JP4798070B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
しかし、上記の場合、案内板を新たに構成しなければならない分、構造が複雑になるという事情がある。
コネクタハウジングに対する取付部材の取付過程で、連結板寄りに位置する先行係止片がまず対応する係止突部と係合した後、連結板から離れて位置する後行係止片が対応する係止突部と係合するから、そり量の小さい先行係止片側で両側板が拡開し始めることにより、そり量の大きい後行係止片側におけるそり変形が効果的に矯正され、その状態で、後行係止片が対応する係止突部に支障なく係止することができる。結果、取付部材のコネクタハウジングへの取付性が良好になる。また、先行係止片が後行係止片よりも先に係止突部と係合する構成にすればよいから、両側板のそりを矯正するための専用構造を別に設けなくて済み、構成を簡易にできる。
先行係止片の突出高さを高くすることにより、両側板の開放端の拡開量を大きくできるから、後行係止片側におけるそり変形の影響を少なくすることができる。また、先行係止片の突出高さを後行係止片より低くするだけであるから、既存の構造に大幅な変更を加える必要がない。
先行係止片と対応する係止突部の傾斜面が後行係止片と対応する係止突部の傾斜面よりも傾斜角が緩やかになっているから、先行係止片と係止突部との係合によって両側板の開放端側が徐々に拡開することとなり、操作力が一気に高められることがない。結果、取付部材の取付性がより良好となる。
後行係止片と対応する係止突部の係止深さが先行係止片と対応する係止突部の係止深さよりも深くなっているから、後行係止片と係止突部とが偶発的に係止解除されるのを防止できる。この場合、先行係止片によって両側板が拡開されるのに伴って後行係止片側の拡開量が大きくなるから、後行係止突部の係止深さを容易に深くすることが可能となる。
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。本実施形態のコネクタは、コネクタハウジング10と、このコネクタハウジング10に対して後方から取り付けられる取付部材30とを備えている。
組み付けにあたり、コネクタハウジング10の後端縁と取付部材30の前端縁とが概ね平行に位置する状態を保つように取付部材30を真直姿勢とする(図3を参照)。すると、組み付けの初期段階で、先行係止片35の連結片35Bが先行係止突部16の傾斜面16Aにまず摺接し、先行係止片35が傾斜面16Aを摺動するのにしたがって、両側板32の自由端側が案内板31との連結部位を支点として徐々に拡開して行く(図5を参照)。
しかるに本実施形態においては、案内板31寄りに位置することで正規位置からのそり量の小さい先行係止片35が対応する先行係止突部16と先に係合(当接)することにより、両側板32の自由端側の拡開が誘導されるから、案内板31から離れて位置することで正規位置からのそり量の大きい後行係止片36側における内そり変形が効果的に矯正され、その状態から後行係止片36が後行係止突部17を略無負荷状態で乗り越えることにより、後行係止片36が対応する後行係止突部17を支障なく弾性係止することができる。その結果、取付部材30のコネクタハウジング10に対する取付性が改善される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)先行係止片の突出高さと後行係止片の突出高さを略同じとし、先行係止突部をコネクタハウジングの後端縁寄りに位置させ、後行係止突部をコネクタハウジングの後端縁から離れて位置させることで、先行係止片を先行係止突部に先に係合させる構成であってもよい。
(2)取付部材は、背景技術で示したように、案内板がコネクタハウジングの後面と対向して配置され、案内板と両側板とによってコネクタハウジングの後面を全体的に覆う形態であってもよい。
(3)取付部材は断面門型をなす部分以外の部分を含んでいてもよい。
(4)取付部材の成形後の内そり変形がないと仮定した場合に、両側板は案内板と正確に直角に連なっている必要はなく、開き気味であったり閉じ気味であったりしてもよい。
(5)係止片(先行係止片と後行係止片)は取付部材の前端縁に一対のスリットを切り入れ、両スリット間に弾性撓み可能に配置される構成であっても構わない。
(6)係止片は三対以上形成されてもよく、その場合、案内板に最も近い係止片を他の係止片より先に係止突部と係合する先行係止片とすればよい。
(8)先行係止突部の傾斜面の傾斜角と後行係止突部の傾斜面の傾斜角は略同じであってもよい。
16…先行係止突部(先行係止片と対応する係止突部)
17…後行係止突部(後行係止片と対応する係止突部)
30…取付部材
31…案内板(連結板)
32…側板
35…先行係止片
36…後行係止片
90G…電線群
Claims (4)
- コネクタハウジングに対して後方から取り付けられる取付部材を備え、
前記取付部材は、互いに対向する一対の側板と、両側板の端部に連なる連結板とによって門型の断面形状をなす部分を含み、
前記両側板には、前記両側板の開放端側の拡開を伴って前記コネクタハウジングの両側面に設けられた係止突部に対して弾性的に係止可能とされる係止片が少なくとも二対並設されており、このうち、一対の係止片は、前記連結板寄りに位置して前記係止突部と先に係合し合う先行係止片とされ、他の一対の係止片は、前記連結板から離れて位置して前記係止突部と遅れて係合し合う後行係止片とされていることを特徴とするコネクタ。 - 前記先行係止片は、前記後行係止片よりも突出高さが高くなっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 前記係止突部は、前記係止片と摺接することで前記両側板の開放端側の拡開を誘導する傾斜面を有しており、前記先行係止片と対応する係止突部の傾斜面が前記後行係止片と対応する係止突部の傾斜面よりも傾斜角が緩やかになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 前記後行係止片と対応する係止突部の係止深さは、前記先行係止片と対応する係止突部の係止深さよりも深くなっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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