JP4624516B2 - ヒューズ検出回路およびその集積回路メモリ - Google Patents
ヒューズ検出回路およびその集積回路メモリ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4624516B2 JP4624516B2 JP2000048621A JP2000048621A JP4624516B2 JP 4624516 B2 JP4624516 B2 JP 4624516B2 JP 2000048621 A JP2000048621 A JP 2000048621A JP 2000048621 A JP2000048621 A JP 2000048621A JP 4624516 B2 JP4624516 B2 JP 4624516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- terminal
- transistor
- resistor
- current electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/02—Detection or location of defective auxiliary circuits, e.g. defective refresh counters
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/006—Identification
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/04—Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
- G11C29/08—Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
- G11C29/12—Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
- G11C29/44—Indication or identification of errors, e.g. for repair
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に、集積回路メモリに関し、さらに詳しくは、ヒューズ検出回路およびその方法を有する集積回路メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】
長年、さまざまな理由でヒューズは半導体回路で利用されてきた。例えば、一般にメモリ回路はメモリ冗長性(memory redundancy)を実施するためにヒューズを利用する。行・列(row and column)冗長ハードウェアは、製造試験時に動作不良ビット・セルまたはワード・ラインを置換するために存在する。メモリ冗長性を利用する効果は、歩留りを向上させることである。歩留りの改善は、メモリ・アレイの不良素子を置換するために冗長素子を利用することによって達成される。ヒューズは、冗長関連情報を格納するための不揮発性メモリとして利用される。
【0003】
半導体におけるヒューズ技術の別の一般的な利用では、電子チップ識別(electronic chip identification)を実施する。チップ識別は、ロット,ウェハおよびウェハ上のX/Y座標位置を含む各チップのソースを固有に識別することによって達成され、製造業者は任意の集積回路のプロセス・データを容易に検索・報告できる。ヒューズは、メモリ冗長性で用いられるのと同じように、この目的を達成するために用いられる。例えば、識別ヒューズは、集積回路上のヒューズのバンクにおいて実装される。特定の集積回路を識別するために、固有のヒューズ・パターンはクローズのままにされ、他のヒューズはオープンされる。このようなオープンおよびクローズすなわち導通状態のヒューズの識別パターンは、集積回路の指紋または識別子となる。制御信号をアサート(assert)すると、このようなヒューズの導通状態は集積回路から容易に読み出され、走査チェーン(scanned chain)に格納できる。このとき、走査済み情報は、従来の走査試験装置を利用して読むことができる。
【0004】
一般に、ヒューズは、ポリシリコンまたは金属のいずれかで半導体において実装される。従来利用されてきた金属には、アルミニウムおよびタングステンがある。ヒューズを実装するために利用される材料に関係なく、ヒューズが飛んだかどうかを制御するため、またヒューズ導通状態を指示するために、プログラミング回路が必要とされる。このようなプログラム可能なヒューズ回路の例は、Frederick Smithによる米国特許第4,446,534号「プログラマブル・ヒューズ回路(Programmable Fuse Circuit)」において教示されている。一般に、半導体ヒューズは、(電源電圧の大きさに対して)大きな電圧を印加することにより、あるいはレーザ光を利用することにより、非導通にする、すなわち飛ばされる。飛んだヒューズは実質的にはオープン回路であり、飛んでないヒューズはショート回路である。いずれにせよ、回路はヒューズがうまく非導通状態になったかどうかの既存のステータスを指示する必要がある。このような回路では、ヒューズが飛んだあるいは非導通状態になった後に、非導通状態のヒューズの2端子間で電圧差が存在できるようにすることが一般的である。ヒューズ回路の出力は、ヒューズを飛ばすプログラミング動作が成功したかどうかを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
集積回路上の導体として銅が利用でき、そのためヒューズとしても利用できることが近年発見された。しかし、飛んだヒューズ両端にて電圧降下を生じさせる回路で銅ヒューズを利用するには問題がある。時間の経過とともに、エレクトロマイグレーション(electro-migration)または絶縁破壊(dielectric breakdown)などの一般的な現象により、両端に電圧降下のある飛んだヒューズに導通経路が再形成することがある。従って、エレクトロマイグレーションまたは絶縁破壊を生じさせる十分に高い電圧降下をヒューズ両端に生じさせずに、銅ヒューズが飛んだかどうかを検出するための回路が必要とされる。
【0006】
【実施例】
図1は、本発明によるヒューズおよび検出回路124を有するメモリ100のブロック図を示す。ヒューズおよび検出回路124は、メモリ100に電力を印加したときに冗長ヒューズ(図2参照)の論理状態を検出する。これらの冗長ヒューズは、メモリ100内の動作不良行または列を示すために利用でき、メモリ100の動作を調整するために利用でき、メモリ100を識別するためなどに利用できる。ヒューズおよび検出回路124は、きわめて低い電圧をヒューズに短時間だけ印加することにより、格納された論理状態を検出できる。この検出方法にはいくつかの利点がある。第1に、低電圧と短時間の組み合わせは、クローズ状態への再成長からのオープン・ヒューズまたは「飛んだ」ヒューズの可能性を低減する。この現象は、ヒューズが銅プロセスを利用して製造される場合に特に重要である。第2に、短時間により、ヒューズおよび検出回路124によって消費される電力が低減される。消費電力は、携帯性,熱散逸および信頼性などのさまざまなパラメータに影響を及ぼす。
【0007】
図1に戻って、メモリ100は、メモリ・アレイ102を含む。メモリ・アレイ102は、N×M行列のビット・セルからなり、各セルは1ビットの情報を格納できる。メモリ・アレイ102内の特定のビットは、特定のアドレスによって指定される。アドレスの第1部分、すなわち行アドレス(ROW ADDRESS)は、行デコーディング回路104に入力される。行デコーディング回路104は、メモリ・アレイ102内の一つの行を選択するために、行アドレスを部分的にデコードする。行デコーディング回路104の出力は、行選択回路106に入力され、この行選択回路106は最終的なN分の1デコーディング(one-of-N decoding)を生成する。同様に、アドレスの第2部分、すなわち列アドレス(COLUMN ADDRESS)は、列デコーディング回路108に入力される。列デコーディング回路108は、メモリ・アレイ102内の列を選択するために、列アドレスを部分的にデコードする。列デコーディング回路108の出力は、列選択回路110に入力され、この列選択回路110は最終的なM分の1デコーディング(one-of-M decoding)を生成する。入力アドレス、すなわちデータ(DATA)によって識別されるデータ・ビットは、入出力(I/O)回路116を介して出力され、あるいはこの入出力回路116から入力される。
【0008】
また、メモリ100は、冗長行112のセットと、冗長列114のセットを含む。当技術分野で周知なように、冗長列および冗長行を利用することにより、メモリ100の製造歩留りが改善される。冗長行112の一つは、ヒューズおよび検出回路124の出力によって選択される。ヒューズおよび検出回路124は、入力行が不良として以前識別された行と一致する場合に、冗長行の一つをイネーブルする。同様に、冗長列114の一つは、ヒューズおよび検出回路124の出力によって選択される。ヒューズおよび検出回路124は、入力列が不良として以前識別された列と一致する場合に、冗長列114の一つをイネーブルする。ヒューズおよび検出回路124については、図2を参照して以下で説明する。
【0009】
最後に、パワーアップ・クリア回路(power up clear circuit)118は、電圧源VDDを受けて、制御信号POKを生成する。ヒューズ制御回路120は、制御信号POKを受けて、2つの制御信号LATCHおよびDRIVEを生成する。ヒューズ制御回路120については、図3を参照して以下で説明する。LATCHおよびDRIVEは、ヒューズおよび検出回路124に入力される。
【0010】
メモリ100の動作は、パワーオン・シーケンス・モードおよび通常動作モードを参照して便宜的に説明できる。ただし、いずれの動作モードの前に、メモリ100は、いずれかの列または行が不良であるかを判定するために、製造後に検査される。メモリ100が不良な列または行を含む場合には、製造業者はヒューズおよび検出回路124内の一つまたはそれ以上のヒューズを飛ばす。本発明の一実施例では、銅ヒューズはレーザ・ビームを選択的に印加することによって飛ばされる。これらのヒューズは、メモリ100がその後使用されるときに、不良行および/または不良列を識別する。どの列または行も不良でない場合、ヒューズを飛ばす必要はない。
【0011】
パワーオン・シーケンス・モード時に、ヒューズおよび検出回路124は各冗長ヒューズの論理状態を検出する。短い遅延の後、パワーアップ・クリア回路118は、この検出のために十分時間が経過したことを判断し、POKをアサートする。ヒューズ制御回路120は、POKを受信すると、制御信号LATCHをアサートすることによって、ヒューズおよび検出回路124に各論理状態を保存させる。その直後、ヒューズ制御回路120は、制御信号DRIVEをデアサート(de-assert)することによって、ヒューズおよび検出回路124の検出機能をディセーブルする。
【0012】
通常動作時に、行アドレスおよび列アドレスの交点によって識別される特定のメモリ・セルから、データは読み出されるか、あるいはそこに書き込まれる。入力行アドレスがヒューズおよび検出回路124に格納された行アドレスと一致すると、I/O回路116は、冗長行および選択された列の交点に格納されたデータを出力する。同様に、入力列アドレスがヒューズおよび検出回路124に格納された列アドレスと一致すると、I/O回路116は、冗長列および選択された行の交点に格納されたデータを出力する。最後に、入力行アドレスおよび入力列アドレスの両方がヒューズおよび検出回路124に格納されたアドレスと一致すると、I/O回路116は、冗長行および冗長列の交点に格納されたデータを出力する。
【0013】
図2は、図1に示すヒューズおよび検出回路124の回路図を示す。図2は、一つのヒューズとそれに対応する検出回路を示す。当業者であれば、図2に示す回路は冗長ヒューズの一例であることが容易に理解されよう。ヒューズおよび検出回路124は、各ヒューズについて3つの段、すなわち、ヒューズ状態検出段202,増幅段204およびラッチ段206を含む。一般に、ヒューズ状態検出段202は、ヒューズ208が飛んだ(論理状態0)か、飛んでいない(論理状態1)かを検出し、ヒューズ状態を表す差電圧レベルを生成する。増幅段204は、差電圧レベルをフル・レール電位(full rail voltage potential)まで増幅する。ラッチ段206は、この状態を格納し、最初の2つの段をディセーブルさせる。
【0014】
ヒューズ状態検出段202について、ノード1およびノード2は、2つの回路経路に流れる電流に基づいて、差電圧レベルを出力する。第1回路経路は、2つの直列抵抗器に並列な一つのヒューズを含む。ヒューズ208は、ノード1と、n型金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)210の第1電流電極との間に結合される。抵抗器212,214は、第1ノードと、トランジスタ210の第1電流電極との間で直列に接続される。ノード1は、p型トランジスタ216の第1電流電極に結合される。トランジスタ216の第2電流電極は、電圧源VDDに結合される。ヒューズ状態検出段202内の第2経路は、一つの抵抗器を含む。抵抗器218は、ノード2と、トランジスタ210の第1電流電極とに接続される。ノード2は、p型トランジスタ220の第1電流電極に結合される。トランジスタ220の第2電流電極は、電圧源VDDに結合される。また、ノード1は、トランジスタ216,220の制御電極に結合される。トランジスタ210の制御電極および第2電流電極は、制御信号DRIVEおよびn型トランジスタ222の第1電流電極にそれぞれ結合される。トランジスタ222の制御電極および第2電流電極は、バイアス電圧レベルBIASおよび電圧源VSSにそれぞれ結合される。抵抗器212,214の抵抗値の和は、抵抗器218の抵抗値よりも大きい。図示の実施例では、抵抗器212,214の抵抗値の和は、抵抗器218の2倍である。最後に、p型トランジスタ224の第1電流電極は、電圧レベルVDDを受け、制御電極は制御信号DRIVEを受け、また第2電流電極はノード1に結合される。
【0015】
ヒューズ状態検出段202は、制御信号DRIVEがデアサートされると、ディセーブルされる。具体的には、トランジスタ210は非導通状態にされる。逆に、トランジスタ224は導通状態にされる。トランジスタ224が導通状態のとき、トランジスタ216,220は非導通状態にされる。各トランジスタ210,216,220が非導通状態のとき、ヒューズ208または抵抗器212,214,218の両端に電位は生じない。ヒューズ状態検出段202は、制御信号DRIVEがアサートされると、イネーブルされる。トランジスタ222は、ノード1およびノード2から少量の電流を流すために、特定の電圧でバイアスされる。トランジスタ216,220の制御電極は結合されているので、この流れた電流は2つのノード間で等しく分流される。ノード1およびノード2によって生成される差電圧は、トランジスタ222への2つの回路経路の相対抵抗値に依存する。一方、2つの回路経路の相対抵抗値は、ヒューズ208が飛んだか、飛んでないかに依存する。ヒューズ208が飛んでない場合、第1経路の抵抗値はほぼゼロである。第2経路の抵抗値は一定のままである。ヒューズ208が飛んだ場合、第1経路の抵抗値は抵抗器212,214の抵抗値の和である。上記のように、抵抗器212,214の抵抗値の和は、抵抗器218の2倍である。従って、ヒューズ208の状態は、差電圧の大きさによって検出できる。ヒューズ208が飛んでない場合、ノード1における電圧レベルはノード2における電圧レベルよりも小さい。逆に、ヒューズ208が飛んだ場合、ノード1における電圧レベルはノード2における電圧レベルよりも高い。
【0016】
増幅段204について、p型トランジスタ226の第1電流電極は、電圧レベルVDDを受け、制御電極は制御信号DRIVEに結合される。p型トランジスタ228の第1電流電極は、電圧源VDDに結合され、制御電極はノード1に結合され、第2電流電極はn型トランジスタ230の第1電流電極に結合される。
トランジスタ230の制御電極および第2電流電極は、トランジスタ230の第1電流電極および電圧レベルVSSにそれぞれ結合される。n型トランジスタ232の第1電流電極は、電圧源VSSに結合され、制御電極はトランジスタ230の制御電極に結合され、第2電流電極はp型トランジスタ234の第1電流電極に結合される。トランジスタ234の第2電流電極は、電圧源VDDに結合される。トランジスタ234の制御電極は、トランジスタ226の第2電流電極と、p型トランジスタ236の制御電極と、ノード2とに結合される。トランジスタ236の第1電流電極および第2電流電極は、第1電圧源VDDおよびn型トランジスタ238の第1電流電極にそれぞれ結合される。トランジスタ238の制御電極および第2電流電極は、トランジスタ238の第1電流電極および電圧レベルVSSにそれぞれ結合される。n型トランジスタ240の第1電流電極は、電圧源VSSに結合され、制御電極はトランジスタ238の制御電極に結合され、第2電流電極はp型トランジスタ242の第1電流電極に結合される。トランジスタ242の第2電流電極および制御電極は、電圧源VDDおよびノード1にそれぞれ結合される。
【0017】
p型トランジスタ244の第1電流電極および第2電流電極は、電圧源VDDおよびn型トランジスタ246の第1電流電極にそれぞれ結合される。トランジスタ244の制御電極は、トランジスタ244の第2電流電極に結合される。トランジスタ246の制御電極および第2電流電極は、トランジスタ232の第2電流電極および電圧源VSSにそれぞれ結合される。p型トランジスタ248の第1電流電極は、電圧源VDDに結合され、制御電極はトランジスタ244の制御電極に結合され、第2電流電極はn型トランジスタ250の第1電流電極に結合される。トランジスタ250の制御電極および第2電流電極は、トランジスタ240の第2電流電極および電圧源VSSにそれぞれ結合される。各n型トランジスタ252,254の第1電流電極は、電圧源VSSに結合される。各トランジスタ252,254の制御電極は、インバータ256の出力に結合される。インバータ256の入力は、制御信号DRIVEを受ける。トランジスタ252の第2電流電極は、トランジスタ232の第2電流電極に結合される。トランジスタ254の第2電流電極は、トランジスタ240の第2電流電極に結合される。
【0018】
増幅段204は、制御信号DRIVEがデアサートされると、ディセーブルされる。具体的には、トランジスタ252,254は、それぞれトランジスタ246,250の制御電極上に低論理値を乗せる。トランジスタ246の制御電極上の低論理値は、トランジスタ248の制御電極上で高論理値にする。従って、トランジスタ248,250はともに非導通状態、すなわち高インピーダンス状態となる。増幅段204は、制御信号DRIVEがアサートされると、イネーブルされる。上記のように、ヒューズ208が飛んでない場合、ノード1<ノード2となる。逆に、ヒューズ208が飛んだ場合、ノード1>ノード2となる。
【0019】
ヒューズが飛んでいない、ノード1<ノード2の場合。ノード1の電圧レベルがノード2の電圧レベルよりも小さい場合、トランジスタ228はトランジスタ234よりも多く導通する。トランジスタ228によって流される電流は、トランジスタ230,232によって鏡映される。トランジスタ232は、トランジスタ246の制御電極をVSSに向かわせ、それによりトランジスタ246を非導通状態にする。トランジスタ246が非導通状態のとき、このトランジスタはトランジスタ248を非導通状態、すなわち高インピーダンスにする。同時に、トランジスタ242は、トランジスタ236よりも多く導通する。トランジスタ242によって流される電流は、トランジスタ250の制御電極をVDDに向かわせ、それによりトランジスタ250を導通状態にする。トランジスタ246が導通状態のとき、このトランジスタは増幅段204を低論理レベルにする。
【0020】
ヒューズが飛んだ、ノード>ノード2の場合。ノード2の電圧レベルがノード1の電圧レベルよりも小さい場合、トランジスタ234はトランジスタ228よりも多く導通する。トランジスタ234によって流される電流は、トランジスタ246の制御電極をVDDに向かわせ、それによりトランジスタ246を導通状態にする。トランジスタ246が導通状態になると、このトランジスタはトランジスタ248の制御電極を低にする。トランジスタ248の制御電極の低電圧レベルは、トランジスタ248を導通状態にする。トランジスタ248が導通状態になると、このトランジスタは増幅段204の出力を高論理レベルにする。同時に、トランジスタ236は、トランジスタ242よりも多く導通する。トランジスタ236によって流される電流は、トランジスタ238,240によって鏡映される。トランジスタ240は、トランジスタ250の制御電極をVSSに向かわせ、それによりトランジスタ250を非導通状態、すなわち高インピーダンス状態にする。
【0021】
ラッチ段206について、第1インバータ258の入力は、増幅段204の出力を受ける。インバータ258の出力は、第2インバータ260の入力に結合される。インバータ260の出力は、ヒューズおよび検出回路124の出力、すなわちヒューズ状態(FUSE STATE)を生成する。インバータ260の出力は、パス・ゲート(pass gate)262を介してインバータ258の入力に結合される。パス・ゲート262のn型デバイスは、制御信号LATCHを受ける。パス・ゲート262のp型デバイスは、第3インバータ264の出力に結合される。また、インバータ264の入力は、制御信号LATCHを受ける。
【0022】
制御信号LATCHがデアサートされると、パス・ゲート262は非導通状態となり、ラッチ段206はその入力を出力に渡す。制御信号LATCHがアサートされると、パス・ゲート262は導通状態となり、それによりラッチ段206の出力を入力に結合する。
【0023】
図3は、図1に示すヒューズ制御回路120の回路図を示す。ヒューズ制御回路120は、インバータ302,304,306,308,312,314,318,320,322,326,334,336,338,342,346,348,350,352,Nチャネル・トランジスタ316,NAND論理ゲート310,330およびキャパシタ324,328,340,344を含む。ヒューズ制御回路120は、インバータ314の入力端子にて、「POK」と記されたパワーアップ・クリア信号を受ける。Nチャネル・トランジスタ316およびインバータ312は、特定のヒステリシス量を有するバッファを形成する。このヒステリシスは、外部電源が不規則に上昇する場合に、ヒューズ制御120の応答を調整する傾向がある。そうしないと、この不規則な電源挙動により、POKで複数の遷移が生じることになる。インバータ312の出力は、インバータ332およびNAND論理ゲート310の入力端子に与えられる。直列接続されたインバータ352,350,348,346は、「LATCH」と記されたバッファされた制御信号を与え、この信号は、すべてのヒューズおよび検出回路124のラッチ206を制御するために送出される。同様に、直列接続されたインバータ308,306,304,302は、すべてのヒューズおよび検出回路124に、「DRIVE」と記されたバッファされた制御信号を与える。キャパシタ328,324とともに、直列接続されたインバータ326,322,320,318は、NANDゲート330の出力を受け、所定の遅延をその出力に加え、それによって得られた遅延信号をNANDゲート310の入力に結合する。インバータ318の出力は、NAND論理ゲート310の入力に結合される。キャパシタ344,340とともに、直列接続されたインバータ342,338,336,334は、NANDゲート310の出力を受け、所定の遅延をその出力に加え、それによって得られた遅延信号をNANDゲート330の入力に結合する。
【0024】
集積回路メモリ100のパワーアップ時に、供給電圧は有効レベル以下となり、パワーアップ・クリア信号POKを低論理にさせる。また、インバータ312の出力も低論理となり、NANDゲート310に高論理電圧をインバータ308,306,304,302に与えさせる。インバータ302は、制御信号DRIVE上で高論理を生成する。次に、高論理DRIVE信号は、ヒューズ状態検出段202および検出増幅段204をイネーブルし、ヒューズ208の状態に応じた出力信号を検出・増幅する。NAND論理ゲート310の出力は、直列接続したインバータ342,338,336,334を伝播し、インバータ334に高論理をNAND論理ゲート330の入力に与えさせる。インバータ334,332の両方からの高論理レベルは、NANDゲート330にあり、NANDゲート330に低論理を生成させる。この低論理レベルは、インバータ352,350,348,346に与えられる。インバータ346は、制御信号LATCH上で低論理を生成する。低論理の制御信号LATCHは、ラッチ段206が検出増幅段204の出力をラッチすることを防ぐ。また、NAND論理ゲート330からの低論理は、インバータ326,322,320,318を伝播し、キャパシタ328,324のキャパシタンスによって決まる遅延後に、低論理をNAND論理ゲート310の入力に与えさせる。
【0025】
パワーアップ・クリア信号POKが高論理値になり、電源電圧が集積回路メモリ100の確実な動作を許すのに十分であることを示すと、インバータ312の出力は高論理になる。NAND論理ゲート330はインバータ332から低論理を受け、NAND論理ゲート330の出力を高論理電圧に変化させ、その結果、制御信号LATCHは高論理になる。高論理のLATCH信号は、増幅段204からの出力信号をラッチ段206にラッチさせる。インバータ326,322,320,318およびキャパシタ328,324によって決まる遅延の後、高論理電圧はNAND論理ゲート310の入力に与えられ、NAND論理ゲート310の出力を低論理に変化させる。この低論理はインバータ308の入力に与えられ、制御信号DRIVEを低論理にさせる。低になると、制御信号DRIVEは増幅段204およびヒューズ状態検出段202をディセーブルし、それによって集積回路メモリ100の消費電力を低減する。キャパシタ328,324とともに、インバータ326,322,320,318は、増幅段204およびヒューズ状態検出段202をディセーブルする前に、増幅段204の出力がラッチされることを保証する。論理信号LATCHおよびDRIVEの論理状態は、信号POKが低論理になるまで、それぞれ高倫理および低論理のままである。
【0026】
特定の実施例を参照して本発明について説明してきたが、更なる修正および改善は当業者に想起される。例えば、開示のメモリはデータ・プロセッサまたはデジタル信号プロセッサなどの他のデバイスに内蔵してもよい。また、開示のヒューズおよび検出回路は、メモリ・アレイから分離したデバイスに内蔵してもよい。このような用途では、ヒューズおよび検出回路は、不良行および列情報以外のデータを収容する。例えば、ヒューズのバンクは、集積回路のシリアル番号,バッチ処理番号またはリビジョン番号を識別できる。さらに、図示の特定の回路実施例の多くは、同じ機能を実施するために、本教示と組み合わせることで、当業者によって修正できる。従って、本発明は、特許請求の範囲の範囲内のこのような一切の変形例および修正を網羅するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヒューズおよび検出回路を有するメモリを示すブロック図である。
【図2】図1に示すヒューズおよび検出回路を示す回路図である。
【図3】図1に示すヒューズ制御回路を示す回路図である。
【符号の説明】
100 メモリ
102 メモリ・アレイ
104 行デコーディング回路
106 行選択回路
108 列デコーディング回路
110 列選択回路
112 冗長行
114 冗長列
116 入出力(I/O)回路
118 パワーアップ・クリア回路
120 ヒューズ制御回路
124 ヒューズおよび検出回路
202 ヒューズ状態検出段
204 増幅段
206 ラッチ段
208 ヒューズ
210,222,230,232,238,240,246,250,252,254 n型トランジスタ(MOSFET)
212,214,218 抵抗器
216,220,224,226,228,234,236,242,244,248 p型トランジスタ
256,258,260,264 インバータ
262 パス・ゲート
302,304,306,308,312,314,318,320,322,326,334,336,338,342,346,348,350,352 インバータ
316 Nチャネル・トランジスタ
310,330 NAND論理ゲート
324,328,340,344 キャパシタ
Claims (4)
- ヒューズ検出回路であって、
ヒューズ(208)がオープン回路であることを検出することに応答して、第1差動電圧レベルを第1及び第2ノードにおいて生成し、またヒューズがショート回路であることを検出することに応答して、第2差動電圧レベルを前記第1及び第2ノードにおいて生成するヒューズ状態検出段(202)であって、前記ヒューズ状態検出段は、前記ヒューズの電圧降下を、前記ヒューズ検出回路に印加される電源電圧とは無関係な絶対値に制限する、前記ヒューズ状態検出段(202)と、
前記ヒューズ状態検出段(202)の前記第1及び第2ノードに結合され、前記第1差動電圧レベルに従って第1論理状態の出力信号を生成し、前記第2差動電圧レベルに従って第2論理状態の出力信号を生成する増幅段(204)と、
前記増幅段に接続され、前記増幅段から前記出力信号を入力し、前記出力信号の論理状態をラッチするラッチ段(206)と、
を備え、
前記ヒューズ状態検出段(202)は、
第1電源電圧端子に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、該第2電流電極に接続された制御電極とを有する第1トランジスタ(216)と、
前記第1電源電圧端子に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、前記第1トランジスタの制御電極に接続された制御電極とを有する第2トランジスタ(220)と、
前記第1トランジスタの前記第2電流電極に接続された第1端子と、第2端子とを有し、第1抵抗値を有する第1抵抗(212)であって、前記第1ノードが前記第1トランジスタの前記第2電流電極と前記第1抵抗の前記第1端子との間に形成される、前記第1抵抗(212)と、
前記第1抵抗の第2端子に接続された第1端子と、第2端子とを有し、第2抵抗値を有する第2抵抗(214)であって、前記ヒューズは、前記第1ノードに接続された第1端子と、前記第2抵抗の前記第2端子に接続された第2端子とを有する、前記第2抵抗(214)と、
前記第2トランジスタの前記第2電流電極に接続された第1端子と、第2端子とを有し、前記第1抵抗値と前記第2抵抗値との和よりも小さな第3抵抗値を有する第3抵抗(218)であって、前記第2ノードが前記第2トランジスタの前記第2電流電極と前記第3抵抗の前記第1端子との間に形成される、前記第3抵抗(218)と、
前記第2抵抗及び前記第3抵抗の両方の前記第2端子に接続された第1電流電極と、バイアス電圧を入力するための制御電極と、第2電源電圧端子に接続された第2電流電極とを有する第3トランジスタ(222)とを含むことを特徴とするヒューズ検出回路。 - 請求項1に記載のヒューズ検出回路であって、
前記増幅段に接続され、前記出力信号がラッチされてから所定時間が経過した後に前記増幅段をディセーブルする制御回路(120)を更に備えることを特徴とするヒューズ検出回路。 - 集積回路メモリ(100)であって、
複数のメモリ・セル(102)と、
複数の冗長メモリ・セル(112,114)と、
前記複数のメモリ・セルおよび前記複数の冗長メモリ・セルに結合され、アドレスを受信することに応答してメモリ・セルを選択するアドレス・デコーディング回路(104,108)と、
前記複数のメモリ・セルおよび前記複数の冗長メモリ・セルに結合され、不良メモリ・セルを識別し、また前記複数の冗長メモリ・セルのうちどの冗長メモリ・セルが前記不良メモリ・セルを置換するのかを識別する複数のヒューズ検出回路(124)であって、前記複数のヒューズ検出回路のうち一つのヒューズ検出回路は、
オープン回路状態およびショート回路状態を有するヒューズ(208)と、
前記ヒューズの前記オープン回路状態を検出し、第1差動電圧レベルを第1及び第2ノードにおいて生成し、前記ショート回路状態を検出し、第2差動電圧レベルを前記第1及び第2ノードにおいて生成するヒューズ状態検出段(202)であって、検出時に、前記ヒューズ状態検出段は、前記ヒューズの電圧降下を、前記集積回路メモリに印加される電源電圧とは無関係な絶対値に制限する、前記ヒューズ状態検出段(202)と、
前記ヒューズ状態検出段(202)の前記第1及び第2ノードに結合され、前記第1差動電圧レベルに従って第1論理状態の出力信号を生成し、前記第2差動電圧レベルに従って第2論理状態の出力信号を生成する増幅段(204)と、
前記増幅段に接続され、前記増幅段から前記出力信号を入力し、前記出力信号の論理状態をラッチするラッチ段(206)とを含む、前記複数のヒューズ検出回路(124)と
を備え、
前記ヒューズ状態検出段は、
第1電源電圧端子に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、該第2電流電極に接続された制御電極とを有する第1トランジスタ(216)と、
前記第1電源電圧端子に接続された第1電流電極と、第2電流電極と、前記第1トランジスタの制御電極に接続された制御電極とを有する第2トランジスタ(220)と、
前記第1トランジスタの前記第2電流電極に接続された第1端子と、第2端子とを有し、第1抵抗値を有する第1抵抗(212)であって、前記第1ノードが前記第1トランジスタの前記第2電流電極と前記第1抵抗の前記第1端子との間に形成される、前記第1抵抗(212)と、
前記第1抵抗の第2端子に接続された第1端子と、第2端子とを有し、第2抵抗値を有する第2抵抗(214)であって、前記ヒューズは、前記第1ノードに接続された第1端子と、前記第2抵抗の前記第2端子に接続された第2端子とを有する、前記第2抵抗(214)と、
前記第2トランジスタの前記第2電流電極に接続された第1端子と、第2端子とを有し、前記第1抵抗値と前記第2抵抗値との和よりも小さな第3抵抗値を有する第3抵抗(218)であって、前記第2ノードが前記第2トランジスタの前記第2電流電極と前記第3抵抗の前記第1端子との間に形成される、前記第3抵抗(218)と、
前記第2抵抗及び前記第3抵抗の両方の前記第2端子に接続された第1電流電極と、バイアス電圧を入力するための制御電極と、第2電源電圧端子に接続された第2電流電極とを有する第3トランジスタ(222)とを含むことを特徴とする集積回路メモリ(100)。 - 請求項3に記載の集積回路メモリにおいて、前記複数のヒューズ検出回路のうち一つのヒューズ検出回路は、
前記増幅段に接続され、前記出力信号がラッチされてから所定時間が経過した後に前記増幅段をディセーブルする制御回路(120)を更に含むことを特徴とする集積回路メモリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/261,876 US6157583A (en) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | Integrated circuit memory having a fuse detect circuit and method therefor |
US261876 | 2002-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251493A JP2000251493A (ja) | 2000-09-14 |
JP4624516B2 true JP4624516B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=22995261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000048621A Expired - Fee Related JP4624516B2 (ja) | 1999-03-02 | 2000-02-25 | ヒューズ検出回路およびその集積回路メモリ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6157583A (ja) |
EP (1) | EP1039478A1 (ja) |
JP (1) | JP4624516B2 (ja) |
KR (1) | KR100591026B1 (ja) |
CN (1) | CN1246854C (ja) |
SG (1) | SG124223A1 (ja) |
TW (1) | TW459240B (ja) |
Families Citing this family (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000182370A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-30 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
KR100317490B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2001-12-24 | 박종섭 | 안티퓨즈 회로 |
JP3636965B2 (ja) * | 2000-05-10 | 2005-04-06 | エルピーダメモリ株式会社 | 半導体装置 |
JP2002133895A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-05-10 | Toshiba Corp | アンチフューズを用いたリダンダンシ回路及び半導体メモリにおける不良アドレス検索方法 |
JP2002074979A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | プログラム回路およびそれを用いた半導体記憶装置 |
US6384664B1 (en) * | 2000-10-05 | 2002-05-07 | Texas Instruments Incorporated | Differential voltage sense circuit to detect the state of a CMOS process compatible fuses at low power supply voltages |
DE10063683A1 (de) * | 2000-12-20 | 2002-03-14 | Infineon Technologies Ag | Schaltungsanordnung mit einer programmierbaren Verbindung |
US7569849B2 (en) * | 2001-02-16 | 2009-08-04 | Ignis Innovation Inc. | Pixel driver circuit and pixel circuit having the pixel driver circuit |
JP4790925B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2011-10-12 | 富士通セミコンダクター株式会社 | アドレス発生回路 |
KR20030059408A (ko) * | 2001-12-29 | 2003-07-10 | 주식회사 하이닉스반도체 | 파워 세이빙 아날로그 퓨즈회로 |
US6859090B2 (en) * | 2002-01-31 | 2005-02-22 | Agere Systems Inc. | Buried fuse reading device |
US6968468B2 (en) * | 2002-02-25 | 2005-11-22 | O2 Micro, Inc. | Digital computer utilizing buffer to store and output data to play real time applications enabling processor to enter deep sleep state while buffer outputs data |
US6791367B2 (en) * | 2002-03-19 | 2004-09-14 | Broadcom Corporation | Hardware and software programmable fuses for memory repair |
CA2419704A1 (en) | 2003-02-24 | 2004-08-24 | Ignis Innovation Inc. | Method of manufacturing a pixel with organic light-emitting diode |
CA2472671A1 (en) | 2004-06-29 | 2005-12-29 | Ignis Innovation Inc. | Voltage-programming scheme for current-driven amoled displays |
CA2495726A1 (en) | 2005-01-28 | 2006-07-28 | Ignis Innovation Inc. | Locally referenced voltage programmed pixel for amoled displays |
US7233539B2 (en) * | 2005-05-24 | 2007-06-19 | Freescale Semiconductor, Inc. | Non-volatile fuse circuit |
WO2007118332A1 (en) | 2006-04-19 | 2007-10-25 | Ignis Innovation Inc. | Stable driving scheme for active matrix displays |
US7514982B2 (en) * | 2006-08-31 | 2009-04-07 | Micron Technology, Inc. | Methods, devices and systems for sensing the state of fuse devices |
EP2092529B8 (en) * | 2007-04-26 | 2016-07-27 | Avago Technologies General IP (Singapore) Pte. Ltd. | Embedded memory repair on the basis of fuse burn state machine and a fuse download state machine |
US8283967B2 (en) | 2009-11-12 | 2012-10-09 | Ignis Innovation Inc. | Stable current source for system integration to display substrate |
US8633707B2 (en) | 2011-03-29 | 2014-01-21 | International Business Machines Corporation | Stacked via structure for metal fuse applications |
EP2710578B1 (en) | 2011-05-17 | 2019-04-24 | Ignis Innovation Inc. | Systems and methods for display systems with dynamic power control |
US9606607B2 (en) | 2011-05-17 | 2017-03-28 | Ignis Innovation Inc. | Systems and methods for display systems with dynamic power control |
US9070775B2 (en) | 2011-08-03 | 2015-06-30 | Ignis Innovations Inc. | Thin film transistor |
US8901579B2 (en) | 2011-08-03 | 2014-12-02 | Ignis Innovation Inc. | Organic light emitting diode and method of manufacturing |
US9385169B2 (en) | 2011-11-29 | 2016-07-05 | Ignis Innovation Inc. | Multi-functional active matrix organic light-emitting diode display |
US10089924B2 (en) | 2011-11-29 | 2018-10-02 | Ignis Innovation Inc. | Structural and low-frequency non-uniformity compensation |
US8867286B2 (en) * | 2011-12-20 | 2014-10-21 | Industrial Technology Research Institute | Repairable multi-layer memory chip stack and method thereof |
US9721505B2 (en) | 2013-03-08 | 2017-08-01 | Ignis Innovation Inc. | Pixel circuits for AMOLED displays |
DE112014001402T5 (de) | 2013-03-15 | 2016-01-28 | Ignis Innovation Inc. | Dynamische Anpassung von Berührungsauflösungen einer Amoled-Anzeige |
US9502653B2 (en) | 2013-12-25 | 2016-11-22 | Ignis Innovation Inc. | Electrode contacts |
US10997901B2 (en) | 2014-02-28 | 2021-05-04 | Ignis Innovation Inc. | Display system |
US10176752B2 (en) | 2014-03-24 | 2019-01-08 | Ignis Innovation Inc. | Integrated gate driver |
CN105097047B (zh) * | 2014-05-04 | 2017-12-29 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 存储器、存储阵列的检测电路及方法 |
CA2872563A1 (en) | 2014-11-28 | 2016-05-28 | Ignis Innovation Inc. | High pixel density array architecture |
US10657895B2 (en) | 2015-07-24 | 2020-05-19 | Ignis Innovation Inc. | Pixels and reference circuits and timing techniques |
US10373554B2 (en) | 2015-07-24 | 2019-08-06 | Ignis Innovation Inc. | Pixels and reference circuits and timing techniques |
CA2898282A1 (en) | 2015-07-24 | 2017-01-24 | Ignis Innovation Inc. | Hybrid calibration of current sources for current biased voltage progra mmed (cbvp) displays |
CA2909813A1 (en) | 2015-10-26 | 2017-04-26 | Ignis Innovation Inc | High ppi pattern orientation |
US10586491B2 (en) | 2016-12-06 | 2020-03-10 | Ignis Innovation Inc. | Pixel circuits for mitigation of hysteresis |
US10714018B2 (en) | 2017-05-17 | 2020-07-14 | Ignis Innovation Inc. | System and method for loading image correction data for displays |
US11025899B2 (en) | 2017-08-11 | 2021-06-01 | Ignis Innovation Inc. | Optical correction systems and methods for correcting non-uniformity of emissive display devices |
US10971078B2 (en) | 2018-02-12 | 2021-04-06 | Ignis Innovation Inc. | Pixel measurement through data line |
KR20210085652A (ko) * | 2019-12-31 | 2021-07-08 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 장치의 퓨즈 래치 |
US11296716B1 (en) * | 2020-12-04 | 2022-04-05 | Nxp Usa, Inc. | Analog multiplexer with current injection protection |
KR20230030175A (ko) | 2021-08-25 | 2023-03-06 | 에스케이하이닉스 주식회사 | 반도체 장치의 퓨즈 래치 |
TWI803273B (zh) * | 2022-01-04 | 2023-05-21 | 南亞科技股份有限公司 | 確定一記憶體元件之一熔絲元件狀態的方法 |
US11749364B2 (en) | 2022-01-04 | 2023-09-05 | Nanya Technology Corporation | Semiconductor circuit and semiconductor device for determining status of a fuse element |
US11756641B2 (en) | 2022-01-04 | 2023-09-12 | Nanya Technology Corporation | Method for determining status of a fuse element |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0582680B2 (ja) * | 1984-10-24 | 1993-11-19 | Hitachi Micro System Kk | |
JPH0744255A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-02-14 | Nec Corp | 基準電位発生回路 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4446534A (en) * | 1980-12-08 | 1984-05-01 | National Semiconductor Corporation | Programmable fuse circuit |
US4670708A (en) * | 1984-07-30 | 1987-06-02 | Monolithic Memories, Inc. | Short detector for fusible link array using a pair of parallel connected reference fusible links |
US4625162A (en) * | 1984-10-22 | 1986-11-25 | Monolithic Memories, Inc. | Fusible link short detector with array of reference fuses |
US4639896A (en) * | 1984-11-30 | 1987-01-27 | Harris Corporation | Redundant row decoding for programmable devices |
US5345100A (en) * | 1991-03-29 | 1994-09-06 | Shindengen Electric Manufacturing Co., Ltd. | Semiconductor rectifier having high breakdown voltage and high speed operation |
KR0147194B1 (ko) * | 1995-05-26 | 1998-11-02 | 문정환 | 반도체 메모리 소자 |
US5583463A (en) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Micron Technology, Inc. | Redundant row fuse bank circuit |
US5731733A (en) * | 1995-09-29 | 1998-03-24 | Intel Corporation | Static, low current sensing circuit for sensing the state of a fuse device |
JPH10125742A (ja) * | 1996-10-22 | 1998-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路の良否判定方法及び半導体集積回路 |
US5859801A (en) * | 1997-03-28 | 1999-01-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Flexible fuse placement in redundant semiconductor memory |
JP3176324B2 (ja) * | 1997-07-29 | 2001-06-18 | 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 | 半導体集積回路 |
-
1999
- 1999-03-02 US US09/261,876 patent/US6157583A/en not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-02-11 SG SG200000790-6A patent/SG124223A1/en unknown
- 2000-02-11 TW TW089102281A patent/TW459240B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-02-25 JP JP2000048621A patent/JP4624516B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-28 EP EP00104086A patent/EP1039478A1/en not_active Withdrawn
- 2000-02-29 KR KR1020000010123A patent/KR100591026B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-03-01 CN CNB001036629A patent/CN1246854C/zh not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0582680B2 (ja) * | 1984-10-24 | 1993-11-19 | Hitachi Micro System Kk | |
JPH0744255A (ja) * | 1993-08-02 | 1995-02-14 | Nec Corp | 基準電位発生回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000251493A (ja) | 2000-09-14 |
CN1246854C (zh) | 2006-03-22 |
EP1039478A1 (en) | 2000-09-27 |
TW459240B (en) | 2001-10-11 |
KR100591026B1 (ko) | 2006-06-22 |
SG124223A1 (en) | 2006-08-30 |
KR20000062687A (ko) | 2000-10-25 |
CN1271167A (zh) | 2000-10-25 |
US6157583A (en) | 2000-12-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4624516B2 (ja) | ヒューズ検出回路およびその集積回路メモリ | |
US6281739B1 (en) | Fuse circuit and redundant decoder | |
US6633506B2 (en) | Antifuse detection circuit | |
US7525831B2 (en) | Method for improving sensing margin of electrically programmable fuses | |
US6498526B2 (en) | Fuse circuit and program status detecting method thereof | |
JP2888034B2 (ja) | 半導体メモリ装置 | |
US8305822B2 (en) | Fuse circuit and semiconductor memory device including the same | |
US20080024196A1 (en) | Systems and Methods for Efuse Fusing Time Reduction | |
US6351425B1 (en) | Method and circuit for high voltage programming of antifuses, and memory device and computer system using same | |
US20070168772A1 (en) | Circuits and methods for repairing defects in memory devices | |
US6731550B2 (en) | Redundancy circuit and method for semiconductor memory devices | |
US5058070A (en) | High speed memory with row redundancy | |
US5892716A (en) | Method and apparatus for global testing the impedance of a programmable element | |
US7257012B2 (en) | Nonvolatile semiconductor memory device using irreversible storage elements | |
US4567580A (en) | Redundancy roll call technique | |
US6922356B2 (en) | Method of operation for a programmable circuit | |
US20080062738A1 (en) | Storage element and method for operating a storage element | |
US6353336B1 (en) | Electrical ID method for output driver | |
US8803590B2 (en) | High speed low power fuse circuit | |
US6373770B1 (en) | Integrated circuit memory devices with configurable block decoder circuits | |
US6275443B1 (en) | Latched row or column select enable driver | |
JP3512953B2 (ja) | 半導体メモリ及びそのテスト方法 | |
TWI281671B (en) | An option fuse circuit using standard CMOS manufacturing process | |
JP2004079841A (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2002343095A (ja) | 半導体記憶装置およびそのテスト方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041217 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070209 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070209 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090915 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100924 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101012 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |