JP4706818B2 - Gasket for fuel cell - Google Patents
Gasket for fuel cell Download PDFInfo
- Publication number
- JP4706818B2 JP4706818B2 JP2003170393A JP2003170393A JP4706818B2 JP 4706818 B2 JP4706818 B2 JP 4706818B2 JP 2003170393 A JP2003170393 A JP 2003170393A JP 2003170393 A JP2003170393 A JP 2003170393A JP 4706818 B2 JP4706818 B2 JP 4706818B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- separator
- contact area
- mounting groove
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims description 15
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 14
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000011799 hole material Substances 0.000 description 35
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 229920002943 EPDM rubber Polymers 0.000 description 1
- 230000000669 biting effect Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 1
- 229920001973 fluoroelastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、密封装置の一種であるガスケットに係り、更に詳しくは、燃料電池用ガスケットとして用いられるのに適したガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、燃料電池に使用されるガスケットには、様々なタイプのものが提供されているが、中でもセパレータに一体化されたガスケットは、スタックの組付作業を容易にし、コストを削減する点から有望視されている。
【0003】
図9に示すように、セパレータ51にガスケット52を一体化するには、セパレータ51に設けた装着溝53にゴム状弾性体等よりなるガスケット52を一体成形する方法が採用されている。
【0004】
しかしながら、単にセパレータ51の装着溝53にガスケット52を一体成形しただけでは、成形直後の離型時やスタックの組付時にガスケット52が装着溝53から脱落する虞がある。
【0005】
これに対して、ガスケット52の脱落を防止するには、成形前のセパレータ51の装着溝53に予め接着剤を塗布してから固定化する方法がある。
【0006】
しかしながら、接着剤を使用すると製造工数が増えるためにコスト負担が大きくなる不都合があり、また、接着剤を使用してガスケット52を完全に固定しようとすると、接着剤の塗布量が増加するために、この増加した接着剤からの不純物の溶出が問題となることがある。
【0007】
そこで、図10に示すように、セパレータ51の装着溝53の溝底部にセパレータ51の反対面51bまで貫通する貫通穴54を設けることにより、ガスケット52の脱落を防止する方法が考えられている(例えば、特許文献1または2参照)。
【0008】
しかしながら、このような貫通穴54の形成によるガスケット52の脱落防止は、同図(A)に示すように、セパレータ51の表裏両面51a,51bに同時にガスケット52を成形する場合には有効であるが、同図(B)に示すように、特にセパレータ51の片面51aのみにガスケット52を設けるタイプでは、以下のような不都合も存在する。
【0009】
(1)ガスケット52成形後に、貫通穴54内のガスケット52にヒケが発生し、これを原因として、シール性の低下を招くことがある。
(2)万一、ガスケット52とセパレータ51の接着に不具合が発生すると、貫通穴54を介してセパレータ表裏面51a,51b間でガスリークが生じることがある。
(3)セパレータ51の加工が煩雑化する。また、セパレータ51溝部の肉厚が薄くなるために、この部分に破損が生じることがある。
(4)図10(B)の片側ガスケットタイプでは、ガスケット52の反対側に貫通穴54の封止部分55が存在する。このため、別体のガスケットによってこの面51bをシールする場合、この貫通穴封止部分55とセパレータ51の異種材質面を同時にシールすることとなり、これがリーク発生の原因となることがある。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−185174号公報
【特許文献2】
特開2002−050369号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑みて、接着剤を用いることなくガスケットをセパレータに比較的強固に取り付けることができ、しかも貫通穴の形成による不都合が発生することがないガスケットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による燃料電池用ガスケットは、互いに対向する二部材である一対の燃料電池用セパレータのうちの一方のセパレータに取り付けられるとともに他方のセパレータに密接する燃料電池用ガスケットであって、前記一方のセパレータに設けた装着溝に取り付けられる取付部と前記他方のセパレータに密接するシール部とを一体に有する燃料電池用ガスケットにおいて、当該燃料電池用ガスケットは接着剤の塗布なしで前記一方のセパレータに一体成形されるものであり、前記装着溝の溝底部に、前記ガスケットと前記一方のセパレータとの接触面積を増大させる非貫通形状の接触面積拡大部を設け、前記ガスケットに、前記接触面積拡大部に充填配置される被充填部を設け、前記接触面積拡大部は、前記装着溝に沿って多数が並べられた非貫通形状の穴により形成され、かつ前記接触面積拡大部は、前記シール部から平面上ずれた位置に配置されていることを特徴とするものである。
【0013】
上記構成を備えた本発明のガスケットのように、一方のセパレータにおける装着溝の溝底部に、ガスケットと一方のセパレータとの接触面積を増大させる接触面積拡大部を設けるとともに、ガスケットに、接触面積拡大部に充填配置される被充填部を設けると、一方のセパレータとガスケットとが新たに接触面積拡大部と被充填部とにおいて接触する。したがって、上記図9のように一方のセパレータに装着溝のみを形成した場合と比較してガスケットと一方のセパレータとの接触面積を増大させることが可能となり、よってこの分、ガスケットと一方のセパレータとの接合力を増大させることが可能となる。
【0014】
また、一方のセパレータに新たに設ける接触面積拡大部は、一方のセパレータの反対面に貫通しない非貫通形状のものとして形成されるため、上記図10のように貫通穴を形成した場合に発生する種々の不都合が発生するのを未然に防止することが可能となる。
【0015】
上記接触面積拡大部は、穴状の凹部として形成され、かつシール部から平面上ずれた位置に配置される。
【0016】
尚、本発明には、以下の実施形態が含まれる。
【0017】
(A)セパレータ溝にガスケット脱落防止用のための溝底面部より深く貫通することのない複数の穴を設けたことを特徴とするセパレータ一体シール。
【0018】
(B)ガスケットを成形するセパレータ溝に、この溝底面よりも更に深く、反対面まで貫通しない穴を設け、セパレータとガスケットの接触面積の増大を図る。
【0019】
(C)上記(B)で穴を設ける場合には、穴をセパレータ溝に沿って多数配置する。穴の形は、円形穴、長穴、楕円穴または多角形穴など、どのような形の穴であっても良い。
【0020】
(D)本発明のガスケットは、射出成形などでセパレータにガスケットを一体成形する場合に、より有効な構造である。
【0021】
(E)セパレータの溝面に、従来必要とされた接着剤の塗布は特に必要とされないが、よりガスケットの接着性を出すためには、従来手法よりは少量の接着剤を塗布することにしても良い。
【0022】
(F)また、本発明の以下に示す実施例では、セパレータの片面へのガスケット形成を示しているが、セパレータの表裏両面にガスケットを設けるタイプであっても良い。
【0023】
(G)ガスケット材料は特に限定されないが、シリコーンゴム、フッ素ゴムまたはEPDM等が好適である。
【0024】
(H)上記(A)ないし(G)項によれば、セパレータとの間に接着剤を用いることなくガスケットを強固に固定することができ、よって著しく工期、工数、コスト等を削減することができる。また、ガスケットとセパレータとの接触面積が大きくなることにより、密着性、食い付き性を増大させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明するが、先ず参考例を説明する。
【0026】
図1は、本発明の参考例に係るガスケット1の断面を示している。また、図2は同ガスケット1の一部切欠した斜視図、図3は同ガスケット1の組付後(スタック組立後)の状態の断面図をそれぞれ示している。当該ガスケット1は燃料電池用ガスケットとして用いられるものであって、以下のように構成されている。
【0027】
すなわち先ず、当該ガスケット1を取り付ける取付部材(請求項1における一方のセパレータ)としての一のセパレータ2が設けられており、このセパレータ2の一面2aに当該ガスケット1が一体成形により取り付けられている。この場合、一体成形は、ガスケット1を成形するゴム成形型にセパレータ2をインサートした状態でガスケット1を射出成形等により成形するものであって、ガスケット1はその成形と同時にセパレータ2に接着される。但し、セパレータ2側に予め接着剤は塗布しないことにする。
【0028】
セパレータ2には、その一面2aに、ガスケット1を取り付けるための装着溝3が設けられており、この装着溝3は、断面矩形状に形成されるとともにガスケット1の平面配置形状に沿って長く形成されている。また、この装着溝3の溝底部には、セパレータ2とガスケット1との接触面積を増大させるための非貫通形状の接触面積拡大部4が設けられており、この接触面積拡大部4は、図2に示すように、装着溝3に沿って多数が並べられた平面円形状の穴によって形成されている。この穴状の接触面積拡大部4は、セパレータ2の反対面2bに貫通しておらず、一面2a側から見て先止まりとされている。装着溝3の断面形状や接触面積拡大部4の平面形状は上記に限られるものではない。
【0029】
また、接触面積拡大部4の幅寸法(穴の径寸法)w2は、装着溝3の幅寸法w1よりも小さく形成されており(w2<w1)、例えば実寸で0.5mm以上5mm以下、好ましくは1mm以上の大きさに形成されている。また、接触面積拡大部4のセパレータ一面2aからの深さ寸法d2は、装着溝3の深さ寸法d1よりも大きく形成されており(d2>d1)、例えば実寸で1mm以上5mm以下、好ましくは2mm以上の大きさに形成されている。
【0030】
ガスケット1は、所定のゴム状弾性体により成形されて、セパレータ2の装着溝3内に充填配置された取付部5と、この取付部5の上面側に一体成形されたリップ状のシール部6とを一体に有しており、更に取付部5の下面側に、接触面積拡大部4内に充填配置される被充填部(アンカー部とも称する)7が一体成形されている。
【0031】
上記構成のガスケット1は、上記したようにセパレータ2に対して一体成形されるが、セパレータ2の一面2aに装着溝3が設けられるとともに装着溝3の溝底部に多数の穴よりなる接触面積拡大部4が設けられているために、一体成形されると、取付部5が装着溝3の内面に接触し、更に成形圧力により装着溝3の内面に押し付けられるとともに、被充填部7が接触面積拡大部4の内面に接触し、更に成形圧力により接触面積拡大部4の内面に押し付けられる。したがって、セパレータ2に装着溝3のみを形成した場合と比較してガスケット1とセパレータ2との接触面積を増大させることが可能となるために、この分、ガスケット1とセパレータ2との接合力を増大させることが可能となる。したがって、接着剤を使用しなくてもガスケット1がセパレータ2の装着溝3から脱落しにくい構造のガスケット1を提供することができる。
【0032】
また、上記接触面積拡大部4がセパレータ2の反対面2bに貫通しない非貫通のものとして形成されているために、貫通穴を形成した場合に発生する種々の不都合が発生するのを未然に防止することができる。
【0033】
また、上記構成のガスケット1によると、図3に示したように、スタックが組み立てられてガスケット1がセパレータ2と相手側のセパレータ(請求項1における他方のセパレータ)8との間で弾性的に圧縮されたときに、図上矢印の向きの押付け力が発生する(接触面積拡大部4内でガスケット1が広がるように応力がかかる)ために、被充填部7が接触面積拡大部4の内面(側面)に強く押し付けられる。したがって、被充填部7に、抜け止めのための所謂アンカー効果が発揮されるために、これによってもガスケット1がセパレータ2の装着溝3から脱落するのを有効に防止することができる。
【0034】
尚、上記参考例において、接触面積拡大部4はこれを円形穴としたが、そのほか例えば、以下のようなものとしても良い。
【0035】
(A)長穴、楕円穴または多角形穴とする。
【0036】
(B)穴に代えて、図4に示すように、装着溝3に沿って延びる溝状とする。
【0037】
(C)穴であるか溝であるかにかかわらず、図5に示すように、接触面積拡大部4の底面部に微細な凹凸9を設けて、これによりアンカー効果を拡大する。
【0038】
(D)穴であるか溝であるかにかかわらず、図6に示すように、接触面積拡大部4の底面部の幅寸法(円形穴の場合はその径寸法)w 3 を開口部の幅寸法(円形穴の場合はその径寸法)w 4 よりも幅広に形成して、これによりアンカー効果を拡大する。
【0039】
(E)穴であるか溝であるかにかかわらず、図7に示すように、接触面積拡大部4の底面部中央に凸部10を設ける。このように凸部10を設けると、図3で説明したガスケット1圧縮時の接触面積拡大部4内面(側面)への押付け力を増大させることができる。
【0040】
上記各図に示した接触面積拡大部4は何れもシール部6の直下位置に設けられているが、本発明の実施例に係る図8では、上記参考例の構成に加えて、特に、接触面積拡大部4がシール部6からずらすように配置されている。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、以下の効果を奏する。
【0042】
すなわち、上記構成を備えた本発明の燃料電池用ガスケットにおいては、一方のセパレータにおける装着溝の溝底部に、ガスケットと一方のセパレータとの接触面積を増大させる接触面積拡大部が設けられるとともに、ガスケットに、接触面積拡大部に充填配置される被充填部が設けられているために、一方のセパレータとガスケットとが新たに接触面積拡大部と被充填部とにおいて接触する。当該ガスケットは、接着剤の塗布なしで一方のセパレータに一体成形されるものである。接触面積拡大部は、装着溝に沿って多数が並べられた穴により形成されている。したがって、一方のセパレータに装着溝のみを形成した場合と比較してガスケットと一方のセパレータとの接触面積を増大させることが可能となるために、この分、ガスケットと一方のセパレータとの接合力を増大させることが可能となる。したがって、接着剤を使用しなくてもガスケットが一方のセパレータの装着溝から脱落しにくい構造のガスケットを提供することができる。
【0043】
また、接触面積拡大部が一方のセパレータの反対面に貫通しない非貫通形状のものとして形成されているために、貫通穴を形成した場合に発生する種々の不都合が発生するのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例に係るガスケットの断面図
【図2】 同ガスケットの一部切欠した斜視図
【図3】 同ガスケットの組付後の状態を示す断面図
【図4】 他の参考例に係るガスケットの一部切欠した斜視図
【図5】 他の参考例に係るガスケットの断面図
【図6】 他の参考例に係るガスケットの断面図
【図7】 他の参考例に係るガスケットの断面図
【図8】 本発明の実施例に係るガスケットの断面図
【図9】 従来例に係るガスケットの断面図
【図10】 (A)(B)ともそれぞれ他の従来例に係るガスケットの断面図
【符号の説明】
1 ガスケット
2 セパレータ(一方のセパレータ)
2a 一面
2b 反対面
3 装着溝
4 接触面積拡大部
5 取付部
6 シール部
7 被充填部
8 セパレータ(他方のセパレータ)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gasket which is a kind of sealing device, and more particularly to a gasket suitable for being used as a gasket for a fuel cell.
[0002]
[Prior art]
For example, there are various types of gaskets used in fuel cells. Among them, gaskets integrated with separators are promising because they facilitate stack assembly and reduce costs. Is being viewed.
[0003]
As shown in FIG. 9 , in order to integrate the
[0004]
However, if the
[0005]
On the other hand, in order to prevent the
[0006]
However, the use of an adhesive has the disadvantage of increasing the number of manufacturing steps and the cost burden, and if the adhesive is used to completely fix the
[0007]
Therefore, as shown in FIG. 10 , a method of preventing the
[0008]
However, the prevention of the
[0009]
(1) After molding of the
(2) If a problem occurs in the adhesion between the
(3) The processing of the
(4) In the one-side gasket type of FIG. 10B, the
[0010]
[Patent Document 1]
JP 2001-185174 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-0500369
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above, the present invention has an object to provide a gasket in which a gasket can be attached to a separator relatively firmly without using an adhesive, and inconvenience due to formation of a through hole does not occur. To do.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, a fuel cell gasket according to
[0013]
Like the gasket of the present invention having the above-described configuration, a contact area expanding portion for increasing the contact area between the gasket and one separator is provided at the bottom of the mounting groove in one separator, and the contact area is expanded in the gasket. When the filling portion to be filled and arranged in the portion is provided, one separator and the gasket are newly brought into contact with each other at the contact area expanding portion and the filling portion. Therefore, it is possible to increase the contact area between the gasket and one separator as compared with the case where only one mounting groove is formed in one separator as shown in FIG. It becomes possible to increase the bonding force.
[0014]
Further, the contact area enlarged portion newly provided in one separator is formed as a non-penetrating shape that does not penetrate through the opposite surface of one separator, and therefore occurs when a through hole is formed as shown in FIG. It is possible to prevent various inconveniences from occurring.
[0015]
The contact area enlarged portion is formed as a hole-shaped recess and is disposed at a position shifted on the plane from the seal portion .
[0016]
The present invention includes the following embodiments.
[0017]
(A) A separator integrated seal, wherein a plurality of holes that do not penetrate deeper than the bottom surface of the groove for preventing the gasket from dropping off are provided in the separator groove.
[0018]
(B) The separator groove for molding the gasket is provided with a hole that is deeper than the bottom surface of the groove and does not penetrate to the opposite surface, thereby increasing the contact area between the separator and the gasket.
[0019]
(C) When providing holes in (B) above, a number of holes are arranged along the separator grooves. The shape of the hole may be any shape such as a circular hole, a long hole, an elliptical hole, or a polygonal hole.
[0020]
(D) The gasket of the present invention has a more effective structure when the gasket is integrally formed with the separator by injection molding or the like.
[0021]
(E) It is not particularly necessary to apply the adhesive which has been conventionally required to the groove surface of the separator, but in order to obtain more gasket adhesiveness, a smaller amount of adhesive than the conventional method is applied. Also good.
[0022]
(F) Moreover, in the Example shown below of this invention, although the gasket formation to the single side | surface of a separator is shown, the type which provides a gasket on the front and back both surfaces of a separator may be sufficient.
[0023]
(G) The gasket material is not particularly limited, but silicone rubber, fluororubber, EPDM, or the like is preferable.
[0024]
(H) According to the above items (A) to (G), the gasket can be firmly fixed without using an adhesive between the separator, and thus the construction period, man-hours, cost, etc. can be significantly reduced. it can. Moreover, adhesion and biting property can be increased by increasing the contact area between the gasket and the separator.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, reference examples will be described .
[0026]
FIG. 1 shows a cross section of a
[0027]
That is, first, one
[0028]
The
[0029]
Further, the width (diameter of the hole) w 2 of the contact
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
Further, since the contact area enlarged
[0033]
Further, according to the
[0034]
In the reference example described above, the contact
[0035]
(A) A long hole, an elliptical hole, or a polygonal hole.
[0036]
(B) Instead of a hole, as shown in FIG. 4, a groove shape extending along the mounting
[0037]
(C) Regardless of whether it is a hole or a groove, as shown in FIG. 5,
[0038]
(D) Regardless of whether it is a hole or a groove, as shown in FIG. 6, the width dimension of the bottom surface of the contact area enlarged portion 4 (the diameter dimension in the case of a circular hole) w 3 is the width of the opening. It is formed wider than the dimension (in the case of a circular hole, its diameter dimension) w 4 , thereby expanding the anchor effect.
[0039]
(E) Regardless of whether it is a hole or a groove, as shown in FIG. 7, the
[0040]
Each of the contact
[0041]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects.
[0042]
That is, in the fuel cell gasket of the present invention having the above-described configuration, a contact area expanding portion for increasing the contact area between the gasket and one separator is provided at the groove bottom of the mounting groove in one separator, and the gasket. In addition, since the filled portion to be filled and arranged in the contact area enlarged portion is provided, one separator and the gasket are newly brought into contact with each other in the contact area enlarged portion and the filled portion. The gasket is integrally formed with one separator without application of an adhesive. The contact area enlarged portion is formed by a hole in which a large number are arranged along the mounting groove. Therefore, since it is possible to increase the contact area between the gasket and one separator as compared with the case where only one mounting groove is formed in one separator, the bonding force between the gasket and one separator is increased accordingly. It can be increased. Therefore, it is possible to provide a gasket having a structure in which the gasket does not easily fall off from the mounting groove of one separator without using an adhesive.
[0043]
Further, since the contact area enlarged portion is formed as a non-penetrating shape that does not penetrate the opposite surface of one separator, various problems that occur when a through hole is formed can be prevented. be able to.
[Brief description of the drawings]
Figure 1 is a sectional view showing a state after a cross-sectional view of the gasket [2] view perspective of the notch portion of the gasket 3] with the same gasket set according to a reference example FIG. 4 to another reference example section of the gasket according to partially cut the perspective view FIG. 5 another cross-sectional view FIG. 7 another reference example of the gasket according to the sectional view Figure 6 another reference example of the gasket according to a reference example of the gasket according FIG . 8 is a sectional view of a gasket according to an embodiment of the present invention. FIG . 9 is a sectional view of a gasket according to a conventional example. FIG. 10 is a sectional view of a gasket according to another conventional example. [Explanation of symbols]
1
2a one
Claims (1)
当該燃料電池用ガスケット(1)は接着剤の塗布なしで前記一方のセパレータ(2)に一体成形されるものであり、
前記装着溝(3)の溝底部に、前記ガスケット(1)と前記一方のセパレータ(2)との接触面積を増大させる非貫通形状の接触面積拡大部(4)を設け、前記ガスケット(1)に、前記接触面積拡大部(4)に充填配置される被充填部(7)を設け、
前記接触面積拡大部(4)は、前記装着溝(3)に沿って多数が並べられた非貫通形状の穴により形成され、
かつ前記接触面積拡大部(4)は、前記シール部(6)から平面上ずれた位置に配置されていることを特徴とする燃料電池用ガスケット。A fuel cell gasket (1) is attached to one separator (2) of a pair of fuel cell separators (2) (8), which are two members facing each other, and is in close contact with the other separator (8). Thus, a gasket for a fuel cell that integrally has an attachment portion (5) attached to a mounting groove (3) provided in the one separator (2) and a seal portion (6) in close contact with the other separator (8). In (1),
The fuel cell gasket (1) is integrally formed with the one separator (2) without application of an adhesive.
A non-penetrating contact area expanding portion (4) for increasing the contact area between the gasket (1) and the one separator (2) is provided at the groove bottom of the mounting groove (3), and the gasket (1) The portion to be filled (7) to be filled in the contact area enlarged portion (4) is provided,
The contact area enlarged portion (4) is formed by a non-through hole in which a large number are arranged along the mounting groove (3) ,
And the said contact area expansion part (4) is arrange | positioned in the position which shifted | deviated on the plane from the said seal part (6) , The gasket for fuel cells characterized by the above-mentioned.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003170393A JP4706818B2 (en) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | Gasket for fuel cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003170393A JP4706818B2 (en) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | Gasket for fuel cell |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005003181A JP2005003181A (en) | 2005-01-06 |
JP4706818B2 true JP4706818B2 (en) | 2011-06-22 |
Family
ID=34095201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003170393A Expired - Fee Related JP4706818B2 (en) | 2003-06-16 | 2003-06-16 | Gasket for fuel cell |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4706818B2 (en) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7121556B2 (en) * | 2004-04-07 | 2006-10-17 | Freudenberg-Nok General Partnership | Molded plastic gasket |
JP4896508B2 (en) * | 2005-12-14 | 2012-03-14 | 内山工業株式会社 | Seal structure between components for fuel cell |
JP5128068B2 (en) * | 2005-12-19 | 2013-01-23 | 本田技研工業株式会社 | Fuel cell seal structure |
JP4651577B2 (en) * | 2006-04-21 | 2011-03-16 | デンヨー株式会社 | Seal packing structure for pressure space |
AU2008323604B2 (en) * | 2007-11-12 | 2013-08-01 | Clipsal Australia Pty Ltd | Electric switch unit |
JP2009168179A (en) * | 2008-01-17 | 2009-07-30 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | Spigot type pipe joint |
JP5314896B2 (en) * | 2008-01-30 | 2013-10-16 | Jfe継手株式会社 | Plug-in fittings |
WO2009145102A1 (en) | 2008-05-28 | 2009-12-03 | 株式会社ブリヂストン | Mold for foam molding and foam molding method |
CN202971892U (en) * | 2009-05-08 | 2013-06-05 | Nok株式会社 | Waterproof structure of opening-closing part of device enclosure |
JP5354368B2 (en) * | 2009-08-28 | 2013-11-27 | Nok株式会社 | Method for manufacturing gasket structure |
JP6081272B2 (en) * | 2013-04-02 | 2017-02-15 | 小島プレス工業株式会社 | Seal structure |
JP2014238055A (en) | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 株式会社デンソー | Hydraulic valve timing adjusting device |
JP6268362B2 (en) * | 2013-12-11 | 2018-01-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Manufacturing method of fuel cell member |
WO2016163158A1 (en) * | 2015-04-09 | 2016-10-13 | Nok株式会社 | Gasket and manufacturing method for same |
JP6629066B2 (en) * | 2015-04-09 | 2020-01-15 | Nok株式会社 | Gasket and manufacturing method thereof |
JP6495106B2 (en) * | 2015-06-04 | 2019-04-03 | Nok株式会社 | Gasket and manufacturing method thereof |
JP6673678B2 (en) | 2015-12-03 | 2020-03-25 | Nok株式会社 | Gasket with carrier film and method of manufacturing the same |
WO2017110730A1 (en) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | Nok株式会社 | Gasket, method for producing same, and method for handling same |
WO2017195489A1 (en) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | Nok株式会社 | Gasket and method for mounting same |
JP6721415B2 (en) * | 2016-05-27 | 2020-07-15 | 株式会社日立製作所 | Radiation measuring device |
US10453727B2 (en) * | 2016-11-10 | 2019-10-22 | Applied Materials, Inc. | Electronic device manufacturing load port apparatus, systems, and methods |
EP3348885B1 (en) * | 2017-01-16 | 2019-12-11 | VAT Holding AG | Seal of a vacuum valve and method of manufacturing the seal |
JP6846983B2 (en) * | 2017-05-17 | 2021-03-24 | 三菱電線工業株式会社 | Gate seal structure for semiconductor manufacturing equipment and its manufacturing method |
US11525511B2 (en) | 2017-06-06 | 2022-12-13 | Nok Corporation | Film-integrated gasket having a gasket support with a recess formed therein |
JP6774458B2 (en) * | 2018-05-30 | 2020-10-21 | 三菱電線工業株式会社 | Composite seal structure |
JP6716646B2 (en) * | 2018-08-03 | 2020-07-01 | キヤノン株式会社 | Radiography device |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812807U (en) * | 1971-06-23 | 1973-02-13 | ||
JPS5642763A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-21 | Sanshin Ind Co Ltd | Seal member |
JPS6077754U (en) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | 日産ディーゼル工業株式会社 | Internal combustion engine rocker cover gasket |
JPS61183598U (en) * | 1985-05-08 | 1986-11-15 | ||
JPS63158248U (en) * | 1987-04-03 | 1988-10-17 | ||
JPH0622663U (en) * | 1992-08-27 | 1994-03-25 | エヌオーケー株式会社 | Sealing device |
JP2000356267A (en) * | 1999-04-12 | 2000-12-26 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | Low load seal |
JP2001185174A (en) * | 1999-01-13 | 2001-07-06 | Nok Corp | Gasket for fuel cell and method of molding the same |
JP2001322141A (en) * | 2000-05-17 | 2001-11-20 | Uchiyama Mfg Corp | Method for molding cover and gasket |
JP2002050369A (en) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Nok Corp | Fuel cell separator |
-
2003
- 2003-06-16 JP JP2003170393A patent/JP4706818B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4812807U (en) * | 1971-06-23 | 1973-02-13 | ||
JPS5642763A (en) * | 1979-09-14 | 1981-04-21 | Sanshin Ind Co Ltd | Seal member |
JPS6077754U (en) * | 1983-10-31 | 1985-05-30 | 日産ディーゼル工業株式会社 | Internal combustion engine rocker cover gasket |
JPS61183598U (en) * | 1985-05-08 | 1986-11-15 | ||
JPS63158248U (en) * | 1987-04-03 | 1988-10-17 | ||
JPH0622663U (en) * | 1992-08-27 | 1994-03-25 | エヌオーケー株式会社 | Sealing device |
JP2001185174A (en) * | 1999-01-13 | 2001-07-06 | Nok Corp | Gasket for fuel cell and method of molding the same |
JP2000356267A (en) * | 1999-04-12 | 2000-12-26 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | Low load seal |
JP2001322141A (en) * | 2000-05-17 | 2001-11-20 | Uchiyama Mfg Corp | Method for molding cover and gasket |
JP2002050369A (en) * | 2000-08-04 | 2002-02-15 | Nok Corp | Fuel cell separator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005003181A (en) | 2005-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4706818B2 (en) | Gasket for fuel cell | |
JP2000249229A (en) | Sealing mechanism for large area thin type parts | |
JP3952139B2 (en) | Fuel cell | |
US8986902B2 (en) | Fuel cell constituent part and manufacturing method thereof | |
JP5013137B2 (en) | Manufacturing method of gasket for fuel cell | |
JP2004150949A (en) | Elastic member for attaching sensor, and sensor device using the same | |
EP1315168B1 (en) | Cover gasket for hard disk device | |
JP4502135B2 (en) | Fuel cell separator | |
EP1906476A1 (en) | Seal structure for fuel cell and method for producing same | |
JP2001338673A (en) | Fuel cell separator assembly seal structure | |
JP4099648B2 (en) | Gasket for fuel cell | |
JP5743413B2 (en) | Fuel cell gasket mounting structure | |
JP4424457B2 (en) | Fuel cell separator | |
JP2004360717A (en) | Gasket | |
JP4337394B2 (en) | Fuel cell | |
JP2003222244A (en) | Seal packing and sealing structure for parts of intake system | |
JP4492770B2 (en) | Fuel cell separator adhesive seal structure | |
JP4292924B2 (en) | gasket | |
JP2002134129A (en) | Separator for fuel cell | |
JP4941640B2 (en) | Valve seal structure | |
JP2002289223A (en) | Solid polymer electrolyte film fuel cell | |
JP4400703B2 (en) | Fuel cell components | |
JP2004063295A (en) | Constituent component for fuel cell | |
JP2024504841A (en) | Electrode module for redox flow cell, its assembly method and redox flow cell | |
JP6640343B2 (en) | How to handle gaskets |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060307 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081015 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100602 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110216 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4706818 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |