JP4727102B2 - 光学薄膜の成膜方法及び成膜装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、良好な光学的特性を有する薄膜、即ち、光学薄膜の成膜方法に関する。光学薄膜は、導波路、回折格子、発光、表示素子、光メモリ、太陽電池などの各種光学部品や光素子に用途が拡大している。これらの用途で良好な光学的特性を確保するため、例えば酸化膜から成る光学薄膜はアモルファス構造で形成されることが求められている。
【0002】
【従来の技術】
従来、スパッタリングによる成膜プロセスで化合物膜を作成する方法として、スパッタガスと反応ガスとを用いる反応性スパッタリング法が知られている。
【0003】
この反応性スパッタリング法により酸化膜を形成する場合は、例えばAr等のスパッタガスや酸化反応のためのO2等の反応性ガスを導入し、これらのガスをプラズマ分解し、そのプラズマ中のイオンやラジカルをターゲットに加速衝突させる。そして、いわゆるスパッタ蒸着により基板上に酸化物薄膜が堆積形成する際に、スパッタされて基板に到着した活性な粒子が、プラズマ中の活性な酸素イオンや酸素ラジカル等の反応性粒子と接触反応して基板上で酸化物薄膜が形成される。
【0004】
ところで、このような反応性スパッタリング法の通常の堆積速度は比較的早く、酸化反応の進行が不完全なまま基板上に薄膜が形成してしまうので、酸化反応が不充分となることがある。また、未反応の酸素ガスが金属ターゲット近傍に拡散し、ターゲット表面を酸化してスパッタリングによる成膜速度を低下させる要因になるという不具合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような不具合を解消するため、特許第3059597号では、反応性スパッタリング法を行うに際して、酸素とアルゴンとを含有するスパッタガスと酸素を含む反応ガスとを用い、上記スパッタガスでターゲットをスパッタリングしてターゲット物質の酸化物を基板上に形成する堆積工程と、上記反応性ガスに短波長を照射して基板上の酸化物に対してさらに酸化反応を行う反応工程とを交互に繰り返して、確実に酸化膜を形成させている。
【0006】
ところで、このものでは、上記の反応工程における反応性を確保するため、スパッタガスより反応ガスの分圧を相対的に高くする必要があり、このため、堆積工程を行う領域と反応工程を行う領域とを仕切りにより分割して、上記の分圧差を確保するようにしている。
【0007】
しかしながら、このような仕切りを配設すると、スパッタリング装置の構造が複雑になり、さらにスパッタガスと反応ガスとの圧力差を維持するために、両方のガスそれぞれの作動排気が必要となり、全体として成膜工程が増加して効率的でない。
【0008】
上記問題点に鑑み、本発明は、複雑な構造の装置や多段階に亘る工程を必要とせず、効率よく酸化膜からなる光学薄膜を形成できる成膜方法及びそのための成膜装置を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、スパッタガスと反応ガスとを用いる反応性スパッタリング法により薄膜を形成する方法において、反応ガスとしてO2またはO3とKrとを含有する混合気体を用いる。反応ガスを活性化して反応効率を向上させるには、反応ガス中のO2を励起して、O(1D)+O(1D)として表される二重項状態のエネルギー準位を有する原子状酸素に乖離することが最も望ましく、この場合、さらに大きな励起エネルギーでO2を賦活すると、O2 +として表される分子状態のイオンが生成されて上記のような反応効率の向上には逆効果である。これを防ぐためにはO2に対する励起エネルギーを制御する必要がある。そこで、励起されたKrが基底状態に戻るときに放出されるエネルギーをO2に対する励起エネルギーとして用いると、Krが励起したときの主要なエネルギー準位である第1、第2及び第3励起状態のエネルギーがいずれも上記のように原子状酸素にするために要するO2の乖離エネルギー程度であり、この結果、反応ガス中のO2を二重項状態のエネルギー準位を有する原子状酸素に励起して、反応ガスの反応効率を最高にすることができる。そして、このような反応ガスの反応による酸化膜として効率よく光学薄膜を形成できる。また、O2の替りにO3を用いる場合にも、励起エネルギー源としてKrを用いて上記と同様に光学薄膜を高い効率で形成することができる。
【0010】
この場合、マイクロ波を照射して前記反応ガス中のO2またはO3とKrとをプラズマ状態に励起するのが最適である。このようにすれば、マイクロ波の照射によりKrをプラズマ状態に励起でき、この励起状態のKrから放出される励起エネルギーにより、O2またはO3を用いた、高い反応効率での酸化膜の形成が可能となる。そして、このような酸化膜は光学薄膜として良好な特性を有することができる。
【0011】
さらに、この場合、光学薄膜の成膜方法として、前記スパッタガスによりターゲットをスパッタリングして基板上にターゲット物質を堆積させる堆積工程と、前記反応ガスにマイクロ波を照射して基板上の薄膜を酸化させる酸化工程とを交互に繰り返すようにすれば、基板上の薄膜は確実に酸化され、良好な光学的特性を備えた酸化膜から成る光学薄膜を得ることができる。
【0012】
また、このような光学薄膜の成膜装置として、前記スパッタガスによりターゲットをスパッタリングして基板上にターゲット物質を堆積させる堆積手段と、前記反応ガスにマイクロ波を照射して基板上の薄膜を酸化させる酸化手段と、前記堆積手段と前記酸化手段とを交互に繰り返す手段とを備えるものとして構成すれば、上記のような反応性スパッタリング法を用いた光学薄膜の成膜方法により、良好な光学的特性を有する光学薄膜を成膜することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に用いる反応性スパッタリング装置の概略を示す。装置チャンバ1内の上方領域に、回転軸2で軸支されて回転可能な基板ホルダ3を設け、該ホルダ3上に直径300mmの円形状のガラス基板4を取り付けている。また、装置チャンバ1内下方の一方の側面領域に、基板4方向に向けた2式のTiターゲット5a、5b(各2インチ×8インチ)を載置したスパッタカソード6(印加交流周波数:40KHz)を設置し、Tiターゲット5a、5bとスパッタカソード6とで構成されるスパッタリングターゲットの外側に防着板7を覆設している。さらに、装置チャンバ1内下方の他方の側面領域にマイクロ波励起プラズマ源8を設置する。そして、装置チャンバ1内の下方領域に、回転軸9で軸支されて回転可能なシャッタ10を設けている。ここで、基板ホルダ3の回転軸2とシャッタ10の回転軸9とはそれぞれ独立の回転速度で回転できるようにしている。
【0014】
装置チャンバ1は、図外の真空ポンプに接続される真空配管11によりバルブ12を介して真空排気できるように構成され、また、装置チャンバ1内下方のスパッタリングターゲット側の領域にガス導入口13を設け、該ガス導入口13からスパッタガスを導入し、装置チャンバ1内下方のマイクロ波励起プラズマ源8側の領域にガス導入口14を設け、該ガス導入口14から反応ガスを導入するようにしている。
【0015】
図2は、図1のI−I線における截断面図であり、円周外側からチャンバ1、シャッタ10、ガラス基板4を示している。シャッタ10には略扇型形状の開口部10aが設けられ、回転軸9まわりにシャッタ10が回転すると、Tiターゲット5a、5bとマイクロ波励起プラズマ源8とが交互に開口部10aから覗けるように構成されている。
【0016】
ガラス基板4上に成膜を行うに際しては、まず、前処理としてバルブ12を介して図外の真空ポンプによりチャンバ1内が5×10-5Paになるまで真空排気を行う。その後、ガス導入口13からスパッタガスとして流量50sccm(Standard Cubic Centimeter per Minuteまたは標準立方センチメートル毎分、以下本実施の形態及び実施例において同じ。)のArガスを導入すると共に、ガス導入口14から反応ガスとして、流量20sccmの酸素ガスと流量40sccmのKrガスとの混合ガスを導入し、チャンバ1内の真空度を0.5Paに保つ。
【0017】
次に、シャッタ10を120rpmで回転させ、さらに、スパッタカソード6に1.5kWの電力を印加してスパッタカソード6上の2式のTiターゲット5a、5bを作動させると共に、マイクロ波プラズマ源8を3kWの印加電力で駆動させる。この際、シャッタ10の開口部10aからTiターゲット5a、5bが覗くときは、ArガスによりスパッタされたTiターゲット5a、5bから基板4にラジカルまたはイオン状のTiが飛来して、基板4上にほぼ完全に金属状態のTi薄膜が0.5nmの膜厚に堆積して成膜される。そして、開口部10aからマイクロ波プラズマ源8が覗くときは、酸素ガスとKrガスとの混合ガス中で形成される原子状酸素が基板4状の金属状態のTi薄膜を酸化してTiO2から成る酸化膜が成膜される。シャッタ10の回転により、金属状態のTi薄膜の堆積工程とTi薄膜の酸化工程とを交互に繰り返すことができ、また、基板ホルダ3の回転によりガラス基板4の表面全体に亘って酸化膜の均一な成膜ができる。このようにして、シャッタ10の回転を70分間継続して連続成膜を行う。
【0018】
なお、本発明では、反応ガス中にKrガスを混合させているが、これは、反応ガスを活性化して得られる酸化膜形成のための酸化反応の反応効率を向上させるためである。即ち、反応ガスを活性化して反応効率を向上させるには、反応ガス中のO2を励起して、O(1D)+O(1D)として表される二重項状態のエネルギー準位を有する原子状酸素に乖離することが最も望ましいが、さらに大きな励起エネルギーでO2を賦活すると、O2 +として表される分子状態のイオンが生成されて上記のような反応効率の向上には逆効果であることが知られている。
【0019】
ところで、スパッタガスなどに通常用いられるArガスを、酸素ガスに混合して上記の方法でプラズマ励起させると、このときに励起されたArが基底状態に戻るときに放出されるエネルギーがO2の励起エネルギーとして用いられることになる。Arの励起状態のエネルギーは、第1励起状態において11.6eVであり、この値はO2をO(1D)+O(1D)として表される二重項状態の原子状酸素に乖離するための乖離エネルギー(11.6eV)と良く一致していて、O2から原子状酸素を乖離して生成するには好都合である。
【0020】
しかし、Arの第2励起状態以上のエネルギーはこの値より大きく、このような励起状態にあるArにより、O2はより大きな励起エネルギーで励起されることになり、例えば、O2の第1イオン化エネルギー(12.1eV)程度のエネルギーが与えられると、O2はO2 +として表される分子状態のイオンとして挙動するようになる。通常、賦活される化学種の励起状態を制御することは難しく、この結果、Arにより励起されるO2は、O(1D)+O(1D)として表される二重項状態の原子状酸素や、O2 +として表される分子状態のイオンが混在した状態で挙動するようになり、上述したような良好な反応効率により基板上の薄膜の酸化を行うことはできない。
【0021】
これに対し、本発明で用いるKrガスの場合、Krガスと酸素ガスとを混合させて成る反応ガスをプラズマ励起したときに励起されるKrの励起状態のエネルギーは、第1、第2及び第3励起状態においてそれぞれ9.9eV、10.6eV、11.3eVであり、Krがこれらの励起状態から基底状態に戻るときに放出されるエネルギーはO2の乖離エネルギーとして用いられ得るので、大部分のO2が上記のような原子状酸素に乖離され、高い反応効率で薄膜の酸化反応を行うことができる。
【0022】
また、本発明の実施の形態では、生成される原子状酸素がO2起源であり、これにより酸化反応が行われるものとしたが、O2の替りにO3を用いても同様の効果が得られる。これは、O3の第1イオン化エネルギー(12.4eV)が、上記のKrの第1、第2及び第3励起状態のエネルギーよりもの高いため、大部分のO3は、イオン化されてO3 +とならずに、O(1D)+O2に乖離されて二重項状態のエネルギー準位を有する原子状酸素が生成され、これにより薄膜の酸化が行われるためである。即ち、上記のO3からO(1D)+O2への乖離のための乖離エネルギーは、1.1eVであり、Krの各種励起状態で放出されるエネルギーにより小さいので、大部分のO3がO(1D)+O2に乖離されて原子状酸素を生成するのである。
【0023】
【実施例】
[実施例1]本発明の実施の形態に示す成膜方法により、反応ガスとして酸素ガス(流量:20sccm)とKrガス(流量:40sccm)との混合ガスを用いて基板上に成膜を行い、成膜された薄膜を分析したところ、Tiと酸素との化学量論比が1:2となるようなアモルファス構造であることがわかった。また、赤外光領域における薄膜の光学特性を測定したところ、屈折率が2.3で、消衰係数が5×10-5である、良好な光学特性を有する光学薄膜であることがわかった。
【0024】
[比較例1]Krガスの替りにArガスを用い酸素ガスと混合して反応ガスとした以外は[実施例1]と同様にして、上記成膜方法により成膜された薄膜の赤外光領域における光学特性を測定したところ、消衰係数が3×10-4であるような透過率に劣る薄膜であることがわかった。
【0025】
[実施例1]は[比較例1]に比べ、明らかに光学特性に優れた光学薄膜が形成できることを示している。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の成膜方法は、反応ガスに酸素ガスとオゾンガスとKrガスとの混合ガスを用い、これをマイクロ波を用いてプラズマ励起することにより、酸素またはオゾンの大部分が原子状酸素を生成して乖離され、この原子状酸素が基板上の薄膜に対する酸化反応の効率を向上させるので、透過率に優れた良好な光学特性を有する光学薄膜を形成することができる。また、このような成膜方法は工程の多段階化を伴うことがなく、さらに、複雑な構造の成膜装置を用いる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】反応性スパッタリング装置の概略断面図
【図2】図1のI−I線における截断面図
【符号の説明】
4 ガラス基板
5a、5b Tiターゲット
8 マイクロ波励起プラズマ源
10 シャッタ
Claims (4)
- スパッタガスと反応ガスとを用いる反応性スパッタリング法により薄膜を形成する方法において、前記反応ガスとしてO2またはO3とKrとを含有する混合気体を用い、前記スパッタガスによりターゲットをスパッタリングして基板上にターゲット物質を堆積させる堆積工程と、前記反応ガスにマイクロ波を照射して基板上の薄膜を酸化させる酸化工程とを交互に繰り返し、酸化膜として光学薄膜を形成することを特徴とする光学薄膜の成膜方法。
- 前記反応ガスにマイクロ波を照射してO2またはO3とKrとをプラズマ状態に励起することを特徴とする請求項1に記載の光学薄膜の成膜方法。
- 前記ターゲットは、チタンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光学薄膜の成膜方法。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載の光学薄膜の成膜方法に使用される光学薄膜の成膜装置であって、前記光学薄膜を成膜するために、前記スパッタガスによりターゲットをスパッタリングして基板上にターゲット物質を堆積させる堆積手段と、前記反応ガスにマイクロ波を照射して基板上の薄膜を酸化させる酸化手段と、前記堆積手段と前記酸化手段とを交互に繰り返す手段とを備えることを特徴とする光学薄膜の成膜装置。
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