JP4789925B2 - ヨウ素系偏光フィルム、その製造方法及びそれを用いた偏光板 - Google Patents
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Description
(1)ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸処理後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を含む、2.4≦pH<6.0の酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法、
(2)ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸処理後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を含む2.2≦pH≦5の酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法、
(3)ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を0.0001〜5.0wt%含有し、pHが2≦pH≦5に調整されている酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法、
(4)酸処理用溶液が、硫酸、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、クエン酸及び酢酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の酸性物質を含む水溶液である上記(1)〜(3)の何れか一項に記載の偏光フィルムの製造方法、
(5)上記(1)〜(4)の製造方法で偏光フィルムを製造し、次いで、得られた偏光フィルムの片面もしくは両面に保護層を設けることを特徴とする偏光板の製造方法、
に関する。
また、本明細書においては、上記の発明に関連して、例えば、
(6)ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸後に、ホウ酸を除く無機酸若しくはその塩及び/又は有機酸を0.0001〜5.0wt%含有している溶液(以下酸処理用溶液という)で処理して得られる偏光フィルム、
(7)酸処理用溶液のpHが、2≦pH≦5である(6)に記載の偏光フィルム、
(8)ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸処理後に、pHが2.4≦pH<6.0の酸処理用溶液で処理して得られる(6)に記載の偏光フィルム、
(9)ホウ酸を除く無機酸若しくはその塩及び/又は有機酸を含む溶液にハロゲン化物を含むことを特徴とする(6)に記載の偏光フィルム、
(10)ホウ酸を除く無機酸若しくはその塩が、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム又は硫酸のいずれか1つ、又は2つ以上である(6)に記載の偏光フィルム、
(11)ホウ酸を除く無機酸若しくはその塩が、硫酸アルミニウムである(6)または(7)に記載の偏光フィルム、
(12)有機酸が1種以上のカルボン酸及び/又はα-ヒドロキシ酸であり、該有機酸を含有する溶液で処理することによって得られる(6)〜(11)のいずれか一項に記載の偏光フィルム、
(13)有機酸がクエン酸、シュウ酸、リンゴ酸、酒石酸又は酢酸のいずれか1つ、又は1つ以上であり、該有機酸を含む溶液で処理することによって得られる(12)に記載の偏光フィルム、
(14)延伸後の前記ポリビニルアルコール系樹脂フィルムが延伸倍率で、延伸前に比べて3〜8倍に延伸されたものである(6)〜(13)のいずれか一項に記載の偏光フィルム、
(15)延伸処理の際使用する架橋剤及び/又は耐水化剤が、ホウ酸であることを特徴とする(6)又は(14)に記載の偏光フィルム、
(16)上記(6)〜(15)のいずれか一項に記載の偏光フィルムの片面もしくは両面に保護層を設けた偏光板、
(17)上記(16)に記載の偏光板を有することを特徴とする液晶表示装置、
等の発明も開示される。
偏光フィルムを構成するポリビニルアルコール系樹脂の製造方法は、特に限定されるものではなく、公知の方法で作製することができる。製造方法として、例えば、ポリ酢酸ビニル系樹脂をケン化することにより得ることができる。ポリ酢酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニルの単独重合体であるポリ酢酸ビニルのほか、酢酸ビニル及びこれと共重合可能な他の単量体の共重合体などが例示されている。酢酸ビニルに共重合する他の単量体としては、例えば、不飽和カルボン酸類、オレフィン類、ビニルエーテル類、不飽和スルホン酸類などが挙げられる。ポリビニルアルコール系樹脂のケン化度は、通常85〜100モル%程度であり、好ましくは95モル%以上が好ましい。このポリビニルアルコール系樹脂は、さらに変性されていてもよく、例えば、アルデヒド類で変性したポリビニルホルマールやポリビニルアセタールなども使用できる。またポリビニルアルコール系樹脂の重合度は、通常1,000〜10,000程度、好ましくは1,500〜5,000程度である。
本発明において、ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムといった場合、必ずしもヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤がそのままPVAフィルムに含まれている必要はなく、前記染色処理及び架橋剤及び/又は耐水化剤処理を経て、ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤が該PVAフィルム中で、反応した形において含有される場合をも含むものである。ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したPVAフィルムとしては、ヨウ素、ヨウ化物及び架橋剤(好ましくはホウ素)を含むものが好ましい。
上記延伸処理を行った後、フィルム表面に架橋剤の析出、又は異物が付着することがあるため、酸性物質による処理の前に、フィルム表面の洗浄を行っても良い(以下洗浄工程とも言う)。この洗浄工程でホウ酸を含有した溶液による洗浄を行っても良いが、場合により、ホウ酸を含有する溶液での洗浄では、次の工程若しくは乾燥後に表面に異物が発生する場合があるので通常、洗浄する場合はホウ酸を含有しない溶液、好ましくは水での洗浄が好ましい。なお、ホウ酸を含有した溶液による洗浄を行っても良い場合としては、該洗浄後、酸処理を行い、次いで乾燥するなど、ホウ酸含有溶液での洗浄後に、フィルム表面に異物が発生しないようにする処理工程を含む場合である。洗浄時間は1秒〜5分が適用できる。洗浄の回数は特に限定されず、必要に応じて、一回でも良いし、2回以上の複数回の洗浄でもよい。
酸性物質としては好ましいものとしては、硫酸、無機酸のアルミニウム塩(好ましくは硫酸、塩酸又は硝酸からなる群から選ばれる無機酸のアルミニウム塩)、クエン酸及び酢酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の酸性物質が挙げられ、硫酸アルミニウム又は/及び酢酸が特に好ましい。
即ち、乾燥工程後に得られた本発明の偏光フィルムを0.0380g切り出し、蒸留水10ccの入ったネジ口瓶(宝製作所社製 ネジ口瓶SV−30)に入れて蓋を閉め、煮沸状態のウォーターバスに2時間侵し、偏光フィルムを溶解した水溶液を得、、該水溶液を25℃まで冷却し、該水溶液のpHを(株)アズワン社製 pH Controller PP-01を用いて測定し、得られたpHを、本発明の偏光フィルムを溶解させた水溶液のpHとした。該水溶液においては、水溶液中に偏光フィルムが溶解していればよく、サンプルに用いた本発明の偏光フィルムが必ずしも全部溶解している必要はなく、サンプルの偏光フィル自体は半溶解、または十分に膨潤された状態等であってもよい。しかし、好ましくは、サンプルの偏光フィルムの不溶部分は20wt%未満で有ることが望ましい。
以上の工程によってポリビニルアルコール系樹脂フィルムを延伸した本発明のヨウ素系偏光フィルムが得られる。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を添加しないこと以外は、同様にサンプルの作製を行い乾熱試験及び湿熱試験での耐久性を比較した。乾燥処理後の偏光フィルムを溶解させた時のpHは6.0であった。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物の添加量を4.5g/l、pHを2.73にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を硫酸(純正化学社製)に代えて、添加量を0.2g/l、pHを1.88にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を硫酸(純正化学社製)に代えて、添加量を0.03g/l、pHを3.4にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を硝酸アルミニウム(和光純薬工業社製)に代えて、添加量を5g/l、pHを2.91にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を塩化アルミニウム・6水和物(和光純薬工業社製)に代えて、添加量を5g/l、pHを2.83にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
平均重合度2400のポリビニルアルコールフィルム(クラレ社製 商品名:VF-XS)を40℃の温水に2分浸漬し、膨潤処理を適用し延伸倍率を1.30倍とした。膨潤処理したフィルムを、ヨウ素(純正化学社製)0.25g/l, ヨウ化カリウム(純正化学社製) 17.7g/lを含有した水溶液により30℃で2分浸漬してヨウ素、ヨウ化物処理を行った。その染色したフィルムを、ホウ酸(Societa Chimica Larderello s.p.a.社製)濃度28g/l、処理温度30℃、5分処理を適用した。ホウ酸処理を適用したフィルムを5.0倍に延伸しながらホウ酸30.0g/l含有した50℃の水溶液中で5分間処理を行った。そのホウ酸処理して得られたフィルムの緊張状態を保ちつつ、ヨウ化カリウム50g/l、クエン酸(純正化学社製)3.5g/lに調整した水溶液で30℃に保ちつつ15秒間処理を行った。水溶液のpHは1.51であった。クエン酸が含有したヨウ化カリウム処理して得られたフィルムを70℃で9分間乾燥処理を行った。乾燥して得られたフィルムをアルカリ処理したトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム社製 商品名:TD-80U)をポリビニルアルコール系接着剤を用いてラミネートして偏光板を得た。
得られた偏光板を40mmx40mmにカットし、粘着剤(日本化薬社製 商品名:PTR-3000)を介して厚さ1mmのガラス板と貼り合わせて測定試料とした。
実施例A−7において、クエン酸の添加量を0.05g/l、pHを4.8にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例A−7においてクエン酸を酢酸に代えて、酢酸の添加量を0.04g/l、pHを5.1にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例A−7において、クエン酸を酢酸に代えて、酢酸の添加量を3.0g/l、pHを2.58にした以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例1において、硫酸アルミニウム14〜18水和物を添加しないこと以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例A−7において、クエン酸を添加しないこと以外は、同様にサンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
実施例A−4において、染色処理して得られたフィルムをホウ酸30.0g/l含有した50℃の水溶液のpHを3.4に保ちつつ5分間で5.0倍に延伸処理を行い、ホウ酸処理して得られたフィルムの緊張状態を保ちながら、ヨウ化カリウム50g/lに調整した水溶液中で30℃で15秒間処理を行った以外は同様に、サンプルの作製及び湿熱試験での耐久性を比較した。
Claims (5)
- ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸処理後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を含む2.4≦pH<6.0の酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
- ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸処理後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を含む2.2≦pH≦5の酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
- ヨウ素、ヨウ化物、架橋剤及び/又は耐水化剤を含有したポリビニルアルコール系樹脂フィルムを、延伸後に、硫酸、塩酸及び硝酸から選ばれる無機酸、又は該無機酸のアルミニウム塩、又はヒドロキシ置換を有してもよいC1−C6飽和脂肪酸を0.0001〜5.0wt%含有し、pHが2≦pH≦5に調整されている酸処理用溶液で処理することを特徴とする偏光フィルムの製造方法。
- 酸処理用溶液が、硫酸、硫酸アルミニウム、塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム、クエン酸及び酢酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の酸性物質を含む水溶液である請求項1〜3のいずれか一項に記載の偏光フィルムの製造方法。
- 請求項1〜4の製造方法で偏光フィルムを製造し、次いで、得られた偏光フィルムの片面もしくは両面に保護層を設けることを特徴とする偏光板の製造方法。
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