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JP4638201B2 - 混合水栓 - Google Patents

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JP4638201B2 JP2004314422A JP2004314422A JP4638201B2 JP 4638201 B2 JP4638201 B2 JP 4638201B2 JP 2004314422 A JP2004314422 A JP 2004314422A JP 2004314422 A JP2004314422 A JP 2004314422A JP 4638201 B2 JP4638201 B2 JP 4638201B2
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Description

この発明は、冷水,温水及び冷水と温水との混合水を吐出できるようにした混合水栓に関するものである。
キッチンの流し台で使用される混合水栓としては、円筒形状の水栓本体の上部に逆U字状の吐出管を接続した構成が周知である。
このような構成として、例えば、特許文献1に開示された混合水栓においては、水栓本体の内部に温度調節機構が設けられ、その温度調節機構と対応して水栓本体の外側部に水平軸線を中心にして回動操作されるハンドルが設けられている。そして、このハンドルを操作することにより温度調節機構による温度調節、すなわち、冷水または温水の吐出や、所望温度の混合水の吐出が行われるようになっている。吐水及び止水は、前記吐出管の先端に設けられた別のハンドルの操作により行われる。この水栓においては、前記温度調節機構は、水栓本体の軸線と直交する面内に位置する2枚のセラミックディスクを重合させたものである。
また、特許文献2においては、特許文献1の構成に加えて、水栓本体及び吐出管の内部にホースを収容し、ホースの先端に吐出口が接続され、ホースを吐出管から引き出して使用できるようになっている。
特開2001−200559号公報 特開2003−293412号公報
従って、特許文献2においては、水栓本体内に、同水栓本体の軸線と直交する面内に位置する2枚のセラミックディスクに加えて、ホースを収容するための構成が付加されることになって、コンパクト化がきわめて困難である。実際、この特許文献2においては、温度調節機構が水栓本体からこぶ状に大きく突出する部分に内装されており、このため、水栓本体の大形化が避けられない。
この発明の目的は、以上のような問題を解消して、水栓本体内に温度調節機構とホースとを収容した構成であっても、コンパクト化が可能な混合水栓を提供することにある。
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明においては、筒状をなし、水栓設置部に固定される水栓本体と、その水栓本体の端部に接続された吐出管とを備え、先端に吐出口を備えたホースを前記水栓本体及び吐出管の内部に収容し、前記水栓本体の内部に温度調節機構を設けた混合水栓において、前記温度調節機構の温度調節バルブを筒状に形成して、その温度調節バルブの周壁に冷水入口と温水入口と形成するとともに、出口を軸線方向の端部に形成し、温度調節バルブをその軸線が水栓本体の軸線に沿うように配置するとともに、その温度調節バルブと前記ホースの挿通空間とを並設したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の発明において、前記温度調節バルブをケース内に収容し、そのケースを水栓本体内に収容し、そのケースに対して前記挿通空間を並設したことを特徴とする。
請求項に記載の発明においては、請求項1又は請求項に記載の発明において、前記温度調節バルブを設定操作するためのハンドルを水栓本体の軸線またはその軸線と平行な別の軸線を中心に回動可能にしたことを特徴とする。
従って、この発明においては、筒状の温度調節バルブをその軸線が水栓本体の軸線に沿うように配置するとともに、その温度調節バルブと前記ホースの挿通空間とを並設したことにより、水栓本体を小径に形成でき、水栓全体の小型化が可能になる。
また、温度調節バルブを設定操作するためのハンドルを水栓本体の軸線またはその軸線と平行な別の軸線を中心に回動可能にすれば、水栓のまわりのいずれの方向からハンドル操作する場合であっても、ハンドルの操作方向が同一方向となり、ハンドル操作を簡単にかつ誤りなく実行することができる。
この発明においては、水栓本体を小径化することができて、水栓全体を小型化できるという効果を奏する。
以下、この発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
始めに、図1〜図8に基づいて、この発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、キッチンの流し台11におけるシンク12の近傍において、流し台11の水栓設置部としての天板13にはこの実施形態の水栓21が立設固定されている。
そこで、この水栓21の構成について詳細に説明する。
図2及び図3に示すように、水栓21は、円筒状をなす水栓本体22において前記天板13の開口13aに対応するように立設されている。前記水栓本体22の上端には逆U字状をなす吐出管23が水平面内において回動可能に連結されている。
図3〜図5に示すように、前記水栓本体22の上下方向中間部の内側には、ケースとしての区画部材25が固定され、この区画部材25と水栓本体22の内周面との間に挿通空間26が区画形成されている。この挿通空間26内には給水ホース27が挿通されて、その給水ホース27の先端には吐出口24が接続されている。この吐出口24は、前記吐出管23の先端に着脱可能に取り付けられている。そして、吐出口24を吐出管23の先端から外すことにより、給水ホース27を吐出管23の外方へ引き出すことができる。吐出口24には開閉ボタン24aと水量調節ノブ24bとが設けられ、この開閉ボタン24aの操作により吐出口24が開閉動作される。なお、開閉ボタン24aは周知のプッシュオープン機構(図示しない)と連係されていて、1回のプッシュ操作で開または閉の状態にされ、次回のプッシュ操作でその逆の閉または開の状態にされる。そして、開閉ボタン24aにより吐出口24を開放することにより、後述するように、この給水ホース27からの冷水,温水及び冷温混合水(以下、単に混合水という)のいずれかが吐出口24から吐出される。また、水量調節ノブ24bを回動操作することにより、冷水,温水,混合水の吐出水量を調節できる。
図1〜図4に示すように、前記区画部材25には、その上面に開口する装着孔28が形成されるとともに、その装着孔28と同方向に延びる給水孔29及び給湯孔30が形成され、図5(a)(b)に示すように、この給水孔29及び給湯孔30の上端部は装着孔28に連通するとともに、図2及び図3に示すように、下端部には給水管31及び給湯管32がそれぞれ接続されている。
前記装着孔28内には全体として円筒状をなす温度調節バルブ41がその軸線を鉛直方向に沿わせた状態で、すなわちその軸線を水栓本体22の軸線に対して平行にした状態で収容固定されている。この温度調節バルブ41の円筒状をなすバルブケース42の外周面には3本のシールリング43が巻着され、このシールリング43は前記装着孔28の内周面に圧接されている。図3及び図6〜図8に示すように、各シールリング43間において、バルブケース42の外周面と装着孔28の内周面との間には、給水通路44及び給湯通路45が形成され、それは前記給水孔29及び給湯孔30にそれぞれ接続されている。バルブケース42には前記給水通路44及び給湯通路45にそれぞれ接続された冷水入口としての給水口46及び温水入口としての給湯口47が透設されている。
バルブケース42内には円筒状をなすバルブコア51がシールリング52を介して回転可能に挿入され、その上端部がバルブケース42から上方へ突出している。バルブコア51の上端にはハンドル53が固定され、このハンドル53は、前記水栓本体22に透設した突出溝54から水平方向の外方へ突出している。従って、ハンドル53は、水栓本体22の軸線と平行な別の軸線を中心に回動される。55は、水栓本体22の外周に設けられ、突出溝54を隠蔽するための遮蔽リングを示す。
バルブコア51の軸心部には、下方に開口するコア通路56が形成され、このコア通路56の下端開口が軸線方向の端部に位置する出口になっている。コア通路56とバルブコア51の外周面との間には、前記給水口46及び給湯口47とそれぞれ対応する冷水入口としての給水口57及び温水入口としての給湯口58が透設されている。前記コア通路56には、供給管59が接続されており、この供給管59は前記給水ホース27に接続されている。
次に、この第1実施形態の水栓21の作用について説明する。
図6(a)(b)は、冷水供給可能な状態を示している。この状態においては、ハンドル53の操作によりバルブコア51がその軸線を中心とした一方の回動位置に配置され、バルブコア51の給水口57がバルブケース42の給水口46に対応して両給水口57,46が連通している。一方、バルブコア51の給湯口58がバルブケース42の給湯口47から外れて、両給湯口58,47間が閉塞されている。
そして、この状態において、開閉ボタン24aが開放方向に操作されると、給水管31からの水が、温度調節バルブ41、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐出される。
また、図7(a)(b)に示すように、ハンドル53の操作によりバルブコア51が他方の回動位置に配置されると、バルブコア51の給水口57とバルブケース42の給水口46とが外れて対応しなくなり、それらの間が閉塞される。逆に、バルブコア51の給湯口58とバルブケース42の給湯口47とが連通される。このため、この状態において、開閉ボタン24aが開放方向に操作されると、給湯管32からの温水が、温度調節バルブ41、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐出される。
さらに、図8(a)(b)に示すように、ハンドル53の操作によりバルブコア51が回動範囲の中立位置に位置されると、バルブコア51の給水口57とバルブケース42の給水口46、バルブコア51の給湯口58とバルブケース42の給湯口47がそれぞれ対応して連通する。従って、この状態において、開閉ボタン24aが開放方向に操作されると、給水管31及び給湯管32からの冷水及び温水が、温度調節バルブ41内で混合されて、その混合水が供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐出される。
そして、混合水吐出の場合、ハンドル53の操作により、バルブコア51の回動位置を調整して、バルブコア51の給水口57と給湯口58及びバルブケース42の給水口46と給湯口47との間のそれぞれの開口量を同時に調整すれば、混合水の温度を調整できる。
ところで、この第1実施形態においては、温度調節機構の温度調節バルブ41を筒状に形成して、その周壁に給水口46及び給水口57と、給湯口47及び給湯口58とを形成するとともに、コア通路56の出口を軸線方向の端部に形成している。そして、温度調節バルブ41をその軸線が水栓本体22の軸線に沿うように配置するとともに、その温度調節バルブ41と給水ホース27の挿通空間26とを並設している。このため、前述した従来構成とは異なり、水栓本体22を小径に形成でき、水栓21全体をコンパクトにすることが可能になる。
また、ハンドル53が水平方向に突出するとともに、水栓本体22の軸線と平行な軸線を中心に回動するようになっているため、水栓21のまわりのいずれの位置からハンドル53を回動操作する場合であっても、ハンドル53の操作方向は同一である。従って、図1に示すように、流し台11が部屋の中央部に島状に配置されて、水栓21が360度の全方向から操作可能な場合であっても、その操作を誤りなく、簡単に行うことが可能になる。
以上のように、この第1実施形態においては、以下のような効果を発揮する。
・ 水栓21全体をコンパクト化でき、流し台11の天板13上にスペースをとることなく配置できる。
・ 水栓本体22をスリム化できるため、優れたデザインを確保できる。
・ 温度調節及び水量調節のためのハンドル53の操作をどの方向からでも、誤りなく簡単に行うことができる。
・ 水栓本体22をスリム化できるため、ハンドル53の操作をどの方向から行っても、水栓本体22が邪魔になることはほとんどなく、操作の容易性に寄与できる。
・ 温度調節及び水量調節のためのハンドル53と、吐水の開閉のための開閉ボタン24aとが、それぞれ水栓本体22,吐出管23の先端に単独で配置されて、それらが離間されているため、操作機能の違いがわかりやすく、誤操作を抑制できる。
第1参考例
次に、この発明の第1参考例を図9〜図13に基づいて、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図9(a)〜(c)に示すように、水栓本体22内には通路形成部材61が固定され、互いに平行な給水孔63,給湯孔64及び供給孔65が貫設されている。これらの給水孔63,給湯孔64及び供給孔65には、図示はしないが、前記第1実施形態と同様に給水管31、給湯管32及び供給管59が接続されている。前記通路形成部材61の上面において水栓本体22内にはバルブケース67が収容固定され、このバルブケース67には前記給水孔63,給湯孔64及び供給孔65にそれぞれ連通する給水孔68,給湯孔69及び供給孔70が形成されている。
前記バルブケース67の上面の収容部67a内には、円形の固定バルブプレート71が収容固定されるとともに、その固定バルブプレート71の上面において同じく円形の可動バルブプレート72が鉛直方向の軸線を中心に回動可能に重合状態で収容されている。なお、73はシールを示す。図10(a)に示すように、前記固定バルブプレート71には、前記給水孔68,給湯孔69及び供給孔70にそれぞれ連通する前記給水口75,給湯孔76及び供給孔77が形成されている。図10(b)に示すように、前記可動バルブプレート72には、調整口78が形成されている。
前記可動バルブプレート72の上面には回動板81が固定され、その回動板81には突出溝54から水平方向に突出するハンドル53が固定されている。回動板81の上面位置において前記バルブケース67には押圧蓋82及び上蓋83が固定されている。
前記バルブケース67,固定バルブプレート71,可動バルブプレート72,回動板81,押圧蓋82及び上蓋83の中心部には挿通部としての挿通孔62が貫設され、その挿通孔62には、給水ホース27が挿通されている。
従って、この第1参考例においては、図11に示すように、ハンドル53を水平方向に操作して、可動バルブプレート72の調整口78を固定バルブプレート71の給水口75及び供給孔77の双方に連通するように回動配置すれば、給水管31からの冷水を給水口75、調整口78、供給孔77、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐水させることができる。
また、図12に示すように、ハンドル53により、可動バルブプレート72の調整口78を固定バルブプレート71の給湯孔76及び供給孔77の双方に連通するように回動配置すれば、給湯管32からの温水を給湯孔76、調整口78、供給孔77、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐水させることができる。
さらに、図13に示すように、ハンドル53により、可動バルブプレート72の調整口78を固定バルブプレート71の給水口75、給湯孔76及び供給孔77の全てに連通するように回動配置すれば、給水管31及び給湯管32からの冷水及び温水を給水口75及び給湯孔76、調整口78、供給孔77、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から混合水として吐水させることができる。
そして、この第1参考例においても、バルブケース67,固定バルブプレート71,可動バルブプレート72等の中心部に挿通孔62を設けて、その挿通孔62に給水ホース27を挿通させたため、板状の固定バルブプレート71,可動バルブプレート72を設けた構成にもかかわらず、水栓本体22が大径になるのを避けることができる。従って、この第1参考例においても、前記第1実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
第2参考例
次に、この発明の第2参考例を図14〜図18に基づいて、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
図14(a)〜(c)に示すように、水栓本体22内には通路形成部材91が固定され、互いに平行な給水孔93,給湯孔94及び供給孔95が貫設されている。これらの給水孔93,給湯孔94及び供給孔95には、図示はしないが、前記第1実施形態と同様に給水管31、給湯管32及び供給管59が接続されている。前記通路形成部材91の上面において水栓本体22内にはバルブケース97が収容固定され、このバルブケース97には前記給水孔93,給湯孔94及び供給孔95にそれぞれ連通する給水孔98,給湯孔99及び供給孔100が形成されている。
前記バルブケース97の上面の収容部97a内には、円板状をなす固定バルブプレート101が収容固定されるとともに、その固定バルブプレート101の上面において同じく円板状をなす可動バルブプレート102が回動可能に重合状態で収容されている。なお、103はシールを示す。図15(a)(b)に示すように、前記固定バルブプレート101には、前記給水孔98,給湯孔99及び供給孔100にそれぞれ連通する給水孔105,給湯孔106及び供給孔107が形成されている。前記可動バルブプレート102には、調整口108が形成されている。
前記可動バルブプレート102の上面には回動板111が固定され、その回動板111にはハンドル53が固定されている。回動板111の上面位置において前記バルブケース97には押圧蓋112及び上蓋113が固定されている。
前記通路形成部材91及びバルブケース97の外周部と中心部との間には挿通凹所114が形成され、その挿通凹所114には、給水ホース27が挿通されている。なお、前記固定バルブプレート101、可動バルブプレート102、回動板111、押圧蓋112及び上蓋113は、通路形成部材91及びバルブケース97と平面相似形をなしているため、それらにも、挿通凹所114とほぼ同様な形状の凹所が形成されている。
従って、この第2参考例においても、前記第1参考例と同様であって、図16に示すように、ハンドル53を水平方向に操作して、可動バルブプレート102の調整口108を固定バルブプレート101の給水孔105及び供給孔107の双方に連通するように回動配置すれば、給水管31からの冷水を給水孔105、調整口108、供給孔107、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐水させることができる。
また、図17に示すように、ハンドル53により、可動バルブプレート102の調整口108を固定バルブプレート101の給湯孔106及び供給孔107の双方に連通するように回動配置すれば、給湯管32からの温水を給湯孔106、調整口108、供給孔107、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から吐水させることができる。
さらに、図18に示すように、ハンドル53により、可動バルブプレート102の調整口108を固定バルブプレート101の給水孔105、給湯孔106及び供給孔107の全てに連通するように回動配置すれば、給水管31及び給湯管32からの冷水及び温水を給水孔105及び給湯孔106、調整口108、供給孔107、供給管59及び給水ホース27を介して吐出口24から混合水として吐水させることができる。
そして、この第2参考例においても、バルブケース67,固定バルブプレート101,可動バルブプレート102等に挿通凹所114を設けて、その挿通凹所114に給水ホース27を挿通させたため、板状の固定バルブプレート101,可動バルブプレート102を設けた構成にもかかわらず、水栓本体22が大径になるのを避けることができる。従って、この第2参考例においても、前記第1実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
さらに、この第2参考例においては、給水ホース27を挿通するための挿通凹所114がバルブケース97の外周部、つまり外側に設けられている。このため、バルブプレート101,102の点検等のために、バルブケース97を水栓本体22から取り出そうとする場合、給水ホース27を水栓本体22から抜いたりする必要がなく、給水ホース27とは無関係にバルブケース97を抜き出すことができ、作業性に優れる。
(別の実施形態)
なお、この発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・ ハンドル53として、水栓本体22の外周において回動操作されるリング状のものを用いること。
・ 引き出し可能な給水ホース27を設けた構成に代えて、給水ホース27を固定した構成の水栓においてこの発明を具体化すること。このように構成した場合には、給水ホース27は吐出管23の基端に接続する。
実施形態の水栓が取り付けられた流し台を示す斜視図。 第1実施形態の水栓を示す縦断面図。 同じく第1実施形態の水栓を示す図2とは異なる切断位置における縦断面図。 図2の水栓の要部を示す分解斜視図。 (a)は図3の給水孔の部分を示す断面図、(b)は同じく給水孔及び給湯孔の部分を示す断面図。 (a)は冷水供給状態の温度調節バルブを示す断面図、(b)は同じく冷水供給状態のハンドルの位置を示す断面図。 (a)は温水供給状態の温度調節バルブを示す断面図、(b)は同じく温水供給状態のハンドルの位置を示す断面図。 (a)は混合水供給状態の温度調節バルブを示す断面図、(b)は同じく混合水供給状態のハンドルの位置を示す断面図。 (a)は第1参考例の水栓の温度調節機構部を示す断面図、(b)は区画部材の平面図、(c)はバルブケースの平面図。 (a)は固定バルブプレートの平面図、(b)は可動バルブプレートの平面図。 冷水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。 温水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。 混合水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。 (a)は第2参考例の水栓の温度調節機構部を示す断面図、(b)は区画部材の平面図、(c)はバルブケースの平面図。 (a)は固定バルブプレートの平面図、(b)は可動バルブプレートの平面図。 冷水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。 温水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。 混合水供給状態の温度調節バルブの部分を示す断面図。
符号の説明
21…水栓、22…水栓本体、23…吐出管、24…吐出口、25…区画部材、26…挿通空間、27…給水ホース、41…温度調節バルブ、53…ハンドル、61…通路形成部材、62…挿通孔、71…固定バルブプレート、72…可動バルブプレート、91…通路形成部材、101…固定バルブプレート、102…可動バルブプレート。

Claims (3)

  1. 筒状をなし、水栓設置部に固定される水栓本体と、その水栓本体の端部に接続された吐出管とを備え、先端に吐出口を備えたホースを前記水栓本体及び吐出管の内部に収容し、前記水栓本体の内部に温度調節機構を設けた混合水栓において、
    前記温度調節機構の温度調節バルブを筒状に形成して、その温度調節バルブの周壁に冷水入口と温水入口と形成するとともに、出口を軸線方向の端部に形成し、温度調節バルブをその軸線が水栓本体の軸線に沿うように配置するとともに、その温度調節バルブと前記ホースの挿通空間とを並設したことを特徴とする混合水栓。
  2. 前記温度調節バルブをケース内に収容し、そのケースを水栓本体内に収容し、そのケースに対して前記挿通空間を並設したことを特徴とする請求項1に記載の混合水栓。
  3. 前記温度調節バルブを設定操作するためのハンドルを水栓本体の軸線またはその軸線と平行な別の軸線を中心に回動可能にしたことを特徴とする請求項1又は請求項に記載の混合水栓
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