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JP4786811B2 - Agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion - Google Patents

Agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion Download PDF

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JP4786811B2
JP4786811B2 JP2001097215A JP2001097215A JP4786811B2 JP 4786811 B2 JP4786811 B2 JP 4786811B2 JP 2001097215 A JP2001097215 A JP 2001097215A JP 2001097215 A JP2001097215 A JP 2001097215A JP 4786811 B2 JP4786811 B2 JP 4786811B2
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Nippon Soda Co Ltd
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農作物に付着しても薬害が発生せず、さらに低温並びに高温において長期間貯蔵した後においても保存安定性に優れるサスポエマルジョン製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
農薬原体は、取扱いの容易さ、または特定の組み合わせが相乗効果を奏するため、しばしば作物に混合物として散布される。使用の容易性、作業の効率化のためには、あらかじめ混合した液体配合物を農家に提供することが望ましい。しかしながら、全ての農薬原体の組み合わせにおいて十分な相溶性が得られるわけではないし、また長期間安定なものが得られるわけでもない。特に液状原体と固体原体は、その相溶性に大きな問題があり、実用性のある混合物を作るのは非常に難しい。
【0003】
上記の問題に対する一つの解決方法として、サスポエマルジョン製剤が知られている。サスポエマルジョン(SE)とは、1つの成分のエマルジョン濃縮物(EC)と、他成分のサスペンジョン濃縮物(SC)との混合物であり、取扱いの容易さ等により種々の組成が検討されてきた。
【0004】
例えば(イ)植物保護有効物質の新規なサスポエマルジョン(特開昭63−83001号公報参照)、(ロ)スルホ尿素系又はフェニル尿素系からの除草剤を用いたフェノキサプロップエチルの保存安定性の技術に困難のないサスポエマルジョン製剤(特開平5−132406号公報参照)、(ハ)スルホニル尿素を水分散液にしたサスポエマルジョン製剤(特開平6−219913号公報参照)、(ニ)固体としてジチオカルバマートを含み、乳化された成分としてトリアゾール、モルホリンまたはピリミジンを含むサスポエマルジョン製剤(特開平8−67603号公報)等が知られている。
【0005】
しかしながら、従来の(イ)〜(ニ)のサスポエマルジョン製剤では、溶剤を必要とするエマルジョンと、サスペンジョンとを組み合わせる場合、散布時に薬剤の農作物への付着力が上昇し、更に薬剤が付着後に葉面で拡展するため有効成分が農作物の伸長部に接触し易くなり、重大な薬害を引き起こすといった問題点を有する。
また、一般的にサスポエマルジョン製剤は、加水分解性のある農薬原体の分解を従来の水性懸濁状組成物(フロアブル)より大幅に促進するといった問題点を有することが知られている。
【0006】
例えば(ハ)のサスポエマルジョン製剤では、ポリアクリル誘導体を用いることによりスルホニル尿素の分解抑制を行っているが、このポリアクリル酸誘導体を用いたサスポエマルジョン製剤でも、薬剤の組み合わせによっては効果的にその分解抑制機能が働かない。
また(イ)〜(ニ)のサスポエマルジョン製剤は、高い溶解力をもった有機溶剤を使用した場合、サスペンジョンとエマルジョンの凝集が発生し易い等の問題点がある。
そこで上記問題を解消するために、芳香族系ビニル系樹脂を含有するサスポエマルジョン製剤(例えば、特開2000−344604号公報を参照されたい)等が開発された。
【0007】
該サスポエマルジョン製剤の特徴の1つとして、農作物の葉面に付着しても薬剤の接着力により葉面から伸長部へ薬剤が展延せず薬害を防止することがあげられている。しかしながら、このサスポエマルジョン製剤は、農薬原体が葉面に付着して薬害を発現する傾向が高く、薬剤が伸長部付近または直接付着した場合には強い薬害を引き起こす問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、加水分解性の高い除草活性成分の分解を効果的に抑制し、低温及び高温において長期間貯蔵した後においても保存安定性に優れ、また水面及び水中での分散性及び拡散性に優れた性能を維持しつつ、更に薬害、特に薬剤が直接農作物に付着した場合の薬害をさらに抑えることができるサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、これらの課題を解決するべく種々研究を重ねた結果、加水分解性の高い農薬原体の分解を効果的に抑制し、長期にわたり優れた保存安定性を示し、さらに水面及び水中での分散性及び拡散性に優れ、安定した防除効果を示しつつ、薬剤の農作物、特に農作物の葉面への付着性を抑え、さらに薬剤が葉面に付着した場合でも、薬剤の接着力により葉面から伸長部への薬剤の展延を抑えることにより、薬害を効果的に抑制することができるサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち本発明は、水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が68℃以下である水難溶性農薬原体(a)と、水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、脂肪酸エステル系溶剤である水難溶性溶剤(b)と、水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が69℃以上である水難溶性農薬原体(c)と、保護コロイド剤(d)と、芳香族系ビニル系樹脂(e)と、(6)水(f)とを含有し、保護コロイド剤(d)がポリビニルアルコールであり、芳香族系ビニル系樹脂(e)がスチレン系樹脂であることを特徴とするサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を提供するものである。
【0011】
また、本発明は水田に散布することを特徴とする上記のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物の使用方法を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の水難溶性農薬原体(a)とは、水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が68℃以下、好ましくは−40〜68℃の農薬原体を指し、除草剤、殺菌剤、殺虫剤及び殺ダニ剤などが挙げられる。
水難溶性農薬原体(a)のうち除草剤としては、例えば、2−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−4−エチルアミノ−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン(一般名、ジメタメトリン)、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(2−プロポキシエチル)−アセトアニリド(一般名、プレチラクロール)、S,S−ジメチル−2−(ジフルオロメチル)−4−イソブチル−6−(トリフルオロメチル)−3,5−ピリジンジカルボチオナート(一般名、ジチオピル)、S−ベンジル−N−(1,2−ジメチルプロピル)−N−エチルチオカルバマート(一般名、エスプロカルブ)、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル エタンスルホナート(一般名、ベンフレセート)、ブチル=(R)−2−[4−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)フェノキシ]プロピオナート(一般名、シハロホップブチル)、S−1−メチル−1−フェニルエチル=ピペリジン−1−カルボチオアート(一般名、ジメピペレート)等が挙げられる。
【0013】
これらのうち、2−(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−4−エチルアミノ−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン、2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−(2−プロポキシエチル)−アセトアニリド、S,S−ジメチル−2−(ジフルオロメチル)−4−イソブチル−6−(トリフルオロメチル)−3,5−ピリジンジカルボチオナート、S−ベンジル−N−(1,2−ジメチルプロピル)−N−エチルチオカルバマート、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチルベンゾフラン−5−イル エタンスルホナート、ブチル=(R)−2−[4−(4−シアノ−2−フルオロフェノキシ)フェノキシ]プロピオナート、S−1−メチル−1−フェニルエチル=ピペリジン−1−カルボチオアートが好ましく用いられる。
【0014】
また、水難溶性農薬原体(a)のうち殺菌剤としては、O,O−ジイソプロピル−S−ベンジルチオホスフェート(一般名、IBP)、エチル=2−ジエトキシチオホスホリルオキシ−5−メチルピラゾロ(1,5−a)ピリミジン−6−カルボキシラート(一般名、ピラゾホス)、1−[2−(2,4−ジクロロフェニル)−4−プロピル−1,3−ジオキソラン−2−イルメチル]−1H−1,2,4−トリアゾール(一般名、プロピコナゾール)等が挙げられる。
【0015】
また、水難溶性農薬原体(a)のうち殺虫剤としては、O,O−ジメチル−S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェート(一般名、ジメトエート)、S−4−フェノキシブチル−N,N−ジメチルチオカルバマート(一般名、フェノチオカルブ)、2−sec−ブチルフェニル−N−メチルカルバマート(一般名、BPMC)、2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテル(一般名、エトフェンプロックス)等が挙げられる。
本発明の農園芸用農薬組成物には、これらの水難溶性農薬原体を1種以上用いることができ、除草剤、殺菌剤、殺虫剤等を複数種混合することも可能である。
【0016】
本発明で使用される水難溶性溶剤(b)は、水に対する溶解度が25℃で1000ppm以下、好ましくは500ppm以下、より好ましくは100ppm以下であり、且つ25℃で液状である脂肪酸エステル系溶剤、二塩基酸エステル系溶剤、及び高級アルコール系溶剤を指す。この水難溶性溶剤(b)は、水に対する溶解度が低いほど、農園芸用農薬組成物の保存安定性は向上する。
脂肪酸エステル系溶剤としては、脂肪酸として例えば2−エチルヘキサン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、ブラシジン酸のような炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が挙げられ、そのアルキルエステルとしては、メチルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステル、オレイルエステルのような炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル鎖とのモノエステル型、エチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール(5モル)、ネオペンチルグリコール、グリセリンのような炭素数2〜10のグリコール類とのモノ、ジ及びトリエステル型が挙げられる。例えば、オレイン酸メチルエステル、リノール酸エチルエステル、リノレン酸メチルエステル、2−エチルヘキサン酸トリグリセリド、カプリル酸トリグリセリド、カプリン酸トリグリセリド、オレイン酸トリグリセリド、オクタン酸トリグリセリド、リノール酸トリグリセリド、リノレン酸トリグリセリド、エルカ酸トリグリセリド、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール等が挙げられる。
【0017】
また、脂肪酸エステル系溶剤としては、植物油があげられ、これらの組成は、オレイン酸トリグリセリド、リノール酸トリグリセリド、リノレン酸トリグリセリド、エルカ酸トリグリセリド等を主成分とする混合物である。植物油としては、大豆油、オリーブ油、ホホバ油、ひまし油、菜種油、パーム油、トウモロコシ油、サフラワー油、カポック油、椿油、ヤシ油、ゴマ油、米ヌカ油、落下生油、綿実油、亜麻仁油、きり油、ひまわり油、紅花油等が挙げられる。
【0018】
二塩基酸エステル系溶剤としては、シュウ酸、リンゴ酸、クエン酸、アジピン酸、フタル酸等の2つのカルボン酸基をもつ二塩基酸のエステル化合物であり、そのアルキルエステルとしては、メチルエステル、ブチルエステル、イソブチルエステル、オレイルエステルのような炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル鎖とのエステル化合物であり、例えば、リンゴ酸イソステアリル、アジピン酸ジ(2−ヘプチルウンデシル)、グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジメチル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジイソデシル、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタル酸ジイソトリデシルなどが挙げられる。
【0019】
高級アルコール系溶剤としては、炭素数6〜24の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和アルコールで、例えばオクタノール、ヘプチルアルコール、デシルアルコール、オレイルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、などが挙げられる。
水難溶性溶剤(b)の中では、大豆油が特に好ましく用いられる。
【0020】
本発明の水難溶性農薬原体(c)とは、水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が69℃以上、好ましくは69〜350℃の農薬原体を指し、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤等が挙げられる。
【0021】
このような水及び油難溶性農薬原体(c)のうち除草剤としては、例えば、O−3−tert−ブチルフェニル−6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカルバマート(一般名、ピリブチカルブ)、5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロメチルベンゾアート(一般名、ビフェノックス)、2−クロロ−N−(3−メトキシ−2−テニル)−2’,6’−ジメチルアセトアニリド(一般名、テニルクロール)、1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素 (一般名、ダイムロン)、N,N−ジエチル−3−メシチルスルホニル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド(一般名、カフェンストロール)、メチル−α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)カルバモイルスルファモイル]−o−トルアート(一般名、ベンスルフロンメチル)、2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベンジル)−3,3−ジメチルブタナミド(一般名、ブロモブチド)、1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)尿素(一般名、イマゾスルフロン)、1−{[O−(シクロプロピルカルボニル)フェニル]スルファモイル}−3(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)−尿素(一般名、シクロスルファムロン)等が挙げられ、このうち好ましくはO−3−tert−ブチルフェニル−6−メトキシ−2−ピリジル(メチル)チオカルバマート、5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロメチルベンゾアート、2−クロロ−N−(3−メトキシ−2−テニル)−2’,6’−ジメチルアセトアニリド、1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−(パラトリル)尿素、N,N−ジエチル−3−メシチルスルホニル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド、メチル−α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)カルバモイルスルファモイル]−o−トルアート、2−ブロモ−N−(α,α−ジメチルベンジル)−3,3−ジメチルブタナミド、1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリジン−2−イル)尿素、1−{[O−(シクロプロピルカルボニル)フェニル]スルファモイル}−3(4,6−ジメトキシ−2−ピリミジニル)−尿素等が挙げられる。
【0022】
また、このような水難溶性農薬原体(c)のうち殺菌剤としては、例えば、マンガニーズエチレンビス(ジチオカルバマート)(一般名、マンネブ)、3−アリルオキシ−1,2−ベンゾイソチアゾール−1,1−ジオキシド(一般名、プロベナゾール)、2−メチル−3’−イソプロポキシベンズアニリド(一般名、メプロニル)、4,5,6,7−テトラクロロイソフタロニトリル(一般名、TPN)、ジメチル−4,4’−O−フェニレンビス(3−チオアロファナート)(一般名、チオファネートメチル)等が挙げられる。
さらにまた、このような水難溶性農薬原体(c)のうち殺虫剤としては、ジメチル−2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニル)ビニルホスファート(一般名、ジメチルビンホス)、1−ナフチル−N−メチルカルバマート(一般名、NAC)、2−イソプロピルフェニル−N−メチルカルバマート(一般名、MIPC)等が挙げられる。
【0023】
本発明の農園芸用農薬組成物には、これらの水難溶性農薬原体を1種以上用いることができ、除草剤、殺菌剤、殺虫剤等を複数種混合することも可能である。
【0024】
また、本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物に保存安定性を損なわない範囲で水溶性農薬製剤を添加することも可能である。
【0025】
本発明で使用される保護コロイド剤(d)としては、従来公知の保護コロイド剤が用いられる。保護コロイド剤(d)としては、例えば、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース又はヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、これらを単独で用いても、併用しても良い。
【0026】
ポリビニルアルコールとしては、分子量200〜3500、鹸化度が60〜100モル%のものが挙げられ、好ましくは、分子量500〜2500、鹸化度が75〜95モル%程度のものである。
保護コロイド剤(d)の中では、ポリビニルアルコールが特に好ましく用いられる。
【0027】
本発明で使用される芳香族系ビニル系樹脂(e)としては、スチレン系樹脂、フタル酸系樹脂、芳香族ポリアミド系樹脂、キシリレン系樹脂、ビスフェノール系樹脂、イソシアナート系樹脂、フェニレン系樹脂等が挙げられ、好ましくはスチレン系樹脂が挙げられる。ここでいう系とは、樹脂が一般的な他のモノマー、例えばアクリル酸、ブタジエン、酢酸ビニル、メタクリル酸等との共重合体のものを含むという意味であり、芳香族基を必須成分として持っていれば、その他のモノマーが1種又は複数組み合わされていても良い。
【0028】
スチレン系樹脂としては、スチレン/アクリル酸系エステル共重合体が好ましく用いられる。例えば、平均分子量が約100000〜900000、好ましくは300000〜700000のスチレン/アクリル酸系エステル共重合体が挙げられ、さらにこれを約10〜60重量%含有するディスパージョンの状態で使用するのが好ましい。例えばエマルジョン又はハイドロゾルのような型で使用することが好ましい。
【0029】
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、これらの他に水(f)を必須とする。
【0030】
また本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物には、上述した(a)〜(f)成分に加え、さらに結晶析出防止剤を添加しても良い。該結晶析出防止剤としては、ロジングリセリンエステル(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7518)等の樹脂誘導体や、Agrimer VEMAシリーズ(ISP株式会社製)、Agrimer VAシリーズ(ISP JAPAN社製)、Sokalan HP53(BASF社製)等の水溶性樹脂が挙げられ、このうち、ロジングリセリンエステルが好ましく挙げられる。
【0031】
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物の安定性を阻害しない範囲で公知慣用の界面活性剤が添加されても良い。該界面活性剤としては、ノニオン系、アニオン系界面活性剤が用いられる。具体的にはポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル誘導体、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル類、ポリオキシエチレンソルビタンエステル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、ソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のノニオン界面活性剤が挙げられ、これらを単独で用いても、併用しても良い。
【0032】
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテルとしては、ポリオキシエチレン(5〜40モル)のトリスチリルフェニルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマーとしては、平均分子量が500〜20000、好ましくは1000〜10000のものが挙げられる。また当該ブロックポリマー中のポリオキシエチレンの比率は5〜70%が好ましく、より好ましくは20〜65%である。
【0033】
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル誘導体としては、ポリオキシエチレン(5〜40モル)のトリスチリルフェニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン(5〜40モル)のトリスチリルフェニルエーテルリン酸エステル塩等が挙げられる。
【0034】
ここでいう塩としては、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アンモニウム、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
【0035】
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、炭素数5〜20の脂肪酸とソルビタンのエステルが好ましく、例えばモノパルミチン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、1種又は複数組み合わせて用いることができる。また、必要に応じて本発明の効果を損なわない範囲で、農薬製剤に公知慣用のアニオン界面活性剤を少量添加することもできる。
【0036】
また、本発明の農園芸用農薬組成物の安定性を阻害しない範囲で水難溶性溶剤(b)以外の公知慣用の有機溶剤を添加し得る。当該有機溶剤としては、ケトン類、炭化水素類が挙げられる。
【0037】
本発明の農園芸用農薬組成物は、上記成分以外に、必要に応じて公知慣用の消泡剤、凍結防止剤、防腐剤、増粘剤等の添加剤を含んでいても良い。消泡剤としては、例えばシリコーン系のものが挙げられる。凍結防止剤としては、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール等のジオール類や、グリコールエーテル類、尿素等が挙げられる。
【0038】
防腐剤としては例えばベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)、ベストサイド300(大日本インキ化学工業株式会社製)等の工業用途の水系混合物に使用される防腐剤が挙げられる。
【0039】
また、増粘剤としてはキサンタンガム、ウエランガム等のヘテロポリサッカライドガム、ベントナイト等の無機鉱物、コロイダルシリカ等が挙げられる。
【0040】
続いて、本発明の農園芸用農薬組成物の製造方法の概要を説明する。
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物の製造方法は、
(イ) 水難溶性農薬原体(a)と、水難溶性溶剤(b)と、保護コロイド剤(d1)と、水(f1)とを含むエマルジョン部を製造する。
【0041】
(ロ) 保護コロイド剤(d2)と、水(f2)と、水難溶性農薬原体剤(c)とを含むサスペンジョン部を製造する。
【0042】
(ハ) 最後に(イ)で製造したエマルジョン部、(ロ)で製造したサスペンジョン部、及び芳香族系ビニル系樹脂(e)とを混合する。又は芳香族系ビニル系樹脂(e)はエマルジョン部若しくはサスペンジョン部のどちらか一方に添加して製造し、最後に他の一方と混合しても良い。
【0043】
さらに詳しく製造方法を説明する。
水難溶性農薬原体(a)0.1〜30重量部、水難溶性溶剤(b)0.1〜50重量部、保護コロイド剤(d1)1.0〜15重量部を混合し、次に水(f1)5〜98.7重量部中に加えて撹拌混合し、更に乳化機又は湿式粉砕機により粒径0.1〜15μm、より好ましくは0.1〜5μmまで微粒子化しエマルジョン部を製造する。
【0044】
次に保護コロイド剤(d2)1〜(15重量部−エマルジョン部で使用した保護コロイド剤重量部)重量部と水(f2)5〜(98.7重量部−エマルジョン部で使用した水重量部)重量部を撹拌混合した系に水難溶性農薬原体剤(c)0.1〜30重量部を加え、更に撹拌混合して分散した混合スラリーを製造し、湿式粉砕機により粒径0.1〜15μm、より好ましくは0.1〜5μmまで微粒子化しサスペンジョン部を製造する。
【0045】
最後にエマルジョン部とサスペンジョン部と芳香族系ビニル系樹脂(e)0.1〜30重量部とを混合してサスポエマルジョンの製造は完了する。又は、芳香族系ビニル系樹脂(e)1〜30重量部をエマルジョン部若しくはサスペンジョン部のどちらか一方に添加して製造し、最後に他の一方と混合してサスポエマルジョンの製造は完了する。このときサスポエマルジョンの粒径は0.1〜15μm、より好ましくは0.1〜5μmである。
【0046】
上述した粒径の範囲は、上限を越えると保存安定性が悪くなり好ましくなく、また、下限は実際に工業的に得られるものであり、本来は特に下限は限定されない。
ここでいう乳化機としては、公知慣用の乳化機であり、ホモジナイザー、高圧乳化機、超音波乳化機等が挙げられる。また粉砕機としては公知慣用の粉砕機であり、ボールミル、ジェット粉砕機、衝撃微粒粉砕機等が挙げられるが、特に好ましくは微小球形の剛体ビーズ(ガラス,セラミック等)と共に混合スラリーを高速撹拌して微粉砕する湿式粉砕機を用いる方法が挙げられ、例えばダイノミルKDL型(WILLY A.BACHOFEN AG Maschinenfabrik Basel社製)、アシザワLMZ型(アシザワ株式会社製)、サンドグラインダー(アイメックス株式会社製)等が挙げられる。
【0047】
また、保護コロイド剤(d)は、エマルジョン部を製造する場合とサスペンジョン部を製造する場合において同じ剤を使用することが好ましいが、複数の保護コロイド剤を使用する場合は、添加組成の割合、種類が若干異なっていても良い。
【0048】
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物における水難溶性農薬原体(a)の配合割合は、0.1〜30重量部、より好ましくは1〜10重量部である。また、水難溶性溶剤(b)の配合割合は0.1〜50重量部、より好ましくは1〜40重量部である。さらにまた水難溶性農薬原体(c)の配合割合は0.1〜30重量部、より好ましくは1〜10重量部である。さらにまた保護コロイド剤(d)の配合割合は0.5〜15重量部、より好ましくは1〜10重量部である。さらにまた芳香族系ビニル系樹脂(e)の配合割合は、0.5〜20重量部、より好ましくは1〜15重量部である。さらにまた水(f)の配合割合は1〜98.7重量部、より好ましくは20〜60重量部である。
【0049】
製造されたサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、従来、別々に散布処理しなければならなかったエマルジョン組成物とサスペンジョン組成物を一度に散布処理することができ、省力的である。
【0050】
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、25℃での表面張力が37mN/m以上であり、好ましくは37〜55mN/m、より好ましくは38〜55mN/m、更に好ましくは40〜55mN/mである。表面張力を高くした場合、薬剤の農作物への付着を抑制することが可能になり、付着による薬害を抑えることにつながる。
【0051】
本サスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物の使用方法としては、植物への施用(茎葉散布)、植物の生育土壌への施用(土壌施用)、田面水への施用(水面施用)、種子への施用(種子処理)等が考えられ、特に田面水への使用(水面施用)に好適に用いられる。
【0052】
本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を田面水へ使用(水面施用)する場合、優れた水中分散性と拡散性を有する為、水田水面の1点または数箇所に直接滴下散布するのみで、使用者が水田に入ることなく、水田に容易に散布することができる。またこの時、散布器具は特に限定されないが、水懸濁状農薬組成物などで通常使用されているプラスティック容器、紙容器などを用いれば良い。この様なプラスティック容器や紙容器を使用して水田面に直接散布する場合は、充填した農薬原体の種類、製剤中への含有量などにより、その散布量が異なる為、一律に特定することはできないが、10アール当たり、10〜2000ml、好ましくは50〜1000mlを水田に施用する。例えば、50〜1000mlの容量に充填したものであれば、10アール当たり、容器1〜2本程度を水田に使用すれば良い。本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を散布器具により水田面に直接散布したものは、薬液が水面に滴下されると同時に内容物の水面及び水中への拡散がはじまり均一に分散するため、十分な防除効果をもたらす。また、本発明のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、稲に付着しても、表面張力が高いため、稲に付着し難く、また仮に稲に付着した場合でも、付着葉面での拡展性はほとんどないため、稲の伸長部にまで薬剤が到達することがほとんどなく、このため重大な薬害を引き起こす心配がない。
【0053】
また、水に希釈して施用する場合は、例えば10m2の面積に薬剤を散布する時、散布タンクの10リットルの水に本薬剤を5〜2000ml、より好ましくは10〜1000ml程度を投入するだけで、作業者が安全で簡単に散布液が調製でき、果樹、野菜などに充分な効果をあげることができる。
【0054】
本サスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、上述した稲だけでなく他の農作物に対しても同様の効果を現す。即ち、表面張力を高く設定することにより、農作物に対する付着性を効果的に抑制し、更に、芳香族系ビニル系樹脂(e)の添加により、付着後の水分蒸発時に油層部が増粘し、さらに接着力を発現することで、葉面付着後の当該農園芸用農薬組成物の葉面での展延及び吸収を防止し、農作物の伸長部への薬剤の展延を防止する。このため、従来のサスポエマルジョン剤で問題となった農作物への薬剤の吸収並びに伸長部への薬剤の展延を効果的に抑制でき、このため農作物が枯死するような重大な薬害は効果的に防止される。
【0055】
また、本サスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物は、高温、低温の温度変化の激しい条件下でさえ、長期にわたって凝集物を形成することなく、化学的に不安定なスルホニル尿素等の分解を抑制するなど、良好な保存安定性を有する。
【0056】
【実施例】
以下に本発明の実施例及び比較例を示し、本発明を更に詳細に説明するが、それらは本発明の範囲を何等限定するものではない。
【0057】
[実施例1]
エスプロカルブ5重量部、大豆油5重量部を溶融混合した後、この液を、水28.85重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで5分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0058】
次に水37.21重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ10重量部、イマゾスルフロン1.7重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0059】
このように得られたエマルジョン部45.0重量部,サスペンジョン部49.96重量部と、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部及び増粘剤(ローヌプーラン社製、ロードポールG)0.04重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0060】
[実施例2]
エスプロカルブ7重量部、ジチオピル1重量部、大豆油5重量部を混合した後この液を、水25.85重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−220E)1重量部、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部、エチレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させエマルジョン部を得た。
【0061】
次に水37.91重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−220E)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ10重量部、シクロスルファムロン1.0重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0062】
このように得られたエマルジョン部50.0重量部、サスペンジョン部49.96重量部及び増粘剤(ローヌプーラン社製、ロードポールG)0.04重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0063】
[実施例3]
エスプロカルブ7重量部、ベンフレセート1重量部、オレイン酸メチルエステル5重量部を溶融混合した後、この液を、水26.85重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部、エチレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、ダイノミルKDL型(W.A.B.社製)をビーズ充填率30%、10m/sの条件で乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0064】
次に水35.95重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ10重量部、シクロスルファムロン1.0重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0065】
このように得られたエマルジョン部50.0重量部と、サスペンジョン部48重量部及び2%増粘剤水溶液(ローヌプーラン社製、ロードポールG)2重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0066】
[実施例4]
ベンフレセート2重量部、ジイソブチルアジペート6重量部、大豆油5重量部を溶融混合した後、この液を、水25.85重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−220)1重量部、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部、エチレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で8000rpmで10分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0067】
次に水34.95重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−220)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ10重量部、イマゾスルフロン2.0重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0068】
このように得られたエマルジョン部50.0重量部、サスペンジョン部48重量部及び2%増粘剤水溶液(ローヌプーラン社製、ロードポールG)2重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0069】
[実施例5]
エスプロカルブ5重量部、フタル酸ジイソトリデシル2重量部、ジチオピル1重量部、大豆油5重量部、酸化防止剤BHT0.05重量部を溶融混合した後、この液を、水29.80重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で8000rpmで10分間乳化させ、エマルジョン部を得た。(54.0重量部)
【0070】
次に水33.78重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ11重量部、イマゾスルフロン1.17重量部、ロジングリセリンエステル(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7518)1重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0071】
このように得られたエマルジョン部54.0重量部,サスペンジョン部48.0重量部をTKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で5000rpmで10分間混合し、さらに2%増粘剤水溶液(ローヌプーラン社製、ロードポールG)2重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0072】
[実施例6]
エスプロカルブ7重量部、ベンフレセート1重量部、大豆油7.5重量部、酸化防止剤BHT0.05重量部を溶融混合した後、この液を、水28.30重量部にポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−220E)1重量部、スチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で8000rpmで10分間乳化させエマルジョン部を得た。(54.0重量部)。
【0073】
次に水33.35重量部、ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−235)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にピリブチカルブ11重量部、シクロスルファムロン1.60重量部、ロジングリセリンエステル(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7518)1重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0074】
このように得られたエマルジョン部54.0重量部、サスペンジョン部48.0重量部を、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で5000rpmで10分間混合し、さらに2%増粘剤水溶液(ローヌプーラン社製、ロードポールG)2重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0075】
[比較例1]
ピリブチカルブ10重量部、ベンフレセート8重量部、ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学工業株式会社製、KMC−113)38重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.6重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水24.95重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.7重量部、平均分子量が10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)1.0重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0076】
次に水3.7重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.05重量部、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.05重量部、平均分子量が10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液に、イマゾスルフロン1.7重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0077】
このように得られたエマルジョン部89.4重量部,サスペンジョン部5.6重量部とスチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)5重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0078】
[比較例2]
ピリブチカルブ5重量部、ジメチルモノプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−1)20重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.5重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水26.73重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.6重量部、エチレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、増粘剤キサンタンガム(ローヌプーラン株式会社製、RHODOPOL G)0.02重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、ダイノミルKDL型(W.A.B.社製)をビーズ充填率30%、10m/sの条件で乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0079】
次に水13.58重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.4重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にシクロスルファムロン6重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0080】
このように得られたエマルジョン部60重量部、サスペンジョン部20重量部とスチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約50重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−863)20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0081】
[比較例3]
エスプロカルブ5重量部、ベンフレセート5重量部、ジメチルジプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−2)10重量部、モノオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、シルバンS−80)0.5重量部及びポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SORPOL T−15)1.5重量部を溶融混合した後、この液を、水40.71重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)1重量部、プロピレングリコール6重量部、結晶析出防止剤(ISP株式会社製、Agrimer Vema H240)0.14重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、ダイノミルKDL型(W.A.B.社製)をビーズ充填率0%、周速10m/sの条件で乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0082】
次に水11.54重量部、ポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SORPOL T−15)0.24重量部、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)0.2重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にシクロスルファムロン8重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0083】
このように得られたエマルジョン部70重量部、サスペンジョン部20重量部とスチレン/アクリル酸共重合体エマルジョン(固形分約40重量%含有)(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−740)10重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0084】
[比較例4]
ピリブチカルブ10重量部、キシレン・トルエン・1−/2−メチルナフタレン(芳香族留分)(エクソン化学株式会社製、ソルベッソ150)40.6重量部及びポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲンD−230)3重量部を溶融混合した後、この液を、水30.25重量部にポリオキシエチレンアリールフェニルエーテルリン酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7678)1重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)により10000rpmで3分間乳化し、エマルジョン部を得た。
【0085】
次に水5.35重量部、ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル(東邦化学工業株式会社製、ニューカルゲンD−230)0.5重量部、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテルリン酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7678)0.1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液に、イマゾスルフロン4重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0086】
このように得られたエマルジョン部90重量部とサスペンジョン部10重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0087】
[比較例5]
エスプロカルブ10重量部、キシレン・トルエン・1−/2−メチルナフタレン(芳香族留分)(エクソン化学株式会社製、ソルベッソ150)30重量部及びポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲンFS−1)5重量部を溶融混合した後、この液を、水38.85重量部にポリオキシエチレンアリールフェニルエーテルリン酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7678)1重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0088】
次に水5.35重量部、ポリオキシアルキレンアリールフェニルエーテル(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲンFS−1)0.5重量部、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテルリン酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7678)0.1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にイマゾスルフロン4重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0089】
このように得られたエマルジョン部90重量部とサスペンジョン部10重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0090】
[比較例6]
ピリブチカルブ10重量部、プレチラクロール7重量部、キシレン・トルエン・1−/2−メチルナフタレン芳香族化合物混合物(高沸点芳香族留分)(エクソン化学株式会社製、ソルベッソ200)30重量部、及びポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SORPOL CA−20)5重量部を溶融混合した後、この液を、水31.85重量部にポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル硫酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7556)1重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0091】
次に水5.35重量部、ポリオキシエチレンキャスターオイルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SORPOL CA−20)0.5重量部、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル硫酸エステル化塩(東邦化学工業株式会社製、ソルポール7556)1重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル4重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0092】
このように得られたエマルジョン部90重量部とサスペンジョン部10重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0093】
[比較例7]
ピリブチカルブ10重量部、プレチラクロール7重量部、ジメタメトリン1重量部、ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学工業株式会社製、KMC−113)38重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.6重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水24.65重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.7重量部、平均分子量が10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)1.3重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0094】
次に水2.9重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.05重量部、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.05重量部、平均分子量が約10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル2.5重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0095】
このように得られたエマルジョン部94.4重量部とサスペンジョン部5.6重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0096】
[比較例8]
ピリブチカルブ5重量部、ジメチルモノプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−1)20重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.5重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水46.75重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.6重量部、エチレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0097】
次に水13.58重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.4重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル6重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0098】
このように得られたエマルジョン部80重量部とサスペンジョン部20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0099】
[比較例9]
ジメタメトリン5重量部、ベンフレセート5重量部、ジメチルジプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−2)10重量部、モノオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、シルバンS−80)0.5重量部及びポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)1.5重量部を溶融混合した後、この液を、水50.85重量部にジアルキルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)1重量部、プロピレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させエマルジョン部を得た。
【0100】
次に水11.54重量部、ポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)0.24重量部、newcol(東邦化学工業株式会社製)0.2重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にシクロスルファムロン8重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0101】
このように得られたエマルジョン部80重量部とサスペンジョン部20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0102】
[比較例10]
ピリブチカルブ10重量部、プレチラクロール7重量部、ジメタメトリン1重量部、キシレン38重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.6重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水29.65重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.7重量部、平均分子量が約10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)1.3重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0103】
次に水2.9重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.05重量部、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.05重量部、平均分子量が約10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル2.5重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0104】
このように得られたエマルジョン部94.4重量部とサスペンジョン部5.6重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0105】
[比較例11]
ピリブチカルブ5重量部、キシレン・トルエン・1−/2−メチルナフタレン芳香族化合物混合物(高沸点芳香族留分)(エクソン化学株式会社製、ソルベッソ200)20重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.5重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水46.75重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.6重量部、エチレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させエマルジョン部を得た。
【0106】
次に水13.58重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.4重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル6重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0107】
このように得られたエマルジョン部80重量部とサスペンジョン部20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0108】
[比較例12]
ジメタメトリン5重量部、ベンフレセート5重量部、フェニルキシリルエタンS(日本石油株式会社製、SAS−296)10重量部、モノオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、シルバンS−80)0.5重量部及びポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)1.5重量部を溶融混合した後、この液を、水50.85重量部にジアルキルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)1重量部、プロピレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0109】
次に水11.54重量部、ポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)0.24重量部、ジアルキルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)0.2重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にシクロスルファムロン8重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0110】
このように得られたエマルジョン部80重量部とサスペンジョン部20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0111】
[比較例13]
ピリブチカルブ10重量部、プレチラクロール7重量部、ジメタメトリン1重量部、ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学工業株式会社製、KMC−113)38重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.6重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水24.65重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.7重量部、平均分子量が約10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)1.3重量部、プロピレングリコール5重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0112】
次に水2.9重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.05重量部、ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.05重量部、平均分子量が約10000でポリオキシエチレンの比率が約70%のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックポリマー(竹本油脂株式会社製、ニューカルゲン70100PB)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.05重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル2.5重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0113】
このように得られたエマルジョン部89.4重量部、サスペンジョン部5.6重量部及び酢酸ビニルエマルジョン樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製、EC−6620)5重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0114】
[比較例14]
ピリブチカルブ5重量部、ジメチルモノプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−1)20重量部、トリオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、RY−425)0.5重量部及びポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)1.0重量部を溶融混合した後、この液を、水26.75重量部にジオクチルスルホこはく酸ナトリウム(東邦化学工業株式会社製、エアロールCT−1)0.6重量部、エチレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0115】
次に水13.58重量部、ポリオキシエチレン(16モル)トリスチリルフェニルエーテル(ローヌプーラン株式会社製、SOPROPHOR BSU)0.4重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にベンスルフロンメチル6重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0116】
このように得られたエマルジョン部60重量部、サスペンジョン部20重量部とポリアクリル酸ナトリウム(花王株式会社製、ポイズ530)20重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0117】
[比較例15]
ジメタメトリン5重量部、ベンフレセート5重量部、ジメチルジプロピルナフタレン(日鉱石油化学株式会社製、PAD−2)10重量部、モノオレイン酸ソルビタン(松本油脂製薬株式会社製、シルバンS−80)0.5重量部及びポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)1.5重量部を溶融混合した後、この液を、水40.85重量部にジアルキルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)1重量部、プロピレングリコール6重量部、ベストサイド1000(大日本インキ化学工業株式会社製)0.05重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.1重量部を混合した混合物中に添加し、TKホモミキサー(特殊機化工業株式会社製)で10000rpmで3分間乳化させ、エマルジョン部を得た。
【0118】
次に水11.54重量部、ポリオキシエチレン(14モル)トリスチリルフェニルエーテル(東邦化学工業株式会社製、SOROPOL T−15)0.24重量部、ジアルキルスルホこはく酸ナトリウム(日本乳化剤株式会社製、Newcol 290M)0.2重量部、消泡剤(トーレ・ダウコーニングシリコーン株式会社製、SM5512)0.02重量部を混合溶解させた溶液にシクロスルファムロン8重量部を加えて分散させ、これを湿式粉砕機にて粉砕し、サスペンジョン部を得た。
【0119】
このように得られたエマルジョン部70重量部、サスペンジョン部20重量部及びポリアクリル酸樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製、ウォータゾールS753)10重量部を混合し、均質なサスポエマルジョンを得た。
【0120】
(試験例1) 付着薬害試験
面積60cm2の樹脂製ポットに代掻き状態の水田土壌を詰め、幼苗期の稲(葉、コシヒカリ)を移植し、2cmの湛水条件とした。翌日、供試薬剤が湛水中に落下しないようにポットにカバーをした上で、実施例1〜6及び比較例1〜15の供試薬剤を地表面から45度に傾けた稲の第2葉に2cmの高さから、パスツールピペットを用いて1滴(約0.01ml)滴下し、1週間後に稲の成育状況を下記の5段階で評価した。付着部は葉身先端部と葉身基部の2カ所について2回の反復の試験を行った。結果を表1に示す。
【0121】
(試験例2) 付着薬害試験(虐待試験)
面積60cm2の樹脂製ポットに代掻き状態の水田土壌を詰め、幼苗期の稲(葉、コシヒカリ)を移植し、2cmの湛水条件とした。虐待試験として実施例1〜6及び比較例1〜15の供試薬剤を幼苗期の稲に直接パスツールピペットを用いて3.5mlを噴霧し、1週間後に稲全体の成育状況を下記の5段階で評価した。虐待試験も2回の反復の試験を行った。結果を表2に示す。
【0122】

Figure 0004786811
【0123】
表1に示すように、実施例1〜6のサスポエマルジョンは稲に付着しても薬害が発生しなかった。一方、比較例4〜15では、薬剤付着場所が葉身基部の場合にすべてが完全枯死、葉身先端部の場合でも比較例4〜6は完全枯死、その他も大小の生育影響が見られた。また、表2に示すように薬剤の噴霧散布を行う虐待試験においては、実施例1〜6のサスポエマルジョンではほとんど薬害が見られなかったのに対し、葉身付着試験で薬害の見られなかった比較例1〜3を含む比較例1〜15で稲の生育に影響が見られた。
【0124】
【表1】
Figure 0004786811
【0125】
【表2】
Figure 0004786811
【0126】
(試験例3) 保存安定性の測定
調製したサスポエマルジョン剤を500mlのガラス瓶に入れ、製剤直後の場合及び40℃の恒温器に3カ月間静置保存した場合の各々のサスポエマルジョン剤の平均粒子径(μm)を測定した。この結果を表3に示した。
【0127】
また、同様に、−5℃3日、室温1日、40℃3日を1サイクルとして繰り返し行い、3ヶ月間静置保存したサスポエマルジョン剤の平均粒子径(μm)を測定した。この結果を表4に示した。
【0128】
なお、測定は、粒度分布測定装置(LS230:コールター社製)を用いて粒子径の経時変化を調べた。また、光学顕微鏡(×400)を用いて凝集物の形成の有無を確認した。
平均粒子径が経時的に大きくなるものについては、エマルジョンの破壊、エマルジョン部とサスペンジョン部の凝集が考えられ、保存安定性の面で実用性上問題がある。また、光学顕微鏡を使った目視による製剤状態の観察により、凝集物の存在がわかる。
【0129】
(試験例4) 化学的安定性
調製したサスポエマルジョン剤を500mlのガラス瓶に入れ、製剤直後の場合及び40℃の恒温器に3カ月間静置保存した場合の各々のサスポエマルジョン剤中のスルホニル尿素化合物(SU)の有効成分濃度を測定し、残存率(%)を調べた。この結果を表3に示した。
【0130】
また、同様に、−5℃3日、室温1日、40℃3日を1サイクルとして繰り返し行い、3ヶ月間静置保存したサスポエマルジョン剤中のスルホニル尿素化合物(SU)の有効成分濃度を測定し、残存率(%)を調べた。この結果を表4に示した。
【0131】
なお、濃度の測定は高速液体クロマトグラフィー(ガリバーシリーズ:日本分光株式会社製)を用いて行った。保存試験開始の初期値を100として、測定値は初期値に対する割合(%)で算出した。すなわち、100%であれば分解は起こっておらず、割合(%)が低下するほど分解が進行しており、この値が低いものは実用性のあるサスポエマルジョン剤として不適である。
【0132】
(試験例5) 粘度測定
試験例1で用いたサスポエマルジョン剤のガラス瓶の倒立を10回繰り返し行った後、粘度を測定した。この結果を表4に示した。
測定にはB型粘度計(BM型、東京計器株式会社製)を用い、測定条件はローターNo.3、ローター回転数60rpm、製剤温度20±0.4℃で行った。
粘度は経時的変化が少ないものほど良好である。
【0133】
(試験例6) 水中における分散性の測定
500mlビーカーに水400mlを入れ、製剤直後の場合及び40℃の恒温器に3ヶ月間静置保存した場合の各々のサスポエマルジョン剤をピペットにて5滴(約0.05ml)滴下して拡散状態を観察し、次の4段階での評価を行った。この結果を表3に示した。
【0134】
また、同様に、−5℃3日、室温1日、40℃3日を1サイクルとして繰り返し行い、3ヶ月間静置保存した、サスポエマルジョン剤の拡散状態を観察した。
この結果を表4に示した。
拡散状態は良好なものほど好ましい。
【0135】
[拡散状態の評価基準]
◎:拡散状態が極めて良好。薬剤は水面・水中で拡散するように分散する。
○:拡散状態が良好。薬剤は水面で拡散し、水の中で一部拡散しながら液滴の形で水中を落ちていくが、底に着くまでには分散してしまう。
△:拡散状態がやや悪い。薬剤の大部分が液滴の形で底まで落ち、ビーカーを棒などで撹拌すれば分散する。
×:拡散状態が悪い。薬剤は液滴の形で底まで落ち、ビーカーを棒などで撹拌しても容易に分散しない。
【0136】
【表3】
Figure 0004786811
【0137】
表3,4中、「SU」とはスルホニル尿素化合物(シクロスルファムロン、イマゾスルフロン、ベンスルフロンメチル等)のことである。
【0138】
【表4】
Figure 0004786811
【0139】
*サイクル;−5℃3日、室温1日及び40℃3日で1サイクルとして繰り返し3ヶ月間行った。
【0140】
表1乃至表4に示す結果より、実施例のサスポエマルジョン剤は、比較例のものより付着薬害が格段に少なく、粒子径及び粘度の経時変化が無く、また化学的に安定であることがわかった。
【0141】
また、表1乃至表4に示す結果より、比較例1〜3は、物理的安定性、化学的安定性など保存安定性は良いが、付着薬害の試験で虐待的な散布方法を実施した場合、稲の生育に影響を及ぼすことがわかった。比較例4〜6は付着薬害が強く、物理的安定性、化学的安定性など保存安定性も良くなかった。比較例10〜12は付着薬害が強く、化学的安定性も良くなかった。樹脂を添加していない比較例7〜9及び芳香族系樹脂以外の樹脂を添加した比較例13〜比較例15も付着薬害が強かった。
【0142】
表4に示す結果より、実施例1〜6は低温(−5℃)及び高温(40℃)の繰り返しにおいても粒子径及び粘度の経時変化が無く化学的にも安定であった。
【0143】
(試験例7) 生物効果試験
代掻き、稲移植後の水田に、畦畔板を用いて長さ30m、幅4mの区画を作製した。区画作製の7日後、区画の端から5mごと計7カ所に直径20cmの樹脂製リングを埋め、ノビエ、ホタルイ、一年生広葉を播種した。さらにその7日後(ノビエ、ホタルイ、一年生広葉発芽時)、約5cmの湛水条件とし、区画内外の水の移動を止めた上で30m幅の両端から実施例3の試験薬剤をそれぞれ30gずつ処理した。処理後3日間水の移動を止め、その後は湛水深を保ちながら圃場を管理した。処理29日後に調査を行い、下記の5段階で評価した。その結果を表5に示した。
【0144】
[草丈抑制評価基準]
0:草丈抑制なし(無処理区と同様)
1:20%の草丈抑制
2:40%の草丈抑制
3:60%の草丈抑制
4:80%の草丈抑制
5:完全枯死
【0145】
【表5】
Figure 0004786811
【0146】
表1及び表5に示す結果より、実施例3のサスポエマルジョン剤は、稲へ付着しても薬害が発生せず、また水田への直接散布でも除草効果に優れていたことから、この使用方法の実用性は高いものであることが証明された。
【0147】
(試験例8) 稲に対する弾き性の測定
幼苗期の稲(葉、コシヒカリ)に実施例1〜6及び比較例1〜15の供試薬剤を地表面から45度に傾けた稲の第2葉に2cmの高さから、パスツールピペットを用いて5滴(約0.01ml)滴下し、稲に対する薬剤の弾き性を測定した。この結果を表6に示した。
【0148】
[弾き性の評価基準]
◎:5滴とも葉身に弾かれ付着しない。
○:5滴中3〜4滴以上が弾かれるが付着する。
△:5滴中1〜2滴以上が弾かれるが付着する。
×:5滴とも葉身に付着する。
【0149】
(試験例9) 表面張力測定
試験例1で用いたサスポエマルジョン剤のガラス瓶の倒立を10回繰り返し行った後、表面張力を測定した。この結果を表6に示した。
測定には表面張力計(DIGI−O−MATIC ESB−IV、KYOWASCIENTIFIC CO.製)を用い、測定条件は製剤温度25±1.0℃で行った。表面張力は高いものほど良好である。
【0150】
【表6】
Figure 0004786811
【0151】
表6に示すように、実施例1〜6のサスポエマルジョンは表面張力が高く、稲に対する弾き性が高い。このため稲に付着しにくく薬害を発現し難い。一方、比較例1〜15は表面張力が低く、稲に付着しやすく、大量に稲に薬剤がかかるような条件下では薬害を発現しやすくなる。
【0152】
【発明の効果】
本発明により、農作物に付着しても薬害が発生せず、加水分解性の高い除草活性成分の分解を効果的に抑制し、更に低温及び高温において長期間貯蔵した後においても保存安定性に優れるサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物を提供することができる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a suspoemulsion formulation that does not cause phytotoxicity even when adhered to agricultural crops, and is excellent in storage stability even after being stored for a long time at low and high temperatures.
[0002]
[Prior art]
Pesticide active ingredients are often sprayed as a mixture on crops because of their ease of handling, or because certain combinations have a synergistic effect. For ease of use and work efficiency, it is desirable to provide farmers with a premixed liquid formulation. However, it is not possible to obtain sufficient compatibility with all combinations of agrochemical ingredients, and it is not possible to obtain products that are stable for a long time. In particular, a liquid base and a solid base have a big problem in compatibility, and it is very difficult to make a practical mixture.
[0003]
As a solution to the above problem, a suspoemulsion formulation is known. Suspoemulsion (SE) is a mixture of one component emulsion concentrate (EC) and the other component suspension concentrate (SC), and various compositions have been studied due to ease of handling and the like. .
[0004]
For example, (a) a novel suspo emulsion of a plant protection active substance (see JP-A-63-83001), (b) storage stability of phenoxaprop-ethyl using a herbicide from sulfourea or phenylurea Suspoemulsion preparations (see JP-A-5-132406), (iii) Suspoemulsion preparations containing sulfonylurea in an aqueous dispersion (see JP-A-6-219913), ) Suspoemulsion formulations containing dithiocarbamate as a solid and triazole, morpholine or pyrimidine as an emulsified component are known (JP-A-8-67603).
[0005]
However, in the conventional suspoemulsion formulations (a) to (d), when an emulsion that requires a solvent and suspension are combined, the adhesion of the drug to crops increases during spraying, and after the drug has adhered Since it spreads on the foliage, the active ingredient is likely to come into contact with the stretched part of the crop, causing serious phytotoxicity.
In addition, it is generally known that the suspoemulsion preparation has a problem that the decomposition of the hydrolyzable agricultural chemical base is greatly accelerated as compared with the conventional aqueous suspension composition (flowable).
[0006]
For example, the suspension formulation (c) uses a polyacryl derivative to suppress the degradation of sulfonylurea, but even a suspension formulation using this polyacrylic acid derivative is effective depending on the combination of drugs. However, its decomposition suppression function does not work.
In addition, the suspension emulsions (a) to (d) have problems such as easy aggregation of suspension and emulsion when an organic solvent having high dissolving power is used.
Therefore, in order to solve the above problems, a suspoemulsion preparation containing an aromatic vinyl resin (for example, see JP 2000-344604 A) has been developed.
[0007]
One of the characteristics of the suspoemulsion formulation is that even if it adheres to the leaf surface of agricultural crops, the drug does not spread from the leaf surface to the elongated portion due to the adhesive force of the drug, thereby preventing phytotoxicity. However, this suspoemulsion formulation has a high tendency to cause phytotoxicity due to the active ingredient of the agricultural chemical adhering to the leaf surface, and there is a problem of causing strong phytotoxicity when the drug is attached in the vicinity of the extension or directly.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to effectively suppress the degradation of herbicidal active ingredients with high hydrolyzability, and have excellent storage stability even after long-term storage at low and high temperatures, To provide an agricultural and horticultural agricultural and horticultural agrochemical composition in the form of a suspoemulsion that can further suppress phytotoxicity, particularly phytotoxicity when the drug directly adheres to agricultural crops, while maintaining performance excellent in dispersibility and diffusibility. is there.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeating various studies to solve these problems, the present inventors have effectively suppressed degradation of a highly hydrolyzable agricultural chemical active ingredient, and exhibited excellent storage stability over a long period of time. Excellent dispersibility and diffusibility in water, exhibiting a stable control effect, suppresses the adhesion of the drug to the crops, especially the leaves of the crops, and even if the drug adheres to the leaves, the adhesive strength of the drug Thus, by suppressing the spread of the drug from the leaf surface to the elongated part, the present inventors have found an agricultural and horticultural agricultural and horticultural agricultural chemical composition that can effectively suppress phytotoxicity, and have completed the present invention.
[0010]
That is, the present invention provides a poorly water-soluble pesticide raw material (a) having a solubility in water at 25 ° C. of 100 ppm or less and a melting point of 68 ° C. or less, and a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. solvent Is A poorly water-soluble solvent (b), a poorly water-soluble pesticide raw material (c) having a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. and a melting point of 69 ° C. or more, a protective colloid agent (d), and an aromatic vinyl Containing resin (e) and (6) water (f) The protective colloid agent (d) is polyvinyl alcohol, and the aromatic vinyl resin (e) is a styrene resin. The present invention provides an agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion.
[0011]
Moreover, this invention provides the usage method of the agricultural / horticultural agrochemical composition of the said suspoemulsion form characterized by spraying to a paddy field.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The poorly water-soluble pesticide raw material (a) of the present invention refers to a pesticide raw material having a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. and a melting point of 68 ° C. or less, preferably −40 to 68 ° C., a herbicide, Examples include fungicides, insecticides and acaricides.
Examples of herbicides in the poorly water-soluble pesticide raw material (a) include 2- (1,2-dimethylpropylamino) -4-ethylamino-6-methylthio-1,3,5-triazine (generic name, dimetamethrin). ), 2-chloro-2 ′, 6′-diethyl-N- (2-propoxyethyl) -acetanilide (generic name, pretilachlor), S, S-dimethyl-2- (difluoromethyl) -4-isobutyl-6 (Trifluoromethyl) -3,5-pyridinedicarbothionate (generic name, dithiopyr), S-benzyl-N- (1,2-dimethylpropyl) -N-ethylthiocarbamate (generic name, esprocarb), 2,3-dihydro-3,3-dimethylbenzofuran-5-yl ethanesulfonate (generic name, benfrate), butyl = (R) -2- [4- (4-si Roh-2-fluorophenoxy) phenoxy] propionate (common name, cyhalofop-butyl), S-1-methyl-1-phenylethyl = piperidine-1-carbothioamide Art (common name, dimepiperate), and the like.
[0013]
Of these, 2- (1,2-dimethylpropylamino) -4-ethylamino-6-methylthio-1,3,5-triazine, 2-chloro-2 ′, 6′-diethyl-N- (2- Propoxyethyl) -acetanilide, S, S-dimethyl-2- (difluoromethyl) -4-isobutyl-6- (trifluoromethyl) -3,5-pyridinedicarbothionate, S-benzyl-N- (1, 2-Dimethylpropyl) -N-ethylthiocarbamate, 2,3-dihydro-3,3-dimethylbenzofuran-5-yl ethanesulfonate, butyl = (R) -2- [4- (4-cyano-2 -Fluorophenoxy) phenoxy] propionate, S-1-methyl-1-phenylethyl = piperidine-1-carbothioate is preferably used.
[0014]
In addition, as a fungicide in the poorly water-soluble pesticide raw material (a), O, O-diisopropyl-S-benzylthiophosphate (generic name, IBP), ethyl = 2-diethoxythiophosphoryloxy-5-methylpyrazolo (1) , 5-a) pyrimidine-6-carboxylate (generic name, pyrazophos), 1- [2- (2,4-dichlorophenyl) -4-propyl-1,3-dioxolan-2-ylmethyl] -1H-1, 2,4-triazole (generic name, propiconazole) and the like.
[0015]
Moreover, as an insecticide among the poorly water-soluble pesticide raw materials (a), O, O-dimethyl-S- (N-methylcarbamoylmethyl) dithiophosphate (generic name, dimethoate), S-4-phenoxybutyl-N, N-dimethylthiocarbamate (generic name, phenothiocarb), 2-sec-butylphenyl-N-methylcarbamate (generic name, BPMC), 2- (4-ethoxyphenyl) -2-methylpropyl-3-phenoxybenzyl And ether (generic name, etofenprox).
In the agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention, one or more of these poorly water-soluble agricultural chemicals can be used, and a plurality of herbicides, fungicides, insecticides, and the like can be mixed.
[0016]
The poorly water-soluble solvent (b) used in the present invention has a solubility in water of 1000 ppm or less at 25 ° C., preferably 500 ppm or less, more preferably 100 ppm or less, and a fatty acid ester solvent that is liquid at 25 ° C. Refers to basic acid ester solvents and higher alcohol solvents. The storage stability of the agricultural and horticultural agricultural chemical composition improves as the poorly water-soluble solvent (b) has lower solubility in water.
Examples of fatty acid ester solvents include fatty acids such as 2-ethylhexanoic acid, caprylic acid, capric acid, lauric acid, palmitic acid, stearic acid, oleic acid, linoleic acid, linolenic acid, erucic acid, and brassic acid. Examples thereof include saturated or unsaturated fatty acids having 8 to 22, and examples of the alkyl esters thereof include those having a linear or branched alkyl chain having 1 to 18 carbon atoms such as methyl ester, butyl ester, isobutyl ester and oleyl ester. Examples include ester types, mono-, di- and triester types with 2 to 10 carbon glycols such as ethylene glycol, propylene glycol, polyethylene glycol (5 mol), neopentyl glycol, and glycerin. For example, oleic acid methyl ester, linoleic acid ethyl ester, linoleic acid methyl ester, 2-ethylhexanoic acid triglyceride, caprylic acid triglyceride, capric acid triglyceride, oleic acid triglyceride, octanoic acid triglyceride, linoleic acid triglyceride, linolenic acid triglyceride, erucic acid Examples include triglyceride, neopentyl glycol dioctanoate, neopentyl glycol dicaprate, and the like.
[0017]
Moreover, vegetable oil is mention | raise | lifted as a fatty acid ester solvent, These compositions are the mixtures which have oleic acid triglyceride, linoleic acid triglyceride, linolenic acid triglyceride, erucic acid triglyceride etc. as a main component. Vegetable oils include soybean oil, olive oil, jojoba oil, castor oil, rapeseed oil, palm oil, corn oil, safflower oil, kapok oil, coconut oil, coconut oil, sesame oil, rice bran oil, fallen raw oil, cottonseed oil, linseed oil, potato Oil, sunflower oil, safflower oil and the like.
[0018]
The dibasic acid ester solvent is an ester compound of a dibasic acid having two carboxylic acid groups such as oxalic acid, malic acid, citric acid, adipic acid, phthalic acid, and the alkyl ester includes methyl ester, An ester compound with a linear or branched alkyl chain having 1 to 18 carbon atoms such as butyl ester, isobutyl ester, or oleyl ester, such as isostearyl malate, di (2-heptylundecyl) adipate, Examples include dimethyl glutarate, dimethyl succinate, dimethyl adipate, diisobutyl adipate, diisodecyl adipate, dimethyl phthalate, diethyl phthalate, diisobutyl phthalate, and diisotridecyl phthalate.
[0019]
Examples of the higher alcohol solvent include straight chain or branched chain saturated or unsaturated alcohols having 6 to 24 carbon atoms such as octanol, heptyl alcohol, decyl alcohol, oleyl alcohol, hexyl decanol, isostearyl alcohol, octyldodecanol, decyltetra. Decanol, etc.
Among the poorly water-soluble solvents (b), soybean oil is particularly preferably used.
[0020]
The poorly water-soluble pesticide raw material (c) of the present invention refers to a pesticide raw material having a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. and a melting point of 69 ° C. or more, preferably 69 to 350 ° C. Agents, insecticides, acaricides and the like.
[0021]
Among such water and oil poorly soluble pesticide raw materials (c), herbicides include, for example, O-3-tert-butylphenyl-6-methoxy-2-pyridyl (methyl) thiocarbamate (generic name, pyributycarb) ), 5- (2,4-dichlorophenoxy) -2-nitromethylbenzoate (generic name, biphenox), 2-chloro-N- (3-methoxy-2-enyl) -2 ′, 6′-dimethylacetanilide (Generic name, tenylchlor), 1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea (generic name, Daimlon), N, N-diethyl-3-mesitylsulfonyl-1H-1,2,4 -Triazole-1-carboxamide (generic name, cavenstrol), methyl-α- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) carbamoylsulfamoyl]- Toluart (generic name, bensulfuron methyl), 2-bromo-N- (α, α-dimethylbenzyl) -3,3-dimethylbutanamide (generic name, bromobutide), 1- (2-chloroimidazo [1, 2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyridin-2-yl) urea (generic name: imazosulfuron), 1-{[O- (cyclopropylcarbonyl) phenyl] sulfamoyl}- 3 (4,6-dimethoxy-2-pyrimidinyl) -urea (generic name, cyclosulfamuron) and the like, among which O-3-tert-butylphenyl-6-methoxy-2-pyridyl (methyl) is preferred. ) Thiocarbamate, 5- (2,4-dichlorophenoxy) -2-nitromethylbenzoate, 2-chloro-N- (3-methoxy-2-teni) ) -2 ′, 6′-dimethylacetanilide, 1- (α, α-dimethylbenzyl) -3- (paratolyl) urea, N, N-diethyl-3-mesitylsulfonyl-1H-1,2,4-triazole -1-carboxamide, methyl-α- (4,6-dimethoxypyrimidin-2-yl) carbamoylsulfamoyl] -o-toluate, 2-bromo-N- (α, α-dimethylbenzyl) -3,3- Dimethylbutanamide, 1- (2-chloroimidazo [1,2-a] pyridin-3-ylsulfonyl) -3- (4,6-dimethoxypyridin-2-yl) urea, 1-{[O- (cyclo Propylcarbonyl) phenyl] sulfamoyl} -3 (4,6-dimethoxy-2-pyrimidinyl) -urea and the like.
[0022]
Among such poorly water-soluble pesticide raw materials (c), examples of fungicides include Manganese ethylenebis (dithiocarbamate) (generic name, mannebu), 3-allyloxy-1,2-benzisothiazole- 1,1-dioxide (generic name, probenazole), 2-methyl-3′-isopropoxybenzanilide (generic name, mepronil), 4,5,6,7-tetrachloroisophthalonitrile (generic name, TPN), And dimethyl-4,4′-O-phenylenebis (3-thioallophanate) (generic name, thiophanate methyl).
Furthermore, among such poorly water-soluble pesticide raw materials (c), as an insecticide, dimethyl-2-chloro-1- (2,4-dichlorophenyl) vinyl phosphate (generic name, dimethylvinphos), 1- Naphthyl-N-methylcarbamate (generic name, NAC), 2-isopropylphenyl-N-methylcarbamate (generic name, MIPC) and the like can be mentioned.
[0023]
In the agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention, one or more of these poorly water-soluble agricultural chemicals can be used, and a plurality of herbicides, fungicides, insecticides, and the like can be mixed.
[0024]
Moreover, it is also possible to add a water-soluble agricultural chemical formulation to the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of the suspoemulsion of the present invention as long as the storage stability is not impaired.
[0025]
As the protective colloid agent (d) used in the present invention, a conventionally known protective colloid agent is used. Examples of the protective colloid agent (d) include polyvinyl alcohol, methyl cellulose, carboxymethyl cellulose, methyl hydroxyethyl cellulose, methyl hydroxypropyl cellulose, hydroxymethyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, and hydroxypropyl cellulose. You may use together.
[0026]
Examples of the polyvinyl alcohol include those having a molecular weight of 200 to 3500 and a saponification degree of 60 to 100 mol%, and preferably a molecular weight of 500 to 2500 and a saponification degree of about 75 to 95 mol%.
Among the protective colloid agents (d), polyvinyl alcohol is particularly preferably used.
[0027]
Examples of the aromatic vinyl resin (e) used in the present invention include styrene resin, phthalic acid resin, aromatic polyamide resin, xylylene resin, bisphenol resin, isocyanate resin, phenylene resin, and the like. Preferably, styrenic resin is used. The system here means that the resin contains a copolymer of other common monomers such as acrylic acid, butadiene, vinyl acetate, methacrylic acid, etc., and has an aromatic group as an essential component. As long as it is, one or more other monomers may be combined.
[0028]
As the styrene resin, a styrene / acrylic acid ester copolymer is preferably used. For example, a styrene / acrylic acid ester copolymer having an average molecular weight of about 100,000 to 900,000, preferably 300,000 to 700,000 can be mentioned, and it is preferable to use this in a dispersion containing about 10 to 60% by weight. . For example, it is preferably used in a form such as an emulsion or a hydrosol.
[0029]
In addition to these, the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to the present invention requires water (f).
[0030]
Moreover, in addition to the above-mentioned components (a) to (f), a crystal precipitation inhibitor may be further added to the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to the present invention. Examples of the crystal precipitation inhibitor include resin derivatives such as rosin glycerin ester (manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd., Solpol 7518), Agrimer VEMA series (manufactured by ISP Co.), Agrimer VA series (manufactured by ISP JAPAN), Sokalan HP53 Water-soluble resins such as (made by BASF) are mentioned, and among these, rosin glycerin ester is preferably mentioned.
[0031]
A known and commonly used surfactant may be added as long as the stability of the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of the suspoemulsion of the present invention is not impaired. As the surfactant, a nonionic or anionic surfactant is used. Specifically, polyoxyethylene tristyryl phenyl ether, polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer, polyoxyethylene tristyryl phenyl ether derivative, sorbitan fatty acid ester, polyoxyethylene alkylphenyl ether, polyoxyethylene arylphenyl ether Nonionic surfactants such as polyoxyethylene caster oil ethers, polyoxyethylene sorbitan esters, polyglycerin fatty acid esters, sorbit fatty acid esters, polyoxyethylene sorbitan fatty acid esters, and the like can be used. You may use together.
[0032]
Examples of polyoxyethylene tristyryl phenyl ether include polyoxyethylene (5 to 40 mol) tristyryl phenyl ether.
Examples of the polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer include those having an average molecular weight of 500 to 20000, preferably 1000 to 10,000. The proportion of polyoxyethylene in the block polymer is preferably 5 to 70%, more preferably 20 to 65%.
[0033]
Examples of polyoxyethylene tristyryl phenyl ether derivatives include polyoxyethylene (5 to 40 mol) tristyryl phenyl ether sulfate, polyoxyethylene (5 to 40 mol) tristyryl phenyl ether phosphate ester, and the like. It is done.
[0034]
Examples of the salt here include sodium, potassium, magnesium, calcium, ammonium, ethanolamine, diethanolamine, and triethanolamine.
[0035]
The sorbitan fatty acid ester is preferably an ester of a fatty acid having 5 to 20 carbon atoms and sorbitan, and examples thereof include sorbitan monopalmitate, sorbitan monooleate, sorbitan trioleate, sorbitan tristearate, and sorbitan sesquistearate.
These surfactants can be used alone or in combination. Further, if necessary, a small amount of a well-known and commonly used anionic surfactant can be added to the agrochemical formulation as long as the effects of the present invention are not impaired.
[0036]
Moreover, well-known and usual organic solvents other than a poorly water-soluble solvent (b) can be added in the range which does not inhibit the stability of the agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention. Examples of the organic solvent include ketones and hydrocarbons.
[0037]
The agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention may contain additives such as known and commonly used antifoaming agents, antifreezing agents, preservatives, and thickeners, if necessary, in addition to the above components. Examples of antifoaming agents include silicone-based ones. Examples of the antifreezing agent include diols such as ethylene glycol and diethylene glycol, glycol ethers, urea, and the like.
[0038]
Examples of the preservative include preservatives used in aqueous mixtures for industrial use such as Best Side 1000 (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals) and Best Side 300 (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals).
[0039]
Examples of the thickener include heteropolysaccharide gums such as xanthan gum and welan gum, inorganic minerals such as bentonite, colloidal silica, and the like.
[0040]
Then, the outline | summary of the manufacturing method of the agricultural and horticultural agricultural chemical composition of this invention is demonstrated.
The method for producing an agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to the present invention,
(A) A poorly water-soluble pesticide raw material (a), a poorly water-soluble solvent (b), and a protective colloid agent (d 1 ) And water (f 1 ).
[0041]
(B) Protective colloid agent (d 2 ) And water (f 2 ) And a poorly water-soluble pesticide active ingredient (c).
[0042]
(C) Finally, the emulsion part produced in (a), the suspension part produced in (b), and the aromatic vinyl resin (e) are mixed. Alternatively, the aromatic vinyl resin (e) may be produced by adding it to either the emulsion part or the suspension part and finally mixed with the other part.
[0043]
The manufacturing method will be described in more detail.
Poorly water-soluble agrochemical base (a) 0.1-30 parts by weight, poorly water-soluble solvent (b) 0.1-50 parts by weight, protective colloid agent (d 1 ) 1.0-15 parts by weight, then water (f 1 ) In addition to 5 to 98.7 parts by weight, the mixture is stirred and mixed, and further finely divided to a particle size of 0.1 to 15 μm, more preferably 0.1 to 5 μm by an emulsifier or wet pulverizer to produce an emulsion part.
[0044]
Next, protective colloid agent (d 2 ) 1 to (15 parts by weight-parts by weight of protective colloid agent used in the emulsion part) parts by weight and water (f 2 ) 5-(98.7 parts by weight-part by weight of water used in the emulsion part) 0.1 to 30 parts by weight of a poorly water-soluble pesticide base agent (c) was added to a system in which parts by weight were stirred and mixed, and further stirred and mixed. The mixed slurry is dispersed, and the suspension part is manufactured by micronizing to a particle size of 0.1 to 15 μm, more preferably 0.1 to 5 μm by a wet pulverizer.
[0045]
Finally, the emulsion part, the suspension part and 0.1 to 30 parts by weight of the aromatic vinyl resin (e) are mixed to complete the production of the suspension emulsion. Alternatively, 1 to 30 parts by weight of the aromatic vinyl resin (e) is added to either the emulsion part or the suspension part and finally mixed with the other part to complete the production of the suspension emulsion. . At this time, the particle size of the suspoemulsion is 0.1 to 15 μm, more preferably 0.1 to 5 μm.
[0046]
When the above particle size range exceeds the upper limit, the storage stability is unfavorable, and the lower limit is actually obtained industrially, and the lower limit is not particularly limited.
The emulsifier here is a known and commonly used emulsifier, and examples thereof include a homogenizer, a high-pressure emulsifier, and an ultrasonic emulsifier. Examples of the pulverizer include known and conventional pulverizers such as a ball mill, a jet pulverizer, and an impact fine pulverizer. Particularly preferably, the mixed slurry is stirred at high speed together with microspherical rigid beads (glass, ceramic, etc.). For example, Dynomill KDL type (manufactured by WILLY A. BACHOFE AG Maskinfabrik Basel), Ashizawa LMZ type (manufactured by Ashizawa Co., Ltd.), sand grinder (manufactured by AIMEX Co., Ltd.), etc. Can be mentioned.
[0047]
Further, the protective colloid agent (d) is preferably the same agent in the case of producing the emulsion part and in the case of producing the suspension part, but when using a plurality of protective colloid agents, the proportion of the additive composition, The type may be slightly different.
[0048]
The blending ratio of the poorly water-soluble pesticide raw material (a) in the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of the suspoemulsion of the present invention is 0.1 to 30 parts by weight, more preferably 1 to 10 parts by weight. Moreover, the compounding ratio of the poorly water-soluble solvent (b) is 0.1 to 50 parts by weight, more preferably 1 to 40 parts by weight. Furthermore, the compounding ratio of the poorly water-soluble pesticide raw material (c) is 0.1 to 30 parts by weight, more preferably 1 to 10 parts by weight. Furthermore, the compounding ratio of the protective colloid agent (d) is 0.5 to 15 parts by weight, more preferably 1 to 10 parts by weight. Furthermore, the compounding ratio of the aromatic vinyl resin (e) is 0.5 to 20 parts by weight, more preferably 1 to 15 parts by weight. Furthermore, the blending ratio of water (f) is 1 to 98.7 parts by weight, more preferably 20 to 60 parts by weight.
[0049]
The produced agricultural and horticultural agrochemical composition in the form of a suspension emulsion can be sprayed at once with an emulsion composition and a suspension composition that had to be sprayed separately, which is labor-saving.
[0050]
The agricultural and horticultural agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention has a surface tension at 25 ° C. of 37 mN / m or more, preferably 37 to 55 mN / m, more preferably 38 to 55 mN / m, still more preferably. 40-55 mN / m. When the surface tension is increased, it is possible to suppress the adhesion of the drug to the crops, which leads to the suppression of chemical damage caused by the adhesion.
[0051]
The agricultural / horticultural pesticide composition in the form of this suspoemulsion can be applied to plants (stem and foliage application), plant application to growing soil (soil application), paddy water application (water application), seeds Application to seeds (seed treatment) and the like are conceivable, and in particular, it is suitably used for use in paddy water (water surface application).
[0052]
When the agricultural and horticultural pesticide composition of the present invention in the form of a suspoemulsion is used for water on the surface (water surface application), it has excellent water dispersibility and diffusibility, so it can be sprayed directly onto one or several places on the paddy water surface. The user can easily spray the paddy field without entering the paddy field. At this time, the spraying device is not particularly limited, but a plastic container, a paper container or the like that is usually used in a water-suspended agricultural chemical composition or the like may be used. When spraying directly on the paddy field using such plastic containers or paper containers, the spraying amount will vary depending on the type of pesticide active ingredient filled, content in the formulation, etc., so specify it uniformly. However, 10 to 2000 ml, preferably 50 to 1000 ml per 10 ares is applied to paddy fields. For example, as long as it is filled in a capacity of 50 to 1000 ml, about 1 to 2 containers per pad are used for paddy fields. In the case of the agricultural and horticultural agricultural and horticultural composition in the form of the suspoemulsion according to the present invention directly sprayed on the paddy surface with a spraying device, the chemical solution is dripped onto the water surface and at the same time, the contents begin to diffuse into the water surface and water, and are uniformly dispersed. Therefore, it provides a sufficient control effect. In addition, the agricultural and horticultural agricultural and horticultural agricultural chemical composition of the present invention, which adheres to rice, has a high surface tension, so it is difficult to adhere to rice, and even if it adheres to rice, Since there is almost no spreading property, there is almost no drug reaching the elongation part of rice, so there is no fear of causing serious phytotoxicity.
[0053]
In addition, when diluted with water and applied, for example, 10 m 2 When spraying the drug over the area of the spray tank, the operator can prepare the spray liquid safely and easily just by adding 5 to 2000 ml, more preferably about 10 to 1000 ml of this drug into 10 liters of water in the spray tank. It is effective for fruit trees and vegetables.
[0054]
The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of this suspoemulsion exhibits the same effect not only on the above-mentioned rice but also on other agricultural crops. That is, by setting the surface tension high, the adhesion to agricultural products is effectively suppressed, and by adding the aromatic vinyl resin (e), the oil layer portion is thickened when moisture is evaporated after adhesion, Furthermore, by expressing adhesive force, spreading and absorption of the agricultural and horticultural agricultural chemical composition after foliar adhesion on the foliage are prevented, and spread of the drug on the extended part of the crop is prevented. For this reason, it is possible to effectively suppress the absorption of the drug into the crop and the spread of the drug to the extension, which has been a problem with the conventional suspoemulsion. To be prevented.
[0055]
In addition, the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of this suspoemulsion decomposes chemically unstable sulfonylurea and the like without forming aggregates over a long period of time, even under conditions of severe temperature changes at high and low temperatures. Has good storage stability.
[0056]
【Example】
EXAMPLES Examples and comparative examples of the present invention will be shown below to explain the present invention in more detail, but they do not limit the scope of the present invention in any way.
[0057]
[Example 1]
After 5 parts by weight of esprocarb and 5 parts by weight of soybean oil were melt-mixed, this solution was mixed with 28.85 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235), 5 parts by weight of propylene glycol, and vest TK homomixer was added to a mixture of 0.05 parts by weight of Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) and 0.1 parts by weight of antifoam (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). (Made by Special Machine Industries Co., Ltd.) was emulsified at 10,000 rpm for 5 minutes to obtain an emulsion part.
[0058]
Next, 37.21 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. To the solution, 10 parts by weight of pyributicarb and 1.7 parts by weight of imazosulfuron were added and dispersed, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0059]
The emulsion part thus obtained was 45.0 parts by weight, the suspension part was 49.96 parts by weight, and a styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing about 50% by weight of solids) (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd., EC-863) 5 parts by weight and 0.04 part by weight of a thickener (Rhone-Poulenc, Loadpole G) were mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0060]
[Example 2]
After mixing 7 parts by weight of esprocarb, 1 part by weight of dithiopyr and 5 parts by weight of soybean oil, this solution was mixed with 25.85 parts by weight of water and 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-220E), styrene / acrylic acid. Copolymer emulsion (containing about 50% by weight of solid) (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd., EC-863) 5 parts by weight, ethylene glycol 5 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight and 0.1 part by weight of an antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were added to the mixed mixture, and the mixture was added at 10000 rpm with a TK homomixer (made by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.). The emulsion part was obtained by emulsifying for 3 minutes.
[0061]
Next, 37.91 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-220E), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. To the solution, 10 parts by weight of pyributicarb and 1.0 part by weight of cyclosulfamuron were added and dispersed, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0062]
50.0 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 49.96 parts by weight of the suspension part, and 0.04 part by weight of a thickener (Rhone-Poulenc, Rhodopol G) were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion. Obtained.
[0063]
[Example 3]
After melt-mixing 7 parts by weight of esprocarb, 1 part by weight of benfrate and 5 parts by weight of oleic acid methyl ester, 26 parts by weight of water was added to 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235). Styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing about 50% solids) (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd., EC-863) 5 parts by weight, ethylene glycol 5 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) Co., Ltd.) 0.05 parts by weight and antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.1 parts by weight were added to the mixture, and Dinomil KDL type (WAB company). Manufactured) was emulsified under the conditions of a bead filling rate of 30% and 10 m / s to obtain an emulsion part.
[0064]
Next, 35.95 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. To the solution, 10 parts by weight of pyributicarb and 1.0 part by weight of cyclosulfamuron were added and dispersed, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0065]
50.0 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 48 parts by weight of the suspension part, and 2 parts by weight of a 2% thickener aqueous solution (Rhone-Poulenc, Rhodopol G) are mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion. Obtained.
[0066]
[Example 4]
After melt-mixing 2 parts by weight of benfrate, 6 parts by weight of diisobutyl adipate and 5 parts by weight of soybean oil, this liquid was mixed with 25.85 parts by weight of water and 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-220). / Acrylic acid copolymer emulsion (contains about 50% by weight solids) (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd., EC-863) 5 parts by weight, ethylene glycol 5 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) added to a mixture of 0.05 part by weight of the company) and 0.1 part by weight of antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). Was emulsified at 8000 rpm for 10 minutes to obtain an emulsion part.
[0067]
Next, 34.95 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-220), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. To the solution, 10 parts by weight of pyributicarb and 2.0 parts by weight of imazosulfuron were added and dispersed, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0068]
50.0 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 48 parts by weight of the suspension part, and 2 parts by weight of a 2% thickener aqueous solution (Rhone-Poulenc, Loadpole G) are mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion. It was.
[0069]
[Example 5]
After 5 parts by weight of esprocarb, 2 parts by weight of diisotridecyl phthalate, 1 part by weight of dithiopyr, 5 parts by weight of soybean oil and 0.05 part by weight of antioxidant BHT were melt-mixed, this solution was added to 29.80 parts by weight of water and polyvinyl alcohol. (Kuraray Co., Ltd., PVA-235) 1 part by weight, styrene / acrylic acid copolymer emulsion (solid content of about 50% by weight) (Dainippon Ink & Chemicals, EC-863) 5 parts by weight, propylene In a mixture in which 5 parts by weight of glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) and 0.1 part by weight of antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed. Added and emulsified with TK homomixer (made by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) at 8000 rpm for 10 minutes to obtain an emulsion part. (54.0 parts by weight)
[0070]
Next, 33.78 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. 11 parts by weight of pyributicarb, 1.17 parts by weight of imazosulfuron and 1 part by weight of rosin glycerin ester (manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd., Solpol 7518) are added and dispersed in the solution, and this is pulverized with a wet pulverizer. Obtained.
[0071]
The emulsion part thus obtained (54.0 parts by weight) and the suspension part (48.0 parts by weight) were mixed with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) at 5000 rpm for 10 minutes, and a 2% thickener aqueous solution ( 2 parts by weight of Rhone Poulen's load pole G) were mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0072]
[Example 6]
After melt-mixing 7 parts by weight of esprocarb, 1 part by weight of benfrate, 7.5 parts by weight of soybean oil and 0.05 part by weight of antioxidant BHT, this solution was mixed with 28.30 parts by weight of water in polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd.). , PVA-220E) 1 part by weight, styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing solid content of about 50% by weight) (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, EC-863), 5 parts by weight of propylene glycol, TK Homo is added to a mixture of Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight and antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.1 parts by weight. The emulsion part was obtained by emulsification at 8000 rpm for 10 minutes with a mixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.). (54.0 parts by weight).
[0073]
Next, 33.35 parts by weight of water, 1 part by weight of polyvinyl alcohol (manufactured by Kuraray Co., Ltd., PVA-235), and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. 11 parts by weight of pyributicarb, 1.60 parts by weight of cyclosulfamuron, and 1 part by weight of rosin glycerin ester (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., Solpol 7518) are added to the solution and dispersed, and this is pulverized with a wet pulverizer. The suspension part was obtained.
[0074]
The emulsion part thus obtained (54.0 parts by weight) and the suspension part (48.0 parts by weight) were mixed with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) at 5000 rpm for 10 minutes, and further a 2% thickener aqueous solution. 2 parts by weight (Rohne-Poulenc, Loadpole G) was mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0075]
[Comparative Example 1]
10 parts by weight of pilibutycarb, 8 parts by weight of benfrate, 38 parts by weight of diisopropylnaphthalene (manufactured by Kureha Chemical Industry Co., Ltd., KMC-113), 0.6 parts by weight of sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) After melt mixing 1.0 part by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Pullan Co., Ltd., SOPPROHOR BSU), this solution was mixed with 24.95 parts by weight of sodium dioctylsulfosuccinate (Toho). Chemical Industries Co., Ltd., Airroll CT-1) 0.7 parts by weight, average molecular weight is 10,000, and polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having a polyoxyethylene ratio of about 70% (Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen) 70100 PB) 1.0 part by weight, propylene In a mixture in which 5 parts by weight of glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) and 0.1 part by weight of antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed. The mixture was added and emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain an emulsion part.
[0076]
Next, 3.7 parts by weight of water, 0.05 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., Ltd., SOPPROHOR BSU), sodium dioctylsulfosuccinate (Toho Chemical Industries Co., Ltd., air roll) CT-1) 0.05 part by weight, 0.05 part by weight of a polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen 70100PB) In addition, 1.7 parts by weight of imazosulfuron was added to and dispersed in a solution in which 0.05 part by weight of an antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) was mixed and dissolved, and this was pulverized with a wet pulverizer. , Got the suspension part.
[0077]
89.4 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 5.6 parts by weight of the suspension part and a styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing about 50% by weight of solids) (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc., EC -863) 5 parts by weight were mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0078]
[Comparative Example 2]
5 parts by weight of pilibutycarb, 20 parts by weight of dimethylmonopropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-1), 0.5 parts by weight of sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) and polyoxyethylene (16 mol) Tristyryl phenyl ether (Rhone-Pullan Co., Ltd., SOPPROHOR BSU) 1.0 parts by weight was melt-mixed, and this solution was mixed with 26.73 parts by weight of water with dioctyl sulfosuccinate sodium (Toho Chemical Co., Ltd.). Company made, Air Roll CT-1) 0.6 parts by weight, ethylene glycol 6 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight, thickener xanthan gum (Rhone-Poulenc Co., Ltd.) RHODOPOL G) 0.02 parts by weight, antifoaming agent (Tole Dow Corning Si Cone Co., Ltd., SM5512) 0.1 part by weight was added to the mixture, and Dynomill KDL type (manufactured by WAB Co.) was emulsified under the conditions of 30% bead filling rate and 10 m / s, An emulsion part was obtained.
[0079]
Next, 13.58 parts by weight of water, 0.4 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., SOPPROHOR BSU), antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512 ) 6 parts by weight of cyclosulfamlon was added to and dispersed in a solution in which 0.02 parts by weight were mixed and dissolved, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0080]
60 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 20 parts by weight of the suspension part, and a styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing about 50% by weight of solid) (Dainippon Ink & Chemicals, EC-863) 20 The parts by weight were mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0081]
[Comparative Example 3]
5 parts by weight of esprocarb, 5 parts by weight of benfrate, 10 parts by weight of dimethyldipropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-2), sorbitan monooleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., Sylvan S-80) 0.5 After melt-mixing 1.5 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., SORPOL T-15), dioctyl is added to 40.71 parts by weight of water. 1 part by weight of sodium sulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd., Newcol 290M), 6 parts by weight of propylene glycol, 0.14 part by weight of crystal precipitation inhibitor (manufactured by ISP Co., Ltd., Agrimer Vema H240), Best Side 1000 (Dainippon) Ink Chemical Industries, Ltd.) 0.05 parts by weight, antifoaming agent (Tore Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) was added to a mixture of 0.1 parts by weight, and Dynomill KDL type (manufactured by WAB Co., Ltd.) had a bead filling rate of 0% and a peripheral speed of 10 m / s. To obtain an emulsion part.
[0082]
Next, 11.54 parts by weight of water, polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., SORPOL T-15) 0.24 parts by weight, sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd.) , Newcol 290M) 0.2 parts by weight, antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.02 parts by weight is mixed and dissolved in 8 parts by weight of cyclosulfamuron, and dispersed. This was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0083]
70 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 20 parts by weight of the suspension part and a styrene / acrylic acid copolymer emulsion (containing about 40% by weight of solids) (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, EC-740) 10 The parts by weight were mixed to obtain a homogeneous suspoemulsion.
[0084]
[Comparative Example 4]
10 parts by weight of pilibutycarb, 40.6 parts by weight of xylene / toluene / 1- / 2-methylnaphthalene (aromatic fraction) (manufactured by Exxon Chemical Co., Solvesso 150) and polyoxyethylene caster oil ether (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd.) , Neucargen D-230) 3 parts by weight of the mixture was melt-mixed, and then the resulting solution was mixed with 30.25 parts by weight of water with polyoxyethylene arylphenyl ether phosphate ester (Solpol 7678, manufactured by Toho Chemical Co., Ltd.) 1 Parts by weight, propylene glycol 5 parts by weight, best side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight, antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.1 parts by weight Added to the mixture, and 1 by TK homomixer (manufactured by Koki Kogyo Co., Ltd.) Emulsified for 3 minutes at 000 rpm, to obtain an emulsion unit.
[0085]
Next, 5.35 parts by weight of water, 0.5 parts by weight of polyoxyethylene caster oil ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., New Calgen D-230), polyoxyethylene arylphenyl ether phosphate ester salt (Toho Chemical Industries) 4 parts by weight of imazosulfuron is added and dispersed in a solution in which 0.1 part by weight of Solpol 7678) and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) are mixed and dissolved. This was pulverized by a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0086]
90 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 10 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0087]
[Comparative Example 5]
10 parts by weight of esprocarb, 30 parts by weight of xylene / toluene / 1- / 2-methylnaphthalene (aromatic fraction) (manufactured by Exxon Chemical Co., Solvesso 150) and polyoxyalkylene aryl phenyl ether (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New After 5 parts by weight of Calgen FS-1) was melt mixed, this solution was mixed with 38.85 parts by weight of water and 1 part by weight of polyoxyethylene arylphenyl ether phosphate ester (Solpol 7678, manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.). , 5 parts by weight of propylene glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink and Chemicals, Inc.), and 0.1 part by weight of antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 10000 homomixer (made by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) Emulsified for 3 minutes pm, to obtain an emulsion unit.
[0088]
Next, 5.35 parts by weight of water, 0.5 parts by weight of polyoxyalkylene aryl phenyl ether (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen FS-1), polyoxyethylene aryl phenyl ether phosphate ester salt (Toho Chemical Co., Ltd.) 4 parts by weight of imazosulfuron was added to a solution in which 0.1 part by weight of Solpol 7678) and 0.05 part by weight of antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dispersed. Was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0089]
90 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 10 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0090]
[Comparative Example 6]
10 parts by weight of pyribucarb, 7 parts by weight of pretilachlor, 30 parts by weight of xylene / toluene / 1- / 2-methylnaphthalene aromatic compound mixture (high-boiling aromatic fraction) (Sorvesso 200, manufactured by Exxon Chemical Co., Ltd.), and polyoxy After melt-mixing 5 parts by weight of ethylene castor oil ether (Toho Chemical Industries, SORPOL CA-20), this solution was mixed with 31.85 parts by weight of polyoxyethylene arylphenyl ether sulfate (Toho Chemical). Kogyo Co., Ltd., Solpol 7556) 1 part by weight, propylene glycol 5 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 part by weight, antifoam (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.) SM5512) 0.1 part by weight is added to the mixed mixture and T The mixture was emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes with a K homomixer (made by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain an emulsion part.
[0091]
Next, 5.35 parts by weight of water, 0.5 parts by weight of polyoxyethylene caster oil ether (SHOPOL CA-20, manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.), polyoxyethylene arylphenyl ether sulfate ester salt (Toho Chemical Industry Co., Ltd.) 4 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution in which 1 part by weight of Solpol 7556) and 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) were mixed and dissolved. The suspension was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0092]
90 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 10 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0093]
[Comparative Example 7]
10 parts by weight of pilibucarb, 7 parts by weight of pretilachlor, 1 part by weight of dimetamethrin, 38 parts by weight of diisopropylnaphthalene (manufactured by Kureha Chemical Co., Ltd., KMC-113), sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) 0 6 parts by weight and 1.0 part by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulenc, SOPPROHOR BSU) were melt-mixed, and this liquid was added to 24.65 parts by weight of water in dioctyl sulfone. Sodium succinate (Toho Chemical Co., Ltd., Airroll CT-1) 0.7 parts by weight, polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% Company made, New Calgen 70100PB ) 1.3 parts by weight, propylene glycol 5 parts by weight, best side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight, antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.1 The emulsion was added to the mixture obtained by mixing parts by weight and emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain an emulsion part.
[0094]
Next, 2.9 parts by weight of water, 0.05 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyrylphenyl ether (Rhone-Poulein Co., Ltd., SOPPROHOR BSU), sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., air roll) CT-1) 0.05 part by weight, polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of about 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen 70100PB) 0.05 weight Part, 2.5 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution obtained by mixing and dissolving 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). The suspension was pulverized to obtain a suspension part.
[0095]
94.4 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 5.6 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0096]
[Comparative Example 8]
5 parts by weight of pilibutycarb, 20 parts by weight of dimethylmonopropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-1), 0.5 parts by weight of sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) and polyoxyethylene (16 mol) Tristyryl phenyl ether (Rhone-Pullan Co., Ltd., SOPPROHOR BSU) 1.0 parts by weight was melt-mixed, and then this solution was mixed with 46.75 parts by weight of water in dioctyl sulfosuccinate sodium (Toho Chemical Co., Ltd.). Company made, Air Roll CT-1) 0.6 parts by weight, ethylene glycol 6 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight, antifoam (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.) SM5512) 0.1 part by weight was added to the mixture and TK homomix The emulsion part was obtained by emulsification at 10,000 rpm for 3 minutes with Sir (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.).
[0097]
Next, 13.58 parts by weight of water, 0.4 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., SOPPROHOR BSU), antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512 ) 6 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution in which 0.02 part by weight was mixed and dissolved, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0098]
80 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 20 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0099]
[Comparative Example 9]
5 parts by weight of dimetamethrin, 5 parts by weight of benfrate, 10 parts by weight of dimethyldipropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-2), sorbitan monooleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., Sylvan S-80) 0.5 1 part by weight and 1.5 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (SOROPOL T-15, manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.) were melt-mixed, and then this solution was dialkylated into 50.85 parts by weight of water. 1 part by weight of sodium sulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd., Newcol 290M), 6 parts by weight of propylene glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.), defoaming agent (Tore Dow) Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) In a mixture of 0.1 parts by weight It was added to obtain an emulsion portion was emulsified for 3 minutes at 10000rpm in a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.).
[0100]
Next, 11.54 parts by weight of water, 0.24 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd., SOROPOL T-15), newcol (manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.) 0. 2 parts by weight of an antifoaming agent (manufactured by Tore Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.02 part by weight is mixed and dissolved, and 8 parts by weight of cyclosulfamlon is added and dispersed in a wet pulverizer. To obtain a suspension part.
[0101]
80 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 20 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0102]
[Comparative Example 10]
10 parts by weight of pilibucarb, 7 parts by weight of pretilachlor, 1 part by weight of dimetamethrin, 38 parts by weight of xylene, 0.6 parts by weight of sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) and polyoxyethylene (16 mol) tri After melt-mixing 1.0 part by weight of styryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., Ltd., SOPROPHOR BSU), this solution was mixed with 29.65 parts by weight of water and sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., Airroll CT). -1) 1.3 parts by weight of a polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of about 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen 70100PB) , 5 parts by weight of propylene glycol, Best Sai TK homomixer is added to a mixture of 0.05 parts by weight of 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) and 0.1 parts by weight of an antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). (Made by Special Machine Industry Co., Ltd.) was emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes to obtain an emulsion part.
[0103]
Next, 2.9 parts by weight of water, 0.05 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyrylphenyl ether (Rhone-Poulein Co., Ltd., SOPPROHOR BSU), sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., air roll) CT-1) 0.05 part by weight, polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of about 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen 70100PB) 0.05 weight Part, 2.5 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution obtained by mixing and dissolving 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). The suspension was pulverized to obtain a suspension part.
[0104]
94.4 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 5.6 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0105]
[Comparative Example 11]
5 parts by weight of pyribucarb, 20 parts by weight of xylene / toluene / 1- / 2-methylnaphthalene aromatic compound mixture (high-boiling aromatic fraction) (Sorvesso 200, manufactured by Exxon Chemical Co., Ltd.), sorbitan trioleate (Matsumoto Yushi Seiyaku) After melt-mixing 0.5 part by weight of RY-425, manufactured by Co., Ltd. and 1.0 part by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Rhone-Poulenc, SOPPROHOR BSU), 46.75 parts by weight of water, 0.6 parts by weight of sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., Airroll CT-1), 6 parts by weight of ethylene glycol, Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) 0.05 parts by weight, antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5 512) 0.1 part by weight was added to the mixed mixture, and emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain an emulsion part.
[0106]
Next, 13.58 parts by weight of water, 0.4 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., SOPPROHOR BSU), antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512 ) 6 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution in which 0.02 part by weight was mixed and dissolved, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0107]
80 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 20 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0108]
[Comparative Example 12]
5 parts by weight of dimetamethrin, 5 parts by weight of benfrate, 10 parts by weight of phenylxylylethane S (manufactured by Nippon Oil Co., Ltd., SAS-296), sorbitan monooleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., Sylvan S-80) 0.5 1 part by weight and 1.5 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (SOROPOL T-15, manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.) were melt-mixed, and then this solution was dialkylated into 50.85 parts by weight of water. 1 part by weight of sodium sulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd., Newcol 290M), 6 parts by weight of propylene glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.), defoaming agent (Tore Dow) Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) was added to the mixture containing 0.1 part by weight. And, 10000 rpm in emulsified for 3 minutes using a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.), to obtain an emulsion unit.
[0109]
Next, 11.54 parts by weight of water, 0.24 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., SOROPOL T-15), sodium dialkylsulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd.) , Newcol 290M) 0.2 parts by weight, antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.02 parts by weight is mixed and dissolved in 8 parts by weight of cyclosulfamuron, and dispersed. This was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0110]
80 parts by weight of the emulsion part thus obtained and 20 parts by weight of the suspension part were mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion.
[0111]
[Comparative Example 13]
10 parts by weight of pilibucarb, 7 parts by weight of pretilachlor, 1 part by weight of dimetamethrin, 38 parts by weight of diisopropylnaphthalene (manufactured by Kureha Chemical Industry Co., Ltd., KMC-113), sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) 0 6 parts by weight and 1.0 part by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulenc, SOPPROHOR BSU) were melt-mixed, and this liquid was added to 24.65 parts by weight of water in dioctyl sulfone. Polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer (0.7% by weight of sodium succinate (Toho Kagaku Kogyo Co., Ltd., Aerol CT-1), an average molecular weight of about 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% New Calgen 70100P B) 1.3 parts by weight, propylene glycol 5 parts by weight, best side 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.) 0.05 part by weight, antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). 1 part by weight was added to the mixed mixture and emulsified at 10,000 rpm for 3 minutes with a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.) to obtain an emulsion part.
[0112]
Next, 2.9 parts by weight of water, 0.05 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyrylphenyl ether (Rhone-Poulein Co., Ltd., SOPPROHOR BSU), sodium dioctylsulfosuccinate (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., air roll) CT-1) 0.05 part by weight, polyoxyethylene / polyoxypropylene block polymer having an average molecular weight of about 10,000 and a polyoxyethylene ratio of about 70% (manufactured by Takemoto Yushi Co., Ltd., New Calgen 70100PB) 0.05 weight Part, 2.5 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution obtained by mixing and dissolving 0.05 part by weight of an antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512). The suspension was pulverized to obtain a suspension part.
[0113]
89.4 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 5.6 parts by weight of the suspension part and 5 parts by weight of vinyl acetate emulsion resin (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc., EC-6620) were mixed to obtain a homogeneous support. A spoemulsion was obtained.
[0114]
[Comparative Example 14]
5 parts by weight of pilibutycarb, 20 parts by weight of dimethylmonopropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-1), 0.5 parts by weight of sorbitan trioleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., RY-425) and polyoxyethylene (16 mol) Tristyryl phenyl ether (Rhone-Pullan Co., Ltd., SOPPROHOR BSU) 1.0 parts by weight was melt-mixed, and this solution was mixed with 26.75 parts by weight of water with dioctyl sulfosuccinate sodium (Toho Chemical Co., Ltd.). Company made, Air Roll CT-1) 0.6 parts by weight, ethylene glycol 6 parts by weight, Best Side 1000 (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd.) 0.05 parts by weight, antifoam (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd.) SM5512) 0.1 part by weight was added to the mixture and TK homomix The emulsion part was obtained by emulsification at 10,000 rpm for 3 minutes with Sir (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.).
[0115]
Next, 13.58 parts by weight of water, 0.4 parts by weight of polyoxyethylene (16 mol) tristyryl phenyl ether (Rhone-Poulein Co., SOPPROHOR BSU), antifoaming agent (Toray Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512 ) 6 parts by weight of bensulfuron methyl was added to and dispersed in a solution in which 0.02 part by weight was mixed and dissolved, and this was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0116]
60 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 20 parts by weight of the suspension part and 20 parts by weight of sodium polyacrylate (manufactured by Kao Corporation, Poise 530) were mixed to obtain a homogenous suspension emulsion.
[0117]
[Comparative Example 15]
5 parts by weight of dimetamethrin, 5 parts by weight of benfrate, 10 parts by weight of dimethyldipropylnaphthalene (manufactured by Nikko Petrochemical Co., Ltd., PAD-2), sorbitan monooleate (manufactured by Matsumoto Yushi Seiyaku Co., Ltd., Sylvan S-80) 0.5 After melt-mixing 1.5 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., SOROPOL T-15), dialkyl is added to 40.85 parts by weight of water. 1 part by weight of sodium sulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd., Newcol 290M), 6 parts by weight of propylene glycol, 0.05 part by weight of Bestside 1000 (manufactured by Dainippon Ink & Chemicals, Inc.), defoaming agent (Tore Dow) Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) In a mixture of 0.1 parts by weight It was added, 10000 rpm in emulsified for 3 minutes using a TK homomixer (manufactured by Tokushu Kika Kogyo Co., Ltd.), to obtain an emulsion unit.
[0118]
Next, 11.54 parts by weight of water, 0.24 parts by weight of polyoxyethylene (14 mol) tristyryl phenyl ether (manufactured by Toho Chemical Co., Ltd., SOROPOL T-15), sodium dialkylsulfosuccinate (manufactured by Nippon Emulsifier Co., Ltd.) , Newcol 290M) 0.2 parts by weight, antifoaming agent (manufactured by Torre Dow Corning Silicone Co., Ltd., SM5512) 0.02 parts by weight is mixed and dissolved in 8 parts by weight of cyclosulfamuron, and dispersed. This was pulverized with a wet pulverizer to obtain a suspension part.
[0119]
70 parts by weight of the emulsion part thus obtained, 20 parts by weight of the suspension part and 10 parts by weight of a polyacrylic acid resin (Dainippon Ink Chemical Co., Ltd., Watersol S753) are mixed to obtain a homogeneous suspension emulsion. It was.
[0120]
(Test Example 1) Adhesive chemical damage test
60cm area 2 The paddy field soil in a state of being plucked was filled in a resin pot of No. 1, and rice (leaves, Koshihikari) at the seedling stage was transplanted to make a 2 cm flood condition. The next day, the second leaf of rice in which the reagent reagents of Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 15 were tilted 45 degrees from the ground surface after covering the pot so that the reagent reagent did not fall into the brine. From a height of 2 cm, 1 drop (about 0.01 ml) was dropped using a Pasteur pipette, and after 1 week, the growth of rice was evaluated in the following 5 stages. The adherent part was subjected to two repeated tests at two locations, the leaf blade tip and the leaf blade base. The results are shown in Table 1.
[0121]
(Test Example 2) Adhesion test (abuse test)
60cm area 2 The paddy field soil in a state of being plucked was filled in a resin pot of No. 1, and rice (leaves, Koshihikari) at the seedling stage was transplanted to make a 2 cm flood condition. As an abuse test, 3.5 ml of the reagent preparations of Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 15 were sprayed directly onto the rice at the seedling stage using a Pasteur pipette, and after 1 week, the growth status of the whole rice was evaluated as 5 Rated by stage. The abuse test was also repeated twice. The results are shown in Table 2.
[0122]
Figure 0004786811
[0123]
As shown in Table 1, no phytotoxicity occurred even when the suspoemulsions of Examples 1 to 6 adhered to rice. On the other hand, in Comparative Examples 4 to 15, when the drug attachment site was the leaf blade base, all were completely dead, and even when the tip of the leaf blade was the comparative example 4 to 6 were completely dead, and other growth effects were observed. . Moreover, in the abuse test which sprays a chemical | medical agent as shown in Table 2, in the suspension adhesion test of Examples 1-6, there was almost no phytotoxicity, but there was no phytotoxicity seen in the leaf blade adhesion test. In Comparative Examples 1 to 15 including Comparative Examples 1 to 3, the growth of rice was affected.
[0124]
[Table 1]
Figure 0004786811
[0125]
[Table 2]
Figure 0004786811
[0126]
(Test Example 3) Measurement of storage stability
The prepared suspoemulsion was placed in a 500 ml glass bottle, and the average particle diameter (μm) of each suspoemulsion was measured immediately after the preparation and when it was stored in a constant temperature oven at 40 ° C. for 3 months. The results are shown in Table 3.
[0127]
Similarly, -5 ° C for 3 days, room temperature for 1 day, and 40 ° C for 3 days were repeated as one cycle, and the average particle size (μm) of the Suspoemulsion agent stored for 3 months was measured. The results are shown in Table 4.
[0128]
In addition, the measurement examined the time-dependent change of the particle diameter using the particle size distribution measuring apparatus (LS230: the Coulter company make). Moreover, the presence or absence of formation of the aggregate was confirmed using the optical microscope (x400).
When the average particle size increases with time, emulsion breakage and aggregation of the emulsion part and the suspension part can be considered, which is problematic in terms of storage stability. In addition, the presence of aggregates can be determined by visual observation of the formulation state using an optical microscope.
[0129]
(Test Example 4) Chemical stability
The active ingredient of the sulfonylurea compound (SU) in each suspoemulsion when the prepared suspoemulsion is placed in a 500 ml glass bottle and stored immediately in a thermostat at 40 ° C. for 3 months. The concentration was measured and the residual rate (%) was examined. The results are shown in Table 3.
[0130]
Similarly, the active ingredient concentration of the sulfonylurea compound (SU) in the suspoemulsion agent, which was repeatedly stored as -5 ° C for 3 days, room temperature for 1 day, and 40 ° C for 3 days as a cycle for 3 months, was determined. The residual rate (%) was measured. The results are shown in Table 4.
[0131]
In addition, the measurement of the density | concentration was performed using the high performance liquid chromatography (Gulliver series: JASCO Corporation make). The initial value at the start of the storage test was taken as 100, and the measured value was calculated as a percentage (%) with respect to the initial value. That is, if 100%, decomposition does not occur, and decomposition progresses as the ratio (%) decreases, and those having a low value are unsuitable as a practical suspoemulsion agent.
[0132]
(Test Example 5) Viscosity measurement
After the glass bottle of the suspoemulsion agent used in Test Example 1 was inverted 10 times, the viscosity was measured. The results are shown in Table 4.
For measurement, a B-type viscometer (BM type, manufactured by Tokyo Keiki Co., Ltd.) was used. 3. Performed at a rotor rotation speed of 60 rpm and a formulation temperature of 20 ± 0.4 ° C.
The viscosity is better as the change with time is smaller.
[0133]
(Test Example 6) Dispersibility measurement in water
Put 400 ml of water into a 500 ml beaker and pipette 5 drops (about 0.05 ml) of each suspoemulsion agent immediately after preparation and when stored in a 40 ° C incubator for 3 months to spread. The state was observed and evaluated in the following four stages. The results are shown in Table 3.
[0134]
Similarly, the diffusion state of the suspoemulsion agent was observed by repeating the cycle of −5 ° C. for 3 days, room temperature for 1 day, and 40 ° C. for 3 days as a single cycle for 3 months.
The results are shown in Table 4.
The better the diffusion state, the better.
[0135]
[Evaluation criteria for diffusion state]
A: The diffusion state is extremely good. The drug is dispersed so as to diffuse on the surface of the water.
○: The diffusion state is good. The drug diffuses on the surface of the water and drops in the form of droplets while partially diffusing in the water, but is dispersed before reaching the bottom.
Δ: Slightly bad diffusion state Most of the drug falls to the bottom in the form of droplets and is dispersed by stirring the beaker with a stick or the like.
X: The diffusion state is bad. The drug falls to the bottom in the form of droplets and does not disperse easily even if the beaker is stirred with a stick or the like.
[0136]
[Table 3]
Figure 0004786811
[0137]
In Tables 3 and 4, “SU” refers to sulfonylurea compounds (cyclosulfamuron, imazosulfuron, bensulfuron methyl, etc.).
[0138]
[Table 4]
Figure 0004786811
[0139]
* Cycle: -5 ° C for 3 days, room temperature for 1 day, and 40 ° C for 3 days, repeated for 3 months as one cycle.
[0140]
From the results shown in Tables 1 to 4, it can be seen that the suspoemulsion of the example has much less adhesive damage than that of the comparative example, does not change with time in particle diameter and viscosity, and is chemically stable. all right.
[0141]
In addition, from the results shown in Tables 1 to 4, Comparative Examples 1 to 3 have good storage stability such as physical stability and chemical stability, but when an abusive spraying method was carried out in the test for adhesion damage It was found that it affects the growth of rice. Comparative Examples 4 to 6 had strong adhesion damage, and the storage stability such as physical stability and chemical stability was not good. In Comparative Examples 10 to 12, the adhesion damage was strong and the chemical stability was not good. Comparative Examples 7 to 9 to which no resin was added and Comparative Examples 13 to 15 to which a resin other than the aromatic resin was added also had strong adhesive chemical damage.
[0142]
From the results shown in Table 4, Examples 1 to 6 were chemically stable with no change in particle diameter and viscosity over time even at low temperature (−5 ° C.) and high temperature (40 ° C.).
[0143]
(Test Example 7) Biological effect test
Instead, a 30 m long and 4 m wide section was prepared using paddle board in the paddy field after rice transplanting. Seven days after the preparation of the section, a resin ring having a diameter of 20 cm was buried in a total of seven places every 5 m from the end of the section, and Nobies, firefly, and annual broadleaf were sown. Seven days later (Nobier, firefly, when first-year broad-leaved germination), about 5 cm of water was submerged, and after stopping the movement of water inside and outside the compartment, 30 g each of the test drug of Example 3 was treated from both ends of 30 m wide. did. Water movement was stopped for 3 days after the treatment, and then the field was managed while maintaining the flooding depth. The investigation was conducted 29 days after the treatment, and the following five grades were evaluated. The results are shown in Table 5.
[0144]
[Plant height suppression evaluation criteria]
0: No plant height suppression (same as untreated area)
1: 20% plant height control
2: 40% plant height control
3: 60% plant height control
4: 80% plant height control
5: Complete death
[0145]
[Table 5]
Figure 0004786811
[0146]
From the results shown in Table 1 and Table 5, the Suspoemulsion of Example 3 did not cause phytotoxicity even when attached to rice, and it was excellent in herbicidal effect even when sprayed directly to paddy fields. The practicality of the method proved to be high.
[0147]
(Test Example 8) Measurement of resilience to rice
From the height of 2 cm to the second leaf of rice that has been tilted 45 degrees from the ground surface with the reagent reagents of Examples 1 to 6 and Comparative Examples 1 to 15 in the seedling stage rice (leaves, Koshihikari), a Pasteur pipette Using this, 5 drops (about 0.01 ml) were dropped, and the resilience of the drug to rice was measured. The results are shown in Table 6.
[0148]
[Evaluation criteria for playability]
A: All 5 drops are bounced off the leaf blade and do not adhere.
◯: 3 to 4 drops or more of 5 drops are bounced but adhere.
Δ: One to two or more drops out of five drops are bounced but adhered.
X: All 5 drops adhere to leaf blades.
[0149]
(Test Example 9) Surface tension measurement
After the glass bottle of the suspoemulsion agent used in Test Example 1 was inverted 10 times, the surface tension was measured. The results are shown in Table 6.
A surface tension meter (DIGI-O-MATIC ESB-IV, manufactured by KYOWASCCIENTIFIC CO.) Was used for the measurement, and the measurement conditions were a formulation temperature of 25 ± 1.0 ° C. The higher the surface tension, the better.
[0150]
[Table 6]
Figure 0004786811
[0151]
As shown in Table 6, the suspoemulsions of Examples 1 to 6 have high surface tension and high resilience to rice. For this reason, it is hard to adhere to rice and hardly cause phytotoxicity. On the other hand, Comparative Examples 1 to 15 have a low surface tension, easily adhere to rice, and easily develop chemical damage under conditions where a large amount of chemical is applied to rice.
[0152]
【The invention's effect】
According to the present invention, no phytotoxicity occurs even if it adheres to agricultural crops, effectively suppresses the degradation of herbicidal active ingredients with high hydrolyzability, and is excellent in storage stability even after long-term storage at low and high temperatures. An agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion can be provided.

Claims (10)

(1)水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が68℃以下である水難溶性農薬原体(a)と、(2)水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、脂肪酸エステル系溶剤である水難溶性溶剤(b)と、(3)水に対する溶解度が25℃で100ppm以下であり、且つ融点が69℃以上である水難溶性農薬原体(c)と、(4)保護コロイド剤(d)と、(5)芳香族系ビニル系樹脂(e)と、(6)水(f)とを含有し、
保護コロイド剤(d)がポリビニルアルコールであり、芳香族系ビニル系樹脂(e)がスチレン系樹脂であることを特徴とするサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。
(1) a poorly water-soluble pesticide raw material (a) having a solubility in water at 25 ° C. of 100 ppm or less and a melting point of 68 ° C. or less; and (2) a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. A poorly water-soluble solvent (b) as a system solvent, (3) a poorly water-soluble pesticide raw material (c) having a solubility in water of 100 ppm or less at 25 ° C. and a melting point of 69 ° C. or more, and (4) a protective colloid Containing agent (d), (5) aromatic vinyl resin (e), and (6) water (f) ,
A agricultural composition for agricultural and horticultural use in the form of a suspoemulsion, characterized in that the protective colloid agent (d) is polyvinyl alcohol and the aromatic vinyl resin (e) is a styrene resin .
水難溶性農薬原体(a)を0.1〜30重量部、水難溶性溶剤(b)を0.1〜50重量部、水難溶性農薬原体(c)を0.1〜30重量部、保護コロイド剤(d)を0.5〜15重量部、芳香族系ビニル系樹脂(e)を0.5〜20重量部、並びに水(f)を1〜98.7重量部含有することを特徴とする請求項1に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。  0.1-30 parts by weight of poorly water-soluble pesticide raw material (a), 0.1-50 parts by weight of poorly water-soluble solvent (b), 0.1-30 parts by weight of poorly water-soluble pesticide raw material (c) It contains 0.5 to 15 parts by weight of the colloidal agent (d), 0.5 to 20 parts by weight of the aromatic vinyl resin (e), and 1 to 98.7 parts by weight of water (f). An agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to claim 1. 水難溶性溶剤(b)が大豆油であることを特徴とする請求項1又は2に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to claim 1 or 2 , wherein the poorly water-soluble solvent (b) is soybean oil. 水難溶性農薬原体(a)が融点が68℃以下の水難溶性除草剤であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 3 , wherein the poorly water-soluble pesticide raw material (a) is a poorly water-soluble herbicide having a melting point of 68 ° C or lower. . 水難溶性農薬原体(c)が融点が69℃以上の水難溶性除草剤であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 4 , wherein the poorly water-soluble pesticide raw material (c) is a poorly water-soluble herbicide having a melting point of 69 ° C or higher. . さらに結晶析出防止剤を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 5 , further comprising a crystal precipitation inhibitor. さらに界面活性剤を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 6 , further comprising a surfactant. 25℃における表面張力が37mN/m以上であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The surface tension at 25 ° C is 37 mN / m or more, and the agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 7 . サスポエマルジョンの平均粒径が0.1〜15μmであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物。The agricultural chemical composition for agricultural and horticultural use according to any one of claims 1 to 8 , wherein the average particle diameter of the suspoemulsion is 0.1 to 15 µm. 水田に散布することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のサスポエマルジョン形態の農園芸用農薬組成物の使用方法。10. A method for using an agricultural and horticultural agricultural chemical composition in the form of a suspoemulsion according to any one of claims 1 to 9 , wherein the agricultural chemical is applied to a paddy field.
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