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JP4774694B2 - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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JP4774694B2 JP2004198755A JP2004198755A JP4774694B2 JP 4774694 B2 JP4774694 B2 JP 4774694B2 JP 2004198755 A JP2004198755 A JP 2004198755A JP 2004198755 A JP2004198755 A JP 2004198755A JP 4774694 B2 JP4774694 B2 JP 4774694B2
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    • F16H15/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by friction between rotary members without members having orbital motion
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    • F16H15/36Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface
    • F16H15/38Gearings providing a continuous range of gear ratios in which a member A of uniform effective diameter mounted on a shaft may co-operate with different parts of a member B in which the member B has a curved friction surface formed as a surface of a body of revolution generated by a curve which is neither a circular arc centered on its axis of revolution nor a straight line with concave friction surface, e.g. a hollow toroid surface with two members B having hollow toroid surfaces opposite to each other, the member or members A being adjustably mounted between the surfaces

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Description

この発明に係るトロイダル型無段変速機は、例えば車両(自動車)用の自動変速装置を構成する変速ユニットとして利用する。
自動車用の変速機としてトロイダル型無段変速機が研究され、一部で実施されているが、乗用車用としては大型で大きなトルクを発生するエンジンを組み込んだ四輪駆動車用の自動変速装置の変速ユニットとして好適な構造が、例えば特許文献1に記載されて従来から知られている。図4〜7は、この特許文献1に記載された、大排気量の四輪駆動車用のトロイダル型無段変速機を示している。このトロイダル型無段変速機1は、第一入力側ディスク2と第一出力側ディスク3との間に3個の第一パワーローラ4、4を、第二入力側ディスク5と第二出力側ディスク6との間に3個の第二パワーローラ7を、それぞれ設けて、合計6個のパワーローラ4、7により、動力の伝達を行なう様に構成している。
上記自動変速装置を構成する為、動力の伝達方向に関して最も前段部には、発進クラッチであるトルクコンバータ8を設け、このトルクコンバータ8の出力部に、上記トロイダル型無段変速機1を構成する入力軸9の前半部9aを組み込んでいる。図示しない走行用エンジンの回転に伴ってこの前半部9aは、上記トルクコンバータ8により回転駆動される。そして、この前半部9aの後端部に上記入力軸9の後半部9bを、互いに同心に且つ相対回転自在に支持している。
そして、上記前半部9aと後半部9bとの間に、前進と後退とを切り換える為の前後進切り換えユニット10を、動力の伝達方向に関して直列に設けている。遊星歯車機構である、この前後進切り換えユニット10は、それぞれが湿式多板クラッチである前進用クラッチ11と後退用クラッチ12とを選択して断接させる事により、前進状態と後退状態とを切り換える。
動力の伝達方向に関して、上述の様な前後進切り換えユニット10の後側に、上記トロイダル型無段変速機1を設けている。そして、このトロイダル型無段変速機1の入力部、即ち、上記前後進切り換えユニット10の出力部につながる部分と、出力部、即ち、前輪用駆動軸13及び後輪用駆動軸14につながる部分との間の変速比を連続的に変化させる様にしている。このトロイダル型無段変速機1は、上記後半部9bの周囲に設けている。即ち、この後半部9bの前後両端部近傍に第一、第二両入力側ディスク2、5を、それぞれが断面円弧状の凹面である内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に且つ互いに同期した回転自在に支持している。この為に図示の例では、前側(図4の左側)に設けた第一入力側ディスク2を、前記前後進切り換えユニット10を構成するキャリア15の基端部にスプライン係合させると共に、前側への移動を阻止している。これに対して、後側(図4の右側)に設けた第二入力側ディスク5は、上記後半部9bの後端部に、ボールスプライン16を介して支持している。そして、油圧式のローディング装置17により、上記第二入力側ディスク5を上記第一入力側ディスク2に向け、押圧自在としている。
又、前記後半部9bの中間部周囲には支持筒18を、この後半部9bと同心に設けている。この支持筒18は、ステー19、19の内径側端部により、その両端部を支持固定している。尚、これら各ステー19、19は、後述する支持環20、20にそれぞれの外径側端部を支持固定して、やはり後述する第一、第二各揺動フレーム21、22を揺動自在に支持する為の、第一、第二各支持フレーム23、24を構成する。又、上記支持筒18の内側に上記後半部9bを、この支持筒18の周囲に前記第一、第二両出力側ディスク3、6を、それぞれ回転及び軸方向の変位自在に支持している。又、これら両出力側ディスク3、6は、間に設けたスラスト軸受により、互いの間に加わるアキシアル荷重を支承しつつ、互いの相対回転を自在としている。
又、上記第一出力側ディスク3の外側面側には前輪用出力歯車25を固定し、この前輪用出力歯車25と前記前輪用駆動軸13とを、前輪用従動歯車26を介して係合させ、上記第一出力側ディスク3により上記前輪用駆動軸13を回転駆動自在としている。又、この前輪用駆動軸13の回転を、前輪用デファレンシャルギヤ27を介して、図示しない前輪に伝達自在としている。一方、上記第二出力側ディスク6の外側面側には後輪用出力歯車28を固定し、この後輪用出力歯車28と前記後輪用駆動軸14とを、後輪用従動歯車29を介して係合させ、上記第二出力側ディスク6により上記後輪用駆動軸14を回転駆動自在としている。又、この後輪用駆動軸14の回転を、図示しない後輪用デファレンシャルギヤを介して、やはり図示しない後輪に伝達自在としている。
又、前記第一入力側ディスク2の内側面と上記第一出力側ディスク3の内側面との間には前記3個の第一パワーローラ4、4を、前記第二入力側ディスク5の内側面と上記第二出力側ディスク6の内側面との間には前記3個の第二パワーローラ7を、それぞれ挟持している。これら第一、第二各パワーローラ4、7は、それぞれ第一、第二各トラニオン30、31の内側面で、この内側面から突出した状態で設けられた各変位軸32、32の周囲に回転自在に支持している。これら第一、第二各トラニオン30、31は、それぞれの両端部に互いに同心に設けた、上記各ディスク2、5、3、6の中心軸と交差する事はないが、これら各ディスク2、5、3、6の中心軸の方向に対して直角若しくは直角に近い方向となる捻れの位置に存在する、第一、第二各枢軸33(第二枢軸は図示せず)を中心に揺動する。又、上記第一、第二各トラニオン30、31は、それぞれ第一、第二各揺動フレーム21、22の両端部に、揺動変位自在に支持している。
そして、上記第一、第二各揺動フレーム21、22の中間部を前記第一、第二各支持フレーム23、24を構成する前記各支持環20、20同士の間に、各ディスク2、5、3、6の中心軸に対し平行若しくは平行に近い方向に設けられた支持軸34、34を中心とする揺動変位自在に支持している。上記第一、第二各支持フレーム23、24は、互いに平行に配置されたそれぞれ1対ずつの支持環20、20を、前記ステー19を構成する3本の支柱部35、35の外径側端部を介して互いに結合して成る。上記各支持軸34、34は、上記各支持環20、20の円周方向に関して、上記各支柱部35、35の中間位置で、上記第一、第二各支持フレーム23、24を構成する1対ずつの支持環20、20同士の間に掛け渡している。従って、上記第一、第二各揺動フレーム21、22は、円周方向に隣り合う支柱部35、35同士の間に、揺動自在に支持されている。
更に、上記第一、第二各揺動フレーム21、22を、これら各揺動フレーム21、22の両端部と上記各支持環20、20との間に設けた油圧シリンダ36a、36bにより、揺動変位自在としている。これら各油圧シリンダ36a、36bは、それぞれ上記各支持環20、20の一部で上記各揺動フレーム21、22の両端部に整合する位置に設けている。一方、上記第一、第二各揺動フレーム21、22の両端部で、上記各油圧シリンダ36a、36bに整合する部分にはロッド37a、37bを、上記各支持軸34、34と平行に、上記第一、第二各揺動フレーム21、22の両端部を貫通する状態で支持固定している。そして、上記各油圧シリンダ36a、36bに嵌装したピストン38a、38bと、上記各ロッド37a、37bとを係合させている。変速時には、上記各揺動フレーム21、22毎に2対ずつ(各揺動フレーム毎に4個ずつ、トロイダル型無段変速機1全体として合計24個)設けた油圧シリンダ36a、36bのうちの、上記各揺動フレーム21、22の長さ方向一端側に設けた一方の油圧シリンダ36a(36b)を伸長させると共に他方の油圧シリンダ36b(36a)を収縮させて、上記各揺動フレーム21、22を所定方向に所定量だけ揺動変位させる。
又、上記各油圧シリンダ36a、36bへの圧油の給排を制御する為の制御弁39は、前記各支持環20、20に支持している。上記各油圧シリンダ36a、36bへの圧油の給排により上記各揺動フレーム21、22が揺動変位すると、これら各揺動フレーム21、22に支持したトラニオン30、31の外側面に設けたカム面40が、上記制御弁39に付属のプランジャ41を介してこの制御弁39のスプール42を変位させ、上記制御弁39の切り換えを行なう。このスプール42と共にこの制御弁39を構成するスリーブ43は、変速時には所望の変速比を実現できる様に、制御モータ44により、所定位置に変位させておく。この様な制御弁39及び制御モータ44は、前記第一入力側ディスク2及び第一出力側ディスク3を含んで構成する第一キャビティ45側に1個、前記第二入力側ディスク5及び第二出力側ディスク6を含んで構成する第二キャビティ46側に1個、トロイダル型無段変速機1全体で2個設けている。そして、第一キャビティ45側の制御モータ44によりこの第一キャビティ45側の制御弁39を、第二キャビティ46側の制御モータ44によりこの第二キャビティ46側の制御弁39を、マイクロコンピュータを内蔵した図示しない制御器からの指令信号に基づき、互いに同期して(直進状態の場合)、或は互いに独立して(旋回状態の場合)制御する。
この様に構成する為、変速時には、上記各油圧シリンダ36a、36bへの圧油の給排に基づき、上記第一、第二各揺動フレーム21、22が、前記各支持軸34、34を中心に、所定方向に所定量だけ揺動変位する。この結果、これら各揺動フレーム21、22に支持された上記第一、第二各トラニオン30、31が、上記各支持軸34、34を中心として円弧運動(スイベル運動)をする。そして、この円弧運動に基づく上記第一、第二各トラニオン30、31の上記第一、第二枢軸33の軸方向に関する変位により、前記各パワーローラ4、7の周面と上記各ディスク2、5、3、6の内側面との転がり接触部(トラクション部)に作用する、接線方向の力の向きが変化する。そして、この力の向きの変化に伴って上記第一、第二各トラニオン30、31が、上記第一、第二各揺動フレーム21、22に枢支された第一、第二各枢軸33を中心として、互いに逆方向に揺動し、上記第一、第二各パワーローラ4、7の周面と上記各内側面との当接位置が変化して、第一、第二各入力側ディスク2、5と第一、第二各出力側ディスク3、6との間の回転速度比が変化する。
上述の様に構成する従来のトロイダル型無段変速機1の運転時には、前記入力軸9の後半部9bと共に互いに同期して回転する第一、第二両入力側ディスク2、5のうち、第一入力側ディスク2から上記各第一パワーローラ4、4を介して前記第一出力側ディスク3に伝わった動力により、前記前輪用駆動軸13を回転駆動する。又、第二入力側ディスク5から上記各第二パワーローラ7を介して前記第二出力側ディスク6に伝わった動力により、後輪用駆動軸14を回転駆動する。
ところで、上述の様なトロイダル型無段変速機の場合、このトロイダル型無段変速機を通過するトルクが急変動する際や変速比が急激に変動する際等に、この変速比が所定の値を行き過ぎてから所定の値に収束していくオーバーシュートを生じる可能性がある。そして、この様なオーバーシュートが、第一、第二各パワーローラ4、7が大きく傾斜している状態(トロイダル型無段変速機の変速比が1から大きく外れた状態)で生じると、これら各パワーローラ4、7が過度に傾斜し、これら各パワーローラ4、7の周面が第一、第二入力側、出力側各ディスク2、5、3、6の端縁に達し易くなる可能性がある。即ち、上記各パワーローラ4、7の周面と上記各ディスク2、5、3、6の内側面との転がり接触部(トラクション部)に形成される接触楕円が、これら各ディスク2、5、3、6の端縁に乗り上げ易くなり、これら各パワーローラ4、7並びに各ディスク2、5、3、6にエッジロードに基づく損傷を生じ易くなる。この様な損傷は、これら各パワーローラ4、7や各ディスク2、5、3、6の耐久性を低下させる等、好ましくない。
例えば、特許文献2に記載されている様に、パワーローラを支持するトラニオンをケーシングに支持した支持板に支持する構造の場合には、この支持板等にこのトラニオンが過度に揺動するのを制限する為の衝合部材を設ける事で、このトラニオン延いてはこのトラニオンに支持した上記パワーローラが過度に傾斜する事を防止できる。但し、前述の図4 〜7に示した様な、第一、第二各トラニオン30、31を第一、第二各揺動フレーム21、22の両端部に揺動変位自在に支持した構造の場合には、上記特許文献2に記載された構造の様に各トラニオンを支持板により支持するものではない。又、上述の図4〜7に示した構造の場合は、上述の様な衝合部材を設けるスペースが制限される等、上記特許文献2に記載された構造をそのまま採用する事はできない。
又、上述の様にトロイダル型無段変速機を通過するトルクが急変動する場合に、オーバーシュートに伴って、変速比が所定の値に収束しなくなるハンチングを生じる可能性もある。この様なハンチングは、伝達効率の低下や振動を増大させる他、ドライバビリティ(走行安定性)を低下させる等、好ましくない。
特開2001−165262号公報 実開平6−43404号公報
本発明のトロイダル型無段変速機は、上述の様な事情に鑑み、パワーローラが過度に傾斜する事を防止し、優れた耐久性を有する構造を実現すべく発明したものである。
本発明のトロイダル型無段変速機は、入力側ディスク及び出力側ディスクと、複数のトラニオンと、複数のパワーローラとを備える。
このうちの入力側ディスク及び出力側ディスクは、それぞれが断面円弧形の凹面である互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ互いに独立した回転自在に支持されている。
又、上記各トラニオンは、上記入力側ディスク及び出力側ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動する。
又、上記各パワーローラは、その周面を球状凸面としたもので、上記各トラニオンに支持された状態で上記入力側ディスク及び出力側ディスク同士の間に挟持されている。
そして、上記各トラニオンの周囲に設けた支持フレームに、支持軸によりそれぞれの中間部を枢支した、上記各トラニオンと同数の揺動フレームを、アクチュエータにより揺動変位自在としている。又、これと共に、上記各トラニオンの両端部に設けた上記各枢軸を、上記各揺動フレームの両端部に揺動自在に支持している。
特に、本発明のトロイダル型無段変速機に於いては、上記各揺動フレームと上記各トラニオンとの間に、これら各トラニオンが所定以上揺動するのを阻止する為の揺動制限手段を設けている。
この揺動制限手段は、上記各トラニオンの両端部に設けた枢軸の端面とこれら各端面に 対向する各揺動フレームの内面とにそれぞれ設けた凸部と凹部とにより構成する。即ち、 このうちの凸部をこの凹部内に、上記各トラニオンの揺動方向に関する変位を可能に挿入 した状態に組み合わせ、これら各トラニオンの揺動に基づき上記凸部の側面と上記凹部の 内面とを当接させる事により、これら各トラニオンが所定以上揺動するのを阻止する。
又、上記凸部の側面と上記凹部の内面とにより構成されて軸方向両端を塞がれた空間内 に、この空間を満たす状態にまで導入した潤滑油を、この凸部の変位に基づいてこの空間 から出入させる構成を採用する事により、上記トラニオンの揺動に対する抵抗となる抵抗 手段を設けている。
尚、上記各枢軸の端面と上記各揺動フレームの内面とのうちの何れに凸部或は凹部を設 けるかは問わない。
上述の様に構成する本発明のトロイダル型無段変速機によれば、各揺動フレームと各トラニオンとの間に設けた揺動制限手段により、これら各トラニオン延いてはこれら各トラニオンに支持した各パワーローラが過度に傾斜する事を防止できる。即ち、これら各パワーローラが大きく傾斜している状態(トロイダル型無段変速機の変速比が1から大きく外れた状態)で、変速比が所定の値を行き過ぎてから所定の値に収束するオーバーシュートが生じる傾向となったとしても、上記各パワーローラを支持した上記各トラニオンは、上記揺動制限手段により過度に揺動するのを阻止される。この為、これら各トラニオンに支持した上記各パワーローラの周面と各ディスクの内側面との転がり接触部(トラクション部)に形成される接触楕円が、これら各ディスクの端縁に乗り上げる事はなく、これら各パワーローラ並びに各ディスクの耐久性を確保できる。
又、本発明の場合には、揺動制限手段を、前述の様な凸部と凹部とにより構成している ので、上記各トラニオン延いてはこれら各トラニオンに支持した各パワーローラが過度に 傾斜する事を防止できる構造を、単純で、しかも設置スペースを嵩ませる事なく実現でき る。
更に、抵抗手段(ダンパ手段)を設けている為、上記各トラニオン延いてはこれら各ト ラニオンに支持した各パワーローラが過剰に傾斜(不必要に振動)する事を防止できる。 即ち、急激なトルク変動等に基づき変速比が所定の値に収束しなくなるハンチングが生じ る傾向となったとしても、上記各パワーローラを支持した上記各トラニオンは、上記抵抗 手段を構成し、これら各トラニオンが揺動する事に対し抵抗となる潤滑油により、過剰に 揺動するのを阻止される。この為、この様なハンチングが生じにくくなり、伝達効率の低 下、振動の増大、更には走行安定性の低下を防止できる。
特に本発明の場合には、上記凸部の側面と上記凹部の内面とにより構成される空間内に 潤滑油を満たしている為、上記各トラニオンの揺動に伴い上記凸部が変位する際に、この 凸部に上記潤滑油を掻き分ける力が加わり、この力が、上記各トラニオンを不必要に振動 するのを阻止する。この為、これら各トラニオン、延いてはこれら各トラニオンに支持し た各パワーローラが過剰に傾斜(不必要に振動)する事を防止できる。即ち、急激なトル ク変動等に基づき変速比が所定の値に収束しなくなるハンチングが生じる傾向となったと しても、上記各パワーローラを支持した上記各トラニオンは、上記力に基づき過剰に揺動 するのを阻止される。この為、この様なハンチングが生じにくくなり、伝達効率の低下、 振動の増大、更には走行安定性の低下を防止できる。
図1〜3は、本発明の実施例を示している。尚、本発明の特徴は、(第一、第二)トラニオン30(31)に支持した(第一、第二)パワーローラ4(7)が過度に傾斜する事を防止する事により、これら(第一、第二)パワーローラ4(7)並びに(第一、第二)入力側、出力側各ディスク2、5、3、6(図4参照)の耐久性を確保する点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図4〜7に示した従来構造と同様であるから、重複する図示及び説明を省略若しくは簡略にし、以下、図1〜3に示した部分の構造及び作用に就いて説明する。又、以下の説明は、キャビティが別である事を表す第一、第二各部材の「第一」、「第二」を省略して行なう。
支持フレーム23(24)に支持軸34(図4〜7参照)を介して支持される各揺動フレーム21(22)は、略コ字形の主体47の両端面に1対の端板48、48を、ねじ49、49により結合固定して成る。上記主体47の両端部に設けた1対の支持壁部50、50に互いに同心に形成した円孔51、51の内側に、上記各トラニオン30(31)の両端部に互いに同心に設けた枢軸33、33を、軸方向の変位を阻止した状態で、揺動のみ自在に支持している。この為に本実施例の場合は、上記各円孔51、51の内周面と上記各枢軸33、33の外周面との間に、ラジアルニードル軸受52、52とスラストニードル軸受53、53とを設けている。
そして、これら両ニードル軸受52、53を同心に配置する為に、これら両ニードル軸受52、53の外輪54、54の外周面と、上記各円孔51、51に内嵌固定した間座55、55の内周面とを、球面嵌合させている。上記両ニードル軸受52、53は、この様にして調心性を持たせた上記各外輪54、54と、上記各枢軸33、33の外周面に外嵌した内輪76、76との間に、それぞれ複数個ずつのニードルを配置する事で構成している。
上述の様にして、上記各揺動フレーム21(22)に、上記各枢軸33、33を中心とする揺動変位のみ自在に支持された、上記各トラニオン30(31)の中間部に、変位軸32aの基半部を、揺動変位自在に支持している。この為にこれら各トラニオン30(31)の中間部に円孔56を、これら各トラニオン30(31)の内外両周面同士を貫通する状態で形成している。これら各円孔56は、上記各トラニオン30(31)の内側面側の大径部57と外側面側の小径部58とを段部59により連続させた、段付形状である。そして、この様な円孔56内に、アンギュラ型のスラスト玉軸受60を構成する外輪61と一体に形成した上記変位軸32aを、ラジアルニードル軸受62により回転自在に支持している。又、上記外輪61の外側面と上記各トラニオン30(31)の内側面との間にスラストニードル軸受63を設け、上記変位軸32aを中心とする、上記外輪61及びパワーローラ4(7)の変位を円滑に行なえる様にしている。又、上記スラスト玉軸受60と、別のラジアルニードル軸受64とにより上記パワーローラ4(7)を、上記変位軸32aの先半部の周囲に回転自在に支持している。
更に本実施例の場合には、上記各揺動フレーム21(22)と上記各トラニオン30(31)との間に、これら各トラニオン30(31)が所定以上揺動するのを阻止する為の揺動制限手段65、65を設けている。本実施例の場合、これら各揺動制限手段65、65を、1対の凸部66、66と1対の凹部67、67とによりそれぞれ構成している。即ち、上記各揺動フレーム21(22)の両端部に結合固定した前記各端板48、48の内側面で、上記各トラニオン30(31)の両端部に設けた各枢軸33、33の端面と対向する部分に、この内側面から凹入する状態で有底状の凹孔部68、68を設けている。そして、これら各凹孔部68、68の径方向反対側2個所位置に、開口部が扇状の上記凹部67、67を、それぞれ設けている。
この為に、本実施例の場合は、上記各凹孔部68、68に仕切り部材69、69をこれら各凹部68、68内での回転を阻止した状態で嵌着し、この仕切り部材69、69の側面と上記凹孔部68、68の内面(内周面並びに底面)とに囲まれた部分により、上記各凹部67、67を構成している。上記各仕切り部材69、69は、上記各凹孔部68、68の底面に設けた係合凹部70、70に係合させた状態で、これら各凹孔部68、68の円周方向に関する変位を阻止される。又、これら各仕切り部材69、69の外周面が上記凹孔部68、68の内周面に嵌合する事で、これら各仕切り部材69、69がこれら凹孔部68、68の径方向に関する変位を阻止される。又、これら各仕切り部材68、68の中心に、前記スラスト玉軸受60やラジアルニードル軸受62、64等の、冷却並びに潤滑を必要とする部分に潤滑油を供給する為の第一の通油路71を設けると共に、この第一の通油路71の径方向外側に、上記各凹部67、67内に潤滑油を給排する為の第二の通油路72、72を設けている。
一方、上記各トラニオン30(31)の両端部に設けた各枢軸33、33の端面で、上記各端板48、48の内側面に設けた上記各凹孔部68、68と対向する位置に、円環状のストッパ部材73を固定している。このストッパ部材73は、図3に詳示する様に、円板部74の軸方向両側面に前記凸部66、66並びに係止凸部75、75を、これら各側面から軸方向に突出する状態で、それぞれ設けている。このうちの各凸部66、66は、上記円板部74の片側面{図3(A)の下側面、同じく(B)の上側面、図1の外側面}の径方向外側寄り部分で、この円板部74の径方向反対側2個所位置に、それぞれ設けている。又、上記各係止凸部75、75は、上記円板部74の他側面{図3(A)の上側面、同じく(B)の下側面、図1の内側面}の径方向内側寄り部分で、この円板部74の円周方向に関して上記各凸部66、66と90度ずれた位置に、それぞれ設けている。
そして、上記各係止凸部75、75を上記各枢軸33、33の端面に形成した図示しない係止凹部に係止する事により、上記ストッパ部材73を上記各トラニオン30(31)の両端部に、このトラニオン30(31)に対する相対回転を阻止した状態で固定している。この状態で、上記各凸部66、66が上記各凹部67、67に、上記各トラニオン30(31)の揺動方向に関する変位を可能に挿入される。又、これと共に、これら各トラニオン30(31)の揺動に基づき上記各凸部66、66の側面が、上記各凹部67、67の内面で前記仕切り部材69、69の側面に当接する事により、これら各トラニオン30(31)が所定以上揺動するのを阻止される。言い換えれば、上記各凸部66、66は、上記凹部67、67内に挿入した状態で、上記トラニオン30(31)の揺動方向に関する変位を、これら各凸部66、66の側面が上記凹部67、67の内面に当接しない範囲で許容される。従って、上記各凸部66、66の側面同士の間隔や、上記凹部67、67の内面のうちで、上記各トラニオン30(31)の揺動に基づき上記各凸部66、66の側面が当接する部分の、これら各トラニオン30(31)の揺動方向に関する位置関係を適切に規制する事で、これら各トラニオン30(31)、延いては、これら各トラニオン30(31)に支持した前記各パワーローラ4(7)の傾斜角を、所望の範囲に規制できる。
上述の様に構成する本実施例の場合には、各揺動フレーム21(22)と各トラニオン30(31)との間に設けた揺動制限手段65、65、即ち、上記各凸部66、66並びに各凹部67、67により、これら各トラニオン30(31)延いてはこれら各トラニオン30(31)に支持した各パワーローラ4(7)が過度に傾斜する事を防止できる。即ち、これら各パワーローラ4(7)が大きく傾斜している状態(トロイダル型無段変速機の変速比が1から大きく外れた状態)で、変速比が所定の値を行き過ぎてから所定の値に収束するオーバーシュートが生じる傾向となったとしても、上記各パワーローラ4(7)を支持した上記各トラニオン30(31)は、上記各凸部66、66の側面が上記凹部67、67の内面である仕切り部材69、69の側面に当接する事により、それ以上揺動するのを阻止される。この為、これら各トラニオン30(31)に支持した上記各パワーローラ4(7)の周面と入力側、出力側各ディスク2、5(3、6)の内側面との転がり接触部(トラクション部)に形成される接触楕円が、これら各ディスク2、5(3、6)の端縁に乗り上げる事はなく、これら各パワーローラ4(7)並びに各ディスク2、5(3、6)の耐久性を確保できる。
尚、本実施例の場合、上記各凸部66、66の側面と上記各凹部67、67の内面とにより構成されて、これら各凹部67、67の底面(奥端面)と前記ストッパ部材73の円 板部とにより軸方向両端を塞がれた空間内(図2の斜格子で示す部分)に、前記第二の通油路72、72を通じて潤滑油を送り込んでいる。そして、上記空間内に潤滑油を満たす事により、上記各トラニオン30(31)の揺動に対する抵抗となる抵抗手段を構成している。即ち、この様に空間内に潤滑油を満たす事により、上記各トラニオン30(31)の揺動に伴い上記各凸部66、66が変位する際に、これら各凸部66、66に上記潤滑油を掻き分ける力(潤滑油を第二の通油路72、72内に送り戻す力、潤滑油を各凸部66、66の内径側、外径側各周面と各凹部67、67の内面との間の隙間を通過させる力)が加わる様にしている。
この様な力は、上記各凸部66、66を設けたストッパ部材73、73を介して上記各トラニオン30(31)に、これら各トラニオン30(31)を不必要に振動するのを阻止する為の力(制振力、ダンピング力)として加わる。この為、これら各トラニオン30(31)延いてはこれら各トラニオン30(31)に支持した各パワーローラ4(7)が過剰に傾斜(不必要に振動)する事を防止できる。即ち、急激なトルク変動等に基づき変速比が所定の値に収束しなくなるハンチングが生じる傾向となったとしても、上記各パワーローラ4(7)を支持した上記各トラニオン30(31)は、上記力に基づき過剰に揺動するのを阻止される。この為、この様なハンチングが生じにくくなり、伝達効率の低下、振動の増大、更には走行安定性の低下を防止できる。
尚、上述の様に各凸部66、66を介して各トラニオン30(31)に加わる力(制振力、ダンピング力)は、上記第二の通油路72、72の内径や、各凸部67、67の内径側、外径側各周面と各凹部67、67の内面との間の隙間の寸法を調節する事により、所望の値に規制できる。
本発明の実施例1を示す要部断面図。 一部を省略して示す図1のA矢視図。 ストッパ部材を、(A)はトラニオンの端面に対向する面を上側にして、(B)は端板の内側面に対向する面を上側にして、それぞれ示す斜視図。 従来構造の1例を示す断面図。 図4のB−B断面図。 同C−C断面図。 図6とほぼ同じ部分を、第一トラニオンの両端部に設けた第一枢軸の中心軸 を含む平面で切断した状態で示す断面図。
1 トロイダル型無段変速機
2 第一入力側ディスク
3 第一出力側ディスク
4 第一パワーローラ
5 第二入力側ディスク
6 第二出力側ディスク
7 第二パワーローラ
8 トルクコンバータ
9 入力軸
9a 前半部
9b 後半部
10 前後進切り換えユニット
11 前進用クラッチ
12 後退用クラッチ
13 前輪用駆動軸
14 後輪用駆動輪
15 キャリア
16 ボールスプライン
17 ローディング装置
18 支持筒
19 ステー
20 支持環
21 第一揺動フレーム
22 第二揺動フレーム
23 第一支持フレーム
24 第二支持フレーム
25 前輪用出力歯車
26 前輪用従動歯車
27 前輪用デファレンシャルギヤ
28 後輪用出力歯車
29 後輪用従動歯車
30 第一トラニオン
31 第二トラニオン
32、32a 変位軸
33 第一枢軸
34 支持軸
35 支柱部
36a、36b 油圧シリンダ
37a、37b ロッド
38a、38b ピストン
39 制御弁
40 カム面
41 プランジャ
42 スプール
43 スリーブ
44 制御モータ
45 第一キャビティ
46 第二キャビティ
47 主体
48 端板
49 ねじ
50 支持壁部
51 円孔
52 ラジアルニードル軸受
53 スラストニードル軸受
54 外輪
55 間座
56 円孔
57 大径部
58 小径部
59 段部
60 スラスト玉軸受
61 外輪
62 ラジアルニードル軸受
63 スラストニードル軸受
64 ラジアルニードル軸受
65 揺動制限手段
66 凸部
67 凹部
68 凹孔部
69 仕切り部材
70 係合凹部
71 第一の通油路
72 第二の通油路
73 ストッパ部材
74 円板部
75 係止凸部
76 内輪

Claims (1)

  1. それぞれが断面円弧形の凹面である互いの内側面同士を対向させた状態で、互いに同心に、且つ互いに独立した回転自在に支持された入力側ディスク及び出力側ディスクと、これら両ディスクの中心軸に対し捻れの位置にある枢軸を中心として揺動する複数のトラニオンと、これら各トラニオンに支持された状態で上記両ディスク同士の間に挟持された、その周面を球状凸面とした複数のパワーローラとを備え、上記各トラニオンの周囲に設けた支持フレームに、支持軸によりそれぞれの中間部を枢支した、上記各トラニオンと同数の揺動フレームを、アクチュエータにより揺動変位自在とすると共に、上記各トラニオンの両端部に設けた上記各枢軸を、上記各揺動フレームの両端部に揺動自在に支持したトロイダル型無段変速機に於いて、上記各揺動フレームと上記各トラニオンとの間に、これら各トラニオンが所定以上揺動するのを阻止する為の揺動制限手段を設けており、この揺動 制限手段は、上記各トラニオンの両端部に設けた枢軸の端面とこれら各端面に対向する上 記各揺動フレームの内面とにそれぞれ設けた凸部と凹部とにより構成するものであり、こ のうちの凸部をこの凹部内に、上記各トラニオンの揺動方向に関する変位を可能に挿入し た状態に組み合わせ、これら各トラニオンの揺動に基づき上記凸部の側面と上記凹部の内 面とを当接させる事により、これら各トラニオンが所定以上揺動するのを阻止するもので あり、上記凸部の側面と上記凹部の内面とにより構成されて軸方向両端を塞がれた空間内 に、この空間を満たす状態にまで導入した潤滑油を、この凸部の変位に基づいてこの空間 から出入させる構成を採用する事により、上記トラニオンの揺動に対する抵抗となる抵抗 手段を設けた事を特徴とするトロイダル型無段変速機。
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