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JP4702512B2 - ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末及び該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体 - Google Patents

ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末及び該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体 Download PDF

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Description

本発明は、1次粒子の粒子サイズが小さく、しかも、分散性に優れたハイドロタルサイト類化合物粒子粉末、及び該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体を提供することを目的とする。本発明に係る水系分散体は、例えば水系塗装顔料、ハニカム型触媒体などの触媒あるいは触媒前駆体、その他の塗工材料への応用展開が容易となる。
周知の通り、層状化合物には、粘土鉱物等の他、種々の化合物が存在するが、その内、ハイドロタルサイト等の層状複水酸化物(Layered Double Hydroxide)は、層間に種々のイオンや分子等を挿入できる構造を有しているのでアニオン交換機能を発現させることができる。
一般に、ハイドロタルサイトの構造は、下記化学式のとおりである。
〔M2+ 1−x3+ (OH) 〔An x/n・yHO〕
2+は、Mg2+、Co2+、Ni2+、Zn2+などの二価金属イオン、
3+は、Al3+、Fe3+、Cr3+などの三価金属イオン、
Anは、OH、Cl、CO 2−、SO 2−などのn価の陰イオン、
xは一般に0.2〜0.33の範囲である。
ハイドロタルサイトは、そのアニオン交換機能を生かした様々な用途への展開、例えば、イオン交換材、吸着剤、脱臭剤等の用途に使用されてきた。また、ポリエチレン、ポリプロピレン及び塩素含有樹脂(代表例として、塩化ビニル樹脂)等の樹脂・ゴムの安定剤、更には、塗料、各種触媒、農業用フィルム、インキなど多種多様な用途に用いられている。
ハイドロタルサイトの製造法としては、基本層を構成する二価金属イオン及び三価金属イオンとを含む金属塩水溶液と、中間層を構成する炭酸イオンを含む炭酸塩水溶液とを混合して、温度、pH値等を制御して共沈反応により得る方法が一般的である。また、常圧での反応以外にも、オートクレーブを使用しての水熱反応により得る方法も知られている。
前記各種用途にハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を用いる場合、ハイドロタルサイトの有する機能を発揮するためには1次粒子サイズが小さく、しかも、容易に分散できることが要求されている。
従来、樹脂中での分散性向上のために、板面径の大きなハイドロタルサイト類化合物粒子粉末が検討されている(特許文献1乃至5)。
特開2000−47633号公報 特開2000−290451号公報 特開2000−290452号公報 特開2001−164042号公報 特開2002−293535号公報
1次粒子サイズが小さく、しかも、容易に分散できるハイドロタルサイト類化合物粒子粉末は、現在最も要求されているところであるが、未だ得られていない。
即ち、前記特許文献1乃至5記載の技術は、粒子サイズが大きなハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を得るものであり、1次粒子サイズが小さく、しかも、分散性、殊に水溶液中での分散性に優れるとは言い難いものである。
そこで、本発明は、1次粒子サイズが小さく、しかも、分散性にすぐれたハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を提供することを技術課題とする。
前記技術的課題は、次の通りの本発明によって達成できる。
即ち、本発明は、ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径が10〜100nmであってアスペクト比が1〜50であり、当該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の金属モルに対して0.01〜2.5mol%に相当するTi、Zr、Ce及びWから選ばれる一種又は二種以上の元素を含有することを特徴とするハイドロタルサイト類化合物粒子粉末である。
また、本発明は、前記ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水分散体であって、水溶液中でのハイドロタルサイト類化合物粒子の平均2次粒子径(D50)が10nm〜1000nmであることを特徴とする水系分散体である。
また、本発明は、前記水系分散体中に、リン酸含有親水性ポリマーがハイドロタルサイト類化合物粒子粉末に対して0.05〜50wt%含有することを特徴とする請求項2記載の水系分散体である。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子粉末は、1次粒子の粒子サイズが小さく、しかも、水系分散体中で優れた分散性を有しているので、触媒への応用を始めとして各種塗工材料に好適である。また各種練り込み体中における高分散化も期待できる。
本発明の構成をより詳しく説明すれば次の通りである。
先ず、本発明に係るハイドロタルサイト類化合物について述べる。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子は、平均板面径が10〜100nmであってアスペクト比(板面径/厚み)が1.0〜50である。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径が10nm未満の場合、ハイドロタルサイト類化合物粒子は凝集力が強く分散性が十分とは言い難い。100nmを超える場合には、塗布した場合にムラが発生しやすくなってしまう。好ましくは12〜100nm、より好ましくは12〜98nmである。
1次粒子のアスペクト比が50を超えるハイドロタルサイト類化合物粒子は工業的に製造することが困難である。好ましくは1.0〜40、より好ましくは1.2〜30である。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子のBET比表面積値は40〜300m/gが好ましい。40m/g未満では塗布した場合にムラが発生しやすくなってしまう。300m/gを超える場合には、凝集力が強く分散性が十分とは言い難い。より好ましくは45〜290m/g、更により好ましくは50〜280m/gである。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物は、主にLi、Mg、Ca、Al、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Cr、Mn、希土類、貴金属から選ばれる2種類以上の元素の組み合わせより構成され、さらにTi、Zr、Ce、Wのいずれかの元素を含有する。Ti、Zr、Ce及びWの元素の含有量は、ハイドロタルサイト類化合物を構成する全金属のうちTi、Zr、Ce及びWを除いた金属の合計モルに対して0.01〜2.5mol%である。Ti、Zr、Ce及びWの含有量が0.01mol%未満の場合には、アスペクト比の大きな粒子が生成してしまう。2.5mol%までの添加によって効果が飽和するので、必要以上に添加する意味がない。好ましくは0.02〜2.0mol%、より好ましくは0.05〜1.8mol%である。
次に、本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の製造法について述べる。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子粉末は、アニオンを含有したアルカリ性水溶液と、Li、Mg、Ca、Al、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Cr、Mn、希土類、貴金属から選ばれる2種類以上の元素の組み合わせのそれぞれの塩とTi、Zr、Ce、Wのいずれかの元素の塩を溶解混合した水溶液とを混合し、pH値が8.0〜14.0の範囲の混合溶液とした後、該混合溶液を50〜100℃の温度範囲で熟成して得られる。
Ti、Zr、Ce、Wのいずれかの元素の塩の添加割合は、ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末中の前記Ti、Zr、Ce及びWの含有量となるように添加すればよい。
ハイドロタルサイト類化合物を生成する時に添加するアニオンとしては例えば、炭酸、硝酸、塩素、硫酸などやアニオン性有機化合物でも良い。希土類は、Ceを除いた6−III族を意味する。貴金属としては例えば、Au、Pt、Pd、Ir、Ru、Re、Ag、Rh、Sn、Inなどの元素を示す。
pHが8.0未満ではTi、Zr、Ce又はWの機能を十分に発揮することが困難であり、適度なアスペクト比を有するハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を得ることが困難となる。好ましくは8.5〜14.0、より好ましくは8.5〜13.5である。
熟成温度が50℃未満では所望の粒子サイズとアスペクト比の粒子が得られない。100℃以上では1次粒子径が大きくなりすぎるため、分散不良が懸念される。好ましくは50〜98℃である。
なお、ハイドロタルサイト類化合物の生成反応のエージング時間は特に限定はしないが、例えば2〜24時間である。24時間を超えると工業的に有利ではない。
なお、ハイドロタルサイト類化合物粒子中に、Fe、Ni、貴金属等の金属を含有する場合には、各種用途に応じた高機能のハイドロタルサイト類化合物粒子粉末が得られる。
次に、本発明に係る水系分散体について述べる(本発明2又は3)。
本発明に係る水系分散体は、本発明1のハイドロタルサイト類化合物粒子を含有するとともに、リン酸含有親水性ポリマーを含有する。
リン酸含有親水性ポリマーがハイドロタルサイト類化合物に対して0.05〜50wt%添加されることで分散溶液の粘度が100mPaS以下となり、水系分散体の取り扱いが容易となる。リン酸含有親水性ポリマーの添加量が0.05wt%未満では水溶液中でのハイドロタルサイト類化合物2次粒子径を1000nm未満にできない。50wt%を超えても効果は変わらない。好ましくは0.05〜40wt%、より好ましくは0.07〜20wt%である。

添加するリン酸含有親水性ポリマーとしては、下記した化学式(1)の化合物及び該化合物の縮合ポリマーを指す。
Figure 0004702512
ここで、MはH、Na、K、Mg、Caから選ばれるいずれかの元素である。またRはC2以上炭化水素化合物を表す。
本発明に係る水系分散体中でのハイドロタルサイト類化合物粒子の平均2次粒子径(D50)は10nm〜1000nmであり、凝集粒子径が小さく分散性に優れている。平均2次粒子径が1000nmを超える場合には、大きな凝集粒子が存在し、分散性が低下する。好ましくは900nm以下であり、より好ましくは800nm以下である。
本発明に係る水系分散体中でのハイドロタルサイト類化合物粒子において、ハイドロタルサイト類化合物の全体積を100%として累積体積で表した粒子径を求めたときの累積割合が1%となる点の粒子径(D1)は1nm〜500nmが好ましい。本発明に係る水系分散体中でのハイドロタルサイト類化合物粒子において、ハイドロタルサイト類化合物の全体積を100%として累積体積で表した粒子径を求めたときの累積割合が99%となる点の粒子径(D99)は50nm〜5000nmが好ましい。
本発明に係る水系分散体の粘度は150mPaS以下が好ましく、150mPaSを超える場合には、分散性に優れるとは言い難い。より好ましくは1〜120mPaSである。
次に、本発明に係る水系分散体の製造方法について述べる。
前記ハイドロタルサイト類化合物粒子の生成反応を行った後、ハイドロタルサイト類化合物粒子を含有する水懸濁液に、リン酸含有親水性ポリマーを添加して、混合することによって得られる。
上記のようにして得られた水系分散体は、使用する各用途に合わせて粘度や固形分量を変化させることができる。
<作用>
本発明において、Ti、Zr、Ce及びWから選ばれる元素を含有することによって、1次粒子の粒子サイズが小さく、適度なアスペクト比を有するハイドロタルサイト類化合物粒子粉末が得られる。
ハイドロタルサイト類化合物は中性からアルカリ性の水溶液中で安定に存在できる。しかし、このようなpH下ではハイドロタルサイト類化合物粒子は凝集する傾向を示す。ハイドロタルサイト類化合物にリン酸含有親水性ポリマーを添加することによって、リン酸含有親水性ポリマーのP=O結合が開裂し、ハイドロタルサイト類化合物の表面のOH基と結合することで凝集状態を緩和する。さらに、リン酸含有親水性ポリマーにはOM基が存在するため親水性に保たれ、ポリマー中のR基が立体障害となり再凝集を抑制するものと本発明者は、推測している。本発明の水系分散体は、ハニカム等に塗布し熱処理することで触媒として使用することも可能である。
本発明の代表的な実施の形態は次の通りである。
ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の板面径は、「電子顕微鏡写真TEM1200EX(日本電子株式会社製)」(加速電圧:100kV)を使用し、測定した数値の平均値で示したものである。
上記電子顕微鏡を用いて測定した板面径とハイドロタルサイト類化合物の厚みより、板面径/厚みからアスペクト比を求めた。ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の粒子の厚みは、「X線回折装置RINT−2500(理学電機(株)製)」(管球:Cu、管電圧:40kV、管電流:300mA、ゴニオメーター:広角ゴニオメーター、サンプリング幅:0.020°、走査速度:2°/min、発散スリット:1°、散乱スリット:1°、受光スリット:0.50mm)を使用し、ハイドロタルサイト類化合物粒子の(006)結晶面の回折ピーク曲線から、シェラーの式を用いて計算した値で示したものである。
ハイドロタルサイト類化合物に含まれる元素の含有量は、該ハイドロタルサイト類化合物を酸で溶解し、「プラズマ発光分光分析装置 SPS4000(セイコー電子工業(株))」で測定して求めた。
BET比表面積値は、窒素によるB.E.T.法により測定した。
ハイドロタルサイト類化合物の水系分散体の動的な2次粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置「日本電子株式会社製HELOS」(測定レンジ:0.25μm〜87.5μm)を用いて、動的光散乱法により測定した。また分散が良好な水系分散体については、静的な2次粒子径を、濃厚系粒径アナライザー「大塚電子株式会社製FPAR−1000」(測定レンジ:3nm〜5μm)を用いて、静的光散乱法により測定した。
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物の水系分散体の2次粒子径は、D1(ハイドロタルサイト類化合物粒子の全体積を100%として累積体積で表した粒子径を求めたときの累積割合が1%となる点)、D50(平均2次粒子径:ハイドロタルサイト類化合物粒子の全体積を100%として累積体積で表した粒子径を求めたときの累積割合が50%となる点)、D99(ハイドロタルサイト類化合物粒子の全体積を100%として累積体積で表した粒子径を求めたときの累積割合が99%となる点)を求めた。
水系分散体の粘度は、25℃において「E型粘度計TVE−30H」(東機産業株式会社製)を用いて測定し、ずり速度D=1.92sec−1における値で示した。
<ハイドロタルサイト類化合物粒子の合成>
実施例1
NaOH 479ml(14mol/L)とNaCO 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO7HO 184.8gとAl(SO8HO 72.93gとNiSO6HO 39.43gとTiOSOnHO 1.175gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で24時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは13.2で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は、前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルの合計mol数に対して0.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は95nmであってアスペクト比は3.6であり、BET比表面積値は54.3m/gであった。ICP分析の結果Tiは0.52mol%であった。
実施例2
NaOH 479ml(14mol/L)とNaCO 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO7HO 184.8gとAl(SO8HO 72.93gとPdClnHO 26.60gとTiOSOnHO 2.350gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.6で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記パラジウムの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は60nmであってアスペクト比は8.5であり、BET比表面積値は95.2m/gであった。ICP分析の結果Tiは1.12mol%であった。
実施例3
NaOH 296.4ml(14mol/L)とNaCO 11.13gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl6HO 182.9gとAlCl6HO 56.27gとCoCl6HO 52.69gとCeCl7HO 4.471gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を65℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは10.2で、金属塩溶液に添加するセリウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記コバルトの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は25nmであってアスペクト比は2.0であり、BET比表面積値は215.8m/gであった。ICP分析の結果Ceは1.06mol%であった。
実施例4
NaOH 457.1ml(14mol/L)とNaCO 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl6HO 243.9gとAlCl6HO 48.29g、RuClnHO 41.48gとZrOCl8HO 4.125gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ルテニウムの合計mol数に対して0.8mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は47nmであってアスペクト比は3.1であり、BET比表面積値は109.4m/gであった。ICP分析の結果Zrは0.81mol%であった。
実施例5
NaOH 171.4ml(14mol/L)とNaCO 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO7HO(Ca) 113.3gとAl(SO8HO 48.62gとNiSO6HO 36.79gとZr(SO4HO 2.843gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を50℃で4時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは8.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は15nmであってアスペクト比は5.7であり、BET比表面積値は289.3m/gであった。ICP分析の結果Zrは1.04mol%であった。
実施例6
NaOH 478.6ml(14mol/L)とNaCO 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、Mg(NO6HO 192.3gとAl(NO9HO 112.5gとCu(NO3HO 37.45gとZrO(NO2HO 4.811gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記銅との合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は80nmであってアスペクト比は21.1であり、BET比表面積値は65.8m/gであった。ICP分析の結果Zrは1.57mol%であった。
実施例7
NaOH 471.4ml(14mol/L)とNaCO 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl6HO 203.3gとAlCl6HO 48.29gとNiCl6HO 46.54gとFeNO9HO 56.2gとZrOCl8HO 5.156gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.6で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルと前記鉄との合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は41nmであってアスペクト比は7.8であり、BET比表面積値は162.4m/gであった。ICP分析の結果Zrは1.02mol%であった。
実施例8
実施例7においてエージングを60℃で4時間とした。金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルと前記鉄との合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は18nmであってアスペクト比は1.2であり、BET比表面積値は280.3m/gであった。ICP分析の結果Zrは1.58mol%であった。
実施例9
NaOH 685.7ml(14mol/L)とNaCO 29.68gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO7HO 295.68gとAl(SO8HO 97.24gとTiOSOnHO 4.7gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を70℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.8で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムの合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は55nmであってアスペクト比は4.5であり、BET比表面積値は134.1m/gであった。ICP分析の結果Tiは1.53mol%であった。
実施例10
NaOH 335.7ml(14mol/L)とし、Ti塩に代えてZr塩を用い、エージングを70℃で6時間行った以外は、実施例1と同様にして反応した。このときの反応溶液のpHは11.6であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は55nmであってアスペクト比は4.1であり、BET比表面積値は105.2m/gであった。ICP分析の結果Zrは0.52mol%であった。
比較例1
NaOH 621.4ml(14mol/L)とNaCO 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO7HO 206.9gとAl(SO8HO 72.93gとCoCl6HO 12.97gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で20時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.8であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は105nmであってアスペクト比は42.4であり、BET比表面積値は62.1m/gであった。
比較例2
NaOH 407.1ml(14mol/L)とNaCO 20.18gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl7HO 152.46gとAlCl8HO 72.429gとCoCl6HO 33.51gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは10.9であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は88nmであってアスペクト比は34.2であり、BET比表面積値は115.8m/gであった。
<水系分散体の製造>
実施例11
実施例1のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパー(Yamamoto Ultra−DISPER)にてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し1.0wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は342nmであり、D50は452nmであり、D99は2651nmであった。水系分散体の粘度は27mPaSであった。またこの水系分散体を一週間放置してもハイドロタルサイト類化合物の沈降は認められなかった。
実施例12
実施例2のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し8.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は134nmであり、D50は218nmであり、D99は456nmであった。粘度は11mPaSであった。
実施例13
実施例3のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し4.1wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は274nmであり、D50は337nmであり、D99は554nmであった。粘度は38mPaSであった。
実施例14
実施例4のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し2.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は312nmであり、D50は441nmであり、D99は1645nmであった。粘度は28mPaSであった。
実施例15
実施例5のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し0.08wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は334nmであり、D50は453nmであり、D99は3014nmであった。粘度は88mPaSであった。
実施例16
実施例6のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し10.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は95nmであり、D50は181nmであり、D99は412nmであった。粘度は16mPaSであった。
実施例17
実施例7のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し15.5wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は89nmであり、D50は114nmであり、D99は276nmであった。粘度は31mPaSであった。
実施例18
実施例8のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し18.9wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は21nmであり、D50は74nmであり、D99は185nmであった。粘度は51mPaSであった。
実施例19
実施例9のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し6.1wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は243nmであり、D50は512nmであり、D99は678nmであった。粘度は13mPaSであった。
比較例3
実施例1のハイドロタルサイト類化合物粒子を用いて、リン酸含有親水性ポリマーを添加することなく水系分散体を得た。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は4.68μmであり、D50は35.9μmであり、D99は66.3μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は158mPaSであった。
比較例4
実施例10のハイドロタルサイト類化合物粒子を用いて、リン酸含有親水性ポリマーを添加することなく水系分散体を得た。水系分散体のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は3.58μmであり、D50は30.8μmであり、D99は56.4μmであった(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)。粘度は261mPasであった。
比較例5
比較例1のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し4.4wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は1.78μmであり、D50は8.34μmであり、D99は15.68μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は72mPaSであった。
比較例6
比較例2のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し12.4wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は1.12μmであり、D50は5.46μmであり、D99は12.43μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は54mPaSであった。
表1にハイドロタルサイト類化合物の合成条件、粉体特性を示す。また表2に水系分散体の合成条件と分析結果を示す。
Figure 0004702512
Figure 0004702512
本発明に係るハイドロタルサイト類化合物粒子粉末は、1次粒子サイズが小さく、しかも、分散性に優れているので、各種用途に好適に用いることができる。
また、本発明に係る水系分散体は、前記ハイドロタルサイト類化合物粒子を含有するので、優れた分散性を有しており、触媒への応用を始めとして各種塗工材料に適している。また各種練り込み体中における高分散化も期待できる。

Claims (3)

  1. ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径が10〜100nmであってアスペクト比が1〜50であり、当該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の金属モルに対して0.01〜2.5mol%に相当するTi、Zr及びWから選ばれる一種又は二種以上の元素を含有することを特徴とするハイドロタルサイト類化合物粒子粉末。
  2. 請求項1記載のハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体であって、水溶液中でのハイドロタルサイト類化合物粒子の平均2次粒子径(D50)が10nm〜1000nmであることを特徴とする水系分散体。
  3. 水系分散体中に、リン酸含有親水性ポリマーがハイドロタルサイト類化合物粒子粉末に対して0.05〜50wt%含有することを特徴とする請求項2記載の水系分散体。
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