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JP4730999B2 - 不揮発性メモリの製造方法 - Google Patents

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JP4730999B2 JP2000245859A JP2000245859A JP4730999B2 JP 4730999 B2 JP4730999 B2 JP 4730999B2 JP 2000245859 A JP2000245859 A JP 2000245859A JP 2000245859 A JP2000245859 A JP 2000245859A JP 4730999 B2 JP4730999 B2 JP 4730999B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高密度で且つ信頼性の高い不揮発性メモリの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性半導体メモリは、最も普及している構成は、トランジスタのチャネル領域上にフローティングゲートとコントロールゲートとを有する不揮発性メモリセルからなるフラッシュメモリ或いはEEPROMである。このような不揮発性半導体メモリの一つの問題点は、メモリ容量を高くすることができない点にある。
【0003】
そこで、メモリ容量を高くするために、より高密度にメモリセルトランジスタを形成することが提案されている。例えば、特開平2−231772号公報である。この先行技術によれば、ストライプ状に形成されたビットライン拡散層に交差するように配置された複数列の第1のフローティングゲート層及びその上に形成されコントロールゲートを兼ねる第1のワード線層を形成し、それら第1のフローティングゲート層と第1のワード線層の配列の間に第2のフローティングゲート層及びその上に形成されたコントロールゲートを兼ねる第2のワード線層とを形成する。この構成のフローティングゲート型不揮発性半導体メモリは、隣接する第一のフローティングゲート層と第1のワード線層との間に第2のフローティングゲート層と第2のワード線層とを形成しているので、従来の第1のフローティングゲート層と第1のワード線層とを複数列配置する場合に比較して、より高密度にメモリセルを形成することができる。つまり、同一面積内にデザインルールを変えることなく2倍の数のワード線を配置することが可能である。
【0004】
この先行技術に記載された製造方法は、(1)第一導電型半導体基板に絶縁膜を介して第一層多結晶シリコン膜を堆積し、これを複数のストライプ状パターンに形成する工程と、(2)パターン形成された第一層多結晶シリコン膜をマスクとして不純物を拡散して複数本のストライプ状配線層を形成する工程と、(3)前記第一層多結晶シリコン膜上に絶縁膜を形成して全面に第二層多結晶シリコン膜を堆積し、前記配線層と交差する方向に走るストライプ状パターンマスクを用いて第二層多結晶シリコン膜、続いて第一層多結晶シリコン膜を選択エッチングして、複数本の第一のワード線及びこれと自己整合されてその下部に配列された第一のフローティングゲートを形成する工程と、(4)前記第一のワード線上に絶縁膜を介して第三層多結晶シリコン膜を堆積し、これを第一のワード線と交差するように且つ第一のフローティングゲート上に重なるように形成する工程と、(5)前記第三層多結晶シリコン膜上に絶縁膜を形成して、その上に全面に第四層多結晶シリコン膜を堆積し、前記第一のワード線と重なるストライプ状パターンのマスクを用いて第四層多結晶シリコン膜、続いて第三層多結晶シリコン膜を選択エッチングして複数本の第二のワード線とこれと自己整合されてその下部に配列された第二のフローティングゲートを形成する工程と、を有している。
【0005】
この製造方法によれば、第一のワード線と第一のフローティングゲートからなる2層構造の水平方向の間に、更に、第二のワード線と第二のフローティングゲートの2層構造を挿入することで、従来の第一のワード線のピッチを維持しながら、実質的に2倍のメモリセルの密度を実現する。
【0006】
かかるフローティングゲート型の不揮発性メモリの動作は、選択された隣接する一対のビット線と選択されたワード線に所定の電圧を印加して、基板からフローティングゲートにホットエレクトロンを注入するデータ書き込みモードと、全ビット線に高電圧を印加してフローティングゲートの電子をトンネル電流により基板に放出させる一括消去モードとを有する。また、読み出し動作は、ワード線と一方のビット線に所定の電圧を印加して、フローティングゲートにエレクトロンが注入されているか否かによる閾値電圧の違いを、セルトランジスタの電流の有無を介して検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
第一に、上記従来の製造方法では、第一および第二のフローティングゲートと第一および第二のワード線をそれぞれ別々に形成しなければならず、工程数が増大して製造コストが増大する。また、構造が異なるために、第一と第二のワード線からなるメモリセル特性が異なってしまうという問題があった。
【0008】
第二に、従来の製造方法では、第一のワード線と第二のワード線の線幅が違うことに起因して、第一のワード線からなるメモリセルと第二のワード線からなるメモリセルの特性が異なってしまうという問題がある。その場合には、第一のワード線間の距離を最小加工寸法以上に拡げなければならず、メモリセルの高密度化が妨げられるという問題がある。
【0009】
第三に、従来の製造方法では、第一と第二のワード線を別パターンのマスクで形成するため、マスク間の位置合わせずれによる特性不良が生じ、製品の歩留まりや信頼性が劣化するという問題がある。特に、コントロールゲートであるワード線とフローティングゲート及び基板の間の容量比は、メモリセルの特性に大きく影響を与えるが、この容量比は、第一及び第二にワード線をパターニングするためのリソグラフィ工程での位置合わせ精度に大きく依存する。従って、再現性良くメモリセルの特性をそろえることは困難である。
【0010】
第四に、従来の製造方法では、第二のワード線が第一のワード線上によりも高く形成されているため、平坦化されておらず、その後のメタル配線が困難になり、製品の歩留まりや信頼性が劣化するという問題がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、容易かつ安価で、高集積で信頼性の高い不揮発性半導体メモリの製造方法及びそれによる不揮発性半導体メモリを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、コントロールゲートを兼ねるワード線と基板のチャネル領域との間に、絶縁層からなりキャリアをトラップすることができるトラップゲートを設けた構造の不揮発性メモリセルの製造方法である。絶縁層からなるトラップゲートは、注入されて内部にトラップされたキャリアがゲート内を移動しないので、局所的にトランジスタの閾値電圧を変化させることができる。それに伴い、トラップゲートは、隣接するメモリセル間で分離する必要がない。また、絶縁層からなるトラップゲートの上下には、電気的分離のための絶縁層を形成する必要があるが、それらの三層構造のゲート絶縁層は、従来のフローティングゲート構造の場合に比較して、非常に薄く且つ信頼性良く形成することができる。
【0013】
本発明の製造方法における第一の側面は、ワード線方向に延びるストライプパターンを形成し、ストライプパターン上に絶縁膜を形成した後全面エッチングによりストライプパターンの両側側壁にサイドウオール絶縁膜を形成し、ストライプパターンを選択的に除去した後に、露出した基板上にトラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成し、更に、全面に導電層を形成してサイドウオール絶縁膜間を除いて導電層上部を除去する工程を有する。その結果、サイドウオール絶縁膜の間の導電層がワード線になる。
【0014】
かかる工程により、ストライプパターンを最小線幅精度で形成した後は、セルフアラインメントによりサイドウオール絶縁膜で絶縁分離された複数のワード線を形成することができる。しかも、ワード線と基板との間には、トラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜構造を形成することができる。このトラップゲート絶縁膜は、隣接するセルトランジスタ間で分離する必要はなく、従来のようなマスク合わせを必要としない。
【0015】
本発明の製造方法における第二の側面は、基板上にトラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成し、その上にワード線方向に延びる導電性ストライプパターンを形成し、導電性ストライプパターンの側壁を酸化してサイドウオール絶縁膜を形成し、サイドウオール絶縁膜間の露出した基板上に再度トラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成し、その上に導電層を形成してサイドウオール絶縁膜の間を除いて導電層上部を除去する工程を有する。その結果、導電性ストライプパターンを第一のワード線、サイドウオール絶縁膜の間の導電層を第二のワード線とする高密度のメモリセルアレイ構造が形成される。
【0016】
上記製造方法によれば、導電性ストライプパターンを最小線幅精度で形成した後は、セルフアラインメントによりサイドウオール絶縁膜とその間の導電層とを形成することができる。そして、それらの導電性ストライプパターン(第一のワード線)と導電層(第二のワード線)と基板との間には、トラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜構造が形成される。
【0017】
本発明の別の側面によれば、絶縁性のトラップゲートを持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリにおいて、
基板上に形成され前記トラップゲート絶縁膜を有するゲート酸化膜と、該ゲート酸化膜上に形成されワード線方向に延びる導電性の第1のワード線とを有する第1のメモリセル列と、
前記第1のワード線の両側に設けられた分離用のサイドウオール絶縁膜と、
前記基板上に形成され前記トラップゲート絶縁膜を有するゲート酸化膜と、該ゲート酸化膜上に形成され導電性の第2のワード線とを有する第2のメモリセル列とを有し、
前記第2のワード線が、前記第1のワード線の両側に設けられたサイドウオール絶縁膜の間に埋め込まれて形成されていることを特徴とする。
【0018】
上記の半導体メモリでは、第1のワード線の両側に設けられた分離用のサイドウオール絶縁膜の間に、第2のワード線を埋め込んでいるので、第1及び第2のワード線を高密度に配置することができる。
【0019】
そして、かかる構造の半導体メモリにおいて、より好ましい実施例では、前記メモリセル列の前記ワード線方向の両側に前記ワード線を選択する第1及び第2のローデコーダが設けられ、前記第1のワード線は前記第1のローデコーダに接続され、前記第2のワード線は前記第2のローデコーダに接続されたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0021】
図1は、実施の形態例の不揮発性半導体メモリの回路図である。図1に示される通り、トラップゲートを有するセルトランジスタM11〜M33が、ワード線WL1〜3とビット線BL1〜4との交差位置に配置される。一対のビット線BL間にセルトランジスタM11〜33は設けられ、隣接するセルトランジスタはビット線を共有する。従って、セルトランジスタM22に接続される一方のビット線BL2をソース線として、他方のビット線BL3をコラムデコーダCDを介してセンスアンプSAにつながるビット線とすることで、読み出し、プログラム(書き込み)等の動作が行われる。また、消去動作は、ワード線WL2とビット線BL2,3との間に所定の電圧を印加することにより行われる。更に、ワード線は、ロウデコーダRDにより選択され、それぞれの動作に対応する電圧が印加される。
【0022】
図2は、図1のメモリの動作を説明するための図である。仮に、メモリセルM22が選択された場合について説明する。書き込み動作では、ビット線BL1,2を0V、ビット線BL3,4を6Vにし、ワード線WL2を12Vにし、他のワード線WL1,3を0Vにすることで、セルトランジスタM22のチャネルを導通状態にし、チャネルに発生するホットエレクトロンをセルトランジスタM22のトラップゲートの右側に注入する。即ち、セルトランジスタM22のビット線BL3側の拡散層近傍のトラップゲートにホットエレクトロンが注入され、その領域での閾値電圧が高くなる。
【0023】
読み出しは、ビット線BL1,2を3Vにし、ビット線BL3,4を0Vにし、ワード線WL2を3Vにすると、セルトランジスタM22には、書き込み時と逆方向の電界がかけられる。そして、トラップゲートの右側の拡散層近傍にホットエレクトロンが注入されていたことに伴い、セルトランジスタM22のチャネル領域は不導通状態になる。このセルトランジスタへの電流が流れないことが、センスアンプSAにより検出される。
【0024】
消去は、ビット線BL3に6Vを印加し、ワード線WL2に−5Vを印加し、それ以外のビット線とワード線はオープンにし、基板のチャネル領域からセルトランジスタM22のトラップゲートの右側にホットホールを注入し、注入済みのエレクトロンと中和させる。これによりチャネル領域の右側の閾値電圧は元に戻る。
【0025】
セルトランジスタM22の左側にエレクトロンを注入したい場合は、ビット線BL1,BL2を6Vに、ビット線BL3,BL4を0Vにすればよい。つまり上記の右側にエレクトロンを注入する時と逆方向に電界をかければよい。そして、読み出しも、右側の状態を読むときと逆に、ビット線BL3からBL2方向に電界をかけることで、トラップゲートの左側にエレクトロンが注入されているか否かを、セルトランジスタの電流により検出することができる。
【0026】
絶縁性のトラップゲートを利用するセルトランジスタは、トラップゲートが絶縁性であるので、局部的にキャリアを注入することができる。従って、右側と左側に区別してキャリア(ホットエレクトロン)を注入する場合は、それに対応する方法に電界を印加して情報を読み出す必要がある。また、トラップゲートを利用したセルトランジスタは、トラップゲートが隣接するセルトランジスタと連続する絶縁層であっても動作上支障はない。トラップゲート自体が絶縁性であり、注入されたキャリアはトラップゲート内を移動できず、局部的にしかキャリアがトラップされないからである。
【0027】
次に、上述したトラップゲートを有するセルトランジスタからなるメモリの製造工程について説明する。図3〜図9は、第1の実施の形態例における製造工程図である。図3,4は各工程の断面図、図5,6は各工程の別の断面図、図7,8,9は各工程の平面図である。平面図中のビット線が延びる方向のA−A’の断面図が図3,4に、ワード線が延びる方向のB−B’の断面図が図5,6にそれぞれ示される。各図中のa,b,cは、それぞれ同じ工程を示す。従って、各工程における2つの断面図と1つの平面図を参照しながら、製造工程について説明する。
【0028】
図3a、図5a、図7a参照
P型半導体基板1上に、公知の熱酸化法によりシリコン酸化膜2を膜厚100nm程度、公知のCVD(化学気相成長)法によりシリコン窒化膜3を膜厚150nm程度、順次形成する。
【0029】
次に公知のフォトリソグラフィ法で、拡散層領域に対応する位置にレジストパターン4を形成した後、公知のエッチング法で露出したシリコン窒化膜3を選択的に除去する。この時、レジストパターン4の線幅と間隔は、最小加工可能寸法(F)である。
【0030】
図3b、図5b、図7b参照
次に、レジストパターン4をマスクとして、P型半導体基板1中に、公知のイオン注入法で砒素イオンを例えば50〜150KeVで5E15〜5E16[ions/cm-2]程度注入し、ビット線に対応するN型拡散層5を形成する。その後、レジストパターン4を除去する。尚、上記の5E15は5×1015を意味し、以下同様である。
【0031】
図3c、図5c、図7c参照
次に、シリコン窒化膜3をマスクとして、公知の熱酸化法で200nm程度でフィールド酸化膜6を形成した後、公知のウエットエッチング法でシリコン窒化膜3を除去し、同時にフィールド酸化膜6以外の領域のP型半導体基板1表面を露出させる。
【0032】
またこの時、フィールド酸化膜6形成後またはシリコン窒化膜3除去後に、公知のイオン注入法で、チャネル濃度調整用の不純物イオンを半導体基板1中に注入してもよい。このチャネル濃度の調整により、セルトランジスタの閾値電圧が調整される。P型半導体基板1の不純物濃度を濃くしたい場合は、例えばボロンイオンを30〜90KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。逆に、前記不純物濃度を薄くしたい場合は、例えば燐イオンを60〜100KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。
【0033】
図3d、図5d参照
次に、露出した半導体基板上1に、公知のCVD法によりシリコン窒化膜7を700nm程度形成する。次に公知のCMP(化学的機械的ポリッシング)法で、シリコン窒化膜7を300nm程度ポリッシングすることにより、表面を平坦化する。
【0034】
図3e、図5e、図8e参照
次に公知のフォトリソグラフィ法で、第一のワード線電極の位置にレジストパターン8を形成する。このレジストパターン8の線幅と間隔は最小加工可能寸法(F)である。
【0035】
図3f、図5f、図8f参照
上記レジストパターン8をマスクにして、公知のエッチング法でシリコン窒化膜7を選択的に除去した後、レジストパターン8を除去する。この結果、図3fに示される通り、ワード線方向に延びる複数のストライプパターン7が形成される。しかも、このストライプパターン7は、最小線幅の寸法で加工される。
【0036】
図4g、図6g、図9g、図17g参照
次に公知のCVD法で、シリコン酸化膜を100nm程度全面に形成し、公知のエッチング法で全面エッチバックすることにより、シリコン窒化膜7の両側に例えば片側0.09μm(90nm)幅(膜厚の約90%)のサイドウォール酸化膜9を形成する。サイドウール酸化膜の形成は、公知の製法により再現性良く行うことができる。
【0037】
この状態は、図17の斜視図を参照することで、より理解される。図17gに示される通り、ストライプパターン7の両側に薄いサイドウオール酸化膜9が形成される。
【0038】
図4h、図6h、図17h参照
次に、公知のウエットエッチング法で、例えば燐酸溶液によってシリコン窒化膜7のみを選択的に除去する。この結果、最小線幅の間隔で並べられた複数のサイドウオール絶縁膜9が形成される。この状態も、図17hに斜視図が示される。
【0039】
図4i、図6i参照
続いて、露出した半導体基板上1に、公知の熱酸化法によりシリコン酸化膜を15nm程度、公知のCVD法によりシリコン窒化膜を10nm程度順に形成する。その後、公知の熱酸化法に従い酸素雰囲気中で900〜950℃、30〜60min程度の熱処理を加えて、前記シリコン窒化膜の上部を6nm程度酸化することにより、シリコン酸化膜10、シリコン窒化膜11、シリコン酸化膜12の三層構造のゲート絶縁膜13を形成する。この場合、シリコン窒化膜11がキャリアトラップゲートの絶縁膜となる。
【0040】
なお、半導体基板1以外のサイドウオール酸化膜9の領域には、シリコン窒化膜11、シリコン酸化膜12のみが形成される。 また、フィールド絶縁膜6の上には、連続して三層構造が形成される。従って、ワード線方向において、トラップゲートを有するゲート絶縁膜が、隣接するセルトランジスタ間で連続する構成になる。
【0041】
またこの時、工程cに代えて、サイドウォール酸化膜9形成後またはゲート絶縁膜13形成後に、公知のイオン注入法で、チャネル濃度調整用の不純物イオンを半導体基板1中に注入してもよい。工程cの場合と同様に、 半導体基板1の不純物濃度を濃くしたい場合は、例えばボロンイオンを30〜90KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。逆に前記不純物濃度を薄くしたい場合は、例えば燐イオンを60〜100KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。
【0042】
図4j、図6j参照
続けて全面に、公知のCVD法で燐を2〜6E20[atoms/cm3]程度含有した多結晶シリコン膜14を500nm程度形成する。この結果、サイドウオール酸化膜9の間とその上に導電性の多結晶シリコン膜14が形成される。
【0043】
図4k、図6k、図9k、図17k参照
次に、公知のCMP法またはエッチバック法で、サイドウォール酸化膜9とゲート絶縁膜13の間の領域以外の多結晶シリコン膜14の上層部を除去することにより、ワード線電極15、16がサイドウオール9の間に形成される。このワード線15,16は、最初に形成したストライプパターン7に対して別のマスクアラインメントなく、セルフアライン的に形成される。また、同時に表面は前記CMP処理によって平坦化される。この状態が、図17kの斜視図に示される。
【0044】
このように第一及び第二のキャリアトラップ膜11、第一及び第二のワードライン15,16がそれぞれ同時に形成されるため、従来例に比べて工程数が少ない。更に、第一および第二のワード線15,16がセルフアライン的に形成されるので、製造工程のばらつきに起因して第一及び第二のワード線を有する各メモリセルの特性が異なってしまう可能性は低い。 また、第一及び第二のワードライン形成後の表面が平坦なため、その後の信号配線形成のための事前の平坦化処理が不要となる。
【0045】
図4l、図6l、図9l参照
その後、サイドウオール9とワード線15,16の上に、層間絶縁膜17を形成する。前工程時に表面は既に平坦な状態にされているので、この層間絶縁膜形成前のCMP法などによる平坦化処理は不要である。続いて図示しないコンタクト孔の開孔、メタル配線の形成等を行い、不揮発性半導体メモリが製造される。
【0046】
上記の製造工程において、各ワードライン15,16の寸法は、例えば以下のようになる。第一のワードライン電極15のゲート幅18は、例えば0.4μm(=F)とする。サイドウォール酸化膜9、シリコン窒化膜11およびシリコン酸化膜12からなる絶縁膜の合計膜厚19をαとすると、前述の通り、サイドウォール酸化膜9の幅は0.09μm、シリコン窒化膜11とシリコン酸化膜12の膜厚を約10nm(=0.01μm)としたので、この場合はα=0.09+0.01μm=約0.10μmとなり、第二のワードライン電極16のゲート幅20は、F−2α=0.2μmとなる。
【0047】
以上のようにこの実施の形態例によれば、サイドウォール酸化膜9、シリコン窒化膜11およびシリコン酸化膜12からなる絶縁膜を介して、ワードライン電極15,16が自己整合的に同時に形成され、かつ平坦性に優れたSONOS(Silicon Oxide Nitride Oxide Silicon)型不揮発性メモリセルを得ることができる。このメモリセルでは、シリコン窒化膜11がトラップゲートとなり、キャリアを注入されてデータが記憶される。
【0048】
また、上記実施の形態例において、シリコン窒化膜7とサイドウォール酸化膜9は、マスクレスで一方を選択的に除去できる絶縁膜の組み合わせであれば、他の膜を用いてもよい。例えば材質を逆にして、シリコン酸化膜7とサイドウォール窒化膜9とし、図4h、図6hにおいて、フッ酸溶液によってシリコン酸化膜7のみを選択的に除去してもよい。また、十分なエッチング選択比が取れるならば、ウエットエッチングでなくドライエッチングを用いてもよい。但し、サイドウオール膜9は、ワードライン電極を分離するために絶縁膜であることが望ましい。
【0049】
また、上記実施の形態例では、第一および第二のワードライン15,16を多結晶シリコン膜で形成したが、これはW(タングステン)、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)等を含んだシリサイド膜や金属膜、またはそれらの組み合わせた組成の導電性膜を用いてもよい。
【0050】
[第二の実施の形態例]
図10,11,12、13は、第二の実施の形態例における製造工程の断面図であり、図14,15はその平面図である。平面図は、一部の工程についてのみ示す。第二の実施の形態例でも、トラップゲートを有する不揮発性メモリセルの構造を生かして、セルフアラインにより第一及び第二のワードライン電極を形成することができる。
【0051】
図10a、図12a参照(平面図は図7a参照)
P型半導体基板21表面に、公知の熱酸化法によりシリコン酸化膜22を膜厚100nm程度、公知のCVD法によりシリコン窒化膜23を膜厚150nm程度、順次形成する。次に公知のフォトリソグラフィ法で、拡散層領域に対応する位置にレジストパターン24を形成した後、公知のエッチング法で露出したシリコン窒化膜23を選択的に除去する。この時、レジストパターン24の線幅と間隔は、最小加工可能寸法(F)である。ここでは、例えば、F=0.4μmとする。
【0052】
図10b、図12b参照(平面図は図7b参照)
次に、レジストパターン24をマスクとして、P型半導体基板21中に、公知のイオン注入法で砒素イオンを例えば50〜150KeVで5E15〜5E16[ions/cm-2]程度注入し、ビット線に対応するN型拡散層25を形成する。そして、レジストパターン24を除去する。
【0053】
図10c、図12c参照(平面図は図7c参照)
次に、シリコン窒化膜23をマスクとして公知の熱酸化法で200nm程度でフィールド酸化膜26を形成した後、公知のウエットエッチング法でシリコン窒化膜23を除去し、同時にフィールド酸化膜26以外の領域のP型半導体基板21表面を露出させる。
【0054】
またこの時、フィールド酸化膜26形成後またはシリコン窒化膜23を除去後に、公知のイオン注入法で、チャネル濃度調整用の不純物イオンを半導体基板21中に注入してもよい。半導体基板21の不純物濃度を濃くしたい場合は、例えばボロンイオンを30〜90KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。逆に前記不純物濃度を薄くしたい場合は、例えば燐イオンを60〜100KeVで5E11〜5E12[ions/cm-2]程度注入すればよい。
【0055】
図10d、図12d参照
続いて、露出した半導体基板上21に、公知の熱酸化法によりシリコン酸化膜を15nm程度、公知のCVD法によりシリコン窒化膜を10nm程度形成した後、公知の熱酸化法による酸素雰囲気中で900〜950℃、30〜60min程度の熱処理を加えて、前記シリコン窒化膜の上部を6nm程度酸化する。その結果、シリコン酸化膜27、シリコン窒化膜28、シリコン酸化膜29からなる三層構造の第一のゲート絶縁膜30を形成する。この場合、シリコン窒化膜28が第一のキャリアトラップゲート膜となる。
【0056】
次に公知のCVD法で燐を2〜6E20[atoms/cm3]程度含有した多結晶シリコン膜31を800nm程度の膜厚で形成した後、公知のCMP法で、多結晶シリコン膜31を300nm程度ポリッシングすることにより、表面を平坦化する。
【0057】
図10e、図12e、図14e参照
次に公知のフォトリソグラフィ法で、多結晶シリコン膜31上の第一のワードライン電極の位置にレジストパターン32を形成する。この時、レジストパターン32の線幅と間隔は最小加工可能寸法(F)であり、ここでは例えばF=0.4μmとする。
【0058】
図11f、図13f、図14f参照
次に公知のエッチング法で、レジストパターン32をマスクとして多結晶シリコン膜31を選択的に除去して、第一のワードライン電極33を形成した後、レジストパターン32を除去する。第一のワードライン電極33は、最小加工可能寸法に形成される。
【0059】
図11g参照
次に、公知の熱酸化法によって、第一のワードライン電極33の上部及び側壁を例えば100nm(0.1μm)程度酸化して、酸化膜置換層34を形成する。
【0060】
図11h、図15h参照
次に、公知のCVD法で、シリコン酸化膜を100nm程度全面に形成し、公知のエッチング法でエッチバックすることにより、酸化膜置換層34の両側に、例えば片側0.09μm幅のサイドウォール酸化膜35を形成する。そして、そのエッチバック工程により同時に、第一のワードライン電極33と酸化膜置換層34とサイドウォール酸化膜35とフィールド酸化膜26以外の領域で、半導体基板21の表面を露出させる。
【0061】
図11i、図13i参照
続いて、露出した半導体基板上21に、公知の熱酸化法によりシリコン酸化膜を15nm程度、公知のCVD法によりシリコン窒化膜を10nm程度形成し、更に、公知の熱酸化法の酸素雰囲気中で、900〜950℃、30〜60min程度の熱処理を加えて、前記シリコン窒化膜の上部を6nm程度酸化する。これにより、シリコン酸化膜36、シリコン窒化膜37、シリコン酸化膜38からなる三層構造の第二のゲート絶縁膜39を形成する。この場合、シリコン窒化膜37が第二のキャリアトラップ膜となる。なおこの時、半導体基板21上以外の領域には、シリコン窒化膜37、シリコン酸化膜38が形成される。
【0062】
また、サイドウォール酸化膜35形成後または第二のゲート絶縁膜39形成後に、工程cに代えて、公知のイオン注入法で、チャネル濃度調整用の不純物イオンを半導体基板21中に注入してもよい。イオン注入の条件は、工程cの場合と同じである。
【0063】
図11j、図13j、図13j’(B2−B2’断面)、図15j参照
続けて、全面に、公知のCVD法で燐を2〜6E20[atoms/cm3]程度含有した多結晶シリコン膜41を500nm程度形成した後、公知のCMP法またはエッチバック法で、サイドウォール酸化膜35と、第二のゲート絶縁膜39に囲まれた溝以外の前記多結晶シリコン膜41を除去する。この結果、第二のワードライン電極41が第一のワードライン電極33の間に自己整合的に形成される。
【0064】
この時、第一のワードライン33上の酸化膜置換層34はCMPのポリッシング・ストップ層またはエッチング・ストップとして機能し、終点検出を容易にして、多結晶シリコン膜41の加工時において第一のワードラインの削れを防止する。また、第一及び第二のワードライン形成後の結果、表面が平坦なため、その後のメタル配線のための平坦化処理が不要である
然る後、図示しない層間絶縁膜の形成、コンタクト孔の開孔、メタル配線の形成等を行い、不揮発性半導体メモリセルを製造する。
【0065】
各ワードラインの寸法は例えば以下のようになる。第一のワードライン電極33のゲート幅42を例えば0.4μm(=F)とし、酸化膜置換層34の膜厚を100nm(0.1μm)としたので、結果的に第一のワードラインのゲート幅42は、0.2μmとなる。また、サイドウォール酸化膜35、シリコン窒化膜37およびシリコン酸化膜38からなる絶縁膜の合計膜厚45をαとすると、サイドウォール酸化膜35の幅は0.09μm、シリコン窒化膜37とシリコン酸化膜38の膜厚を約10nm(=0.01μm)としたので、この場合はα=0.09+0.01μm=約0.10μmとなり、第二のワードライン電極41のゲート幅20は、F-2α=0.2μmとなる。
【0066】
以上の通り、第二の実施の形態例では、酸化膜置換層34膜厚と上記αを調整することにより、メモリセルサイズを変えずに第一及び第二のワードライン33,41の線幅を同じにすることができる。また、このように構成された不揮発性半導体メモリの動作は、最初に説明したものと同じである。
【0067】
以上のように第二の実施の形態例によれば、サイドウォール酸化膜35、シリコン窒化膜37、シリコン酸化膜38、更に酸化膜置換層34を介して、第一のワードライン電極33と第二のワードライン電極41が自己整合的に高密度に且つ同一線幅で形成される。更に、平坦性に優れたSONOS型不揮発性メモリセルを得ることができる。
【0068】
また、本実施の形態例では、各ワードラインの線幅を同一にしたが、第一のワードライン電極33の幅を酸化膜置換層34の膜厚で、第二のワードライン電極41の幅をサイドウォール酸化膜35でそれぞれ独立に制御して形成することが可能である。従って、同じ線幅で第一および第二のワードラインを形成することも、異なる幅で形成することも容易に可能となる。
【0069】
また、第一及び第二のワードライン電極間にサイドウォール酸化膜35に加えて絶縁膜である酸化膜置換層34があるため、従来に比べて電極間ショートやリークによる不良が起きにくい構造となっている。
【0070】
図16は、第二の実施の形態の変形例の工程断面図である。図16の工程d〜gは、図10,11の工程d〜gに代わる断面図である。第二の実施の形態例では、第一のワードライン電極33を酸化処理することにより、側壁及び上部に酸化膜置換層34を形成したが、第一のワードライン電極33上部を覆う絶縁膜は、CVD法により形成されるシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜等の絶縁膜でもよい。
【0071】
この変形例において、工程a〜cまでは上述の工程と同じである。即ち、シリコン窒化膜23をマスクとして公知の熱酸化法で200nm程度でフィールド酸化膜26を形成した後、公知のウエットエッチング法でシリコン窒化膜23を除去し、同時にフィールド酸化膜26以外の領域のP型半導体基板1表面を露出させ、続いて、露出した半導体基板上21に、第一のゲート絶縁膜30を形成する。
【0072】
次に、図16dに示される通り、次に公知のCVD法で、燐を2〜6E20[atoms/cm3]程度含有した多結晶シリコン膜31を700nm程度の膜厚で形成した後、公知のCMP法で、多結晶シリコン膜31の上部を300nm程度ポリッシングすることにより、表面を平坦化する。そして、多結晶シリコン膜31上に、公知のCVD法でシリコン酸化膜46を100nm程度形成する。
【0073】
次に、図16eに示す通り、公知のフォトリソグラフィ法で、シリコン酸化膜46上の第一のワードライン電極の位置にレジストパターン32を形成する。このレジストパターン32の線幅と間隔は、最小線幅Fに設定される。
【0074】
そして、図16fに示す通り、レジストパターン32をマスクとして、公知のエッチング法で露出したシリコン酸化膜46、続けて多結晶シリコン膜31を選択的に除去する。または、レジストパターン32をマスクとして、公知のエッチング法で露出したシリコン酸化膜46を選択的に除去した後、レジストパターン32を除去し、残存したシリコン酸化膜46をマスクとして多結晶シリコン膜31を選択的に除去してもよい。
【0075】
次に、図16gに示す通り、公知の熱酸化法によって、露出した第一のワードライン電極33の側壁を例えば100nm(0.1μm)酸化して、酸化膜置換層34を形成する。その結果、第一のワードライン電極33の線幅は、最小線幅Fよりも細くなる。これ以降の工程は、上記の第二の実施の形態例と同じである。
【0076】
上記のように、第一のワードライン33上の絶縁膜(シリコン酸化膜46)と酸化膜置換層34を別々に形成することにより、シリコン酸化膜46には、CMP法のポリッシング・ストップ層またはエッチバックのエッチング・ストップ層としての機能を与える。また、酸化膜置換層34には、第二のワードライン41との間の絶縁及び第一のワードライン33の線幅制御の機能を与える。従って、シリコン酸化膜46と酸化膜置換層34とを、それぞれの役割に応じて別々の膜厚に設定することが可能になる。
【0077】
例えば、上記の例でシリコン酸化膜46のみを200nm(0.2um)に厚くして、第二のワードライン加工時のマージンを増やすことが可能となる。
【0078】
図18は、更に第2の実施の形態例における別の変形例の工程断面図である。この変形例では、図11の工程h,i,jに代えて、図18の工程h,i,jが採用される。従って、この変形例では、工程a〜gは図10,11に示した工程a〜gと同じである。図18の変形例では、第2のワード線41の幅を制御するために利用したサイドウオール絶縁膜35が設けられていない。
【0079】
図18の工程f、gは、図11と同じである。その後、図18の工程hに示される通り、酸化膜置換層34をマスクにして、公知のドライエッチングまたはウエットエッチング法により、露出している第1のゲート絶縁膜30を除去する。そして、図18の工程iに示される通り、第2のゲート絶縁膜39を全面に形成する。その後、図18の工程jに示される通り、公知にCVD法で燐を含有した多結晶シリコン層を全面に形成し、公知のCMP法またはエッチバック法で、酸化膜置換層34と第2のゲート絶縁膜39に挟まれた溝以外の多結晶シリコン層を除去し、第2のワードライン電極41を形成する。従って、図18の工程i,jは、図11の工程i,jと同じである。このように、変形例ではサイドウオール酸化膜35を省略することができる。
【0080】
更に、変形例として、図18の工程gにおいて形成されている第1のゲート絶縁膜30を除去することなく、工程jの全面に多結晶シリコン層を形成し、公知のCMP法またはエッチバック法で、酸化膜置換層34で挟まれた溝以外の多結晶シリコン層を除去し、第2のワードライン電極41を形成することもできる。その結果、図18の工程j2に示される通り、最初に形成したゲート絶縁膜30が、第1及び第2のゲート絶縁膜としてそのまま利用される。
【0081】
以上の通り、本実施の形態例では、絶縁性のトラップゲートを有する不揮発性メモリセルを、セルフアラインメントにより高密度にコントロールゲートとして機能するワードライン電極を形成することができる。
【0082】
図19は、本実施の形態例におけるワードライン電極とロウデコーダとの関係を示す回路図である。本実施の形態の製造方法で形成される半導体メモリでは、第1及び第2のワードライン電極とが、サイドウオール絶縁膜を介して絶縁され、高密度に配置される。従って、これら高密度の電極群を、ワードライン電極を選択して駆動するロウデコーダとどのように接続するかが問題になる。
【0083】
図19に示される通り、第1のワードライン電極に対応する奇数番目のワード線WL1、WL3、WL5は、メモリセルアレイの右側に配置された第1のロウデコーダRD1に接続される。一方、第2のワードライン電極に対応する偶数番目のワード線WL2,WL4,WL6は、メモリセルアレイの左側に配置された第2のロウデコーダRD2に接続される。このように、第1、第2のワードライン電極を、互い違いに両側に配置したロウデコーダRD1,RD2に接続することで、高密度に配置された第1及び第2のワードライン電極を適切にロウデコーダに接続することができる。
【0084】
図20〜図23は、第2のワードライン電極のパターニング工程を説明する平面図である。図20は、第1の実施の形態例では図4、6、9の工程kが終了した状態、第2の実施の形態例では図11,13,15の工程jが終了した状態をそれぞれ示す。図20では、第1のワードライン電極33(15)の側壁にサイドウオール絶縁膜34,35(9)が形成され、それ以外の領域に第2のワードライン電極41(16)が埋め込まれている。尚、図20以下では、図19と異なり、ワードライン電極が縦方向に延びている。そして、領域50がメモリセルアレイ領域、領域52が第1のワードライン用ロウデコーダRD1が設けられる領域、領域54が第2のワードライン用ロウデコーダRD2が設けられる領域をそれぞれ示す。
【0085】
図21は、第1の実施の形態例における第2のワードライン電極16をエッチングするマスクパターン60を示す。このマスクパターン60は、フォトレジストからなる。マスクパターン60は、第1のロウデコーダRD1側では、第1のワードライン電極15上を被覆し、第2のワードライン電極16上を露出する。一方、マスクパターン60は、第2のロウデコーダRD2側では、第1のワードライン電極15間の領域を被覆し、第1のワードライン電極15から延びる領域を露出する。更に、マスクパターン60は、第1のワードライン電極15の上下方向の位置合わせずれを考慮して、図示される通り、第1のワードライン電極15の上下端が露出されている。これにより、マスクパターン60が上下方向にずれても、エッチング後に分離されるべき第2のワードライン電極どうしがつながることが防止される。
【0086】
図22は、図21のマスクパターン60をマスクにして、第2のワードライン電極16をエッチングした後の平面図である。図示される通り、第1のロウデコーダRD1側には第1のワードライン電極15が延びて形成され、第2のロウデコーダRD2側には第2のワード欄電極16が延びて形成される。そして、図示しない接続手段により、第1のワードライン電極15は、図中上側に配置される第1のロウデコーダRD1に接続され、第2のワードライン電極は、図中下側に配置される第2のロウデコーダRD2に接続される。従って、第1及び第2のワードライン電極15,16が高密度に配置されていても、ロウデコーダRD1,RD2と容易に接続することができる。尚、第1のワードライン電極15の上下端は、位置ずれを考慮して露出されていたので、部分的に除去されている。
【0087】
図23は、第2の実施の形態例における第2のワードライン電極41をエッチングするマスクパターン62を示す。このマスクパターン62も、フォトレジストからなる。マスクパターン62は、第1のロウデコーダRD1側では、第1のワードライン電極33及び第2のワードライン電極41上を露出する。一方、マスクパターン62は、第2のロウデコーダRD2側では、第1のワードライン電極33間の領域を被覆し、第1のワードライン電極33から延びる領域を露出する。更に、マスクパターン62は、第1のワードライン電極33の上下方向の位置合わせずれを考慮して、図示される通り、第1のワードライン電極33の下端が露出されている。これにより、マスクずれが生じても、分離されるべき第2のワードライン電極どうしがつながることが防止される。
【0088】
図11jに示される通り、第2の実施の形態例では、第1のワードライン電極33は、シリコン酸化膜34で覆われている。一方、第2のワードライン電極41は、覆われることなく露出している。従って、公知のエッチング工程によれば、酸化膜34で被覆された第1のワードライン電極33をエッチングせずに、多結晶シリコンからなる第2のワードライン電極41を選択的にエッチングすることができる。従って、第1のロウデコーダRD1側のマスクパターン62は、第1のワードライン電極33上を被覆する必要はない。
【0089】
図23に示されたマスクパターン62を利用して、第2のワードライン電極41をエッチングすると、図22に示した第2のワードライン電極パターンを形成することができる。第2の実施の形態例の場合は、第1のワードライン電極33の上下が一部エッチング除去されることはない。
【0090】
上記以外にも、第1のワードライン電極を第1のロウデコーダRD1側に延在させ、第2のワードライン電極を第2のロウデコーダRD2側に延在させて、それぞれの端部を櫛歯状に形成することができる。いずれにしても、互い違いに延在させることで、高密度に配置されたワードライン電極を、それぞれのロウデコーダRD1,RD2に比較的容易に接続することができる。
【0091】
以上の実施の形態は、次の付記の通りまとめられる。
【0092】
(付記1)絶縁性のトラップゲートを持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリの製造方法において、
基板上にワード線方向に延びるストライプパターンを形成する工程と、
前記ストライプパターン上に絶縁膜を形成した後全面エッチングにより該ストライプパターンの両側側壁にサイドウオール絶縁膜を形成する工程と、
前記ストライプパターンを選択的に除去する工程と、
その後に、露出した基板上にトラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
全面に導電層を形成して前記サイドウオール絶縁膜間を除いて前記導電層上部を除去する工程とを有し、
前記サイドウオール絶縁膜により分離されたゲート絶縁膜と導電層からなるメモリセルを形成することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0093】
(付記2)付記1において、
前記ストライプパターンとサイドウオール絶縁膜は、一方がシリコン酸化膜で他方がシリコン窒化膜であることを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0094】
(付記3)絶縁性のトラップゲートを持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリの製造方法において、
基板上にトラップゲート絶縁膜を含む第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、前記第1のゲート絶縁膜上にワード線方向に延びる導電性ストライプパターンを形成する工程と、
前記導電性ストライプパターンの側壁を酸化してサイドウオール絶縁膜を形成する工程と、
前記サイドウオール絶縁膜間の露出した基板上にトラップゲート絶縁膜を含む第2のゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記第2のゲート絶縁膜上を含む全面に導電層を形成してサイドウオール絶縁膜の間を除いて導電層上部を除去する工程とを有し、
前記導電性ストライプパターンを第1のワード線、サイドウオール絶縁膜の間の前記導電層を第2のワード線とするメモリセルアレイ構造を形成することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0095】
(付記4)付記3において、
前記サイドウオール絶縁膜を形成する前に前記導電性ストライプパターンの上面に上部絶縁膜を形成する工程を有し、
前記導電層上部を除去する工程を、前記上部絶縁膜をストッパ層として利用するポリッシング法により行うことを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0096】
(付記5)付記4において、
前記サイドウオール絶縁膜を形成する工程は、前記導電性ストライプパターンの表面を酸化して、側壁と上部に前記サイドウオール絶縁膜と前記上部絶縁膜とを同時に形成する工程を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0097】
(付記6)付記1または3において、
前記ストライプパターンを形成する前に、前記基板表面を選択的に酸化して、前記ワード線方向と交差するビット線方向にフィールド絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0098】
(付記7)付記1または3において、
前記ゲート絶縁膜を形成する工程は、前記基板表面を酸化して第一のゲート酸化膜を形成し、更に、その上にトラップゲート絶縁膜を形成し、そして、当該トラップゲート絶縁膜の表面を酸化して第二のゲート酸化膜を形成する工程を含むことを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0099】
(付記8)付記1または3において、
前記導電層上部を除去する工程は、全面に形成された当該導電層の表面をポリッシングにより除去し、表面を平坦にする工程を含むことを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0100】
(付記9)付記3において、
前記サイドウオール絶縁膜を形成した後、全面に絶縁膜を形成して後全面エッチングにより前記サイドウオール絶縁膜の上に第2のサイドウオール絶縁膜を更に形成し、その後前記第2のゲート絶縁膜を形成することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0101】
(付記10)絶縁性のトラップゲートを持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリにおいて、
基板上に形成され前記トラップゲート絶縁膜を有するゲート酸化膜と、該ゲート酸化膜上に形成されワード線方向に延びる導電性の第1のワード線とを有する第1のメモリセル列と、
前記第1のワード線の両側に設けられた分離用のサイドウオール絶縁膜と、
前記基板上に形成され前記トラップゲート絶縁膜を有するゲート酸化膜と、該ゲート酸化膜上に形成され導電性の第2のワード線とを有する第2のメモリセル列とを有し、
前記第2のワード線が、前記第1のワード線の両側に設けられたサイドウオール絶縁膜の間に埋め込まれて形成されていることを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
【0102】
(付記11)付記10において、
前記メモリセル列の前記ワード線方向の両側に前記ワード線を選択する第1及び第2のローデコーダが設けられ、
前記第1のワード線は前記第1のローデコーダに接続され、前記第2のワード線は前記第2のローデコーダに接続されたことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
【0103】
(付記12)付記11において、
前記第1のローデコーダ側において、前記第1のワード線が当該第1のローデコーダ側に延在し、
前記第2のローデコーダ側において、前記第2のワード線が当該第2のローデコーダ側に延在することを特徴とする不揮発性半導体メモリ。
【0104】
(付記13)絶縁性のトラップゲートを持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリの製造方法において、
基板上にトラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上にワード線方向に延びる導電性ストライプパターンを形成する工程と、
前記導電性ストライプパターンの側壁を酸化してサイドウオール絶縁膜を形成する工程と、
前記サイドウオール絶縁膜間の前記ゲート絶縁膜上を含む全面に導電層を形成してサイドウオール絶縁膜の間を除いて導電層上部を除去する工程とを有し、
前記導電性ストライプパターンを第1のワード線、サイドウオール絶縁膜の間の前記導電層を第2のワード線とするメモリセルアレイ構造を形成することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
【0105】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、絶縁性のトラップゲートを有する不揮発性メモリセルを、セルフアライン工程により、高密度に且つ再現性良く形成することができる。そして、高密度に形成されたワードライン電極をロウデコーダに適切に接続することができる。
【0106】
以上、本発明の保護範囲は、上記の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】不揮発性メモリの回路図である。
【図2】不揮発性メモリの動作を示す図表である。
【図3】第一の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図4】第一の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図5】第一の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図6】第一の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図7】第一の実施の形態例における製造工程の平面図である。
【図8】第一の実施の形態例における製造工程の平面図である。
【図9】第一の実施の形態例における製造工程の平面図である。
【図10】第二の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図11】第二の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図12】第二の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図13】第二の実施の形態例における製造工程の断面図である。
【図14】第二の実施の形態例における製造工程の平面図である。
【図15】第二の実施の形態例における製造工程の平面図である。
【図16】第二の実施の形態における変形例の工程断面図である。
【図17】第一の実施の形態における一部の製造工程の斜視図である。
【図18】第二の実施の形態例における別の変形例の工程断面図である。
【図19】本実施の形態例におけるワードライン電極とロウデコーダとの関係を示す回路図である。
【図20】第2のワードライン電極のパターニング工程を説明する平面図である。
【図21】第一の実施の形態例における第2のワードライン電極のパターニング工程を説明する平面図である。
【図22】第2のワードライン電極のパターニング工程を説明する平面図である。
【図23】第二の実施の形態例における第2のワードライン電極のパターニング工程を説明する平面図である。
【符号の説明】
1、21 P型半導体シリコン基板
7 ストライプパターン
9 サイドウォール酸化膜
10 シリコン酸化膜
11 シリコン窒化膜(キャリアトラップ膜)、
12 シリコン酸化膜
13 ゲート絶縁膜
14 多結晶シリコン膜、
15、16 ワードライン電極
27 シリコン酸化膜
28 シリコン窒化膜(第一のキャリアトラップ膜)
29 シリコン酸化膜
30 第一のゲート絶縁膜
33 第一のワードライン電極
34 シリコン酸化膜(酸化膜置換層)
35 サイドウォール酸化膜、
36 シリコン酸化膜
37 シリコン窒化膜(第二のキャリアトラップ膜)、
38 シリコン酸化膜
39 第二のゲート絶縁膜
41 第二のワードライン電極

Claims (2)

  1. ラップゲート絶縁膜を持つメモリセルを複数有する不揮発性半導体メモリの製造方法において、
    基板上にワード線方向に延びるストライプパターンを形成する工程と、
    前記ストライプパターン上に絶縁膜を形成した後全面エッチングにより該ストライプパターンの両側側壁にサイドウオール絶縁膜を形成する工程と、
    前記ストライプパターンを選択的に除去する工程と、
    その後に、露出した基板上にトラップゲート絶縁膜を含むゲート絶縁膜を形成する工程と、
    全面に導電層を形成して前記サイドウオール絶縁膜間を除いて前記導電層上部を除去する工程とを有し、
    前記サイドウオール絶縁膜により分離されたゲート絶縁膜と導電層からなるメモリセルを形成することを特徴とする不揮発性半導体メモリの製造方法。
  2. 記ストライプパターンとサイドウオール絶縁膜は、一方がシリコン酸化膜で他方がシリコン窒化膜であることを特徴とする、請求項1に記載の不揮発性半導体メモリの製造方法。
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