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JP4777795B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示素子に関し、特に、垂直配向モードの液晶表素子に関する。
液晶表示素子は、比較的単純な構造からなっており、また、構成部材の選択によって薄型化および軽量化が容易であり、さらに、低電圧での駆動も可能である。このため、近年では、コンピュータ、テレビ、ビデオカメラおよび車両のインストルメントパネルなどに盛んに利用されている。
例えば、透過型の液晶表示素子では、所定の方向に配向した数μm程度の極薄い液晶層と、この液晶層を挟持する透明な一対の薄い基板と、さらに、この基板を挟持して偏光子および検光子を構成する一対の偏光板とを有する。液晶層が設けられる側の基板面には、所定の形状にパターニングされた電極が形成されている。そして、この電極を介して液晶層に電圧を印加すると、液晶の配向が変化して、液晶表示素子を透過する光の量または波長が変わる。液晶表示素子では、これを利用して所望の表示を行っている。
このような液晶表示素子は、液晶層の初期配向状態並びに電圧印加時の動作状態および配向状態などによって、いくつかのモードに分類される。例えば、自動車などの車両のインストルメントパネルなどに用いられる液晶表示素子の1つに、垂直配向(Vertical Alignment;以下、VAと称す。)モードがある。
VAモード液晶表示素子は、一対の基板間に、初期配向状態が基板と概ね垂直(垂直配向)な負の誘電率異方性(Δε)を有する液晶層を挟持し、さらに、この基板を、通常はクロスニコルを構成するように配置した一対の偏光板で挟持することによって構成される。そして、基板面に形成された電極を介して液晶層に電圧を印加すると、液晶の配向が変化して、液晶層が電界に対して垂直、すなわち、液晶の配向方向が基板と平行になる。これにより、電圧を印加した部分と印加していない部分とで、液晶の屈折率異方性(Δn)と液晶層厚(d)との積(Δn・d)によって定まる光の透過特性、特に、色味に違いを生じさせることができる。
ところで、液晶表示素子においては、液晶が基板に対して概ね垂直に配向するように、また、電圧印加時の液晶の動作方向が均一となるように、液晶層を挟持するそれぞれの基板に対して配向処理が施されている。このとき、VAモード液晶表示素子においては、液晶層における液晶の初期配向は、基板に対して完全に垂直ではなく若干斜めとなる。すなわち、液晶分子の長軸方向は、法線方向との間に極く小さな角度(プレチルト角)を持つ。そして、電圧を印加すると、プレチルト角が大きくなる方向に液晶が動作する結果、液晶は、概ね基板と平行に配向するようになる。
しかしながら、液晶が上記のように配向すると、液晶表示素子を見る方向によって液晶分子の傾斜角度が異なることとなる。このため、視角方向により、液晶表示素子の輝度やコントラストが変化してしまうという問題があった。
これに対して、透明基板の上に、絶縁膜、画素電極および配向膜が順に形成されたアクティブマトリクス基板について、画素電極に複数の開口部を設けることによって、液晶層に電圧を印加したときに開口部周辺の電気力線を基板に対して傾け、これによって、開口部周辺の液晶分子を開口部を中心として放射線状に倒れるように配向させる液晶表示素子が提案されている(特許文献1参照)。この液晶表示素子によれば、開口部周辺の液晶分子を軸対称状に配向させるので、広視野角の表示特性を実現できるとされる。
また、液晶層を挟持する一対の透明基板の各々にスリットを設け、これらのスリットが、表示領域内でスリットの長手方向と直交する方向に交互に配置された液晶表示素子も提案されている(特許文献2参照)。この液晶表示素子によれば、スリットのエッジ付近に生じる斜め電界によって、隣り合う液晶分子の倒れこむ方向を交互に逆転させ、何れの視角方向においても、最も視認状態のよい小領域が最も視認状態の悪い小領域によって補償されるようにするので、表示領域全体としての視角依存性を低減できるとされる。
さらに、一方の基板の電極にスリットを設け、他方の基板の電極に突起を設けた液晶表示素子も提案されている(特許文献3参照)。この液晶表示素子では、電圧を印加すると、スリット部では基板表面に対して斜めの電界が発生し、突起部では液晶分子が傾斜する。そして、スリット部と突起部の真ん中で液晶の配向方向が分割されるので、全方位で均一な中間調表示が得られるとされる。
特許第3367902号明細書 特開2004−252298号公報 特許第2947350号明細書
しかしながら、特許文献1〜3に記載の液晶表示素子では、電極に開口部やスリットを設けなければならず、フォトリソグラフィー法などを用いた電極のパターニングが必要となる。このため、工程数が増加することとなって、歩留まりの低下やコストアップなどを招くという問題があった。
また、キャラクター表示を行うことのできるパッシブマトリクス型の液晶表示素子では、電極構造が密なドットマトリクス構造ではなく、表示部の開口率が70%以下であり、表示部内で電極の形成されていない部分の面積が大きい構造となっている。このため、特許文献1〜3に記載の電極構造を設計および製造することは困難であった。
ところで、上述したように、液晶表示素子の電極間電圧を上昇させて行くと、ある閾値電圧付近から液晶分子の長軸が傾き始める。そして、閾値電圧から飽和電圧までの領域では、印加電圧によって液晶層を透過する光の透過量が連続的に変化する。ここで、パッシブマトリクス型の液晶表示素子でデューティ駆動を行うためには、液晶分子の動作に急峻な閾値特性が必要とされる。この場合、プレチルト角を低くすると、急峻性が低下して電圧印加時に十分な透過率が得られなくなる。したがって、液晶表示素子の急峻性を向上させるには、プレチルト角を大きくする必要がある。
電極に突起部を設けた場合、液晶分子は突起部の斜面に対して垂直に配向しようとするので、液晶分子のプレチルト角は突起部の形状に依存することとなる。このため、特許文献3に記載の液晶表示素子の構造では、液晶分子のプレチルト角を大きくすることが難しく、デューティ駆動を行うのが困難になるという問題があった。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、広視野角であって、デューティ駆動を行うのに適した液晶表示素子を提供することにある。
また、本発明の目的は、従来法と比較して、容易に広視野角の液晶表示素子を製造することのできる方法を提供することにある。
本発明の他の目的および利点は以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の第1の態様は、対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により表示部で画像を表示する液晶表示素子において、
前記一対の基板の対向面には、垂直配向性であって所定の領域に配向処理が施された配向膜がそれぞれ設けられており、一方の配向膜の配向処理が施された領域と、他方の配向膜の配向処理が施された領域とは、互いに重なることなく一方向に交互に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の第2の態様は、対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により表示部で画像を表示する液晶表示素子において、
前記一対の基板の対向面には、垂直配向性の配向膜がそれぞれ設けられていて、一方の配向膜には一方向について配向方向が交互に逆となる配向処理が施されており、他方の配向膜には配向処理が施されていないことを特徴とするものである。
本発明の第1の態様および第2の態様において、前記液晶表示素子はパッシブマトリクス型の液晶表示素子とすることができる。
本発明の第3の態様は、対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により表示部で画像を表示する液晶表示素子の製造方法において、
前記一対の基板の一方の基板に垂直配向性の第1の配向膜を形成する工程と、
前記一対の基板の他方の基板に垂直配向性の第2の配向膜を形成する工程と、
前記第1の配向膜に第1のラビング処理を行う工程と、
前記第2の配向膜に第2のラビング処理を行う工程とを有し、
前記第1のラビング処理および前記第2のラビング処理は、前記一対の基板が対向したときに、これらのラビング処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われることを特徴とするものである。
本発明の第4の態様は、対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により表示部で画像を表示する液晶表示素子の製造方法において、
前記一対の基板の一方の基板に垂直配向性の第1の配向膜を形成する工程と、
前記一対の基板の他方の基板に垂直配向性の第2の配向膜を形成する工程と、
前記第1の配向膜に第1のラビング処理を行う工程と、
前記第1の配向膜に、前記第1のラビング処理とは配向方向が逆である第2のラビング処理を行う工程とを有し、
前記第1のラビング処理および前記第2のラビング処理は、これらのラビング処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われることを特徴とするものである。
本発明の第1の態様によれば、一方の配向膜の配向処理が施された領域と、他方の配向膜の配向処理が施された領域とが、互いに重なることなく一方向に交互に配置されている。このため、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆になる。したがって、各々の領域における視角依存性が補完されるので、広視野角の液晶表示素子とすることができる。また、電極に突起部を設けない構造であるので、プレチルト角を大きくするのが容易であり、ディーティ駆動を行うのに適した液晶表示素子とすることもできる。
本発明の第2の態様によれば、一方の配向膜には一方向について配向方向が交互に逆となる配向処理が施されているが、他方の配向膜には配向処理が施されていない。このため、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆になる。したがって、各々の領域における視角依存性が補完されるので、広視野角の液晶表示素子とすることができる。また、電極に突起部を設けない構造であるので、プレチルト角を大きくするのが容易であり、ディーティ駆動を行うのに適した液晶表示素子とすることもできる。
本発明の第3の態様によれば、第1のラビング処理および第2のラビング処理が、一対の基板が対向したときに、これらのラビング処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われる。このため、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆となり、各々の領域における視角依存性が補完される。したがって、広視野角の液晶表示素子を製造することができる。
本発明の第4の態様によれば、第1のラビング処理および第2のラビング処理は、これらのラビング処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われる。このため、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆となり、各々の領域における視角依存性が補完される。したがって、広視野角の液晶表示素子を製造することができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態における液晶表示素子の部分断面図である。この図に示すように、液晶表示素子は、第1の基板1と、第1の基板1に対向する第2の基板2と、第1の基板1と第2の基板2に挟持され、負の誘電率異方性を有する液晶分子11からなる液晶層3とを備えた液晶セル4を有する。ここで、第1の基板1はTFT基板とすることができ、第2の基板2はカラーフィルタ基板とすることができる。
また、液晶表示素子は、視認者側の偏光板5と、反視認者側の偏光板6とを有する。これらは、第1の基板1および第2の基板2における液晶層3との対向面とは反対側の面上に設けられ、液晶セル4を挟持して互いにクロスニコル配置される。尚、クロスニコル配置とは、一方の偏光板の吸収軸と他方の偏光板の吸収軸との交差角度が90度±5度になるような配置を言う。
一方、液晶層3が設けられる側の第1の基板1の表面には、液晶層3に電圧を印加するための第1の電極層7と、液晶の初期配向方向を制御する第1の垂直配向膜8とがこの順に形成されている。また、液晶層3が設けられる側の第2の基板2の表面にも、液晶層3に電圧を印加するための第2の電極層9と、液晶の初期配向方向を制御する第2の垂直配向膜10とがこの順に形成されている。尚、垂直配向膜とは、垂直配向性の配向膜を言う(以下、本明細書において同じ。)。
本実施の形態においては、第1の垂直配向膜8と第2の垂直配向膜10に対して、所定の領域に配向処理が施されている。そして、第1の垂直配向膜8の配向処理が施された領域と、第2の垂直配向膜10の配向処理が施された領域とは、互いに重なることなく一方向に交互に配置されていることを特徴とする。図1の例では、第1の垂直配向膜8の所定の領域に、図の右から左の方向に向かってラビング処理が行われている。一方、第2の垂直配向膜10には、第1の垂直配向膜8でラビングした領域とは重ならない領域であって、このラビングした領域に隣接する領域に対して、図の右から左の方向に向かってラビング処理が行われている。
上記のようにすることによって、液晶層3に電圧が印加されていないときは、液晶分子11は、ラビング処理が施されていない第1の垂直配向膜8および第2の垂直配向膜10の表面に対して垂直に配向する。一方、ラビング処理が施された第1の垂直配向膜8および第2の垂直配向膜10の表面に対しては、液晶分子11は、法線方向からプレチルト角を持って配向する。本実施の形態においては、プレチルト角は1度以下であることが好ましい。
このように、液晶分子11が異なる配向を示すことによって、液晶層3は、1画素内に、配向方向の異なる2つのドメインを有するようになる。すなわち、第1のドメインDでは、液晶分子11は、第1の基板1の表面に対して垂直に配向するが、第2の基板2の表面に対してはプレチルト角を持って配向する。一方、第2のドメインDでは、液晶分子11は、第1の基板1の表面に対してプレチルト角を持って配向するが、第2の基板2の表面に対しては垂直に配向する。
図2は、図1の液晶表示素子において、第1の電極層7と第2の電極層9を介して液晶層3に電圧を印加した状態を示す図である。液晶層3に電圧を印加すると、液晶分子11は、プレチルト角が大きくなる方向に傾斜する。このため、第1のドメインDでは、図2の左から右の方向に向かって液晶分子が傾斜する。一方、第2のドメインDでは、図2の右から左の方向に向かって液晶分子が傾斜する。
このように、本実施の形態の液晶表示素子では、1画素を配向分割し、配向方向の異なる2つの領域(第1のドメインおよび第2のドメイン)を形成している。したがって、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆になるので、各々の領域における視角依存性が補完されて、表示領域全体としての視角依存性を低減することができる。それ故、広視野角の液晶表示素子とすることができる。
また、本実施の形態の液晶表示素子は、電極に突起部を設けない構造であるので、プレチルト角を大きくするのが容易であり、ディーティ駆動を行うのに適した素子とすることもできる。
次に、本実施の形態における液晶表示素子の製造方法について述べる。
まず、第1の基板1および第2の基板2として、一対のガラス基板を準備する。次に、これらの基板の一方の面に、それぞれ、キャラクター表示などの所望の画像表示ができるようにパターニングされた第1の電極層7と第2の電極層9を設ける。第1の電極層7および第2の電極層9は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)電極とすることができる。
次いで、第1の基板1の上に、第1の電極層7を被覆するようにして、第1の垂直配向膜8を設ける。同様に、第2の基板2の上にも、第2の電極層9を被覆するようにして、第2の垂直配向膜10を設ける。例えば、JSR株式会社製の配向膜材料(商品名:JALS−2021)をフレキソ印刷法にて成膜し、基板を180℃で焼成することによって、厚さ600Å程度の配向膜を形成することができる。
次に、第1の垂直配向膜8および第2の垂直配向膜10に対して配向処理を行う。これにより、電界印加時の液晶の動作方向、すなわち、電圧印加時の液晶層の配向方向を定めることができる。
本実施の形態では、第1の垂直配向膜8と第2の垂直配向膜10に対して、それぞれ所定の領域に配向処理を行う。但し、これらの配向処理は、第1の基板1と第2の基板2が対向したときに、配向処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われるものとする。
配向処理は、例えば、マスクラビング法、マスク光配向法またはマスク斜め蒸着法などとすることができる。本実施の形態においては、マスクラビング法を例にとって説明する。尚、この場合、メタルマスクなどのハードマスクをマスクとして使用する他に、フォトリソグラフィー法、フレキソ印刷法またはスクリーン印刷法などによってマスクを形成してもよい。但し、工程数の増加を防ぐ点からは、ハードマスクを用いることが好ましい。
図3および図4を用いて、本実施の形態における配向処理方法について説明する。尚、これらの図において、図1および図2と同じ符号を付した部分は同じものであるとする。
例えば、所定の開口部が設けられたステンレス製のメタルマスクをハードマスクとして用い、図3(a)に示すように、第1の垂直配向膜8の第2のドメインDに相当する部分にメタルマスク12の開口部が対応するように位置合わせして固定する。これにより、第2のドメインDに相当する部分は、メタルマスク12から露出した状態となるが、第1のドメインDに相当する部分は、メタルマスク12によって被覆された状態となる。
次に、適当なラビング布が巻かれたラビングローラを用意する。そして、図3(b)に示すように、メタルマスク12越しに第1の垂直配向膜8の上で、ラビングローラ13を時計回りに回転させるとともに、第1の基板1を図の右から左の方向に移動させる。これにより、第1の垂直配向膜8に対して、第2のドメインDに相当する部分にのみラビング処理を行い、第1のドメインDに相当する部分にはラビング処理を行わないようにすることができる。尚、第1の基板1の移動速度、ラビングローラ13の回転数およびラビングローラ13の押込量などは適宜設定することができる。
同様に、第2の垂直配向膜10に対してもラビング処理を行う。すなわち、図4(a)に示すように、第2の垂直配向膜10の第1のドメインDに相当する部分にメタルマスク14の開口部が対応するように位置合わせして固定する。これにより、第1のドメインDに相当する部分は、メタルマスク14から露出した状態となるが、第2のドメインDに相当する部分は、メタルマスク14によって被覆された状態となる。
次に、図4(b)に示すように、メタルマスク14越しに第2の垂直配向膜10の上で、ラビングローラ13を反時計回りに回転させるとともに、第2の基板2を図の左から右の方向に移動させる。これにより、第2の垂直配向膜10に対して、第1のドメインDに相当する部分にのみラビング処理を行い、第2のドメインDに相当する部分にはラビング処理を行わないようにすることができる。
次に、第1の基板1と第2の基板2を貼り合わせて液晶セルを組み立てる。この際、第1の垂直配向膜8が形成された側と、第2の垂直配向膜10が形成された側とが、それぞれ内側を向くようにして重ね合わせる。すると、第1の垂直配向膜8のラビング処理が行われた部分と、第2の垂直配向膜10のラビング処理が行われた部分とは、互いに重なることなく一方向に交互に配置された状態で対向することとなる。尚、第1の基板1と第2の基板2の間に樹脂などのスペーサ(図示せず)を挟むことによって、基板間の距離(d)を一定に保つことができる。
次に、第1の基板1と第2の基板2の間に、負の誘電率異方性を有する液晶分子11を注入して封止する。例えば、d=4μmとして、屈折率異方性(Δn)が0.0875である液晶分子を用いると、液晶表示素子のリタデーション(Δn・d)は350nmとなる。
次に、偏光板5,6の設置を行う。具体的には、液晶セル1を挟持して、偏光板5,6がクロスニコル配置となるように貼り付ける。このとき、偏光板5または偏光板6の吸収軸と、電界印加時の液晶分子の動作方向、すなわち、電圧印加時の液晶分子の配向方向とが45度の角度をなすように貼り付けることができる。
尚、詳細は図示されないが、本実施の形態における液晶表示素子は、ダイナミック駆動を利用したドットマトリクス表示とすることができる。また、この場合、液晶表示素子は、パッシブマトリクス構造とすることができる。すなわち、画像表示を構成する各画素部分にTFT等のスイッチング素子を設けず、電極層を用いたパッシブ駆動によって目的の画像が表示されるものとすることができる。
また、本実施の形態における液晶表示素子は、セグメント表示とすることもできる。
さらに、本実施の形態における液晶表示素子は、パッシブマトリクス構造のドットマトリクス表示と、セグメント表示の双方からなるものとすることもできる。
図5および図6は、本実施の形態の液晶表示素子を駆動して得られる光学特性の視野角依存性を示したものである。また、比較例として、ドメインが1つのみである従来の液晶表示素子の視野角依存性を図7および図8に示している。
図5および図7は等コントラスト曲線であり、実線で囲まれた部分がコントラスト100以上の領域に対応している。評価は、シンテック株式会社製のシミュレーションソフト(LCD MASTER Ver.6.14)を用いて行った。
図6および図8は、電圧印加時の透過率、すなわち、ON透過率の視野角依存性を示す図であり、実線で囲まれた部分が透過率10%以上の領域に対応している。評価は、シンテック株式会社製のシミュレーションソフト(LCD MASTER Ver.6.14)を用いて行った。
尚、図5〜図8において、円の中心は液晶表示素子の法線方向を、半径は法線方向から80度までの傾き角を、数字は方位角をそれぞれ示している。
図5〜図8の例では、基板間の距離dは4.5μm、液晶の屈折率異方性(Δn)は0.09、液晶表示素子のリタデーション(Δn・d)は405nmとした。また、水平方向を基準(0度)として、視認者側の偏光板の吸収軸の方向を135度とし、反視認者側の偏光板の吸収軸の方向を45度とした。さらに、視認者側の偏光板と液晶セルの間に広視角フィルムを1枚設けた。この広視角フィルムは、屈折率異方性を有し、互いに直交するx軸、y軸および液晶セルの厚み方向であるz軸の方向の主屈折率をn、nおよびnとすると、Rth=((n+n)/2−n)×(液晶層の厚み)=340nmであった。尚、液晶表示素子は、1/4デューティ(Duty)および1/3バイアス(Bias)の条件で駆動するものとした。
図5〜図8より、本実施の形態の液晶表示素子によれば、いずれの方向においても良好な視野角特性が得られることが分かる。
実施の形態2.
実施の形態1では、第1の垂直配向膜と第2の垂直配向膜に対して、互いに重なることなく一方向に交互に配置される領域に配向処理を行った。これに対して、本実施の形態では、一方の垂直配向膜に対してのみ配向処理を行い、他方の垂直配向膜に対しては配向処理を行わないことを特徴とする。この場合にも、1画素内に配向方向の異なる2つのドメインを有する液晶層とすることができる。
図9は、本実施の形態における液晶表示素子の部分断面図である。この図に示すように、液晶表示素子は、第1の基板21と、第1の基板21に対向する第2の基板22と、第1の基板21と第2の基板22に挟持され、負の誘電率異方性を有する液晶分子31からなる液晶層23とを備えた液晶セル24を有する。ここで、第1の基板21はTFT基板とすることができ、第2の基板22はカラーフィルタ基板とすることができる。
また、液晶表示素子は、視認者側の偏光板25と、反視認者側の偏光板26とを有する。これらは、第1の基板21および第2の基板22における液晶層23との対向面とは反対側の面上に設けられ、液晶セル24を挟持して互いにクロスニコル配置される。尚、クロスニコル配置とは、一方の偏光板の吸収軸と他方の偏光板の吸収軸との交差角度が90度±5度になるような配置を言う。
一方、液晶層23が設けられる側の第1の基板21の表面には、液晶層23に電圧を印加するための第1の電極層27と、液晶の初期配向方向を制御する第1の垂直配向膜28とがこの順に形成されている。また、液晶層23が設けられる側の第2の基板22の表面にも、液晶層23に電圧を印加するための第2の電極層29と、液晶の初期配向方向を制御する第2の垂直配向膜30とがこの順に形成されている。
本実施の形態では、第2の垂直配向膜30に対して、一方向について配向方向が交互に逆となる配向処理が施されている。一方、第1の垂直配向膜28に対しては配向処理が施されていない。図9の例では、第2の垂直配向膜30において、図の右から左の方向に向かって第1のラビング処理が行われた領域と、図の左から右の方向に向かって第2のラビング処理が行われた領域とが交互に現れている。
上記のようにすることによって、液晶層23に電圧が印加されていないときは、液晶分子31は、ラビング処理が施されていない第1の垂直配向膜28の表面に対して垂直に配向する。一方、ラビング処理が施された第2の垂直配向膜30の表面に対しては、液晶分子31は、法線方向からプレチルト角を持って配向する。このとき、液晶分子31には、図9の左から右の方向に向かって傾斜するものと、図2の右から左の方向に向かって傾斜するものとが存在する。これにより、液晶層23は、1画素内に、配向方向の異なる2つのドメインを有するようになる。尚、本実施の形態においては、プレチルト角は1度以下であることが好ましい。
このように、液晶分子31が異なる配向を示すことによって、液晶層23は、1画素内に、配向方向の異なる2つのドメインを有するようになる。すなわち、第1のドメインDでは、液晶分子31は、第2の基板22の表面に対し、左から右の方向に向かって傾斜して配向する。一方、第2のドメインDでは、液晶分子31は、第2の基板22の表面に対し、右から左の方向に向かって傾斜して配向する。尚、何れのドメインにおいても、液晶分子31は、第1の基板21の表面に対して垂直に配向する。
図10は、図9の液層表示素子において、第1の電極層27と第2の電極層29を介して液晶層23に電圧を印加した状態を示す図である。液晶層23に電圧を印加すると、液晶分子31は、プレチルト角が大きくなる方向に傾斜する。このため、第1のドメインDでは、図10の左から右の方向に向かって液晶分子31が傾斜する。一方、第2のドメインDでは、図10の右から左の方向に向かって液晶分子31が傾斜する。
このように、実施の形態1と同様に、本実施の形態の液晶表示素子でも、1画素を配向分割し、配向方向の異なる2つの領域(第1のドメインおよび第2のドメイン)を形成している。したがって、液晶層に電圧を印加すると、第1のドメインと第2のドメインとで、液晶分子の配向方向が逆になるので、各々の領域における視角依存性が補完されて、表示領域全体としての視角依存性を低減することができる。それ故、広視野角の液晶表示素子とすることができる。
また、本実施の形態の液晶表示素子は、電極に突起部を設けない構造であるので、プレチルト角を大きくするのが容易であり、ディーティ駆動を行うのに適した素子とすることもできる。
次に、本実施の形態における液晶表示素子の製造方法について述べる。
まず、第1の基板21および第2の基板22として、一対のガラス基板を準備する。次に、これらの基板の一方の面に、それぞれ、キャラクター表示などの所望の画像表示ができるようにパターニングされた第1の電極層27と第2の電極層29を設ける。第1の電極層27および第2の電極層29は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)電極とすることができる。
次いで、第1の基板21の上に、第1の電極層27を被覆するようにして、第1の垂直配向膜28を設ける。同様に、第2の基板22の上にも、第2の電極層29を被覆するようにして、第2の垂直配向膜30を設ける。例えば、JSR株式会社製の配向膜材料(商品名:JALS−2021)をフレキソ印刷法にて成膜し、基板を180℃で焼成することによって、厚さ600Å程度の配向膜を形成することができる。
次に、第2の垂直配向膜30に対して配向処理を行う。これにより、電界印加時の液晶の動作方向、すなわち、電圧印加時の液晶層の配向方向を定めることができる。
本実施の形態では、第2の垂直配向膜30に対して配向処理を2回行う。これらの配向処理は、配向処理が行われた領域が互いに重なることなく一方向に交互に配置されるように行われる。
配向処理は、例えば、マスクラビング法、マスク光配向法またはマスク斜め蒸着法などとすることができる。本実施の形態においては、マスクラビング法を例にとって説明する。尚、この場合、メタルマスクなどのハードマスクをマスクとして使用する他に、フォトリソグラフィー法、フレキソ印刷法またはスクリーン印刷法などによってマスクを形成してもよい。但し、工程数の増加を防ぐ点からは、ハードマスクを用いることが好ましい。
図11および図12を用いて、本実施の形態における配向処理方法について説明する。尚、これらの図において、図9および図10と同じ符号を付した部分は同じものであるとする。
例えば、所定の開口部が設けられたステンレス製のメタルマスクをハードマスクとして用い、図11(a)に示すように、第2の垂直配向膜30の第1のドメインDに相当する部分にメタルマスク32の開口部が対応するように位置合わせして固定する。これにより、第1のドメインDに相当する部分は、メタルマスク32から露出した状態となるが、第2のドメインDに相当する部分は、メタルマスク32によって被覆された状態となる。
次に、適当なラビング布が巻かれたラビングローラを用意する。そして、図11(b)に示すように、メタルマスク32越しに第2の垂直配向膜30の上で、ラビングローラ33を反時計回りに回転させるとともに、第2の基板22を図の左から右の方向に移動させる。これにより、第2の垂直配向膜30に対して、第1のドメインDに相当する部分にのみ第1のラビング処理を行い、第2のドメインDに相当する部分には第1のラビング処理を行わないようにすることができる。尚、第2の基板22の移動速度、ラビングローラ33の回転数およびラビングローラ33の押込量などは適宜設定することができる。
次に、メタルマスク32を図11(a)で横方向にずらし、図12(a)に示すように、第2の垂直配向膜30の第2のドメインDに相当する部分にメタルマスク32の開口部が対応するように位置合わせして固定する。これにより、第2のドメインDに相当する部分は、メタルマスク32から露出した状態となるが、第1のドメインDに相当する部分は、メタルマスク32によって被覆された状態となる。
次いで、図12(b)に示すように、メタルマスク32越しに第2の垂直配向膜30の上で、ラビングローラ33を時計回りに回転させるとともに、第2の基板22を図の右から左の方向に移動させる。これにより、第2の垂直配向膜30に対して、第2のドメインDに相当する部分にのみ第2のラビング処理を行い、第1のドメインDに相当する部分には第2のラビング処理を行わないようにすることができる。このように、本実施の形態においては、第2の垂直配向膜30に対して、ラビング処理が2回行われることになる。
本実施の形態においては、第1のラビング処理と第2のラビング処理は、いずれを先に行ってもよい。また、第1の垂直配向膜28に対してラビング処理を2回行い、第2の垂直配向膜30に対してはラビング処理を行わないこととしてもよい。
次に、第1の基板21と第2の基板22を貼り合わせて液晶セルを組み立てる。この際、第1の垂直配向膜28が形成された側と、第2の垂直配向膜30が形成された側とが、それぞれ内側を向くようにして重ね合わせる。第1の基板21と第2の基板22の間に樹脂などのスペーサ(図示せず)を挟むことによって、基板間の距離(d)を一定に保つことができる。
次に、第1の基板21と第2の基板22の間に、負の誘電率異方性を有する液晶分子31を注入して封止する。例えば、d=4μmとして、屈折率異方性(Δn)が0.0875である液晶分子を用いると、液晶表示素子のリタデーション(Δn・d)は350nmとなる。
次に、偏光板25,26の設置を行う。具体的には、液晶セル24を挟持して、偏光板25,26がクロスニコル配置となるように貼り付ける。このとき、偏光板25または偏光板26の吸収軸と、電界印加時の液晶分子の動作方向、すなわち、電圧印加時の液晶分子の配向方向とが45度の角度をなすように貼り付けることができる。
尚、詳細は図示されないが、本実施の形態における液晶表示素子は、ダイナミック駆動を利用したドットマトリクス表示とすることができる。また、この場合、液晶表示素子は、パッシブマトリクス構造とすることができる。すなわち、画像表示を構成する各画素部分にTFT等のスイッチング素子を設けず、電極層を用いたパッシブ駆動によって目的の画像が表示されるものとすることができる。
また、本実施の形態における液晶表示素子は、セグメント表示とすることもできる。
さらに、本実施の形態における液晶表示素子は、パッシブマトリクス構造のドットマトリクス表示と、セグメント表示の双方からなるものとすることもできる。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、いずれの方向においても良好な視野角特性を有する液晶表示素子を得ることができる。
尚、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々変形して実施することができる。
実施の形態1で、電圧無印加時の液晶表示素子の部分断面図である。 実施の形態1で、電圧印加時の液晶表示素子の部分断面図である。 (a)および(b)は、実施の形態1の液晶表示素子の製造方法を説明する図である。 (a)および(b)は、実施の形態1の液晶表示素子の製造方法を説明する図である。 実施の形態1の液晶表示素子について、コントラストの視野角依存性を示す図である。 実施の形態1の液晶表示素子について、ON透過率の視野角依存性を示す図である。 図5の比較例である。 図6の比較例である。 実施の形態2で、電圧無印加時の液晶表示素子の部分断面図である。 実施の形態2で、電圧印加時の液晶表示素子の部分断面図である。 (a)および(b)は、実施の形態2の液晶表示素子の製造方法を説明する図である。 (a)および(b)は、実施の形態2の液晶表示素子の製造方法を説明する図である。
符号の説明
1,21 第1の基板
2,22 第2の基板
3,23 液晶層
4,24 液晶セル
5,6,25,26 偏光板
7,27 第1の電極層
8,28 第1の配向膜
9,29 第2の電極層
10,30 第2の配向膜
11,31 液晶分子
12,14,32 メタルマスク
13,33 ラビングローラ

Claims (4)

  1. 対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される負の誘電異方性を有する液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により液晶が配向変更し前記基板に平行になり、表示部で画像を表示する液晶表示素子において、
    前記一対の基板の対向面には、垂直配向性であって所定の領域に配向処理が施された配向膜がそれぞれ設けられており、一方の配向膜の配向処理が施された領域と、他方の配向膜の配向処理が施された領域とは、互いに重なることなく一方向に交互に配置されており、
    前記一方の配向膜の配向処理が施された領域に位置する他方の配向膜は配向処理が施されておらず、前記他方の配向膜の配向処理が施された領域に位置する一方の配向膜は配向処理が施されていないことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 対向するそれぞれの表面に電極層が形成された一対の基板と、前記一対の基板の間に挟持される負の誘電異方性を有する液晶層とを備え、前記電極層を介した前記液晶層への電圧の印加により液晶が配向変更し前記基板に平行になり、表示部で画像を表示する液晶表示素子において、
    前記一対の基板の対向面には、垂直配向性の配向膜がそれぞれ設けられていて、一方の配向膜には一方向について配向方向が交互に逆となる配向処理が施されており、他方の配向膜には配向処理が施されていないことを特徴とする液晶表示素子。
  3. 前記液晶表示素子はパッシブマトリクス型の液晶表示素子である請求項1または2に記載の液晶表示素子。
  4. 前記一方の配向膜の配向処理が施された領域における液晶分子は前記一方の配向膜が設けられた基板の表面の法線方向から1度以下のプレチルト角を有して配向し、配向処理が施されていない配向膜の領域における液晶分子は他方の基板の表面に対して垂直に配向していることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示素子。
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