JP4713075B2 - Packaging bag - Google Patents
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Description
本発明は、液状や粘稠状の内容物、たとえば、カレー、シチュー、スープ、ソース類等の食品や調味料を収容する包装袋に関し、さらに詳しくは、上記したような食品を取り出す際に手指等を内容物で汚すことがない包装袋に関するものである。 The present invention relates to a packaging bag for containing liquid or viscous contents, such as curry, stew, soup, sauces, and other foods and seasonings. It is related with the packaging bag which does not contaminate etc. with the contents.
従来から、液状や粘稠状の内容物、たとえば、カレー、シチュー、スープ等の食品やミートソースやデミグラソース等の調味料が四方シールタイプや底部にガセット部を備えたスタンディングタイプの包装袋に直接収容されて販売されている。 Traditionally, liquid and viscous contents such as curry, stew, soup and other seasonings such as meat sauce and demiglace sauce are applied directly to the four-sided seal type and standing type packaging bags with a gusset at the bottom. It is housed and sold.
上記した包装袋には、I字状やV字状等のノッチを開封開始手段として設けるなり(たとえば、特許文献1参照)、あるいは、前記開封開始手段に連接して開封用切れ目を設けるなり(たとえば、特許文献2)して、包装袋の開封を容易ならしめる手段が施されている。 The above-described packaging bag is provided with notches such as I-shape and V-shape as opening start means (for example, refer to Patent Document 1), or is provided with an opening cut line connected to the opening start means ( For example, Patent Document 2) provides means for facilitating the opening of the packaging bag.
そして、上記のような食品や調味料は、たとえば、加熱加圧殺菌処理が施されて常温で流通され、使用時に、たとえば、熱湯で包装袋ごと加温した後に上記した開封手段で開封して内容物を取り出して使用するように構成されている。しかしながら、上記のような開封手段は、開封予定線となる位置が、当然のことながら熱接着部より内容物側に位置するために、開封予定線に沿って包装袋を開封した際に、開封口に内容物が付着しており、これにより開封時に手指を汚すといった問題や内容物が垂れて見苦しいといった問題があった。
そこで本発明は、上記問題を解決するためになしたものであって、開封時に内容物で手指を汚すことがなく、また、開封時に内容物が垂れることがない包装袋を提供することである。 Accordingly, the present invention has been made in order to solve the above-described problem, and is to provide a packaging bag in which fingers are not soiled with contents when opened, and contents are not dripped when opened. .
本発明者は、上記課題を達成するために、請求項1記載の本発明は、基材層と、熱接着性樹脂からなる内層とを少なくとも備えた矩形状の基体を前記内層同士を対向させて、対向する一組の両端縁に側端縁熱接着部と該側端縁熱接着部に直交する一つの端縁に端縁熱接着部を有すると共に前記端縁熱接着部側に前記側端縁熱接着部を跨ぐ略帯状の隔壁熱接着部が設けられた包装袋であって、該包装袋の少なくとも一方の面を構成する前記基体は前記内層の前記基材層側の面に隣接して未延伸樹脂層が設けられると共に前記内層と前記未延伸樹脂層との間の接着強度は剥離可能に構成され、前記隔壁熱接着部はその中央部が前記端縁熱接着部側に突出していると共に、前記隔壁熱接着部の前記側端縁熱接着部に平行な方向の両端縁近傍に前記隔壁熱接着部に沿って内面側から前記内層を貫通する切込線が前記一方の面を構成する基体に形成され、前記端縁熱接着部側の前記切込線が前記隔壁熱接着部の前記端縁熱接着部側端縁から1.0mm以下の間隔を隔てて形成されていることを特徴とするものである。 In order to achieve the above-mentioned object, the inventor of the present invention described in claim 1 is configured such that a rectangular substrate having at least a base material layer and an inner layer made of a heat-adhesive resin is opposed to each other. A pair of opposing end edges having a side edge thermal bonding portion and an edge thermal bonding portion at one edge perpendicular to the side edge thermal bonding portion and the side facing the edge thermal bonding portion side. A packaging bag provided with a substantially band-shaped partition wall thermal bonding portion straddling the edge thermal bonding portion, wherein the base constituting at least one surface of the packaging bag is adjacent to the surface of the inner layer on the base material layer side In addition, an unstretched resin layer is provided, and the adhesive strength between the inner layer and the unstretched resin layer is configured to be peelable, and the central portion of the partition heat-bonding portion protrudes toward the edge heat-bonding portion. In addition, the partition is formed in the vicinity of both end edges in a direction parallel to the side edge thermal adhesive portion of the partition thermal adhesive portion. Is formed on the substrate switching write line you through the inner layer from the inner side along the thermal bonding portion constituting the one surface, prior Symbol switching write line of the edge heat-bonding portion side the partition heat-bonding portion It is characterized in that it is formed with an interval of 1.0 mm or less from the edge of the edge thermal bonding portion side.
また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の包装袋において、前記内層と前記未延伸樹脂層とが異樹脂で構成されていることを特徴とするものである。
The invention according to
また、請求項3記載の本発明は、請求項1、2のいずれかに記載の包装袋において、前記内層と前記未延伸樹脂層との接着強度が0.2〜5.0N/15mm巾であることを特徴とするものである。
Further, the present invention according to
本発明の包装袋は、隔壁熱接着部で内容物が阻止されているために、開封手段により開封して開封口を設けても手指を汚すことがなく、内容物が垂れることもないという優れた効果を奏し、また、内容物を取り出す際には包装袋を構成する2枚の基体を互いに乖離する方向に引き剥がすことにより隔壁熱接着部の前記端縁熱接着部側の切込線から剥離界面が前記一方の面を構成する基体の前記未延伸樹脂層と前記内層との間に移り、さらに続けて引き剥がすと前記隔壁熱接着部のもう一方の端縁近傍に形成した切込線に移って包装袋が開封され、容易に内容物を取り出すことができるという優れた効果を奏するものである。 Since the contents of the packaging bag of the present invention are blocked by the partition heat-bonding part, even if the opening is provided by opening the opening means, the fingers are not soiled and the contents are not drooped. In addition, when taking out the contents, the two bases constituting the packaging bag are peeled away from each other in a direction away from each other, thereby separating from the cut line on the edge thermal bonding portion side of the partition thermal bonding portion. A cut line formed in the vicinity of the other edge of the partition wall heat-bonded portion when a peeling interface moves between the unstretched resin layer and the inner layer of the base constituting the one surface and then peels off. Then, the packaging bag is opened, and the contents can be easily taken out.
上記の本発明について、図面等を用いて以下に詳述する。
図1は本発明にかかる包装袋の一実施例を図解的に示す平面図、図2は図1のX−X線の拡大断面図、図3は本発明にかかる包装袋の開封方法を図解的に説明する図であり、図中の1は包装袋、2は側端縁熱接着部、3,3’は端縁熱接着部、4は隔壁熱接着部、5,5’は切込線、6は切欠、10,10’は基体、11は基材層、12は内層、13は未延伸樹脂層をそれぞれ示す。
The above-described present invention will be described in detail below with reference to the drawings.
1 is a plan view schematically showing an embodiment of a packaging bag according to the present invention, FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line XX of FIG. 1, and FIG. 3 is an illustration of a method for opening the packaging bag according to the present invention. 1 is a packaging bag, 2 is a side edge thermal bonding portion, 3, 3 ′ is an edge thermal bonding portion, 4 is a partition thermal bonding portion, and 5 and 5 ′ are notches. Lines, 6 are notches, 10 and 10 'are substrates, 11 is a substrate layer, 12 is an inner layer, and 13 is an unstretched resin layer.
図1は本発明にかかる包装袋の一実施例を図解的に示す平面図、図2は図1のX−X線の拡大断面図であって、前記包装袋1は基材層11と熱接着性樹脂からなる内層12とを少なくとも備えた基体10と、前記基材層11と前記内層12と前記内層12の前記基材層11側の面に隣接して未延伸樹脂層13とを少なくとも備えると共に前記未延伸樹脂層13と前記内層12との間の接着強度が剥離可能に構成された基体10’とを前記内層12同士を対向させて、対向する一組の側端縁熱接着部2と対向する他の一組の上下端縁熱接着部3、3’とで密封した四方シールタイプ包装袋である。前記包装袋1には前記上端縁熱接着部3側に前記側端縁熱接着部2を跨ぐ略帯状の隔壁熱接着部4がその中央部を前記上端縁熱接着部3側に突出するように設けられると共に、前記隔壁熱接着部4の前記側端縁熱接着部2に平行な方向の両端縁近傍に前記隔壁熱接着部4に沿って内面側から前記内層12を貫通する切込線5、5’(実際には前記未延伸樹脂層13の層中に切込線5、5’の先端が位置する)が前記基体10’に形成されている。そして、前記上端縁熱接着部3と前記隔壁熱接着部4との間の前記側端縁熱接着部2の外縁に開封手段の一つとしての切欠6(図1上はV字状切欠)が形成されている。なお、図示はしていないが、たとえば、カレー、シチュー、スープ、ミートソース、デミグラソース等の内容物は前記側端縁熱接着部2と前記隔壁熱接着部4と前記下端縁熱接着部3’で囲まれた領域に収容されている。
FIG. 1 is a plan view schematically showing an embodiment of a packaging bag according to the present invention. FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line XX of FIG. A
次に、包装袋1の使用方法について説明する。まず、包装袋1に形成されている前記切欠6を用いて前記上端縁熱接着部3に平行に切裂いて前記上端縁熱接着部3を含む上部を取り除く。次に、切裂いた前記包装袋1の前記基体10、10’を手指で摘んで互いに乖離する方向に引き剥がすと前記切込線5の突出した中央部から剥離界面が前記基体10’の前記内層12と前記未延伸樹脂層13の間に移り〔図3(a)参照〕、さらに続けて引き剥がすと剥離界面が前記切込線5’に移って前記包装袋1が開封されて開封口が形成され〔図3(b)参照〕、この開封口を下側に向けることにより容易に内容物を取り出すことができる。この一連の開封動作において、内容物に手指が触れることがないために、手指を汚すことがなく、また、内容物が垂れることもない。
Next, the usage method of the packaging bag 1 is demonstrated. First, using the
次に、包装袋1を構成する前記基体10、10’について説明する。
前記基体10、10’の基材層11としては、包装袋1を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的等において優れた性質を有する合成樹脂製フィルムを用いることができ、たとえば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリプロピレン系等の樹脂を用いることができる。また、これらの樹脂を用いたフィルムとしては、一軸方向ないし二軸方向に延伸した延伸フィルムが好適である。この理由としては、通常、前記基材層11には印刷が施されることが多く、印刷適性が求められるからである。また、前記基材層11を構成するフィルムの厚さとしては、基本素材としての強度、剛性などについて必要最低限に保持され得る厚さであればよく、コストなどを勘案して決めればよいが概ね12〜25μm程度である。
Next, the said base |
Since the base material layer 11 of the
また、前記基体10、10’の内層12としては、熱により溶融して相互に溶着し得る熱接着性樹脂から形成された層であればよく、包装袋1に要求される物性により適宜選択して用いればよいものであるが、たとえば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンとアクリル酸との酸コポリマー、エチレンとアクリル酸エステルとのエステルコポリマー等で形成することができる。
Further, the
また、前記基体10’の未延伸樹脂層13としては、該層13と前記内層12との間の接着強度が剥離可能な強度、具体的には0.2〜5.0N/15mm巾であることが肝要である。本発明においては、基本的には前記未延伸樹脂層13と前記内層12との接着強度は前記未延伸樹脂層13に用いる樹脂と前記内層12に用いる樹脂とを異樹脂で構成し、異樹脂の接着強度で0.2〜5.0N/15mm巾となる層間強度を得ようとするものであり、前記内層12に用いる樹脂により前記未延伸樹脂層13を形成する樹脂を選択する必要があり、これらの組み合わせを一括して包括的に説明するのは困難であり、例示するとすれば、ポリエチレン層/ポリプロピレン層、ポリエチレン層/酸コポリマー層、ポリエチレン層/エステルコポリマー層、ポリプロピレン層/酸コポリマー層、ポリプロピレン層/エステルコポリマー層、あるいは、異種のポリエチレン同士や異種のポリプロピレン同士の組み合わせ等を挙げることができる。なお、上記した組み合わせは、Tダイ押出機を用いたサンドイッチラミネーション法等の積層方法により達成することができるが、2層共押出法で製造した共押出フィルムであってもよいものである。また、上記した組み合わせは、いずれを前記未延伸樹脂層13としてもよいものである。
Further, the
また、前記基体10、10’は、前記基材層11の前記内層12側や前記基材層11の表面側に、必要に応じて中間層や外層を設けてもよいものである。前記中間層としては、上記基材層11で説明した合成樹脂製フィルムやこれらにアルミニウムや酸化珪素等の無機物を蒸着したフィルム、あるいは、アルミニウム箔等を用いることができるし、また、前記外層としては、中間層と同様に上記基材層11で説明した合成樹脂製フィルムやこれらにアルミニウムや酸化珪素等の無機物を蒸着したフィルムを用いることができる。要するに包装袋に要求される性能により前記した各層を適宜設ければよいものである。また、各層の積層方法としては、サンドイッチラミネーション法、ドライラミネーション法等の周知の積層方法を適宜用いて積層すればよいものである。
The
また、前記基体10’に形成する前記切込線5、5’は、図1に示す形状に切刃が設けられたロータリーダイカッターを用いて形成することができる。そして、本発明においては、開封開始側の前記切込線5と前記隔壁熱接着部4の開封開始側端縁との間隔は1.0mm以下、好ましくは0.5mm以下、さらに好ましくは、0.2mm以下である。前記間隔が1.0mm超では開封し難くなる虞がある。そのために、前記切込線5は図1においては一条の切込線としたが、製袋時の見当ズレを考慮すると、たとえば、0.5mm間隔で複数条の切込線、具体的には三条の切込線とするのが適当であるし、また、図1のような隔壁熱接着部4であれば、突出した部分の前記切込線5を挟むように0.5mmの間隔をあけて略「へ」の字状の切込線を2本設けてもよいものである。
The cut lines 5 and 5 ′ formed on the
次に、本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳しく説明する。なお、今まで図面等の説明で用いた語句および符号を可能な限り使って説明する。 Next, the present invention will be described in more detail with reference to the following examples. It should be noted that the description will be made using as much of the terms and symbols used in the description of the drawings and the like as possible.
[基体10’の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルム〔東洋メタライジング(株)製:バリアロックス1011HGCR(商品名)〕の酸化アルミニウム蒸着面に130mmピッチで墨色の光電管マークをグラビア印刷して後に、15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルムをドライラミネーション法で積層し、続いて前記二軸延伸ナイロンフィルム面に80μm厚さの共押出フィルム〔線状低密度ポリエチレン層(30μm)/ポリプロピレン層(50μm)〕を前記ポリプロピレン層が表出するようにドライラミネーション法で積層して積層体を作製した。その後に、前記積層体の共押出フィルム側から図1に示す形状および配置で、その間隔が6mm間隔で、その先端が前記共押出フィルムの前記線状低密度ポリエチレン層に位置する切込線5、5’を光電管マークで見当を合わせながらロータリーダイカッターで形成した基体10’を作製した。なお、前記線状低密度ポリエチレン層が今まで説明した未延伸樹脂層13に相当する。
[基体10の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルム〔東洋メタライジング(株)製:バリアロックス1011HGCR(商品名)〕の酸化アルミニウム蒸着面に15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルムと80μm厚さの未延伸ポリプロピレンフィルムとを順にドライラミネーション法で積層して基体10を作製した。
[包装袋の作製]
前記基体10、10’を製袋機でコンビネーション製袋して側端縁熱接着部2が7mm幅、上端縁熱接着部3が7mm幅、隔壁熱接着部4が5mm幅の前記側端縁熱接着部2にV字状切欠6を有する図1に示す130×170mmの外寸からなる下端縁熱接着部3’が形成されていない包装袋を作製した。
[Production of Substrate 10 ']
12 μm thick biaxially stretched polyester film [manufactured by Toyo Metallizing Co., Ltd .: Barrier Rocks 1011HGCR (trade name)] was printed on the aluminum oxide vapor-deposited surface with a 130 mm pitch gravure printed, and then 15 μm thick A biaxially stretched nylon film is laminated by a dry lamination method, and then a co-extruded film [linear low density polyethylene layer (30 μm) / polypropylene layer (50 μm)] having a thickness of 80 μm is formed on the surface of the biaxially stretched nylon film. A layered product was produced by laminating by a dry lamination method so that the layer was exposed. Thereafter, a
[Production of Substrate 10]
12 μm thick biaxially stretched polyester film [Toyo Metallizing Co., Ltd .: Barrier Rocks 1011HGCR (trade name)] has a 15 μm thick biaxially stretched nylon film and an 80 μm thick unstretched polypropylene film on the aluminum oxide deposition surface. Were sequentially laminated by a dry lamination method to produce a
[Production of packaging bags]
The
[基体10’の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルムのコロナ放電処理面に130mmピッチで墨色の光電管マークをグラビア印刷して後に、7μm厚さのアルミニウム箔をドライラミネーション法で積層し、続いて前記アルミニウム箔面に80μm厚さの共押出フィルム〔線状低密度ポリエチレン層(30μm)/ポリプロピレン層(50μm)〕を前記ポリプロピレン層が表出するようにドライラミネーション法で積層して積層体を作製した。その後に、前記積層体の共押出フィルム側から図1に示す形状および配置で、その間隔が6mm間隔で、その先端が前記共押出フィルムの前記線状低密度ポリエチレン層に位置する切込線5、5’を光電管マークで見当を合わせながらロータリーダイカッターで形成した基体10’を作製した。なお、前記線状低密度ポリエチレン層が今まで説明した未延伸樹脂層13に相当する。
[基体10の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルムのコロナ放電処理面に7μm厚さのアルミニウム箔と80μm厚さの未延伸ポリプロピレンフィルムとを順にドライラミネーション法で積層して基体10を作製した。
[包装袋の作製]
前記基体10、10’を製袋機でコンビネーション製袋して側端縁熱接着部2が7mm幅、上端縁熱接着部3が7mm幅、隔壁熱接着部4が5mm幅の前記側端縁熱接着部2にV字状切欠6を有する図1に示す130×170mmの外寸からなる下端縁熱接着部3’が形成されていない包装袋を作製した。
[Production of Substrate 10 ']
Gravure printing of black phototube marks at 130 mm pitch on the corona discharge treated surface of 12 μm thick biaxially stretched polyester film, followed by laminating 7 μm thick aluminum foil by dry lamination method, followed by the aluminum foil surface A co-extruded film of 80 μm thickness [linear low density polyethylene layer (30 μm) / polypropylene layer (50 μm)] was laminated by a dry lamination method so that the polypropylene layer was exposed to prepare a laminate. Thereafter, a
[Production of Substrate 10]
A
[Production of packaging bags]
The
[基体10’の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルム〔東洋メタライジング(株)製:バリアロックス1011HGCR(商品名)〕の酸化アルミニウム蒸着面に130mmピッチで墨色の光電管マークをグラビア印刷して後に、15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルムをドライラミネーション法で積層し、続いて前記二軸延伸ナイロンフィルム面にイソシアネート系アンカー剤を塗布して後に、該アンカー剤塗布面に低密度ポリエチレンを30μm厚さにTダイ押出機で押して50μm厚さの未延伸ポリプロピレンフィルムをサンドイッチラミネーション法で積層して積層体を作製した。その後に、前記積層体の前記未延伸ポリプロピレンフィルム側から図1に示す形状および配置で、その間隔が6mm間隔で、その先端が前記低密度ポリエチレン層に位置する切込線5、5’を光電管マークで見当を合わせながらロータリーダイカッターで形成した基体10’を作製した。なお、前記低密度ポリエチレン層が今まで説明した未延伸樹脂層13に相当する。
[基体10の作製]
12μm厚さの二軸延伸ポリエステルフィルム〔東洋メタライジング(株)製:バリアロックス1011HGCR(商品名)〕の酸化アルミニウム蒸着面に15μm厚さの二軸延伸ナイロンフィルムと80μm厚さの未延伸ポリプロピレンフィルムとを順にドライラミネーション法で積層して基体10を作製した。
[包装袋の作製]
前記基体10、10’を製袋機でコンビネーション製袋して側端縁熱接着部2が7mm幅、上端縁熱接着部3が7mm幅、隔壁熱接着部4が5mm幅の前記側端縁熱接着部2にV字状切欠6を有する図1に示す130×170mmの下端縁熱接着部3’が形成されていない包装袋を作製した。
[Production of Substrate 10 ']
12 μm thick biaxially stretched polyester film [manufactured by Toyo Metallizing Co., Ltd .: Barrier Rocks 1011HGCR (trade name)] was printed on the aluminum oxide vapor-deposited surface with a 130 mm pitch gravure printed, and then 15 μm thick A biaxially stretched nylon film is laminated by the dry lamination method, and subsequently an isocyanate anchor agent is applied to the surface of the biaxially stretched nylon film, followed by T-die extrusion of low density polyethylene to a thickness of 30 μm on the anchor agent application surface. An unstretched polypropylene film having a thickness of 50 μm was pressed by a machine and laminated by a sandwich lamination method to produce a laminate. Thereafter, the
[Production of Substrate 10]
12 μm thick biaxially stretched polyester film [Toyo Metallizing Co., Ltd .: Barrier Rocks 1011HGCR (trade name)] has a 15 μm thick biaxially stretched nylon film and an 80 μm thick unstretched polypropylene film on the aluminum oxide deposition surface. Were sequentially laminated by a dry lamination method to produce a
[Production of packaging bags]
The
上記で作製した実施例1、2の包装袋に市販のレトルトカレーを開口部から充填して後に開口部を下端縁熱接着部3’で密封し、これを120℃で30分間加熱加圧殺菌処理(レトルト殺菌処理)した。また、上記で作製した実施例3の包装袋に水100mlを開口部から充填して後に開口部を下端縁熱接着部3’で密封し、95℃で30分間ボイル殺菌した。実施例1〜3のいずれの包装袋についても破袋等することなく殺菌処理することができた。 The packaging bags of Examples 1 and 2 prepared above were filled with a commercially available retort curry from the opening, and then the opening was sealed with the lower edge thermal bonding part 3 ', and this was heat sterilized at 120 ° C for 30 minutes. Treated (retort sterilization). Further, 100 ml of water was filled in the packaging bag of Example 3 produced above from the opening, and the opening was sealed with the lower edge thermal bonding part 3 'and sterilized by boiling at 95 ° C for 30 minutes. Any packaging bag of Examples 1 to 3 could be sterilized without breaking the bag.
また、実施例1〜3の包装袋について、V字状切欠6を用いて前記上端縁熱接着部3に平行に切裂いて前記上端縁熱接着部3を含む上部を取り除き、切裂いた前記包装袋1の前記基体10、10’を手指で摘んで互いに乖離する方向に引き剥がすことにより容易に開封口を形成することができ、内容物を取り出すことができた。この一連の開封作業において、手指を汚すことがなく、また、内容物が垂れることもなかった。
Moreover, about the packaging bags of Examples 1 to 3, the V-shaped
また、今までの説明においては、2種類の基体10、10’で構成した四方シールタイプ包装袋を例に挙げて説明してきたが、前記基体10’のみで構成した包装袋であってもよいし、また、四方シールタイプ包装袋に限ることはなく、本発明の包装袋は、たとえば、三方シールタイプ包装袋やスタンディングタイプ包装袋等の本発明の趣旨を逸脱しない範疇の包装袋はすべて本発明に含まれるものである。また、同様に今までの説明においては、開封手段としてV字状切欠を例に挙げて説明してきたが、開封手段としてはこれに限るものではなく、たとえば、側端縁熱接着部2の外縁に設ける傷痕であってもよいし、また、背景技術の項で例示した開封用切れ目であってもよいし、さらにまた、包装袋を構成する基体10、10’のいずれかの層に開封方向に一軸延伸した延伸フィルムを設けてもよいものであるし、これらを組み合わせたものであってもよいものである。また、必要に応じて、前記上端縁熱接着部3と前記隔壁熱接着部4との間に雄雌を咬み合わせて封止する合成樹脂製咬合具(いわゆるチャック)を設けて、開封後にこの咬合具により再封できるように構成してもよいものである。
In the above description, the four-side seal type packaging bag constituted by two kinds of
1 包装袋
2 側端縁熱接着部
3,3’ 端縁熱接着部
4 隔壁熱接着部
5,5’ 切込線
6 切欠
10,10’ 基体
11 基材層
12 内層
13 未延伸樹脂層
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JPH10264930A (en) * | 1997-03-24 | 1998-10-06 | Keihan Cellophane Kk | Package having peelable unsealing part |
JPH11165765A (en) * | 1997-12-02 | 1999-06-22 | Ueno Hiroshi | Sealed packaging bag with opening part |
JP2002337888A (en) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | Bag |
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JPH10264930A (en) * | 1997-03-24 | 1998-10-06 | Keihan Cellophane Kk | Package having peelable unsealing part |
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