[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4761142B2 - 磁気データ処理方法、装置及びプログラム - Google Patents

磁気データ処理方法、装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4761142B2
JP4761142B2 JP2006096522A JP2006096522A JP4761142B2 JP 4761142 B2 JP4761142 B2 JP 4761142B2 JP 2006096522 A JP2006096522 A JP 2006096522A JP 2006096522 A JP2006096522 A JP 2006096522A JP 4761142 B2 JP4761142 B2 JP 4761142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic data
input
stored
storage means
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006096522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007271414A (ja
Inventor
秀樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2006096522A priority Critical patent/JP4761142B2/ja
Publication of JP2007271414A publication Critical patent/JP2007271414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4761142B2 publication Critical patent/JP4761142B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

本発明は、磁気データ処理方法、装置及びプログラムに関し、特に磁気センサのオフセットを導出する技術に関する。
従来、携帯型電話機、車両等の移動体に搭載され、地磁気の方向を検出する2次元又は3次元の磁気センサが知られている。一般に磁気センサは、磁界のベクトルを互いに直交する方向成分に分解して検出するための2つ又は3つの磁気センサモジュールを備えている。磁気センサの出力である磁気データは、複数の磁気センサモジュールの出力の組み合わせからなるベクトルデータである。磁気データが示す方向と大きさが磁気センサが検出している磁界の方向と大きさである。磁気センサの出力に基づいて地磁気の方向又は大きさを特定するとき、移動体の着磁や磁気センサ自体の温度特性による測定誤差を打ち消すために磁気センサの出力を補正する処理が必要である。この補正処理の操作値はオフセットと呼ばれている。オフセットは磁気センサが検出している移動体の着磁による磁界などを表すベクトルデータであって、磁気センサの出力である磁気データからオフセットが引き算されることによって測定誤差が打ち消される。磁気データ群が分布する円又は球の中心を求めることによってオフセットを導出することができる。
ところで、磁気データの分布は現実には完全な円又は球にならない。なぜならば、磁気センサの出力自体がガウス分布に従う測定誤差を有しているし、現実には完全に一様な磁界は存在しないためオフセットを導出するために必要な磁気データ群が蓄積される期間中に磁気センサが測定している磁界が変動するし、磁気センサの出力をディジタル値で取り出すまでの計算誤差があるからである。このような磁気データ群に基づいてオフセットを導出するアルゴリズムとして、最小二乗法などの統計的手法を用いたものが知られている。統計的手法を用いてオフセットを導出する場合、母集団としての磁気データ群の分布の偏りが大きい場合には正確なオフセットを導出することができないし、母集団の要素数がある程度多くない場合にも高精度のオフセットを導出できない。
特許文献1には、オフセットを統計的手法によって導出するための母集団として磁気データを蓄積する際、連続入力される磁気データ間の距離が短い場合には、入力されたそのような磁気データを母集団要素として蓄積せずに破棄することにより、偏った分布の磁気データ群に基づいて低い精度のオフセットが導出されることを防止する方法が開示されている。母集団要素として蓄積対象とする磁気データ間の間隔を広げると、移動体が特定の姿勢変化(例えば特定の時間内に一定の角速度で一回転)をしなければ、母集団の蓄積を完了するまでに長時間を要するという問題がある。しかし、移動体の移動にともなって移動体の存在する磁界が変化すると、移動体の姿勢が変化していなくても、磁界の変化前後で磁気センサから出力される磁気データ間の距離が離れる。したがって、母集団要素として蓄積対象とする磁気データ間の間隔を狭めると、互いに異なる磁界において磁気センサから出力された磁気データを含む母集団に基づいて精度の低いオフセットが導出されるという問題がある。
国際公開第2004/003476号パンフレット
本発明は上記問題に鑑みて創作されたものであって、高精度にオフセットを導出するための磁気データ群を短時間に蓄積できる磁気データ処理方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための磁気データ処理方法は、磁気センサから磁気データを順次入力し、入力された2個の前記磁気データ間の距離が第一しきい値を越えることを必要条件として、前記磁気データの蓄積手段への格納を入力された2個の前記磁気データから開始し、前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値より小さい第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納し、前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出する、ことを含む。
この方法によると、入力された2個の磁気データ間の距離が第一しきい値を越えない限り、オフセットを導出するために用いられる磁気データ群の蓄積が開始されない。磁界が激変する状況は希であるため、通常頻繁に起こりうる程度の磁界変化によって磁気データ群の蓄積が開始されない程度に大きな値に第一しきい値を設定することにより、通常頻繁に起こりうる程度の磁界変化の前後にそれぞれ磁気センサから出力された磁気データが含まれる磁気データ群に基づいて低い精度でオフセットが導出されることを防止できる。また、そのように第一しきい値が設定されている場合に、磁気データ群の蓄積が開始されるとすれば、そのきっかけは通常頻繁に起こりうる程度の磁界変化ではなく、移動体の姿勢変化である。移動体の姿勢が変化し始めてから短時間のうちにオフセットを導出するために必要な個数の磁気データ群を蓄積すれば、一定の磁界内で磁気センサから出力される磁気データ群を蓄積することができる。この方法によると、オフセットを導出するためにいったん磁気データ群の蓄積が開始されると、蓄積対象とする磁気データと既に蓄積されている磁気データとの距離のしきい値が第一しきい値より小さい第二しきい値に縮められるため、短時間のうちに一定の磁界内で磁気センサから出力される磁気データ群を蓄積することができる。さらに、蓄積対象とする磁気データと既に蓄積されている磁気データとの距離のしきい値が第一しきい値より小さい第二しきい値に縮められるため、オフセットを導出するためにいったん磁気データ群の蓄積が開始されると、移動体の姿勢変化が特定の作法(例えば一定時間内に等角速度で一回転)に則ってないとしても短時間のうちに必要な磁気データ群が蓄積される。
(2)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納するとき、前記蓄積手段に最後に格納された前記磁気データとの距離が前記第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納してもよい。
この方法によると、蓄積される磁気データ群の分布が偏る可能性はあるものの、短時間のうちに必要な磁気データ群が蓄積される。
(3)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納するとき、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データとの距離が前記第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納してもよい。
この方法によると、オフセットを導出するために蓄積するデータ群の分布が偏ることを防止できる。
(4)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に格納する前に1個保持し、保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値以下の前記磁気データが、保持されている前記磁気データに続いて所定個数連続入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データを破棄し、保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データと保持されている前記磁気データより後に入力された前記磁気データとから、入力された前記磁気データの前記蓄積手段への格納を開始してもよい。
この方法によると、オフセットを導出するための磁気データ群の蓄積が、姿勢変化を伴わない移動体の移動に伴って徐々に磁界が変化したために開始されることを防止できる。特に3次元磁気センサのオフセットを導出する場合には、移動体が特定の姿勢変化(例えば軸固定の等速回転運動)をするようにユーザを促すことなく、オフセットを導出するための磁気データ群を蓄積することができるため、この方法による効果が大きくなる。
(5)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に格納する前に1個保持し、保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値以下の前記磁気データが、保持されている前記磁気データに続いて所定期間連続入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データを破棄し、保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データと保持されている前記磁気データより後に入力された前記磁気データとから、入力された前記磁気データの前記蓄積手段への格納を開始してもよい。
この方法によると、オフセットを導出するための磁気データ群の蓄積が、姿勢変化を伴わない移動体の移動に伴って徐々に磁界が変化したために開始されることを防止できる。特に3次元磁気センサのオフセットを導出する場合には、この方法による効果が大きくなる。
(6)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第二しきい値以下の前記磁気データが所定個数連続入力されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データを破棄した後に前記蓄積手段への前記磁気データの格納を再開してもよい。
この方法によると、姿勢変化を伴わない移動体の移動に伴って徐々に磁界が変化したためにオフセットを導出するための母集団要素として磁気データが蓄積されることを防止できる。
(7)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、前記蓄積手段に格納押されている前記磁気データとの距離が前記第二しきい値以下の前記磁気データが所定期間連続入力されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データを破棄した後に前記蓄積手段への前記磁気データの格納を再開してもよい。
この方法によると、姿勢変化を伴わない移動体の移動に伴って徐々に磁界が変化したためにオフセットを導出するための母集団要素として磁気データが蓄積されることを防止できる。
(8)上記目的を達成するための磁気データ処理方法において、所定個数の前記磁気データが前記蓄積手段に格納されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出してもよい。
尚、請求項に記載された方法の各動作の順序は、技術上の阻害要因がない限り、記載順に限定されるものではなく、どのような順番で実行されてもよく、また同時に実行されてもよい。また、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また、本発明は方法の発明として特定できるだけでなく、装置の発明としても、プログラムの発明としても、そのプログラムを記録した記録媒体の発明としても特定することができる。
以下、本発明の実施の形態を以下の順に説明する。
A.第一の実施形態
[1.全体説明]
1−1.ハードウェア構成
1−2.ソフトウェア構成
[2.バッファ更新]
2−1.全体の流れ
2−2.格納開始処理
2−3.追加格納処理
[3.オフセットの導出]
B.第二の実施形態
C.第三の実施形態
D.他の実施形態
A.第一の実施形態
[1.全体説明]
1−1.ハードウェア構成
図2は、本発明が適用される移動体の一例である携帯型電話機3の外観を示す模式図である。携帯型電話機3には3次元磁気センサ4が搭載されている。3次元磁気センサは互いに直交するx、y、zの3方向について磁界の強さを検出することによって磁界の方向及び強さを検出する。携帯型電話機3のディスプレイ2には、文字や画像の各種情報が表示される。例えば、ディスプレイ2には、地図と、方位を示す矢印や文字が表示される。
図3は、3次元磁気センサ4と磁気データ処理装置1とを備える磁気測定装置を示すブロック図である。3次元磁気センサ4は、地磁気による磁界ベクトルのx方向成分、y方向成分、z方向成分をそれぞれ検出するx軸センサ30とy軸センサ32とz軸センサ34とを備えている。x軸センサ30、y軸センサ32、z軸センサ34は、いずれも磁気抵抗素子、ホール素子等で構成され、指向性のある1次元磁気センサであればどのようなものであってもよい。x軸センサ30、y軸センサ32及びz軸センサ34は、それぞれの感度方向が互いに直交するように固定されている。x軸センサ30、y軸センサ32及びz軸センサ34の出力は、時分割して磁気センサI/F(Inter Face)22に入力される。磁気センサI/F22では、x軸センサ30、y軸センサ32及びz軸センサ34からの入力が増幅された後にAD変換される。磁気センサI/F22から出力されるディジタルの磁気データは、バス5を介して磁気データ処理装置1に入力される。
磁気データ処理装置1は、CPU40とROM42とRAM44とを備えている所謂コンピュータである。CPU40は、例えば携帯型電話機3の全体制御を司るプロセッサである。ROM42は、CPU40によって実行される磁気データ処理プログラムや、移動体の機能を実現するための種々のプログラム、例えばナビゲーションプログラムが格納されている、不揮発性の記憶媒体である。RAM44はCPU40の処理対象となるデータ(後述するp1、p2、Pn等)を一時的に保持する揮発性の記憶媒体であって、蓄積手段として機能する。尚、磁気データ処理装置1と3次元磁気センサ4とを1チップの磁気測定装置として構成することもできる。
1−2.ソフトウェア構成
図4は、磁気データ処理プログラム90の構成を示すブロック図である。磁気データ処理プログラム90は、ナビゲーションプログラム98に方位データを提供するためのプログラムであって、ROM42に格納されている。方位データは地磁気の方向を示す2次元ベクトルデータである。尚、方位データは例えば移動体の姿勢認識のための3次元ベクトルデータとして他のアプリケーションプログラムに提供されてもよい。磁気データ処理プログラム90は、バッファ管理モジュール92、オフセット導出モジュール94、方位導出モジュール96等のモジュール群で構成されている。
バッファ管理モジュール92は、磁気センサ4から順次出力される磁気データを入力し、入力した磁気データをオフセット更新に用いるためにバッファに蓄積するプログラム部品であって、CPU40、RAM44及びROM42を入力手段、蓄積手段、蓄積開始手段及び蓄積継続手段として機能させる。尚、このバッファはハードウェアで構成されてもよいし、ソフトウェアで構成されてもよい。このバッファに蓄積される磁気データ群を母集団データ群というものとする。
オフセット導出モジュール94は、バッファ管理モジュール92によって保持されている母集団データ群に基づいて新オフセットを導出し、旧オフセットを新オフセットに更新するプログラム部品であって、CPU40、RAM44及びROM42をオフセット導出手段として機能させる。尚、誤解のない文脈では旧オフセット及び新オフセットのことを単にオフセットというものとする。
方位導出モジュール96は、磁気センサ4から順次出力される磁気データをオフセット導出モジュール94が保持しているオフセットによって補正して方位データを生成するプログラム部品である。具体的には、方位導出モジュール96は、3次元ベクトルデータである磁気データの各成分からオフセットの各成分を引き算して得られる3成分のうちの2成分又は3成分全部を方位データとして出力する。
ナビゲーションプログラム98は、目的地までの誘導経路を探索し、地図上に誘導経路を表示する周知のプログラムである。地図の認識のし易さから、地図は現実の方位に地図上の方位が一致するように画面表示される。したがって例えば、携帯型電話機3が回転すると、ディスプレイ2に表示される地図は地面に対して回転しないようにディスプレイ2に対して回転する。このような地図の表示処理に方位データが用いられる。もちろん、方位データは、単に東西南北を文字や矢印で表示するためにのみ用いられてもよい。
[2.バッファ更新]
2−1.全体の流れ
図5及び図6は、バッファ更新処理の流れを示すフローチャートである。図5及び図6に示す処理は、オフセットの更新要求が発生したときにCPU40がオフセット導出モジュール94を実行することによって進行する。オフセットの更新要求は、一定時間間隔で発生するものであってもよいし、ユーザ入力などの特定のイベントの発生に応じて発生するものであってもよい。バッファ更新処理は、図5に示す前段の格納開始処理と図6に示す後段の追加格納処理とで構成される。
2−2.格納開始処理
格納開始処理では、通常頻繁に起こりうる程度の磁界変化によっては磁気データのバッファへの蓄積を開始せず、移動体が大きく姿勢変化したときに磁気データのバッファへの格納を開始するために、第一しきい値として定数Aが用いられる。また格納開始処理では、磁気データのバッファへの格納が、姿勢変化を伴わない携帯型電話機3の移動に伴って徐々に磁界が変化したために開始されることを防止するため、カウンタ変数mと定数sとが用いられる。
ステップS100では、カウンタ変数mが0にリセットされる。
ステップS102では、3次元磁気センサ4から磁気データqが磁気データ処理装置1に入力され、1個目の蓄積候補磁気データを保持するためのデータ構造体q1(q1x、q1y、q1z)にセットされる。
ステップS104では、カウンタ変数mがインクリメントされる。
ステップS106では、3次元磁気センサ4から磁気データqが磁気データ処理装置1に入力され、2個目の蓄積候補磁気データを保持するためのデータ構造体q2(q2x、q2y、q2z)にセットされる。
ステップS108では、1個目の蓄積候補磁気データと2個目の蓄積候補磁気データとの距離がしきい値Aを越えているかが判定される。すなわち、次式(1)が満たされているか否かが判定される。
|q1−q2|>A・・・(1)
ステップS108で否定判定されると、ステップS110においてカウンタ変数mが定数sまでカウントアップしているかが判定される。
1個目の蓄積候補磁気データと2個目の蓄積候補磁気データとの距離がしきい値Aを越えない限り、カウンタ変数mが定数sまでカウントアップするまでステップS104からステップS110までの処理が繰り返される。この期間、2個目の蓄積候補磁気データを保持するためのデータ構造体q2は、最後に入力された磁気データで更新され続ける。
カウンタ変数mが定数sまでカウントアップすると、ステップS100の処理に戻る。その結果、ステップS102において、1個目の蓄積候補磁気データを保持するためのデータ構造体q1と2個目の蓄積候補磁気データを保持するためのデータ構造体q2に保持されている磁気データとが破棄され、データ構造体q1に保持されている磁気データが新しい磁気データqに更新される。
ステップS108で肯定判定されると、すなわち1個目の蓄積候補磁気データと2個目の蓄積候補磁気データとの距離がしきい値Aを越えると、1個目の蓄積候補磁気データq1が1個目の母集団要素データを保持するためのデータ構造体P1にセットされ、2個目の蓄積候補磁気データq2が1個目の母集団要素データを保持するためのデータ構造体P2にセットされる。すなわち、1個目の蓄積候補磁気データq1と2個目の蓄積候補磁気データq2とが母集団データ群を蓄積するためのバッファとしてのデータ構造体Pn(Pnx、Pny、Pnz)(n=1,2・・・u)に格納される。
図1は、磁気データ処理装置1に順次入力される磁気データの例示である。図1では、理解を容易にするために二次元で磁気データ群が表現されている。携帯型電話機3の移動によって磁界が変化する前後に磁気データ処理装置1に入力される磁気データ群を示している。各磁気データは白丸及び黒丸で示される。白丸及び黒丸に添えられている数字は磁気データの入力順を示している。白丸は母集団データ群としてオフセットの導出に用いられない磁気データを示し、黒丸は母集団データ群としてオフセットの導出に用いられる磁気データを示している。図1に基づいて、どのような磁気データが入力されると母集団データ群としての磁気データ群の蓄積が開始されるかを具体的に説明する。尚、磁気データ処理装置1に順次入力される磁気データを、入力順に磁気データ1、磁気データ2、磁気データ3、・・・というものとする。
バッファ更新処理が起動した直後に磁気データ1が入力されると、磁気データ1は1個目の蓄積候補磁気データq1として保持される。続いて磁気データ2、磁気データ3が入力されたとき、磁気データ1から磁気データ2及び磁気データ3までの距離がいずれもしきい値Aより小さい場合には、磁気データ2及び磁気データ3は破棄される。図1に示すように、携帯型電話機3の姿勢が大きく変化していない期間においては、変化前の磁界において入力された磁気データ1から、変化前の磁界において入力された磁気データ2までの距離も、変化後の磁界において入力された磁気データ3までの距離d3も、しきい値Aより小さくなる。すなわち、しきい値Aは、携帯型電話機3の姿勢が大きく変化していない期間において磁界が通常頻繁に起こりうる範囲で変化したとしても、磁気データのバッファへの蓄積が開始されないように設定されている。また、定数sを「2」と設定すれば、すなわち、1個目の蓄積候補磁気データq1として磁気データが保持されてから、蓄積候補磁気データq1からの距離がしきい値A以下の磁気データが2個連続入力されると蓄積候補磁気データq1及びq2が破棄されるとすれば、磁気データ4が入力されることによって磁気データ1が破棄され、1個目の蓄積候補磁気データq1として磁気データ4が保持される。もちろん、定数sは2以外に設定することもできる。
変化後の磁界において磁気データ4が入力され、1個目の蓄積候補磁気データq1として保持された後の2回目の磁気データの入力によって、磁気データ4からの距離がしきい値Aを越える磁気データ6が入力されると、磁気データ4及び磁気データ6がオフセットを導出するための母集団要素としてバッファに格納される。磁気データ4からの距離がしきい値Aを越える磁気データが短期間に入力されるということは、通常頻繁に起こりうる磁界の変化によるものではない、すなわち携帯型電話機3の姿勢が大きく変化したことによる、磁気センサ4から測定される相対的な磁界の変化が起こったということである。このように携帯型電話機3の姿勢が大きく変化すると、バッファへの磁気データの格納が開始される。図1に示す例では、磁気データ4及び磁気データ6から磁気データのバッファへの格納が開始される。
2−3.追加格納処理
図6に示す追加格納処理では、所定数の母集団データ群をバッファに蓄積するために、第一しきい値としての定数Aよりも小さい第二しきい値として定数Bを用いる。すなわち、図1に示すように、格納開始処理においては先に入力された磁気データとの距離が近いが故にバッファに格納されない磁気データであっても、追加格納処理においてはバッファに格納されるように、定数Bは定数Aより小さく設定される。また追加格納処理でも、姿勢変化を伴わない携帯型電話機3の移動に伴って徐々に磁界が変化したためにバッファに磁気データが蓄積されないように、カウンタ変数cと定数tとが用いられる。また追加格納処理では、母集団データ群の蓄積を所定数の磁気データが蓄積された時点で終了するためのカウンタ変数nが用いられる。
ステップS114では、カウンタ変数nが2にセットされる。追加格納処理では3個目の磁気データからバッファに追加格納されるからである。
ステップS116では、カウンタ変数cが0にリセットされる。
ステップS118では、カウンタ変数cがインクリメントされる。
ステップS120では、3次元磁気センサ4から出力された磁気データqが磁気データ処理装置1に入力される。
ステップS122では、バッファに最後に格納された磁気データ、すなわちそれを保持しているPnと最後に入力された磁気データqとの距離がしきい値Bを越えているかが判定される。すなわち、次式(2)が満たされているか否かが判定される。
|q−Pn|>B・・・(2)
ステップS122で否定判定されると、ステップS124においてカウンタ変数cが定数tまでカウントアップしているかが判定される。
バッファに最後に格納された磁気データと磁気データ処理装置1に最後に入力された磁気データqとの距離がしきい値Bを越えない限り、カウンタ変数cが定数tまでカウントアップするまでステップS118からステップS124の処理が繰り返される。カウンタ変数cが定数tまでカウントアップすると、処理はステップS100に戻る。その結果、バッファに蓄積された全ての磁気データはその後の処理で破棄される。
ステップS122で肯定判定されると、すなわち直前にバッファに格納された磁気データと最後に入力された磁気データとの距離がしきい値Bを越えると、ステップS126においてカウンタ変数nがインクリメントされ(ステップS126)、n個目の母集団要素データを保持するためのデータ構造体Pnに、磁気データ処理装置1に最後に入力された磁気データqがセットされる(ステップS128)。
ステップS130では、カウンタ変数nがuまでカウントアップしているかが判定される。カウンタ変数nがuまでカウントアップしている場合、すなわちu個の母集団要素データがバッファに蓄積されている場合、バッファへの磁気データの追加格納処理は終了し、オフセットの導出処理が起動する。カウンタ変数nがuまでカウントアップしていない場合、ステップS116に戻って上述の処理が繰り返される。尚、オフセットを導出するために必要な母集団要素データの数、すなわち定数uをいくつに設定するかは任意である。定数u及びしきい値Bを小さくするほどオフセットの更新頻度が高くなり、ユーザにとってはオフセット更新が容易になる。定数u及びしきい値Bを大きくするほどオフセットの精度が高まる。
[3.オフセットの導出]
母集団データ群に基づいて新オフセットを導出するアルゴリズムは、種々提案されており、最小二乗法等の統計的手法を用いるアルゴリズムであってもよいし、本件出願人によって既に出願されている特願2005−337412及び特願2006−44289に開示されているように統計的手法を用いないアルゴリズムであってもよい。いずれのアルゴリズムを採用する場合であっても、オフセットの導出処理は、バッファに蓄積された磁気データ群に基づいて磁気データ処理装置1によって実行される。
B.第二の実施形態
第一の実施形態では、姿勢変化を伴わない携帯型電話機3の移動に伴って徐々に磁界が変化したためにバッファに磁気データが格納されないように、過去に入力された磁気データとの距離がしきい値を越えない磁気データが所定個数連続入力されると、過去に入力された磁気データを母集団要素データとして用いずに破棄した。第二の実施形態は、同様の目的を達成するため、過去に入力された磁気データとの距離がしきい値を越えない磁気データが所定期間連続入力されると、過去に入力された磁気データを母集団要素データとして用いずに破棄する。すなわち、第二の実施形態では、格納開始処理のステップS110及び追加格納処理のステップS124において所定のタイマがタイムアップしているときに処理がステップS100に戻る。
C.第三の実施形態
第一の実施形態では、追加格納処理において、バッファに最後に格納された磁気データと最後に入力された磁気データとの距離がしきい値Bを越えない限り、最後に入力された磁気データはバッファに格納されないアルゴリズムを説明した。この場合、最後に入力された磁気データとの距離が近い磁気データが既にバッファに蓄積されているにもかかわらず、最後に入力された磁気データがバッファに追加格納されることがあるため、母集団データ群の分布が偏る可能性がある。そこで、第三の実施形態では、バッファに格納されている全ての磁気データと最後に入力された磁気データとの距離がしきい値Bを越えない限り、最後に入力された磁気データがバッファに格納されないアルゴリズムが採用される。具体的には、ステップS122の処理において、最後に入力された磁気データqとの比較対象をPk(k=1、2,・・・n)とし、全てのkについて次式(3)が満たされない場合に処理はステップS124に移る。
|q−Pk|>B・・・(3)
第三の実施形態によると、互いの距離が近い磁気データを含む母集団データ群に基づいてオフセットが導出されることがないため、高い精度でオフセットを導出することができる。
D.他の実施形態
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。例えば、本発明がPDAに搭載される磁気センサや車両に搭載される磁気センサにも適用できることは当然である。また、本発明が2次元磁気センサに適用できることも当然である。
本発明の実施形態に係る模式図。 本発明の実施形態に係る模式図。 本発明の実施形態に係るブロック図。 本発明の実施形態に係るブロック図。 本発明の第一実施形態に係るフローチャート。 本発明の第一実施形態に係るフローチャート。
符号の説明
1:磁気データ処理装置、3:携帯型電話機(移動体)、4:3次元磁気センサ、44:RAM(蓄積手段)、90:磁気データ処理プログラム、92:バッファ管理モジュール(蓄積開始手段、蓄積継続手段)、94:オフセット導出モジュール(導出手段)

Claims (10)

  1. 移動体に搭載された磁気センサから磁気データを順次入力し、
    入力された2個の前記磁気データ間の距離が第一しきい値を越えることを必要条件として、前記磁気データの蓄積手段への格納を、入力された2個の前記磁気データから開始し、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値より小さい第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納し、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出する、
    ことを含む磁気データ処理方法。
  2. 入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納するとき、前記蓄積手段に最後に格納された前記磁気データとの距離が前記第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納する、
    請求項1に記載の磁気データ処理方法。
  3. 入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納するとき、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データとの距離が前記第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納する、
    請求項1に記載の磁気データ処理方法。
  4. 入力された前記磁気データを前記蓄積手段に格納する前に1個保持し、
    保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値以下の前記磁気データが、保持されている前記磁気データに続いて所定個数連続入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データを破棄し、
    保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データと保持されている前記磁気データより後に入力された前記磁気データとから、入力された前記磁気データの前記蓄積手段への格納を開始する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気データ処理方法。
  5. 入力された前記磁気データを前記蓄積手段に格納する前に1個保持し、
    保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値以下の前記磁気データが保持されている前記磁気データに続いて所定期間連続入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データを破棄し、
    保持されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、保持されている前記磁気データと保持されている前記磁気データより後に入力された前記磁気データとから、入力された前記磁気データの前記蓄積手段への格納を開始する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気データ処理方法。
  6. 前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第二しきい値以下の前記磁気データが所定個数連続入力されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データを破棄した後に前記蓄積手段への前記磁気データの格納を再開する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気データ処理方法。
  7. 前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第二しきい値以下の前記磁気データが所定期間連続入力されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている全ての前記磁気データを破棄した後に前記蓄積手段への前記磁気データの格納を再開する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気データ処理方法。
  8. 所定個数の前記磁気データが前記蓄積手段に格納されたことを必要条件として、前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出する、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の磁気データ処理方法。
  9. 移動体に搭載された磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、
    入力された前記磁気データを蓄積するための蓄積手段と、
    入力された2個の前記磁気データ間の距離が第一しきい値を越えることを必要条件として、前記磁気データの前記蓄積手段への格納を入力された2個の前記磁気データから開始する蓄積開始手段と、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値より小さい第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納する蓄積継続手段と、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出する導出手段と、
    を備える磁気データ処理装置。
  10. 移動体に搭載された磁気センサから出力される磁気データを順次入力する入力手段と、
    入力された前記磁気データを蓄積するための蓄積手段と、
    入力された2個の前記磁気データ間の距離が第一しきい値を越えることを必要条件として、前記磁気データの前記蓄積手段への格納を入力された2個の前記磁気データから開始する蓄積開始手段と、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データとの距離が前記第一しきい値より小さい第二しきい値を越える前記磁気データが入力されたことを必要条件として、入力された前記磁気データを前記蓄積手段に追加格納する蓄積継続手段と、
    前記蓄積手段に格納されている前記磁気データに基づいて前記磁気データのオフセットを導出する導出手段と、
    してコンピュータを機能させる磁気データ処理プログラム。





JP2006096522A 2006-03-31 2006-03-31 磁気データ処理方法、装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4761142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006096522A JP4761142B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 磁気データ処理方法、装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006096522A JP4761142B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 磁気データ処理方法、装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007271414A JP2007271414A (ja) 2007-10-18
JP4761142B2 true JP4761142B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38674371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006096522A Expired - Fee Related JP4761142B2 (ja) 2006-03-31 2006-03-31 磁気データ処理方法、装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4761142B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05215553A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Nec Home Electron Ltd ナビゲーション装置
KR20070100977A (ko) * 2002-07-01 2007-10-15 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 방위각 계측 장치 및 방위각 계측 방법
JP4644126B2 (ja) * 2003-07-03 2011-03-02 旭化成エレクトロニクス株式会社 方位角計測装置及び方位角計測方法
WO2006011238A1 (ja) * 2004-07-29 2006-02-02 Yamaha Corporation 方位データ演算方法、方位センサユニットおよび携帯電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007271414A (ja) 2007-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4908637B2 (ja) 物理量計測装置および物理量計測方法
US8185309B2 (en) Enhanced inertial system performance
EP1832889B1 (en) Magnetic data processing device
JP4899525B2 (ja) 磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム
JP2009098125A (ja) 動的に較正されるセンサデータと、ナビゲーションシステム内の繰り返し拡張カルマンフィルタとを使用する、ジャイロコンパスの整合用のシステム及び方法
JP6454763B2 (ja) 慣性システムの自己較正
JP5012252B2 (ja) 磁気データ処理装置、方法およびプログラム
JP5067155B2 (ja) 磁気データ処理装置、ナビゲーション装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
CN114485641B (zh) 一种基于惯导卫导方位融合的姿态解算方法及装置
WO2022183665A1 (zh) 初始化方法及装置、电子设备、存储介质和程序产品
KR101048553B1 (ko) 자기 데이터 처리 장치, 자기 데이터 처리 방법, 네비게이션 장치 및 기계 판독 가능 매체
JP2005195376A (ja) 方位角計測方法および方位角計測装置
JP4761142B2 (ja) 磁気データ処理方法、装置及びプログラム
CN116718153B (zh) 一种基于gnss和ins的形变监测方法及系统
JP2011022025A (ja) 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム
KR101752724B1 (ko) 관성항법장치의 정렬 방법
JP5571027B2 (ja) 自律測位に用いる重力ベクトルを補正する携帯装置、プログラム及び方法
JP4893021B2 (ja) 磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム。
JP4947669B2 (ja) 方位角計測方法および方位角計測装置
JP2006071473A (ja) 角速度センサのゼロ点誤差検出装置および方法
JP2011180097A (ja) 磁気データ処理装置、方法及びプログラムならびに磁気測定装置
JP6653151B2 (ja) 進行方向推定システム
US20180087906A1 (en) Device orientation systems and methods
JP4899524B2 (ja) 磁気センサ制御装置、磁気測定装置、並びにオフセット設定方法及びプログラム
JP5621181B2 (ja) 磁気データ処理装置、磁気データ処理方法および磁気データ処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110512

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110525

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4761142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees