JP4700419B2 - ブレースの取付構造 - Google Patents
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Description
(a)水平ブレースの端部が梁の内側面に取付けられる。従って、建物ユニットの柱の有無、柱の形態に関係なく、水平ブレースを取付けできる。
(b)第1と第2の水平ブレースに連結した第1と第2の取付プレートのそれぞれが、第1と第2の建物ユニットの梁の内側面のそれぞれに接合具を用いて固定され、第1と第2の建物ユニットを相互に連結しながらそれらの水平構面をともに補強できる。しかも、第1と第2の水平ブレースの取付けのための接合具を共用化でき、コスト低減できる。また、接合具は第1と第2の建物ユニットの梁をその内側面において水平方向から貫通するものになるから、接合具の取付作業は水平方向から行ない、上下方向において行なうものでない点で、それらの建物ユニットと上階建物ユニットとの上下接合部に干渉する機会を低減でき、その取付作業性も向上できる。
(c)水平ブレースに連結した取付プレートが、第1の建物ユニットの梁の内側面に、第2の建物ユニットの吹抜け部を区画する梁とともに、接合具を用いて固定され、第1と第2の建物ユニットを相互に連結しながらそれらの水平構面をともに補強できる。また、接合具は第1と第2の建物ユニットの梁をその内側面において水平方向から貫通するものになるから、接合具の取付作業は水平方向から行ない、上下方向において行なうものでない点で、それらの建物ユニットと上階建物ユニットとの上下接合部に干渉する機会を低減でき、その取付作業性も向上できる。
(d)補強プレートが第2の建物ユニットの吹抜け部を区画する梁の内側面に上述(c)の接合具を用いて固定され、該補強プレートが第2の建物ユニットの上記梁に交差配置される他の梁にも接合され、第1と第2の建物ユニットの水平構面を一層補強できる。しかも、水平ブレースと補強プレートの取付けのための接合具を共用化でき、コスト低減できる。
(e)第1と第2の建物ユニットの梁の間に、接合具が貫通し、該接合具により挟着されるスペーサを介装することにより、それらの建物ユニットを相互に強固に連結できる。
(f)建物ユニットの柱が存在するコーナー部で、水平ブレースを柱の相交差する2面に確実に取付けできる。
図1の柱省略建物ユニット10は、角鋼管製柱11とC形鋼製床梁12とC形鋼製天井梁13を箱形に接合した骨組構造体であり、少なくとも1個、本実施例では相隣る2個のコーナー部を柱省略コーナー部14としてなるものである。
柱11の妻側と桁側の接続ピース11Bが固定される2面のそれぞれに、L形の取付プレート30の相交差する2面のそれぞれが添設されてボルト32により固定される(図2)。取付プレート30は、相交差する2面に突き合せ溶接される平板状取付部31を有し、水平ブレース20の端部が固着された水平板21がボルト22により取付部31に連結される。
柱省略コーナー部14に交差する桁側の天井梁13の端部及び接続ピース13Bのウエブ内側面に、平板状の取付プレート40が添設されてボルト42により固定される(図3)。取付プレート40は、突き合せ溶接される平板状取付部41を有し、水平ブレース20の端部が固着された水平板21がボルト22により取付部41に連結される。
(a)水平ブレース20の端部が天井梁13の内側面に取付けられる。従って、建物ユニット10の柱11の有無、柱11の形態に関係なく、水平ブレース20を取付けできる。
図4はユニット建物100の一部において、2つの柱省略建物ユニット10、10を隣接設置したものである。ユニット建物100において、相隣る柱省略コーナー部14のそれぞれに取付けられる水平ブレース20の取付構造は図5の如くになる。尚、一方の柱省略建物ユニット10を第1の柱省略建物ユニット10A、他方の柱省略建物ユニット10を第2の柱省略建物ユニット10Bとし、第1の柱省略建物ユニット10Aに設けられる水平ブレース20を第1の水平ブレース20A、第2の柱省略建物ユニット10Bに設けられる水平ブレース20を第2の水平ブレース20Bとし、第1の水平ブレース20Aのための取付プレート40を第1の取付プレート40A、第2の水平ブレース20Bのための取付プレート40を第2の取付プレート40Bとする。
(a)第1と第2の水平ブレース20A、20Bに連結した第1と第2の取付プレート40A、40Bのそれぞれが、第1と第2の柱省略建物ユニット10A、10Bの天井梁13の内側面のそれぞれにボルト42を用いて固定され、第1と第2の柱省略建物ユニット10A、10Bを相互に連結しながらそれらの水平構面をともに補強できる。しかも、第1と第2の水平ブレース20A、20Bの取付けのためのボルト42を共用化でき、コスト低減できる。また、ボルト42は第1と第2の柱省略建物ユニット10A、10Bの天井梁13をその内側面において水平方向から貫通するものになるから、ボルト42の取付作業は水平方向から行ない、上下方向において行なうものでない点で、それらの柱省略建物ユニット10A、10Bと上階建物ユニットとの上下接合部に干渉する機会を低減でき、その取付作業性も向上できる。
図6はユニット建物200の一部において、2つの柱省略建物ユニット10、10を隣接設置するに際し、1つの柱省略建物ユニット10の天井部を水平ブレース20が設けられない吹抜け部17としたものである。ユニット建物200において、相隣る柱省略コーナー部14の一方に取付けられる水平ブレース20の取付構造は図7の如くになる。尚、水平ブレース20が設けられる一方の柱省略建物ユニット10を第1の柱省略建物ユニット10A、吹抜け部17が設けられる他方の柱省略建物ユニット10を第2の柱省略建物ユニット10Cとする。
(a)水平ブレース20に連結した取付プレート40が、第1の柱省略建物ユニット10Aの天井梁13の内側面に、第2の柱省略建物ユニット10Cの吹抜け部17を区画する天井梁13とともに、ボルト42を用いて固定され、第1と第2の柱省略建物ユニット10A、10Cを相互に連結しながらそれらの水平構面をともに補強できる。また、ボルト42は第1と第2の柱省略建物ユニット10A、10Cの天井梁13をその内側面において水平方向から貫通するものになるから、ボルト42の取付作業は水平方向から行ない、上下方向において行なうものでない点で、それらの柱省略物ユニット10A、10Cと上階建物ユニットとの上下接合部に干渉する機会を低減でき、その取付作業性も向上できる。
10A 第1の柱省略建物ユニット
10B、10C 第2の柱省略建物ユニット
11 柱
12 床梁
13 天井梁
13A、13B 接続ピース
14 柱省略コーナー部
17 吹抜け部
20 水平ブレース
20A 第1の水平ブレース
20B 第2の水平ブレース
30 取付プレート
40 取付プレート
40A 第1の取付プレート
40B 第2の取付プレート
42 ボルト(接合具)
43 スペーサ
44 補強プレート
Claims (6)
- 建物ユニットの梁の内側面に水平ブレースの端部が取付けられてなるブレースの取付構造であって、
建物ユニットが2本の梁の交差部に柱省略コーナー部を有し、それら2本の梁の一方の梁の端部に設けた接続ピースと他方の梁の端部に設けた接続ピースを互いに接続してなり、
柱省略コーナー部で交差する一方の梁の端部、及びその端部に設けた接続ピースの内側面に取付プレートが添設されて接合具により固定され、この取付プレートが有する取付部に水平ブレースの端部が取付けられてなるブレースの取付構造。 - 第1の建物ユニットの梁の内側面に第1の水平ブレースの端部が第1の取付プレートを介して取付けられ、第2の建物ユニットの梁の内側面に第2の水平ブレースの端部が第2の取付プレートを介して取付けられ、
第1と第2の各水平ブレースの端部が、第1と第2の各取付プレートを介して、第1と第2の各建物ユニットの梁に取付けられるブレースの取付構造として、請求項1に記載のブレースの取付構造を用いてなり、
第1と第2の取付プレートが両者及び第1と第2の建物ユニットの梁を貫通する前記接合具で固定されてなる請求項1に記載のブレースの取付構造。 - 第1の建物ユニットの梁の内側面に水平ブレースの端部が取付プレートを介して取付けられ、
水平ブレースの端部が、取付プレートを介して、第1の建物ユニットの梁に取付けられるブレースの取付構造として、請求項1に記載のブレースの取付構造を用いてなり、
第2の建物ユニットの梁の内側に吹抜け部を区画し、取付プレートが当該取付プレート及び第1と第2の建物ユニットの梁を貫通する前記接合具で固定されてなる請求項1に記載のブレースの取付構造。 - 前記第2の建物ユニットの梁の内側面に、前記接合具が貫通し、該接合具により締結される補強プレートを設け、該補強プレートが第2の建物ユニットの上記梁に交差配置される他の梁にも接合されてなる請求項3に記載のブレースの取付構造。
- 前記第1と第2の建物ユニットの梁の間に、前記接合具が貫通し、該接合具により挟着されるスペーサを介装してなる請求項2又は3に記載のブレースの取付構造。
- 前記建物ユニットの柱が存在するコーナー部で、柱の相交差する2面にL形の取付プレートを固定し、この取付プレートが有する取付部に水平ブレースの端部が取付けられてなる請求項1〜5のいずれかに記載のブレースの取付構造。
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