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JP4765501B2 - 画像形成装置および現像カートリッジ - Google Patents

画像形成装置および現像カートリッジ Download PDF

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JP4765501B2
JP4765501B2 JP2005267042A JP2005267042A JP4765501B2 JP 4765501 B2 JP4765501 B2 JP 4765501B2 JP 2005267042 A JP2005267042 A JP 2005267042A JP 2005267042 A JP2005267042 A JP 2005267042A JP 4765501 B2 JP4765501 B2 JP 4765501B2
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Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置およびその画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジに関する。
従来より、画像形成装置に着脱可能な現像カートリッジは、現像ローラと、画像形成装置本体から駆動力を受けて現像ローラにその駆動力を伝達するための入力ギヤとを備えている。また、画像形成装置本体は、現像カートリッジの入力ギヤに嵌め合わされて、その入力ギヤを回転させるカップリング部材を備えている。このカップリング部材は、現像カートリッジを着脱する際に画像形成装置本体側のカバーの開閉に連動して、入力ギヤに対して進退される。(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2003−295614号公報
しかしながら、一般に、移動可能な部材は故障し易く、そのような移動可能な部材であるカップリング部材が画像形成装置本体側に設けられていると、カップリング部材が故障した場合には、画像形成装置本体を修理しなければならず、画像形成装置の分解および組立てが必要となり、修理の手間が煩雑となる。
本発明の目的は、メンテナンス性の向上を図ることのできる画像形成装置およびその画像形成装置に着脱自在に装着される現像カートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置本体に着脱自在に装着可能な現像カートリッジであって、現像ローラと、前記画像形成装置本体に設けられた駆動回転体に対して、前記現像ローラの軸方向において進退自在に設けられ、前記駆動回転体に連結して、その駆動力を付与されることにより、前記現像ローラを回転させる従動回転体と、前記従動回転体の進出方向の移動を規制する規制部材と、前記規制部材に対して、前記従動回転体を進出方向に付勢する付勢部材とを備え、前記従動回転体は、前記進出方向の最下流側まで進出して、前記駆動回転体と連結可能な進出位置と、前記従動回転体の前記進出方向の下流側端縁部のみが、前記規制部材から進出方向に露出するように、前記進出位置から前記進出方向の上流側へ退避された退避位置とに移動可能に進退することを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジの従動回転体が、画像形成装置本体の駆動回転体に対して進退自在に連結される。そして、進退移動する従動回転体は、駆動回転体よりも故障し易いが、従動回転体は故障した場合には、画像形成装置より嵩の小さい現像カートリッジを修理すればよい。また、場合によっては現像カートリッジごと交換することができる。そのため、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、規制部材により従動回転体の進出方向への移動を規制できるので、簡単な機構にて、駆動回転体と連結するのに必要な従動回転体の進出量を、従動回転体に対して設定することができる。また、従動回転体は、付勢部材により、駆動回転体と連結される進出方向へ常に付勢されるので、駆動回転体との連結時には、簡単な機構にて、確実に連結することができる。
また、従動回転体は、駆動回転体と連結可能な進出位置と、進出方向上流に退避された退避位置とに移動可能に進退するので、従動回転体と駆動回転体とは確実に連結され、また確実に連結解除される。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記従動回転体の進退方向の移動を案内する案内部を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体は、駆動回転体との連結時において駆動回転体に向かって進出するときには、案内部材によってその進退方向へ正確に案内される。そのため、簡単な機構にて、従動回転体の駆動回転体への、確実かつ安定した連結が可能となる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記案内部が、前記従動回転体を支持する軸であることを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体を支持する軸が案内部を兼ねるので、部品点数の削減を図ることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記付勢部材は、前記軸に沿うように設けられるコイルばねであることを特徴としている。
このような構成によると、コイルばねを軸に沿うように設けるので、従動回転体は、駆動回転体へ向けて安定して進出するように付勢される。そのため、従動回転体の駆動回転体への確実かつ安定した連結が可能となる。
また、請求項に記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の発明において、前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を備え、前記規制部材は、前記伝達回転体を保護するカバー部材であることを特徴としている。
このような構成によると、伝達回転体を保護するカバーが、駆動回転体との連結に必要な従動回転体の進出量を規制する規制部材を兼ねるので、格別に規制部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記規制部材には、前記従動回転体の進退を許容する孔が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体は孔を介して進退し、駆動回転体に連結される。また、規制部材の孔以外の部分は、伝達回転体を保護する。そのため、この規制部材では、従動回転体の進退を許容しつつ、伝達回転体を保護することができる。
また、請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、前記従動回転体は、前記従動回転体が進退する範囲において、前記伝達回転体と常に噛合可能であることを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体は、従動回転体が進退する範囲において、伝達回転体と常に噛合可能であるので、駆動回転体との連結時には、駆動回転体の駆動力を確実に伝達回転体に伝達できる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を含む噛合部材を備え、前記従動回転体と前記噛合部材との噛合面積は、前記従動回転体が前記退避位置に位置するときよりも、前記進出位置に位置するときの方が大きいことを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体と噛合部材との噛合面積は、従動回転体が退避位置に位置して駆動回転体に連結されていないときよりも、従動回転体が進出位置に位置して駆動回転体に連結されているときの方が大きいので、駆動回転体の駆動力を安定して噛合部材に伝達できる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の発明において、前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を備え、前記従動回転体は、前記駆動回転体と連結される連結部と、前記伝達回転体と噛合する噛合部とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、伝達回転体では、連結部において駆動回転体と連結されるとともに、噛合部において伝達回転体と噛合される。そのため、駆動回転体から従動回転体を介して伝達回転体へ確実かつ効率的に駆動力を伝達することができる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記連結部には、その軸方向端部の側端面を面取りして、進退方向の移動を案内する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、連結部の軸方向端部の側端面が面取りされているので、現像カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱するときには、連結部の軸方向端部と画像形成装置本体との接触により生じる摩擦力を低減することができ、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除を円滑にすることができる。
また、請求項11に記載の発明は、画像形成装置であって、画像形成装置本体に着脱自在に装着可能であり、現像ローラと、前記画像形成装置本体に設けられた駆動回転体に対して、前記現像ローラの軸方向において進退自在に設けられ、前記駆動回転体に連結して、その駆動力を付与されることにより、前記現像ローラを回転させる従動回転体とを備えている現像カートリッジと、前記現像カートリッジを収容する収容部とを備え、前記収容部は、前記現像カートリッジ着脱時に前記従動回転体と対向する側壁を備え、前記側壁は、前記駆動回転体が配置され、前記現像カートリッジの装着方向に平行な第1壁部と、前記第1壁部に対して前記装着方向の上流側、かつ、前記第1壁部よりも前記従動回転体の進出方向の下流側に配置され、前記装着方向に平行な第2壁部と、前記装着方向における、前記第1壁部と前記第2壁部と間に配置され、前記装着方向の上流側から下流側に向かうにつれて、前記進出方向の上流側に傾斜する第3壁部とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、現像カートリッジが画像形成装置に装着されるに伴って、従動回転体は、まず第2壁部を通過した後、第3壁部に当接され、従動回転体の進退方向における、第1壁部と第2壁部との間隔に相当する距離を退避する。そして、現像カートリッジの画像形成装置への装着が完了すると、従動回転体は、第1壁部において、駆動回転体に対向して進出し、連結される。そのため、簡単な機構で、従動回転体を進退方向に移動させることができる。また、現像カートリッジの画像形成装置への装着に同期して、従動回転体と駆動回転体との連結を達成することができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の発明において、前記駆動回転体に対して、前記従動回転体と前記駆動回転体との連結方向において移動自在に設けられ、前記従動回転体と前記駆動回転体とを連結させるときは、前記駆動回転体に対して後退し、前記従動回転体と前記駆動回転体との連結を解除するときには、前記駆動回転体に対して前進する進退部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体と駆動回転体との連結方向において移動自在に設けられた進退部材により、従動回転体と駆動回転体とが連結され、また、その連結が解除される。そのため、簡単な構成で、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除が可能となるので、現像カートリッジを画像形成装置に対して円滑に着脱させることができる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記進退部材は、前記従動回転体が前記駆動回転体に対向したときに、前記従動回転体の進出方向下流側端部に当接することを特徴としている。
このような構成によると、従動回転体と駆動回転体とが対向したときには、進退部材は従動回転体の進出方向下流側端部と当接するので、その進退部材によって、従動回転体と駆動回転体とを確実に連結および連結解除することができる。そのため、現像カートリッジは画像形成装置に対して、さらに円滑に着脱させることができる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項12または13に記載の発明において、前記進退部材は筒状に形成され、前記駆動回転体が前記進退部材に挿通されていることを特徴としている。
このような構成によると、進退部材に駆動回転体が挿通されているので、従動回転体と駆動回転体とを連結する場合、またはその連結を解除する場合には、従動回転体を駆動回転体に対して確実に着脱させることができる。そのため、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除を確実に達成することができる。
また、請求項15に記載の発明は、請求項13または14に記載の発明において、前記現像カートリッジには、前記従動回転体の進出方向の移動を規制する規制部材が備えられており、前記進退部材が進出したときの、前記進退部材と前記従動回転体との前記連結方向における当接位置は、前記第1壁部と前記規制部材との間にあることを特徴としている。
このような構成によると、進退部材と従動回転体との連結方向における当接位置が、画像形成装置に備えられた第1壁部と現像カートリッジに備えられた規制部材との間にあるので、現像カートリッジの画像形成装置からの離脱において、進退部材または従動回転体が、それぞれ対向する規制部材または第1壁部に引っ掛かるおそれを低減することができる。そのため、現像カートリッジの画像形成装置からの円滑な離脱を確保することができる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項11ないし15のいずれかに記載の発明において、前記第1壁部には、前記駆動回転体が挿通される孔が形成されており、前記孔には、前記装着方向の上流側側端面を面取りして、前記従動回転体の進退方向の移動を案内する傾斜面が形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、第1壁部において、駆動回転体が挿通される孔の、現像カートリッジ装着方向の上流側側端面が面取りされているので、現像カートリッジを画像形成装置本体に対して着脱するときには、従動回転体と孔との接触により生じる摩擦力を低減することができ、従動回転体の進退方向の移動と、現像カートリッジの画像形成装置に対する着脱とを円滑にすることができる。
請求項1に記載の発明によれば、現像カートリッジの従動回転体が、画像形成装置本体の駆動回転体に対して進退自在に連結される。そして、従動回転体は故障した場合には、画像形成装置より嵩の小さい現像カートリッジを修理すればよい。また、場合によっては現像カートリッジごと交換することができる。そのため、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、簡単な機構にて、駆動回転体と連結するのに必要な従動回転体の進出量を、従動回転体に対して設定することができる。また、従動回転体は、簡単な機構にて、駆動回転体と確実に連結することができる。
また、従動回転体と駆動回転体とは確実に連結され、また確実に連結解除される。
請求項2に記載の発明によれば、従動回転体の駆動回転体への確実かつ安定した連結が可能となる。
請求項に記載の発明によれば、部品点数の削減を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、従動回転体の駆動回転体への確実かつ安定した連結が可能となる。
請求項に記載の発明によれば、部品点数の削減を図ることができる。
請求項に記載の発明によれば、従動回転体の進退を許容しつつ、伝達回転体を保護することができる。
請求項に記載の発明によれば、駆動回転体の駆動力を確実に伝達回転体に伝達できる。
請求項に記載の発明によれば、駆動回転体の駆動力を安定して噛合部材に伝達できる。
請求項に記載の発明によれば、駆動回転体から従動回転体を介して伝達回転体へ確実かつ効率的に駆動力を伝達することができる。
請求項10に記載の発明によれば、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除を円滑にすることができる。
請求項11に記載の発明によれば、簡単な機構で、従動回転体を進退方向に移動させることができる。また、現像カートリッジの画像形成装置への装着に同期して、従動回転体と駆動回転体との連結を達成することができる。
請求項12に記載の発明によれば、簡単な構成で、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除が可能となるので、現像カートリッジを画像形成装置に対して円滑に着脱させることができる。
請求項13に記載の発明によれば、現像カートリッジは画像形成装置に対して、さらに円滑に着脱させることができる。
請求項14に記載の発明によれば、従動回転体と駆動回転体との連結および連結の解除を確実に達成することができる。
請求項15に記載の発明によれば、現像カートリッジの画像形成装置からの円滑な離脱を確保することができる。
請求項16に記載の発明によれば、従動回転体の進退方向の移動と、現像カートリッジの画像形成装置に対す着脱とを円滑にすることができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのレーザプリンタを示す要部側断面図、図2は、図1に示す現像カートリッジの要部側断面図である。
このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される、用紙3を給紙するためのフィーダ部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5とを備えている。
(1)本体ケーシング
図1に示すように、この本体ケーシング2には、後述するプロセスカートリッジ20を収容するための収容部6が形成されており、その収容部6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。
このフロントカバー7は、その下端部に挿通された図示しないカバー軸に回動自在に支持されており、そのカバー軸を支点として開閉させることができる。
なお、以下の説明では、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2に装着された状態において、図1の紙面右側(フロントカバー7が設けられる側)を前側とし、図1の紙面左側を後側とする。また、図1の紙厚方向手前側を、左側とし、図1の紙厚方向手奥側を、右側とする。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ9と、給紙トレイ9の前端部の上方に設けられる給紙ローラ10および分離パッド11と、給紙ローラ10の後側に設けられるピックアップローラ12と、給紙ローラ10の前側下方において対向配置されるピンチローラ13と、給紙ローラ10の後側上方に設けられる上下1対のレジストローラ14とを備えている。
給紙トレイ9の内部には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板15が設けられている。この用紙押圧板15は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が上下方向に移動可能にされている。
また、給紙トレイ9の前端部には、用紙押圧板15の前端部を上方に持ち上げるためのレバー17が設けられている。このレバー17は、用紙押圧板15の前側から下側へ回り込むように断面略L字状に形成されており、その上端部が、給紙トレイ9の前端部に設けられたレバー軸18に取り付けられ、その後端部が、用紙押圧板15の下面の前端部に当接している。これによって、レバー軸18に図中時計回りの回転駆動力が入力されると、レバー17がレバー軸18を支点として回転し、レバー17の後端部が用紙押圧板15の前端部を持ち上げる。
用紙押圧板15の前端部が持ち上げられると、用紙押圧板15上の最上位にある用紙3は、ピックアップローラ12に押圧され、そのピックアップローラ12の回転によって、給紙ローラ10と分離パッド11との間に向けて搬送開始される。
一方、給紙トレイ9を本体ケーシング2から離脱させると、用紙押圧板15は、その自重によって、前端部が下方に移動し、給紙トレイ9の底面に沿った状態になる。この状態で、用紙押圧板15上に用紙3を積層状に載置することができる。
ピックアップローラ12によって給紙ローラ10と分離パッド11との間に向けて送り出された用紙3は、給紙ローラ10の回転によって、給紙ローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに、1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された用紙3は、給紙ローラ10とピンチローラ13との間を通り、レジストローラ14に搬送される。
レジストローラ14は、上側および下側の1対のローラから構成され、用紙3を、レジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する感光ドラム92と転写ローラ94との間であって、感光ドラム92上のトナー像を用紙3に転写する位置)に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20および定着部21を備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、破線で示すように、ポリゴンミラー22で偏向されて、fθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返され、さらにレンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の後述する感光ドラム92の表面上に照射される。
(b)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ20は、スキャナ部19の下方において、本体ケーシング2の収容部6に対して着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ20は、ドラムカートリッジ27と、ドラムカートリッジ27に対して着脱自在に装着される現像カートリッジ28とを備えている。
(b−1)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ27は、ドラム側筐体76と、そのドラム側筐体76内に設けられる、感光ドラム92、スコロトロン型帯電器93、転写ローラ94およびクリーニング部材95とを備えている。
ドラム側筐体76は、感光ドラム92、スコロトロン型帯電器93、転写ローラ94およびクリーニング部材95を収容するドラム収容部102と、現像カートリッジ30を収容する現像カートリッジ収容部103とを備えている。
ドラム収容部102は、図示しないが、前側が開放される略ボックス形状に形成されており、現像カートリッジ収容部103は、図示しないが、そのドラム収容部102の前端から連続して形成されており、上方が開放される有底矩形枠形状に形成されている。
感光ドラム92は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体85と、このドラム本体85の軸心において、ドラム本体85の軸方向に沿って延びる金属製のドラム軸86とを備えている。ドラム軸86がドラム収容部102に支持され、このドラム軸86に対してドラム本体85が回転自在に支持されることにより、感光ドラム92は、ドラム収容部102において、ドラム軸86を中心に回転自在に設けられている。また、感光ドラム92は、モータ(図示せず)からの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。
スコロトロン型帯電器93は、感光ドラム92の後側斜め上方において、ドラム収容部102に支持されており、感光ドラム92と接触しないように間隔を隔てて、感光ドラム92と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器93は、感光ドラム92と間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ87と、放電ワイヤ87と感光ドラム92との間に設けられ、放電ワイヤ87から感光ドラム92への電荷量を制御するためのグリッド88とを備えている。
このスコロトロン型帯電器93では、グリッド88にバイアス電圧を印加すると同時に、放電ワイヤ87に高電圧を印加して、放電ワイヤ87をコロナ放電させることにより、感光ドラム92の表面を一様に正極性に帯電させる。
転写ローラ94は、ドラム収容部102において、感光ドラム92の下方に設けられ、感光ドラム92と上下方向において対向して接触し、感光ドラム92との間に転写位置であるニップを形成するように配置されている。この転写ローラ94は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。転写ローラ94には、転写時に転写バイアスが印加される。また、転写ローラ94は、モータ(図示せず)からの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。
クリーニング部材95は、ドラム収容部102に組み付けられ、感光ドラム92の後側において、感光ドラム92と対向して接触するように配置されている。
(b−2)現像カートリッジ
現像カートリッジ28は、ドラム側筐体76の現像カートリッジ収容部103に着脱自在に装着される。そのため、この現像カートリッジ28は、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2の収容部6に装着された状態で、フロントカバー7の開閉によりプロセスカートリッジ20の現像カートリッジ収容部103に対して着脱させることで、本体ケーシング2の収容部6に対して着脱させることができる。
図2に示すように、この現像カートリッジ28は、筐体100と、その筐体100内に設けられる、供給ローラ31、現像ローラ32および層厚規制ブレード33とを備えている。
筐体100は、後側が開放されるボックス形状をなし、その前後方向途中において、筐体100の内部を、開口部58が形成されるように仕切る仕切板56が設けられている。仕切板56によって仕切られた筐体100の前側が、トナーが収容されるトナー収容室30として区画されている。また、仕切板56によって仕切られた筐体100の後側が、供給ローラ31、現像ローラ32および層厚規制ブレード33が設けられる現像室36として区画されている。
トナー収容室30内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。トナーには、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などによって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。この重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は、約6〜10μmである。
また、トナー収容室30内には、その中央にアジテータ回転軸59が設けられている。このアジテータ回転軸59は、筐体100の幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向、以下同じ)に間隔を隔てて対向配置される両側壁44(図3参照)に、回転自在に支持されている。また、アジテータ回転軸59には、アジテータ46が設けられている。アジテータ46は、モータ(図示せず)からの駆動力が、アジテータ回転軸59に入力されることにより回転駆動される。
なお、筐体100の両側壁44には、トナー収容室30に対応する位置に、トナー収容室30内に収容されているトナーの残量を検出するためのトナー検出用窓89が設けられている。各トナー検出用窓89は、幅方向においてトナー収容室30を挟んで対向配置されている。
一方、本体ケーシング2には、発光素子および受光素子を備えるトナーエンプティセンサ(図示せず)が設けられており、一方のトナー検出用窓89の外側に発光素子(図示せず)、他方のトナー検出用窓89の外側に受光素子(図示せず)が配置されており、発光素子から出射され、一方のトナー検出用窓89を介してトナー収容室30に入射され、トナー収容室30から他方のトナー検出用窓89を介して出射する検出光を受光素子にて検出する。これによって、このトナーエンプティセンサでは、その検出光の検出の頻度に応じてトナーの残量を判別するようにしている。そして、トナー収容室30に収容されているトナーの残量がわずかになると、トナーエンプティセンサの判別により、図示しない操作パネルなどにトナーエンプティの警告が表示される。
供給ローラ31は、開口部58の後側に配置されている。この供給ローラ31は、金属製の供給ローラ軸62と、その供給ローラ軸62を被覆する導電性の発泡材料からなるスポンジローラ63とを備えている。供給ローラ軸62は、筐体100の両側壁44における現像室36に対応する位置に、回転自在に支持されている。供給ローラ31は、モータ(図示せず)からの駆動力が、供給ローラ軸62に入力されることにより回転駆動される。
現像ローラ32は、供給ローラ31の後側において、供給ローラ31と互いに圧縮されるように接触した状態で配置されている。この現像ローラ32は、金属製の現像ローラ軸64と、その現像ローラ軸64を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ65とを備えている。現像ローラ軸64は、筐体100の両側壁44における現像室36に対応する位置に、回転自在に支持されている。ゴムローラ65は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムから形成され、その表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ32は、モータ(図示せず)からの駆動力が、現像ローラ軸64に入力されることにより回転駆動される。また、現像ローラ32には、現像時に現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード33は、金属製の板ばね材からなるブレード本体66と、ブレード本体66の遊端部に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部67とを備えている。この層厚規制ブレード33は、ブレード本体66の基端部が現像ローラ32の上方において筐体100に支持されることにより、押圧部67がブレード本体66の弾性力によって現像ローラ32上に圧接されている。
(b−3)現像転写動作
モータ(図示せず)からの駆動力が、アジテータ回転軸59に入力されると、アジテータ回転軸59が、時計回りに回転され、アジテータ46が、アジテータ回転軸59を中心として、トナー収容室30を周方向に移動する。そうすると、トナー収容室30内のトナーが、アジテータ46によって攪拌され、開口部58から、現像室36に向かって放出される。
開口部58から放出されたトナーは、供給ローラ31の回転により、現像ローラ32に供給され、このとき、供給ローラ31と現像ローラ32との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ32上に供給されたトナーは、現像ローラ32の回転に伴って、層厚規制ブレード33の押圧部67と現像ローラ32のゴムローラ65との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ32上に担持される。
図1に示すように、感光ドラム92の表面は、その感光ドラム92の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器93により一様に正極性に帯電された後、スキャナ部19からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ32の回転により、現像ローラ32上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム92に対向して接触するときに、感光ドラム92の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正極性に帯電されている感光ドラム92の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム92の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム92の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム92の表面上に担持されたトナー像は、レジストローラ14によって搬送されてくる用紙3が、感光ドラム92と転写ローラ94との間の転写位置を通過する間に、転写ローラ94に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着部21に搬送される。
なお、転写後に感光ドラム92上に残存する転写残トナーは、現像ローラ32に回収される。また、転写後に感光ドラム92上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニング部材95によって回収される。
(c)定着部
定着部21は、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、定着フレーム57と、その定着フレーム57内に、加熱ローラ54および加圧ローラ55とを備えている。
加熱ローラ54は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされている金属管と、その金属管内に挿入されている加熱のためのハロゲンランプとを備えている。この加熱ローラ54は、モータ(図示せず)からの駆動力が入力されることによって回転駆動される。
加圧ローラ55は、加熱ローラ54の下方において、加熱ローラ54を押圧するように対向配置されている。この加圧ローラ55は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆するゴム材料からなるゴムローラとを備えている。加圧ローラ55は、加熱ローラ54の回転駆動に従って従動される。
定着部21では、転写位置において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ54と加圧ローラ55との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙3は、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙パス60に搬送される。排紙パス60に搬送された用紙3は、その上側に設けられる排紙ローラ61によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ53上に排紙される。
2.現像カートリッジの本体ケーシングへの着脱に関する構成
(a)現像カートリッジの構成
図3は、図2に示す現像カートリッジを前側上方から見た斜視図であり、図4は、図2に示す現像カートリッジを左側下方から見た斜視図であり、図5は、図4において、ギヤカバーを外した態様を示す。図6は、現像カートリッジが本体ケーシングに着脱される様子を説明するために、図1に示すレーザプリンタの内部を左側上方から見た斜視図であって、(a)は、フロントカバーの開放状態を示し、(b)は、フロントカバーの閉鎖状態を示す。図7は、現像カートリッジが本体ケーシングに対して着脱される様子を説明するための、図1に示すレーザプリンタの内部を上方から見た概要図である。図8は、図7において、カラーと入力ギヤとの当接状態を説明するための、要部拡大図である。
図3に示すように、この現像カートリッジ28の筐体100は、幅方向に間隔を隔てて対向配置される1対の側壁44を備えており、その左側の側壁44(以下、左側壁38とする。)には、ギヤ機構部45と、そのギヤ機構部45を覆う規制部材であるカバー部材としてのギヤカバー77とが、設けられている。
ギヤ機構部45は、現像ローラ32、供給ローラ31およびアジテータ46に対して回転駆動力を入力するために設けられ、図5に示すように、後述する駆動回転体としての駆動ギヤ73からの駆動力が付与される従動回転体としての入力ギヤ68と、入力ギヤ68と噛合する噛合部材としての中間ギヤ70と、中間ギヤ70と噛合するアジテータ駆動ギヤ69と、入力ギヤ68に噛合する噛合部材である伝達回転体としての現像ローラ駆動ギヤ71と、入力ギヤ68に噛合する噛合部材としての供給ローラ駆動ギヤ72とを備えている。
入力ギヤ68は、左側壁38における前後方向後側から、幅方向外方に向かって突出する案内部である軸としての入力ギヤ支持軸79に、軸方向にスライド自在かつ回転自在に支持されている(図7参照)。
この入力ギヤ68は、軸方向右側(基端側)から左側(遊端側)へ向かって順次小径となる3つの異径ギヤから一体的に形成されており、基端側に配置される噛合部としての内歯ギヤ80と、遊端側に配置される連結部としてのカップリングギヤ82と、内歯ギヤ80とカップリングギヤ82との間に配置される外歯ギヤ81とを一体的に備えている。
内歯ギヤ80は、その外周面に内歯75が形成される円板形状に形成されている。
外歯ギヤ81は、内歯ギヤ80と同軸上に配置され、内歯ギヤ80に対して、小径かつ軸方向厚さが厚い円板形状に形成されている。この外歯ギヤ81には、その外周面に外歯90が形成されている。
カップリングギヤ82は、内歯ギヤ80および外歯ギヤ81と同軸上に配置され、外歯ギヤ81に対して小径かつ軸方向厚さが薄く、内歯ギヤ80に対して小径かつ軸方向厚さが厚い、円筒形状に形成されている。このカップリングギヤ82には、その内周面に、径方向内方に突出する1対のキー74が形成されている。各キー74は、カップリングギヤ82の内周面に沿って180°変位する対向位置から、互いに近接する方向に突出するように形成されている。
また、カップリングギヤ82の遊端部端面と外周面との間には、それらを繋ぐように面取りされた傾斜面としてのギヤ側傾斜面51が形成されている(図8参照)。
また、カップリングギヤ82の遊端部端面と内周面との間には、それらを繋ぐように面取りされた傾斜面としてのキー側傾斜面113が形成されている(図8参照)。
また、図7に示すように、入力ギヤ68には、内歯ギヤ80から外歯ギヤ81に至るまで、入力ギヤ支持軸79が挿通される軸挿通凹部78が形成されている。
入力ギヤ68は、入力ギヤ支持軸79に軸挿通凹部78が挿通されることにより、その入力ギヤ支持軸79に、軸方向にスライド自在かつ回転自在に支持されている。このため、入力ギヤ68は、後述するように、内歯75と現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72との噛合状態、および、外歯90と中間ギヤ70との噛合状態を維持したまま、入力ギヤ支持軸79に沿って、その軸方向、すなわち、左右方向に進退自在に案内される。
また、入力ギヤ支持軸79には、付勢部材としてのコイルばね37が外嵌されている。このコイルばね37は、左側壁38と入力ギヤ68との間に介在され、入力ギヤ支持軸79において、その軸方向に沿うように設けられている。このコイルばね37は、圧縮ばねからなり、その右側端部が左側壁38に当接し、その左側端部が入力ギヤ68の内歯ギヤ80の右側端面に当接して、入力ギヤ68を、常には、後述する進出方向(左側方向または幅方向外方)に付勢している。
図5に示すように、中間ギヤ70は、左側壁38における入力ギヤ68の前方から、幅方向外方に向かって突出する中間ギヤ支持軸91(図7参照)に、回転自在に支持されている。この中間ギヤ70は、その軸方向右側(基端側)に内歯ギヤ97と、その軸方向左側(遊端側)に、内歯ギヤ97よりも大径の外歯ギヤ98とを一体的に備えている。中間ギヤ70の外歯ギヤ98は、入力ギヤ68の外歯ギヤ81と噛合している。また、中間ギヤ70の外歯ギヤ98には、その左側端面から右側に向かって窪む支持凹部99が形成されている。
また、アジテータ駆動ギヤ69は、左側壁38における中間ギヤ70の前方斜め下側から、左側壁38を貫通して幅方向外方に向かって突出するアジテータ回転軸59の左側軸端部に相対回転不能に設けられている。このアジテータ駆動ギヤ69は、中間ギヤ70の内歯ギヤ97と噛合している。
また、現像ローラ駆動ギヤ71は、左側壁38における入力ギヤ68の後方斜め下側から、左側壁38を貫通して幅方向外方に向かって突出する現像ローラ軸64の左側軸端部に相対回転不能に設けられている。この現像ローラ駆動ギヤ71は、入力ギヤ68の内歯ギヤ80と噛合している。
また、供給ローラ駆動ギヤ72は、左側壁38における入力ギヤ68の下方から、左側壁38を貫通して幅方向外方に向かって突出する供給ローラ軸62の左側軸端部に相対回転不能に設けられている。この供給ローラ駆動ギヤ72は、現像ローラ駆動ギヤ71と間隔を隔てて配置され、入力ギヤ68の内歯ギヤ80と噛合している。
ギヤカバー77は、図3および図4に示すように、ギヤ機構部45、すなわち、入力ギヤ68、中間ギヤ70、アジテータ駆動ギヤ69、現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72を被覆するように、左側壁38に取り付けられている。
このギヤカバー77は、左側壁38の幅方向外方(左側)において、左側壁38とギヤ機構部45を挟んで対向配置されるカバー板101と、カバー板101の周端部から左側壁38に向かって屈曲するように延びる脚部104とを一体的に備えている。
カバー板101には、入力ギヤ68のカップリングギヤ82と対向する位置に、カップリングギヤ82を挿通させるための孔としてのカップリング挿通孔8が形成されている。このカップリング挿通孔8は、カップリングギヤ82の進退を許容するように、カップリングギヤ82よりも大径、かつ、入力ギヤ68の外歯ギヤ81よりも小径に形成されている。
なお、カバー板101におけるカップリング挿通孔8の周端縁部は、後述するように、入力ギヤ68の外歯ギヤ81の左側端面の外周縁部が当接されるため、その内側面(右側面)が、内方(右側)に向かってやや膨出している(図7参照)。
また、カバー板101には、現像ローラ軸64と対向する位置に、現像ローラ駆動ギヤ71を貫通する現像ローラ軸64の左側軸端部を、さらにギヤカバー77から幅方向外方(左側)に突出させる現像ローラ軸挿通孔105が形成されている。
また、カバー板101には、図7に示すように、中間ギヤ70の支持凹部99に挿入される筒部106が形成されている。
左側壁38には、図5に示すように、現像ローラギヤ71の下方と、アジテータ駆動ギヤ69の前方とに、固定ねじ108(図4参照)を螺着させるためのボス部107が、それぞれ設けられている。各ボス部107は、左側壁38から幅方向外方(左側)に突出するように設けられている。
そして、ギヤカバー77は、図4に示すように、カバー板101において、カップリング挿通孔8にカップリングギヤ81を挿通させ、現像ローラ軸挿通孔105に現像ローラ軸64を挿通させ、筒部106を中間ギヤ70の支持凹部99に挿入させながら(図7参照)、これら入力ギヤ68、中間ギヤ70、アジテータ駆動ギヤ69、現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72を被覆するように対向させて、脚部104の遊端面(右側端面)を左側壁38に当接させた後、固定ねじ108を、カバー板101を貫通させた上で、ボス部107に螺着させることにより、左側壁38に取り付けられている。
これによって、入力ギヤ68は、カップリングギヤ82がカップリング挿通孔8から幅方向外方(左側)に突出し、内歯ギヤ80および外歯ギヤ81がカバー板101によって被覆される状態で、ギヤカバー77によって保護される。
また、入力ギヤ68は、図7(c)に示すように、左側壁38と入力ギヤ68との間に介在されるコイルばね37によって、常には、後述する進出方向(左側方向または幅方向外方)に付勢されている。そのため、入力ギヤ68の外歯ギヤ81の左側端面の外周縁部は、常には、カバー板101におけるカップリング挿通孔8の周端縁部に当接されており、これによって、入力ギヤ68のそれ以上の進出方向への移動が規制されている。この状態において、入力ギヤ68は、進出方向に最も進出する進出位置まで進出されており、後述する駆動ギヤ73との連結が可能となる(図7(a)参照)。
一方、後述するように、入力ギヤ68が、コイルばね37の付勢力に抗して、幅方向内方(右側)に押圧されると、図7(b)に示すように、入力ギヤ68は退避方向(幅方向内方、右側)へ移動して、カップリングギヤ82の左側端面とギヤ側傾斜面51のみが、カップリング挿通孔8から、ギヤカバー77に対して進出方向に露出する退避位置まで退避される。
なお、図7に示すように、入力ギヤ68の内歯75と、現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72とは、進出位置および退避位置のいずれにおいても、互いに全面が噛合しており、それら入力ギヤ68の内歯75と、現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72との噛合面積は変化しないが、外歯90と中間ギヤ70とは、進出位置では、互いに全面が噛合する一方(図7(a)参照)、退避位置では、外歯90に対して中間ギヤ70が略右側半部しか噛合せず(図7(b)参照)、それら外歯90と中間ギヤ70との噛合面積は、退避位置に位置する場合に対して進出位置に位置する場合のほうが、増大する。そのため、入力ギヤ68に対する、現像ローラ駆動ギヤ71、供給ローラ駆動ギヤ72および中間ギヤ70の合計の噛合面積は、退避位置に位置する場合に対して進出位置に位置する場合のほうが大きくなる。
(b)本体ケーシングの構成
本体ケーシング2の収容部6(図1参照)は、幅方向に間隔を隔てて配置される左側壁96(図7参照)および右側壁(図示せず)を備えている。
左側壁96の内側(右側)には、図7に示すように、幅方向に間隔を隔てて配置された側壁としての案内壁41が設けられている。この案内壁41には、現像カートリッジ28が、その着脱において前後方向に移動する範囲において、上面視において、まず、フロントカバー7の位置する前方から後方に向かって、現像カートリッジ28の装着方向(後側方向)に対して平行に延びる第2壁部47と、第2壁部47の後端部から連続し、幅方向内側(右側)に傾斜する第3壁部48と、第3壁部48の後端部から連続し、第2壁部47と平行に延びる第1壁部49とが設けられている。
第1壁部49には、次に述べるカラー42およびそのカラー42に挿通されている駆動ギヤ73が臨む孔としての貫通孔50が形成されている。この貫通孔50には、案内壁41の左側面から右側面に向かって孔径が次第に大きくなるように面取りされた傾斜面としての孔側傾斜面52が形成されている(図8参照)。
また、幅方向における、左側壁96と案内壁41との間には、入力ギヤ68のカップリングギヤ82に連結される駆動ギヤ73と、駆動ギヤ73と入力ギヤ68とを連結、または、連結解除するための進退部材としてのカラー42と、そのカラー42を進退させるための直動アーム16とが設けられている。
駆動ギヤ73は、第1壁部49と幅方向において対向配置され、その基端部が、左側壁96に設けられるギヤボックス109に回転自在に支持され、その遊端部が、幅方向内側(右側)に向かって突出され、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの回転駆動力により、軸心周りに回転駆動される軸継手として設けられている。
駆動ギヤ73の遊端部は、第1壁部49の貫通孔50に臨み、後述するように、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着された状態において、第1壁部49とカバー板101との間に配置される。
また、駆動ギヤ73の遊端部端面と外周面との間には、それらを繋ぐように面取りされた駆動ギヤ側傾斜面114が形成されている(図8参照)。
カラー42は、筒状のカラー部材83と、カラー部材83の左側端部から径方向外方に延びる鍔部84とを一体的に備えている。駆動ギヤ73には、カラー42が駆動ギヤ73の軸方向に沿ってスライド自在に挿嵌されている。
また、カラー部材83の右側端面と外周面との間には、それらを繋ぐように面取りされたカラー側傾斜面115が形成されている。(図8参照)
また、左側壁96とカラー42との間には、コイルばね35が介在されている。このコイルばね35は、駆動ギヤ73において、その軸方向に沿うように外嵌されている。このコイルばね35は、圧縮ばねからなり、その右側端部が鍔部84に当接し、その左側端部が左側壁96のギヤボックス109に当接して、カラー42を、常には、後述する前進方向(右側方向または幅方向内方)に付勢している。
直動アーム16は、図6に示すように、前後方向に沿って延びるアーム部29と、そのアーム部29の後端部に設けられるカム部34とを一体的に備えている。
アーム部29は、その前端部が、図示しないリンク機構によってフロントカバー7に連結されており、フロントカバー7の開閉に連動して、前後方向にスライドするように設けられている。
カム部34には、前後方向に延びる長孔43が形成されており、その長孔43の後端部の周りには、幅方向外側(左側)に厚く形成される退避部39が設けられている。また、長孔43の前端部の周りには、幅方向に薄く形成される進出部40が設けられている。また、長孔43の周りにおいて、退避部39と進出部40との間には、これらに連続して、進出部40から退避部39に向かって幅方向外側(左側)に次第に厚くなる傾斜部110が設けられている。
そして、カラー42の鍔部84が、退避部39、進出部40または傾斜部110のいずれかと、幅方向外方から当接するように、カラー42のカラー部材83が、長孔43に対して、幅方向外方から内方へ向かって挿通されており、これによって、カラー部材83は、コイルばね35の付勢力によって、常には、カラー42の鍔部84が、退避部39、進出部40または傾斜部110のいずれかと当接するまで、駆動ギヤ73に沿って、前進方向(右側方向または幅方向内方)に前進している。
フロントカバー7が開放されると、図6(a)に示すように、フロントカバー7の開放動作に連動して、直動アーム16のアーム部29が、後方へスライドして、カラー42の鍔部84が進出部40と当接する。すると、図7(b)に示すように、コイルばね35の付勢力によって、カラー42が、駆動ギヤ73に対して前進して、第1壁部49の貫通孔50へ挿通される前進位置に配置され、この前進位置において、カラー部材83の右側端部が、駆動ギヤ73の遊端部を被覆して、後述するように、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着された状態においては、第1壁部49とカバー板101との間に配置される。
一方、フロントカバー7が閉鎖されると、図6(b)に示すように、フロントカバー7の閉鎖動作に連動して、直動アーム16のアーム部29が、前方へスライドして、カラー42の鍔部84が、進出部40から傾斜部110、さらには、退避部39へと摺動して、退避部39と当接する。すると、図7(a)に示すように、コイルばね35の付勢力に抗して、カラー42が駆動ギヤ73に対して後退して、第1壁部49の貫通孔50から離間する後退位置に配置され、この後退位置において、カラー部材83の右側端部が、駆動ギヤ73の遊端部を露出させて、第1壁部49の幅方向外方(左側)に配置される。
(c)現像カートリッジの本体ケーシングへの着脱
(c−1)現像カートリッジの本体ケーシングへの装着
まず、フロントカバー7を開くと、図6(a)および図7(b)に示すように、直動アーム16のアーム部29が、そのフロントカバー7の開放動作に連動して、図示しないリンク機構により後側へスライドする。このとき、フロントカバー7の閉鎖時に後退位置にあったカラー42の鍔部84に当接されていた退避部39も後側へスライドし、代わりに、退避部39の前側にある進出部40が、カラー42の鍔部84に当接し、カラー42は前進位置に位置される。
そして、図7(c)に示すように、現像カートリッジ28を、本体ケーシング2の収容部6に対して、前方から後側に向けて装着する。この装着に伴って、現像カートリッジ28の入力ギヤ68が幅方向に進退する。
詳しくは、まず、装着開始時には、入力ギヤ68は、第2壁部47と幅方向において対向する。入力ギヤ68のカップリングギヤ82の左側端面と、第2壁部47の右側面との間には、幅方向に間隔が設けられているので、第2壁部47と対向している間、入力ギヤ68は幅方向に進退せず、進出位置に位置される。
その後、現像カートリッジ28は後側へ移動し、図7(c)および(b)に示すように入力ギヤ68は第3壁部48と対向する。第3壁部48は、第2壁部47の後端部から第1壁部49の前端部に向けて幅方向内側(右側)に傾斜しているので、現像カートリッジ28の後側への移動に伴って、入力ギヤ68のカップリングギヤ82の左側端面が、第3壁部48の右側面に摺動するように当接され、入力ギヤ68は、コイルばね37の付勢力に抗して、徐々に右側へ移動する。そして、入力ギヤ68が第1壁部49との接合位置まで移動したときに、入力ギヤ68の右側への移動距離は最大となり、入力ギヤ68は退避位置に至る。
そして、現像カートリッジ28がさらに後側へ移動して、入力ギヤ68は第1壁部49と対向する。このとき、入力ギヤ68は、退避位置にあるように維持されている。
その後、現像カートリッジ28の装着部6に対する装着が完了すると、入力ギヤ68のカップリングギヤ82が、ギヤ側傾斜面51とカラー側傾斜面115とが当接した後に、カラー部材83を乗り上げる(図8参照)。そのため、カップリングギヤ82の左側端面が、カラー部材83の右側端面に対向して、第1壁部49とカバー板101との間で当接する。このとき、カップリングギヤ82は、カラー部材83に対して同軸上に対向配置され、また、カラー42が外嵌されている駆動ギヤ73に対しても、同様に同軸上に対向配置される。
次いで、フロントカバー7を閉じると、図6(b)および図7(a)に示すように、直動アーム16のアーム部29が、そのフロントカバー7の閉鎖動作に連動して、図示しないリンク機構により前側へスライドする。このとき、フロントカバー7の開放時に前進位置にあったカラー42の鍔部84に当接されていた進出部40も前側へスライドし、代わりに、進出部40の後側にある退避部39が、カラー42の鍔部84に当接し、カラー42は後退位置に位置される。
そして、カラー42が前進位置から後退位置まで左側に移動するのに対応して、駆動ギヤ73の遊端部がカラー部材83の右側端部から露出され、これと同時に、入力ギヤ68のカップリングギヤ82も、コイルばね37の付勢力により、カラー42と当接したまま左側へ移動し、進出位置に位置される。このとき、駆動ギヤ73の遊端部が、カップリングギヤ82内に挿入され、キー74と嵌合される。これにより、駆動ギヤ73と入力ギヤ68が連結され、モータ(図示せず)からの駆動力が、駆動ギヤ73および入力ギヤ68を介してギヤ機構部45に伝達可能となる。
そして、画像形成時には、モータ(図示せず)からの駆動力が、駆動ギヤ73および入力ギヤ68を介してギヤ機構部45に伝達され、ギヤ機構部45では、図5に示すように、入力ギヤ68から中間ギヤ70を介してアジテータ駆動ギヤ69に駆動力が伝達され、アジテータ46が回転される。また、入力ギヤ68から現像ローラ駆動ギヤ71に駆動力が伝達され、現像ローラ32が回転される。また、入力ギヤ68から供給ローラ駆動ギヤ72に駆動力が伝達され、供給ローラ31が回転される。
(c−2)現像カートリッジの本体ケーシングからの離脱
まず、フロントカバー7を開くと、図6(a)および図7(b)に示すように、直動アーム16のアーム部29が、そのフロントカバー7の開放動作に連動して、図示しないリンク機構により後側へスライドする。このとき、フロントカバー7の閉鎖時に後退位置にあったカラー42の鍔部84に当接されていた退避部39も後側へスライドし、代わりに、退避部39の前側にある進出部40が、カラー42の鍔部84に当接し、カラー42は前進位置に位置される。
そして、カラー42が後退位置から前進位置まで右側に移動するのに対応して、駆動ギヤ73の遊端部は、再びカラー部材83の右側端部によって覆われ、これと同時に、カラー部材83と当接していたカップリングギヤ82も、コイルばね37の付勢力に抗して、カラー部材83と当接したまま右側へ移動し、進出位置から退避位置に位置される。このとき、カップリングギヤ82が駆動ギヤ73の遊端部から後退して、駆動ギヤ73の遊端部とキー74との嵌合が解除される。これにより、駆動ギヤ73と入力ギヤ68との連結が解除される。
そして、現像カートリッジ28を、収容部6から前側に引き出す。この場合、装着時とは逆の手順となり、現像カートリッジ28が前側に引き出されるにつれて、入力ギヤ68は、順次、第1壁部49、第3壁部48、第2壁部47と対向する。後側から前側に向けて幅広となる第3壁部48を現像カートリッジ28が移動するのに伴って、入力ギヤ68は退避位置から左側に向けて移動する。そして、第3壁部48と第2壁部47との接合位置において、入力ギヤ68は進出位置に位置されて、その後、現像カートリッジ28は本体ケーシング2から離脱される。
3.本実施形態の作用効果
上記したように、この現像カートリッジ28には、左右方向に進退自在に移動し、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されたときに、本体ケーシング2に備えられた駆動ギヤ73に連結して駆動力を現像ローラ駆動ギヤ71および中間ギヤ70に伝達する入力ギヤ68が備えられている。
そして、入力ギヤ68は、左右方向にスライド自在に進退するので、本体ケーシング2に備えられた駆動ギヤ73よりも故障しやすいが、もし故障した場合においても、本体ケーシング2より嵩の小さい現像カートリッジ28を修理すればよい。また、場合によっては現像カートリッジ28ごと交換することで対処できる。その結果、メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、入力ギヤ68は、外歯ギヤ81の左側端面がカバー板101におけるカップリング挿通孔8の周端縁部に当接されるまで左側に移動して、カップリングギヤ82が駆動ギヤ73と連結可能な進出位置(図7(a)参照)と、右側へ移動して、カップリングギヤ82の左側端面とギヤ側傾斜面51のみが、カップリング挿通孔8から、ギヤカバー77に対して左側に露出する退避位置(図7(b)参照)との間で、進退される。
そのため、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73と連結可能な進出位置と、右側に退避された退避位置とに移動可能に進退するので、入力ギヤ68と駆動ギヤ73とを確実に連結し、また確実に連結解除することができる。
また、この現像カートリッジ28には、入力ギヤ68を左側に付勢するためのコイルばね37と、カップリング挿通孔8からカップリングギヤ82を露出させ、外歯ギヤ81の左側端面に当接することで、入力ギヤ68の左側への移動を規制するギヤカバー77とを備えている。
そのため、簡単な機構により、入力ギヤ68の左側への移動を規制できる。これにより、駆動ギヤ73と連結するのに必要な入力ギヤ68の左側への進出量を、入力ギヤ68に対して設定することができる。また、入力ギヤ69は、コイルばね68により、左側へ常に付勢されるので、駆動ギヤ73との連結時には、簡単な機構にて、確実に連結することができる。
そして、入力ギヤ68は、その軸挿通凹部78が、左側壁38に設けられた入力ギヤ支持軸79に挿通されることにより、左右方向にスライド自在に支持されており、コイルばね37は、その右側端部が左側壁38に当接し、その左側端部が内歯ギヤ80の右側端面に当接する状態で、入力ギヤ支持軸79に外嵌されている。
そのため、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73との連結時において駆動ギヤ73に向かって進出するときには、入力ギヤ支持軸79に沿って、駆動ギヤ73へ正確に案内される。これにより、簡単な機構にて、入力ギヤ68の駆動ギヤ73への、確実かつ安定した連結が可能となる。
また、入力ギヤ68を支持する入力ギヤ支持軸79が入力ギヤ68の駆動ギヤ73への案内を兼ねるので、部品点数の削減を図ることができる。
また、コイルばね37は入力ギヤ支持軸79に外嵌されるので、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73へ向けて安定して進出するように付勢される。そのため、入力ギヤ68の駆動ギヤ73への確実かつ安定した連結が可能となる。
また、この現像カートリッジ28では、ギヤ機構部45を保護するギヤカバー77が、入力ギヤ68の移動を規制する役割も兼ねるので、入力ギヤ68の移動を規制する部材を格別に設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
また、入力ギヤ68はカップリング挿通孔8を介して進退し、駆動ギヤ73に連結されるのに対し、ギヤカバー77のカップリング挿通孔8以外の部分は、ギヤ機構部45を保護するので、このギヤカバー77では、入力ギヤ68の進退を許容しつつ、ギヤ機構部45を保護することができる。
また、この現像カートリッジ28では、入力ギヤ68では、カップリングギヤ82において駆動ギヤ73と相対回転不能に連結されるとともに、内歯ギヤ80において現像ローラ駆動ギヤ71と噛合される。そのため、駆動ギヤ73から入力ギヤ68を介して現像ローラ駆動ギヤ71へ確実かつ効率的に駆動力を伝達することができる。
また、入力ギヤ68では、内歯ギヤ80と現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72との噛合状態、および、外歯ギヤ81と中間ギヤ70との噛合状態が、入力ギヤ68が左右方向に進退する範囲において、常に維持されている。
そのため、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73との連結時には、駆動ギヤ73の駆動力を確実に、現像ローラ駆動ギヤ71、供給ローラ駆動ギヤ72および中間ギヤ70に伝達することができる。
そして、入力ギヤ68の内歯75と、現像ローラ駆動ギヤ71および供給ローラ駆動ギヤ72との噛合面積は、進出位置および退避位置のいずれにおいても、変化しないが、外歯90と中間ギヤ70との噛合面積は、退避位置に位置する場合に対して進出位置に位置する場合のほうが、増大する。
そのため、入力ギヤ68に対する、現像ローラ駆動ギヤ71、供給ローラ駆動ギヤ72および中間ギヤ70の合計の噛合面積は、入力ギヤ68が退避位置に位置して駆動ギヤ73に連結されていないときよりも、入力ギヤ68が進出位置に位置して駆動ギヤ73に連結されているときの方が大きくなるので、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73の駆動力を安定して現像ローラ駆動ギヤ71、供給ローラ駆動ギヤ72および中間ギヤ70に伝達できる。
また、入力ギヤ68のカップリングギヤ82の遊端部端面と外周面との間には、それらを繋ぐように面取りされたギヤ側傾斜面51が形成されている。
そのため、現像カートリッジ28を本体ケーシング2に対して着脱するときに、カップリングギヤ82の左側端部が、案内壁41と接触しても、ギヤ側傾斜面51が、カップリングギヤ82を進退方向に案内して、カップリングギヤ82の左側端部と案内壁41との接触により生じる摩擦力を、ギヤ側傾斜面51により低減することができ、入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結および連結の解除を円滑にすることができる。
また、カラー42のカラー部材83の右側端面と外周面との間にはカラー側傾斜面115が形成されており、現像カートリッジ28の装着部6に対する装着時には、入力ギヤ68のカップリングギヤ82が、ギヤ側傾斜面51とカラー側傾斜面115を介して、カラー部材83を円滑に乗り上げ、当接することができる。
また、案内壁41には、現像カートリッジ28が着脱において前後方向に移動する範囲において、上面視において、まず、フロントカバー7の配置される前方から後方に向かって、現像カートリッジ28の装着方向(前後方向)に対して平行に延びる第2壁部47と、第2壁部47の後端部から連続し、幅方向内側(右側)に傾斜する第3壁部48と、第3壁部48の後端部から連続し、第2壁部47と平行に延びる第1壁部49とが設けられている。
そのため、現像カートリッジ28が本体ケーシング2に装着されるに伴って、入力ギヤ68は、まず第2壁部47を通過した後、第3壁部48に当接され、第1壁部49と第2壁部47との幅方向における間隔に相当する距離を右側に退避する。そして、現像カートリッジ28の本体ケーシング2への装着が完了すると、入力ギヤ68は、第1壁部49において、駆動ギヤ73に対向して進出し、連結される。
これにより、簡単な機構で、入力ギヤ68を進退方向に移動させることができる。また、現像カートリッジ28の本体ケーシング2への装着に同期して、入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結を達成することができる。
また、本体ケーシング2において、左側壁96と案内壁41との間には、駆動ギヤ73と入力ギヤ68とを連結および連結の解除するために、幅方向へ進退自在に移動するカラー42が、駆動ギヤ73に挿通されている。
そのため、このカラー42による簡単な機構で、入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結、および、その連結の解除が可能となるので、現像カートリッジ28を本体ケーシング2に対して円滑に着脱させることができる。
また、このカラー42のカラー部材83は、駆動ギヤ73に挿通されているので、入力ギヤ68と駆動ギヤ73とを連結する場合、またはその連結を解除する場合には、入力ギヤ68を駆動ギヤ73に対して確実に着脱させることができる。そのため、入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結および連結の解除を確実に達成することができる。
そして、このカラー42のカラー部材83は、その右側端面がカップリングギヤ82に対向すると、コイルばね35の付勢力によりカップリングギヤ82の左側端面に当接する。
そのため、このカラー42によって、入力ギヤ68と駆動ギヤ73とを確実に連結、および、その連結の解除が可能となる。これにより、現像カートリッジ28は本体ケーシング2に対して、さらに円滑に着脱させることができる。
そして、前進位置にあるカラー42のカラー部材83の右側端部と、退避位置にある入力ギヤ68のカップリングギヤ82の左側端面との幅方向における当接位置は、第1壁部49とカバー板101との間にある。
そのため、現像カートリッジ28の本体ケーシング2からの離脱において、カラー42のカラー部材83の右側端部または入力ギヤ68のカップリングギヤ82の左側端部が、それぞれ対向するカバー板101または第1壁部49に引っ掛かるおそれを低減することができる。そのため、現像カートリッジ28の本体ケーシング2からの円滑な離脱を確保することができる。
また、第1壁部49の貫通孔50には、案内壁41の左側面から右側面に向かって孔径が次第に大きくなるように面取りされた孔側傾斜面52が形成されている。
そのため、現像カートリッジ28を本体ケーシング2に対して着脱するときに、カップリングギヤ82の左側端部が、案内壁41における貫通孔50の周端縁部と接触しても、その周端縁部の孔側傾斜面52が、カップリングギヤ82を進退方向に案内して、カップリングギヤ82の左側端部と、案内壁41における貫通孔50の周端縁部との接触により生じる摩擦力を低減することができ、入力ギヤ68の進退方向の移動と、現像カートリッジ28の本体ケーシング2に対する着脱とを円滑にすることができる。
また、上述した、キー側傾斜面113および駆動ギヤ側傾斜面114により、退避位置から進出位置に向かう入力ギヤ68は、円滑に案内され、確実に駆動ギヤ73と連結することができる。
4.変形例
(a)入力ギヤと駆動ギヤの連結に関する変形例
上記の実施形態において、変形例として、カラー42を省略することができる。以下にて、この変形例を、図9を参照して説明する。なお、図9において、上記にて説明した部材と同様の部材には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
この変形例において、入力ギヤ68のカップリングギヤ82の外周面において、右側端部とギヤ側傾斜面51との間には、右側から左側にかけて先細となるテーパー面112が形成されている。このようなカップリングギヤ68の形状に合わせて、カップリング挿通孔8には、孔側傾斜面52と同様に、カバー板101の左側面から右側面に向かって孔径が次第に大きくなるように面取りされたカバー側傾斜面111が形成されている。
このようなカップリングギヤ82により、進出位置にあり、駆動ギヤ73と連結状態(図9(a)参照)にある入力ギヤ68は、現像カートリッジ28を収容部6から前側に引き出すにつれて、テーパー面112と孔側傾斜面52とが当接する。
そして、現像カートリッジ28を前側に引き出す力は、テーパー面112および孔側傾斜面52により、右側に作用するように変換され、現像カートリッジ28を前側へ引き出すのに従って、入力ギヤ68はコイルばね37の付勢力に抗して右側へ移動する(図9(b)参照)。
そして、現像カートリッジ28をさらに前側へ引き出すと、カップリングギヤ82は、キー側傾斜面113および駆動ギヤ側傾斜面114を介して、駆動ギヤ73を乗り越え、その後、コイルばね37の付勢力により第1壁部49の右側面に当接する(図9(c)参照)。これにより、入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結は解除され、入力ギヤ68が案内壁41の右側面に摺接しながら、現像カートリッジ28は本体ケーシング2から離脱される。
また、現像カートリッジ28の本体ケーシング2への装着は、上述した離脱と逆の手順にて行われる。その場合、後側へ向けて挿入されている現像カートリッジ28(図9(c)参照)は、カップリングギヤ82が貫通孔50と対向し、テーパ面112と孔側傾斜面52と、およびキー側傾斜面113と駆動ギヤ側傾斜面114とが当接されると(図9(b)参照)、これらの傾斜面により、入力ギヤ68は、駆動ギヤ73と同軸状に対向するように案内され、円滑に駆動ギヤ73に連結される(図9(a)参照)。
この場合、カラー42とともに直動アーム16を省略した簡易な機構にて入力ギヤ68と駆動ギヤ73との連結および連結の解除をおこなうことができ、部品点数の削減を図ることができる。
(b)レーザプリンタの変形例
上記の説明では、モノクロレーザプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、複数色の感光体から、直接、用紙に転写するタンデム方式のカラーレーザプリンタ、または、各色毎のトナー像を、各感光体から一旦中間転写体に転写し、その後、用紙に一括転写する中間転写方式のカラーレーザプリンタに適用することもできる。
本発明の画像形成装置の一実施形態としてのレーザプリンタを示す要部側断面図である。 図1に示す現像カートリッジの要部側断面図である。 図2に示す現像カートリッジを前側上方から見た斜視図である。 図2に示す現像カートリッジを左側下方から見た斜視図である。 図4において、ギヤカバーを外した態様を示したものである。 現像カートリッジが本体ケーシングに着脱される様子を説明するために、図1に示すレーザプリンタの内部を左側上方から見た斜視図であって、(a)は、フロントカバーの開放状態を示し、(b)は、フロントカバーの閉鎖状態を示す。 現像カートリッジが本体ケーシングに対して着脱される様子を説明するための概要図であって、 (a)は、現像カートリッジが第1壁部に対向し、駆動ギヤと入力ギヤとが連結された状態、 (b)は、現像カートリッジが第1壁部に対向し、カラーにより駆動ギヤと入力ギヤとの連結が解除された状態、 (c)は、現像カートリッジが第2壁部に対向している状態、における、図1に示すレーザプリンタの内部を上方から見た図である。 図7(b)において、カラーと入力ギヤとの当接状態を説明するための、要部拡大図である。 カラーが備えられていない変形例において、現像カートリッジが本体ケーシングに対して着脱される様子を説明するための概要図であって、 (a)は、駆動ギヤと入力ギヤとが連結された状態、 (b)は、駆動ギヤと入力ギヤとの連結が解除された状態、 (c)は、入力ギヤが駆動ギヤよりも前側に位置している状態、における、図1に示すレーザプリンタの内部を上方から見た図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
2 本体ケーシング
6 収容部
8 挿通孔
28 現像カートリッジ
32 現像ローラ
37 コイルばね
41 案内壁
42 カラー
45 ギヤ機構部
47 第2壁部
48 第3壁部
49 第1壁部
50 貫通孔
51 ギヤ側傾斜面
52 孔側傾斜面
68 入力ギヤ
71 現像ローラ駆動ギヤ
73 駆動ギヤ
77 ギヤカバー
79 入力ギヤ支持軸
80 内歯ギヤ
82 カップリングギヤ

Claims (16)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に装着可能な現像カートリッジであって、
    現像ローラと、
    前記画像形成装置本体に設けられた駆動回転体に対して、前記現像ローラの軸方向において進退自在に設けられ、前記駆動回転体に連結して、その駆動力を付与されることにより、前記現像ローラを回転させる従動回転体と、
    前記従動回転体の進出方向の移動を規制する規制部材と、
    前記規制部材に対して、前記従動回転体を進出方向に付勢する付勢部材とを備え、
    前記従動回転体は、
    前記進出方向の最下流側まで進出して、前記駆動回転体と連結可能な進出位置と、
    前記従動回転体の前記進出方向の下流側端縁部のみが、前記規制部材から進出方向に露出するように、前記進出位置から前記進出方向の上流側へ退避された退避位置とに移動可能に進退することを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 前記従動回転体の進退方向の移動を案内する案内部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記案内部が、前記従動回転体を支持する軸であることを特徴とする、請求項2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記付勢部材は、前記軸に沿うように設けられるコイルばねであることを特徴とする、請求項3に記載の現像カートリッジ。
  5. 前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を備え、
    前記規制部材は、前記伝達回転体を保護するカバー部材であることを特徴とする、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  6. 前記規制部材には、前記従動回転体の進退を許容する孔が形成されていることを特徴とする、請求項5に記載の現像カートリッジ。
  7. 前記従動回転体は、前記従動回転体が進退する範囲において、前記伝達回転体と常に噛合可能であることを特徴とする、請求項5または6に記載の現像カートリッジ。
  8. 前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を含む噛合部材を備え、
    前記従動回転体と前記噛合部材との噛合面積は、
    前記従動回転体が前記退避位置に位置するときよりも、前記進出位置に位置するときの方が大きいことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  9. 前記従動回転体に噛合され、前記従動回転体に付与された前記駆動力を前記現像ローラに伝達する伝達回転体を備え、
    前記従動回転体は、前記駆動回転体と連結される連結部と、前記伝達回転体と噛合する噛合部とを備えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の現像カートリッジ。
  10. 前記連結部には、その軸方向端部の側端面を面取りして、進退方向の移動を案内する傾斜面が形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の現像カートリッジ。
  11. 画像形成装置本体に着脱自在に装着可能であり、現像ローラと、前記画像形成装置本体に設けられた駆動回転体に対して、前記現像ローラの軸方向において進退自在に設けられ、前記駆動回転体に連結して、その駆動力を付与されることにより、前記現像ローラを回転させる従動回転体とを備えている現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジを収容する収容部と
    を備え、
    前記収容部は、前記現像カートリッジ着脱時に前記従動回転体と対向する側壁を備え、
    前記側壁は、
    前記駆動回転体が配置され、前記現像カートリッジの装着方向に平行な第1壁部と、
    前記第1壁部に対して前記装着方向の上流側、かつ、前記第1壁部よりも前記従動回転体の進出方向の下流側に配置され、前記装着方向に平行な第2壁部と、
    前記装着方向における、前記第1壁部と前記第2壁部と間に配置され、前記装着方向の上流側から下流側に向かうにつれて、前記進出方向の上流側に傾斜する第3壁部と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  12. 前記駆動回転体に対して、前記従動回転体と前記駆動回転体との連結方向において移動自在に設けられ、前記従動回転体と前記駆動回転体とを連結させるときは、前記駆動回転体に対して後退し、前記従動回転体と前記駆動回転体との連結を解除するときには、前記駆動回転体に対して前進する進退部材を備えていることを特徴とする、請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記進退部材は、前記従動回転体が前記駆動回転体に対向したときに、前記従動回転体の進出方向下流側端部に当接することを特徴とする、請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記進退部材は筒状に形成され、前記駆動回転体が前記進退部材に挿通されていることを特徴とする、請求項12または13に記載の画像形成装置。
  15. 前記現像カートリッジには、前記従動回転体の進出方向の移動を規制する規制部材が備えられており、
    前記進退部材が進出したときの、前記進退部材と前記従動回転体との前記連結方向における当接位置は、前記第1壁部と前記規制部材との間にあることを特徴とする、請求項13または14に記載の画像形成装置。
  16. 前記第1壁部には、前記駆動回転体が挿通される孔が形成されており、
    前記孔には、前記装着方向の上流側側端面を面取りして、前記従動回転体の進退方向の移動を案内する傾斜面が形成されていることを特徴とする、請求項11ないし15のいずれかに記載の画像形成装置。
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