JP4763571B2 - 立体画像生成装置及び立体画像復号装置 - Google Patents
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Description
これにより、3D画像データのコンテンツを立体視する際に、観察者は、コンテンツごとに観察位置を特定することができる。
また、本発明の立体画像復号装置によれば、立体映像を多人数で鑑賞する場合、観察者は、適切なスクリーンサイズ、観察位置、視野角から計算した座席配置の設定などが容易に可能である。
(最大視差) = (DnL − DnR )
(最小視差) = (DfL − DfR )
次に、視点数と画像配置情報について説明する。視点数は、3D画像データ内に含まれる視点の異なる画像データの数の情報を示し、水平方向及び垂直方向の視点数の2種類から構成される。
D2:D1−D2 = Dmax:T (1)
となり、距離D2は以下の式で表される。
次に、右目17と左目18との位置の観察者が、スクリーンと平行な線20上を平行移動する。例えば、右目21と左目22との位置に距離aだけ左に移動する場合、点19は点23に、距離bだけ移動したようにみえる。点11と、点17、点21の作る三角形と、点11と、点19、点23の作る三角形において、三角形の相似の関係から、
b:a=D2:D1 (3)
となり、式(2)より、
a=b×(T+Dmax)/Dmax (4)
と表すことができる。
A=B×(T+Dmax)/Dmax (5)
となる。
θmax=tan−1(A/D1) (6)
で表すことができる。
θmax=tan−1(B×(T+Dmax)/Dmax/D1) (7)
となり、第1のゆがみ限界値Bの値を設定することにより角度θmaxの値も決まる。このBの値は、コンテンツの製作者が任意に決めてもよいし、最小視差を持つ点がスクリーンから飛び出して見える距離D2や、想定画像表示サイズ、想定鑑賞距離D1のうちから少なくとも一つ以上を選択し、選択したデータの値に合わせて異なる値をもつテーブルをあらかじめ用意しておいて、そのテーブルから参照してもよい。
α1=2×tan−1(B×(T+Dmax)/(Dmax×D1)) (8)
で表すことができる。
図9は、観察者がステレオ画像内の最小視差の点を見た際の様子を示す図である。図9では、図7と同じように、例えば、従来例で述べたような2種類の偏光の異なる映像をスクリーン上に投射し、偏光メガネをかけて観察するものとし、スクリーン16には、図4で説明した画像が表示されているものとする。また、観察者は、スクリーン16より距離D1離れた位置から、変更メガネをかけてステレオ視するものとする。
D3:(D3+D1)=|Dmin|:T (9)
となり、距離D3は以下の式で表される。
D3=D1×|Dmin|/(T+|Dmin|) (10)
e:f=D1:D3 (11)
となり、式(10)より、
e=f×(T+|Dmin|)/|Dmin| (12)
と表すことができる。
E=F×(T+|Dmin|)/|Dmin| (13)
となる。
θmin=tan−1(E/D1) (14)
で表すことができる。
式(13)と(14)より、
θmin=tan−1(F×D1×(T+|Dmin|)/|Dmin|) (15)
となり、第2のゆがみ限界値Fの値を設定することにより角度θminの値も決まる。このFの値は、コンテンツの製作者が任意に決めてもよいし、最小視差を持つ点がスクリーンから引っ込んで見える距離D3や、想定画像表示サイズ、想定鑑賞距離D1のうちから少なくとも一つ以上を選択し、選択したデータの値に合わせて異なる値をもつテーブルをあらかじめ用意しておいて、そのテーブルから参照してもよい。
α1=2×tan−1(F×(T+|Dmin|)/|Dmin|/D1) (16)
で表すことができる。
特に、大画面で立体視を行なう場合、想定視野角の情報は有効である。
2 想定視野角生成手段
3 3D制御情報生成手段
4 画像合成手段
5 圧縮手段
6 多重化手段
7 ヘッダ
8 画像データ
9 3D制御情報
10 左目用画像
11,12,14,15,19,23,24,25,26,27,28,31,32,43 点
13 右目用画像
16 スクリーン
17,21,29 右目
18,22,30 左目
20 線
33 立体画像復号装置
34 分離手段
35 3D制御情報解析手段
36 復号手段
37 画像変換手段
38 立体視用プロジェクタ
39 スクリーン
40,41,42,46,47 座席
44,45 境界線
S1,S3,S4,S5,S6 ステップ
S2 判定ステップ
Claims (9)
- 立体表示に関するパラメータを含む、2つ以上の異なる視点に対応する画像データを入力とし、立体画像を生成する装置において、
想定画像表示サイズと、想定鑑賞距離、最大視差、最小視差を入力とし、前記想定画像表示サイズ、前記想定鑑賞距離、前記最大視差、及び前記最小視差から想定視野角を生成する想定視野角生成手段と、画像配置情報と、前記想定画像表示サイズ、前記想定鑑賞距離、前記最大視差、前記最小視差、及び前記想定視野角を含む3D制御情報を生成する3D制御情報生成手段と、
前記2つ以上の異なる視点に対応する画像データと前記画像配置情報とを入力とし、合成画像データを生成する画像合成手段と、
前記合成画像データを符号化して符号化データを生成する圧縮手段と、
前記3D制御情報と前記符号化データとを多重化して3D画像データを生成する多重化手段と
を備えることを特徴とする立体画像生成装置。 - 前記想定視野角生成手段は、
前記想定画像表示サイズと、前記想定鑑賞距離、前記最大視差から第1の所定の想定視野角候補を生成し、前記想定画像表示サイズと、前記想定鑑賞距離、前記最小視差から第2の所定の想定視野角候補を生成することを特徴とする請求項1記載の立体画像生成装置。 - 前記想定視野角生成手段は、
前記第1の所定の想定視野角候補と、前記第2の所定の想定視野角候補のうち、より小さな値をもつ想定視野角候補を前記想定視野角として生成することを特徴とする請求項2に記載の立体画像生成装置。 - 前記想定視野角を、前記想定画像表示サイズ、前記想定鑑賞距離とともに前記3D画像データ内に記録することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の立体画像生成装置。
- 前記3D画像データのコンテンツごとに異なる値をもつ前記想定視野角を、コンテンツと一対のデータとして記録することを特徴とする請求項4に記載の立体画像生成装置。
- 請求項1から5までのいずれか1項に記載の前記3D画像データを復号する装置であって、
入力された3D画像データから3D制御情報と画像符号化データに分離し、それぞれ出力する分離手段と、前記3D制御情報を入力とし、入力された前記3D制御情報を解析し、前記想定画像表示サイズと、前記想定鑑賞距離、前記最大視差、前記最小視差、前記各視点の画像の水平画像サイズ、前記各視点の画像の垂直画像サイズ、水平視点数、垂直視点数、前記画像配置情報、及び前記想定視野角を含む情報を出力する3D制御情報解析手段と、画像符号化データを入力とし、入力された画像符号化データを復号する復号手段と、前記3D制御情報と前記復号手段により復号された復号画像データを入力とし、入力された前記復号画像データを所定の立体表示装置の表示方法に適した画像のフォーマットに変換した出力画像データを作成し、出力する画像変換手段と、を有することを特徴とする立体画像復号装置。 - 請求項1から5までのいずれか1項に記載のコンテンツ内に含まれる想定視野角を解析することにより、立体映像を上映する際の適切な観察位置を求める手段と、
前記観察位置により発生するゆがみの少ない品質の高い立体映像を提供するための座席配置を求める手段と
を備える立体画像シアターの座席管理装置。 - 立体表示に関するパラメータを含む、2つ以上の異なる視点に対応する画像データを入力とし、立体画像を生成する方法であって、
想定画像表示サイズと、想定鑑賞距離、最大視差、最小視差を入力とし、前記想定画像表示サイズ、前記想定鑑賞距離、前記最大視差、及び前記最小視差から想定視野角を生成する想定視野角生成手段と、画像配置情報と、前記想定画像表示サイズ、前記想定鑑賞距離、前記最大視差、前記最小視差、及び前記想定視野角を含む3D制御情報を生成する3D制御情報生成ステップと、
前記2つ以上の異なる視点に対応する画像データと前記画像配置情報とを入力とし、合成画像データを生成する画像合成ステップと、
前記合成画像データを符号化して符号化データを生成する圧縮ステップと、
前記3D制御情報と前記符号化データとを多重化して3D画像データを生成する多重化ステップと
を備えることを特徴とする立体画像生成方法。 - コンピュータに、請求項8に記載の立体画像生成方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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