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JP4715865B2 - 撮像装置、プログラム - Google Patents

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JP4715865B2
JP4715865B2 JP2008131625A JP2008131625A JP4715865B2 JP 4715865 B2 JP4715865 B2 JP 4715865B2 JP 2008131625 A JP2008131625 A JP 2008131625A JP 2008131625 A JP2008131625 A JP 2008131625A JP 4715865 B2 JP4715865 B2 JP 4715865B2
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Description

本発明は、連写機能を備えた撮像装置、プログラムに関する。
従来、ユーザによるレリーズ操作部材の操作力や操作量に応じて、連写速度を可変制御するカメラがある(例えば、特許文献1参照)。かかるカメラによれば、ユーザは、所望の連写速度を設定することができる。
特開2002−148693号公報
しかしながら、この従来のカメラでは、ユーザは、どれくらいの連写速度(単位時間あたりの撮影回数)に設定すれば、連写撮影において適正な露出を得られるのかを把握することができなかった。例えば、暗い撮影場所において高速の連写速度(単位時間あたりの撮影回数が多い連写速度)が設定された場合、連写撮影中の各撮影におけるシャッター速度が、適正な露出を得ることができないほど速いシャッター速度になる場合がある。そのため、従来のカメラでは、ユーザの操作により設定された連写速度で連写撮影が行われると、適正な露出が得られない場合があるという問題があった。
本発明の目的は、適正な露出が得られる連写速度を容易に設定できる撮像装置、プログラムを提供ことにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、連写撮影中の連写速度を自動更新する連写撮影モードを設定するための連写撮影モード設定手段と、被写体像を撮影して画像データを取得する撮像手段と、前記設定された連写撮影モードの連写撮影中に、前記撮像手段によって取得された画像データから露出値を算出する算出手段と、前記算出手段により露出値が算出される度に、当該露出値に基づき、適正な露出を得るための新たな露出時間を演算する演算手段と、前記演算手段により露出時間が演算される度に、当該露出時間に対応する、単位時間あたりの撮影回数が最も多くなる連写速度を新たに決定する決定手段と、前記決定手段により新たな連写速度が決定される度に、当該新たな連写速度で撮影を継続するように、前記撮像手段を駆動させる駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記算出手段は、前記撮像手段により所定数の画像データが取得される度に新たな露出値を算出する、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記算出手段は、前記撮像手段により1つの画像データが取得される度に、該取得された1つの画像データから新たな露出値を算出する、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1からいずれか1項に記載の発明において、前記決定手段によって決定された連写速度を表示する表示手段を、備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1からいずれか1項に記載の発明において、絞り値を設定する設定手段を備え、前記演算手段は、前記算出手段により算出された露出値と、前記設定手段によって設定された絞り値とに基づき、適正露出を得るための露出時間を演算する、ことを特徴とする。
請求項記載の発明は、撮像手段を有する撮像装置を制御するコンピュータを、連写撮影中の連写速度を自動更新する連写撮影モードを設定するための連写撮影モード設定手段、前記設定された連写撮影モードの連写撮影中に、前記撮像手段によって取得された画像データから露出値を算出する算出手段、前記算出手段により露出値が算出される度に、当該露出値を用いて、適正な露出を得るための新たな露出時間を演算する演算手段、前記演算手段により露出時間が演算される度に、当該露出時間に対応する、単位時間あたりの撮影回数が最も多くなる連写速度を新たに決定する決定手段、前記決定手段において新たな連写速度が決定される度に、当該新たな連写速度で撮影を継続するように、前記撮像手段を駆動させる駆動制御手段、として機能させる。
本発明によれば、適正な露出を得られる連写速度を容易に設定できる。
以下、本発明の実施形態の一例につい説明する。
<撮像装置の外観構成>
本実施形態に係る撮像装置100の外観は、図1に示すようになっている。図1(a)は撮像装置100の上面図、図1(b)は撮像装置100の正面図、図1(c)は撮像装置100の背面図を示している。
撮像装置100は、図1(a)に示すように、その上面側に連写ダイヤル1と、モードダイヤル2と、電源ボタン3と、シャッターボタン4とを備えている。
連写ダイヤル1とモードダイヤル2とは各々回転式の設定機構を備えている。連写ダイヤル1は各種の連写モードを設定する場合に用いられる。モードダイヤル2は各種の撮影モードを設定する場合に用いられる。また、連写ダイヤル1とモードダイヤル2との間には目印Aが印刷されている。この目印Aの位置に来るように連写ダイヤル1とモードダイヤル2とを回転させることにより、各連写モードと各撮影モードと組み合わせたモード(動作)を設定することができる。
ここで、図4を参照して、連写ダイヤル1及びモードダイヤル2の説明を続ける。連写ダイヤル1には、図4(a)に示すように、各種の連写モードを示すアイコンとして、単写モードアイコン101、オートfps連写モードアイコン102、パスト・オート連写モードアイコン103、フラッシュ連写モードアイコン104、LEDフラッシュ連写モードアイコン105、ブラケット連写モードアイコン106、及び、スローライブビューモードアイコン107が印刷されている。
連写ダイヤル1が回転され、図1(a)における目印Aにこれらのアイコンが合うことを検出されると、対応する連写モードが設定される。目印Aに単写モードアイコン101が合うことにより設定される「単写モード」は、シャッターボタン4の押下に応じて画像を撮像するモードである。目印Aにオートfps連写モードアイコン102が合うことにより設定される「オートfps連写モード」は、例えば、1(fps)から60(fps)までの連写速度の範囲において、適正な露出が得られる連写速度を自動的に決定するモードである。
一方、モードダイヤル2には、図4(b)に示すように、各種の撮影モードを示すアイコンとして、絞り優先AEモードアイコン201、シャッター速度優先AEモードアイコン202、マニュアル露出モードアイコン203、オート静止画撮影モードアイコン204、及び、撮影条件設定撮影モードアイコン205が印刷されている。
モードダイヤル2が回転され、図1(a)における目印Aにこれらのアイコンが合うことを検出すると、対応する撮影モードが設定される。目印Aに絞り優先AEモードアイコン201が合うことにより設定される「絞り優先AEモード」とは、ユーザが絞り値を設定する場合に用いられるモードである。「絞り優先AEモード」では、ユーザによって設定された絞り値と検出した露出値とに応じて、連写速度が自動的に決定される。
目印Aにオート静止画撮影モードアイコン204が合うことにより設定される「オート静止画撮影モード」とは、静止画を撮影するモードである。
アイコンが目印Aの位置に来るように、連写ダイヤル1及びモードダイヤル2をそれぞれ回転させることにより、Aの位置に来たアイコンに対応する連写モードと撮影モードとが設定される。
例えば、図5(a)に示すように、オートfps連写モードアイコン102が目印Aの位置に合うように連写ダイヤル1が回転され、かつ、オート静止画撮影モードアイコン204が目印Aの位置に合うようにモードダイヤル2が回転されたとする。この場合、連写モードとして「オートfps連写モード」が設定され、撮影モードとして「オート静止画撮影モード」が設定される。この場合、露出値に基づいて自動的に連写速度が決定され、連写撮影が行われるモードに設定される。
また、例えば、図5(b)に示すように、オートfps連写モードアイコン102が目印Aの位置に合うように連写ダイヤル1が回転され、かつ、絞り優先AEモードアイコン201が目印Aの位置に合うようにモードダイヤル2が回転されたとする。この場合、連写モードとして「オートfps連写モード」が設定され、撮影モードとして「絞り優先AEモード」が設定される。この場合、ユーザの操作により設定された絞り値と、検出した露出値に基づいて自動的に連写速度が決定され、連写撮影が行われるモードに設定される。
図1に戻り、撮像装置100の外観の説明を続ける。撮像装置100の正面には、図1(b)に示すように、AF補助光あるいはセルフタイマー用のLED6と、キセノンフラッシュ8と、LEDフラッシュ9と、レンズ11とを備えている。
撮像装置100の背面には、図1(c)に示すように、EVF(電子ビューファインダ)13と、Playボタン14と、Recボタン15と、動画ボタン16と、SETキー17と、コントロールボタン18と、MENUボタン19と、DISPキー20と、LCD21とを備えている。
EVF13は、カメラのファインダとして液晶画面を用いたものである。Playボタン14は、再生モードを設定するためのボタンである。Recボタン15は、撮影モードを設定するためのボタンである。
動画ボタン16は、動画モードを設定するための回転式ダイヤルである。コントロールボタン18は、上下左右各方向への項目選択用のキーが一体に形成されたものである。このコントロールボタン18の中央に位置するSETキー17は、その時点で選択されている項目を設定する際に操作するキーである。
MENUボタン19は、各種システムの設定を行うためのキーである。DISPキー20は、LCD21に表示された画像に各情報をオーバーラップ表示させるためのキーである。
次に、図2を参照して、撮像装置100の全体構成を説明する。
キー入力部1〜4、14〜20は、モードダイヤル2、連写ダイヤル1、電源ボタン3、シャッターボタン4、Playボタン14、Recボタン15、動画ボタン16、SETキー17、コントロールボタン18、MENUボタン19、DISPキー20等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU70に出力する。
レンズ11は、フォーカスレンズ、ズームレンズを含み、レンズ駆動ブロック63が接続されている。このレンズ駆動ブロック63は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ撮像面に直行する光軸方向に駆動させるフォーカスモータ及びズームモータと、CPU70からの制御信号にしたがってフォーカスモータ及びズームモータをそれぞれ駆動させるフォーカスドライバ及びズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッター64は、図示しない駆動回路を含み、この駆動回路はCPU70から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッターを動作させる。なお、この絞り兼用シャッター64は、絞りとシャッターとして機能する。
ここで、絞りとは、撮像レンズ62から入ってくる光の量を制御する機構である。また、シャッターとは、CCD50に光を当てる時間を制御する機構である。また、CCD50の露出時間は、シャッター速度によって変化するため、露出量は、この絞りとシャッター速度とによって定めることができる。
CCD50は、撮像レンズ62及び絞り兼用シャッター64を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路(CDS/AGC/AD)67に出力する。また、CCD50は、TG66によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。なお、TG66にはユニット回路(CDS/AGC/AD)67が接続されている。
ユニット回路(CDS/AGC/AD)67は、CCD50から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されている。CCD50の撮像信号は、ユニット回路(CDS/AGC/AD)67を経て、デジタル信号である画像データとしてCPU70に送られる。
CPU70は、ユニット回路(CDS/AGC/AD)67から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)を行う。
DRAM68は、CCD50によって撮像された後、CPU70に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用される。また、DRAM68は、CPU70のワーキングメモリとしても使用される。
外部通信I/F83は、外部の電子機器との間でデータの入出力を行うものである。 ストロボ駆動部84は、CPU70の制御信号に従って、ストロボ発光部8、9を閃光駆動させ、ストロボ発光部8、9によりストロボを閃光させる。
メモリ69は、CPU70による制御動作に必要なプログラムやデータを格納している。メモリ69が格納しているプログラムやデータには、プログラムAE制御用のプログラムや、絞り優先AE制御用のプログラムが含まれている。
符号化部90は、CCD50を連続的に駆動して得られた複数の画像データを圧縮符号化する。カードI/F86には、メモリ・カード80が着脱可能に接続される。
CPU70は、メモリ69に格納されているプログラムを読み出して、このプログラムとの協働によって各種処理を実行することにより、本発明における算出手段、演算手段、決定手段、駆動制御手段として機能する。
図3を参照して、CPU70について説明を続ける。CPU70は、図3に示すように、露出値算出部71と、カウンター72と、カウントメモリ73と、連写速度決定部74と、シャッター速度演算部75と、絞り値設定部76と、駆動制御部77とをその内部に備えている。
露出値算出部71は、撮像された画像データから露出値を算出する。露出値の検出方式としては、撮像素子によるマルチパターン測光方式、中央重点測光方式、スポット測光方式等が用いられる。カウンター72及びカウントメモリ73は、露出値算出のタイミングを生成する。
シャッター速度演算部75は、周知のプログラムAE制御によって、露出値算出部71により算出された露出値を用いて、適正な露出になるシャッター速度を演算する。ここで、プログラムAE制御とは、撮影時の適正な露出値に対応するシャッター速度と絞り値との組み合わせを示すプログラム線図に従うことによって、適正な露出が得られるように、絞り値とシャッター速度とを自動的に設定する周知の制御である。
また、シャッター速度演算部75は、周知の絞り優先AE制御によっても、露出値算出部71により算出された露出値と、絞り値設定部76により設定されたユーザ操作による絞り値とを用いて、シャッター速度を演算する。ここで、絞り優先AE制御とは、ユーザ操作により予め設定された絞り値と画像データから算出した露出値とに応じて、適正な露出が得られるように、シャッター速度を自動的に設定する周知の制御である。
CPU70が、プログラムAE制御用プログラムとの協働により、プログラムAE制御を行う。また、CPU70が、絞り優先AE制御用プログラムとの協働により、絞り優先AE制御を行う。
連写速度決定部74は、下記(1)式に従い、単位時間(1秒)あたりに撮影を行う回数である連写速度を決定する。
連写速度(fps)=1(秒)/シャッター速度(秒) (1)
上記(1)式において、シャッター速度とは、シャッター速度演算部75により演算されたシャッター速度のことである。例えば、シャッター速度演算部75において演算されたシャッター速度が、1/60(秒)である場合、連写速度決定部74は、連写速度は、60(fps)であると決定する。なお、連写速度の単位である「fps」とは、単位時間である1秒間あたりに取得できる画像データ(フレーム)の枚数つまり、単位時間あたりの撮影回数を示す単位である。
絞り値設定部76は、ユーザのキー入力部1〜4、14〜20の操作に応じた操作信号操作に基づいて、絞り値を設定する。駆動制御部77は、連写速度決定部74において決定された連写速度に応じて、TG66が発生するタイミング信号を制御することによりCCD50等の駆動を制御して、連写撮影の連写速度を調整する。
<実施例1>
本実施形態に係る撮像装置100の動作処理の実施例1について詳細に説明する。実施例1は、図5(a)に示すように、ユーザの連写ダイヤル1の操作により「オートfps連写モード」が設定され、かつ、ユーザのモードダイヤル2の操作により「オート静止画撮影モード」が設定された場合における撮像装置100の動作処理である。
この場合において、撮像装置100に電源が入れられ、Recボタン15の操作を検出すると、CPU70は、図7及び図8に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムをメモリ69から読み出す。CPU70は、このプログラムとの協働によって、図7及び図8に示すフローチャートにおける各種処理を実行する。
まず、CPU70は、TG66に信号を出力し、CCD50、ユニット回路67を駆動させて逐次撮像を行い、その撮像された画像データをスルー画像として表示させる(ステップS1)。次に、ユーザ操作により、LCD21にサブメニューとして、露出計測間隔設定メニューの表示指示が検出されたか否かを検出する(ステップS2)。
表示指示が検出された場合(ステップS2の「YES」)には、露出計測間隔設定メニューとして、「撮り込み開始時に計測」、「撮り込み検出毎に計測」、「所定撮り込み間隔で計測」の各設定項目がLCD21に表示される(ステップS3)。ユーザの操作により、これら3つの露出計測間隔モードのうち1つが設定される。一方で、CPU70は、表示指示を検出していない場合(ステップS2の「NO」)には、ステップS7に進む。
CPU70は、LCD21に、露出計測間隔設定メニューを表示すると、露出計測間隔モードの設定操作を検出すべく待機状態となる(ステップS4)。
ここで、露出計測間隔モードとは、高速連写時において、どのようなタイミングで連写速度を設定あるいは更新するのかを定めるものである。露出計測間隔モードは、図6に示す露出計測設定テーブル300を利用して設定される。露出計測設定テーブル300はDRAM68内に格納されている。
露出計測設定テーブル300には、「撮り込み開始時」に対応するフラグ欄301、「撮り込み検出毎」に対応するフラグ欄302、「所定撮り込み間隔」に対応するフラグ欄303が用意されている。
そして、露出計測間隔設定メニューにおけるユーザの操作に応じて、「1」のフラグが、フラグ欄301、302、303のうちいずれか1つにされることにより、上記の3つの露出計測間隔モードのうち1つが設定される。「1」のフラグが設定されなかった残りの2つのフラグ設定欄には「0」のフラグが自動的に設定される。
例えば、図6に示した露出計測間隔モードの設定状態の例では、「撮り込み開始時」に対応するフラグ設定欄にフラグ「1」が設定されており、「撮り込み検出毎」、「所定撮り込み間隔」に対応するフラグ設定欄にはそれぞれフラグ「0」が設定されている。そのため、図6の例では、露出計測間隔モードとして「撮り込み開始時」が設定されていることとなる。
露出計測間隔モードとして「撮り込み開始時」が設定されている場合は、CPU70は、フォーカシング処理がなされた直後においてのみ連写速度を設定する。
露出計測間隔モードとして「撮り込み検出毎」が設定されている場合は、CPU70は、CCD50の駆動により1つの画像データが得られる度に連写速度を更新する。
露出計測間隔モードとして「所定撮り込み間隔」が設定されている場合は、CPU70は、CCD50の駆動により所定数の画像データ(例えば、10枚の画像データ)が得られる度に連写速度を更新する。
なお、これら3つの露出計測間隔モードが設定されている場合の動作処理の詳細は後述する。
CPU70は、ユーザによる露出計測間隔モードの設定操作を検出すると(ステップS4の「YES」)、ユーザの設定操作に応じ、フラグ設定欄にフラグ「1」を設定する(ステップS5)。例えば、露出計測間隔設定メニューに対し、ユーザにより「撮り込み開始時」の設定操作がなされると、「撮り込み開始時」に対応するフラグ欄301にフラグ「1」を設定する。
一方、CPU70は、露出計測間隔の設定操作を検出してない場合(ステップS4の「NO」)には、サブメニューの表示指示がキャンセルされたか否かを検出する(ステップS6)。CPU70は、キャンセルされたことを検出した場合には、ステップS2に戻り、キャンセルされたことを検出できなかった場合には、前回設定された露出計測設定テーブルの何れかにフラグ「1」が設定されているか否かを検出する(ステップS7)。
ステップS7における検出動作の結果、前回設定された露出計測設定テーブルの何れかにフラグ「1」が設定されている場合(ステップS7の「YES」)には、CPU70は、設定されているフラグ「1」の設定を維持する(ステップS8)。一方、露出計測設定テーブルの何れにもフラグ「1」が設定されていない場合(ステップS7の「NO」)には、CPU70は、デフォルトとして、「撮り込み開始時に計測」にフラグ「1」を設定する(ステップS9)。
次に、CPU70は、「所定撮り込み間隔」が設定されているか否かを確認し(ステップS10)、設定されている場合(ステップS10の「YES」)には、カウンター72をリセットする(ステップS11)。一方で、「所定撮り込み間隔」が設定されていない場合(ステップS10の「NO」)には、ステップS12に進む。
次に、CPU70は、シャッターボタン4が半押しされたか否かを検出し(ステップS12)、シャッターボタン4の半押しを検出した場合には、フォーカシング処理及び露出値算出部71による露出計測処理を実行する(ステップS13)。一方で、CPU70は、シャッターボタン4の半押しを検出できなった場合には、ステップS1に戻る。
ステップS13で、CPU70からの制御信号に基づくフォーカシング処理、及び露出値算出部71による露出計測処理が実行されると、シャッター速度演算部75が、露出値算出部71が計測した露出値を用いて、上記のプログラムAE制御によってシャッター速度を演算し出力する(ステップS14)。
そして、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算し、出力する(ステップS15)。
次に、CPU70は、シャッターボタン4が全押しされたか否かを検出する(ステップS16)。CPU70は、シャッターボタン4の全押しを検出した場合(ステップS16の「YES」)には、連写速度決定部74から出力された連写速度になるように、駆動制御部77がTG66を制御してCCD50を駆動させて、高速連続撮影を開始する(ステップS17)。一方、CPU70は、シャッターボタン4の全押しを検出できなかった場合(ステップS16の「NO」)には、ステップS13に戻る。
次に、CPU70は、露出計測設定テーブル300におけるフラグ欄301、302、303のいずれにフラグ「1」が設定されているかを確認することにより、設定された露出計測間隔モードを確認する(ステップS18)。CPU70は、フラグ欄302にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「撮り込み検出毎」が設定されていると判断して、ステップS19へと進む。
次いで、CPU70は、画像データの撮り込みが検出されたか否かを判断する(ステップS19)。画像データの撮り込みが検出されなかった場合(ステップS19の「NO」)には、ステップS17に戻る。CPU70は、画像データの撮り込みが検出された場合(ステップS19の「YES」)には、フォーカシング処理及び露出計測処理を実行する(ステップS20)。
そして、シャッター速度演算部75が、露出値算出部71が計測した露出値を用いて、上記のプログラムAE制御によってシャッター速度を演算・出力する(ステップS21)。
次いで、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算・出力する(ステップS22)。次いで、CPU70は、連写速度を、ステップS15において出力された連写速度から、ステップS22において出力された連写速度に更新して高速連続撮影を継続する(ステップS23)。
次いで、CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS24)して、シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS24の「YES」)には、ステップS34に進む。CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS24の「NO」)には、ステップS19に戻る。
ここで、ステップS18に戻り説明を続ける。CPU70は、ステップS18で、フラグ欄303にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「所定撮り込み間隔毎」が設定されていると判断して、ステップS25へと進む。
次いで、CPU70は、1枚の画像データの撮り込み毎にカウンター72をカウントアップし(ステップS25)、所定回数のカウントがなされたか否かを確認する(ステップS26)。CPU70は、カウント数が所定回数に達していない場合(ステップS26の「NO」)には、ステップS25に戻り、カウント数が所定回数に達している場合(ステップS26の「YES」)には、フォーカシング処理及び露出計測処理を実行する(ステップS27)。
そして、シャッター速度演算部75が、露出値算出部71が計測した露出値を用いて、上記のプログラムAE制御によってシャッター速度を演算・出力する(ステップS28)。
次いで、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算・出力する(ステップS29)。次いで、連写速度を、ステップS15において出力された連写速度から、ステップS29において出力された連写速度に更新して高速連続撮影を継続する(ステップS30)。
次いで、CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS31)して、シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS31の「YES」)には、ステップS34に進む。CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS31の「NO」)には、ステップS25に戻る。
ここで、ステップS18に戻り説明を続ける。CPU70は、ステップS18で、フラグ欄301にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「撮り込み開始時」が設定されていると判断して、ステップS32へと進む。
次いで、CPU70は、ステップS15で出力された連写速度で高速連続撮影を継続し(ステップS32)、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS33)する。CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS33の「YES」)には、ステップS34に進み、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS33の「NO」)には、ステップS32に戻る。
ステップS34では、CPU70は、撮り込まれた画像データを順次圧縮して符号化し、この圧縮・符号化した画像データをDRAM68に一時的に格納し、メモリ・カード80に記録する(ステップS35)。
<実施例2>
次に、本実施形態に係る撮像装置100の動作処理の実施例2について詳細に説明する。実施例2は、図5(b)に示すように、ユーザの連写ダイヤル1の操作により「オートfps連写モード」が設定され、かつ、ユーザのモードダイヤル2の操作により「絞り優先AEモード」が設定された場合における撮像装置100の動作処理である。
この場合において、撮像装置100に電源が入れられ、Recボタン15の操作を検出すると、CPU70は、図10及び図11に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムをメモリ69から読み出す。CPU70は、このプログラムとの協働によって、図10及び図11に示すフローチャートにおける各種処理を実行する。
まず、CPU70は、TG66に信号を出力し、CCD50、ユニット回路67を駆動させて逐次撮像を行い、その撮像された画像データをスルー画像として表示させる(ステップS1)。次に、CPU70は、ユーザにより絞り値設定の操作がなされたか否かを検出する(ステップS41)。
CPU70は、絞り値設定操作がなされたことを検出した場合(ステップS41の「YES」)には、設定された絞り値をDRAM68に記憶させ(ステップS42)、図8に示すステップS2からステップS11と同様の処理を実行する。
一方、CPU70は、絞り値設定操作が検出してない場合(ステップS41の「NO」)には、ユーザが過去に設定した絞り値がDRAM68に記憶されているか否かを確認する(ステップS43)。
ユーザが過去に設定した絞り値がDRAM68に記憶されている場合(ステップS43の「YES」)には、記憶されている絞り値をDRAM68から読み出して(ステップS44)、図8に示すステップS2からステップS11と同様の処理を実行する。また、ユーザが過去に設定した絞り値がDRAM68に記憶されていない場合(ステップS43の「NO」)には、所定の絞り値をDRAM68に記憶(ステップS45)して、図8に示すステップS2からステップS11と同様の処理を実行する。
次に、CPU70は、シャッターボタン4が半押し状態になっているか否かを検出(ステップS12)する。CPU70は、シャッターボタン4が半押し状態になっていないと判断した場合(ステップS12の「NO」)には、ステップS1に戻る。
一方、CPU70は、シャッターボタン4が半押し状態になっていると判断した場合(ステップS12の「YES」)には、フォーカシング処理、及び露出値算出部71による露出計測処理を実行する(ステップS13)。
次いで、シャッター速度演算部75が、絞り値設定部76において決定された絞り値と、露出値算出部71が計測した露出値とを用いて、上記の絞り優先AE制御によりシャッター速度を演算・出力する(ステップS46)。
次いで、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算・出力する(ステップS15)。
次いで、CPU70は、シャッターボタン4が全押しされているか否かを検出する(ステップS16)。CPU70は、シャッターボタン4の全押しを検出した場合(ステップS16の「YES」)には、連写速度決定部74から出力された連写速度になるように、駆動制御部77がTG66を制御して高速連続撮影(撮り込み)を開始させる(ステップS17)。一方、CPU70は、シャッターボタン4の全押しを検出できなかった場合(ステップS16の「NO」)には、ステップS13に戻る。
次に、CPU70は、露出計測設定テーブル300におけるフラグ欄301、302、303のいずれにフラグ「1」が設定されているかを確認することにより、設定された露出計測間隔モードが確認する(ステップS18)。CPU70は、フラグ欄302にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「撮り込み検出毎」が設定されていると判断して、ステップS19へと進む。
次いで、CPU70は、画像データの撮り込みが検出されたか否かを判断する(ステップS19)。CPU70は、画像データの撮り込みが検出されなかった場合(ステップS19の「NO」)には、ステップS17に戻り、画像データの撮り込みが検出された場合(ステップS19の「YES」)には、フォーカシング処理及び露出計測処理を実行する(ステップS20)。
そして、シャッター速度演算部75が、絞り値設定部76において決定された絞り値と、露出値算出部71が計測した露出値とを用いて、上記の絞り優先AE制御によってシャッター速度を演算・出力する(ステップS47)。
次いで、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算・出力する(ステップS48)。次いで、CPU70は、ステップS15において出力された連写速度を、ステップS48において出力された連写速度に更新して高速連続撮影を継続する(ステップS23)。
次いで、CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS24)して、シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS24の「YES」)には、ステップS34に進む。一方、CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS24の「NO」)には、ステップS19に戻る。
ここで、ステップS18に戻り説明を続ける。CPU70は、ステップS18で、フラグ欄303にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「所定撮り込み間隔毎」が設定されていると判断して、ステップS25へと進む。
次いで、CPU70は、画像データの撮り込み毎にカウンター72をカウントアップし(ステップS25)、所定回数のカウントがなされたか否かを確認する(ステップS26)。CPU70は、カウント数が所定回数に達していない場合(ステップS26の「NO」)には、ステップS25に戻り、カウント数が所定回数に達している場合(ステップS26の「YES」)には、フォーカシング処理及び露出計測処理を実行する(ステップS27)。
そして、シャッター速度演算部75が、絞り値設定部76において決定された絞り値と、露出値算出部71が計測した露出値とを用いて、上記の絞り優先AE制御によってシャッター速度を演算・出力する(ステップS49)。
次いで、連写速度決定部74が、シャッター速度演算部75により出力されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を演算・出力する(ステップS50)。次いで、CPU70は、連写速度を、ステップS15において出力された連写速度から、ステップS50において出力された連写速度に更新して高速連続撮影を継続する(ステップS30)。
次いで、CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS31)する。CPU70は、シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS31の「YES」)には、ステップS34に進み、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS31の「NO」)には、ステップS25に戻る。
ここで、ステップS18に戻り説明を続ける。CPU70は、ステップS18で、フラグ欄301にフラグ「1」が設定されていると確認した場合は、露出計測間隔モードとして「撮り込み開始時」が設定されていると判断して、ステップS25へと進む。
次いで、CPU70は、ステップS15で出力された連写速度で高速連続撮影を継続し(ステップS32)、シャッターボタン4の操作が解除されたか否かを検出(ステップS33)する。シャッターボタン4の操作が解除された場合(ステップS33の「YES」)には、ステップS34に進む。一方、シャッターボタン4の操作が解除されていない場合(ステップS33の「NO」)には、ステップS32に戻る。
ステップS34では、CPU70は、撮り込まれた画像データを順次圧縮して符号化し、この圧縮・符号化した画像データをDRAM68に格納し、メモリ・カード80に記録する(ステップS35)。
以上説明したように、実施例1の動作処理においては、プログラムAE制御によって適正な露出になるシャッター速度を演算したため、連写撮影における毎回の撮影においては、適正な露出になる画像データを得ることができる。
実施例2の動作処理においては、ユーザの操作により設定された絞り値と、画像データから算出された露出値とを用いて、絞り優先AE制御によって適正な露出になるシャッター速度を演算した。これにより、連写撮影における毎回の撮影においては、ユーザの操作により設定された絞り値を反映させつつ、適正な露出になる画像データを得ることができる。
本実施形態おいては、プログラムAE制御もしくは絞り優先制御によって適正な露出になるシャッター速度を演算し、この演算されたシャッター速度を用いて、上記(1)式に従う連写速度を自動的に決定した。その結果、ユーザは、手動操作により連写速度を設定する必要がなくなり、適正な露出が得られる連写速度を容易に設定できる。
本実施形態においては、上記(1)式により決定される連写速度は、単位時間(1秒)を、プログラムAE制御もしくは絞り優先制御によって演算されたシャッター速度で除した値とした。そのため、適正な露出になるシャッター速度(演算されたシャッター速度)により実現できる連写速度の中で、単位時間あたり撮影回数が最も多くなる連写速度、つまり最速の連写速度を自動的に決定できる。その結果、適正な露出の確保と、連写撮影の高速性とを同時に実現することができる。
本実施形態においては、露出計測間隔のモードとして「撮り込み検出毎に計測」が設定されている場合には、連写撮影により1つの画像データが得られる度に、露出値を新たに計測し、シャッター速度を新たに演算した。これにより、例えば、連写撮影を行っている最中において、撮像装置100が明るい撮影場所から暗い撮影場所に移った場合であっても、撮影場所から計測できる露出値の変化に応じて、シャッター速度を変更できる。その結果、連写撮影を行っている最中において、撮像装置100が明るい撮影場所から暗い撮影場所に移った場合であっても、この連写撮影により得られる全ての画像データは、露出不足になることなく、適正な露出が得られた画像データとなる。
本実施形態においては、露出計測間隔のモードとして「所定撮り込み間隔で計測」が設定されている場合には、連写撮影により所定数の画像データが得られる度に、露出値を計測し直して、シャッター速度を演算し直し、連写速度を更新した。これにより、例えば、連写撮影を行っている最中において、撮像装置100が明るい撮影場所から暗い撮影場所に移った場合であっても、撮影場所から計測できる露出値の変化に応じて、シャッター速度を変更し、連写速度を変更できる。その結果、連写撮影を行っている最中において、撮像装置100が明るい撮影場所から暗い撮影場所に移った場合であっても、この連写撮影により得られる全ての画像データは、露出不足になることなく、適正な露出が得られた画像データとなる。
本実施形態においては、露出計測間隔のモードとして「撮り込み開始時に計測」が設定されている場合には、シャッターボタンの半押し時に計測された露出値に基づいて、連写速度を自動的に設定する。そのため、撮影時において、適正な露出が得られる連写撮影を容易に行うことができる。
本実施形態においては、連写ダイヤル1とモードダイヤル2をそれぞれ回転させることで、ユーザは多様な連写モードを簡単に設定することができる。
本実施形態においては、図9に示すように、スルー画像とともに、連写速度決定部74により決定された連写速度の情報211(図9の例では、「15fps」)を、LCD21に表示させてもよい。この場合、上記のステップS23、S30において、連写速度が更新される度に、連写速度の情報211の表示を更新してもよい。さらに、1回の連写撮影により得られる画像の枚数を示す情報212(図9の例では、「35」)を、LCD21に表示させてもよい。これにより、ユーザは、連写撮影時に、最大連写速度と連写枚数とを容易に把握できる。
本発明は、高速連写撮影機能(例えば、1秒間に数十回の撮影を行う撮影機能)を有しておらず、通常の連写撮影機能(例えば、1秒間に数回の撮影を行う撮影機能)しか有していない撮像装置にも適用できる。また、本発明は、上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更をすることが可能である。
(a)は、本実施形態に係る撮像装置の上面図である。(b)は、本実施形態に係る撮像装置の正面図である。(c)は、本実施形態に係る撮像装置の背面図である。 本実施形態に係る撮像装置のブロック図である。 本実施形態に係る制御部のブロック図である。 (a)は、連写ダイヤル1の外観図である。(b)は、モードダイヤル2の外観図である。 (a)は、「オートfps連写モード」が設定され、かつ、「オート静止画撮影モード」が設定された場合の、連写ダイヤル1及びモードダイヤル2の回転状態を示した図である。(b)は、「オートfps連写モード」が設定され、かつ、「絞り優先AEモード」が設定された場合の、連写ダイヤル1及びモードダイヤル2の回転状態を示した図である。 露出計測間隔設定テーブルを示す図である。 実施例1に係る処理動作のフローチャートである。 実施例1に係る処理動作のフローチャートである。 連写速度等の表示例である。 実施例2に係る処理動作のフローチャートである。 実施例2に係る処理動作のフローチャートである。
符号の説明
1:連写ダイヤル
2:モードダイヤル
4:シャッターボタン
15:Recボタン
17:SETキー
18:コントロールボタン
19:MENUボタン
21:LCD
50:CCD
63:レンズ駆動ブロック
64:絞り兼用シャッター
66:TG
67:ユニット回路
68:DRAM
69:メモリ
70:CPU
71:露出値算出部
72:カウンター
73:カウントメモリ
74:連写速度決定部
75:シャッター速度演算部
76:絞り値設定部
90:符号化部
100:撮像装置

Claims (6)

  1. 連写撮影中の連写速度を自動更新する連写撮影モードを設定するための連写撮影モード設定手段と、
    被写体像を撮影して画像データを取得する撮像手段と、
    前記設定された連写撮影モードの連写撮影中に、前記撮像手段によって取得された画像データから露出値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により露出値が算出される度に、当該露出値に基づき、適正な露出を得るための新たな露出時間を演算する演算手段と、
    前記演算手段により露出時間が演算される度に、当該露出時間に対応する、単位時間あたりの撮影回数が最も多くなる連写速度を新たに決定する決定手段と、
    前記決定手段により新たな連写速度が決定される度に、当該新たな連写速度で撮影を継続するように、前記撮像手段を駆動させる駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記算出手段は、前記撮像手段により所定数の画像データが取得される度に、新たな露出値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記算出手段は、前記撮像手段により1つの画像データが取得される度に、当該取得された1つの画像データから新たな露出値を算出する、
    ことを特徴とする請求項記載の撮像装置。
  4. 前記決定手段によって決定された連写速度を表示する表示手段を、
    備えることを特徴とする請求項1からいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 絞り値を設定する設定手段を備え、
    前記演算手段は、前記算出手段により算出された露出値と、前記設定手段によって設定された絞り値とに基づき、適正露出を得るための露出時間を演算する、
    ことを特徴とする請求項1からいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 撮像手段を有する撮像装置を制御するコンピュータを、
    連写撮影中の連写速度を自動更新する連写撮影モードを設定するための連写撮影モード設定手段、
    前記設定された連写撮影モードの連写撮影中に、前記撮像手段によって取得された画像データから露出値を算出する算出手段、
    前記算出手段により露出値が算出される度に、当該露出値を用いて、適正な露出を得るための新たな露出時間を演算する演算手段、
    前記演算手段により露出時間が演算される度に、当該露出時間に対応する、単位時間あたりの撮影回数が最も多くなる連写速度を新たに決定する決定手段、
    前記決定手段において新たな連写速度が決定される度に、当該新たな連写速度で撮影を継続するように、前記撮像手段を駆動させる駆動制御手段、
    として機能させるプログラム。
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