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JP4725427B2 - パターン形成方法並びにそれに用いられる感放射線性樹脂組成物及び感放射線性酸発生基含有樹脂 - Google Patents

パターン形成方法並びにそれに用いられる感放射線性樹脂組成物及び感放射線性酸発生基含有樹脂 Download PDF

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Description

本発明は、微細加工に好適なパターン形成方法並びにそれに用いられる感放射線性樹脂組成物及び感放射線性酸発生基含有樹脂に関する。更に詳しくは、電子線(以下、「EB」という)、X線、極紫外線(以下、「EUV」という)による微細パターン形成に好適なパターン形成方法並びにそれに用いられる感放射線性樹脂組成物及び感放射線性酸発生基含有樹脂に関する。
集積回路素子の製造に代表される微細加工の分野においては、集積回路のより高い集積度を得るために、リソグラフィーにおけるデザインルールの微細化が急速に進行しており、微細加工を安定して行なうことができるリソグラフィープロセスの開発が強く推し進められている。しかしながら、従来のKrF、ArFエキシマレーザーを用いる方法では100nm以下の微細パターンを高精度に形成することが困難であるため、EB、EUVを使用する方法が提案されている。
このような超微細加工に使用されるEB又はEUV用ポジ型レジスト材として用いられる感放射線性樹脂組成物としては、(1)酸解離性官能基で部分的に保護されたポリヒドロキシスチレン系樹脂(KrFエキシマ用樹脂)及びノボラック(i線用樹脂)と酸発生剤を有する化学増幅型感放射線性樹脂組成物、(2)PMMA(ポリメチルメタクリレート)等のメタクリル系主鎖切断型感放射線性樹脂組成物などが提案されている。
上記(1)の化学増幅型感放射線性樹脂組成物としては、例えば、感度、解像度、エッチング耐性のバランスに優れ、部分アセタール保護ポリヒドロキシスチレン樹脂+酸発生剤(特許文献3参照)、各種酸解離性部分保護ポリヒドロキシスチレン樹脂+フッ素含有芳香族スルホン酸発生オニウム塩+フッ素系又はシリコン系界面活性剤(特許文献4参照)、カチオン部の置換基として少なくとも1つの電子吸引基(F、シアノ基、ニトロ基)を有するオニウム塩(特許文献5参照)、ジスルホニル基を有する樹脂(特許文献6参照)、N−オキシイミドスルホニル基を有する樹脂(特許文献7参照)等各種特許が出願されている。
しかし、微細なパターン形成時の膜面荒れ(ラフネス)、感度、解像度において、実用レベルには至っていないのが現状である。
また、上記(2)のメタクリル系主鎖切断型感放射線性樹脂組成物は、解像度には優れるが、エッチング耐性、感度、アウトガスに問題があり実用化は困難である。更に、解像度と感度のバランスに優れるポリt−ブチルα−クロロメチルスチレン(特許文献1参照)や、樹脂末端に電子線により切断され易い原子(N、O、S)を導入した特許出願(特許文献2参照)がされている。
しかし、感度の改良は認められるが、感度、エッチング耐性、アウトガスにおいて、実用レベルには至っていないのが現状である。
特開2000−147777号公報 特開平11−29612号公報 特開平6−194842号公報 特開2000−187330号公報 特開2001−075283号公報 特開2002−072483号公報 特開2002−107920号公報
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、感度、エッチング耐性、解像度に優れ、アウトガスを低減でき、微細パターンを高精度にかつ安定して形成することができる、パターン形成方法並びにそれに用いられる感放射線性樹脂組成物及び感放射線性酸発生基含有樹脂の提供を目的とする。
上記の課題を達成するための手段として、請求項1に記載の発明は、感放射線性樹脂組成物の樹脂成分として含有されている感放射線性酸発生基含有樹脂から、電子線、X線又は極紫外線の照射によって酸を発生させ、該感放射線性酸発生基含有樹脂の現像液に対する溶解性を増大させることにより、レジストパターンを形成するレジストパターンの形成方法であって、
上記感放射線性酸発生基含有樹脂は、上記電子線、X線又は極紫外線の照射により酸を発生する酸発生基を含有する、下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位のうちの少なくとも一方と、
下記一般式(3)、(4)及び(5)で表される非酸解離性繰り返し単位のうちの少なくとも一種と、からなることを特徴とするパターン形成方法である。
Figure 0004725427

〔一般式(1)において、R は水素原子又はメチル基を表し、R は水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基を表し、nは0〜3の整数であり、nが2又は3の場合、R は相互に同一でも異なっていてもよい。Aは単結合又は−OR −基を示し、R はメチレン基又はアルキレン基を示す。M は一価のオニウムカチオンを表す。〕
〔一般式(2)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Dは−O−基、又は−NR −基を表し、R は水素原子又はアルキル基を示す。Eはメチレン基、アルキレン基又はアリーレン基を表し、M は一価のオニウムカチオンを表す。〕
Figure 0004725427

〔一般式(3)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Gは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R はアルキル基、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基を表す。ここでR が−COOH又は芳香族基である場合、Gはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(4)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Jは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R は水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。ここでR がアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、Jはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(5)において、R 10 は水素原子又はメチル基を表し、Lはメチレン基又はアルキレン基を表し、R 11 は水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。〕
請求項2に記載の発明は、感放射線性樹脂組成物の樹脂成分として含有されている感放射線性酸発生基含有樹脂から、電子線、X線又は極紫外線の照射によって酸を発生させ、該感放射線性酸発生基含有樹脂の現像液に対する溶解性を増大させることにより、レジストパターンを形成するレジストパターンの形成方法に用いられる感放射線性酸発生基含有樹脂であって、
上記電子線、X線又は極紫外線の照射により酸を発生する酸発生基を含有する、下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位のうちの少なくとも一方と、
下記一般式(3)、(4)及び(5)で表される非酸解離性繰り返し単位のうちの少なくとも一種と、からなることを特徴とする感放射線性酸発生基含有樹脂である。
Figure 0004725427
〔一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基を表し、nは0〜3の整数であり、nが2又は3の場合、Rは相互に同一でも異なっていてもよい。Aは単結合又は−OR−基を示し、Rはメチレン基又はアルキレン基を示す。Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
〔一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Dは−O−基、又は−NR−基を表し、Rは水素原子又はアルキル基を示す。Eはメチレン基、アルキレン基又はアリーレン基を表し、Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
Figure 0004725427
〔一般式(3)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Gは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、Rはアルキル基、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基を表す。ここでRが−COOH又は芳香族基である場合、Gはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(4)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Jは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、Rは水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。ここでRがアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、Jはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(5)において、R10は水素原子又はメチル基を表し、Lはメチレン基又はアルキレン基を表し、R11は水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。〕
請求項に記載の発明は、本感放射線性酸発生基含有樹脂を構成する全繰り返し単位の合計を100モル%とした場合に、上記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位の含有率の合計は、10モル%以上100モル%未満である請求項2に記載の感放射線性酸発生基含有樹脂である。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のパターン形成方法に使用される感放射線性樹脂組成物であって、上記樹脂成分として、上記感放射線性酸発生基含有樹脂のみを含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物である。
本発明によれば、EB、X線又はEUVを用いてパターニングされる場合において、感度、エッチング耐性、解像度に優れ、微細パターンを高精度にかつ安定して形成することができる。更には、本発明における感放射線性樹脂組成物は主鎖切断型ではなく樹脂側鎖の極性変化によって現像液への溶解性が増大するため、アウトガスの低減、高感度化が期待できる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<パターン形成方法>
本発明のパターン形成方法は、感放射線性樹脂組成物の樹脂成分として含有されている感放射線性酸発生基含有樹脂から、EB、X線、又はEUVの照射によって酸(例えば、スルホン酸等)を発生させ、該感放射線性酸発生基含有樹脂の現像液に対する溶解性を増大させることにより、レジストパターンを形成することを特徴とする。即ち、従来のような、(1)酸解離性官能基で部分的に保護された樹脂と、酸発生剤と、を有するような化学増幅型感放射線性樹脂組成物、(2)PMMA等のメタクリル系主鎖切断型の組成物を用いたものではなく、樹脂側鎖の極性変化によって現像液への溶解性が増大する感放射線性樹脂組成物を用いることを特徴とするパターン形成方法である。
<感放射線性酸発生基含有樹脂>
本発明における感放射線性酸発生基含有樹脂(以下、「酸発生基含有樹脂」ともいう。)は、上記パターン形成方法に使用されるものであり、オニウムカチオンによる溶解禁止効果によって現像液不溶性又は現像液難溶性となっており、電子線、X線又は極紫外線の照射によってオニウムカチオンが分解し、スルホン酸を発生することにより、現像液に対する溶解性が増大する樹脂である。
上記酸発生基含有樹脂は、下記一般式(1)で表される繰り返し単位(以下、「繰り返し単位(1)」という)及び下記一般式(2)で表される繰り返し単位(以下、「繰り返し単位(2)」という)のうちの少なくとも一方の繰り返し単位を含むものである。
Figure 0004725427
〔一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基を表し、nは0〜3の整数であり、nが2又は3の場合、Rは相互に同一でも異なっていてもよい。Aは単結合又は−OR−基を示し、Rはメチレン基又はアルキレン基を示す。Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
〔一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Dは−O−基、又は−NR−基を表し、Rは水素原子又はアルキル基を示す。Eはメチレン基、アルキレン基又はアリーレン基を表し、Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
上記一般式(1)におけるRのアルキル基としては、例えば、メチル基、トリフルオロメチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基のような炭素数1〜8個の直鎖状、分岐状アルキル基、又はシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基のような炭素数3〜8個の環状アルキル基等が挙げられる。
また、上記Rのアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プトポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基のような炭素数1〜8個の直鎖状、分岐状アルコキシ基等が挙げられる。
また、一般式(1)におけるRのアルキレン基としては、例えば、エチレン基、1,3−プロピレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基等の炭素数2〜10個のアルキレン基、更には、水素原子が部分的に又は全てフッ素原子で置換された炭素数2〜10個のアルキレン基等が挙げられる。
また、一般式(1)におけるRがメチレン基である場合においても、水素原子が部分的に又は全てフッ素原子で置換されていてもよい。
上記一般式(2)におけるRのアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基のような炭素数1〜4のアルキル基等が挙げられる。
また、一般式(2)におけるEのアルキレン基としては、例えば、エチレン基、1,3−プロピレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、2−メチル−1,3−プロピレン基、2−メチル−1,2−プロピレン基、2−メチル−1,4−ブチレン基等の炭素数2〜10個の直鎖状、分岐状アルキレン基、1,3−シクロペンチレン基などのシクロペンチレン基、1,4−シクロヘキシレン基などのシクロヘキシレン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロオクチレン基等の炭素数4〜10の単環式アルキレン基、1,4−ノルボルニレン基若しくは2,5−ノルボルニレン基などのノルボルニレン基、1,3−アダマンチレン基、2,6−アダマンチレン基などのアダマンチレン基等の2〜4環式の炭素数4〜30の架橋環式炭化水素環基等が挙げられる。尚、このアルキレン基は置換基を有していてもよく、好ましい置換基としては、例えば、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基が挙げられる。
また、上記Eのアリーレン基としては、例えば、フェニレン基、ベンジレン基、ナフチレン基等のような炭素数6〜14個のものが挙げられる。尚、このアリーレン基は置換基を有していてもよく、好ましい置換基としては、例えば、炭素数1〜4個のアルキル基、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基が挙げられる。
また、一般式(1)及び(2)におけるMの一価のオニウムカチオンとしては、スルホニウムカチオン、ヨードニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、ジアゾニウムカチオン、アンモニウムカチオン、ピリジニウムカチオン等が挙げられる。
これらのなかでも、下記一般式(1a)で表されるスルホニウムカチオン、下記一般式(1b)で表されるヨードニウムカチオンが好ましい。
Figure 0004725427
〔一般式(1a)において、R12、R13及びR14は、相互に独立に置換若しくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、又は置換若しくは非置換の炭素数6〜18のアリール基を表すか、或いはR12、R13及びR14のうちのいずれか2つ以上が相互に結合して式中の硫黄原子と共に環を形成している。〕
〔一般式(1b)において、R15及びR16は、相互に独立に置換若しくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、又は置換若しくは非置換の炭素数6〜18のアリール基を表すか、或いはR15及びR16が相互に結合して式中のヨウ素原子と共に環を形成している。〕
一般式(1a)及び(1b)において、非置換の炭素数1〜10のアルキル基としては、直鎖状若しくは分岐状のアルキル基が挙げられ、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、1−メチルプロピル基、2−メチルプロピル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、1,1−ジメチルプロピル基、1−メチルブチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル基、1,1−ジメチルブチル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、i−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基等を挙げることができる。
また、アルキル基の置換基としては、例えば、炭素数6〜30のアリール基、炭素数2〜30の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルケニル基や、ハロゲン原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子、ケイ素原子等のヘテロ原子を含む原子数1〜30の基等を挙げることができる。
また、一般式(1a)及び(1b)において、置換の炭素数1〜10の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基としては、例えば、ベンジル基、メトキシメチル基、メチルチオメチル基、エトキシメチル基、エチルチオメチル基、フェノキシメチル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、アセチルメチル基、フルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロメチル基、トリクロロメチル基、2−フルオロプロピル基、(トリフルオロアセチル)メチル基、(トリクロロアセチル)メチル基、(ペンタフルオロベンゾイル)メチル基、アミノメチル基、(シクロヘキシルアミノ)メチル基、(トリメチルシリル)メチル基、2−フェニルエチル基、2−アミノエチル基、3−フェニルプロピル基等を挙げることができる。
また、一般式(1a)及び(1b)において、非置換の炭素数6〜18のアリール基としては、例えば、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−アントリル基、1−フェナントリル基等を挙げることができる。これらアリール基の置換基としては、例えば、炭素数1〜30の直鎖状、分岐状若しくは環状のアルキル基や、ハロゲン原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リン原子、ケイ素原子等のヘテロ原子を含む原子数1〜30の基等を挙げることができる。また、置換の炭素数6〜18のアリール基としては、例えば、o−トリル基、m−トリル基、p−トリル基、4−ヒドロキシフェニル基、4−メトキシフェニル基、メシチル基、o−クメニル基、2,3−キシリル基、2,4−キシリル基、2,5−キシリル基、2,6−キシリル基、3,4−キシリル基、3,5−キシリル基、4−フルオロフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−ヨードフェニル基等を挙げることができる。
また、一般式(1a)において、いずれか2つ以上のR12、R13及びR14が相互に結合して形成される環としては、例えば、5〜7員の環構造等を挙げることができる。
更に、一般式(1b)において、R15及びR16が相互に結合して形成される環としては、例えば、5〜7員の環構造等を挙げることができる。
一般式(1a)で表される好ましいスルホニウムカチオンの具体例(1a−1)〜(1a−64)、及び、一般式(1b)で表される好ましいヨードニウムカチオンの具体例(1b−1)〜(1b−39)を以下に示す。
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
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Figure 0004725427
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Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
ここで、上記繰り返し単位(1)の好ましい例としては、以下に示す(1−1)〜(1−24)等の単位が挙げられる。尚、これらの繰り返し単位(1)は単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
また、上記繰り返し単位(2)の好ましい例としては、以下に示す(2−1)〜(2−30)等の単位が挙げられる。尚、これらの繰り返し単位(2)は単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
Figure 0004725427
更に、本発明における酸発生基含有樹脂は、上記繰り返し単位(1)及び(2)のうちの少なくとも一方以外に、下記一般式(3)で表される繰り返し単位(以下、「繰り返し単位(3)」という)、下記一般式(4)で表される繰り返し単位(以下、「繰り返し単位(4)」という)及び(5)で表される繰り返し単位(以下、「繰り返し単位(5)」という)のうちの少なくとも一種の非酸解離性繰り返し単位を構成単位として含む
尚、上記非解離性繰り返し単位とは、酸発生基含有樹脂から発生する酸の作用によって、繰り返し単位中の側鎖等が切断されたりするなどの構造変化が生じない単位、或いは殆ど生じない単位を示す。
Figure 0004725427
〔一般式(3)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Gは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、Rはアルキル基、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基を表す。ここでRが−COOH又は芳香族基である場合、Gはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(4)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Jは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、Rは水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。ここでRがアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、Jはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
〔一般式(5)において、R10は水素原子又はメチル基を表し、Lはメチレン基又はアルキレン基を表し、R11は水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。〕
また、上記一般式(3)におけるGのアルキレン基としては、例えば、エチレン基、1,3−プロピレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、2−メチル−1,3−プロピレン基、2−メチル−1,2−プロピレン基、2−メチル−1,4−ブチレン基等の炭素数2〜10直鎖状、分岐状アルキレン基、1,3−シクロブチレン基などのシクロブチレン基、1,3−シクロペンチレン基などのシクロペンチレン基、1,4−シクロヘキシレン基などのシクロヘキシレン基、1,5−シクロオクチレン基などのシクロオクチレン基等の炭素数3〜10のシクロアルキレン基などの単環式炭化水素環基、1,4−ノルボルニレン基若しくは2,5−ノルボルニレン基などのノルボルニレン基、1,3−アダマンチレン基、2,6−アダマンチレン基などのアダマンチレン基等の2〜4環式の炭素数4〜30の炭化水素環基などの架橋環式炭化水素環基等が挙げられる。
上記一般式(3)におけるRのアルコキシル基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プトポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基のような炭素数1〜8個のものなどが挙げられる。
また、上記Rの芳香族基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基等の炭素数6〜10個のものなどが挙げられる。尚、この芳香族基は置換基を有してもよく、好ましい置換基としては、炭素数1〜4個のアルキル基、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基が挙げられる。
尚、上記Rが、−COOH又は芳香族基である場合、上記Gはメチレン基又はアルキレン基である。
上記一般式(4)におけるJのアルキレン基としては、上記一般式(3)におけるGと同様のアルキレン基を挙げることができる。
また、一般式(4)におけるRのアルコキシル基としては、上記一般式(3)におけるRと同様のアルコキシル基を挙げることができる。
尚、上記Rが、アミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、上記Jはメチレン基又はアルキレン基である。
上記一般式(5)におけるLのアルキレン基としては、上記一般式(3)におけるGと同様のアルキレン基を挙げることができる。
また、一般式(5)におけるR11のアルコキシル基としては、上記一般式(3)におけるRと同様のアルコキシル基を挙げることができる。
ここで、上記繰り返し単位(3)の好ましい例としては、スチレン、α−メチルスチレン、4−ヒドロキシスチレン、4−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、4-メチルスチレン、4-メチル−α−スチレン、4-メトキシスチレン、4-メトキシ−α−スチレン等の重合性不飽和結合が開裂した単位を挙げることができる。尚、これらの繰り返し単位(3)は単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
また、上記繰り返し単位(4)の好ましい例としては、(メタ)アクリル酸ノルボルニル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸トリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸テトラシクロデカニル、(メタ)アクリル酸ジシクロペンテニル、(メタ)アクリル酸アダマンチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシアダマンチル等、の有橋式炭化水素骨格を有する(メタ)アクリル酸エステル類;
(メタ)アクリル酸カルボキシノルボルニル、(メタ)アクリル酸カルボキシトリシクロデカニル、(メタ)アクリル酸カルボキシテトラシクロデカニル等の不飽和カルボン酸の有橋式炭化水素骨格を有するカルボキシル基含有エステル類;
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−メチルプロピル、(メタ)アクリル酸1−メチルプロピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸シクロプロピル、(メタ)アクリル酸シクロペンチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸4−メトキシシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸2−シクロペンチルオキシカルボニルエチル、(メタ)アクリル酸2−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル、(メタ)アクリル酸2−(4−メトキシシクロヘキシル)オキシカルボニルエチル等の有橋式炭化水素骨格をもたない(メタ)アクリル酸エステル類;
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、メサコン酸等の不飽和カルボン酸(無水物)類;(メタ)アクリル酸2−カルボキシエチル、(メタ)アクリル酸2−カルボキシプロピル、(メタ)アクリル酸3−カルボキシプロピル、(メタ)アクリル酸4−カルボキシブチル、(メタ)アクリル酸4−カルボキシシクロヘキシル等の不飽和カルボン酸の有橋式炭化水素骨格をもたないカルボキシル基含有エステル類;
1,2−アダマンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,3−アダマンタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−アダマンタンジオールジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカニルジメチロールジ(メタ)アクリレート等の有橋式炭化水素骨格を有する多官能性化合物;有橋式炭化水素骨格をもたない多官能性化合物等の重合性不飽和結合が開裂した単位を挙げることができる。尚、これらの繰り返し単位(4)は単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
また、上記繰り返し単位(5)の好ましい例としては、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド等の重合性不飽和結合が開裂した単位を挙げることができる。尚、これらの繰り返し単位(5)は単独で又は2種類以上を混合して使用することができる。
本発明の酸発生基含有樹脂において、上記繰り返し単位(1)及び(2)の含有率の合計は、酸発生基含有樹脂を構成する全繰り返し単位の合計を100モル%とした場合に、10モル%以上100モル%未満であることが好ましく、より好ましくは20モル%以上100モル%未満である。この繰り返し単位(1)及び(2)の含有率の合計が10モル%以上100モル%未満の場合には、パターン形成方法において、感度、エッチング耐性、解像度に優れ、微細パターンを高精度にかつより安定して形成することができる。
また、本発明における酸発生基含有樹脂のゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定されるポリスチレン換算重量分子量(以下、「Mw」という)は、好ましくは1,000〜150,000、より好ましくは3,000〜100,000、更に好ましくは5,000〜30,000である。
また、酸発生基含有樹脂のMwと、GPCで測定したポリスチレン換算数分子量(以下、「Mn」という。)との比(Mw/Mn)は、通常、1〜10であり、好ましくは1〜5である。
<感放射線性樹脂組成物>
本発明の感放射線性樹脂組成物は、樹脂成分として、酸発生基含有樹脂のみを含有することを特徴とする。
上記酸発生基含有樹脂については、前述の説明をそのまま適用することができる。尚、この酸発生基含有樹脂は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
また、本発明における感放射線性樹脂組成物には、他の成分として、界面活性剤、増感剤、溶剤等の添加剤が配合されていてもよい。
尚、本発明における感放射線性樹脂組成物は、前述のように樹脂側鎖の極性変化によって現像液への溶解性が増大するものであり、酸発生剤が発生する酸の拡散を利用した従来の化学増幅型感放射線性樹脂組成物とは異なっているため、添加剤としての酸発生剤や酸拡散制御剤は必要とせず、これらを含有しないものとすることができる。
〔界面活性剤〕
本発明の感放射線性樹脂組成物に界面活性剤を配合した場合、感放射線性樹脂組成物の塗布性やストリエーション、レジストとしての現像性等を向上させることができる。
このような界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンn−オクチルフェノールエーテル、ポリオキシエチレンn−ノニルフェノールエーテル、ポリエチレングリコールジラウレート、ポリエチレングリコールジステアレート等を挙げることができる。また、市販品としては、例えば、エフトップEF301、同EF303、同EF352(トーケムプロダクツ社製)、メガファックスF171、同F173(以上、大日本インキ化学工業(株)製)、フロラードFC430、同FC431(以上、住友スリーエム(株)製)、アサヒガードAG710、サーフロンS−382、同SC101、同SC102、同SC103、同SC104、同SC105、同SC106(以上、旭硝子(株)製)、KP341(信越化学工業(株)製)、ポリフローNo.75、同No.95(以上、共栄社化学(株)製)等が挙げられる。尚、これらの界面活性剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
また、上記界面活性剤の配合量は、感放射線性樹脂組成物における酸発生基含有樹脂100質量部に対して、2質量部以下であることが好ましい。
〔増感剤〕
上記増感剤の好ましい例としては、例えば、カルバゾール類、ベンゾフェノン類、ローズベンガル類、アントラセン類等が挙げられる。尚、これらの増感剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
また、上記増感剤の配合量は、感放射線性樹脂組成物における酸発生基含有樹脂100質量部に対して、50質量部以下であることが好ましい。
〔溶剤〕
本発明における感放射線性樹脂組成物は、その使用に際して、全固形分の濃度が、通常、0.1〜50質量%、好ましくは1〜30質量%になるように、溶剤に均一に溶解したのち、例えば孔径0.2μm程度のフィルターでろ過することにより、組成物溶液として調製される。
上記組成物溶液の調製に使用される溶剤としては、例えば、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート等のエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル等のプロピレングリコールモノアルキルエーテル類;プロピレングリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールジ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールジ−n−ブチルエーテル等のプロピレングリコールジアルキルエーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテルアセテート等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセテート類;乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸n−プロピル、乳酸i−プロピル等の乳酸エステル類;ぎ酸n−アミル、ぎ酸i−アミル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸i−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、酢酸n−アミル、酢酸i−アミル、プロピオン酸i−プロピル、プロピオン酸n−ブチル、プロピオン酸i−ブチル等の脂肪族カルボン酸エステル類;ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチル酪酸メチル、メトキシ酢酸エチル、エトキシ酢酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、3−メチル−3−メトキシブチルブチレート、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等の他のエステル類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルブチルケトン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノン、シクロヘキサノン等のケトン類;N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類;γ−ブチロラクン等のラクトン類等が挙げられる。
これらの溶剤は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
<レジストパターンの形成>
感放射線性樹脂組成物からレジストパターンを形成する際には、前述したようにして調製された組成物溶液を、回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の適宜の塗布手段によって、例えば、シリコンウエハ、アルミニウムで被覆されたウエハ等の基板上に塗布し、場合により予め70℃〜160℃程度の温度で加熱処理(以下、「PB」という。)を行なって、レジスト被膜を形成したのち、EB、X線又はEUV、好ましくはEBを照射することにより描画する。この描画条件は、感放射線性樹脂組成物の配合組成、各添加剤の種類等に応じて、適宜選定される。
その後、アルカリ現像液、又は水により、通常、10〜50℃で10〜200秒、好ましくは15〜30℃で15〜100秒の条件で現像することにより、所定のレジストパターンを形成する。
上記アルカリ現像液としては、例えば、アルカリ金属水酸化物、アンモニア水、モノ−、ジ−或いはトリ−アルキルアミン類、モノ−、ジ−或いはトリ−アルカノールアミン類、複素環式アミン類、テトラアルキルアンモニウムヒドロキシド類、コリン、1,8−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物を、通常、1〜10質量%、好ましくは1〜5質量%、特に好ましくは1〜3質量%の濃度となるよう溶解したアルカリ性水溶液が使用される。
また、上記アルカリ性水溶液からなる現像液には、例えば、メタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤や界面活性剤を適宜添加することもできる。
更に、レジストパターンの形成に際しては、環境雰囲気中に含まれる塩基性不純物等の影響や被膜中の帯電を防止するため、レジスト被膜上に保護膜や帯電防止膜を設けることができる。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。但し、本発明は、これらの実施例に何ら制約されるものではない。
ここで、「%」及び「部」は特記しない限り質量基準である。
[1]酸発生基含有樹脂の合成
(1−1)オニウム塩構造を有する単量体の合成
合成例1:オニウム塩構造を有する単量体(Z−1)の合成
2−アクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスルホン酸8.3g(40mmol)と水酸化ナトリウム1.6g(40mmol)を400mlの水に溶解させ、1時間攪拌した。そこに400mlの塩化メチレンに溶解させたトリス(4−t−ブチルフェニル)スルホニウムブロマイド20.5g(40mmol)を加え2時間攪拌した。その後、得られた反応溶液を分液ロートに入れ、静置させた後、2層溶液の水相側を除去した。更に、有機層(塩化メチレン層)を400mlの水で10回洗浄した。次いで、洗浄後の有機層を濃縮し、乾燥することで白色個体19.2gを得た。
この白色固体を、オニウム塩構造を有する単量体(Z−1)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
合成例2:オニウム塩構造を有する単量体(Z−2)の合成
4−メタクロイルオキシ−n−ブタンスルホン酸ナトリウム9.8g(40mmol)を400mlの水に溶解させ、そこに400mlの塩化メチレンに溶解させたトリス(4−t−ブチルフェニル)スルホニウムブロマイド20.5g(40mmol)を加え2時間攪拌した。その後、得られた反応溶液を分液ロートに入れ、静置させた後、2層溶液の水層側を除去した。更に、有機層(塩化メチレン層)を400mlの水で10回洗浄した。次いで、洗浄後の有機層を濃縮し、乾燥することで白色個体21.8gを得た。
この白色固体を、オニウム塩構造を有する単量体(Z−2)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
合成例3:オニウム塩構造を有する単量体(Z−3)の合成
1,1,2,2−テトラフルオロ−5−メタクロイルオキシ−n−ペンタンスルホン酸ナトリウム、6.3g(20mmol)を30mlの水に溶解させ、そこに60mlの塩化メチレンに溶解させたトリフェニルスルホニウムブロマイド6.8g(20mmol)を加え2時間攪拌した。その後、得られた反応溶液を分液ロートに入れ、静置させた後、2層溶液の水層側を除去した。更に、有機層(塩化メチレン層)を30mlの水で10回洗浄した。次いで、洗浄後の有機層を濃縮し、乾燥することで白色個体8.5gを得た。
この白色固体を、オニウム塩構造を有する単量体(Z−3)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
(1−2)酸発生基含有樹脂の合成
合成例4:酸発生基含有樹脂(A−1)の合成
前記単量体(Z−1)3.0g、2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート2.8g、アゾビスイソブチロニトリル0.17gをプロピレングリコールモノメチルエーテル11.6gに溶解したのち、窒素雰囲気下、反応温度を65℃に保持して、6時間重合させた。重合後、反応溶液を大量の水中に滴下して、生成共重合体を凝固させ、減圧下40℃にて乾燥することにより、オニウム塩構造を有する単量体(Z−1)と2,2,2−トリフルオロエチルアクリレートのモル比が20:80である共重合体(Mw:15,000、Mw/Mn:2.0)を得た。
この化合物を酸発生基含有樹脂(A−1)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
合成例5:酸発生基含有樹脂(A−2)の合成
前記単量体(Z−2)7.4g、3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレート2.7g、アゾビスイソブチロニトリル0.2gをプロピレングリコールモノメチルエーテル30gに溶解したのち、窒素雰囲気下、反応温度を80℃に保持して、6時間重合させた。重合後、反応溶液を大量のアセトン中に滴下して、生成共重合体を凝固させ、減圧下40℃にて乾燥することにより、オニウム塩構造を有する単量体(Z−2)と3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレートのモル比が50:50である共重合体(Mw:10,000、Mw/Mn:1.9)を得た。
この化合物を酸発生基含有樹脂(A−2)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
合成例6:酸発生基含有樹脂(A−3)の合成
前記単量体(Z−3)6.4g、3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレート2.7g、アゾビスイソブチロニトリル0.2gをプロピレングリコールモノメチルエーテル27gに溶解したのち、窒素雰囲気下、反応温度を70℃に保持して、6時間重合させた。重合後、反応溶液を大量のアセトン中に滴下して、生成共重合体を凝固させ、減圧下40℃にて乾燥することにより、オニウム塩構造を有する単量体(Z−3)と3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレートのモル比が50:50である共重合体(Mw:9,000、Mw/Mn:1.9)を得た。
この化合物を酸発生基含有樹脂(A−3)とし、その化学構造式を以下に示す。
Figure 0004725427
尚、上記各合成例におけるMw及びMw/Mnは以下の方法により測定した。
東ソー(株)製高速GPC装置(型式「HLC−8120」)に東ソー(株)製のGPCカラム(商品名「G2000HXL」;2本、「G3000HXL」;1本、「G4000HXL」;1本)を用い、流量1.0ミリリットル/分、溶出溶剤テトラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定した。
[2]レジスト溶液(感放射線性樹脂組成物)の調製
表1に示すように各成分を混合して均一溶液とした後、孔径200nmのメンブランフィルターでろ過し、異物を除去して、実施例1〜3及び比較例1のレジスト溶液を調製した(但し、表1において、「部」は質量に基づく)。
Figure 0004725427
尚、表1における各実施例及び比較例に用いた成分の詳細を以下に示す。
(A)酸発生基含有樹脂
A−1;オニウム塩構造を有する単量体(Z−1)/2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート(モル比で20/80)共重合体 (合成例4)
A−2;オニウム塩構造を有する単量体(Z−2)/3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレート(モル比で50/50)共重合体 (合成例5)
A−3;オニウム塩構造を有する単量体(Z−3)/3−ヒドロキシ−1−アダマンチルアクリレート(モル比で50/50)共重合体 (合成例6)
A−4;メタクリル酸メチルエステルホモポリマー(Mw:40000、Mw/Mn:2.5)
(B)溶剤
B−1;乳酸エチル
B−2;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
[3]レジストパターンの形成
上記のようにして得られた実施例1〜3及び比較例1の各レジスト溶液を8インチのシリコンウエハに回転塗布し、膜厚100nmのレジスト被膜を形成した。
次いで、簡易型の電子線描画装置(日立社製、型式「HL800D」、出力;50KeV、電流密度;5.0アンペア/cm)を用いてレジスト被膜に電子線を照射した。照射後、表2に示す各種現像液、条件にて現像を行い、その後、水で30秒間洗浄し、乾燥してレジストパターンを形成した。
Figure 0004725427
[4]実施例の評価
レジスト溶液の評価(感度)を下記に従い行なった。その結果を表2に併記する。
<感度(Eth)の測定>
シリコンウエハ上に形成したレジスト被膜に電子線照射し、ただちに現像したのち、水洗し、乾燥して、レジストパターンを形成した。3mm×3mmのエリア各露光量で露光し、膜がなくなった露光量をEthとした。

Claims (4)

  1. 感放射線性樹脂組成物の樹脂成分として含有されている感放射線性酸発生基含有樹脂から、電子線、X線又は極紫外線の照射によって酸を発生させ、該感放射線性酸発生基含有樹脂の現像液に対する溶解性を増大させることにより、レジストパターンを形成するレジストパターンの形成方法であって、
    上記感放射線性酸発生基含有樹脂は、上記電子線、X線又は極紫外線の照射により酸を発生する酸発生基を含有する、下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位のうちの少なくとも一方と、
    下記一般式(3)、(4)及び(5)で表される非酸解離性繰り返し単位のうちの少なくとも一種と、からなることを特徴とするパターン形成方法。
    Figure 0004725427

    〔一般式(1)において、R は水素原子又はメチル基を表し、R は水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基を表し、nは0〜3の整数であり、nが2又は3の場合、R は相互に同一でも異なっていてもよい。Aは単結合又は−OR −基を示し、R はメチレン基又はアルキレン基を示す。M は一価のオニウムカチオンを表す。〕
    〔一般式(2)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Dは−O−基、又は−NR −基を表し、R は水素原子又はアルキル基を示す。Eはメチレン基、アルキレン基又はアリーレン基を表し、M は一価のオニウムカチオンを表す。〕
    Figure 0004725427

    〔一般式(3)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Gは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R はアルキル基、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基を表す。ここでR が−COOH又は芳香族基である場合、Gはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
    〔一般式(4)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Jは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R は水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。ここでR がアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、Jはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
    〔一般式(5)において、R 10 は水素原子又はメチル基を表し、Lはメチレン基又はアルキレン基を表し、R 11 は水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。〕
  2. 感放射線性樹脂組成物の樹脂成分として含有されている感放射線性酸発生基含有樹脂から、電子線、X線又は極紫外線の照射によって酸を発生させ、該感放射線性酸発生基含有樹脂の現像液に対する溶解性を増大させることにより、レジストパターンを形成するレジストパターンの形成方法に用いられる感放射線性酸発生基含有樹脂であって、
    上記電子線、X線又は極紫外線の照射により酸を発生する酸発生基を含有する、下記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位のうちの少なくとも一方と、
    下記一般式(3)、(4)及び(5)で表される非酸解離性繰り返し単位のうちの少なくとも一種と、からなることを特徴とする感放射線性酸発生基含有樹脂。
    Figure 0004725427
    〔一般式(1)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Rは水素原子、ヒドロキシル基、ハロゲン基、ニトロ基、カルボキシル基、アルキル基、アルコキシ基を表し、nは0〜3の整数であり、nが2又は3の場合、Rは相互に同一でも異なっていてもよい。Aは単結合又は−OR−基を示し、Rはメチレン基又はアルキレン基を示す。Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
    〔一般式(2)において、Rは水素原子又はメチル基を表し、Dは−O−基、又は−NR−基を表し、Rは水素原子又はアルキル基を示す。Eはメチレン基、アルキレン基又はアリーレン基を表し、Mは一価のオニウムカチオンを表す。〕
    Figure 0004725427

    〔一般式(3)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Gは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R はアルキル基、水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基を表す。ここでR が−COOH又は芳香族基である場合、Gはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
    〔一般式(4)において、R は水素原子又はメチル基を表し、Jは単結合、メチレン基又はアルキレン基を表し、R は水素原子、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。ここでR がアミノ基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基又は芳香族基である場合、Jはメチレン基又はアルキレン基を示す。〕
    〔一般式(5)において、R 10 は水素原子又はメチル基を表し、Lはメチレン基又はアルキレン基を表し、R 11 は水素原子、ヒドロキシル基、アルコキシル基、−COOH、パーフルオロアルキル基、芳香族基又はアミノ基を表す。〕
  3. 本感放射線性酸発生基含有樹脂を構成する全繰り返し単位の合計を100モル%とした場合に、上記一般式(1)及び(2)で表される繰り返し単位の含有率の合計は、10モル%以上100モル%未満である請求項2に記載の感放射線性酸発生基含有樹脂。
  4. 請求項1に記載のパターン形成方法に使用される感放射線性樹脂組成物であって、上記樹脂成分として、上記感放射線性酸発生基含有樹脂のみを含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
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