[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4713792B2 - Gaming device having solenoid drive circuit - Google Patents

Gaming device having solenoid drive circuit Download PDF

Info

Publication number
JP4713792B2
JP4713792B2 JP2001279884A JP2001279884A JP4713792B2 JP 4713792 B2 JP4713792 B2 JP 4713792B2 JP 2001279884 A JP2001279884 A JP 2001279884A JP 2001279884 A JP2001279884 A JP 2001279884A JP 4713792 B2 JP4713792 B2 JP 4713792B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid
capacitor
limit value
power supply
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001279884A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2003079901A (en
Inventor
光次 蓮沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001279884A priority Critical patent/JP4713792B2/en
Publication of JP2003079901A publication Critical patent/JP2003079901A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4713792B2 publication Critical patent/JP4713792B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高トルクを必要とする役物を作動させるソレノイド駆動回路を有する遊技機、および、ソレノイドの駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の遊技機の分野においては、高トルクを必要とする役物を作動させるために、ソレノイドの駆動を利用している。
【0003】
このソレノイドは、長時間の通電状態によって過熱することから、近年、その過熱を効率良く軽減させるための駆動回路の開発が盛んに行われている。
【0004】
例えば、第1の従来例として、特許第1746475号に記載された「パチンコ機におけるソレノイド駆動装置」では、ソレノイドに高電圧を印加してプランジャが作動したとき、マイクロスイッチによって高電圧から低電圧に切り替え可能としたことにより、ソレノイドを長時間通電においても過熱しないようにしている。
【0005】
第2の従来例として、特許第1749739号に記載された「パチンコ機におけるソレノイド駆動装置」では、ソレノイドを駆動するに際して、第1のスイッチング素子をオンさせる短期のパルス信号と、第2スイッチング素子をオンさせる所要期の矩形波信号とを同時に、各々制御装置から出力させることにより、ソレノイドを長時間通電させる場合においても過熱しないようにしている。
【0006】
第3の従来例として、特許第1864093号に記載された「パチンコ機における入賞口開閉機構のソレノイド装置駆動方法」では、ソレノイドのプランジャ吸引状態が安定した後、この吸引状態を維持できる範囲でソレノイドへの供給電力を減少させることにより、余剰電力を小さくして発熱を抑えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術では、以下の問題が生じる。
【0008】
第1の従来例では、ソレノイドの吸引動作によってプランジャが作動したとき、マイクロスイッチによるメカ的な接触によって高電圧から低電圧への切り替え制御を行っている。このため、マイクロスイッチに高トルクで引くソレノイドのレバーが衝撃的に当たり、耐久性に問題が生じるおそれがある。
【0009】
第2の従来例では、2種類のスイッチング素子を用い、ソレノイドの駆動制御系を2系統必要とするため、制御系の回路が複雑化し、負担が多くなるという問題がある。
【0010】
第3の従来例では、ソレノイドの駆動制御をチョッパー制御にして電流制限を行って過熱を防止しているので、制御系の負担が多くなると共に、電流変化が多くなり、配線からノイズ信号を発生させるという問題点がある。
【0011】
そこで、本発明の目的は、マイクロスイッチで電圧を切り替えたり、高低電圧の2系統を制御で切り替えたり、チョッパー制御したりすることなく、ソレノイドを長時間通電した場合においても、ソレノイドの過熱を効率良く軽減させて省力化を図ると共に、シンプルな制御回路構成を実現することが可能な、ソレノイド駆動回路を有する遊技機、および、ソレノイドの駆動制御方法を提供することにある。
【0012】
また、本発明の他の目的は、ノイズ発生を極力抑え、耐久性にも優れた、ソレノイド駆動回路を有する遊技機、および、ソレノイドの駆動制御方法を提供することにある。
【0013】
本発明は、役物を作動させるソレノイド駆動回路を有する遊技装置であって、ソレノイドを高トルクで動作させるために必要な、出力電圧の上限値を設定する第1の電源と、前記ソレノイドを低トルクで動作させるために必要な、前記出力電圧の下限値を設定する第2の電源と、前記出力電圧の前記第2の電源の下限値から前記第1の電源の上限値に至るまでのコンデンサへの充電処理と前記第1の電源の上限値から前記第2の電源の下限値に至るまでの前記コンデンサの放電処理とを、前記ソレノイドの動作に連動して行う充放電手段と、前記ソレノイドが、プランジャー吸引時の駆動初期状態では前記第1の電源の上限値から前記第2の電源の下限値に至るまでの前記コンデンサの放電期間に対応して高トルクで動作し、かつ、プランジャー吸引後の駆動後期状態では前記第2の電源の下限値に対応して低トルクを保持するように、制御信号に基づいて駆動制御する第1の制御手段と、前記ソレノイドが、プランジャー非吸引時の駆動停止状態では、前記第2の電源の下限値から前記第1の電源の上限値に至るまでの前記コンデンサの充電期間に対応してトルクを発生しないように、制御信号に基づいて駆動制御する第2の制御手段とを具え、前記第1の電源は、抵抗を介して前記コンデンサと接続されて、該コンデンサを充電し、 前記抵抗の抵抗値は、前記ソレノイドの直流抵抗値よりも十分に高く設定され、前記第2の電源は、前記コンデンサと接続されて、放電後の該コンデンサの出力電圧は、前記第2の電源の出力電圧に落ちつくことを特徴とする
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0016】
本例では、役物を作動させるためのソレノイド駆動回路を有する遊技機として、パチンコ遊技機を例に挙げて説明する。
【0017】
<システム構成>
まず、パチンコ機の概略構成を、図6〜図7に基づいて説明する。
【0018】
図6は、パチンコ機1の電気的構成を示すブロック図であり、遊技盤(後述する図7参照)の裏面側に設けられている。
【0019】
本パチンコ機1は、主基板10と、入力側のサブ基板20と、出力側のサブ基板30とに大別される。主基板10と、サブ基板20,30との間は、それぞれインターフェース部を介して接続されている。
【0020】
主基板10は、遊技の制御機能や指令コマンドの発生機能を備えた、遊技用制御の主制御装置である。この主基板10には、統括的な制御を行う主制御部(CPU)11と、システム用のプログラムや各種の制御用のプログラムが記憶されたROM12と、各種データの記憶域や演算処理の作業域等として用いられるRAM13と、本発明に係るソレノイド駆動回路300とが設けられている。
【0021】
入力側のサブ基板20には、入力ポート21を介して、特別図柄始動スイッチ22、普通図柄作動スイッチ23、大入賞口スイッチ24が接続されている。さらに、商用AC電源100VをAC24Vに変換する電源回路25と、主プログラムのリセット動作を所定の周期で行わせるためのリセット回路26が設けられている。
【0022】
出力側のサブ基板30には、出力ポート31を介して、特別図柄表示装置100、ミニデジタル形式の普通図柄表示装置205、ランプ表示装置207、効果音発生装置32、賞球払出装置33等の各種遊技機能が分割された装置が搭載されており、これらの各装置は、CPU,ROM,RAM、コマンド受信機能を含み、プログラム化されている。すなわち、主基板10側の装置とサブ基板30側との装置とは、マスタ−スレーブの関係になっている。
【0023】
この他に、サブ基板30には、図示しないが、実際の検査部品、LED燈、ランプ燈、各種アクチュエータ(ソレノイド、回転モータ)、スピーカ、表示器等が搭載されている。
【0024】
また、出力ポート31には、普通電動役物作動ソレノイド34や、大入賞口作動ソレノイド35が接続されている。これらソレノイド34,35は、ソレノイド駆動回路300によって駆動制御される。
【0025】
(遊技盤)
図7は、特別図柄表示装置100を備えたパチンコ機の遊技盤の正面図を示す。
【0026】
特別図柄表示装置100において、LCDパネル110上には、左図柄110a、中図柄110b、右図柄110cの3つの図柄が形成されている。これら図柄は2次元画像や3次元画像により形成され、各々別個に変動する。
【0027】
200は、遊技球201が入賞する始動入賞口である。この始動入賞口200は、普通電動役物(電動チューリップ)となっている。
【0028】
そして、この始動入賞口200は、本発明に係るソレノイド駆動回路300によって普通電動役物作動ソレノイド34を駆動制御することによって、開閉動作する。
【0029】
202は、大入賞口203を有する可変入賞球装置(アタッカー)である。この大入賞口203には、継続入賞領域(Vゾーン)204が設けられている。
【0030】
そして、この可変入賞球装置202は、本発明に係るソレノイド駆動回路300によって大入賞口作動ソレノイド35を駆動制御することによって、開閉動作する。
【0031】
205は、ミニデジタル形式の普通図柄表示装置である。206は、普通図柄作動ゲート(スルーチャッカー)である。
【0032】
207は、ランプ表示装置である。208は、アウト口である。
【0033】
(ソレノイド駆動回路)
次に、本発明に係るソレノイド駆動回路300を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0034】
図1は、高トルク動作および低トルク保持が可能なソレノイド駆動回路300の回路構成を示す。
【0035】
301は、ブリッジ整流器である。このブリッジ整流器301は、入力側のAC24Vを整流する。
【0036】
302は、その整流された+DC電圧を出力する電源ラインである。303は、アースライン(GND)である。
【0037】
304は、平滑用コンデンサであり、ピーク電圧として約DC32Vを作る。
【0038】
305は、電源ライン302と、アースライン303と、平滑用コンデンサ304とからなる電源部である。
【0039】
306は、定電圧電源である。この定電圧電源306は、入力される約DC32Vの電圧を、DC12VおよびDC5Vの定電圧に変換する。
【0040】
307は、DC12Vの電圧を出力する出力ラインである。
【0041】
308は、DC5Vの電圧を出力する出力ラインである。
【0042】
309は、電源ライン302にアノード側が接続されたダイオード(D1)である。このダイオード309は、電源ライン302の電流に対して、逆流を防止する整流器としての機能をもつ。
【0043】
310は、出力ライン307にアノード側が接続されたダイオード(D2)である。このダイオード310は、電源ライン307の電流に対して、逆流を防止する整流器としての機能をもつ。
【0044】
311は、ダイオード309のカソードとダイオード310のカソードとの間に接続された、抵抗(R)である。この抵抗311は、出力ライン302の電流をダイオード309を通してコンデンサ312に充電するための電流を制限する。
【0045】
312は、一端が抵抗311およびダイオード310のカソードと接続され、他端がアースライン303と接続された、コンデンサである。このコンデンサ312は、出力ライン302の電圧を充電し、ソレノイド313の引き始めに電流を流す。
【0046】
313は、一端がコンデンサ312のP点に接続され、他端がパワーデバイス314と接続されたソレノイドである。このソレノイド313は、前述した普通電動役物作動ソレノイド34や大入賞口作動ソレノイド35に相当する。このソレノイド313の動作によって、役物として、始動入賞口200や、可変入賞球装置202が開閉動作する。
【0047】
314は、ソレノイド313を駆動するパワーデバイスである。パワーデバイス314としては、例えば、パワー型MOSFET等のトランジスタ素子を用いる。
【0048】
315は、各種のスイッチ信号等が入力され、パワーデバイス314を駆動するための制御信号317等の各種制御信号を出力する制御回路である。この制御回路315には、定電圧電源306から出力ライン307,308を通じてDC12V、DC5Vが供給されている。
【0049】
316は、スイッチ信号等の各種の入力信号が、前述した主制御部11を介して入力される信号入力ラインである。スイッチ信号としては、普通図柄作動スイッチ23や、大入賞口スイッチ24等からの信号である。
【0050】
317は、制御回路315からパワーデバイス314に対して出力される制御信号である。
【0051】
318は、制御回路315から出力されるその他の制御出力としての制御信号である。
【0052】
以上説明したようなソレノイド駆動回路300において、本発明を実現する上で最小限必要なものとして、以下の構成要素が挙げられる。すなわち、高トルク(図3中のNa)を発生するために必要な高電圧を出力する電源部305と、低トルク(図3中のNb)を発生するために必要な低電圧を出力する定電圧電源306と、ソレノイド313のプランジャー313cを吸引しきるだけのエネルギーを充電できるコンデンサ312と、コンデンサ312の充電電流制限およびソレノイド313の保持時間中に必要以上の発熱をしない抵抗311と、2系統の電圧が逆流しないようにするダイオード309,310と、ソレノイド313を動作させるパワーデバイス314と、パワーデバイス314の駆動を制御する制御信号317を出力する制御回路315とが最小限必要である。
【0053】
そして、このようなソレノイド駆動回路300において、高トルクNa発生用の電源部305は、ダイオード309と抵抗311とを通してコンデンサ312に充電された約DC32Vの高電圧を使用し、低トルクNb保持用の定電圧電源306はDC12V等の低電圧をダイオード310を通して同じコンデンサ312に充電すると共に、安定した保持電圧を保つように制御する。
【0054】
(ソレノイドの基本的構成)
図2は、ソレノイド313の一般的な構成例を示す。
ソレノイド313は、一般的に、ボビンに巻いたコイル313aと、コイル313aに通電した時に発生する磁界を効率良く通す金属製のフレーム313bと、コイル313aを巻いたボビンの中をスライドして移動するプランジャー313cとから構成されている。プランジャー313cの先端部は、スプリング400を介して、支持板401に接続されている。また、プランジャー313cには、回転軸402を基準として回動自在な回動板403が取付けられている。この回動板403は、ストッパー404によって回動が制限されている。
【0055】
そして、プランジャー313cは、動作開始時(駆動初期状態)では、コイル313aを巻いたボビンから必要な動作距離部分が出ている状態から動作を開始する。この動作開始時では、コイル313aを巻いたボビンとプランジャー313cとの関係から、同じ電流を流しても吸引力が一番弱い状態から動作を開始し、プランジャー313cがコイル313aを巻いたボビンの中に吸引されるに従って吸引トルクも増大していくことになる。
【0056】
プランジャー313cの動作開始時の位置(原点)をX0とし、動作終了時の位置(最長端)をX1とすると、全ストローク長はL=X1−X0として表すことができる。このストロークの変位量は、ΔXとして表すものとする。従って、プランジャー313cの吸引動作に伴って回動板403を回動することによって、変位量ΔXに対応して役物(始動入賞口200、可変入賞球装置202等の開閉口)を開閉動作させることができる。
【0057】
<システム動作>
以下、ソレノイド駆動回路300を含む本装置の動作について説明する。
【0058】
本例では、前述した図2に示したようなソレノイド313の動作特性を十分活用し、かつ、ソレノイド313の発熱を抑えながら高トルクNaで動作可能な駆動回路を提供するものである。
【0059】
(回路動作)
まず、ソレノイド駆動回路300の動作について説明する。
【0060】
図1において、AC24Vがブリッジ整流器301に入力され、電源ライン302の+DC電圧とアースライン303の−DC電圧とに整流される。この整流された電圧は、平滑用コンデンサにより平滑されて、ピーク電圧約DC32Vが作られ、定電圧電源306に供給されると共に、ダイオード309と抵抗311とを通してコンデンサ312に充電される。
【0061】
定電圧電源306では、DC12Vの定電圧およびDC5Vの定電圧を作る。DC12Vの電圧は、ダイオード310を通してコンデンサ312に充電されると共に、ソレノイド313の保持電圧として供給される。
【0062】
制御回路315は、DC12VおよびDC5Vの電源の供給を受けて動作する。この動作は、信号入力ライン316からのスイッチ信号等の入力信号によって各種制御を行い、その出力として制御信号317をパワーデバイス314に送る。パワーデバイス314のスイッチング動作によって、ソレノイド313が吸引動作を行う。制御回路315は、その他の制御信号318も出力している。
【0063】
(ソレノイドの動作)
次に、ソレノイド313の動作について説明する。
【0064】
図3は、制御信号317に対するコンデンサ312の充電電圧およびソレノイド313のプランジャー313cの動作曲線を示す。
【0065】
Vcは、制御回路315から出力される制御信号317である。
【0066】
Vpは、コンデンサ312の充電・放電に基づくP点側の充電電圧に相当する出力電圧である。この出力電圧Vpは、最大値Va=DC32Vから、最小値Vb=DC12Vの範囲内で変化する。最大値Vaは、電源部305からダイオード309、抵抗311を介して作成される。最小値Vbは、定電圧電源306からダイオード310を介して作成される。
【0067】
ΔXは、ソレノイド313のプランジャー313cにおけるストロークの変位量を示す。この変位量ΔXは、ストロークの最大値X1から最小値X0の範囲で変位する。全ストローク長は、L=X1−X0とする。
【0068】
図1および図3において、電源部305のDC電圧を、ダイオード309と抵抗311とを通して、コンデンサ312に充電する。この充電電流は、抵抗311によって制限されており、オン・オフのパルス信号等からなる制御信号317に基づいてパワーデバイス314がスイッチング動作を行うと、ソレノイド313に電流が流れて、プランジャー313cの吸引動作が開始される。完全に吸引状態になったときには、抵抗311に流れる電流による発熱を生じるため、十分な容量を持った抵抗とする。
【0069】
ここで、抵抗311とコンデンサ312との関係は、ソレノイド313を動作させる間隔および動作時間で決まり、この定数はソレノイド313の動作していない時間(図3では、t〜tのオフ時間)に、コンデンサ312にソレノイド313を動作させるだけの電圧を充電できる抵抗値を設定する必要がある。従って、動作間隔が短い設定になると、コンデンサ313に十分充電できなくなると共に、ソレノイド313の発熱を軽減する手段も講じられないことになる。
【0070】
コンデンサ312は、電源部305からの電圧をダイオード309、抵抗311を通して充電され、その充電電圧が出力電圧Vpとしてソレノイド313に印加されるため、ソレノイド313が十分吸引できる容量を必要とする。
【0071】
また、コンデンサ312とソレノイド313との関係は、パワーデバイス314がスイッチング動作を行ってオン状態となると、ソレノイド313にはコンデンサ312に充電された充電電圧すなわち動作に必要な最大電圧(最大値Va≒DC32V)である出力電圧Vpが印加される。この出力電圧Vpの印加により、時間の経過と共に、ソレノイド313のプランジャー313cはコイル313aを巻いたボビンに引き込まれていく。この動作と平行して、コンデンサ312の充電電圧すなわち出力電圧Vpの値は降下して行き、出力ライン307からダイオード310を通した電圧(最小値Vb≒DC12V)まで降下して安定する。この安定状態が保持状態になる。
【0072】
なお、適切なコンデンサ312の容量とソレノイド313の電流容量とをマッチングさせることによって、無駄のない安定した、ソレノイド313の動作を行うことができる。
【0073】
(具体例)
次に、具体例について説明する。
【0074】
図4は、前述した図3に関連した波形を示す。
Vpは、充電・放電するコンデンサ312の出力電圧である。最大値Va(約DC32V)から、最小値Vb(DC12V)の範囲内で変化する。
【0075】
Voは、パワーデバイス314の端子電圧である。
【0076】
Vcは、制御回路315から出力される制御信号317のパルス波形である。
【0077】
Isは、ソレノイド313に流れる動作電流(放電電流)である。
【0078】
ただし、抵抗311をR=1.1kΩ、コンデンサ312の容量C=1000μF、ソレノイド313の直流抵抗Rs=50Ωに設定する。
【0079】
このように設定した場合、コンデンサ312の充電電圧すなわち出力電圧Vp≒DC32Vによって、駆動初期状態として約50m秒間(図3では、オン期間中のt〜tの期間)だけソレノイド313に動作電流Isが流れる。その後は、DC12Vの出力ライン307から供給される電流によって安定し、コンデンサ312の出力電圧はVp≒DC12Vに落つく。
【0080】
そして、ソレノイド313の動作終了後、ダイオード309、R=1.1kΩの抵抗311を通して、容量C=1000μFのコンデンサ312がフル充電され、これにより、コンデンサ312の出力電圧は再びVp≒DC32Vに設定される。このフル充電に要する時間は約3秒(図3では、t〜tのオフ期間)かかるため、ソレノイド313の間欠動作は、理想的には、そのオフ時間を少なくとも3秒以上とることが望ましい。従って、オフ時間が3秒以上となるように、制御回路315から出力される制御信号317のパルス波形のパルス幅を設定する必要がある。
【0081】
(ソレノイドの駆動制御の手順)
次に、ソレノイド313の駆動制御の手順を整理して説明する。
【0082】
図5は、役物を作動させるソレノイド313の駆動制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0083】
ステップS1では、ソレノイド313を高トルクNaで動作させるために必要な、コンデンサ312のP点での充電電圧に相当する出力電圧Vpの上限値Vaを設定する。ここでの出力電圧Vpの上限値Vaとは、電源部305の電源ライン302から供給される値であり、Va≒DC32Vに相当する。
【0084】
ステップS2では、ソレノイド313を低トルクNbで動作させるために必要な、コンデンサ312のP点での充電電圧に相当する出力電圧Vpの下限値Vbを設定する。ここでの出力電圧Vpの下限値Vbとは、定電圧電源306の出力ライン307から供給される値であり、Vb≒DC12Vに相当する。
【0085】
ステップS3では、出力電圧Vpの下限値Vbから上限値Vaに至るまでの充電処理、および、上限値Vaから下限値Vbに至るまでの放電処理が、ソレノイド313の動作に連動して行えるように充放電回路を設計する。
【0086】
ステップS4では、ソレノイド313が、プランジャー313c吸引時の駆動初期状態では出力電圧Vpの上限値Vaから下限値Vbに至る放電期間に対応して高トルクNaで動作し、かつ、プランジャー313c吸引後の駆動後期状態では出力電圧Vpの下限値Vbに対応して低トルクNbを保持するように、制御信号317に基づいてパワーデバイス314を駆動制御する。
【0087】
すなわち、制御信号317をオン状態としてパワーデバイス314を駆動状態とすることによって、プランジャー313cを吸引する駆動初期状態、すなわち、図3に示す制御信号Vcのオン期間中のt〜t期間(例えば50m秒)では、コンデンサ312の出力電圧Vpの上限値Va≒DC32Vから下限値Vb≒DC12Vに至る範囲内の放電を行うことによって、その放電電流すなわち動作電流Isの大きさに対応した高トルクNaを発生する。
【0088】
また、同じく制御信号317をオン状態としたままでパワーデバイス314の駆動状態を維持することによって、プランジャー313cを吸引後の駆動後期状態、すなわち、図3に示す制御信号Vcのオン期間中のt〜t期間では、コンデンサ312の出力電圧Vpの下限値Vb≒DC12Vに基づいて微弱な放電を行うことによって、その放電電流すなわち動作電流Isの大きさに対応した低トルクNbを発生する。
【0089】
ステップS5では、ソレノイド313が、プランジャー313c非吸引時の駆動停止状態では、出力電圧Vpの下限値Vbから上限値Vaに至るまでの充電期間中はトルクを発生しないように、制御信号317に基づいてパワーデバイス314を駆動制御する。
【0090】
すなわち、制御信号317をオフ状態としてパワーデバイス314を動作停止状態にすることによって、プランジャー313cを吸引しない動作停止期間、すなわち、図3に示す制御信号Vcのオフ期間中のt〜t期間(例えば3秒以上)において、コンデンサ312の出力電圧Vpの下限値≒DC12Vから上限値≒DC32Vへ至る範囲のフル充電を行う。
【0091】
従って、ソレノイド313が動作状態にあっても、プランジャー313cを吸引後の駆動後期状態(図3中のt〜t期間)では低トルクNbを保持し続けるため、従来に比べてソレノイド動作中の発熱量を大幅に低減することが可能となる。これにより、大当りが発生して、継続入賞が連続して生じたような場合、大入賞口作動ソレノイド35を長時間通電してもソレノイド313を過熱するようなことをなくすことができる。
【0092】
このようなことから、従来例のような、マイクロスイッチで電圧を切り替える制御機構、高低電圧の2系統を制御で切り替える制御機構、チョッパーによる制御機構等を無くし、制御回路の構成を単純化することができる。
【0093】
(高トルク/低トルク)
次に、高トルクNaおよび低トルクNbについて説明する。
【0094】
ソレノイド313の吸引力をFとし、プランジャー313cの変位量をΔXとするとき、トルクNは、
N(トルク)=F(吸引力)×ΔX(変位量) …(1)
として定義することができる。
【0095】
ここで、吸引力Fは、ソレノイド313によってプランジャー313cに作用する磁化力に比例し、この磁化力はソレノイド313に発生する磁界の強さに比例し、磁界の強さはコイル313aに流れる動作電流Isに比例する。従って、動作電流Isが大きければ、吸引力Fが増加することになる。
【0096】
図4に示すように、動作電流Isは、駆動初期状態である制御信号Vcのオン期間中のt〜t期間(約50m秒間)においては大きい値を示すが、駆動後期状態である制御信号Vcのオン期間中のt〜t期間においては当初の約1/2以下の小さな値しか示さない。
【0097】
以上のことから、高トルクNaおよび低トルクNbは、それぞれ次のように定義することができる。
【0098】
高トルクNaとは、プランジャー313cに対する吸引力Fが最大(動作電流Isは最大)となるときのエネルギー、すなわち、変位量ΔXが0から全ストローク長Lになるまでに必要な吸引エネルギーに相当する。
【0099】
低トルクNbとは、プランジャー313cを吸引後にその状態を保持(動作電流Isは最小)するために必要なエネルギー、すなわち、吸引後の全ストローク長Lに相当する変位量ΔXをそのまま維持するために必要な保持エネルギーに相当する。
【0100】
従って、例えば、図3において、制御信号Vcの1サイクルの時間を30秒とし、プランジャー313c非吸引時の駆動停止時間(t〜t期間)を3秒に設定した場合、プランジャー313c吸引時の高トルクに対応するオン時間(t〜t期間)は非常に短く50m秒位であるため、プランジャー313c吸引後の低トルクに対応するオン時間(t〜t期間)を非常に長くとることが可能となり、例えば約26.95秒にとることができる。
【0101】
この1サイクルの期間は、入賞口の1回分の開閉動作に相当するため、大当りが発生し継続入賞が生じたような場合、例えば20回継続した場合は、20×30秒=600秒(10分)間だけ入賞口の開閉動作が継続することになり、その分、ソレノイド動作中の発熱量が増加することになる。しかし、本発明では、オン期間中の高トルクを動作させる時間(すなわち50m秒/30秒)は、低トルクを保持する時間(すなわち26.95秒/30秒)に比べてわずかな時間であるため、たとえ10分間に渡って連続動作した場合でも、従来に比べてソレノイド動作中の発熱量を大幅に低減することができる。
【0102】
しかも、図4からわかるように、低トルク時(t〜t期間)の動作電流Icの値は高トルク時(t〜t期間)の約1/2であるため、低トルク時の発熱量(Icの2乗に比例)は高トルク時の約1/4に抑えることができる。
【0103】
以上のことから、大入賞口作動ソレノイド35を長時間通電してもソレノイド313を過熱するようなことをなくすことができる。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ソレノイドの駆動初期状態ではコンデンサ出力電圧の上限値(高電圧)から下限値(低電圧)に至る放電期間に対応して高トルクNa動作とし、かつ、ソレノイドのプランジャー吸引後の駆動後期状態ではコンデンサ出力電圧の下限値に対応して低トルクNbを保持するように、制御信号に基づく第1の駆動制御を行い、さらに、プランジャーを吸引しない駆動停止状態では出力電圧の下限値から上限値へ至る充電期間に対応してトルクを発生しないように、制御信号に基づく第2の駆動制御を行うので、発熱の少ないソレノイド駆動回路を実現することができ、これにより、ソレノイドの過熱を軽減させた状態で長時間動作を行うことが可能となり、省力化を図り、作業効率を向上させることができる。
【0105】
また、本発明によれば、ソレノイドの駆動初期状態において、コンデンサに充電された高電圧はソレノイドの動作に伴って放電し、なめらかな放電曲線を描くので、外部に対してのノイズの発生を低減することができ、さらに、機械的な制御に頼らずソフトウェア的な制御でソレノイドを駆動することができるので、耐久性にも優れた装置を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である、ソレノイド駆動回路の構成を示す回路図である。
【図2】ソレノイドの基本的な構成および動作を示す説明図である。
【図3】制御信号に対するコンデンサの出力電圧およびソレノイドプランジャーの動作を示すタイミングチャートである。
【図4】測定例を示すタイミングチャートである。
【図5】ソレノイドの駆動制御処理を示すフローチャートである。
【図6】ソレノイド駆動回路を備えたパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】遊技盤の構成例を示す正面図である。
【符号の説明】
300 ソレノイド駆動回路
301 ブリッジ整流器
302 電源ライン
303 アースライン
304 平滑コンデンサ
305 電源部
306 定電圧電源
307,308 出力ライン
309,310 ダイオード
311 抵抗
312 コンデンサ
313 ソレノイド
313a コイル
313b フレーム
313c プランジャー
314 パワーデバイス
315 制御回路
316 信号入力ライン
317,318 制御信号
400 スプリング
401 支持板
402 回転軸
403 回動板
404 ストッパー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine having a solenoid drive circuit that operates a character requiring high torque, and a solenoid drive control method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the field of gaming machines such as pachinko machines, the driving of solenoids has been used to operate an accessory that requires high torque.
[0003]
Since this solenoid is overheated due to a long-time energization state, in recent years, a drive circuit for efficiently reducing the overheat has been actively developed.
[0004]
For example, as a first conventional example, in the “solenoid driving device in a pachinko machine” described in Japanese Patent No. 1746475, when a high voltage is applied to the solenoid and the plunger is operated, the micro switch switches the high voltage to the low voltage. By enabling switching, the solenoid is prevented from overheating even when energized for a long time.
[0005]
As a second conventional example, in a “solenoid driving device in a pachinko machine” described in Japanese Patent No. 1749739, when driving a solenoid, a short-term pulse signal for turning on the first switching element and a second switching element are provided. By simultaneously outputting the rectangular wave signals of the required period to be turned on from the respective control devices, overheating is prevented even when the solenoid is energized for a long time.
[0006]
As a third conventional example, in the “solenoid device driving method of a winning opening / closing mechanism in a pachinko machine” described in Japanese Patent No. 1864093, the solenoid is in a range in which the suction state can be maintained after the plunger suction state is stabilized. By reducing the power supplied to the battery, surplus power was reduced to suppress heat generation.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the following problems occur in the conventional technique.
[0008]
In the first conventional example, when the plunger is actuated by the suction operation of the solenoid, switching control from a high voltage to a low voltage is performed by mechanical contact by a microswitch. For this reason, the lever of the solenoid that pulls with high torque impacts the micro switch, and there is a possibility that a problem in durability may occur.
[0009]
In the second conventional example, since two types of switching elements are used and two solenoid drive control systems are required, there is a problem that the circuit of the control system becomes complicated and the load increases.
[0010]
In the third conventional example, the solenoid drive control is chopper controlled to limit the current and prevent overheating. This increases the burden on the control system, increases the current change, and generates a noise signal from the wiring. There is a problem of making it.
[0011]
Therefore, an object of the present invention is to efficiently overheat the solenoid even when the solenoid is energized for a long time without switching the voltage with a microswitch, switching between two systems of high and low voltage, or performing chopper control. An object of the present invention is to provide a gaming machine having a solenoid drive circuit and a solenoid drive control method capable of reducing power well and saving labor and realizing a simple control circuit configuration.
[0012]
Another object of the present invention is to provide a gaming machine having a solenoid drive circuit that suppresses noise generation as much as possible and has excellent durability, and a solenoid drive control method.
[0013]
  The present invention is a gaming apparatus having a solenoid drive circuit that operates an accessory, and sets an upper limit value of an output voltage necessary for operating the solenoid at a high torque.First power supplyAnd a lower limit value of the output voltage necessary for operating the solenoid at a low torque.Second power supplyAnd the output voltageSecond power supplyFrom the lower limitOf the first power sourceUp to the upper limitTo capacitorCharging process and,AboveOf the first power supplyFrom the upper limitSecond power supplyUp to the lower limitOf the capacitorCharging / discharging means that performs discharge processing in conjunction with the operation of the solenoid, and the solenoid is in an initial driving state during plunger suction.,AboveOf the first power supplyFrom the upper limitSecond power supplyUp to the lower limitOf the capacitorOperates with high torque corresponding to the discharge period, and in the late driving state after plunger suction,AboveSecond power supplyIn the drive stop state when the plunger is not sucked, the first control means for driving and controlling based on the control signal so as to maintain the low torque corresponding to the lower limit value,Second power supplyFrom the lower limitOf the first power supplyUp to the upper limitOf the capacitorSecond control means for controlling driving based on a control signal so as not to generate torque corresponding to the charging period.The first power source is connected to the capacitor via a resistor to charge the capacitor;  The resistance value of the resistor is set sufficiently higher than the DC resistance value of the solenoid, the second power source is connected to the capacitor, and the output voltage of the capacitor after discharging is the second power source. It is characterized by being settled to the output voltage of.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0016]
In this example, a pachinko gaming machine will be described as an example of a gaming machine having a solenoid drive circuit for operating an accessory.
[0017]
<System configuration>
First, a schematic configuration of the pachinko machine will be described with reference to FIGS.
[0018]
FIG. 6 is a block diagram showing an electrical configuration of the pachinko machine 1 and is provided on the back side of the game board (see FIG. 7 described later).
[0019]
The pachinko machine 1 is roughly divided into a main board 10, an input-side sub-board 20, and an output-side sub-board 30. The main board 10 and the sub-boards 20 and 30 are connected to each other via an interface unit.
[0020]
The main board 10 is a main control device for game control provided with a game control function and a command command generation function. The main board 10 includes a main control unit (CPU) 11 that performs overall control, a ROM 12 that stores a system program and various control programs, a storage area for various data, and an operation process. A RAM 13 used as a region and the like, and a solenoid drive circuit 300 according to the present invention are provided.
[0021]
A special symbol start switch 22, a normal symbol operation switch 23, and a big prize opening switch 24 are connected to the input side sub-board 20 via an input port 21. Furthermore, a power supply circuit 25 that converts the commercial AC power supply 100V into AC24V and a reset circuit 26 that performs a reset operation of the main program at a predetermined cycle are provided.
[0022]
The sub-board 30 on the output side is connected to the special symbol display device 100, the mini-digital normal symbol display device 205, the lamp display device 207, the sound effect generator 32, the prize ball payout device 33, etc. via the output port 31. A device in which various game functions are divided is mounted, and each of these devices includes a CPU, a ROM, a RAM, and a command receiving function, and is programmed. That is, the apparatus on the main board 10 side and the apparatus on the sub board 30 side have a master-slave relationship.
[0023]
In addition, although not illustrated, the sub-board 30 is mounted with actual inspection parts, LED lamps, lamp lamps, various actuators (solenoids, rotary motors), speakers, displays, and the like.
[0024]
The output port 31 is connected to a normal electric accessory operating solenoid 34 and a special prize opening operating solenoid 35. These solenoids 34 and 35 are driven and controlled by a solenoid drive circuit 300.
[0025]
(Game board)
FIG. 7 shows a front view of a game board of a pachinko machine equipped with the special symbol display device 100.
[0026]
In the special symbol display device 100, three symbols of a left symbol 110a, a middle symbol 110b, and a right symbol 110c are formed on the LCD panel 110. These symbols are formed by a two-dimensional image or a three-dimensional image and fluctuate separately.
[0027]
Reference numeral 200 denotes a start winning opening through which the game ball 201 wins. The start winning opening 200 is an ordinary electric accessory (electric tulip).
[0028]
The start winning opening 200 is opened and closed by driving and controlling the ordinary electric accessory operating solenoid 34 by the solenoid driving circuit 300 according to the present invention.
[0029]
Reference numeral 202 denotes a variable winning ball apparatus (attacker) having a big winning opening 203. The big winning opening 203 is provided with a continuous winning area (V zone) 204.
[0030]
The variable winning ball apparatus 202 is opened and closed by driving and controlling the special winning opening operating solenoid 35 by the solenoid driving circuit 300 according to the present invention.
[0031]
Reference numeral 205 denotes a mini-digital format normal symbol display device. 206 is a normal symbol operation gate (through chucker).
[0032]
Reference numeral 207 denotes a lamp display device. Reference numeral 208 denotes an out port.
[0033]
(Solenoid drive circuit)
Next, a solenoid drive circuit 300 according to the present invention will be described with reference to FIGS.
[0034]
FIG. 1 shows a circuit configuration of a solenoid drive circuit 300 capable of high torque operation and low torque holding.
[0035]
301 is a bridge rectifier. The bridge rectifier 301 rectifies the AC24V on the input side.
[0036]
A power supply line 302 outputs the rectified + DC voltage. 303 is a ground line (GND).
[0037]
Reference numeral 304 denotes a smoothing capacitor, which produces about DC32V as a peak voltage.
[0038]
A power supply unit 305 includes a power supply line 302, an earth line 303, and a smoothing capacitor 304.
[0039]
Reference numeral 306 denotes a constant voltage power source. The constant voltage power source 306 converts an input voltage of about DC 32V into a constant voltage of DC 12V and DC 5V.
[0040]
Reference numeral 307 denotes an output line for outputting a DC 12V voltage.
[0041]
Reference numeral 308 denotes an output line that outputs a voltage of DC5V.
[0042]
Reference numeral 309 denotes a diode (D 1) whose anode side is connected to the power supply line 302. The diode 309 has a function as a rectifier for preventing a backflow with respect to the current of the power supply line 302.
[0043]
Reference numeral 310 denotes a diode (D2) whose anode side is connected to the output line 307. The diode 310 has a function as a rectifier for preventing a backflow with respect to the current of the power supply line 307.
[0044]
Reference numeral 311 denotes a resistor (R) connected between the cathode of the diode 309 and the cathode of the diode 310. This resistor 311 limits the current for charging the capacitor 312 through the diode 309 with the current of the output line 302.
[0045]
Reference numeral 312 denotes a capacitor having one end connected to the resistor 311 and the cathode of the diode 310 and the other end connected to the earth line 303. The capacitor 312 charges the voltage of the output line 302 and passes a current at the start of the solenoid 313.
[0046]
Reference numeral 313 denotes a solenoid having one end connected to the point P of the capacitor 312 and the other end connected to the power device 314. The solenoid 313 corresponds to the above-described ordinary electric accessory operating solenoid 34 or special prize opening operating solenoid 35. By the operation of the solenoid 313, the start winning opening 200 and the variable winning ball apparatus 202 are opened and closed as an accessory.
[0047]
A power device 314 drives the solenoid 313. As the power device 314, for example, a transistor element such as a power MOSFET is used.
[0048]
A control circuit 315 receives various switch signals and outputs various control signals such as a control signal 317 for driving the power device 314. The control circuit 315 is supplied with DC 12 V and DC 5 V from the constant voltage power supply 306 through the output lines 307 and 308.
[0049]
Reference numeral 316 denotes a signal input line through which various input signals such as switch signals are input via the main control unit 11 described above. The switch signal is a signal from the normal symbol operation switch 23, the big prize opening switch 24, or the like.
[0050]
Reference numeral 317 denotes a control signal output from the control circuit 315 to the power device 314.
[0051]
Reference numeral 318 denotes a control signal as another control output output from the control circuit 315.
[0052]
In the solenoid drive circuit 300 as described above, the following components are listed as the minimum necessary for realizing the present invention. That is, a power supply unit 305 that outputs a high voltage necessary for generating high torque (Na in FIG. 3) and a constant voltage that outputs a low voltage necessary for generating low torque (Nb in FIG. 3). Two systems: a voltage power supply 306, a capacitor 312 that can charge enough energy to attract the plunger 313c of the solenoid 313, a resistor 311 that does not generate more heat than necessary during the charging current limit of the capacitor 312 and the holding time of the solenoid 313 The diodes 309 and 310 that prevent the reverse current flow, the power device 314 that operates the solenoid 313, and the control circuit 315 that outputs the control signal 317 that controls the driving of the power device 314 are required at a minimum.
[0053]
In such a solenoid drive circuit 300, the power supply unit 305 for generating high torque Na uses a high voltage of about DC 32V charged in the capacitor 312 through the diode 309 and the resistor 311 to maintain the low torque Nb. The constant voltage power supply 306 controls a low voltage such as DC12V to charge the same capacitor 312 through the diode 310 and keep a stable holding voltage.
[0054]
(Basic configuration of solenoid)
FIG. 2 shows a general configuration example of the solenoid 313.
The solenoid 313 generally slides and moves in a coil 313a wound around a bobbin, a metal frame 313b that efficiently passes a magnetic field generated when the coil 313a is energized, and a bobbin wound around the coil 313a. And a plunger 313c. The distal end portion of the plunger 313 c is connected to the support plate 401 via the spring 400. The plunger 313c is provided with a rotating plate 403 that is rotatable with respect to the rotating shaft 402. The rotation of the rotating plate 403 is restricted by a stopper 404.
[0055]
The plunger 313c starts operating from a state in which a necessary operating distance portion is out of the bobbin around which the coil 313a is wound when the operation is started (driving initial state). At the time of starting the operation, the bobbin around which the coil 313a is wound is started from the state where the suction force is the weakest even when the same current is applied, due to the relationship between the bobbin around which the coil 313a is wound and the plunger 313c. The suction torque also increases as it is sucked into the inside.
[0056]
If the position (origin) at the start of the operation of the plunger 313c is X0 and the position (the longest end) at the end of the operation is X1, the total stroke length can be expressed as L = X1-X0. The displacement amount of this stroke is expressed as ΔX. Therefore, by rotating the rotating plate 403 in accordance with the suction operation of the plunger 313c, the accessory (opening / closing opening of the start winning opening 200, the variable winning ball apparatus 202, etc.) is opened / closed corresponding to the displacement amount ΔX. Can be made.
[0057]
<System operation>
Hereinafter, the operation of the present apparatus including the solenoid drive circuit 300 will be described.
[0058]
In this example, a drive circuit capable of operating with high torque Na while sufficiently utilizing the operation characteristics of the solenoid 313 as shown in FIG. 2 and suppressing the heat generation of the solenoid 313 is provided.
[0059]
(Circuit operation)
First, the operation of the solenoid drive circuit 300 will be described.
[0060]
In FIG. 1, AC 24 V is input to the bridge rectifier 301 and rectified into a + DC voltage on the power supply line 302 and a −DC voltage on the ground line 303. The rectified voltage is smoothed by a smoothing capacitor to generate a peak voltage of about DC 32 V, supplied to the constant voltage power supply 306, and charged to the capacitor 312 through the diode 309 and the resistor 311.
[0061]
The constant voltage power source 306 generates a constant voltage of DC 12V and a constant voltage of DC 5V. The voltage of DC 12 V is charged to the capacitor 312 through the diode 310 and supplied as the holding voltage of the solenoid 313.
[0062]
The control circuit 315 operates by receiving power supply of DC12V and DC5V. In this operation, various controls are performed by an input signal such as a switch signal from the signal input line 316, and a control signal 317 is sent to the power device 314 as the output. The solenoid 313 performs a suction operation by the switching operation of the power device 314. The control circuit 315 also outputs other control signals 318.
[0063]
(Solenoid operation)
Next, the operation of the solenoid 313 will be described.
[0064]
FIG. 3 shows a charging voltage of the capacitor 312 with respect to the control signal 317 and an operation curve of the plunger 313c of the solenoid 313.
[0065]
Vc is a control signal 317 output from the control circuit 315.
[0066]
Vp is an output voltage corresponding to the charging voltage on the P point side based on charging / discharging of the capacitor 312. The output voltage Vp changes within the range of the maximum value Va = DC32V to the minimum value Vb = DC12V. The maximum value Va is created from the power supply unit 305 via the diode 309 and the resistor 311. The minimum value Vb is created from the constant voltage power supply 306 via the diode 310.
[0067]
ΔX indicates a stroke displacement amount of the plunger 313c of the solenoid 313. This displacement amount ΔX is displaced in the range from the maximum value X1 to the minimum value X0 of the stroke. The total stroke length is L = X1-X0.
[0068]
In FIG. 1 and FIG. 3, the capacitor 312 is charged with the DC voltage of the power supply unit 305 through the diode 309 and the resistor 311. This charging current is limited by the resistor 311. When the power device 314 performs a switching operation based on a control signal 317 including an on / off pulse signal, a current flows through the solenoid 313, and the plunger 313c A suction operation is started. When the suction state is completely achieved, heat is generated by the current flowing through the resistor 311. Therefore, the resistor has a sufficient capacity.
[0069]
Here, the relationship between the resistor 311 and the capacitor 312 is determined by the interval at which the solenoid 313 is operated and the operation time, and this constant is the time when the solenoid 313 is not operating (in FIG. 3, t 32~ T3In this case, it is necessary to set a resistance value that can charge the capacitor 312 with a voltage sufficient to operate the solenoid 313. Therefore, if the operation interval is set to be short, the capacitor 313 cannot be charged sufficiently and no means for reducing the heat generation of the solenoid 313 can be taken.
[0070]
The capacitor 312 is charged with the voltage from the power supply unit 305 through the diode 309 and the resistor 311, and the charged voltage is applied to the solenoid 313 as the output voltage Vp. Therefore, the capacitor 312 needs a capacity that can be sufficiently attracted by the solenoid 313.
[0071]
Further, the relationship between the capacitor 312 and the solenoid 313 is that when the power device 314 performs a switching operation and is turned on, the solenoid 313 has a charging voltage charged in the capacitor 312, that is, a maximum voltage required for the operation (maximum value Va≈ An output voltage Vp of DC 32V) is applied. By applying the output voltage Vp, the plunger 313c of the solenoid 313 is drawn into the bobbin around which the coil 313a is wound as time passes. In parallel with this operation, the value of the charging voltage of the capacitor 312, that is, the value of the output voltage Vp drops, and drops to the voltage (minimum value Vb≈DC12V) from the output line 307 through the diode 310 and stabilizes. This stable state becomes the holding state.
[0072]
In addition, by matching the capacity of the appropriate capacitor 312 and the current capacity of the solenoid 313, the solenoid 313 can be operated stably without waste.
[0073]
(Concrete example)
Next, a specific example will be described.
[0074]
FIG. 4 shows the waveforms associated with FIG. 3 described above.
Vp is an output voltage of the capacitor 312 to be charged / discharged. It changes within the range from the maximum value Va (about DC32V) to the minimum value Vb (DC12V).
[0075]
Vo is a terminal voltage of the power device 314.
[0076]
Vc is a pulse waveform of the control signal 317 output from the control circuit 315.
[0077]
Is is an operating current (discharge current) flowing through the solenoid 313.
[0078]
However, the resistor 311 is set to R = 1.1 kΩ, the capacitance C of the capacitor 312 is set to 1000 μF, and the DC resistance Rs of the solenoid 313 is set to 50Ω.
[0079]
When set in this manner, the initial driving state is about 50 msec by the charging voltage of the capacitor 312, that is, the output voltage Vp≈DC32 V (in FIG. 3, t0~ T1), The operating current Is flows through the solenoid 313 only. Thereafter, the output voltage is stabilized by the current supplied from the DC12V output line 307, and the output voltage of the capacitor 312 drops to Vp≈DC12V.
[0080]
After the operation of the solenoid 313 is completed, the capacitor 312 having a capacitance C = 1000 μF is fully charged through the diode 309 and the resistor 311 having R = 1.1 kΩ, whereby the output voltage of the capacitor 312 is again set to Vp≈DC32V. The The time required for this full charge is about 3 seconds (in FIG. 3, t2~ T3Therefore, the intermittent operation of the solenoid 313 should ideally take at least 3 seconds or more. Therefore, it is necessary to set the pulse width of the pulse waveform of the control signal 317 output from the control circuit 315 so that the off time is 3 seconds or more.
[0081]
(Procedure for solenoid drive control)
Next, the procedure for driving control of the solenoid 313 will be described in an organized manner.
[0082]
FIG. 5 is a flowchart showing a flow of drive control processing of the solenoid 313 for operating the accessory.
[0083]
In step S1, the upper limit value Va of the output voltage Vp corresponding to the charging voltage at the point P of the capacitor 312 is set that is necessary for operating the solenoid 313 with high torque Na. Here, the upper limit value Va of the output voltage Vp is a value supplied from the power supply line 302 of the power supply unit 305 and corresponds to Va≈DC32V.
[0084]
In Step S2, a lower limit value Vb of the output voltage Vp corresponding to the charging voltage at the point P of the capacitor 312 necessary for operating the solenoid 313 with the low torque Nb is set. The lower limit value Vb of the output voltage Vp here is a value supplied from the output line 307 of the constant voltage power supply 306, and corresponds to Vb≈DC12V.
[0085]
In step S3, the charging process from the lower limit value Vb to the upper limit value Va of the output voltage Vp and the discharging process from the upper limit value Va to the lower limit value Vb can be performed in conjunction with the operation of the solenoid 313. Design the charge / discharge circuit.
[0086]
In step S4, the solenoid 313 operates at a high torque Na corresponding to the discharge period from the upper limit value Va to the lower limit value Vb of the output voltage Vp in the initial driving state when the plunger 313c is attracted, and the plunger 313c is attracted. In a later driving late state, the power device 314 is driven and controlled based on the control signal 317 so as to maintain the low torque Nb corresponding to the lower limit value Vb of the output voltage Vp.
[0087]
That is, by setting the control signal 317 to the on state and the power device 314 to the driving state, the driving initial state in which the plunger 313c is sucked, that is, t during the on period of the control signal Vc shown in FIG.0~ T1In the period (for example, 50 milliseconds), discharge is performed within the range from the upper limit value Va≈DC32V to the lower limit value Vb≈DC12V of the output voltage Vp of the capacitor 312, thereby corresponding to the magnitude of the discharge current, that is, the operating current Is. High torque Na is generated.
[0088]
Further, by maintaining the driving state of the power device 314 while the control signal 317 is kept in the ON state, the driving late state after the plunger 313c is sucked, that is, during the ON period of the control signal Vc shown in FIG. t1~ T2In the period, by performing weak discharge based on the lower limit value Vb≈DC12V of the output voltage Vp of the capacitor 312, a low torque Nb corresponding to the magnitude of the discharge current, that is, the operating current Is is generated.
[0089]
In step S5, when the solenoid 313 is in the drive stop state when the plunger 313c is not suctioned, the control signal 317 is set so that torque is not generated during the charging period from the lower limit value Vb of the output voltage Vp to the upper limit value Va. Based on this, the power device 314 is driven and controlled.
[0090]
That is, by turning off the power device 314 by turning off the control signal 317, the operation stop period during which the plunger 313c is not sucked, that is, t during the off period of the control signal Vc shown in FIG.2~ T3During the period (for example, 3 seconds or more), full charge is performed in a range from the lower limit value of the output voltage Vp of the capacitor 312 ≈ DC12V to the upper limit value ≈ DC32V.
[0091]
Therefore, even if the solenoid 313 is in the operating state, the driving late state after the plunger 313c is sucked (t in FIG. 3).1~ T2In the period), the low torque Nb is continuously maintained, so that the amount of heat generated during the solenoid operation can be greatly reduced as compared with the conventional case. As a result, when the big hit occurs and the continuous winning is continuously generated, the solenoid 313 can be prevented from being overheated even if the big winning opening operating solenoid 35 is energized for a long time.
[0092]
For this reason, the control circuit for switching the voltage with a microswitch, the control mechanism for switching between two high and low voltage systems, the control mechanism with a chopper, etc., as in the conventional example, are eliminated, and the configuration of the control circuit is simplified. Can do.
[0093]
(High torque / Low torque)
Next, the high torque Na and the low torque Nb will be described.
[0094]
When the suction force of the solenoid 313 is F and the displacement amount of the plunger 313c is ΔX, the torque N is
N (torque) = F (suction force) × ΔX (displacement amount) (1)
Can be defined as
[0095]
Here, the attractive force F is proportional to the magnetizing force acting on the plunger 313c by the solenoid 313, and this magnetizing force is proportional to the strength of the magnetic field generated in the solenoid 313, and the strength of the magnetic field flows through the coil 313a. It is proportional to the current Is. Therefore, if the operating current Is is large, the attractive force F increases.
[0096]
As shown in FIG. 4, the operating current Is is t during the ON period of the control signal Vc, which is the initial driving state.0~ T1A large value is shown in the period (about 50 msec), but t during the ON period of the control signal Vc which is a late driving state1~ T2In the period, only a small value of about 1/2 or less of the initial value is shown.
[0097]
From the above, the high torque Na and the low torque Nb can be defined as follows.
[0098]
The high torque Na corresponds to the energy when the suction force F with respect to the plunger 313c is maximum (the operating current Is is maximum), that is, the suction energy required until the displacement amount ΔX becomes 0 to the full stroke length L. To do.
[0099]
The low torque Nb is to maintain the energy necessary for maintaining the state after the plunger 313c is sucked (the operating current Is is minimum), that is, the displacement ΔX corresponding to the full stroke length L after the suction. This corresponds to the necessary holding energy.
[0100]
Therefore, for example, in FIG. 3, the time of one cycle of the control signal Vc is 30 seconds, and the drive stop time (t2~ T3When the period is set to 3 seconds, the on-time corresponding to the high torque when the plunger 313c is sucked (t0~ T1(Period) is very short and is about 50 milliseconds, so the on-time corresponding to the low torque after the plunger 313c is sucked (t1~ T2The period) can be very long, for example about 26.95 seconds.
[0101]
This one-cycle period corresponds to one opening / closing operation of the winning opening, and therefore, when a big hit occurs and a continuous winning is generated, for example, when it is continued 20 times, 20 × 30 seconds = 600 seconds (10 The opening / closing operation of the winning opening continues only during the period of (min), and the amount of heat generated during solenoid operation increases accordingly. However, in the present invention, the time for operating the high torque during the ON period (ie, 50 msec / 30 sec) is a little time compared to the time for maintaining the low torque (ie 26.95 sec / 30 sec). Therefore, even if the operation is continued for 10 minutes, the amount of heat generated during solenoid operation can be greatly reduced as compared with the conventional case.
[0102]
Moreover, as can be seen from FIG. 4, at low torque (t1~ T2The value of the operating current Ic during the period0~ T1Therefore, the heat generation amount at low torque (proportional to the square of Ic) can be suppressed to about ¼ at high torque.
[0103]
From the above, it is possible to prevent the solenoid 313 from overheating even if the special winning opening operating solenoid 35 is energized for a long time.
[0104]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in the initial driving state of the solenoid, the high torque Na operation is performed corresponding to the discharge period from the upper limit value (high voltage) to the lower limit value (low voltage) of the capacitor output voltage, and The first drive control based on the control signal is performed so that the low torque Nb is maintained corresponding to the lower limit value of the capacitor output voltage in the late driving state after the solenoid plunger is sucked, and the plunger is not sucked. Since the second drive control based on the control signal is performed so that torque is not generated corresponding to the charging period from the lower limit value to the upper limit value of the output voltage in the drive stop state, a solenoid drive circuit with less heat generation is realized. This makes it possible to operate for a long time with reduced solenoid overheating, saving labor and improving work efficiency. .
[0105]
Further, according to the present invention, in the initial driving state of the solenoid, the high voltage charged in the capacitor is discharged along with the operation of the solenoid, and a smooth discharge curve is drawn, thereby reducing the generation of noise to the outside. Furthermore, since the solenoid can be driven by software control without relying on mechanical control, a device with excellent durability can be created.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit diagram showing a configuration of a solenoid drive circuit according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram showing a basic configuration and operation of a solenoid.
FIG. 3 is a timing chart showing the output voltage of a capacitor and the operation of a solenoid plunger with respect to a control signal.
FIG. 4 is a timing chart showing a measurement example.
FIG. 5 is a flowchart showing solenoid drive control processing;
FIG. 6 is a block diagram showing an electrical configuration of a pachinko machine equipped with a solenoid drive circuit.
FIG. 7 is a front view showing a configuration example of a game board.
[Explanation of symbols]
300 Solenoid drive circuit
301 bridge rectifier
302 Power line
303 Earth line
304 Smoothing capacitor
305 Power supply
306 Constant voltage power supply
307,308 Output line
309, 310 Diode
311 resistance
312 capacitor
313 Solenoid
313a coil
313b frame
313c Plunger
314 Power device
315 Control circuit
316 signal input line
317, 318 Control signal
400 spring
401 Support plate
402 Rotation axis
403 Rotating plate
404 stopper

Claims (1)

役物を作動させるソレノイド駆動回路を有する遊技装置であって、
ソレノイドを高トルクで動作させるために必要な、出力電圧の上限値を設定する第1の電源と、
前記ソレノイドを低トルクで動作させるために必要な、前記出力電圧の下限値を設定する第2の電源と、
前記出力電圧の前記第2の電源の下限値から前記第1の電源の上限値に至るまでのコンデンサへの充電処理と、前記第1の電源の上限値から前記第2の電源の下限値に至るまでの前記コンデンサの放電処理とを、前記ソレノイドの動作に連動して行う充放電手段と、
前記ソレノイドが、プランジャー吸引時の駆動初期状態では前記第1の電源の上限値から前記第2の電源の下限値に至るまでの前記コンデンサの放電期間に対応して高トルクで動作し、かつ、プランジャー吸引後の駆動後期状態では前記第2の電源の下限値に対応して低トルクを保持するように、制御信号に基づいて駆動制御する第1の制御手段と、
前記ソレノイドが、プランジャー非吸引時の駆動停止状態では、前記第2の電源の下限値から前記第1の電源の上限値に至るまでの前記コンデンサの充電期間に対応してトルクを発生しないように、制御信号に基づいて駆動制御する第2の制御手段と
を具え
前記第1の電源は、抵抗を介して前記コンデンサと接続されて、該コンデンサを充電し、
前記抵抗の抵抗値は、前記ソレノイドの直流抵抗値よりも十分に高く設定され、
前記第2の電源は、前記コンデンサと接続されて、放電後の該コンデンサの出力電圧は、前記第2の電源の出力電圧に落ちつくことを特徴とするソレノイド駆動回路を有する遊技装置。
A gaming device having a solenoid drive circuit for actuating an accessory,
A first power source for setting an upper limit value of an output voltage necessary for operating the solenoid at a high torque;
A second power supply for setting a lower limit value of the output voltage necessary for operating the solenoid at a low torque;
And charging process of the capacitor from the lower limit value of the second power of the output voltage up to the upper limit value of the first power source, the lower limit value of the second power supply from the upper limit value of the first power supply Charging and discharging means for performing the discharging process of the capacitor up to the operation of the solenoid;
The solenoid is in the initial driving state when the plunger attraction, in response to the discharge period of the capacitor from the upper limit value of the first power supply up to the lower limit value of the second power supply operating at high torque, and, in the driving late state after plunger suction, so as to hold the low torque corresponding to the lower limit value of the second power supply, first control means for controlling driving on the basis of a control signal,
The solenoid does not generate torque corresponding to the charging period of the capacitor from the lower limit value of the second power source to the upper limit value of the first power source when the plunger is not driven. And second control means for controlling the driving based on the control signal ,
The first power source is connected to the capacitor via a resistor to charge the capacitor,
The resistance value of the resistor is set sufficiently higher than the DC resistance value of the solenoid,
The gaming machine having a solenoid drive circuit, wherein the second power source is connected to the capacitor, and an output voltage of the capacitor after discharging drops to an output voltage of the second power source .
JP2001279884A 2001-09-14 2001-09-14 Gaming device having solenoid drive circuit Expired - Lifetime JP4713792B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279884A JP4713792B2 (en) 2001-09-14 2001-09-14 Gaming device having solenoid drive circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001279884A JP4713792B2 (en) 2001-09-14 2001-09-14 Gaming device having solenoid drive circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003079901A JP2003079901A (en) 2003-03-18
JP4713792B2 true JP4713792B2 (en) 2011-06-29

Family

ID=19103980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001279884A Expired - Lifetime JP4713792B2 (en) 2001-09-14 2001-09-14 Gaming device having solenoid drive circuit

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4713792B2 (en)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5017859B2 (en) * 2005-12-28 2012-09-05 株式会社三洋物産 Game machine
JP5617122B2 (en) * 2010-01-19 2014-11-05 株式会社大一商会 Game machine
JP5614380B2 (en) * 2011-06-22 2014-10-29 株式会社大都技研 Amusement stand
JP5206855B2 (en) * 2011-10-17 2013-06-12 株式会社三洋物産 Game machine
JP5641021B2 (en) * 2012-07-09 2014-12-17 株式会社三洋物産 Game machine
JP5900523B2 (en) * 2014-02-24 2016-04-06 株式会社三洋物産 Game machine
JP2015186735A (en) * 2015-07-31 2015-10-29 株式会社三洋物産 Game machine
JP6722148B2 (en) * 2017-07-07 2020-07-15 株式会社藤商事 Amusement machine
JP6814703B2 (en) * 2017-07-07 2021-01-20 株式会社藤商事 Game machine

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465585U (en) * 1990-10-12 1992-06-08

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216779A (en) * 1985-07-17 1987-01-24 太陽電子株式会社 Solenoid drive apparatus in pinball machine
JPS6219188A (en) * 1985-07-18 1987-01-27 太陽電子株式会社 Solenoid drive circuit in pinball machine
JPS6226087A (en) * 1985-07-25 1987-02-04 株式会社平和 Method for driving solenoid apparatus of winning port opening/closing mechanism in pinball machine
JPH0465585A (en) * 1990-07-02 1992-03-02 Kanebo Ltd Method for finishing artificial leather surface
JP2896271B2 (en) * 1992-07-15 1999-05-31 サミー株式会社 Control circuit and opening / closing control method of variable winning device
JPH11114152A (en) * 1997-10-15 1999-04-27 Mashiro:Kk Shot control device of pachinko machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0465585U (en) * 1990-10-12 1992-06-08

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003079901A (en) 2003-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4713792B2 (en) Gaming device having solenoid drive circuit
JPH08284626A (en) Valve driving device of internal combustion engine
JP5023252B2 (en) Solenoid valve and solenoid valve drive circuit
CN108183048A (en) Relay drive circuit and air conditioner
JP2896271B2 (en) Control circuit and opening / closing control method of variable winning device
CN109023737A (en) A kind of the presser foot lifter control system and method for flush joint thickness material machine
JP2004197629A (en) Electromagnetic load driving device
JP2002359112A (en) Method and apparatus for controlling voltage of lifting magnet
JPH0569556B2 (en)
US5735007A (en) Power supply system of a washing machine with an automatic door opening/closing apparatus
JP4494622B2 (en) Electromagnetic relay coil drive circuit
JPH07293215A (en) Valve driving device of internal combustion engine
US20050017834A1 (en) Electromechanical stepping switching apparatus having temporally controlled additional functions
JP3181936B2 (en) Gaming machine
JPS61136777A (en) Nail or staple driver
JP3638621B2 (en) Game machine hitting device
JPH02211048A (en) Electromagnetic driving device
KR100231770B1 (en) Easy chair
JP2518345Y2 (en) Variable winning device for pachinko machines
KR200229819Y1 (en) A driving device of cctv having a horizontal rotation
JP2003240150A (en) Hydraulic system
JPH03172693A (en) Drainage solenoid valve device
JPH0276207A (en) Coil driving equipment for electromagnet
CN105354921A (en) Energy-saving electromagnet and automatic teller machine (ATM) cash box braking device
GB2334753A (en) Barrier drive

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070803

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110318

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110325

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250