JP4730508B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4730508B2 JP4730508B2 JP2004157119A JP2004157119A JP4730508B2 JP 4730508 B2 JP4730508 B2 JP 4730508B2 JP 2004157119 A JP2004157119 A JP 2004157119A JP 2004157119 A JP2004157119 A JP 2004157119A JP 4730508 B2 JP4730508 B2 JP 4730508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulling
- pulling unit
- transmission case
- cutting
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
請求項1記載の発明は、圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こし、分草具(8)と一体であって複数並列配置した穀稈引起装置(9)と、該穀稈引起装置(9)の後方に配置し、刈刃(11)と株元搬送チェーン(22a)を有する供給搬送装置(22)とを備える刈取装置(6)と、該刈取装置(6)の後方に配置し、供給搬送装置(22)により供給搬送される穀稈を脱穀すると共に上部にカバー(16)を備えた脱穀装置(15)と、刈取装置(6)と脱穀装置(15)との間に配置し、HSTレバー(55)及びパワステレバー(56)を備える運転席(20)とを設けたコンバインであって、全ての穀稈引起装置(9)と分草具(8)を一つの引起ユニット(9A)として、その頂部で且つ刈取装置(6)の上部に設けられ、穀稈引起装置(9)に動力を伝達する伝動ケース(41)を刈刃(11)の真上に配置すると共に、伝動ケース(41)を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記伝動ケース(41)と、伝動ケース(41)と平行な向きにある刈取装置(6)の刈取前フレーム(45)と、伝動ケース(41)と刈取前フレーム(45)の左右端部にそれぞれ接続した左右一対の引起支持フレーム(43,43)とで正面視で四角形状のフレームを構成し、引起ユニット(9A)を伝動ケース(41)を中心に最大限上方向に回動させたときに、引起ユニット(9A)が刈刃(11)の設置位置の鉛直方向よりも後方に位置する構成とし、更に引起ユニット(9A)の最大限上方向の回動時に該引起ユニット(9A)を受ける受け部(16a)を脱穀装置(15)のカバー(16)の上に設け、前記伝動ケース(41)の左右両側に設けられた引起ユニット(9A)の回動支点部のメタル(33,33)を外し、伝動ケース(41)の一端部に設けた第1プーリ(49a)と前記引起支持フレーム(43,43)の内部の伝動機構から駆動される第2プーリ(49b)との間に巻回していたベルト(49c)を外すことで引起ユニット(9A)を刈取装置(6)側から取り外せる構成とし、引起ユニット(9A)の上下動機構は、駆動用のモータ(46)と、該モータ(46)に軸支された第1ギア(48a)と、該第1ギア(48a)に噛合し、伝動ケース(41)と一体の第2ギア(48b)とからなり、第1ギア(48a)と第2ギア(48b)を介して引起ユニット(9A)をモータ(46)で上下動させる機構であって、該上下動機構を伝動ケース(41)の左右両端に一対設け、引起ユニット(9A)の上下動操作用スイッチ(52a,52b)をHSTレバー(55)又はパワステレバー(56)の握り部に設け、引起ユニット(9A)が上方に回動した状態にあるときは、刈取装置(6)が作動する刈取クラッチが入らないようにするためのセンサ(57)を引起支持フレーム(43,43)に設けたコンバインである。
また、図3(a)に示すように引起ユニット(9A)を伝動ケース(41)を回動支点にして上昇させたときに、引起ユニット(9A)の全体が刈刃(11)の設置位置の鉛直方向よりも後方位置にまで回動する構成とすることで、枕地での植立穀稈の刈り取りが容易に行える。
また、引起ユニット(9A)がコンバインから取り外し可能な構成であるため、引起ユニット(9A)のメンテナンス性が良い。
そして、引起ユニット(9A)の重量が大きくなると、引起ユニット(9A)を左右いずれか1つの上下動駆動用のモータ(46)だけで駆動する場合は、モータ(46)の設置部の反対側の伝動ケース(41)が歪んで破損するおそれがあるが、モータ(46)などの上下動機構を伝動ケース(41)の左右両端に一対設けたことで、このような不具合は生じない。
更に、引起ユニット(9A)を伝動ケース(41)を回動支点にして上昇させたときに、刈刃(11)で枕地での植立穀稈の刈り取りを行っても、引起ユニット(9A)が堀や畦などに当たることがなく、枕地の穀稈の刈り取りが容易に行える。
そして、引起ユニット(9A)の上下動操作用スイッチ(52a,52b)をHSTレバー(55)又はパワステレバー(56)の握り部に設けることで、操作性が良い。
更に、引起ユニット(9A)が上方に回動した状態にあるときは、刈取装置(6)が作動する刈取クラッチが入らないため、刈取装置(6)の引起ラグなどが作動することが無く、安全である。
図1に本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバイン1の側面図を示し、図2はその正面図であり、図3はその内部の刈取装置の一部を示す側面略図(図3(a))と正面略図(図3(b))を示し、図4は刈取装置の引起装置の正面図を示し、図5は引起装置部分の斜視図を示す。
また、車体フレーム2の上部側部で刈取装置6と脱穀装置15との間に運転席20を設けている。
また、刈取前フレーム45には刈取支持フレーム13の内部の図示しない伝動機構から刈刃駆動用の動力が伝達される。
3 走行部 4 クローラ
6 刈取装置 7 刈取支持台
8 分草具 9 穀稈引起装置
9A 引起ユニット 10 グレンタンク
11 刈刃 13 刈取支持フレーム
14 フィードチェーン 15 脱穀装置
16 扱胴カバー 16a 引起ユニット受け部
19 排出オーガ 20 運転席
21 掻込搬送装置 21a 掻込輪体
21b 掻込無端帯 21b1 ラグ
22 供給搬送装置 22a 株元搬送チェーン
22b 穂先搬送ラグ 26 扱深さ調節装置
27 供給搬送装置 30 ラグガイド
30a,30b 両側板 32 ラグ
33 メタル 35 無端チェーン
37 引起ユニット上下減速用ハンドル
38 トルクスプリング 40a ウオームギア
40b ウオームホイルギア 41 伝動ケース
42 減速ギヤーケース 43 引起支持フレーム
44 引起しケース 45 刈取前フレーム
46 駆動モータ 47 上下動ケース
47a,48a,48b ギア
49a,49b プーリ
49c ベルト 50、51 ナローガイド
52a 上げスイッチ 52b 下げスイッチ
53 ハンドル 55 HSTレバー
56 パワステレバー 57 センサ
61 スイッチ 62 ナローガイド作動用ロッドラック
63 スパーギア 65 引起ユニット上下動駆動用モータ
Claims (1)
- 圃場内の複数条の植立穀稈を引き起こし、分草具(8)と一体であって複数並列配置した穀稈引起装置(9)と、該穀稈引起装置(9)の後方に配置し、刈刃(11)と株元搬送チェーン(22a)を有する供給搬送装置(22)とを備える刈取装置(6)と、該刈取装置(6)の後方に配置し、供給搬送装置(22)により供給搬送される穀稈を脱穀すると共に上部にカバー(16)を備えた脱穀装置(15)と、刈取装置(6)と脱穀装置(15)との間に配置し、HSTレバー(55)及びパワステレバー(56)を備える運転席(20)とを設けたコンバインであって、
全ての穀稈引起装置(9)と分草具(8)を一つの引起ユニット(9A)として、その頂部で且つ刈取装置(6)の上部に設けられ、穀稈引起装置(9)に動力を伝達する伝動ケース(41)を刈刃(11)の真上に配置すると共に、伝動ケース(41)を中心に上下方向に回動自在な構成とし、前記伝動ケース(41)と、伝動ケース(41)と平行な向きにある刈取装置(6)の刈取前フレーム(45)と、伝動ケース(41)と刈取前フレーム(45)の左右端部にそれぞれ接続した左右一対の引起支持フレーム(43,43)とで正面視で四角形状のフレームを構成し、
引起ユニット(9A)を伝動ケース(41)を中心に最大限上方向に回動させたときに、引起ユニット(9A)が刈刃(11)の設置位置の鉛直方向よりも後方に位置する構成とし、
更に引起ユニット(9A)の最大限上方向の回動時に該引起ユニット(9A)を受ける受け部(16a)を脱穀装置(15)のカバー(16)の上に設け、
前記伝動ケース(41)の左右両側に設けられた引起ユニット(9A)の回動支点部のメタル(33,33)を外し、伝動ケース(41)の一端部に設けた第1プーリ(49a)と前記引起支持フレーム(43,43)の内部の伝動機構から駆動される第2プーリ(49b)との間に巻回していたベルト(49c)を外すことで引起ユニット(9A)を刈取装置(6)側から取り外せる構成とし、
引起ユニット(9A)の上下動機構は、駆動用のモータ(46)と、該モータ(46)に軸支された第1ギア(48a)と、該第1ギア(48a)に噛合し、伝動ケース(41)と一体の第2ギア(48b)とからなり、第1ギア(48a)と第2ギア(48b)を介して引起ユニット(9A)をモータ(46)で上下動させる機構であって、該上下動機構を伝動ケース(41)の左右両端に一対設け、
引起ユニット(9A)の上下動操作用スイッチ(52a,52b)をHSTレバー(55)又はパワステレバー(56)の握り部に設け、
引起ユニット(9A)が上方に回動した状態にあるときは、刈取装置(6)が作動する刈取クラッチが入らないようにするためのセンサ(57)を引起支持フレーム(43,43)に設けたことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004157119A JP4730508B2 (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004157119A JP4730508B2 (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | コンバイン |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007285057A Division JP4730370B2 (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | コンバイン |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005333876A JP2005333876A (ja) | 2005-12-08 |
JP2005333876A5 JP2005333876A5 (ja) | 2007-12-20 |
JP4730508B2 true JP4730508B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=35488110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004157119A Expired - Fee Related JP4730508B2 (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4730508B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503446Y1 (ja) * | 1970-10-09 | 1975-01-29 | ||
JPS568612A (en) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 | Kubota Ltd | Reaper and harvester |
JPH06217626A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Iseki & Co Ltd | コンバインの刈取部 |
JPH06335314A (ja) * | 1993-05-28 | 1994-12-06 | Iseki & Co Ltd | コンバインにおける穀稈引起し装置 |
JPH10108530A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Iseki & Co Ltd | コンバインの伝動操作装置 |
JP2002204618A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | Iseki & Co Ltd | コンバインの穀粒排出装置 |
JP2002362403A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
JP2004024147A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
JP2004024112A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Iseki & Co Ltd | コンバインによる刈取方法およびコンバインの刈取部 |
-
2004
- 2004-05-27 JP JP2004157119A patent/JP4730508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503446Y1 (ja) * | 1970-10-09 | 1975-01-29 | ||
JPS568612A (en) * | 1979-07-03 | 1981-01-29 | Kubota Ltd | Reaper and harvester |
JPH06217626A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Iseki & Co Ltd | コンバインの刈取部 |
JPH06335314A (ja) * | 1993-05-28 | 1994-12-06 | Iseki & Co Ltd | コンバインにおける穀稈引起し装置 |
JPH10108530A (ja) * | 1996-10-04 | 1998-04-28 | Iseki & Co Ltd | コンバインの伝動操作装置 |
JP2002204618A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-23 | Iseki & Co Ltd | コンバインの穀粒排出装置 |
JP2002362403A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-18 | Iseki & Co Ltd | 走行装置 |
JP2004024112A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Iseki & Co Ltd | コンバインによる刈取方法およびコンバインの刈取部 |
JP2004024147A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005333876A (ja) | 2005-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5142609B2 (ja) | コンバイン | |
JP4730508B2 (ja) | コンバイン | |
JP4730370B2 (ja) | コンバイン | |
JP5003361B2 (ja) | コンバイン | |
JP2020065501A (ja) | コンバイン | |
JP2020065502A (ja) | コンバイン | |
JP2013059279A (ja) | コンバイン | |
JP2005333876A5 (ja) | ||
JP2009124984A (ja) | コンバインのキャビン | |
JP4849293B2 (ja) | コンバイン | |
JP7142553B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
JP2004337070A (ja) | コンバイン | |
JP4325420B2 (ja) | コンバイン | |
JP6861111B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2005333956A (ja) | コンバイン | |
WO2014057981A1 (ja) | コンバイン | |
JP2004113192A (ja) | コンバイン | |
JP4608952B2 (ja) | コンバイン | |
JP4725703B2 (ja) | コンバイン | |
JP4576806B2 (ja) | コンバイン | |
JP3622739B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005218364A (ja) | コンバインの刈取装置 | |
JP2004298002A (ja) | コンバイン | |
JP2004113191A (ja) | コンバイン | |
JP2005160383A (ja) | コンバインの穀稈引起装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100818 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101018 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |