス/オーディオプロセサ114の一部であるメモリインタフェース152を介して、主メモリ112にアクセスする。周辺コントローラ162はグラフィクス/オーディオプロセサ114と上で述べた種々の周辺機器との間のデータおよび制御インタフェースを提供する。オーディオメモリインタフェース158はオーディオメモリ126とのインタフェースを提供する。
グラフィクスパイプラインの例
図4は図3の3Dグラフィクスプロセサ154をより詳細に示すグラフィクス処理システムを示す。この3Dグラフィクスプロセサ154は、とりわけ、コマンドプロセサ200および3Dグラフィクスパイプライン180を含む。主プロセサ110はデータストリーム(たとえばグラフィクスコマンドストリームおよび表示リスト)をコマンドプロセサ200に通信する。主プロセサ110はメモリレイテンシを最小化するために2レベルキャッシュ112を有し、さらにまたグラフィクス/オーディオプロセサ114に向けられたキャッシュされていないデータストリームのための書込収集(write-gathering)バッファ111を有する。この書込収集バッファ11は部分キャッシュラインを全キャッシュラインに集め、バスの最大使用時に、グラフィクス/オーディオプロセサ114からのデータを1つのキャッシュラインに送る。
【0027】
コマンドプロセサ200は主プロセサ110からの表示コマンドを受け、それらを解剖し、メモリコントローラ152を介して共用メモリ112からのそのコマンドを処理するに必要な付加的なデータを入手する。コマンドプロセサ200は、2Dおよび/または3D処理およびレンダリングのために、頂点コマンドのストリームをグラフィクスパイプライン180に与える。グラフィクスパイプライン180はこれらのコマンドに基づいて映像を生成する。結果として得られた映像情報は、表示コントローラ/ビデオインタフェースユニット164によるアクセスのために主メモリ120に転送され得て、この映像情報は表示装置156上にパイプライン180のフレームバッファ出力を表示する。
【0028】
図5はグラフィクスプロセサ154を用いて実行される処理を図解的に示すブロック論理フロー図である。主プロセサ10は、グラフィクスコマンドストリーム210,表示リスト212および頂点アレイ214を主メモリ112にストアし、ポインタをバスインタフェース150を介してコマンドプロセサ200に送る。主プロセサ110は主メモリ110内に割り付けられた1つ以上のグラフィクスFIFOバッファ210にグラフィクスコマンドをストアする。このコマンドプロセサ200は、
・同期/フロー制御および負荷バランスのためにグラフィクスコマンドを受けかつバッファするオンチップFIFOメモリバッファ216を介して主メモリ112からのコマンドストリーム,
・オンチップコールFIFOメモリバッファ218を介して主メモリ112からの表示リスト212,および
・コマンドストリームからおよび/または主メモリ112の頂点アレイ214からの頂点アトリビュート
を頂点キャッシュ220を介して取り込む。
【0029】
コマンドプロセサ200はコマンド処理動作200aを実行し、そのコマンド処理動作200aはアトリビュート形式を浮動小数点フォーマットに変換し、結果的に得られた完全頂点ポリゴンデータをレンダリング/ラスタライゼーションのためにグラフィクスパイプライン180に与える。プログラマブルメモリ調停回路130(グラフィクスメモリ要求調停回路:図4)は、グラフィクスパイプライン180,コマンドプロセサ200および表示コントローラ/ビデオインタフェースユニット164の間での共用主メモリ112へのアクセスを調停する。
【0030】
図4は、グラフィクスパイプライン180が
・変換ユニット300,
・セットアップ/ラスタライザ400,
・テクスチャユニット500,
・テクスチャ環境ユニット600,および
・ピクセルエンジン700
を含むことを示す。
【0031】
変換ユニット300は多様な2Dおよび3D変換および他の動作300a(図5)を実行する。変換ユニット300は変換処理300aに用いられるマトリクスをストアするための1つ以上のマトリクスメモリ300bを含む。変換ユニット300は、入来する頂点毎のジオメトリをオブジェクト空間からスクリーン空間へ変換し、そして入来するテクスチャ座標を変換しかつ投影テクスチャ座標(300c)を計算する。変換ユニット300はまたポリゴンクリッピング/カリング(clipping/culling)300dを実行する。変換ユニット300bによってまた達成される照明処理300eが、この実施例では8つまでの独立した照明について、頂点毎に照明計算を行う。変換ユニット300は、エンボス(embossed)タイプのバンプマッピング効果およびポリゴンクリッピング/カリング動作(300d)のために、テクスチャ座標を発生する(300c)。
【0032】
セットアップ/ラスタライザ400はセットアップユニットを含み、このセットアップユニットは、変換ユニット300からの頂点データを受け、三角形セットアップ情報を、エッジラスタライゼーション,テクスチャ座標ラスタライゼーションおよびカラーラスタライゼーションを実行する1つ以上のラスタライザユニット(400b)に送る。
【0033】
テクスチャユニット500は、オンチップテクスチャメモリ(TMEM)502を含んでもよく、たとえば、
・主メモリ112からのテクスチャ504の抽出、
・たとえばマルチテクスチャ処理,ポストキャッシュテクスチャ伸長,テクスチャフィルタリング,エンボシング,投影テクスチャの使用を通しての陰影付け,およびアルファトランスパーレンシおよびデプスを用いるBLITを含むテクスチャ処理(500a)、
・バンプマッピング,偽(pseudo)テクスチャおよびテクスチャタイル(tiling)効果(500b)のためのテクスチャ座標置換を計算するバンプマップ処理、および
・間接テクスチャ処理(500c)
を含むテクスチャリングに関連する種々のタスクを実行する。
【0034】
ブロック500a,500bおよび500cの動作に関する詳細について、実施例のグラフィクスパイプライン回路および通常のかつ間接テクスチャルックアップ動作を行う方法の詳細な説明が同時係属中の「グラフィクスシステムにおける直接および間接テクスチャ処理方法および装置」、特願2001−42667に開示されていて、ここでは、参照によってその記述を取り入れる。
【0035】
グラフィクスパイプラインの好ましい実施例の装置において、テクスチャユニット500は、1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットを用いる「再循環」テクスチャパイプライン構成を使用して実現され、テクスチャアドレス座標/データ処理ユニットは、論理的直接および間接テクスチャ座標データの処理をインタリーブし、1つのテクスチャ抽出ユニットからの抽出した間接テクスチャルックアップデータをテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットへ再循環して戻すためのテクスチャルックアップデータフィードバック経路(500d)を提供する。
【0036】
テクスチャユニット500は、テクスチャ環境処理(600a)のために、テクスチャ環境ユニット600へフィルタリングしたテクスチャ値を出力する。テクスチャ環境ユニット600は、ポリゴンとテクスチャカラー/アルファ/デプスをブレンドするとともに、逆レンジベース(reverse range based)のフォグ効果を達成するためにテクスチャフォギング処理(600b)を行うことができる。テクスチャ環境ユニット600は、たとえば、カラー/アルファ変調,エンボシング,詳細テクスチャリング,テクスチャスワッピング,クランプ,およびデプスブレンドに基づく多様な他の環境関連機能を行うためにマルチステージを提供し得る。
【0037】
図5に示すように、実施例におけるテクスチャ環境ユニット600aは再循環シェーダ602を含む。この実施例における再循環シェーダ602はハードウェアベースの汎用ブレンダを含み、そのブレンダは多数の選択した入力間でブレンドしかつブレンドした結果を後続のブレンド演算においてさらにブレンドするために保持し得る。この実施例の再循環シェーダ602は多数の異なるブレンド演算を実現できる再使用可能なブレンド論理回路を含む。この実施例において、再循環シェーダ602は多数の異なる個別の先行ブレンド結果を保持し、これらの先にブレンドした結果の任意のものと新たに与えられた値とをブレンドし得る。このことによって、再循環シェーダ602は、連続再循環ステージを通して、任意のシェードツリーを実現することができる。たとえば、クックの「シェードツリー」、SIGGRAPHProceedings、223−231頁(1984年7月)を参照されたい。再循環シェーダ602が実現できるシェードツリーの複雑さは、或るレンダリングパス内において再循環シェーダ602が再循環し得る合計回数によって制限される。この実施例においては、再循環シェーダ602は15までの再循環ステージを提供し得るが、異なる実施例では異なる再循環ステージ数を提供する。
【0038】
テクスチャ環境ユニット600がブレンドしたカラー/アルファ/z出力を発生すると、ピクセルエンジン700はデプス(z)比較(700a)およびフレームバッファピクセルブレンド(700b)を行う。この実施例において、ピクセルエンジン700は内蔵(オンチップ)フレームバッファメモリ702へデータをストアする。グラフィクスパイプライン180は、フレームバッファおよび/またはテクスチャ情報を局所的にストアするために、1つまたはそれ以上の内蔵DRAMメモリを含む。z比較700aは、現在有効なモードに依存して、グラフィクスパイプライン180における早い段階のステージで行われる(たとえば、z比較は、もしアルファブレンドが要求されていないならば、より早期に行われる)。ピクセルエンジン700は、表示/ビデオインタフェースユニット164によるアクセスのために、オンチップフレームバッファ702を周期的に主メモリ112へ書き込むコピー動作700cを含む。このコピー動作はまた、動的なテクスチャ合成効果のために、内蔵フレームバッファ702の内容を主メモリ112のテクスチャへコピーするために使用され得る。エイリアス補正および他のフィルタリングがコピーアウト動作中に行われ得る。グラフィクスパイプライン180のフレームバッファ出力(これは最終的には主メモリ112にストアされる)は、各フレーム毎に、表示/ビデオインタフェースユニット164によって読み出される。表示コントローラ/ビデオインタフェース164は表示装置102上での表示のために、ディジタルRGBピクセル値を与える。
再循環シェーダの例
図6は再循環シェーダ回路の実施例の高位ブロック図を示し、図7は図6の再循環シェーダを用いて実現され得るシェーダパイプラインの例の論理図を示す。図6に示すように、再循環シェーダ602は多数の異なる入力を受け、それの入力にフィードバックされ得る出力を生成する。
【0039】
より詳細いうと、この実施例の再循環シェーダ602は以下の形式の入力の任意の間で選択する。
【0040】
・ラスタライズしたカラー/アルファ
・テクスチャカラー/アルファ
・計算したカラー/アルファ
・その他
実施例において、ラスタライズしたカラー/アルファはラスタライザ400によって提供される。たとえば、ラスタライズしたカラー/アルファは、変換ユニット300によって頂点ベースで行われるライティング計算に基づいてラスタライザ400によって決定されたグローシェーディングされたピクセルである。テクスチャカラー/アルファはテクスチャユニット500によって行われた直接または間接テクスチャマッピング演算の結果であり得る。再循環シェーダ602は、プログラマブルなブレンド演算に基づくこれらの値および/または定数の任意のものあるいはすべてをブレンドして、それの出力に計算したカラー/アルファ値を与える。この計算したカラー/アルファ値は後続のブレンド演算における使用のために再循環シェーダ602への入力としてフィードバックされ得る。
【0041】
再循環シェーダ602の各々独立的に制御される再循環が「ステージ」と呼ばれる。実施例において、再循環シェーダ602はASIC中の高速ハードウェアロジックによって実現される。多数の独立制御論理ステージを提供する高速ハードウェアロジックの機能の再循環によって、ハードウェアの複雑さや必要な集積回路不動産を減じながら、任意の所望数のシェーディング/ブレンドステージが許容される柔軟性を提供する。実施例における再循環シェーダ602の各ステージはカラー(RGB)およびアルファ(透明性)のために独立したブレンド演算を計算する。実施例におけるブレンド計算は次のような多数の異なる演算から主プロセサ110上で動作するアプリケーションによってプログラムされ得る。
【0042】
・変調(modulate)
・変調2x(modulate2x)
・変調4x(modulate4x)
・加算(add)
・加算符号(add sigh)
・加算符号2x(add sigh2x)
・減算(subtract)
・加算平滑(add smooth)
・ブレンド拡散アルファ(blend diffuse alpha)
・ブレンドテクスチャアルファ(blend texture alpha)
・ブレンド要素アルファ(blend factor alpha)
・ブレンド現在アルファ(blend current alpha)
・ブレンドテクスチャアルファ予乗算(blend texture alpha pre-maltiplied)
・変調アルファおよび加算カラー(modulate alpha and color)
・変調カラーおよび加算アルファ(modulate color and alpha)
・変調逆アルファおよび加算カラー(modulate inverse alpha and color)
・変調逆カラーおよび加算アルファ(modulate inverse color and alpha)
・鏡面カラーおよびテクスチャ(specular color and texture)(多ステージ)
・エンボス(embossing)(多ステージ)
・詳細テクスチャ(detail texture)(多ステージ)
・その他
図7は再循環シェーダ602によって提供され得る再循環シェーディングパイプラインの例を示す。この論理パイプラインは多数の順次のブレンドステージを提供し、その各々のステージは計算したカラー/アルファをテクスチャカラー/アルファおよび/またはラスタライズしたカラー/アルファとブレンドする。この実施例において、ブレンド演算の16までの異なるステージが、補間テクスチャおよびラスタカラー/アルファを受ける各ステージに設けられる。ラスタライザ400(図5参照)のプログラムが、8つのテクスチャ座標セットの1つおよび8つの物理的テクスチャ504の1つを特定して再循環シェーダ602によって提供されるテクスチャ補間のために使用する。ラスタライザ400はまた、或る再循環シェーダ602のステージのために2つのラスタライズしたカラーのどれが使用されるかを制御する。
再循環シェーダ回路の例
図8はテクスチャ環境ユニット600において使用するに適した再循環シェーダ602の具体的回路のブロック図を示す。図示する実施例において、再循環シェーダ602は、ブレンド演算器658によって演算されるべき種々の異なる入力(たとえば、テクスチャカラー/アルファ,ラスタライズしたカラー/アルファ,および先のブレンド演算の結果)の中から選択するための多数の入力マルチプレクサ656を含む。ブレンド演算器658の結果はこの実施例における4つの中間レジスタ660のいずれか1つにストアされる。これらのレジスタ660のいずれか1つは、次いで、後続のブレンドステージにおけるさらなるブレンド演算のために入力マルチプレクサ656によって選択され得る。
【0043】
実施例において、再循環シェーダ602は各ブレンドステージ毎に、カラー成分演算および別のアルファ成分演算を行う。或るステージについていえば、ブロック658によって行われる演算はカラー成分およびアルファ成分について異なる。カラー成分およびアルファ成分の演算は主プロセサ110上で動くアプリケーションによって独立して制御できる。再循環ステージ毎に独立したカラーおよびアルファ演算制御を与えるこの能力によって、再循環シェーダ602は、処理速度に関して追加的なコストなしに、任意の複雑なアルファ(透明性)ツリーの演算を行うことができる。再循環シェーダ602の最終ステージによって生成されたアルファは、アルファ比較ブロック662へ入力される。このアルファ比較演算662の結果は、たとえば、内蔵フレームバッファ702へのカラーおよび/またはzの書込を条件付きでマスクするために使用され得る。
【0044】
この実施例において、最終ブレンドステージの最終ブレンド出力はカラー出力および/またはアルファ閾値662のためにレジスタ660(4)にストアされる。zテクスチャ経路がまたzテクスチャリングのために設けられる。同時係属中の「Zテクスチャリング」(特願2001− )を参照されたい。
ここでは、その記述を参照によって取り入れる。
入力マルチプレクサ構成の例
図9は再循環シェーダの入力マルチプレクサ構成656の例を示す。図9に示すように、4つのマルチプレクサ656a−656dの各々のものは次のものを含む多数の異なるカラー入力の1つを選択する。
【0045】
・レジスタ660(1)の内容
・レジスタ660(2)の内容
・レジスタ660(3)の内容
・レジスタ660(4)の内容
・テクスチャカラー
・テクスチャアルファ
・定数(レジスタ)カラー
・定数(レジスタ)アルファ
・ラスタライズしたカラー
・ラスタライズしたアルファ
・わずかの有用な固定定数
・プログラマブルな定数
・他のテクスチャカラーチャネルへコピーされたテクスチャカラー成分(この特徴はドット積,輝度計算およびカラー空間変換に有用である)
・他の入力
マルチプレクサ656への入力制御は各再循環シェーダステージ毎に独立して特定される。マルチプレクサ656の出力は、この実施例においては、8ビットの未符号化(unsigned)値または10ビットの符号化(signed)値であり、他の具体例が異なる精度を提供することができる。
ブレンド計算/演算の例
図10はブレンド/シェーディング演算器658の例を示す。この実施例においては、再循環シェーダ602は、各ステージ毎に、数2で一般化される計算を行う。
【0046】
【数2】
【0047】
実施例の計算ブロック664における引数(arguments)A,B,CおよびDは次のものから選ばれる。
【0048】
・4つのカラーレジスタ
・ラスタライズしたカラー(拡散または鏡面)
・テクスチャ
・上のカラーのアルファ成分または定義された定数
・固定の定数
・プログラマブルな定数
計算ブロック664はこの実施例においては値A,BおよびCで演算する。計算ブロック664の出力はオプションとしての否定ブロック666を通してパスされ、加算器668によって「D」マルチプレクサ656(d)の出力および随意的なバイアス値と加算される。結果として得られた合計値は、出力および/または後続のさらなるブレンドのために、レジスタ660(1),660(2),660(3),660(4)のいずれか1つにストアされる前に、スケーラブロック670によってスケーリングされ、クランプブロック672によってクランプされる。
【0049】
実施例において、スケーラブロック670は0.5,1,2または4によってスケーリングし得るが、他の実施例では他のスケーリング値を用いてもよい。クランプブロック672は多数の異なるクランプモデルをサポートする。実施例においては、入力値A,B,Cは1つの具体例においては未符号化の8ビット値であり、入力値Dは符号化10ビット値であり、クランプブロック672の出力は符号化10ビット値であり得る。
【0050】
図11は再循環シェーダ602のより詳細な回路を示す。この実施例において、計算ブロック664は、ハードウェア乗算器664b,664c;「1−f」補数ブロック664a;および加算器664dによって実現される。この実施例において、乗算器664bはB入力およびC入力を乗算し、その結果的に得られた積を加算器664の一方入力に与える。他の乗算器664cはA入力を値(1−C)によって乗算し、その結果的に得られた積を加算器664dの他方入力に与える。このハードウェアはブロック664によって計算されるように図10に示される式を計算する。加算器664によって得られた結果的な積は符号反転ブロック666へ出力される。
【0051】
図11に示す実施例では、付加的な比較器674が設けられ、マルチプレクサ656の出力AおよびDを、マルチプレクサ656の出力Cおよびゼロ値(マルチプレクサ676を介して)の間で選択するために使用される比較の結果と比較する。付加的なマルチプレクサ678がデータ経路に設けられ、符号演算器666の出力とマルチプレクサ676の出力(すなわち、比較演算の結果)との間で選択する。そのような比較は、1つの再循環ステージでブレンド計算および比較結果演算をすべて行うことによって再循環ステージを節約することができる。実施例におけるこの比較器674は8ビット,16ビットまたは24ビットの比較を与えるように1つ、2つもしくは3つのチャネルを同時に比較することができる。
【0052】
図11に示す実施例では、スケーリング演算670は次のようなスケール値でのスケーリングを与える。
【0053】
・0.5
・1
・2
・4
実施例では、異なるスケーリングブロック670a,670b,670c,670dがクランプブロック672へ与えるためにマルチプレクサ670eによって選択される。
【0054】
図11に示す実施例では、マルチプレクサ656への入力は、オプションとして、ブロック664による計算の前に、「カラースワップ」ブロック680を通してパスされる。カラースワップブロック680は各カラー成分(R,G,またはB)を他の2つのカラー成分へブロードキャストするために使用される。図12,図13を参照されたい。この特徴は、たとえば、ドット積,輝度計算およびカラー空間変換のために使用され得る。
【0055】
図11に示す実施例は固定的なあるいはプログラマブルな定数のためのサポートを含む。1つの実施例において、定数選択が、複数の固定的に定義された値を用いるかあるいは複数のプログラマブルなカラーレジスタ値を用いるかを特定する定数選択レジスタによって決定された任意の定数値を選択するために使用される。そのようなプログラマブルな定数および固定定数は、ブレンド演算における柔軟性を与える。他の実施例では、代わって、少数の固定定数(たとえば、1.0)が使用される。
【0056】
図11のデータ経路はたとえば、ダイレクトX6.0または7.0のD3Dによって特定されるような異なるブレンド演算のために設定され得る。たとえば、以下の7つのパラメータが再循環シェーダ602のブレンドステージをプログラムするために使用される。
【0057】
・引数A
・引数B
・引数C
・引数D
・減算
・バイアス
・シフト
数3および数4はブレンド演算の例である。
【0058】
SelectArg
【0059】
【数3】
【0060】
Modulate, Modulate2x, Modulate4x
【0061】
【数4】
【0062】
引数BおよびCの成分は一緒に乗算される。2または4のスケール値が数5で示すブライトニング(blightening)のために使用され得る。
【0063】
【数5】
【0064】
Add
引数の成分が数6のように一緒に加算される。
【0065】
【数6】
【0066】
AddSigned,AddSigned2X
引数の成分が−0.5のバイアスに加算され、−0.5から0.5までの値の有効範囲を作る。結果はブライトニングのために2によって乗算される。
【0067】
【数7】
【0068】
Subtract
第2の引数の成分が第1の引数から減算される。
【0069】
【数8】
【0070】
AddSmooth
バイアス加算演算はグロー,フォグその他のために数学的には正しい。しかしながら、それは突然飽和して輪郭加工を生じさせる。よりよく見えるが、わずかに数学的には正しくない方法は積を減算することである。
【0071】
【数9】
【0072】
BlendDiffuseAlpha, BlendTextureAlpha, BlendFactorAlpha, BlendCurrentAlpha
直線ブレンドが、頂点から補間されたアルファ(C=ラスタライズしたアルファ),現在のテクスチャからのアルファ(C=テクスチャアルファ),定数アルファ(C=定数アルファ),および/または現在のカラーのアルファ(C=計算したアルファ)からのアルファを用いて行われる。
【0073】
【数10】
【0074】
BlendTextureAlphaPM
予め乗算したアルファを用いる直線ブレンド
【0075】
【数11】
【0076】
ModulateAlpha_AddColor
第2の引数は第1のアルファによって変調され、その結果は第1の引数に加算される。
【0077】
【数12】
【0078】
ModulateColor_AddAlpha
引数が変調され、そして第1の引数のアルファが次いで加算される。
【0079】
【数13】
【0080】
ModulateInvAlpha_AddColor
ModulateAlpha_AddColorと同様であるが、第1の引数のアルファの反転を用いる。
【0081】
【数14】
【0082】
ModulateInvColor_AddAlpha
ModulateColor_AddAlphaと同様であるが、第1のカラーの反転を用いる。
【0083】
【数15】
【0084】
ModulateInvColor_AddAlpha
ModulateColor_AddAlphaと同様であるが、第1のカラーの反転を用いる。
【0085】
【数16】
【0086】
SpecularColor and Texture
上の演算に加えて、より複雑化したブレンドが多数のステージを用いることによって達成され得る。たとえば
【0087】
【数17】
最終カラー=鏡面テクスチャ*鏡面カラー+拡散テクスチャ+拡散カラー
DiffuseColor
それは2つのステージを用いて実現され得る。
【0088】
【数18】
【0089】
Embossing
この例は埋め込みのためである。
【0090】
【数19】
最終カラー=(拡散カラー+定数*(法線1−法線2))*材質テクスチャ
Texture
3つのステージを用いて実現され得る。
【0091】
【数20】
【0092】
DetailTexture
この例は詳細テクスチャリングのためのものであり、差分テクスチャは0.5のバイアスを有する。
【0093】
【数21】
最終カラー=基本テクスチャ+(差分テクスチャA−0.5)+(差分テクスチャB=0.5)
次のようにして実現され得る。
【0094】
【数22】
【0095】
実施例において、クランプブロック672は表1に示すクランプモデルのどれかを提供する。
【0096】
【表1】
【0097】
アルファ関数サポート
実施例の再循環シェーダは異なるアルファ値関数をサポートしている。実施例において、アルファ比較演算は再循環ステージの一部ではなく、再循環が完了した後に行われることに留意されたい。図11参照。実施例において、アルファ関数は、次の演算のどれか1つを用いてソースアルファを基準アルファと比較する。
【0098】
・常に(alwayss)
・決して(never)
・等しくない(not equal)
・等しい(equal)
・少し(less)
・大きいか等しい(greater than or equal)
・小さいか等しい(less than or equal)
・大きい(greater than)
2つの関数は次のものを用いて実施例において結合される。
【0099】
・AND
・OR
・XOR
・XNOR
ピクセルクォードラプレットにおける有効なピクセルのすべてがアルファテストに失敗したとすると、クォードラプレットは捨てられ、フレームバッファ702が更新されることはない。次のものは実現できる例である。
【0100】
例1
【0101】
【数23】
【0102】
例2
【0103】
【数24】
【0104】
再循環シェーダ602のアルファの機能(たとえば、非再循環アルファ比較との結合)がシェードツリーに類似する透明ツリーを提供する。特に、再循環シェーダ602のアルファ機能は、Mのアルファ入力上のNの論理アルファ演算を行うために使用され得て、NおよびMはいずれも整数である。アルファ比較とアルファ論理演算との結合は、漫画の線画のような写真写実的ではない効果を提供する。同時係属中の「グラフィクスシステムにおいて非写真的線画を提供するための方法および装置」、特願2001− を参照されたい。ここでは、それを参照することによってその記述を取り入れる。
Zテクスチャリングの例
シェーダ602は、テクスチャマッピングを用いてスクリーンz値を変更することによって、デプス付のスプライトをサポートする。能動化されると、シェーダ602は、基準zと2つのスロープ(slopes)に代えて、クォードラプレット毎に4つのz値をピクセルエンジン700へ送る。各z値は、zテクセルをクォードラプレットの基準zに加算することによってもしくは基準zをzテクセルによって置換することによって得られる。同時係属中の先に述べたzテクスチャリングの出願を参照されたい。
【0105】
図14はシェーダ602を含むテクスチャ環境ユニット600のブロック図を示す。テクスチャ環境ユニット600は、この実施例においては、コマンド部694およびシェーダ602に加えて、フォグ演算器690およびフォグブレンダ演算器692を含む。ブロック690および692の動作に関する詳細については、同時係属中の「グラフィクスシステムにおいて改良されたフォグ効果を提供するための方法および装置」、特願2001− を参照されたい。ここでは、参照によってそれの記述を取り入れる。
【0106】
図15はフォグ演算のより詳細なブロック図を示す。
マルチテクスチャリングのための再循環シェーダの使用の例
図16はマルチテクスチャリングのために再循環シェーダ602がどのようにして使用され得るかを示す。この実施例においては、再循環テクスチャユニット500は、或る表面に対応する一連のテクスチャマッピング出力を提示することができる。たとえば、同じプリミティブ表面上に8つまでの異なるテクスチャをマッピングすることができる。再循環テクスチャユニット500は、対応する一連のテクスチャマッピング出力を作成する直接(および間接)テクスチャリング演算を提供することができる。実施例においては、再循環シェーダ602は、それが利用可能になったとき各マッピングされたテクスチャ出力を受け、そのマッピングされたテクスチャ出力を変換ユニット300によって行われるライティング演算から抽出されたプリミティブ表面カラー/アルファ情報および/または他の先に作成されたテクスチャマッピングとブレンドする。再循環シェーダ602はパイプライン態様でそのブレンダ演算を行い、それによって再循環シェーダは、テクスチャユニットがさらなるテクスチャ出力をその順次に従って発生している間、テクスチャユニット500によって先に発生されたテクスチャ出力をブレンドする。
【0107】
実施例において、再循環シェーダは、再循環テクスチャユニット500によって与えられる付加的な情報とのさらなるブレンドのために、中間ブレンド結果を保持する。再循環テクスチャユニット500が一連のテクスチャマッピング出力において最後のテクスチャマッピング出力を発生した直後に、再循環シェーダ602は対応する最終ブレンド演算を行い、そのブレンド結果をデプスバッファリング,フレームバッファ702の内容との最終カラーブレンドおよび表示のために、フォグブロック600bを介して出力する。
【0108】
図17は図6に示す再循環シェーダ602を用いるマルチテクスチャリングプロセスの例を示す。図17に示す非制限の例においては、変換ユニット300はテクスチャ座標データを発生する(ブロック1002)。そして、システム50は、次いで発生したテクスチャ座標データを特定のテクスチャマップと関連付け、テクスチャユニット500は対応するテクセル(テクスチャデータ)をテクスチャマップから抽出する(ブロック1004)。なお、再循環シェーダ602は所定のブレンド/シェーディング演算を行うように構成され、抽出したテクスチャデータはブレンドのために再循環シェーダ602へ与えられる(ブロック1008)。再循環シェーダ602は抽出したテクスチャデータをいくつかの他の入力および/または保持している先の結果とブレンドする(ブロック1010)。たとえば、再循環シェーダ602は抽出したテクスチャデータを、頂点ベースでのポリゴン上に行われたグローシェーディング演算に対応する、ライティングブロック300eによって発生されたカラーまたは不透明値でブレンドする。ブレンド演算1010は、或る場合には、抽出したテクスチャデータを先に抽出したテクスチャデータでブレンドするように演算する。ブレンド演算1010は、時々、その抽出したテクスチャデータ上での変換を行い、もしくは、後続のブレンド演算のために再循環シェーダ602内の記憶装置のために抽出したテクスチャデータをそのままパスするように動作する。
【0109】
再循環シェーダ602はブレンド演算1010の出力を中間結果として一時的にストアする(ブロック1012)。次いで、追加テクスチャデータセットを抽出しかつブレンドするために、全プロセスが任意の回数再循環される。実施例においては、再循環シェーダ602はテクスチャユニット500がブロック1004および1008を実行して追加的なテクスチャマッピングを抽出すると同時に、ブロック1010および1012を実行する。
【0110】
図18は再循環シェーダを用いたマルチテクスチャリングパイプラインの例を示す。図18は、再循環シェーダ602が再循環するそれぞれのときに、再循環シェーダ602が、新たなデータセットを先のブレンド演算によって与えられる任意のまたはすべてのブレンド結果でブレンドすることができる追加的でかつ独立制御されるブレンドステージを提供する。
【0111】
好ましい実施例のシステム50はリアルタイムレンダリングシステムであるので、再循環テクスチャユニット500が再循環し得る回数はイメージフレーム間の時間(たとえば、1秒の1/30または1/60)に関連して各再循環に要する時間量によって制限される。1つの実施例では、再循環テクスチャユニット500が1レンダリングパスで実行可能な再循環の合計数は、たぶん8である。しかしながら、異なる実施例では異なる再循環数を与えるようにしてもよい。この実施例において、再循環シェーダ602はテクスチャユニット500が再循環し得るほぼ2倍の回数再循環できる。再循環シェーダ602によって与えられる追加的な再循環は、たとえばフォグ,zテクスチャリング,環境マッピング,エンボシング,詳細テクスチャリングおよび他のイメージ効果を含む多数の増強されたイメージ効果を行うために使用され得る。再循環シェーダ602へのテクスチャ入力は、好ましくは、テクスチャユニット500が利用可能なテクスチャを作らないステージ中はゼロ(null)にセットされる。
【0112】
図19は、マルチテクスチャリング演算を提供するために再循環シェーダ602を制御するための制御ステップの例を示す。この具体例においては、主プロセサは、点灯されるべきおよび/または変換ユニット300によって変換されるべき多数の異なる頂点214を特定する。変換ユニット300はテクスチャユニット500へ与えるために適宜のテクスチャ座標を発生し、ラスタライザ400はライティング計算に基づいて頂点をラスタライズする。そのようにして発生されたテクスチャ座標は多数のテクスチャマッピング504に基づく一連のテクスチャマッピング動作において使用され得る。これらのテクスチャマッピングの結果はマルチテクスチャブレンドを提供するために、多数の順次の再循環シェーダ602のステージに順次的に与えられる。
レジスタインタフェースの例
図20はレジスタの内容の詳細な定義の例である。以下の表は図20に示す種々のレジスタの一層詳細な説明を示すものである。
【0113】
【表2】
【0114】
【表3】
【0115】
【表4】
【0116】
【表5】
【0117】
【表6】
【0118】
【表7】
【0119】
【表8】
【0120】
【表9】
【0121】
以下は実施例のアプリケーションのプログラミングインタフェースコールの例である。
GXSetTevOp
説明:これはテクスチャ環境ユニットの初期プログラムを簡単に作るために設計された便利な関数である。このマクロは、なじみのあるテクスチャ結合関数を実現するために、予め定義した引数とともに、GXSetTevColorIn, GXSetTevColorOp, GXSetTevAlphaIn,およびGXSetTevAlphaOpをコールする。
【0122】
連続する組の再循環シェーダステージをイネーブルするために、アプリケーションはGXSetNumTevStages関数をコールする。
【0123】
次表10において、Cvはステージのための出力カラーであり、Crは先のステージの出力カラーであり、そしてCtテクスチャカラーである。Avはステージのための出力アルファであり、Arは先のステージの出力アルファであり、そしてAtはテクスチャアルファである。特別な場合、最初の再循環シェーダステージでは、先行するステージがないので、ラスタライズしたカラー(GX_CC_RASC)がCrとして使用され、ラスタライズしたアルファ(GX_CA_RASA)がArとして使用される。
【0124】
【表10】
【0125】
引数:id=ステージid,mode=予め定義したカラー結合モデル
使用例:void GXSetTevOp( GXTevStageID id, GXTevMode mode );
GXTevStageID
以下の値を列挙する。
【0126】
【表11】
【0127】
説明:テクスチャ環境(再循環シェーダ)ステージの名称
GXTevMode
次の値を列挙する。
【0128】
【表12】
【0129】
説明:テクスチャ環境制御を設定する。
GXSetNumTevStages
説明:この関数は、多数の連続するテクスチャ環境(再循環シェーダ)ステージをイネーブルする。フォギングおよびブレンド前の出力ピクセルカラーは、最後のステージからの結果である。最後の再循環ステージはレジスタGX_TEVPREVへ書き込まなければならない(GXSetTevColorOpおよび GXSetTevAlphaOp参照)。少なくとも1つの再循環ステージがイネーブルされる。もし、Zテクスチャがイネーブルされると、Zテクスチャは最後のステージでルックアップされる(GXSetZTexture参照)。
【0130】
ライティングカラー,テクスチャ座標およびテクスチャマップの再循環シェーダステージとの関連はGXSetTevOrderを用いて設定される。テクスチャ座標の利用可能な数はGXSetNumTexGensを用いて設定される。利用可能なカラーチャネルの数はGXSetNumChansを用いて設定される。
【0131】
GXInitはnStagesをデフォルトとして1に設定する。
【0132】
引数:nStages
アクティブな再循環シェーダステージの数。最小値は1で最大値は16である。
【0133】
使用例:void GXSetNumTevStages(u8nStages);
GXSetTevColorIn
説明:この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)のカラー結合ユニットの入力オペランドを設定する。入力オペランドa,bおよびcはRGBカラーであり、各成分は未符号化8ビット(0≦a,b,c≦255)である。d入力オペランドはRGBカラーであり、各成分は符号化10ビット入力(−1024≦d≦1023)である。
【0134】
入力オペランドがアルファ値(GX_CC_A0, GX_CC_A1, GX_CC_A2, GX_CC_APREV, GX_CC_TEXA, GX_CC_RASA)の場合、アルファ値は3つのカラーチャネル(R=A,G=A,B=A)にまたがって折り返される。
【0135】
この再循環シェーダステージによって実現される関数は関数GXSetTevColorOpを用いて設定される。
【0136】
このステージの出力はデフォルトによってレジスタGX_TEVPREV(GXInitを参照)に向けられるが、GXSetTevColorOpによって明示的に設定されてもよい。
【0137】
再循環シェーダステージの出力をストアするために使用されるレジスタはまた、入力GX_CC_C0, GX_CC_C1, GX_CC_C2, GX_CC_CPREVとして使用され得る。GXSetTevColorまたはGXSetTevColorS10を用いてこれらのレジスタに一定のカラー値をプログラムすることもできる。
【0138】
各レジスタは未符号化8ビット数もしくは符号化10ビット数を成分(RGB)毎にストアすることができる。符号化10ビット数が入力a,bまたはcのために選択されると、その数は8ビットに切り縮められる。その数を変換するために特別な試みはなく、単純に最上位ビットが捨てられる。
【0139】
入力オペランドGX_CC_RASCおよびGX_CC_RASAは、頂点毎のライティング計算の結果である。入力オペランドGX_CC_TEXCおよびGX_CC_TEXAはこのステージのためのテクスチャ入力である。テクスチャカラー入力GX_CC_TEXCは、オペランドGX_TC_TEXRRR, GX_TC_TEXGGGまたは GX_TC_TEXBBBを設定することによる入力より前にスワップされたカラー成分を有する。再循環シェーダステージ毎にスワップオペランドのいずれかを選択することができる。この実施例においては、同じステージでGX_TC_TEXRRRおよびGX_TC_GGGの両方を用いることはできない。
【0140】
GXSetTevOrderはシェーダステージを具体的なカラーおよびテクスチャに関連付ける。
【0141】
引数
【0142】
【表13】
【0143】
使用例:
【0144】
【表14】
【0145】
GXSetTevAlphaIn
説明:この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)のアルファ結合ユニットの1つのステージのための入力オペランドを設定する。入力オペランドa,bおよびcは未符号化8ビット入力(0≦a,b,c≦255)である。d入力オペランドは符号化10ビット入力(−1024≦d≦1023)である。
【0146】
各シェーダステージは数25を実現する。
【0147】
【数25】
【0148】
op,biasおよびscaleによって記述される演算はGXSetTevAlphaOp関数を使用してプログラマブルである。
【0149】
このステージの出力はデフォルトによってレジスタGX_TEVPASS(GXInitを参照)に向けられるが、GXSetTevAlphaOpによって明示的に設定されてもよい。結果は、GXSetTevClampModeによって設定されたクランプモードに基づいて、2つの範囲、0〜255もしくは−1024〜1023にクランプされ得る。入力a,bまたはcが符号化10ビット数(先の再循環シェーダステージの結果もしくは入力定数)である場合、下位8ビットだけが使用される。この数を変換する特別な方法はなく、単純に上位ビットが捨てられる。
【0150】
再循環シェーダステージの出力をストアするために使用されるレジスタはまた入力GX_CA_A0, GX_CA_A1, GX_CA_A2, GX_CA_APREVとして使用され得る。GXSetTevColorまたはGXSetTevColorS10を用いてこれらのレジスタに一定のアルファ値をプログラムすることもできる。
【0151】
入力オペランドGX_CA_RASAは頂点毎のライティング計算の結果である。入力オペランドGX_CA_TEXAはこのステージのためのテクスチャアルファ入力である。GXSetTevOrderを用いてこれらの入力に対応してカラーおよびテクスチャを選択することができる。
【0152】
引数
【0153】
【表15】
【0154】
使用例:
【0155】
【表16】
【0156】
GXSetTevColorOp
説明:この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)ユニットのこのステージのためのカラー結合器関数のためにop,scale,biasおよびクランプ演算を設定する。この関数はまた出力レジスタout_regを特定し、それはカラー結合関数の結果を保持する。カラー結合関数は、数26で与えられる。
【0157】
【数26】
【0158】
入力パラメータa,b,cおよびdはGXSetTevColorIn関数を用いて選択される。これらのA,BおよびC入力は未符号化8ビット入力(0≦a,b,c≦255)である。d入力は符号化10ビット入力(−1024≦d≦1023)である。結果out_regはまた符号化10ビットの結果であり得て、クランプイネーブルおよび現在のクランプモードに依存する(GXSetTevClampModeを参照)。
【0159】
再循環シェーダ出力レジスタはすべての再循環シェーダステージで共用される。再循環シェーダ出力レジスタはまた定数カラー入力として使用され、そのために具体的な式を実現するときに衝突が起きないように入力および出力レジスタを注意深く割り付ける必要がある。アプリケーションは、直前のアクティブな再循環シェーダステージにおけるGX_TEVPREVに出力しなければならない。
【0160】
関数GXSetTevOpは予め定義した式の名称に基づいて、GXSetTevColorInおよびGXSetTevColorOpのパラメータを設定するより簡単な方法を提供する。GXSetTevOpおよびGXSetTevColorIn/GXSetTevColorOpの使用を混合してはならない。
【0161】
GXSetTevOpは出力レジスタの使用についていくつかの前提を作り、すなわち、GX_TEVPREVは常に出力レジスタであり、先の再循環シェーダステージの結果を次の再循環シェーダステージへパスするために使用される。
【0162】
引数
【0163】
【表17】
【0164】
使用例:
【0165】
【表18】
【0166】
GXSetTevAlphaOp
説明:この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)ユニットのこのステージのためのアルファ結合器関数のためのop,scale,biasおよびクランプ演算を設定する。この関数はまた、レジスタout_regを特定し、それはアルファ結合器関数の結果を保持する。アルファ結合器関数は数27で与えられる。
【0167】
【数27】
【0168】
入力パラメータa,b,cおよびdはGXSetTevAlphaInを用いて設定される。このa,bおよびc入力は未符号化8ビット入力(0≦a,b,c≦255)である。d入力は符号化10ビット入力(−1024≦d≦1023)である。結果out_regは符号化10ビットの結果であり、クランプイネーブルおよび現在のクランプモードに依存する(GXSetTevClampModeを参照)。
【0169】
GXSetTevStagesを使用して連続する数の再循環シェーダステージをイネーブルしなければならない。直前のアクティブな再循環シェーダステージはその出力をレジスタGX_TEVPREVに書き込む。
【0170】
引数
【0171】
【表19】
【0172】
使用例:
【0173】
【表20】
【0174】
GXSetTevColor
説明:この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)ユニットにおいて定数カラーレジスタの1つを設定するために使用される。これらのレジスタはすべての再循環シェーダステージについて利用可能である。これらのレジスタの少なくとも1つが、マルチテクスチャ構成において、1つの再循環シェーダステージの出力を次にパスするために使用される。アプリケーションは、レジスタの使用において衝突が生じないようにこれらのレジスタを割り付ける責任がある。
【0175】
この関数は未符号化8ビットカラーである。符号化10ビットカラーを使用するために、GXSetTexColorS10を使用する。
【0176】
【表21】
【0177】
GXSetTevColorS10
説明:この関数は、テクスチャ環境(再循環シェーダ)ユニットにおいて定数カラーレジスタの1つを設定するために使用される。これらのレジスタはすべての再循環シェーダステージについて利用可能である。これらのレジスタの少なくとも1つは、マルチテクスチャ構成において、1つの再循環シェーダステージの出力を次へパスするために使用される。アプリケーションは、これらのレジスタの使用において衝突が生じないようにこれらのレジスタを割り付ける責任がある。
【0178】
この関数はカラー成分を符号化10ビット数にすることができる。未符号化8ビットカラーを設定するために、GXSetTevColorが使用される。
【0179】
【表22】
【0180】
GXSetTevClampMode
説明
この関数はテクスチャ環境(再循環シェーダ)ユニットにおいてこのステージのためのクランプモードを設定する。このモードはアルファおよびカラー結合器の両方のために使用される。このモードはGXSetTevColorOpおよび GXSetTevAlphaOpによって設定されるクランプ制御が表23に示すように如何に解釈されるかを果たす。RはTEVステージの結果カラーである。
【0181】
GXInitはモードをGX_TC_LINERに設定する。
【0182】
【表23】
【0183】
【表24】
【0184】
【表25】
【0185】
GXSetAlphaCompare
説明:この関数は、直前のアクティブなテクスチャ環境(再循環シェーダ)ステージからのアルファ出力を用いるアルファ比較関数のためのパラメータを設定する。アクティブな再循環シェーダステージの数はGXSetTevStagesを使用して特定される。
【0186】
出力アルファはブレンド式(GXSetBlendModeを参照)において使用され、ソースおよび宛先(フレームバッファ)ピクセルがどのように結合されるかを制御する。
【0187】
アルファ比較演算は数28で与えられる。
【0188】
【数28】
【0189】
ここで、alpha_srcは直前のアクティブな再循環シェーダステージからのアルファである。一例として、次のような式を実現できる。
【0190】
【数29】
【0191】
または
【0192】
【数30】
【0193】
Z比較はテクスチャリングの前または後のいずれかで生じる(GXSetZCompLocを参照)。Z比較がテクスチャリングの前に生じた場合、ZはZテストに基づいてのみ書き込まれる。カラーは、Zテストおよびアルファテストを通過したときに書き込まれる。
【0194】
Z比較がテクスチャリングの後に生じる場合、Zテストおよびアルファテストを通過したときに、カラーおよびZが書き込まれる。正しくZバッファを行う必要がある形状切断(cutout shapes)(ビルボードツリーのような)をするためにテクスチャを用いるとき、パイプラインをテクスチャリングの後にZバッファをするように構成しなければならない。
【0195】
【表26】
【0196】
【表27】
【0197】
GXSetTevOrder
説明:この関数はこのテクスチャ環境(再循環シェーダ)ステージへの入力として利用可能なテクスチャおよびラスタライズしたカラーを特定する。テクスチャ座標coordはGXSetTexCoordGen関数を用いて入力アトリビュートから発生され、GXLoadTexObjによって先にロードされたテクスチャマップをルックアップするために使用される。このステージのためにラスタライズするカラーがまた特定される。カラーは、GXSetChanCtrl関数によって制御される頂点毎のライティングの結果である。
【0198】
この関数は再循環シェーダステージをイネーブルしないということに注意されたい。連続する数の再循環シェーダステージをイネーブルするためには、ステージGX_TEVSTAGE0をスタートし、GXSetNumTevStages関数を用いる。
【0199】
各再循環シェーダステージの動作は独立している。カラー演算はGXSetTevColorInおよびGXSetTevColorOpによって制御される。アルファ演算はGXSetTevAlphaInおよびGXSetTevAlphaOpによって制御される。すべてのアクティブな再循環シェーダステージのために利用可能なテクスチャ座標の数はGXSetNumTexGensを用いて設定される。すべてのアクティブな再循環シェーダステージのために利用可能なカラーチャネルの数はGXSetNumChansを使用して設定される。アクティブな再循環シェーダステージはテクスチャ座標やカラーを参照することなく生成される。
【0200】
GXSetTevOrderを用いることによって、1つのテクスチャ座標を、テクスチャが同じサイズである限り、多くのテクスチャにブロードキャストすることができる。
【0201】
【表28】
【0202】
任意の再循環シェーダステージにおいて任意に生成されたテクスチャ座標を使用することができる。
【0203】
【表29】
【0204】
テクスチャが再循環シェーダステージにおいて使用されていなければ、coordおよびmapをNULLに設定する。
【0205】
【表30】
【0206】
再循環シェーダステージにおいてカラーが用いられないとき、colorをNULLに設定する。
【0207】
【表31】
【0208】
GXSetTevOrderは関数コールにおいてテクスチャマップのサイズに従ってGXSetTexCoordGenによって作られた規格化テクスチャ座標をスケーリングする。そのために、テクスチャ座標は、マップが同じサイズであるときにのみマルチテクスチャマップへブロードキャストされる。或る場合においては、或るスケール値を有するテクスチャ座標を発生したいなら、テクスチャルックアップをディスエーブルする(このことによって間接バンプマッピングのためのテクスチャ座標を発生する)。GX_TEXMAP_DISABLEフラグを使用して達成される。
GXSetTevOrder(GX#TEVSTAGE1, GX#TEXCOORD0, GX#TEXMAP3|
GX#TEXMAP#DISABLE, GX#COLOR#NULL);
これはGX#TEXMAP3を用いるスケーリングGX#TEXCOORD0でGX#TEXMAP3のルックアップをディスエーブルする。
【0209】
GXInitはデフォルトの再循環シェーダ順を記述する。
【0210】
【表32】
【0211】
【表33】
【0212】
例:
このページはテクスチャ環境(TEV)設定のいくつかの例を示す。
【0213】
ラスタライズしたカラー
たとえば、頂点カラーを有するポリゴン
たとえば、頂点ライティング
この構成は、PASSCLR演算を用いることによってラスタライズしたカラーチャネルを直接パスする。テクスチャは用いられない。
【0214】
【表34】
【0215】
1つのテクスチャ
たとえば、単純なテクスチャマッピング
この構成はテクスチャカラーを直接表示することによって使用される。ラスタライズしたカラーは用いられない。
【0216】
【表35】
【0217】
ラスタライズしたカラーで変調された1つのテクスチャ
たとえば、発光材料テクスチャ
この構成はMODULATE演算を用いる。
【0218】
【表36】
【0219】
ラスタライズしたカラー上にオーバレイされた1つのテクスチャ
たとえば、拡散光表面上のハイライトマップ
たとえば、光表面上の投影陰影マップ
この構成はDECAL演算を用いる。テクスチャはブレンドのために使用されるアルファ値を含まなければならない。
【0220】
【表37】
【0221】
定数カラー
この構成はライティングユニットまたは任意のテクスチャからの出力を用いる。
【0222】
【表38】
【0223】
2つのラスタライズしたカラーの加算
たとえば、拡散光カラー+鏡面光カラー
テクスチャを用いない。第1のステージはPASSCLRを用いることによって第1のラスタライズしたカラーをパスする。第2のステージは詳細な設定が必要な2つのカラーを加算する。
【0224】
【表39】
【0225】
ラスタライズしたカラーとアルファとの加算
たとえば、拡散光カラー+アルファチャネルで処理した鏡面光カラー
もし鏡面カラーが白色についてのみ許容されているならば、TEVステージ上の各RGB成分へブロードキャストされる鏡面光カラーのためにアルファチャネルを使用してもよい。それは1つのステージだけが必要なので、2つのチャネルを使用するより良好なフィルレート(fill-rate)を得ることができる。この方法は、アルファが他の目的で予約されていなければ使用できる。
【0226】
【表40】
【0227】
互換性のある他の実施例
上述のシステム50は上で述べた家庭用ビデオゲームコンソールの構成以外としても実現できる。たとえば、或るものは、システム50をエミュレートする異なる構成を有するプラットフォームもしくはそれと同等のものにおいて、システム50のために書かれたグラフィクスアプリケーションや他のソフトウェアを実行させることができる。もし、他のプラットフォームがシステム50のいくつかのもしくはすべてのハードウェアおよびソフトウェアリソースをエミュレートしシミュレートしおよび/または提供することができれば、その他のプラットフォームはそのソフトウェアを成功裏に実行することができる。
【0228】
一例として、エミュレータがシステム50のハードウェアおよび/またはソフトウェア構成(プラットフォーム)とは異なるハードウェアおよび/またはソフトウェア構成(プラットフォーム)を提供できる。そのエミュレータシステムは、それのためにアプリケーションソフトウェアが書かれているシステムのいくつかのもしくはすべてのハードウェアおよび/またはソフトウェアコンポーネンツをエミュレートしもしくはシミュレートするソフトウェアおよび/またはハードウェアコンポーネンツを含む。たとえば、エミュレータシステムはパソコンのような汎用ディジタルコンピュータを含み、それはシステム50のハードウェアおよび/またはファームウェアをシミュレートするソフトウェアエミュレータプログラムを実行する。上述のオーディオシステムのDSP処理がパソコンによってエミュレートされ得る。
【0229】
或る汎用ディジタルコンピュータ(たとえばIBMやマッキントッシュのパソコンおよびそれらの同等物)は、ダイレクトX(DirectX)または他の標準的な3DグラフィクスコマンドAPIsに従った3Dグラフィクスパイプラインを提供する3Dグラフィクスカードを備える。それらはまた、音声コマンドの標準的なセットに基づいて高品質のステレオ音声を提供するステレオ音声カードを備える。エミュレータソフトウェアを実行するそのようなマルチメディアのハードウェアを備えるパソコンは、システム50のグラフィクスおよび音声性能とほぼ等しい十分な性能を有する。エミュレータソフトウェアはパソコンプラットフォーム上のハードウェアリソースを制御して、それのためにゲームプログラマがゲームソフトウェアを書いた家庭用ビデオゲームコンソールプラットフォームの処理,3Dグラフィクス,音声,周辺および他の能力をシミュレートする。
【0230】
図21はホストプラットフォーム1201,エミュレータコンポーネント1303および記憶媒体62上のゲームソフトウェア実行可能バイナリ映像を用いる全体のエミュレーション処理を図解する。ホスト1201は、たとえばパソコン,ビデオゲームコンソールあるいは十分な計算力を有する任意の他のプラットフォームのような汎用または特定目的ディジタル計算装置である。エミュレータ1303はそのホストプラットフォーム1201上で走るソフトウェアおよび/またはハードウェアであり、記憶媒体62からのコマンド,データおよび他の情報のそのホスト1201によって実行可能な形態へのリアルタイム変換を行う。たとえば、エミュレータ1303は記憶媒体62からシステム50によって実行されるように意図された「ソース」であるバイナリ映像プログラム命令を取り込み、これらのプログラム命令をホスト1201によって実行されもしくは処理され得るターゲットとなる形態に変換する。
【0231】
一例として、ソフトウェアがIBMパワーPCまたは他の特定のプロセサを用いるプラットフォーム上での実行のために書かれかつホスト1201が異なる(たとえばインテル)プロセサを用いるパソコンである場合、エミュレータ1203は記憶媒体1305からの1つのもしくは一連のバイナリ映像プログラム命令を取り込み、これらのプログラム命令を1つまたはそれ以上の同等のインテルのバイナリ映像プログラム命令に変換する。エミュレータ1203はまたグラフィクス/オーディオプロセサ114によって処理されるように意図されたグラフィクスコマンドおよびオーディオコマンドを取り込みかつ/あるいは生成し、そしてホスト1201上で利用可能なハードウェアおよび/またはソフトウェアグラフィクス/オーディオ処理リソースによって処理され得る形態にこれらのコマンドを変換する。一例として、エミュレータ1303はホスト1201の特別なグラフィクスおよび/または音声ハードウェア(たとえば標準的なダイレクトX,オープンGLおよび/または音声APIs)によって処理され得るコマンドにこれらのコマンドを変換する。
【0232】
上で述べたビデオゲームシステムのいくつかのもしくはすべての特徴を与えるために用いられるエミュレータ1303は、また、エミュレータを使ってゲームを走らせている種々のオプションおよびスクリーンモードの選択を簡単化しもしくは自動化するグラフィックユーザインタフェース(GUI)を備える。一例において、そのようなエミュレータ1303はさらにそのソフトウェアが本来的に目的とされたホストプラットフォームに比べてより増強された機能性を含むこともできる。
【0233】
図22はエミュレータ1303で用いるに適したエミュレーションホストシステム1201を図解的に示す。このシステム1201は処理ユニット1203およびシステムメモリ1205を含む。システムバス1207がシステムメモリ1205を含む種々のシステムコンポーネンツを処理ユニット1203に結合する。システムバス1207は多様なバスアーキテクチャのいずれかを用いるメモリバスもしくはメモリコントローラ,周辺バスおよびローカルバスを含むいくつかのタイプのバス構造の任意のものである。システムメモリ1207はROM1252およびRAM1254を含む。起動中においてのようにパソコンシステム1201中のエレメント(要素)間に情報を伝送する手助けをする基本ルーチンを含む基本入力/出力システム(BIOS)1256がROM1252中にストアされる。システム1201はさらに種々のドライブおよび関連のコンピュータ読出可能な媒体を含む。ハードディスクドライブ1209が(典型的には固定の)磁気ハードディスク1211から読み出しそれへ書き込む。付加的な(たぶんオプションとしての)磁気ディスクドライブ1213が着脱可能な「フロッピィ」または他の磁気ディスク1251から読み出しかつそれへ書き込む。光ディスクドライブ1217はCD−ROMあるいは他の光学媒体のような着脱自在な光ディスク1219から読み出しかつそれへ書き込む。ハードディスクドライブ1209および光ディスクドライブ1217は、ハードディスクドライブインタフェース1221および光ディスクドライブインタフェース1225によって、システムバス1207にそれぞれ接続される。これらのドライブおよびその関連するコンピュータ読出可能な媒体は、パソコンシステム1201のためのコンピュータ読出可能な命令,データ構造,プログラムモジュール,ゲームプログラムおよび他のデータの不揮発性の記憶媒体を提供する。他の構成では、コンピュータによってアクセス可能なデータをストアすることができる他のタイプのコンピュータ読出可能な媒体(たとえば磁気カセット,フラッシュメモリカード,ディジタルビデオディスク,ベルヌーイカートリッジ,RAM,ROMあるいはその他のもの)がまた使用できる。
【0234】
エミュレータ1303を含む多数のプログラムモジュールがハードディスク1211,着脱可能な磁気ディスク1215,光ディスク1219および/またはシステムメモリ1205のROM1252および/またはRAM1254にストアされ得る。このようなプログラムモジュールはグラフィクス/音声APIs,1つ以上のアプリケーションプログラム,他のプログラムモジュール,プログラムデータおよびゲームデータを提供するオペレーティングシステム(OS)を含む。ユーザは、キーボード1227,ポインティングデバイス1229,マイクロフォン,ジョイスティック,ゲームコントローラ,衛星アンテナ(satellite dish),スキャナあるいはその他のもののような入力デバイスを通して、パソコンシステム1201にコマンドおよび情報を入力することができる。これらのそして他の入力デバイスは、システムバス1207に結合されたシリアルポートインタフェース1231を通して処理ユニット1203に接続され得るが、パラレルポート,ゲームポートファイヤワイヤバス(Fire Wire)もしくはユニバーサルシリアルバス(USB)のような他のインタフェースによって接続されてもよい。モニタまたは他のタイプの表示デバイスがまたビデオアダプタ1235のようなインタフェースを介してシステムバス1207に接続される。
【0235】
システム1201はモデム1154またはインターネットのようなネットワーク1152を通しての通信を確立するための他のネットワークインタフェース手段を含む。内部もしくは外付けであってよいモデム1154はシリアルポートインタフェース1231を介してシステムバス123に接続される。システム1201がローカルエリアネットワーク1158を介して遠隔コンピュータ装置1150(たとえば他のシステム1201)と通信するのを許容するために、ネットワークインタフェース1156がまた設けられてもよい(もしくはそのような通信はダイヤルアップもしくは他の通信手段のようなワイドエリアネットワーク1152もしくは他の通信経路を介してもよい)。システム1201はプリンタのような周辺出力装置および他の標準的な周辺装置を含む。
【0236】
一例では、ビデオアダプタ1235は、マイクロソフト(Microsoft)のダイレクトX7.0、または他のバージョンのような標準的な3Dグラフィクスアプリケーションプログラマインタフェースに基づいて発行された3Dグラフィクスコマンドに応答して、高速の3Dグラフィクスレンダリングを提供する3Dグラフィクスパイプラインチップセットを含んでもよい。1組のスピーカ1237はまた、バス1207によって与えられる音声コマンドに基づいて高品質ステレオ音声を生成するハードウェアおよび埋め込みソフトウェアを提供する従来の「音声カード」のような音声生成インタフェースを介して、システムバス1207に接続される。これらのハードウェア能力によって記憶媒体1305中にストアされているソフトウェアを再生するためにシステム1201に十分なグラフィクスおよび音声の速度性能を与えることができる。
【0237】
上で言及したすべての書類が参照によってここに取り入れられる。
【0238】
最も現実的かつ好ましい実施例であると現在考えられているものに関連してこの発明が説明されたが、この発明は開示された実施例に限定されるものではなく、逆に、特許請求の範囲内に含まれる種々の変形例や等価的な構成をカバーするように意図されていることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はインタラクティブコンピュータグラフィクスシステムの実施例を示す全体図である。
【図2】図2は図1実施例のコンピュータグラフィクスシステムのブロック図である。
【図3】図3は図2に示す実施例のグラフィクス/オーディオプロセサのブロック図である。
【図4】図4は図3に示す実施例の3Dグラフィクスプロセサのブロック図である。
【図5】図4のグラフィクス/オーディオプロセサの例示的な論理フロー図である。
【図6】図6は実施例の再使用可能な再循環シェーダを示す。
【図7】図7は再循環シェーダを用いて実現された実施例のシェーディングパイプラインを示す。
【図8】図8は実施例の再循環シェーダのブロック図を示す。
【図9】実施例の再循環シェーダの入力マルチプレクサを示す。
【図10】図10は実施例の再循環シェーダの動作ブロック図を示す。
【図11】図11は実施例の再循環シェーダの回路を示す。
【図12】図12は実施例のカラースワップの特徴を図解する。
【図13】図13は実施例のカラースワップの特徴を図解する。
【図14】図14は実施例のテクスチャ環境ユニットを示す。
【図15】図15は実施例のフォグ計算ユニットを示す。
【図16】図16はマルチテクスチャのために再循環シェーダがどのようにして使用され得るかの例を示す。
【図17】図17は再循環シェーダを用いる実施例のマルチテクスチャリングプロセスを示す。
【図18】図18は再循環シェーダを用いる実施例のマルチテクスチャパイプラインを示す。
【図19】図19は実施例のマルチテクスチャパイプライン制御を示す。
【図20】図20は実施例のテクスチャ環境ユニットの制御レジスタを示す。
【図21】図21は別の互換性のある実施例を示す。
【図22】図22は別の互換性のある実施例を示す。
【符号の説明】
50 …インタラクティブ3Dコンピュータグラフィクスシステム
110 …主プロセサ
112 …主メモリ
114 …グラフィクス/オーディオプロセサ
180 …グラフィクスパイプライン
500 …テクスチャユニット
600 …テクスチャ環境ユニット
602 …再循環シェーダ
Claims (47)
- 選択した入力をブレンドして、計算したカラーまたは不透明出力を与えるハードウェアシェーダであって、そのカラーまたは不透明出力が後続のブレンド演算のために、当該ハードウェアシェーダへの入力として使用するためにフィードバックされるハードウェアシェーダを備え、このハードウェアシェーダはカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供するブレンド演算ステージを含む、グラフィクスパイプライン。
- シェーダの出力はnのブレンドステージを提供するように再循環され得る、請求項1記載のパイプライン。
- 前記シェーダ出力の再循環によってシェードツリー形式の結合演算を可能にする、請求項1記載のパイプライン。
- テクスチャ座標プロセサ、テクスチャマッパおよびテクスチャマッパからの選択したテクスチャマップされたデータをテクスチャ座標プロセサに再循環させるテクスチャデータフィードバック経路をさらに備え、
前記テクスチャ座標プロセサは直接および間接テクスチャ座標をインタリーブする、請求項1記載のパイプライン。 - シェーダに結合された再循環テクスチャユニットをさらに備え、再循環テクスチャユニットがシェーダによるブレンドのためのさらなるテクスチャ出力を提供するために別のテクスチャマッピング動作を行っている間、前記シェーダは再循環テクスチャユニットによって先に与えられたテクスチャ出力をブレンドする、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダはプログラマブルなクランパを含む、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダはプログラマブルなスケーラを含む、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダは比較器を含む、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダはプログラマブルなカラースワップを含む、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダの出力は複数の後続ブレンド演算のための入力として利用可能とされる、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダは同一ブレンド演算ステージ中にカラーブレンド演算とアルファブレンド演算とを行う別々のブレンド回路を含む、請求項1記載のパイプライン。
- シェーダは前記シェーダの入力へ出力を与えるフィードバック機構を含む、請求項1記載のパイプライン。
- 前記フィードバック機構はブレンド演算からの出力を保持するための1つまたはそれ以上の記憶バッファを含み、前記バッファの少なくとも1つは前記シェーダの入力へ接続された出力を有する、請求項12記載のパイプライン。
- グラフィクスシステムにおけるマルチテクスチャリング方法であって、
(a) 結合されかつテクスチャリングされた成分出力を与えるために、成分結合装置を通して、テクスチャマッピングデータをパスし、
(b) その成分結合装置を再構成し、そして
(c) 結合されかつマルチテクスチャリングされた成分出力を生成するために、カラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する再構成された同じ成分結合装置を通して前記結合されかつテクスチャリングされた成分出力をパスする、方法。 - 前記ステップ(b) および(c) は複数回繰り返される、請求項14記載の方法。
- 成分結合装置はテクスチャカラー結合器およびアルファ結合器を含む、請求項14記載の方法。
- マルチテクスチャリングされたポリゴンを提供する方法であって、
(a) 第1テクスチャマッピングデータを発生し、
(b) 第1テクスチャマッピングデータに対応する第1出力を与えるために第1テクスチャマッピングデータを、カラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する結合器ハードウェアを通してパスし、
(c) 第2テクスチャマッピングデータを発生し、そして
(d) 第1および第2テクスチャマッピングデータに対応する第2出力を与えるために前記結合器ハードウェアを通して第2テクスチャマッピングデータおよび第1出力をパスする、方法。 - ステップ(b) はブレンドステージ中に行われ、ステップ(d) はそのブレンドステージより後の別のブレンドステージ中に行われる、請求項17記載の方法。
- 結合器ハードウェアはテクスチャマッピングデータのブレンドの10以上の連続ステージを提供する、請求項17記載の方法。
- 少なくとも1つのテクスチャ座標アドレスユニットおよび結合器回路を含むテクスチャ環境ユニットを備えるグラフィクスレンダリングパイプラインにおいて、
イメージ中に表示された表面へマルチテクスチャを付与するマルチステージを提供するために結合器回路を繰り返し再使用するようにし、前記マルチステージは各々カラーブレンドおよびアルファブレンドの両方を提供する、方法。 - 再使用ステップでは、第1ブレンドサイクル/ステージ中に第1テクセルカラーを結合するために結合器回路を使用し、同じ結合器回路を第1サイクル/ステージとは異なる第2ブレンドサイクル/ステージを用いて第2テクセルカラーを結合するために使用し、第1および第2サイクル/ステージは1つのイメージフレームを発生するための期間内に行われる、請求項20記載の方法。
- 第1および第2サイクル/ステージは連続的である、請求項20記載の方法。
- 結合器回路は独立のカラー結合器回路とアルファ結合器回路とを含む、請求項20記載の方法。
- 関連のメモリにストアされているポリゴン頂点データおよびテクスチャデータに少なくとも部分的に応答してイメージをレンダリングしかつ表示する処理パイプライン、および前記レンダリングされかつ表示されたイメージの表面へ1つまたはそれ以上の異なるテクスチャおよび/またはテクスチャ特性に対応するテクスチャデータを選択的にマッピングするためのマルチテクスチャ処理サブシステムを備えるグラフィクスシステムにおいて、
前記マルチテクスチャ処理サブシステムは、
パイプライン内に構成され、テクスチャ,ラスタライズしたカラーおよびアルファ成分データを結合して、計算したカラーおよび計算したアルファを生成するかつその計算したカラーおよび計算したアルファのパイプライン中への再導入を可能にするフィードバック構成を有するカラー/アルファ成分ブレンドユニットを含み、マルチテクスチャリングの処理はブレンドユニットの繰り返しの使用/再使用によって達成されることを特徴とする、グラフィクスシステム。 - ブレンドユニットは少なくとも1つの乗算器と加算器とを含み、ブレンド演算を行うために4つまでの入力引数を受け入れるように構成される、請求項24記載のグラフィクスシステム。
- 関連のメモリにストアされているポリゴン頂点データおよびテクスチャデータに少なくとも部分的に応答してイメージをレンダリングしかつ表示する処理パイプライン、および前記レンダリングされかつ表示されたイメージの表面へ1つまたはそれ以上の異なるテクスチャおよび/またはテクスチャ特性に対応するテクスチャデータを選択的にマッピングするためのマルチテクスチャ処理サブシステムを備えるグラフィクスシステムにおいて、
前記マルチテクスチャ処理サブシステムは、
パイプライン内に構成され、所定の処理ステージ中に入力テクスチャ,カラーおよびアルファデータを処理してテクスチャおよび/またはカラーおよびアルファデータのブレンドおよび/またはミキシングを達成するテクスチャ環境ユニットを含み、前記テクスチャ環境ユニットは、選択した一時的処理ステージ中に動作可能なフィードバック機構を有するカラー/アルファデータブレンドユニットを含み、現在の処理ステージの出力が後続の処理ステージへの入力として利用可能とされ、前記テクスチャ環境ユニットは1つのブレンド演算ステージ中にカラーブレンドおよびアルファブレンドの両方を提供することを特徴とする、グラフィクスシステム。 - ブレンドユニットは、後続の一時的な処理ステージへの入力として現在の処理ステージの出力を利用可能にするために、少なくとも1つの記憶レジスタに接続される、請求項26記載のグラフィクスシステム。
- テクスチャ環境ユニットは16までの連続的な一時的処理ステージを含む、請求項26記載のグラフィクスシステム。
- フィードバック機構は複数の記憶レジスタを含む、請求項26記載のグラフィクスシステム。
- ブレンドユニットは少なくとも1つの乗算器と1つの加算器とを含み、ブレンド演算を行うために4つまでの入力引数を受け入れるように構成される、請求項26記載のグラフィクスシステム。
- 関連のメモリにストアされているポリゴン頂点データおよびテクスチャデータに少なくとも部分的に応答してイメージをレンダリングしかつ表示する処理パイプライン、および前記レンダリングされかつ表示されたイメージの表面へ1つまたはそれ以上の異なるテクスチャおよび/またはテクスチャ特性に対応するテクスチャデータを選択的にマッピングするためのマルチテクスチャ処理サブシステムを備えるグラフィクスシステムにおいて、
前記マルチテクスチャ処理サブシステムは、
パイプライン内に構成され、入力テクスチャおよびラスタライズしたカラーデータを処理して所定の一時的処理サイクル/ステージ中に入力テクスチャおよびラスタライズしたカラーデータ上で独立した数学的なブレンド演算を行い、前記テクスチャ環境ユニットは選択した一時的処理サイクル/ステージ中に動作されるフィードバック機構を含み、現在の一時的処理サイクル/ステージの出力が後続の一時的処理サイクル/ステージへの入力として利用可能とされ、前記サイクル/ステージはカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供することを特徴とする、グラフィクスシステム。 - 入力テクスチャおよびラスタライズしたカラーデータは、RGBおよびアルファデータを含む、請求項31記載のグラフィクスシステム。
- テクスチャ環境ユニットの一時的処理サイクル/ステージの出力は後続のテクスチャ環境ユニットの一時的処理ステージへの入力として利用可能とされる、請求項31記載のグラフィクスシステム。
- テクスチャ環境ユニットは16までの連続的な一時的処理ステージを含む、請求項31記載のグラフィクスシステム。
- テクスチャ環境ユニットは少なくとも1つの乗算器と1つの加算器とを有するブレンドユニットを含む、請求項31記載のグラフィクスシステム。
- ブレンドユニットはブレンド演算を行うために4つまでの入力引数を受け入れるように構成される、請求項31記載のグラフィクスシステム。
- 関連のメモリにストアされているポリゴン頂点データおよびテクスチャデータに少なくとも部分的に応答してイメージをレンダリングしかつ表示する処理パイプライン、前記レンダリングされかつ表示されたイメージの表面へ1つまたはそれ以上の異なるテクスチャおよび/またはテクスチャ特性に対応するテクスチャデータを選択的にマッピングするためのテクスチャ処理サブシステム、および入力テクスチャおよびラスタライズしたカラーデータを処理して入力テクスチャおよびラスタライズされたカラーデータ上で独立した数学的なブレンド演算を提供するテクスチャ環境ユニットを備えるグラフィクスシステムにおいて、
(a) 第1テクスチャ環境ユニット一時的処理サイクル/ステージ中に第1組のテクスチャおよびラスタライズしたカラーデータ上でブレンド演算を実行し、そして
(b) 第1一時的処理サイクル/ステージの出力を後続のテクスチャ環境ユニット一時的処理サイクル/ステージへの入力として与え、前記第1および後続のサイクル/ステージの少なくとも1つは、カラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、マルチテクスチャを処理する方法。 - 16までの連続テクスチャ環境一時的処理ステージからの出力が後続のテクスチャ環境ユニット一時的処理サイクル/ステージへの入力として与えられる、請求項37記載の方法。
- 入力テクスチャおよびラスタライズしたカラーデータはRGBおよびアルファデータを含む、請求項37記載の方法。
- 現在の処理ステージの出力は複数の後続の処理ステージへの入力として利用可能とされる、請求項24記載のグラフィクスシステム。
- 1つまたはそれ以上の異なるテクスチャおよび/またはテクスチャ特性に対応するテクスチャデータを選択的にサンプリングするマルチテクスチャ処理サブシステムを備えるグラフィクスシステムであって、
前記マルチテクスチャ処理サブシステムからの第1テクスチャデータサンプルおよび後続テクスチャデータサンプルを受けるシェーディング/ブレンド演算を行い、第1テクスチャデータサンプルを用いて行われたシェーディング/ブレンド演算からの出力を後続テクスチャデータサンプルとその第1テクスチャデータサンプル上で行われたシェーディング/ブレンド演算からの出力とを用いてシェーディング/ブレンド演算を行うためにその入力として再循環させる、ハードウェアシェーダを備え、前記シェーダのシェーディング/ブレンドはカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、グラフィクスシステム。 - ハードウェアシェーダにマルチテクスチャのサンプルを順次与えるマルチテクスチャ処理サブシステムを含み、シェーダはマルチテクスチャ処理サブシステムのテクスチャサンプル出力上でブレンド/シェーディング演算を行い、さらにブレンド/シェーディング演算の結果的な出力を後続のテクスチャサンプル出力とともにその結果的な出力の後続のブレンド/シェーディング演算を行うために再循環させ、前記シェーダのシェーディング/ブレンドはカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、グラフィクスパイプライン。
- ポリゴン頂点データおよびテクスチャデータに少なくとも部分的に応答してイメージをレンダリングしかつ表示するグラフィクス処理パイプラインであって、
1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニット,1つのテクスチャ抽出ユニット,およびテクスチャ抽出ユニットから選択して抽出したテクスチャルックアップデータをテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットへ再循環して戻すためのテクスチャルックアップデータフィードバック経路を有する再循環テクスチャパイプライン装置、および
テクスチャ抽出ユニットの出力を受けるように接続されたハードウェアシェーダと、選択してブレンドしたカラーまたは不透明出力データを再循環させるためにハードウェアシェーダの出力からシェーダの入力へのフィードバック経路とを有する再循環シェードツリーアルファ/カラーブレンダ装置を備え、
再循環装置は選択したシェーダ入力をブレンドして後続のブレンド演算のためのシェーダへの入力として使用するためにフィードバックされる出力を提供し、前記アルファ/カラーブレンダ装置はカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、グラフィクス処理パイプライン。 - 1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットは論理的直接および間接テクスチャ座標データの処理をインタリーブする、請求項43記載のパイプライン。
- グラフィクスシステムにおけるマルチテクスチャ処理サブシステムであって、
1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニット,1つのテクスチャ抽出ユニット,および1つのテクスチャ抽出ユニットからの抽出した間接テクスチャルックアップデータをテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットへ再循環して戻すテクスチャルックアップデータフィードバック経路を有するテクスチャリング装置、および
テクスチャ抽出ユニットの出力を受けるように接続された再循環ハードウェアシェーダを備え、
シェーダは選択して受信した出力をブレンドして計算したカラーまたは不透明出力を与え、それは後続のブレンド演算のためのシェーダへの入力として使用するために選択的にフィードバックされ、前記シェーダはカラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、グラフィクスシステム。 - 1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットは論理的直接および間接テクスチャ座標データの処理をインタリーブする、請求項45記載のグラフィクスシステム。
- グラフィックスシステムにおけるマルチテクスチャ処理サブシステムであって、
1つのテクスチャアドレス座標/データ処理ユニット,1つのテクスチャ抽出ユニット,およびテクスチャ抽出ユニットから選択して抽出したテクスチャルックアップデータをテクスチャアドレス座標/データ処理ユニットへ再循環して戻すためのテクスチャルックアップデータフィードバック経路を有する再循環テクスチャパイプライン装置、および
テクスチャ抽出ユニットの出力を受けるように接続されたハードウェアシェーダを備え、このシェーダは、選択して受信した出力をブレンドして、後続のブレンド演算のために前記シェーダへの入力として選択的に使用される計算済みカラーまたは不透明出力データを提供し、前記ハードウェアシェーダは、カラーブレンド演算およびアルファブレンド演算の両方を提供する、サブシステム。
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