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JP4769120B2 - 光通信システムおよびそれを備えたアクセスネットワーク - Google Patents

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Description

本発明は、交換機を介してトランジットネットワークとユーザの少なくとも1つの通信媒体との間の通信信号を交換するためのアクセスネットワークに関する。このアクセスネットワークは、前述の交換機と前述の少なくとも1つの通信媒体との間で通信信号を交換するための光接続ファイバまたはファイバリンクを含む。
「加入者回線(local loop)」とも呼ばれるこのようなアクセスネットワークはよく知られており、一群のユーザを電気通信ネットワークに接続するために使用される。このようなネットワークでは、ユーザは「ローカルテイル(local tail)」を用いて電気通信ネットワークの交換機に接続される。各交換機は、アクセスネットワークからのトラフィックをトランジットネットワークまたは「バックボーン」に転送すること、あるいはバックボーンからのトラフィックをアクセスネットワーク中の適切な「ローカルテイル」に送信することのいずれかによって着信トラフィックを処理する。ローカルトラフィック、例えばローカル電話通話などは、そのトラフィックを、交換機によってアクセスネットワーク内の一方の「ローカルテイル」から他方の「ローカルテイル」に直接送信することによって処理される。
このようなアクセスネットワーク内の「ローカルテイル」は、従来は銅線で構成されていたが、かなり前からこれらの銅導線はガラスファイバ線に置き換えられてきている。ここでの接続は、ガラスファイバを用いて通り、地域、および町の全体を接続することについて考える。この場合、既存の銅の「ローカルテイル」はガラスファイバによって置き換えられる。
アクセスネットワークで使用されるファイバは、通常はシングルモード光ファイバである。その理由の1つは、シングルモードファイバで達成される有効モード帯域幅(effective modal bandwidth)である。すなわち、シングルモードファイバの場合は、この有効モード帯域幅は十分に広い。したがって、モード分散によって引き起こされる信号の広がり(signal broadening)は、アクセスネットワークでしばしば生じる約5kmまでの距離にわたって限度内にとどまる。したがって、シングルモードファイバを使用したときには、100Mbit/secまでの速度が可能になる。
シングルモードファイバの使用についての欠点は、ファイバのコア径がかなり小さいことである。シングルモードファイバのコア径は、一般に<10μmのオーダである。従って、2つのシングルモードファイバの接合(welding)は、非常に骨の折れる作業になる。なぜならば、接続に際して、2つのシングルモードファイバのコアを可能な限り正確に一直線に揃えることが好ましく、またそうしなければならないからである。アラインメントが正確でなければ、接合部においてより大きな光学的損失が生じる。一般に、アクセスネットワークにおいては非常に多くの接合部が形成されるので、シングルモードファイバに基づくアクセスネットワークの実装は、非常に時間がかかりコストのかかるプロジェクトになる。
さらに、アクセスネットワーク内のすべての接合部で一様な品質を実現することは不可能であり、またそのような接合部の性能は2つの接合されたファイバのコアが相互にどれぐらいうまく、またはどれぐらい不十分に接続されているのかに強く依存するので、各接合部での光学的損失はかなり大きく、また接合部ごとに変化するものである。それに加えて、接合部の存在によって引き起こされる全体の光学的損失は、接続またはリンク内の接合部の数に強く依存する。
シングルモードファイバのその他の欠点は、前述のファイバがその全長(の一部)を曲げられたときの曲げ損失がかなり大きいことである。アクセスネットワークでは、しばしばファイバの曲げが生じるが、曲げ損失の問題は、接合に使用されたファイバの余長が収容カセットに収容される接合部付近で特に生ずることになる。曲げ損失は、通常は接合部に存在するファイバの余長を、半径3.5〜4cm(したがって、直径約8cm以下)の収容カセットに収容することによって限度内に維持することができる。しかし、アクセスネットワークにおいては、このことにより結果的に以下で説明する他の問題が生ずることになる。
アクセスネットワークは、通常かなり多数の接合部を含む。理論的には、同じ経路に従う多数のファイバの余長を束ね、それらを単一の収容カセットに収容することは可能である。これにより、ファイバを収容するために必要な空間の量を限度内に維持することが可能になる。しかし、アクセスネットワークにおいてはしばしば変更がなされるので、これは通常の解決策にはならない。したがって、いくつかのファイバを含むこのような収容カセットを開けて処理することが、しばしば必要になるはずである。ファイバの1つを変更する目的で収容カセットを移動することにより、同じ収容カセットに収容された他のファイバの1つに送信の障害が生じる可能性がある。
したがって、アクセスネットワークにおいては、すべての接続ファイバを個別に収容カセットに収容するのが一般的な方法である。多数のファイバおよび多数の接合部を考慮すると、相当な数の収容カセットが使用され、したがって収容のために大きな空間も必要になる。しかし、建物の密度は、特に町の中心部においては増大を続け、またすべての家庭/建物に接続する必要がある(ケーブルTV、ガス、水道、電気、下水道など)他のネットワークの数も増加を続けるので、使用可能な空間もやはり限られたものになる。この接続においては、道路が掘り起こされるときに交通に与える不便さを考慮して、アクセスネットワークを掘り返すときにできる限り道路に影響を与えないように考慮しなければならない。したがって、残された唯一の空間は歩道の下だけであり、その接続においては、掘る深さが制約要因になることもさらに考慮すべきである。より深く掘ることはより多くの時間を必要とし、他の深さにある他のネットワークの存在を考慮してより周到な準備が必要になる。
米国特許第6185346号明細書
したがって、本発明の目的は、接続またはリンクの光学的損失を最小にするとともに、使用可能な地下の空間を可能な限りむだ無く使用するアクセスネットワークを提供することである。
上記および他の目的は、交換機を介してトランジットネットワークとユーザの少なくとも1つの通信媒体との間の通信信号を交換するためのアクセスネットワークを提供する本発明によって達成される。このアクセスネットワークは、前述の交換機と前述の少なくとも1つの通信媒体との間の通信信号を交換するための光接続ファイバを含んでおり、前述の接続ファイバがコアと前述のコアを取り囲むクラッディングを有する少なくとも1つのマルチモードファイバを含み、そのファイバは、クラッディングに隣接するコアの中心周りのリング状の領域を伝搬するファイバ内の通信信号の1つまたは複数のモードを大幅に減衰させるためにその全長の少なくとも1つの部分が曲げられていることを特徴とする。
本発明は、曲げ損失が主に光信号の高次モードで生ずるという洞察に基づくものである。所与の曲率半径を有するマルチモードファイバの巻上げ部分では、曲げ損失は巻上げ部分の長さにわたって強く生じ、消滅または減衰しやすいより高次のモードが光信号から消滅する。この高次モードの消滅は、ファイバの曲げ部分の(光信号の所与の伝搬方向から見て)最初の部分で生ずる。高次モードの消滅が特に生じる長さは、結局は巻上げファイバのおよそ1巻きの長さになる。光信号は、(信号の伝搬の方向から見て)最初の曲げの間に既に高次モードが消滅しており、マルチモードファイバの曲げ損失の影響を受けないかまたはほとんど受けない低次モードだけを含むので、ファイバの下流での別の巻上げや別の曲げ部分では、それ以上の曲げ損失はほとんど生じないことになる。
前述の曲げは、信号の低次モードに影響を与えないかまたはほとんど影響を与えないので、このファイバは、例えば、その中の信号全体がファイバの曲げの影響をはるかに受けやすいシングルモードファイバよりもはるかに小さな曲率半径で巻き上げることができる。このことにより、わずか10mmの曲率半径を有する収容カセットを使用することが可能になる。これは、使用可能な地下空間のむだの無い使用に関する大きな改善になる。
このような方法で使用されるマルチモードファイバを含むアクセスネットワークは、そのようなネットワークの最大曲げ損失の要件を満たす。さらに、ファイバ収容の間に達成された(改善された減衰特性による)強度ゲインを使用して、マルチモードファイバの有効なモード帯域幅を補償することもできる。
それに加えて、マルチモードファイバを使用することの利点は、例えば、ファイバのコア径がシングルモードファイバのコア径よりもはるかに大きいことであり、したがって接合がより容易に実施できることである。結果として、多くのファイバと、より多くの接合部を含むアクセスネットワーク全体の実装は、簡単化され、したがってより安価になる。
コア径がはるかに大きいので、2本のファイバのコアを一直線に揃え相互に接合することはより容易になる。結果として、より高い品質の接合が実現できるので、接合損失はより小さくなる。本発明によるアクセスネットワークで送信されるのは主に低次モードの光信号なので、接合部での光学的損失に関してはさらに改善される。この低次モードは、コアを貫く中央軸でのグランドモードの近くに集中する。コアの外縁での光信号伝送はほとんど生じない。低品質接合の場合には、2本のファイバが不完全に配置されているときに、一方のファイバのコア断面が他方のファイバのコア断面と接続されていない(またはオーバラップしていない)ポイントで信号損失が生じる。このことは、特にファイバの外縁の場合にあてはまる。したがって、主に低次モードからなる光信号は、不完全になされた接合の影響をあまり受けないことになる。
一実施形態によれば、リング状の領域は、前述の少なくとも1つの曲げ部分の曲率半径に応じてコアの断面の一部に広がる。曲率半径を適合させることによって、曲げられたファイバの減衰効果、詳細にはどの高次信号をどの程度減衰させるかに影響を与えることが可能になる。
一実施形態によれば、ファイバの最初の曲げ部分はファイバの第1の端部近くに位置する。接合部近くの光ファイバの端部には通常、ある程度のファイバの余長が必要になるので、曲げ部分をファイバの余長と一致させて、ファイバの巻上げ部がファイバの曲げ部分を形成するようにすることができる。ファイバはさらに、ファイバの第2の端部近くに位置する少なくともファイバの第2の部分で曲げることができる。このことによる利点は、双方向信号の場合に、高次モードの光信号がファイバに入射されると直ぐに減衰することである。
好ましい実施形態によれば、本発明は以下のようなアクセスネットワークを提供する。すなわち、このネットワークでは、ファイバは光信号をファイバに入射するためにその第1の端部で光源に接続される。ファイバは第1の開口数(numeric aperture)を有し、光源は第2の開口数を有する。光信号を可能な限りファイバのグランドモード(ground mode)に集中するために、第1の開口数と比べて第2の開口数を十分に小さくして光信号を制限モードでファイバに入射する。
ファイバの開口数よりはるかに小さい開口数を有する光源を用いて直接マルチモードファイバに光を入射することによって、光は制限モードでマルチモードファイバに入射される(「制限モード入射(restricted mode launch)」)。これによって、トランスミッタユニットによってマルチモードファイバに入射される光信号を可能な限りファイバのグランドモードに集中することが可能になり、ファイバ中の光信号の伝搬を可能な限りファイバの中心軸に沿って生じさせることが可能になる。ファイバの曲げ損失は特にマルチモードファイバ内の高次モードで生じ、高次モードはコアの(中心軸から見た)外側部分、すなわち光ファイバのクラッディング付近で優位になるので、マルチモードファイバの曲げ部分における曲げ損失はごく僅かなものになる。さらに、ファイバは直接トランスミッタユニットに接続されるので、光接続それ自体も、損失を生じさせる可能性がある追加の接合部を含むことがなくなる。
本発明の好ましい実施形態によれば、第2の開口数は、光信号が主にグランドモードまたはグランドモードに近いファイバの1つまたは複数の低次モードに集中するように構成される。
上述のように、高次モードの使用は可能な限り避けることが好ましい。グランドモードに加えてグランドモードに近い他の低次モードを使用することにより、ファイバの出力部で可能な最も高い光出力を得るために光ファイバが有効に使用されることになる。
本発明の他の実施形態によれば、光源は半導体レーザを含む。この目的で、例えばVCSELタイプのレーザを使用することができる。VCSELレーザは、平均的なマルチモードファイバの開口数と比べてかなり小さい開口数を有しており、したがって本発明での使用に非常に適するものである。
本発明の他の実施形態は、接続ファイバまたはリンクに光学的に接続された、光信号を受信するためのレシーバをさらに含む。
他の好ましい実施形態では、本発明はさらに上述の光通信システムを提供する。この光通信システムでは、第1の光信号をファイバに入射し第2の光信号をファイバから受信する第1のトランシーバ内に光源が組み込まれる。この光通信システムはさらに、前述の第1の光信号をファイバから受信するための、接続ファイバに光学的に接続された第2のトランシーバを含む。この第2のトランシーバは、第3の開口数を有し前述の第2の光信号をファイバに入射するための光源を含む。第2の光信号を可能な限りファイバのグランドモードに集中させるために、前述の第3の開口数を第1の開口数と比べて十分に小さくして光を制限モードでファイバに入射する。
このような方法により、曲げ損失および/または接合損失の影響をあまり受けることがなく、さらにマルチモードファイバだけが使用される二重(duplex)システムを容易に提供できることを理解されたい。この接続において、このようなシステムが不要な接合部を含まないことに留意されたい。
他の好ましい実施形態によれば、前述の第3の開口数は、光信号が主にグランドモードまたはグランドモードに近いファイバの1つまたは複数の低次モードに集中するように選択される。上述の単方向ソリューションで既に説明したように、このような方法により、第2の光信号が受信される側で可能な最も高い光出力を得るためにファイバが有効に使用されることになる。
一実施形態によれば、本発明による光通信システムの応用分野を最大にするために、使用されるマルチモードファイバは光通信でよく使用される波長、例えば800nmを越える光信号波長で、少なくとも1000MHz.kmの有効モード帯域幅(EMB)を有することが好ましい。マルチモードファイバは、詳細には850nm、1300nm、または1500nm付近の波長でそのような有効モード帯域幅を提供する。好ましくは、マルチモードファイバは1250nmから1700nmの間の波長で、少なくとも1000MHz.kmの有効モード帯域幅(EMB)を有する。
本発明の他の実施形態によれば、少なくとも75nmだけ異なる最小限2つの波長で少なくとも1000MHz.kmの有効モード帯域幅(EMB)を有するファイバがマルチモードファイバとして使用される。このようなマルチモードファイバの使用により、その光通信システムに対する波長分割多重方式(WDM)の使用が可能になる。
好ましくは、前述の少なくとも2つの波長は、通信ネットワークを介した光信号の伝送にしばしば使用される波長である1250nmから1700nmの範囲に存在する。
使用されるマルチモードファイバは、少なくとも50μmのモードフィールド径(modal field diameter)を有することができる。50μmまたは62.5μmの直径を有するファイバは、本発明の諸実施形態での使用に適した、しばしば使用されるマルチモードファイバである。
ファイバの曲げ部分は、元の信号の高次モードが実質的に消滅し信号が主に低次モードを含むという事実により、曲げ損失を限度内に維持しながら非常に小さな曲率半径を有することができる。
マルチモードファイバの一部を比較的小さな曲率半径、例えば2cm未満、あるいはさらに小さく1cm未満の曲率半径で巻き上げることができれば、非常にコンパクトな方法でマルチモードファイバの余長を収容することが可能になる。曲率半径15mmは可能である。通常、ファイバの余長を収容するために使用可能な空間は限られている。例えば、その一例はアクセスネットワークの設置に際して使用可能な地下空間の量である。例えば、特に大都市の中心部など、場所によっては建物の密度が非常に大きく、さらに建物または家庭に接続されるインフラストラクチャネットワーク(下水道、エネルギー、水道など)の数もかなりの数に上る。いくつかのファイバを単一の収容カセットに収容することは可能であるが、アクセスネットワークでは比較的頻繁に変更を実施する必要があるので、多くの場合この方法は好ましくない。ある接続に変更が実施されるとき、収容カセットの移動により同じ収容カセット内に収容された他の接続に障害が生じる可能性がある。したがって、一般に各接続ごとに個別の収容カセットが使用される。
上記の例から、主要な利点が、収容カセットを可能な限りコンパクトにし、さらに接合部の数を可能な限り制限することによって達成されることは明らかである。この接続においては通常、ファイバ中に接合部を形成できるようにするために、あらゆる接合部に対してファイバの余長が使用可能でなければならないことに留意されたい。したがって、すべての接合に対して少なくとも1つの収容カセットを設置しなければならない。したがって他の実施形態によれば、マルチモードファイバは円筒型のボディ、例えば収容カセットに巻き付けられる。
次に、限定の意味ではない本発明の諸実施形態に関する以下の説明で、添付の図面を参照しながら本発明をより詳細に論ずる。
図1は、全長の一部分9が(1巻き)巻かれているマルチモードファイバ1のコアを示す。端部2では、光が、光素子3を用いていわゆる「全モード励振(overfilled launch)」(OFL)の状態でファイバ1に入射される。すなわち、光は、マルチモードファイバ1のすべてのモード、またはほとんどすべてのモードに入射される。ファイバのコアは、端部2の近くでは破線5で示され、曲げ部分9の後の下流のファイバでは破線6で示されている中心軸を有する。
全モード励振の状態でファイバに入射された信号は、図1では光信号のエンベロープ10によって概略が示されている。光信号の高次モードは曲げ部分9で効果的に減衰するので、曲げ部分9の後では、信号は低次モードまたはグランドモードに集中することになる。図1では、このことは曲げ部分の後の光信号のエンベロープ12によって示されている。
図2は、通信ネットワークの(概略的に示された)アクセスネットワークにおける、本発明による光通信システムの一実装を示す。この概略図として示されたアクセスネットワークでは、多数のユーザ20、21、22、23、24、および25が、通信ネットワークのバックボーン(図示せず)に接続されている。このことは、ガラス接続ファイバからなるローカルテイルを用いて、各ユーザ(20、21、22、23、24、および25)を配線盤(「主配線盤(main distribution frame)」、MDF)28に接続することによって実施される。ユーザ20は、マルチモードファイバ40によってMDF28に接続される。同様に、ユーザ21、22、23、24、および25は、それぞれマルチモードファイバ41、42、43、44、および45によってMDF28に接続される。ファイバ45の光結合27により、配線盤28と各ファイバ40、41、42、43、44、および45の間の光コンタクトが提供される。
一般に、余長はマルチモードファイバの接続部の近くで使用されるので、収容カセット30、31、32、33、34、および35は、それぞれ各ユーザの接続ポイント20、21、22、23、24、および25の近くに存在し、そのカセット内でマルチモードファイバの余長が巻かれている。本発明による光通信システムを使用することにより、それぞれの収容カセット30、31、32、33、34、および35内での、巻上げファイバ40、41、42、43、44、および45の曲率半径は、例えば0.5cmになる。したがって、各収容カセットの直径は、(巻上げファイバを含めて)1cm(を少し越える程度)より大きくなることはない。本発明による光通信システムを使用することにより、詳細には、比較的大きな開口数を有するマルチモードファイバと比較的小さな開口を有する光源を使用することにより、収容カセット内でファイバを小さな曲率半径で巻き上げることが可能になる。マルチモードファイバの高次モードは使用されないか、またはほとんど使用されないので、光信号がこのような方法でマルチモードファイバに入射された結果として、収容カセット30、31、32、33、34、および35内での曲げ損失はほとんど生じないことになる。
例えば光結合27による、ファイバ40、41、42、43、44、および45の配線盤28への接続部は、(拡大される領域を示す)点線の楕円形50と(拡大された図を示す)点線の楕円形51によって、図2に拡大図の形で示されている。配線盤(28)への接続部の拡大図を示す楕円形51では、接続された各ファイバが、配線盤の近くに収容カセット38などの収容カセットを備えていることが識別できる。また、この場合、光信号をマルチモードファイバに入射する方法の結果として、このような収容カセットにおける曲げ損失をごく僅かなものにすることができる。配線盤28はさらに、接続ファイバ29によって通信ネットワークのバックボーンに接続される(バックボーンは図示されていない)。
図3は、光がすべての使用可能なモードでマルチモードファイバに入射される(「全モード励振」、OFL)テスト構成で実行された実験の結果を示す。図3は、マルチモードファイバが巻かれている長さに応じた光信号の曲げ損失を示す。実験は、グレーデッドインデックス型マルチモードファイバ(graded index multimode fibre)で1300nmの光信号を用いて実行された。巻かれているファイバの曲率半径は15mmである。グラフの垂直軸54はデシベルの単位の曲げ損失を表し、水平軸55はファイバの曲げ部分を通る光信号の経路を示す。
実験は、ワンアップマルチモードファイバ(one−up multimode fibre)の最初の40cmで最大の曲げ損失が生じることを示す。その後では、ほとんど曲げ損失は生じない。このことは、曲げ損失が、特にマルチモードファイバ中の信号の高次モードの近くで生じるということから説明される。ファイバの高次モードの光信号はクラッディング内で失われる。したがって、このプロセスは、最終的に光信号の低次モードだけがマルチモードファイバのコア中に残るまで継続する。ファイバ中の光信号の低次モードは曲げ損失の影響をほとんど受けないので、光信号中の高次モードが実質的に消滅する巻上げファイバの40cm以降では、光信号はファイバの追加の曲げの影響を実質的に受けないことになる。
次に論ずる図4に示された本発明の実施形態では、(ファイバ自体の開口数と比べて)比較的小さな開口数でマルチモードファイバに光を入射して光信号を主に低次モードに集中することによってこの原理を使用する。この場合は、信号中に実質的に高次モードが存在しないので、光信号はファイバの曲げ部分や巻上げ部分の存在に影響されることはない。したがって、曲げ損失は比較的小さくなる。さらに、小さな開口数を有する光源を使用することによって、接続ファイバ中の接合部の数を最小にすることもできる。このことにより、例えば比較的多数の接合部を有するアクセスネットワークにおいて大きな利点が提供される。
図4は、71で(断面図の形の)概略が示されたマルチモードファイバを含む本発明の一実施形態を示す。マルチモードファイバは、コア63とクラッディング65で構成される。マルチモードファイバの中心にある中心軸は、一点鎖線76によって示されている。マルチモードファイバは光源68に光学的に接続されている。光源68は、例えばVCSELタイプのレーザを備え、マルチモードファイバに入射される光ビーム72を提供する。光源68は送信システム70に接続されるか、またはその送信システム70の一部を形成する。送信システム70では、例えば2値電気信号を変換して光源68を駆動し光信号を提供する。
光ビーム72を提供する光源68は、光信号がマルチモードファイバのグランドモードおよびそのグランドモードに可能な限り近い低次モードに集中するように、光をマルチモードファイバに入射する。その目的のために、光源68は、その開口数がファイバの開口数と比較して相対的に小さくなるように選択される。
信号がマルチモードファイバのグランドモードと低次モード74に集中するので、またマルチモードファイバ71の高次モードは使用されないかまたはほとんど使用されないので、結果として、マルチモードファイバ71は、例えばその全長の一部で曲げられている場合でも(この場合は図4には示されていない)、マルチモードファイバ71内には小さな曲げ損失しか発生しないはずである。
図4では、光源とマルチモードファイバ71の端部の間には空隙が存在するように見えるが、実際には、必ずしも空隙が存在するとは限らない。原則として、光源68とマルチモードファイバ71の間の光結合は、このトランジションで生ずる光学的損失が最小になるようになされる。したがって、図4に示唆された空隙は原則として存在しないことになるが、図4には、単にビーム72を図的に示すためだけに含められている。したがって、光源68とファイバ71の端部は、通常は相互に密着している。
諸実施形態は、本発明の原理を例示する目的のためだけに示されたものである。本明細書で説明した本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ限定される。したがって、本明細書で図示し説明した諸実施形態は、限定的なものと解釈してはならない。
マルチモードファイバ内の光信号を概略的に示す図である。 本発明による光通信システムが使用されるアクセスネットワークを示す図である。 「全モード励振」の状態でファイバに入射された光信号中で測定された曲げ損失を示す図である。 光源によって光がマルチモードファイバに入射される、本発明の一実施形態を示す図である。
符号の説明
1、40〜45、71 マルチモードファイバ
2 端部
3 光素子
5、6、76 中心軸
9 曲げ部分
10、12 エンベロープ
20〜25 ユーザ
27 光結合
28 主配線盤
29 接続ファイバ
30〜35、38 収容カセット
50 拡大される領域
51 拡大された図
54 垂直軸
55 水平軸
63 コア
65 クラッディング
68 光源
70 送信システム
72 光ビーム
74 低次モード

Claims (20)

  1. 交換機を介してトランジットネットワークとユーザの少なくとも1つの通信媒体との間の通信信号を交換するためのアクセスネットワークにして、前記交換機と前記少なくとも1つの通信媒体との間の通信信号を交換するための光ファイバ接続を含み、前記光ファイバ接続が、コアと前記コアを取り囲むクラッディングを有する少なくとも1つのマルチモード通信ファイバを含む、アクセスネットワークであって、前記マルチモードファイバは、該マルチモードファイバ中に前記通信信号を入射させるための光源と前記マルチモードファイバの間の直接接続によって、前記光源に接続されており、前記マルチモードファイバはクラッディングに隣接するコアの中心周りのリング状の領域を伝搬するファイバ内の通信信号の少なくとも1つまたは複数のモードを減衰させるために、該マルチモードファイバの全長の少なくとも1つの部分が曲げられて、収容カセットに収容されていることを特徴とするアクセスネットワーク。
  2. リング状の領域が、曲げられた少なくとも1つの部分の曲率半径に応じてコアの断面の一部に広がる請求項1に記載のアクセスネットワーク。
  3. ファイバの少なくとも第1の曲げられた部分がファイバの第1の端部の近くに配置される請求項1または2に記載のアクセスネットワーク。
  4. 曲げられた少なくとも1つの部分が、ファイバの第2の端部の近くに配置される第2の曲げられた部分を含む請求項1から3のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  5. ファイバはその第1の端部で光信号をファイバに入射するため光源に接続され、ファイバは第1の開口数を有し光源は第2の開口数を有するとともに、光信号をファイバのグランドモードに集中させるために、第2の開口数を第1の開口数と比べて十分に小さくして光信号を制限モードでファイバに入射する請求項1から4のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  6. 第2の開口数が、光信号が主にグランドモードまたはグランドモードに近いファイバの1つまたは複数の低次モードに集中するように構成される請求項5に記載のアクセスネットワーク。
  7. 前記光源が半導体レーザを含む請求項5または6のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  8. 前記半導体レーザがVCSEL型レーザである請求項7に記載のアクセスネットワーク。
  9. 光信号を受信するために光ファイバ接続に光学的に接続されたレシーバをさらに含む請求項1から8のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  10. レシーバがファイバの第2の端部に接続される、請求項9に記載のアクセスネットワーク。
  11. 第1の光信号をファイバに入射し第2の光信号をファイバから受信する第1のトランシーバに光源が組み込まれており、光ファイバ接続に光学的に接続されファイバから前記第1の光信号を受信するための第2のトランシーバをさらに含み、前記第2のトランシーバがファイバに前記第2の光信号を入射するための第3の開口数を有する光源を含み、第2の光信号をファイバのグランドモードに集中させるために、前記第3の開口数を第1の開口数と比べて十分に小さくして光を制限モードでファイバに入射する請求項5から8のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  12. 前記第3の開口数が、光信号が主にグランドモードまたはグランドモードに近いファイバの1つまたは複数の低次モードに集中するように構成される請求項11に記載のアクセスネットワーク。
  13. マルチモードファイバが石英を含む材料から作られる請求項1から12のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  14. マルチモードファイバが、800nmを越える光信号の波長で、少なくとも1000MHz.kmの有効モード帯域幅(EMB)を有する請求項1から13のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  15. マルチモードファイバが、1250nmから1700nmの範囲の波長で、少なくとも1000MHz.kmの有効モード帯域幅(EMB)を有する請求項14に記載のアクセスネットワーク。
  16. ファイバの有効モード帯域幅(EMB)が、少なくとも75nmだけ異なる最小限2つの波長で少なくとも1000MHz.kmである請求項14または15に記載のアクセスネットワーク。
  17. 前記少なくとも2つの波長が1250nmから1700nmの範囲にある請求項16に記載のアクセスネットワーク。
  18. マルチモードファイバが、少なくとも50μmの直径を有するコアを含む請求項1から17のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  19. 第1の曲げられた部分が2cm未満の曲率半径を有する請求項1から18のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
  20. 第1の曲げられた部分が収容カセットに収容される請求項1から19のいずれか一項に記載のアクセスネットワーク。
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