JP4789337B2 - Method for manufacturing liquid crystal display device - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は液晶表示装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は軽量薄型で低消費電力が利点の表示装置として、ビジネス面ではノート型パーソナルコンピュータなどの携帯端末に、また家庭においてもパーソナルコンピュータのモニターや薄型テレビなどに広く利用されている。これまで表示装置の主役として活躍してきたCRTに対し、着実に置き換わりつつある昨今である。
【0003】
一般に表示装置は、電気信号に変換され移送されてきた画像などの情報を目で認識できるようにように、電気信号から光信号に逆変換し画像などに再構成できるようにした手段である。このような表示装置はこれまでにも数多く考案されてきており、液晶表示装置もその中の一つである。
【0004】
表示装置は光の利用の仕方で大きく2つの方式に分かれる。その2つとは、CRTのように表示装置の表示部に発光する材料を適用する方式と、該表示部は非発光だが他に光源を求め、光源光の輝度を該表示部において何らかの方法で制御できるようにする方式である。通常の液晶表示装置は後者に属する。本明細書に記載の発明における液晶表示装置は基本的にはこの通常の液晶表示装置を例にしている。しかし、自発光型の液晶表示装置であっても、その技術分野において本明細書に記載の発明はそのまま利用できる。ただし、現在の技術動向では、液晶表示装置は非発光型と分類できるため、非発光型の液晶表示装置を例に説明する。
【0005】
液晶表示装置は液晶の有する電気的、光学的な異方性を利用して、光源から発する光の透過、非透過を電気的なシャッターやバルブとして制御可能な機構としたことで、表示装置に印加した電気的な画像信号を可視化できるようにしたものである。
【0006】
液晶表示装置の概略を図4に示したが、液晶表示装置はこれを実現するため、偏光板401、液晶セル402、バックライト403などを必要に応じて組み合わせ、これらを一体化したものを液晶表示装置として表示部に組み込んで活用されている。
【0007】
図3(A)及び図3(B)に、従来の液晶表示装置の断面図及び上面図の構造の概略を示す。液晶を一対のいずれか一方が透光性を有する基板301と基板302とで約10μm以下の一定の間隔に保持し、その間に液晶を挟持したような構成になっている。さらに一対の基板には液晶に電界を印加するため、基板表面に導電性の薄膜からなる対向電極308が形成されている(基板301上の電極及び液晶は図示せず)。
【0008】
液晶に印加される電気信号を可視化するため、液晶の持つ光学的異方性を有効に利用できるよう、液晶表示装置において液晶分子を所定の状態に配向させる。電気信号の印加方法と液晶分子の配向は密接に関係しており、これまでに何種類かの方法が提案されている。一般的にはこれら動作方式の総称を動作モードと呼んでいる。提案されている動作モードの代表的なところでは、ネマチック液晶を利用するものでツイステッド・ネマチック(TN;Twisted Nematic)モード、垂直配向(VA;Vertical Alignment)モード、横電界駆動(IPS;In Plane Switching)モード、また強誘電性液晶、反強誘電性液晶などのスメクチック液晶を利用するものでは、表面安定化型強誘電性液晶(SSFLC;Surface Stabilized- Ferroelectric Liquid Crystal)モード、三安定スイッチング(TSS;Tri-State Switching)モードなどが知られ広く利用されている。
【0009】
これらの動作モードを用いる液晶表示装置では、いずれも場合も画質の均一性を実現し維持することを目的に、印加電圧に対する液晶表示装置の透過特性の面内均一性を良好にし、また液晶表示装置全体で印加電圧に対する液晶の応答特性の均一性を良好にするため、一対の基板の間隔が均一に保持できるように構成されている。
【0010】
図3(A)及び図3(B)に、従来の液晶表示装置の断面図及び上面図の構造の概略を示したが、アクティブマトリクス基板301と対向基板302との間隔を均一化させるためには、基板の間隔を狭める方向の力に対抗するために均一の大きさを有する散布用のスペーサ305を基板上に多数存在させている。また、基板同士が離れないように基板同士をシール材で接着するのが一般的な方法である。
【0011】
具体的には、一対の基板301及び基板302を接着するため、一対の基板が重なりあう領域の外周部に沿うようにしてなおかつ少なくとも画素部303を囲むように線状のシールパターン307を形成する。画素部は画素領域に相当する。シールパターン307を形成するシール材は接着剤からなる。シールパターンの線幅は一定にするのが一般的であり、線幅を1mm〜4mm程度となるようにする。シール材とは、2枚の基板を貼り合わせ、その中に液晶を封入するための接着・封止の材料であって、パネルの周辺部に配置される材料である。シールパターンとは、シールの形状、位置、幅が規程されたものである。
【0012】
シールパターンは始めから全体を閉曲線のパターンにするのではなく、1部分切れた部分を作っておく。ここを液晶の注入口とする。液晶表示装置に液晶を配置させるために真空注入法などによりこの注入口から液晶を注入して、表示装置の中に液晶を満たす。液晶表示装置の中に液晶がすべて満たされた後、この注入口を封止材110などで塞ぎ、液晶が注入口から漏れてこないようにする。
【0013】
シール材は熱硬化型のエポキシ等の樹脂や、紫外線で硬化するUV樹脂等が利用されている。ただし、シール材は絶縁性の材料を利用している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
液晶表示装置に満たされている液晶はシール材に直接接している。従って、シール材に発生する不具合は液晶への不具合として影響する場合が非常に多い。また液晶とシール材に含有される樹脂が接している部分が多ければ多いほど不具合の発生する確率は当然高くなる。液晶の不具合は結果として液晶表示装置の画質の劣化につながる。
【0015】
しかし、シール材は熱または紫外線による硬化が完了してもシール材に含有される複数の樹脂成分のうち少なくとも1種類以上が分離してしまうことが以前にあった。
【0016】
TN液晶の場合、液晶が使用温度領域においても流動性を有しているため、シール材から発生した不純物が溶け出してそのまま液晶の中に含まれてしまうことがあった。例えば図3のように、分離して液晶中に入ったシール材313が画素部303内に存在してしまった。
【0017】
この不純物成分が液晶に対して溶解性が高い場合は液晶に溶け込んでしまうので、肉眼でその存在を捉えることは難しいが、液晶の電気的な絶縁性を低下させる要因となる。液晶の絶縁性が低下すると液晶に有効に電圧が印加されなくなるので、コントラスト低下など画質が低下してしまう。
【0018】
また、不純物成分が液晶に対して溶解性がない場合には、液晶で満たされた領域に樹脂の領域が存在する。溶解性がない場合は、樹脂の領域のなかにはほとんど液晶が含まれていないと予想されるので、液晶の中に樹脂だけの領域が孤立するか、またはシールパターンと一部接するか、または分離した複数の樹脂が接するような状態で存在する。
【0019】
シール材に含有される樹脂は非極性で、しかも誘電率異方性はほとんど0とみなせるので、この状態で駆動電界を印加すると、樹脂の電界に対する応答については、樹脂は電界に対してなんら反応しない。液晶の中に電界に対して応答しない領域が存在しているように捉えられる。これは電界を印加してないときに白表示状態とする、いわゆるノーマリーホワイト表示のTN液晶では、黒点欠陥として認識される。
【0020】
但しこれは分離した樹脂の大きさが直径で0.1〜1mm程度の比較的大きな場合で、これよりも直径が小さいと、液晶の応答による樹脂周囲の液晶の乱流により樹脂が動いているように見えることがあるかもしれない。
【0021】
一方、強誘電性液晶、反強誘電性液晶に代表されるスメクチック液晶を用いた場合には別の問題が発生する。それは表示部の見える方向からみてシール材と液晶の境界面の直線形状が液晶の配向に影響するというものである。
【0022】
強誘電性液晶あるいは反強誘電性液晶のような材料の場合、室温における液晶の粘度はネマチック材料に比べてかなり高く、従って液晶の流動性は非常に乏しいため、基板表面の凹凸やシール材の側面の凹凸などで液晶の配向が部分的に乱れてしまうとその箇所の配向は乱れたままとなる。配向が乱れた領域が画素部に広がると、その部分は著しくコントラストが低下してしまう。
【0023】
このようにして、表示部の見える方向からみてシール材と液晶の境界の直線形状は非常に重要なことが分かるが、強誘電性液晶や反強誘電性液晶のように基板の間隔を1〜2μm程度にして使うようになると、図3に示すように本来あるべきパターンの横からひげのように不要なシール材のしみ出し314が広がってしまう。ひどいときにはこの不要なシール材のしみ出し314が画素部303の領域まで広がってしまうこともあった。
【0024】
この現象は次のように考察される。重ね合せ後の熱プレス工程では一般的にパネルの温度を150〜200℃まで加熱して硬化反応を進行させ、硬化が終了したところで室温までパネルの温度を下げる。150℃〜200℃においては、硬化反応が始まる直前に接着剤の粘度が低下し、かなり流動的な状態になるため、毛細管現象のためにほんのすこしでも基板の間隔が薄くなっている部分により接着剤が流れていくようになり、さらに時間が経過すると今度は硬化反応が始まるので接着剤の粘度が急激に増加し、一旦広がってしまった接着剤がもとの状態に戻ることなくそのまま固まってしまう。基板の間隔が薄くなる場合、この現象は特に顕著であった。
【0025】
この問題については、樹脂材料に平均粒径が約3μm〜4μmの概略球状の材料を混入させ(以下この材料について充填材という)、みかけの粘度を増加させることで、パネルの加熱時の粘度低下を防止するという方法が取られていたが、基板の間隔をより薄くしなければならない場合は、かえって充填材が邪魔になって基板の間隔を薄くできないという矛盾が生じていた。平均粒径が小さな充填材を利用したシール材を使えばいいということにもなるかもしれないが、実際には平均粒径が3μm以下の充填材入りの接着剤はまだ完成しておらず使用できていない。いずれにしても根本的な解決には至らなかった。
【0026】
このため樹脂の液晶への拡散、シール材/液晶境界の直線形状の乱れによる、画素の配向への悪影響を防止し、コントラストを向上できるような構成が望まれていた。
【0027】
一方、外部の水分等が原因でシール材の劣化による外部引き出し配線部や外部引き出し配線部に貼りつけられるFPC等の汚染が懸念されている。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決すべく考案されたものである。即ち、本明細書の発明は、少なくとも一方が透明である一対の基板と、前記一対の基板の端面と平行になるようにその端面の内側にシールパターンと、前記シールパターンに囲まれた領域の内側または外側または両側に前記シールパターンと平行になるようにそれぞれ第1の隔壁及び第2の隔壁と、前記シールパターンまたは前記第1の隔壁に接するように液晶とをする液晶表示装置とする。本明細書では、隔壁とは、壁のような形をした仕切りをいい、第1の隔壁は液晶とシール材を仕切り、第2の隔壁はシール材と液晶表示装置外の空気を仕切っている。この隔壁が間隙材に相当し、第1の隔壁及び第2の隔壁はそれぞれ内間隙材及び外間隙材に相当する。また、第1の隔壁は前記液晶を配向させる材料であることを特徴とし、外側に設けられた第2の隔壁はシール材を保護することを特徴としている。シールパターンの内側に液晶の配向状態を維持するために第1の隔壁を設けることによって、液晶の配向乱れが減少することにより、コントラストを改善する事ができる。また、第2の隔壁を設けることによって、シールパターンの外側に水分等が原因でシール材の劣化による外部引き出し配線部やFPCの汚染を防止できるといった効果がある。
【0029】
また、前記問題点を解決するため、本発明の液晶表示装置の第1の隔壁の内側に柱状のスペーサを設けてもよい。第1の隔壁及び第2の隔壁に加え、柱状のスペーサを設けることにより、基板の間隔のばらつき(ギャップムラ)の少ない液晶表示装置を提供できる。この柱状のスペーサがギャップ保持材に相当する。
【0030】
【発明の実施形態】
図1(A)及び図1(B)に本発明の液晶表示装置の断面図及び上面図を示す。また、図2(A)及び図2(B)に本発明の液晶表示装置の断面図及び上面図を示す。ここではアクティブマトリクス型の液晶表示装置に本発明を適用した場合を例に説明する。なお、ここでは例としてアクティブマトリクス基板に駆動回路を同一基板に形成している。101はアクティブマトリクス基板、102は対向基板である。103は画素部、104は画素部103を制御する駆動回路(ゲートドライバー)、105は散布用のスペーサ、106aは第1の隔壁、106bは第2の隔壁、107はシールパターン、108は対向電極、109は配向膜である。図1には本発明に示す液晶表示装置の内部構造の説明のため、あえて液晶の図示をしなかったが、実際にはアクティブマトリクス基板101、対向基板102、106aは第1の隔壁、シールパターン107、配向膜109、封止材110により形成される空間に液晶が満たされる。画素部は画素領域に相当する。
【0031】
アクティブマトリクス基板101には透光性を有する基板に画素電極、信号電極が形成されている。基板としては無アルカリガラスや石英基板からなる。なお透光性を有する基板であれば可撓性を有する材料、例えばポリイミド、ポリカーボネートなどプラスチック材料でもよい。このようにアクティブマトリクスとしては公知の回路構成を有し、公知の材料により形成されるものを利用することができる。アクティブマトリクス基板としてはガラス基板上に形成するもののほか、Siウェーハ上に形成するものや金属基板上に形成する場合でも利用できる。
【0032】
アクティブマトリクス基板101については能動素子を利用した画素回路が形成された基板や、画素回路の周辺に駆動回路をも同一基板上に形成された基板を利用する事が出来る。
【0033】
また、対向基板102としては透光性を有する基板を利用する事が出来る。基板としては無アルカリガラス、石英基板からなる。基板としてはこのほかに可撓性を有する材料、例えばポリイミド、ポリカーボネートなどのプラスチック材料でもよい。
【0034】
対向基板101には、液晶表示装置としてカラー表示をするためにカラーフィルターが基板上にパターニングされているもの、あるいは透明電極とブラックマトリクスのみのものなど、公知の技術により形成された基板を利用する事が出来る。
【0035】
配向膜109はポリイミド、ポリアミドなど、一般的に液晶表示装置に利用されている材料を用いる事が出来る。配向膜の材料は利用する液晶の動作モードに対応して選択される。配向膜を基板上に塗布する場合には、印刷法によるもの、スピナーにより塗布するもの等を利用できる。
【0036】
配向膜109は電気的に絶縁性を有する材料を用いることが一般的なため、基板上に形成された信号電極と外部電気回路との電気的接続が可能となるよう、電極表面を露出させるためパターニングする。配向膜をパターニングするためには印刷法による方法が望ましい。印刷法の場合には樹脂のパターンに囲まれた部分に配向膜のパターンを形成する。
【0037】
配向膜109には液晶を配向させるため配向処理が施されている。配向処理は利用する液晶の動作モードに対応して選択される。たとえばTNモードであれば基板に対して液晶分子の長軸が平行になるように処理される。また、紫外線等を利用した光配向処理を利用してもよい。
【0038】
次にシール材と第1の隔壁及び第2の隔壁について説明する。まずシール材は基板間の液晶を最終的に封じこめ外部に漏れないようにすることと、一対の基板同士を接着することを目的として、接着性を有する材料を用いる。
【0039】
シール材としては接着性を有する材料としてはエポキシ樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。硬化方式としては熱硬化型、光硬化型いずれでもよい。
【0040】
なお、基板の間隔を一定にするため、必要に応じてシール材に圧力に対する変形を受け難い添加剤を加えてもよい。これは基板の間隔がおおよそ3μm以上のときに用いると、液晶表示装置の基板の間隔について、基板の間隔のばらつきを低減するのに効果がある。このとき添加剤としては球状あるいは円柱状の形状を有し、且つ一定の直径を有するスペーサを用いる。前記添加剤にはSiO2等の無機材料、あるいはジビニルベンゼンを主成分とする有機材料を用いる事が出来る。
【0041】
このとき添加するスペーサの直径は利用する液晶あるいは動作モードの違いにより適宜選択する。例としてTNモードでは4〜5μm前後、強誘電性液晶、反強誘電性液晶は0.5〜3μm前後である。
【0042】
樹脂に対する添加量は、使用するスペーサに依存するが、多くの場合3%程度でよい。あまり多く添加すると添加したスペーサ同士が重なり合って一定の基板の間隔が取れなくなってしまう。
【0043】
次に、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bについて説明する。シールパターン107の内側に設けた第1の隔壁106aは、シール材の不具合、つまり成分の分離や不要な広がりが画素部にしみ出すのを防ぐため、シール材と液晶の間に形成する。基板間にあって、かつ、シールパターン107と液晶の間に形成した材料を第1の隔壁106aとする。第1の隔壁106aが内間隙材に相当する。第1の隔壁106aはシールパターンに囲まれた内側の全ての部分に液晶を囲うように形成してもよいし、一部分だけでもよい。また、液晶表示装置外の水分による劣化等を防ぐために、シールパターンの外側に設けた材料を第2の隔壁106bとする。第2の隔壁106bは外間隙材に相当する。第2の隔壁106bはシールパターン107の外側の全ての部分に形成してもよいし、一部分だけでもよい。
【0044】
第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bは、所定の形状に加工できる物質であれば、無機材料または有機材料、あるいはそれらの混合物のいずれも利用できる。特に、第1の隔壁106aについては耐液晶性を有すること、第2の隔壁106bについては耐水性を有することが好ましい。また、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bの形成にはフォトリソグラフィー法、印刷法、ディスペンス法などを利用すればよい。
【0045】
第1の隔壁106aの側面がより直線の形状であることが望ましいときには、フォトリソグラフィー法によれば表示部の見える方向から見て直線形状の側面を持った第1の隔壁106aを形成できる。第1の隔壁106aにおいて側面とは、液晶と接する面をいう。また、アクティブマトリクス基板101を作製するとき利用するマスクアライナーを利用する事が出来るので、アライメント精度を高くする事が出来る。また、加工工程を簡略化するためには第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bでフォトリソグラフィー法によってパターニング可能な材料が望ましい。この場合、感光性の樹脂を利用する事が出来る。例えば、アクリル樹脂はその配向規制力により、その側面と平行に分子を配向させることが可能であり、良好な液晶配向を実現できる。また、SiO2などの非感光性材料でも利用できるが、スペーサをパターニングするためにマスクとしてレジストなどでSiO2上に形成し、スペーサのパターニング終了後マスクを除去する工程が余分に必要になる。
【0046】
印刷法、ディスペンスを利用すると第1の隔壁106aの直線形状がフォトリソグラフィー法に比べてやや劣る場合があるが、その代わりに基板に第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bを構成する材料を塗布すると同時にそのまま所定のパターンに形成できるので、工程を簡略化できる利点がある。
【0047】
なお配向膜に使用している材料は、現像液のようなアルカリ溶液に対する耐性が高くないので、配向膜の塗布と、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bとを形成する順序を留意すべきである。フォトリソグラフィー法によって第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bを作製する場合は、先に第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bを形成し、その後配向膜109を塗布する。一方、印刷法、ディスペンスの場合は前に配向膜を基板に塗布し、その後第1の隔壁及び第2の隔壁を構成する材料を塗布すればよい。
【0048】
また、柱状のスペーサ112の高さは、シール材の画素部へのしみ出しが防止できるような高さが基本的には良いが、一対の基板に形成された対向する画素電極の間隔、つまり基板の間隔を所定の間隔とすることが出来るようにも設定できる。特にアクティブマトリクス基板101を利用する場合、信号配線、ブラックマトリクス、補助容量、層間絶縁膜などが形成されており、場合によってはこれらの構成物による段差が発生するので段差を考慮して高さを決める。つまり、たとえば基板の間隔を4μmにしたい場合、柱状のスペーサ112を立てるべき場所に画素電極よりも0.2μm高く段差が出来ている場合、パネル製造工程で一対の基板の間隔を縮める方向の圧力によって第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bがつぶれるような変形が無視できる大きさであるとすると、柱状のスペーサ112の高さは3.8μmとすればよい。また、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bの変形が無視できない場合は、最終目標の基板の間隔よりも柱状のスペーサ112の高さを高めに設定すればよい。柱状のスペーサがギャップ保持材に相当する。
【0049】
柱状のスペーサ112を形成しない場合は、図1のように基板上にスペーサを散布する。スペーサは、有機物あるいは無機物からなる球状の物質で、従来の液晶表示装置で利用されているものをそのまま利用できる。スペーサはアクティブマトリクス基板と対向基板を貼り合わせる前に液晶表示装置内のスペーサの密度は一般的には20個〜200個/mm2であれば基板の間隔を一定に保持できる。
【0050】
なお、柱状のスペーサを画素部内において表示に影響しない部分、たとえばソース配線、ゲート配線上やブラックマトリクス上にも設けそれを基板の間隔保持用に利用してもよい。図3に画素部に設けた柱状のスペーサ112を示す。このようにすれば別途スペーサを散布しないでもよい。
【0051】
また、スペーサをアクティブマトリクス基板101に形成する場合を例にしているが、これに限定するものではなく対向基板102に形成してもよく、さらに、両方の基板に形成してもよい。ただし、スペーサを画素部にも作製する場合、基板上に形成された画素とスペーサとのアライメント精度を高くするためには、フォトリソグラフィー法によってアクティブマトリクス基板にスペーサを形成することが望ましい。これは、マスクアライナーの方が貼り合わせ装置よりもアライメント精度が高いことが一般的であるためである。
【0052】
このようにして配向膜、シールパターン、第1の隔壁及び第2の隔壁が形成されたアクティブマトリクス基板と対向基板のいずれかにスペーサを形成し、さらにその後、液晶表示装置を作製するために貼り合わせる。貼り合わせ工程以降の工程は公知の液晶パネルの製造工程を利用すれば、図1又は図2のような液晶表示装置を得ることができる。
【0053】
シールパターン107の内側に液晶の配向状態を維持するために第1の隔壁106aを設けることによって、液晶の配向乱れが減少することにより、コントラストを改善する事ができる。
【0054】
また、第2の隔壁106bを設けることによって、シールパターン107の外側に水分等が原因でシール劣化による外部引き出し配線部113やそれに貼りつけられるFPC等の汚染を防止できる。第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bに加えて柱状のスペーサ112により、基板の間隔のばらつきの少ない頑丈な液晶表示装置を提供できる。
【0055】
さらに、この液晶表示装置を用いた場合、シールパターン107の外側で、かつ、基板間に液晶が浸入することがないので、液晶のロスを防ぎ、低コスト化を実現できる。
【0056】
分断工程の際には分断不良が少なくなるので、歩留まりが向上する。
【0057】
本実施の形態ではシールパターン107の両側にフォトリソグラフィー法により第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bを形成したが、シールパターン107の内側或いは外側いずれか一方のみに形成してもよい。
【0058】
本実施の形態ではアクティブマトリクス型の液晶表示装置を例に説明したが、単純マトリクス型の液晶表示装置についても本発明を適用することできる。
【0059】
本実施の形態で用いた第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bは、滴下注入法やラミネート法を用いた製造方法によって作製される液晶表示装置にも適用することできる。ラミネート法とは、紫外線硬化型樹脂であるシール材を基板に塗布し、次いで形成されたシールパターン内に液晶を塗布し、該基板と他方の基板とでシール材及び液晶で挟む工程である。
【0060】
以上の構成でなる本発明について、以下に示す実施例でもってさらに詳細な説明を行うこととする。
【0061】
【実施例】
[実施例1]
本発明の実施例について図2、図4、図5を用いて説明する。ここでは画素回路とその周辺に駆動回路を同一基板上に設けたアクティブマトリクス基板を用いた液晶表示装置に実施する例を示す。アクティブマトリクス基板の画素数は640×480画素、画素ピッチは200μm×200μmである。
【0062】
アクティブマトリクス基板101に第1の隔壁106a、第2の隔壁106bを形成する。図2に示すように、基板の外周部に近い部分で基板の外周に沿うようにしたものを第2の隔壁とし、さらに画素部103,制御回路104及び制御回路111を囲むように形成したものを第1の隔壁106bとする。第1の隔壁及び第2の隔壁がそれぞれ内間隙材及び外間隙材に相当する。また、画素部が画素領域に相当する。
【0063】
次いで、画素部103には複数の柱状のスペーサ112を形成する。この柱状のスペーサがギャップ保持材に相当する。なお、図2は画素部にも柱状のスペーサ112を形成した例を示したもので、実際には画素部103には4画素(2画素×2画素)に1つの割合で、画素を透過する光を妨げないようにTFT上に作製する。図5にこの状態を表した画素部の拡大図を示す。501はソース配線、502はゲート配線、503はTFTを示している。
【0064】
第1の隔壁106a及び第2の隔壁106b、柱状のスペーサ112はフォトリソグラフィ法によりそれぞれ所定の形状にパターニングする。まず、材料としては感光性アクリル材料を主成分としたNN700(JSR製)を利用する。NN700をスピナーで基板全面に塗布する。膜厚は4.2μmとする。NN700を塗布、仮焼成した後、NN700マスクを用いてマスクアライナーで露光する。このあとTMAH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド)が主成分の現像液で現像し、乾燥させた基板に対し、250℃、1時間の焼成工程を行う。その結果、図2に示したように壁状で基板の端部に囲まれた第1の隔壁106a及び第2の隔壁106b、柱状のスペーサ112がそれぞれ形成される。第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bの高さは4μmである。柱状のスペーサ112の高さについては3.8μm程度になるように、NN700をスピナーで基板全面に膜厚は4.0μm程度塗布すればよい。
【0065】
次に、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106b、柱状のスペーサ112が形成された上述のアクティブマトリクス基板101に、ポリイミドを主成分とする配向膜109を塗布・焼成後、配向処理を行う。配向膜109はSE5291(日産化学)を利用する。配向膜109はフレキソ印刷法により基板上に塗布する。配向膜109の膜厚は焼成後の厚さで80nm程度となるようにする。配向膜は80℃のホットプレートでプリベークを行った後、250℃のクリーンオーブンで1.5時間焼成する。
【0066】
また、対向基板102にも同様に、配向膜109を塗布及び焼成を行う。
【0067】
その後、ラビングにより、配向処理を行う。ラビングはアクティブマトリクス基板101に対して45°方向となるような角度で行った。ラビング条件はロール回転数100rpm、押し込み0.4mm、ステージ速度は10mm/sである。
【0068】
ラビング後にラビング工程で発生したゴミを除去するため基板洗浄を行う。基板洗浄はIPA(イソプロパノール)に基板を浸漬した後IPAの蒸気により乾燥した。基板洗浄はこの他純水を利用して行うことも出来る。
【0069】
次にシールパターン107を基板に形成する。シールパターンの形成はスクリーン印刷やディスペンサなどを利用できるが、ここではディスペンサを用いる。いずれか一方の基板に塗布すればよいが、本実施例では対向基板に塗布する。シール材には熱硬化型のエポキシ系接着剤、XN−21S(三井化学製)を用いる。
【0070】
シール材を基板に塗布した後、クリーンオーブンで仮焼成を行い、そのあと他方の基板を用意して基板同士を貼り合わせる。
【0071】
次に熱プレスを行う。これはシール材の焼成を行うためである。貼り合わされた一対の基板には熱プレス用の治具を用いて基板面に垂直な方向にパネルをつぶすようにあらかじめ圧力を掛けておく。この時の圧力は0.1〜0.5kgf/cm2、ここでは0.3kg/cm2である。この状態を保持したままでクリーンオーブン内に設置してシール材を熱硬化させる。熱硬化は4〜10時間、ここでは6時間行ってシール材を硬化させる。
【0072】
熱プレスが完了したら、貼り合わせた基板を、ダイヤモンドカッター等のガラス切断用の一般的な装置で所定の形状にガラスの分断を行う。この際、分断部と第2の隔壁106bの端を一致させることにより、分断不良が少なくなり、歩留まりが向上する。また、切断用の一般的な装置として、ダイサーを用いてもよい。ダイサーとは、硬質カッター(ダイシングソー)を高速回転させて基板を分断する装置である。
【0073】
分断したパネルに対して液晶を注入する(液晶は図示せず)。液晶によって注入時の圧力制御、温度制御の条件は一般的に異なるものであり、それぞれの材料を注入するのに最適な条件で行えばよい。今回使用するのはネマチック液晶である。ネマチック液晶は室温で液体のように流動的であるので、室温で真空注入する。使用したネマチック液晶はZLI4792(メルク・ジャパン製)である。
【0074】
液晶注入後、注入口を封止する。封止の際にはここでもUV硬化型の樹脂を使うが、注入口の位置は画素部からかなり離れた位置にあることと、液晶注入後なので封止材110が液晶表示装置の中まで入り込むことが無いので、液晶の配向状態には特に影響を示さない。
【0075】
注入口の封止後に、液晶の再配向処理を行う。再配向処理は、作製した液晶表示装置をクリーンオーブンで130℃に加熱し、30分間保持しその後室温まで急冷する。
【0076】
このようにして本発明の方法により作製された液晶表示装置では、シール材が第1の隔壁106aで塞き止められて画素部103にシール材が入り込むことがない。一方、液晶が接しているのがシール材ではなく第1の隔壁106aになるので、液晶の配向は第1の隔壁106aの側面の平坦性を反映することとなる。第1の隔壁106aの側面の直線形状はフォトリソグラフィー法で形成されていることもあり、非常に良好である。その結果、シール材が液晶に直接接している従来の液晶表示装置に比べ、本発明の液晶表示装置における液晶の配向が大幅に改善され、コントラストが向上する。さらに、第1の隔壁及び第2の隔壁に加えて、図2では画素部103には複数の柱状のスペーサ112形成するので、基板の間隔のばらつき(ギャップムラ)の少ない頑丈な液晶表示装置を提供できる。
【0077】
また、第2の隔壁106bを設けることによって、シールパターン107の外側に水分等が原因でシール劣化による外部引き出し配線部113やそれに貼りつけられるFPC等の汚染を防止できる。
【0078】
さらに、この液晶表示装置を用いた場合、シールパターン107の外側で、かつ、基板間に液晶が浸入することがないので、液晶のロスを防ぎ、低コスト化を実現できる。
【0079】
分断工程の際には分断不良が少なくなるので、歩留まりが向上する。
【0080】
[実施例2]
実施例1では第1の隔壁106a、第2の隔壁106b及び柱状のスペーサ112をフォトリソグラフィー法で形成する場合を説明したが、本実施例では印刷法によって第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bを形成する。図1(A)及び図1(B)に本実施例の方法によって作製された液晶表示装置の断面図及び上面図を示す。
【0081】
使用したアクティブマトリクス基板101、対向基板102は実施例1に示したものと同じ構成のものである。また配向膜109の塗布工程、ラビング工程、ラビング後洗浄工程も実施例1に示したのと同じである。
【0082】
次にフレキソ印刷法により感光性樹脂をラビング洗浄したアクティブマトリクス基板101に塗布する。ここでも使用した感光性樹脂はNN700である。印刷版には、基板上に所定の部分に第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bが形成され、それ以外の部分には形成されないように、印刷のパターンが形成されている。基板に塗布後、実施例1に示したような条件でNN700を焼成する。焼成後の第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bの高さは3.8μmである。
【0083】
対向基板102に散布用のスペーサ105を散布する。スペーサは材質が、ジビニルベンゼンを主成分とするミクロパール(積水ファインケミカル製)を用いる。スペーサの直径4μmである。スペーサは窒素ガスで乾式散布を行う。散布密度は100個/cm2とする。
【0084】
次に対向基板102にシール材を塗布し、シールパターン107を形成する。シール材の塗布方法は実施例1と同じである。また、この後の工程も実施例1と同じである。
【0085】
以上の工程を経て、図1のような液晶表示装置を作製する。第1の隔壁106aを設けることにより、シール材の分離や不要な広がりは実施例1と同様に防ぐことができる。
【0086】
また、第2の隔壁106bを設けることによって、シールパターン107の外側に水分等が原因でシール材の劣化による外部引き出し配線部113やそれに貼りつけられるFPC等の汚染を防止できる。第1の隔壁106aと第2の隔壁106bにより、基板の間隔のばらつきの少ない頑丈な液晶表示装置を提供できる。
【0087】
さらに、この液晶表示装置を用いた場合、シールパターン107の外側で、かつ、基板間に液晶が浸入することがないので、液晶のロスを防ぎ、低コスト化を実現できる。
【0088】
分断工程の際には分断不良が少なくなるので、歩留まりが向上する。
[実施例3]
実施例1及び実施例2では液晶にTN用液晶を利用した場合を示したが、本実施例では液晶に強誘電性液晶を利用した例を示す。第1の隔壁106a、第2の隔壁106b及び柱状のスペーサ112を形成する方法は、実施例1に示した方法を用いればよい。図2に本実施例の方法によって作製された液晶表示装置の断面図及び上面図を示す。
【0089】
まず実施例1に示すように、第1の隔壁106a、第2の隔壁106b及び柱状のスペーサ112を形成する。これらを構成するNN700は焼成後、その高さが1.5μmとなるようにする。また画素部103内にも柱状のスペーサ112を形成する。
【0090】
次に配向膜109を塗布する。配向膜109はRN1286(日産化学製)であり、RN1286(日産化学製)を用いた場合、プレチルト角を1〜3°と低くすることができる。配向膜の膜厚は10nm〜100nmここでは50nmとする。配向膜の形成はフレキソ印刷法で行う。
【0091】
配向膜は80℃のホットプレートでプリベークした後、250℃、1.5時間クリーンオーブンで焼成する。配向膜焼成後、ラビング工程を行い、その後ラビング後洗浄を行う。
【0092】
次にシール材を対向基板102に塗布し、シールパターン107を形成する。シール材は熱硬化型の樹脂であればよい。シール材を仮焼成したあと、アクティブマトリクス基板101と貼り合わせ、その後熱プレスを行う。熱プレスは実施例1と同じように行う。また、次の基板分断工程も実施例1と同じである。
【0093】
次に液晶を分断したパネルに注入する(液晶は図示せず)。本実施例で使用する強誘電性液晶はFELIX―M4850―100(ヘキスト製)であるが、公知の強誘電性液晶であればよい。液晶の特性は、相系列がIso―N*―SmA−SmC*−Cryであり、相転移の温度はIso―N*が76℃、N*―SmAが71℃、SmA−SmC*が67℃、SmC*−Cryが−20℃である。液晶がIso相を示す温度で、分断したパネルに真空注入法により液晶を注入する。
【0094】
液晶を注入して注入口を封止した後、再配向を行う。ここでは液晶表示装置を100℃まで加熱して30分温度を保持した後、室温まで冷却する。冷却は0.1℃/minの割合で行う。
【0095】
本発明の構成よりシール材の分離や不要な広がりがなくなったので、液晶の均一な配向状態を得る事ができる。また、シール材における液晶と接する面の凹凸により、配向の不連続面をつくることが少なくなったので、特にスメクチック液晶で問題とされる配向の欠陥が改善される。
【0096】
また柱状のスペーサ112を画素部103内にも形成したので、ギャップの均一性とギャップを縮めようとする圧力に対する強度をより高めることが出来る。よって、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bに加えて、画素部103には複数の柱状のスペーサ112を形成するので、基板の間隔のばらつきの少ない頑丈な液晶表示装置を提供できる。
【0097】
また、第2の隔壁106bを設けることによって、シールパターン107の外側に水分等が原因でシール材の劣化による外部引き出し配線部113やそれに貼りつけられるFPC等の汚染を防止できる。
【0098】
さらに、この液晶表示装置を用いた場合、シールパターン107の外側で、かつ、基板間に液晶が浸入することがないので、液晶のロスを防ぎ、低コスト化を実現できる。
【0099】
分断工程の際には分断不良が少なくなるので、歩留まりが向上する。
【0100】
[実施例4]
本明細書の発明を実施して形成されたCMOS回路や画素部は様々な表示装置(アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ)に用いることができる。即ち、それら表示装置を表示部に組み込んだ電子機器全てに本発明を実施できる。
【0101】
その様な電子機器としては、ビデオカメラ、デジタルカメラ、プロジェクター(リア型またはフロント型)、ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグル型ディスプレイ)、カーナビゲーション、カーステレオ、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話または電子書籍等)などが挙げられる。それらの一例を図6、図7及び図8に示す。
【0102】
図6(A)はパーソナルコンピュータであり、本体2001、画像入力部2002、表示部2003、キーボード2004等を含む。本発明を画像入力部2002、表示部2003やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0103】
図6(B)はビデオカメラであり、本体2101、表示部2102、音声入力部2103、操作スイッチ2104、バッテリー2105、受像部2106等を含む。本発明を表示部2102やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0104】
図6(C)はモバイルコンピュータ(モービルコンピュータ)であり、本体2201、カメラ部2202、受像部2203、操作スイッチ2204、表示部2205等を含む。本発明は表示部2205やその他の信号制御回路に適用できる。
【0105】
図6(D)は頭部取り付け型のディスプレイであり、本体2301、信号ケーブル2302、固定バンド2303、表示モニタ2304、光学系2305、表示部2306等を含む。本発明は表示部2306やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0106】
図6(E)はプログラムを記録した記録媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであり、本体2401、表示部2402、スピーカ部2403、記録媒体2404、操作スイッチ2405等を含む。なお、このプレーヤーは記録媒体としてDVD(Digtial Versatile Disc)、CD等を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネットを行うことができる。本発明は表示部2402やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0107】
図6(F)はデジタルカメラであり、本体2501、表示部2502、接眼部2503、操作スイッチ2504、受像部(図示はしない)等を含む。本発明を表示部2502やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0108】
図7(A)はフロント型プロジェクターであり、投射装置2601、スクリーン2602等を含む。本発明は投射装置2601の一部を構成する後述の液晶表示装置2808やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0109】
図7(B)はリア型プロジェクターであり、本体2701、投射装置2702、ミラー2703、スクリーン2704等を含む。本発明は投射装置2702の一部を構成する後述の液晶表示装置2808やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0110】
なお、図7(C)は、図7(A)及び図7(B)中における投射装置2601、2702の構造の一例を示した図である。投射装置2601、投射装置2702は、光源光学系2801、ミラー2802、ミラー2804〜2806、ダイクロイックミラー2803、プリズム2807、液晶表示装置2808、位相差板2809、投射光学系2810で構成される。投射光学系2810は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施例は三板式の例を示したが、特に限定されず、例えば単板式であってもよい。また、図7(C)中において矢印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
【0111】
また、図7(D)は、図7(C)中における光源光学系2801の構造の一例を示した図である。本実施例では、光源光学系2801は、リフレクター2811、光源2812、レンズアレイ2813、レンズアレイ2814、偏光変換素子2815、集光レンズ2816で構成される。なお、図7(D)に示した光源光学系は一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
【0112】
ただし、図7に示したプロジェクターにおいては、透過型の液晶表示装置を用いた場合を示しており、反射型の液晶表示装置での適用例は図示していない。
【0113】
図8(A)は携帯電話であり、本体2901、音声出力部2902、音声入力部2903、表示部2904、操作スイッチ2905、アンテナ2906等を含む。本発明は音声出力部2902、音声入力部2903、表示部2904やその他の信号制御回路に適用することができる。
【0114】
図8(B)は携帯書籍(電子書籍)であり、本体3001、表示部3002、表示部3003、記憶媒体3004、操作スイッチ3005、アンテナ3006等を含む。本発明は表示部3002、表示部3003やその他の信号回路に適用することができる。
【0115】
図8(C)はディスプレイであり、本体3101、支持台3102、表示部3103等を含む。本発明は表示部3103に適用することができる。本発明のディスプレイは特に大画面化した場合において有利であり、対角10インチ以上(特に30インチ以上)のディスプレイには有利である。
【0116】
以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。また、本実施例の電子機器は実施例1〜実施例3のどのような組み合わせからなる構成を用いても実施することができる。
【0117】
【発明の効果】
シールパターンの内側に液晶の配向状態を維持するために第1の隔壁を設けることによって、液晶の配向乱れが減少することにより、コントラストを改善する事ができる。
【0118】
また、第2の隔壁を設けることによって、シールパターンの外側に水分等が原因でシール材の劣化による外部引き出し配線部やそれに貼りつけられるFPC等の汚染を防止できる。
【0119】
さらに、第1の隔壁106a及び第2の隔壁106bに加えて、画素部103には複数の柱状のスペーサ112を形成するので、基板の間隔のばらつき(ギャップムラ)の少ない頑丈な液晶表示装置を提供できる。
【0120】
この液晶表示装置を用いた場合、シールパターンの外側で、かつ、基板間に液晶が浸入することがないので、液晶のロスを防ぎ、低コスト化を実現できる。
【0121】
分断工程の際には分断不良が少なくなるので、歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)本発明の液晶表示装置をA−A’線で破断した時の断面図。
(B)本発明の液晶表示装置の上面図。
【図2】 (A)本発明の液晶表示装置をA−A’線で破断した時の断面図。
(B)本発明の液晶表示装置の上面図。
【図3】 従来の液晶表示装置。
【図4】 液晶表示装置の構造。
【図5】 画素部の拡大図。
【図6】 電子機器の一例を示す図。
【図7】 投影型液晶表示装置の構成を示す図。
【図8】 携帯型末端の一例を示す図。
【符号の説明】
101 アクティブマトリクス基板
102 対向基板
103 画素部
104 制御回路(ゲートドライバー)
105 散布用のスペーサ
106a 第1の隔壁 106b 第2の隔壁
107 シールパターン
108 対向電極
109 配向膜
110 封止材
111 制御回路(ソースドライバー)
112 柱状のスペーサ
113 外部引き出し配線部
301 アクティブマトリクス基板
302 対向基板
303 画素部
305 散布用のスペーサ
307 シールパターン
308 対向電極
313 分離して液晶中に入ったシール材
314 シール材のしみ出し
401 偏光板
402 液晶セル
403 バックライト
501 ソース配線
502 ゲート配線
503 TFT[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a configuration of a liquid crystal display device.
[0002]
[Prior art]
A liquid crystal display device is a light-weight and thin display device that is advantageous in terms of low power consumption, and is widely used for business in portable terminals such as notebook personal computers, and in homes as monitors for personal computers and flat-screen TVs. Nowadays, it is steadily replacing CRT, which has played an active role as a leading player in display devices.
[0003]
In general, a display device is a means that can reversely convert an electrical signal into an optical signal and reconstruct it into an image or the like so that information such as an image that has been converted into an electrical signal and transferred can be visually recognized. Many such display devices have been devised so far, and a liquid crystal display device is one of them.
[0004]
Display devices are roughly divided into two types depending on how light is used. The two are a method of applying a material that emits light to the display unit of the display device, such as a CRT, and the display unit does not emit light, but another light source is obtained, and the luminance of the light source light is controlled by the display unit in some way This is a method that allows you to A normal liquid crystal display device belongs to the latter. The liquid crystal display device in the invention described in this specification basically uses this normal liquid crystal display device as an example. However, the invention described in this specification can be used as it is in the technical field even for a self-luminous liquid crystal display device. However, in the current technical trend, the liquid crystal display device can be classified as a non-light-emitting type, and therefore, a non-light-emitting type liquid crystal display device will be described as an example.
[0005]
The liquid crystal display device uses the electrical and optical anisotropy of the liquid crystal to provide a mechanism that can control the transmission and non-transmission of light emitted from the light source as an electrical shutter and bulb. The applied electrical image signal can be visualized.
[0006]
An outline of the liquid crystal display device is shown in FIG. 4. In order to realize this, the liquid crystal display device combines a polarizing
[0007]
3A and 3B schematically show the structure of a cross-sectional view and a top view of a conventional liquid crystal display device. The liquid crystal is held at a constant interval of about 10 μm or less between the
[0008]
In order to visualize the electrical signal applied to the liquid crystal, the liquid crystal molecules are aligned in a predetermined state in the liquid crystal display device so that the optical anisotropy of the liquid crystal can be used effectively. The method of applying an electrical signal and the alignment of liquid crystal molecules are closely related, and several methods have been proposed so far. In general, a general term for these operation methods is called an operation mode. The typical operation modes are those using a nematic liquid crystal, such as a twisted nematic (TN) mode, a vertical alignment (VA) mode, and a lateral electric field drive (IPS). ) Mode, and those that use smectic liquid crystal such as ferroelectric liquid crystal and anti-ferroelectric liquid crystal, surface stabilized ferroelectric liquid crystal (SSFLC) mode, tristable switching (TSS; Tri-State Switching) mode is known and widely used.
[0009]
In any case, the liquid crystal display devices using these operation modes improve the in-plane uniformity of the transmission characteristics of the liquid crystal display device with respect to the applied voltage for the purpose of realizing and maintaining the uniformity of the image quality. In order to improve the uniformity of the response characteristics of the liquid crystal with respect to the applied voltage in the entire apparatus, the distance between the pair of substrates can be kept uniform.
[0010]
3A and 3B schematically show the structure of a cross-sectional view and a top view of a conventional liquid crystal display device. In order to make the distance between the
[0011]
Specifically, in order to bond the pair of
[0012]
The seal pattern is not made into a closed curve pattern from the beginning, but a cut part is made. This is the liquid crystal inlet. In order to place the liquid crystal in the liquid crystal display device, liquid crystal is injected from this injection port by a vacuum injection method or the like to fill the liquid crystal in the display device. After all of the liquid crystal is filled in the liquid crystal display device, the inlet is closed with a sealing
[0013]
As the sealing material, a resin such as a thermosetting epoxy or a UV resin that is cured by ultraviolet rays is used. However, the sealing material uses an insulating material.
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
The liquid crystal filled in the liquid crystal display device is in direct contact with the sealing material. Therefore, the trouble that occurs in the sealing material often affects the liquid crystal as a trouble. Of course, the more portions where the liquid crystal and the resin contained in the sealing material are in contact with each other, the higher the probability of occurrence of a malfunction. The malfunction of the liquid crystal results in the deterioration of the image quality of the liquid crystal display device.
[0015]
However, there has been a case where at least one of the plurality of resin components contained in the sealing material is separated before the sealing material is cured by heat or ultraviolet rays.
[0016]
In the case of the TN liquid crystal, since the liquid crystal has fluidity even in the operating temperature range, impurities generated from the sealing material may melt and be included in the liquid crystal as it is. For example, as shown in FIG. 3, the sealing
[0017]
If this impurity component is highly soluble in the liquid crystal, it will be dissolved in the liquid crystal, so that it is difficult to grasp its presence with the naked eye, but this will cause a decrease in the electrical insulation of the liquid crystal. When the insulating property of the liquid crystal is lowered, the voltage is not effectively applied to the liquid crystal, so that the image quality such as the contrast is lowered.
[0018]
When the impurity component is not soluble in the liquid crystal, a resin region exists in a region filled with the liquid crystal. If there is no solubility, it is expected that almost no liquid crystal is contained in the resin region. Therefore, the resin-only region is isolated in the liquid crystal, or is partially in contact with the seal pattern or separated. It exists in a state where a plurality of resins are in contact.
[0019]
Since the resin contained in the sealing material is nonpolar and the dielectric anisotropy can be regarded as almost zero, when the drive electric field is applied in this state, the resin reacts to the electric field at all. do not do. It seems that there is a region in the liquid crystal that does not respond to the electric field. This is recognized as a black spot defect in a TN liquid crystal of a so-called normally white display that is in a white display state when no electric field is applied.
[0020]
However, this is a case where the size of the separated resin is relatively large, about 0.1 to 1 mm in diameter. If the diameter is smaller than this, the resin moves due to the turbulent flow of the liquid crystal around the resin due to the response of the liquid crystal. May look like.
[0021]
On the other hand, when a smectic liquid crystal typified by a ferroelectric liquid crystal or an anti-ferroelectric liquid crystal is used, another problem occurs. That is, the linear shape of the interface between the sealing material and the liquid crystal as viewed from the direction in which the display portion can be seen affects the alignment of the liquid crystal.
[0022]
In the case of a material such as a ferroelectric liquid crystal or an antiferroelectric liquid crystal, the viscosity of the liquid crystal at room temperature is considerably higher than that of a nematic material, and therefore the liquidity of the liquid crystal is very poor. If the alignment of the liquid crystal is partially disturbed due to the unevenness on the side surface, the alignment at that location remains disordered. When the region where the orientation is disturbed spreads over the pixel portion, the contrast of the portion is significantly lowered.
[0023]
In this way, it can be seen that the linear shape of the boundary between the sealing material and the liquid crystal as viewed from the direction in which the display portion can be seen is very important. When it is used with a thickness of about 2 μm, as shown in FIG. 3, the
[0024]
This phenomenon is considered as follows. In the hot pressing step after superposition, the panel temperature is generally heated to 150 to 200 ° C. to advance the curing reaction, and when the curing is completed, the panel temperature is lowered to room temperature. At 150 ° C to 200 ° C, the viscosity of the adhesive decreases just before the curing reaction starts, and it becomes a fairly fluid state, so that it adheres to the part where the distance between the substrates is thin due to capillary action. The adhesive begins to flow, and when the time further elapses, the curing reaction starts, so the viscosity of the adhesive suddenly increases, and the adhesive that has once spread solidifies without returning to its original state. End up. This phenomenon was particularly remarkable when the distance between the substrates was reduced.
[0025]
To solve this problem, the resin material is mixed with a roughly spherical material having an average particle diameter of about 3 μm to 4 μm (hereinafter referred to as “filler”), and the apparent viscosity is increased to lower the viscosity when the panel is heated. However, in the case where the distance between the substrates has to be made thinner, there is a contradiction that the distance between the substrates cannot be reduced because the filler becomes an obstacle. It may be necessary to use a sealant that uses a filler with a small average particle size, but in reality, an adhesive with a filler with an average particle size of 3 μm or less has not been completed and used. Not done. In any case, it did not lead to a fundamental solution.
[0026]
For this reason, there has been a demand for a structure that can prevent the adverse effect on the alignment of the pixels due to the diffusion of the resin into the liquid crystal and the disorder of the linear shape of the sealant / liquid crystal boundary and improve the contrast.
[0027]
On the other hand, there is a concern about contamination of the external lead-out wiring section and the FPC attached to the external lead-out wiring section due to deterioration of the sealing material due to external moisture and the like.
[0028]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been devised to solve the above problems. That is, the invention of the present specification includes a pair of substrates at least one of which is transparent, a seal pattern inside the end surfaces so as to be parallel to the end surfaces of the pair of substrates, and an area surrounded by the seal patterns. The liquid crystal display device includes a first partition and a second partition so as to be parallel to the seal pattern on the inside, outside, or both sides, and a liquid crystal so as to be in contact with the seal pattern or the first partition. In this specification, the partition refers to a partition shaped like a wall, the first partition partitions the liquid crystal and the sealing material, and the second partition partitions the sealing material and the air outside the liquid crystal display device. . This partition corresponds to a gap material, and the first partition and the second partition correspond to an inner gap material and an outer gap material, respectively. Further, the first partition is a material for orienting the liquid crystal, and the second partition provided outside protects the sealing material. By providing the first partition in order to maintain the alignment state of the liquid crystal inside the seal pattern, the contrast can be improved by reducing the alignment disorder of the liquid crystal. In addition, by providing the second partition wall, there is an effect that contamination of the external lead-out wiring portion and the FPC due to deterioration of the sealing material due to moisture or the like outside the seal pattern can be prevented.
[0029]
In order to solve the above problem, a columnar spacer may be provided inside the first partition of the liquid crystal display device of the present invention. By providing columnar spacers in addition to the first partition and the second partition, a liquid crystal display device with little variation in gap between the substrates (gap unevenness) can be provided. This columnar spacer corresponds to a gap retaining material.
[0030]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1A and 1B are a cross-sectional view and a top view of a liquid crystal display device of the present invention. 2A and 2B are a cross-sectional view and a top view of the liquid crystal display device of the present invention. Here, a case where the present invention is applied to an active matrix liquid crystal display device will be described as an example. Here, as an example, the drive circuit is formed on the same substrate in the active matrix substrate. 101 is an active matrix substrate, and 102 is a counter substrate.
[0031]
In the
[0032]
As the
[0033]
As the
[0034]
As the
[0035]
The
[0036]
Since the
[0037]
The
[0038]
Next, the sealing material, the first partition, and the second partition will be described. First, as the sealing material, an adhesive material is used for the purpose of finally sealing the liquid crystal between the substrates so as not to leak to the outside and bonding the pair of substrates to each other.
[0039]
Examples of the sealing material include an epoxy resin and an acrylic resin as the material having adhesiveness. The curing method may be either a thermosetting type or a photocuring type.
[0040]
In addition, in order to make the space | interval of a board | substrate constant, you may add the additive which is hard to receive the deformation | transformation with respect to a sealing material as needed. When this is used when the distance between the substrates is approximately 3 μm or more, it is effective in reducing the variation in the distance between the substrates with respect to the distance between the substrates in the liquid crystal display device. At this time, as the additive, a spacer having a spherical or cylindrical shape and a constant diameter is used. As the additive, an inorganic material such as SiO2 or an organic material mainly composed of divinylbenzene can be used.
[0041]
The diameter of the spacer added at this time is appropriately selected depending on the liquid crystal to be used or the operation mode. For example, in the TN mode, about 4 to 5 μm, and for the ferroelectric liquid crystal and antiferroelectric liquid crystal, about 0.5 to 3 μm.
[0042]
The amount added to the resin depends on the spacer used, but in many cases it may be about 3%. If too much is added, the added spacers overlap each other, and a certain distance between the substrates cannot be obtained.
[0043]
Next, the
[0044]
As long as the
[0045]
When it is desirable that the side surface of the
[0046]
When the printing method and the dispensing are used, the linear shape of the
[0047]
Note that since the material used for the alignment film is not highly resistant to an alkaline solution such as a developer, the order in which the alignment film is applied and the
[0048]
In addition, the height of the
[0049]
When the
[0050]
Note that columnar spacers may also be provided in a portion that does not affect display in the pixel portion, for example, on a source wiring, a gate wiring, or a black matrix, and may be used for holding a distance between substrates. FIG. 3 shows a
[0051]
Further, although the case where the spacer is formed on the
[0052]
In this way, a spacer is formed on either the active matrix substrate or the counter substrate on which the alignment film, the seal pattern, the first partition wall, and the second partition wall are formed, and then bonded to manufacture a liquid crystal display device. Match. If the manufacturing process of a well-known liquid crystal panel is utilized for the process after a bonding process, a liquid crystal display device like FIG. 1 or FIG. 2 can be obtained.
[0053]
By providing the
[0054]
Further, by providing the
[0055]
Furthermore, when this liquid crystal display device is used, liquid crystal does not enter the outside of the
[0056]
In the cutting process, since the cutting failure is reduced, the yield is improved.
[0057]
In this embodiment mode, the
[0058]
Although an active matrix liquid crystal display device is described as an example in this embodiment mode, the present invention can also be applied to a simple matrix liquid crystal display device.
[0059]
The
[0060]
The present invention having the above-described configuration will be described in more detail with the following examples.
[0061]
【Example】
[Example 1]
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Here, an example is shown in which the present invention is applied to a liquid crystal display device using an active matrix substrate in which a pixel circuit and a driving circuit around the pixel circuit are provided on the same substrate. The number of pixels of the active matrix substrate is 640 × 480 pixels, and the pixel pitch is 200 μm × 200 μm.
[0062]
A
[0063]
Next, a plurality of
[0064]
The
[0065]
Next, an
[0066]
Similarly, the
[0067]
Thereafter, an alignment process is performed by rubbing. Rubbing was performed at an angle of 45 ° with respect to the
[0068]
Substrate cleaning is performed after rubbing to remove dust generated in the rubbing process. Substrate cleaning was performed by immersing the substrate in IPA (isopropanol) and then drying with IPA vapor. In addition, the substrate can be cleaned using pure water.
[0069]
Next, a
[0070]
After the sealing material is applied to the substrates, temporary baking is performed in a clean oven, and then the other substrate is prepared and the substrates are bonded together.
[0071]
Next, hot pressing is performed. This is because the sealing material is fired. A pressure is applied in advance to the pair of bonded substrates so as to crush the panel in a direction perpendicular to the substrate surface using a jig for hot pressing. The pressure at this time is 0.1 to 0.5 kgf / cm 2 Here, 0.3 kg / cm 2 It is. While maintaining this state, it is placed in a clean oven and the sealing material is thermally cured. Thermal curing is performed for 4 to 10 hours, here 6 hours, and the sealing material is cured.
[0072]
When the hot press is completed, the bonded substrates are cut into a predetermined shape by a general apparatus for cutting glass such as a diamond cutter. At this time, by making the dividing portion and the end of the
[0073]
Liquid crystal is injected into the divided panel (the liquid crystal is not shown). The conditions of pressure control and temperature control at the time of injection differ depending on the liquid crystal, and may be performed under the optimum conditions for injecting each material. This time we will use nematic liquid crystals. Since nematic liquid crystals are fluid like liquids at room temperature, vacuum injection is performed at room temperature. The nematic liquid crystal used is ZLI4792 (manufactured by Merck Japan).
[0074]
After the liquid crystal is injected, the injection port is sealed. In this case, UV curable resin is also used for sealing. However, since the position of the injection port is considerably away from the pixel portion and after the liquid crystal is injected, the sealing
[0075]
After sealing the inlet, the liquid crystal is realigned. In the realignment treatment, the manufactured liquid crystal display device is heated to 130 ° C. in a clean oven, held for 30 minutes, and then rapidly cooled to room temperature.
[0076]
In the liquid crystal display device manufactured by the method of the present invention in this manner, the sealing material is blocked by the
[0077]
Further, by providing the
[0078]
Furthermore, when this liquid crystal display device is used, liquid crystal does not enter the outside of the
[0079]
In the cutting process, since the cutting failure is reduced, the yield is improved.
[0080]
[Example 2]
In the first embodiment, the case where the
[0081]
The
[0082]
Next, a photosensitive resin is applied to the
[0083]
A
[0084]
Next, a seal material is applied to the
[0085]
Through the above steps, a liquid crystal display device as shown in FIG. 1 is manufactured. By providing the
[0086]
Further, by providing the
[0087]
Furthermore, when this liquid crystal display device is used, liquid crystal does not enter the outside of the
[0088]
In the cutting process, since the cutting failure is reduced, the yield is improved.
[Example 3]
In the first embodiment and the second embodiment, the case where the liquid crystal for TN is used as the liquid crystal is shown, but in this embodiment, an example in which the ferroelectric liquid crystal is used as the liquid crystal is shown. As a method for forming the
[0089]
First, as shown in Embodiment 1, the
[0090]
Next, an
[0091]
The alignment film is pre-baked on a hot plate at 80 ° C. and then baked in a clean oven at 250 ° C. for 1.5 hours. After the alignment film is baked, a rubbing step is performed, followed by cleaning after rubbing.
[0092]
Next, a sealing material is applied to the
[0093]
Next, the liquid crystal is injected into the divided panel (the liquid crystal is not shown). The ferroelectric liquid crystal used in this embodiment is FELIX-M4850-100 (manufactured by Hoechst), but any known ferroelectric liquid crystal may be used. The characteristics of liquid crystals are that the phase series is Iso-N. * -SmA-SmC * -Cry, and the phase transition temperature is Iso-N * Is 76 ° C, N * -SmA is 71 ° C, SmA-SmC * Is 67 ° C, SmC * -Cry is -20C. At a temperature at which the liquid crystal exhibits an Iso phase, the liquid crystal is injected into the divided panel by a vacuum injection method.
[0094]
After injecting liquid crystal and sealing the inlet, realignment is performed. Here, the liquid crystal display device is heated to 100 ° C. and maintained at the temperature for 30 minutes, and then cooled to room temperature. Cooling is performed at a rate of 0.1 ° C./min.
[0095]
Since the separation of the sealing material and unnecessary spread are eliminated by the structure of the present invention, a uniform alignment state of the liquid crystal can be obtained. In addition, since the surface of the sealing material that is in contact with the liquid crystal is less likely to form alignment discontinuities, alignment defects that are particularly problematic in smectic liquid crystals are improved.
[0096]
In addition, since the
[0097]
Further, by providing the
[0098]
Furthermore, when this liquid crystal display device is used, liquid crystal does not enter the outside of the
[0099]
In the cutting process, since the cutting failure is reduced, the yield is improved.
[0100]
[Example 4]
A CMOS circuit and a pixel portion formed by implementing the invention of this specification can be used for various display devices (active matrix liquid crystal displays). That is, the present invention can be implemented in all electronic devices in which these display devices are incorporated in the display portion.
[0101]
Such electronic devices include video cameras, digital cameras, projectors (rear type or front type), head mounted displays (goggles type displays), car navigation systems, car stereos, personal computers, personal digital assistants (mobile computers, mobile phones) Or an electronic book). Examples of these are shown in FIGS.
[0102]
FIG. 6A illustrates a personal computer, which includes a main body 2001, an image input portion 2002, a display portion 2003, a
[0103]
FIG. 6B illustrates a video camera, which includes a main body 2101, a display portion 2102, an
[0104]
FIG. 6C illustrates a mobile computer, which includes a main body 2201, a camera unit 2202, an
[0105]
FIG. 6D shows a head-mounted display, which includes a main body 2301, a signal cable 2302, a fixed
[0106]
FIG. 6E shows a player using a recording medium (hereinafter referred to as a recording medium) on which a program is recorded, and includes a main body 2401, a
[0107]
FIG. 6F illustrates a digital camera, which includes a main body 2501, a
[0108]
FIG. 7A illustrates a front projector, which includes a
[0109]
FIG. 7B shows a rear projector, which includes a main body 2701, a
[0110]
FIG. 7C is a diagram showing an example of the structure of the
[0111]
FIG. 7D shows an example of the structure of the light source
[0112]
However, the projector shown in FIG. 7 shows a case where a transmissive liquid crystal display device is used, and an application example in a reflective liquid crystal display device is not shown.
[0113]
FIG. 8A shows a cellular phone, which includes a
[0114]
FIG. 8B illustrates a portable book (electronic book), which includes a
[0115]
FIG. 8C illustrates a display, which includes a
[0116]
As described above, the application range of the present invention is extremely wide and can be applied to electronic devices in various fields. Moreover, the electronic apparatus of a present Example can be implemented even if it uses the structure which consists of what combination of Example 1- Example 3. FIG.
[0117]
【The invention's effect】
By providing the first partition in order to maintain the alignment state of the liquid crystal inside the seal pattern, the contrast can be improved by reducing the alignment disorder of the liquid crystal.
[0118]
Further, by providing the second partition wall, it is possible to prevent contamination of the external lead-out wiring portion and the FPC attached thereto due to deterioration of the sealing material due to moisture or the like outside the seal pattern.
[0119]
Further, in addition to the
[0120]
When this liquid crystal display device is used, the liquid crystal does not enter the outside of the seal pattern and between the substrates, so that the loss of the liquid crystal can be prevented and the cost can be reduced.
[0121]
In the cutting process, since the cutting failure is reduced, the yield is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a cross-sectional view of a liquid crystal display device according to the present invention taken along line AA ′.
(B) Top view of the liquid crystal display device of the present invention.
FIG. 2A is a cross-sectional view of the liquid crystal display device of the present invention taken along line AA ′.
(B) Top view of the liquid crystal display device of the present invention.
FIG. 3 shows a conventional liquid crystal display device.
FIG. 4 shows a structure of a liquid crystal display device.
FIG. 5 is an enlarged view of a pixel portion.
FIG. 6 illustrates an example of an electronic device.
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of a projection type liquid crystal display device.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a portable terminal.
[Explanation of symbols]
101 Active matrix substrate
102 Counter substrate
103 pixels
104 Control circuit (gate driver)
105 Spacer for spraying
106a First partition 106b Second partition
107 Seal pattern
108 Counter electrode
109 Alignment film
110 Sealing material
111 Control circuit (source driver)
112 Columnar spacer
113 External lead-out wiring section
301 Active matrix substrate
302 Counter substrate
303 pixel section
305 Spacer for spraying
307 Seal pattern
308 Counter electrode
313 Seal material separated into liquid crystal
314 Exudation of sealing material
401 Polarizing plate
402 Liquid crystal cell
403 backlight
501 Source wiring
502 Gate wiring
503 TFT
Claims (7)
前記第1の基板上に、前記第1の基板の外周に沿うように第1の隔壁を形成し、
前記第1の基板上の前記第1の隔壁が形成された領域の外側に、前記第1の基板の外周に沿うように第2の隔壁を形成し、
前記第1の隔壁及び前記第2の隔壁を形成した後、前記第1の基板上の前記第1の隔壁が形成された領域と前記第2の隔壁が形成された領域との間に、シールパターンを形成し、
前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記第1の隔壁は、耐液晶性を有する材料であり、
前記第2の隔壁は、耐水性を有する材料であることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。A method for manufacturing a liquid crystal display device, comprising: a first substrate; a second substrate; and a liquid crystal held between a pair of substrates including the first substrate and the second substrate,
On the first substrate, a first partition is formed along the outer periphery of the first substrate,
Forming a second partition along the outer periphery of the first substrate outside the region where the first partition is formed on the first substrate;
After forming the first partition and the second partition, a seal is formed between the region where the first partition is formed and the region where the second partition is formed on the first substrate. Forming a pattern,
Bonding the first substrate and the second substrate ,
The first partition is a material having liquid crystal resistance,
The method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the second partition wall is a water-resistant material.
前記第1の隔壁及び前記第2の隔壁をフォトリソグラフィ法によって形成することを特徴とする液晶表示装置の作製方法。In the manufacturing method of the liquid crystal display device of Claim 1 ,
A method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the first partition and the second partition are formed by a photolithography method.
前記第1の基板上に、前記第1の基板の外周に沿うように第1の隔壁をフォトリソグラフィ法によって形成し、
前記第1の基板上の前記第1の隔壁が形成された領域の外側に、前記第1の基板の外周に沿うように第2の隔壁をフォトリソグラフィ法によって形成し、
前記第1の隔壁及び前記第2の隔壁を形成した後、前記第1の基板上の前記第1の隔壁で囲まれた領域に、ポリイミド又はポリアミドを有する配向膜を形成し、
前記配向膜を形成した後、前記第1の基板上の前記第1の隔壁が形成された領域と前記第2の隔壁が形成された領域との間に、シールパターンを形成し、
前記第1の基板と前記第2の基板とを貼り合わせ、
前記第1の隔壁は、耐液晶性を有する材料であり、
前記第2の隔壁は、耐水性を有する材料であることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。A method for manufacturing a liquid crystal display device, comprising: a first substrate; a second substrate; and a liquid crystal held between a pair of substrates including the first substrate and the second substrate,
On the first substrate, a first partition is formed by a photolithography method along the outer periphery of the first substrate,
Forming a second partition wall by a photolithography method along the outer periphery of the first substrate outside the region where the first partition wall is formed on the first substrate;
After forming the first partition and the second partition, an alignment film having polyimide or polyamide is formed in a region surrounded by the first partition on the first substrate,
After forming the alignment film, a seal pattern is formed between a region where the first partition is formed on the first substrate and a region where the second partition is formed,
Bonding the first substrate and the second substrate ,
The first partition is a material having liquid crystal resistance,
The method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the second partition wall is a water-resistant material.
前記第1の隔壁を形成した後、前記第1の隔壁で囲まれた領域を前記液晶で満たすことを特徴とする液晶表示装置の作製方法。In the manufacturing method of the liquid crystal display device according to any one of claims 1 to 3 ,
A method for manufacturing a liquid crystal display device, comprising: forming a first partition; and filling a region surrounded by the first partition with the liquid crystal.
前記シールパターンには、添加剤が含まれることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。In the manufacturing method of the liquid crystal display device as described in any one of Claims 1 thru | or 4 ,
The method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the seal pattern includes an additive.
前記第1の隔壁は、アクリル樹脂であることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。In the manufacturing method of the liquid crystal display device according to any one of claims 1 to 5 ,
The method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the first partition is an acrylic resin.
前記液晶は強誘電性液晶であることを特徴とする液晶表示装置の作製方法。In the manufacturing method of the liquid crystal display device according to any one of claims 1 to 6 ,
A method for manufacturing a liquid crystal display device, wherein the liquid crystal is a ferroelectric liquid crystal.
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