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JP4621555B2 - 圧入装置及び圧入方法 - Google Patents

圧入装置及び圧入方法 Download PDF

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JP4621555B2 JP2005205390A JP2005205390A JP4621555B2 JP 4621555 B2 JP4621555 B2 JP 4621555B2 JP 2005205390 A JP2005205390 A JP 2005205390A JP 2005205390 A JP2005205390 A JP 2005205390A JP 4621555 B2 JP4621555 B2 JP 4621555B2
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Description

本発明は、圧入部品を被圧入部品に圧入する圧入装置及び圧入方法に関する。
例えば、自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジングにベアリングを装着する方法の一つとして、従来より圧入が行われている。ベアリングをハウジングに圧入するには比較的強大な押圧力が必要であり、専用の油圧シリンダを備えた圧入装置が使用されていた。
そして、従来より、プレスフィットピンを押圧してプリント基板のスルーホールに圧入する際に、プレスフィットピンに対して押圧方向に沿って超音波振動を加えながら圧入することにより、プレスフィットピンの静的圧入力を軽減する圧入装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。
また、従来より、貫通孔を有する主体金具を支持体に固定し、シーズヒータを貫通孔に挿入して仮組みした後に、シーズヒータに対して押圧方向に沿って超音波振動を付加しながら軸方向に押圧して主体金具の貫通孔内に圧入することで、シーズヒータを主体金具に圧入させる際にシーズヒータと主体金具との偏心につながる過度の荷重が継続的にシーズヒータに加わるのを防ぎ、シーズヒータの主体金具に対する偏心、シーズヒータの折損を防ぐ圧入装置が知られている(例えば特許文献2を参照)。
特開2001−24393号公報 特開2003−336842号公報
しかしながら、上記ベアリングをハウジングに圧入する圧入装置等に設けられる専用の油圧シリンダは、比較的強大な押圧力を確保するために大型であり、エネルギー消費量が多く、ランニングコストが多大であり、装置の設計自由度に制約が多く、装置が高価であるという問題を有していた。
また、上記従来のプレスフィットピンに対して押圧方向に沿って超音波振動を加えながら圧入する装置やシーズヒータを主体金具に圧入する装置は、超音波振動を付加する振動子を間に介在させて圧入部品であるプレスフィットピンやシーズヒータを押圧し、被圧入部品であるプリント基板のスルーホールや主体金具に圧入している。
したがって、かかる構成を比較的強大な押圧力で被圧入部品に押圧することが要求される圧入部品の圧入装置に適用した場合には、振動子が強大な押圧力に耐えることができないという問題を有する。また、いずれの従来装置も、圧入部品であるプレスフィットピンやシーズヒータを押圧方向に振動させているので、かかる構成を例えばハウジングへのベアリングの圧入装置に適用した場合には、圧入部品であるベアリングを軸方向に振動させることとなり、ベアリングに不具合を発生させるおそれがある。そして更に、これらの装置には、圧入部品の被圧入部品への圧入移動に応じて振動子を追従させる移動機構を設けなければならず、装置の構造が複雑になる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、比較的強大な押圧力で被圧入部品に押圧することが要求される圧入部品の押圧力を簡単かつ確実に軽減できる圧入装置及び圧入方法を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明による圧入装置は、軸方向に延在する圧入穴が形成された被圧入部品を保持する保持手段と、該保持手段によって保持された前記被圧入部品の圧入穴に、該圧入穴の軸方向に沿って圧入部品を押圧する押圧手段と、該押圧手段の押圧方向と直交する方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加して振動させる振動手段とを備え、前記振動手段は、第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2振動子と、前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明による圧入装置は、円形の開口部から同一径で軸方向に延在する圧入穴が形成された被圧入部品を保持する保持手段と、該保持手段によって保持された前記被圧入部品の圧入穴に、一定径で軸方向に延在する外周面を有した圧入部品を該圧入部品の軸方向に沿って押圧する押圧手と、前記圧入穴の径方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加して振動させる振動手段とを備え、前記振動手段は、第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2の振動子と、前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の圧入装置において、前記振動手段は、前記振動子押接手段によって前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押接する押接力を調整可能な押接力調整手段を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧入装置において、前記振動手段は、超音波振動の振動周波数を20キロヘルツ〜100キロヘルツの範囲で変更可能な振動周波数変更手段を有することを特徴とする。
請求項5に記載の圧入方法の発明は、保持手段に保持された圧入穴が形成された被圧入部品に押圧手段により圧入部品を圧入する圧入方法において、第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2の振動子と、前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有し、前記振動子押接手段によって第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧し、かつ前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段により圧入方向と直交する方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加した状態で前記圧入部品を前記被圧入部品に圧入することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、振動手段が被圧入部品を間に介在させて対向配置された第1の振動子を有する第1の振動発生手段と第2の振動子を有する第2の振動発生手段とを備えており、振動子押接手段によって第1の振動手段と第2の振動手段の少なくとも一方を移動させて第1の振動子と第2の振動子との間に被圧入部品を挟持して、押圧方向と直交する方向の超音波振動を被圧入部品に付加しているので、被圧入部品を間に介して互いに対向する2方向から被圧入部品に超音波振動を付加することができ、押圧手段の押圧力に影響を受けることなく、被圧入部品に超音波振動を付加することができ、被圧入部品を確実に振動させることができる。よって、比較的強大な押圧力で被圧入部品に押圧することが要求される圧入部品の押圧力を簡単かつ確実に軽減でき、圧入部品を被圧入部品に容易に圧入できる。
また、例えば自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジングにベアリングを圧入する場合には、被圧入部品であるハウジングを振動させるので、圧入部品であるベアリングへの超音波振動による影響を抑制できる。
更に、保持手段によって保持された被圧入部品を超音波振動させるので、圧入過程においてその相対位置が変化する圧入部品に振動発生手段を同期させて追従させる必要がなく、構成を簡単なものにすることができる。
請求項2に記載の発明によると、振動手段が被圧入部品を間に介在させて対向配置された第1の振動子を有する第1の振動発生手段と第2の振動子を有する第2の振動発生手段とを備えており、振動子押接手段によって第1の振動手段と第2の振動手段の少なくとも一方を移動させて第1の振動子と第2の振動子との間に被圧入部品を挟持して、圧入穴の径方向に振動する超音波振動を被圧入部品に付加しているので、被圧入部品を間に介して互いに対向する2方向から被圧入部品に超音波振動を付加することができ、押圧手段の押圧力に影響を受けることなく、被圧入部品に超音波振動を付加することができ、被圧入部品を確実に振動させることができる。よって、比較的強大な押圧力で被圧入部品に押圧することが要求される圧入部品の押圧力を簡単かつ確実に軽減でき、圧入部品を被圧入部品に容易に圧入できる。
また、例えば自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジングにベアリングを圧入する場合には、被圧入部品であるハウジングを振動させるので、圧入部品であるベアリングへの超音波振動による影響を抑制できる。
更に、保持手段によって保持された被圧入部品を超音波振動させるので、圧入過程においてその相対位置が変化する圧入部品に振動発生手段を同期させて追従させる必要がなく、構成を簡単なものにすることができる。
請求項に記載の発明は、振動手段の構成の一例を具体的に示したものであり、これによれば、振動手段は、押接力調整手段を有しており、振動子押接手段によって第1の振動子及び第2の振動子を被圧入部品に押接する押接力を調整することができる。したがって、被圧入部品の材質や形状等に応じて押接力を変化させることができ、被圧入部品に超音波振動を適切に付加させることができる。
請求項に記載の発明は、振動手段の構成の一例を具体的に示したものであり、これによれば、振動手段は、振動周波数変更手段を有しており、超音波振動の振動周波数を20キロヘルツ〜100キロヘルツの範囲で変更することができる。したがって、圧入部品と被圧入部品の形状や材質等に応じて、圧入部品を被圧入部品に圧入するのに最適な振動周波数を選択して、被圧入部品を振動させることができる。
請求項に記載の発明によると、被圧入部品を間に介して互いに対向する2方向から被圧入部品に押圧方向と直交する方向の超音波振動を被圧入部品に付加しているので、押圧手段の押圧力に影響を受けることなく、被圧入部品に超音波振動を付加することができ、被圧入部品を確実に振動させることができる。よって、比較的強大な押圧力で被圧入部品に押圧することが要求される圧入部品の押圧力を簡単かつ確実に軽減でき、圧入部品を被圧入部品に容易に圧入できる。
また、例えば自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジングにベアリングを圧入する場合には、被圧入部品であるハウジングを振動させるので、圧入部品であるベアリングへの超音波振動による影響を抑制できる。
更に、保持手段によって保持された被圧入部品を超音波振動させるので、圧入過程においてその相対位置が変化する圧入部品に振動発生手段を同期させて追従させる必要がなく、構成を簡単なものにすることができる。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。図1は、本実施の形態に係わる圧入装置1の構成を説明する図である。
圧入装置1は、自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジング(被圧入部品)100に、ベアリング(圧入部品)110を圧入するものである。ハウジング100は、円柱状のボス部101と、ボス部101の一方端で段差を介して拡径された大径部102とを有している。そして、これらボス部101と大径部102の中心を貫通するように軸孔103が穿設されている。軸孔103の大径部102側の端部には、ベアリング110を軸方向外側から圧入可能な圧入穴104が軸孔103と同軸上に凹設されている。
圧入穴104は、大径部102の端面中央に円形の開口部104aが形成されており、開口部104aから同一径を有して軸方向に延在する凹部形状を有している。そして、ベアリング110は、その外周面が一定径で軸方向に延在するように形成されている。
圧入装置1は、テーブル3が床面(図示せず)に沿って設置され、そのテーブル3の上に門形フレーム4が立設されている。テーブル3は、水平に延在する上面部3aを有しており、その上面部3aの略中央位置には、ハウジング100を保持する保持手段10が設けられている。
保持手段10は、ハウジング100のボス部101を挿入可能な内径の保持穴13を有する保持台11を有している。保持台11は、所定の肉厚からなる円筒形状を有しており、下端がテーブル3の上面部3aに固定されて、テーブル3の上面部3aから上方に向かって延出し、その上端に載置面12が水平に延在するように形成されている。
載置面12は、保持台11の保持穴13にハウジング100のボス部を挿入することによってハウジング100の大径部102と対向し接面するように形成されている。保持穴13は、ボス部101の挿入によって保持穴13の内周面とボス部101の外周面との間に所定の間隙を有して対向する内径を有している。
したがって、保持手段10は、保持台11の保持穴13にハウジング100のボス部を挿入してハウジング100の大径部102を載置面12に載せることによって、ハウジング100をその軸孔103が上下方向に延在しかつ圧入穴104の開口部104aが上方に向かって開口する姿勢状態で保持でき、更に、保持穴13の内周面とボス部101の外周面との間に形成される所定の間隙の分だけ水平方向に移動できるように保持できる。
門形フレーム4は、テーブル3の左右両側の端部にそれぞれ立設された一対の縦部フレーム5L、5Rと、これら一対の縦部フレーム5L、5Rの上端部間に掛け渡されて保持台11の上方で水平に延在する上部フレーム6とによって構成されており、その上部フレーム6には、ベアリング110をハウジング100に押圧する押圧手段20が設けられている。
押圧手段20は、上部フレーム6の略中央位置に上部フレーム6から上方に向かって突出するように固定されたシリンダ本体21aと、シリンダ本体21aから下方に向かって突出して油圧の供給制御により上下に移動する油圧ラム21bとを有した油圧シリンダ21を有している。
油圧シリンダ21は、油圧の供給制御によって油圧ラム21bを下方(図中に大矢印で示す方向)に向かって移動させて保持台11に接近させ、保持台11に保持されたハウジング100の上方から圧入穴104に接近し、圧入穴104の開口部104aの上に載置されているベアリング110に当接し、ベアリング110を圧入穴104の軸方向に沿って下方に押圧して、圧入穴104に圧入するように構成されている。
また、門形フレーム4を構成する一対の縦部フレーム5L、5Rには、ハウジング100に超音波振動を付加して、ハウジング100を押圧手段20の押圧方向に直交する方向(図中に小矢印で示す方向)、換言すると、圧入穴104の径方向に振動させる振動手段30が設けられている。
振動手段30は、ハウジング100を間に介在させて互いに左右に離間した位置に配置された第1振動発生手段31及び第2振動発生手段41を有している。第1振動発生手段31は、左側の縦部フレーム5Lに固定されており、第1振動子32が押圧手段20の押圧方向と直交する方向に向かって突出し、ハウジング100の大径部102に第1振動子32の先端部が当接するように設けられている。
第2振動発生手段41は、右側の縦部フレーム5Rに、押圧手段20の押圧方向に直交する方向に沿って往復移動自在に支持されている。そして、第2振動子42の先端部がハウジング100の大径部102に対向して、第2振動発生手段41の前進移動により、押接可能に形成されている。
第1振動子32の先端部と第2振動子42の先端部には、それぞれ先端側に移行するにしたがって上下幅が漸次狭くなる楔状のホーンが形成されている。第1振動発生手段31と第2振動発生手段41は、振動制御手段(振動周波数調整手段)33からの制御信号に基づいて、押圧手段20の押圧方向に直交する方向に振動する超音波振動を発生させ、かつ複数種の第1振動子32及び第2振動子42から所望の振動数に合わせた振動子を選択装着する等により超音波振動の振動周波数を20キロヘルツ〜100キロヘルツの間で変更することができる構成を有している。
そして、右側の縦部フレーム5Rには、第2振動発生手段41を押圧手段20の押圧方向に直交する方向に沿って前進移動させて、第2振動子42をハウジング100の大径部102に押接する振動子押接手段50が設けられている。
振動子押接手段50は、シリンダ本体51aが右側の縦部フレーム5Rに固定され、シリンダロッド51bが第2振動発生手段41に連結された空圧シリンダ51を備えている。そして、圧縮空気の供給制御により、空圧シリンダ51のシリンダロッド51bをシリンダ本体51aから突出させて第2振動発生手段41を前進移動させ、第2振動子42をハウジング100の大径部102に当接させて、圧入穴104の径方向に押接し、第1振動子32との協同によりハウジング100の大径部102を圧入穴104の径方向に沿って両側から挟持するように構成されている。
また、空圧シリンダ51のシリンダ本体51aと圧縮空気の供給源との間には、圧縮空気の圧力を調整する空圧レギュレータ52が設けられており、第2振動子42をハウジング100の大径部102に押接する押接力を調整することができるようになっている(押接力調整手段)。これにより、第1振動子31と第2振動子42によりハウジング100の大径部102を挟持する力を可変させ、ハウジング100の材質や形状等に応じて、超音波振動を適切に付加することができる。
次に、上記構成を有する圧入装置1を用いた圧入方法について以下に説明する。
まず、押圧手段20の油圧ラム21bが上方に退避し、振動子押接手段50のシリンダロッド51bが右側に退避した状態で、ハウジング100を保持手段10に保持させる。ハウジング100の保持手段10への保持は、ハウジング100のボス部101を保持台11の保持穴13に挿入して大径部102を載置面12に載せることによって行われる。
これにより、ハウジング100は、軸孔103が上下方向に延在しかつ圧入穴104の開口部104aが上方に向かって開口する姿勢状態で保持され、更に、保持穴13の内周面とボス部101の外周面との間に形成される所定の間隙の分だけ水平方向に移動自在に保持され、ハウジング100の大径部102に第1振動発生手段31の第1振動子32が当接或いは所定の間隙を有して対向した状態とされる。
そして、ベアリング110を開口部104aの上に載置して、圧入穴104と同軸上にセットする。それから、振動子押接手段50のシリンダロッド51bをシリンダ本体51aから突出させて第2振動発生手段41を前進移動させ、第2振動子42をハウジング100の大径部102に当接させて押圧手段20の押圧方向に直交する方向に押接し、大径部102を第1振動子32と第2振動子42によって圧入穴104の径方向に沿って左右両側から挟持する。
そして、第1振動発生手段31と第2振動発生手段41により、それぞれ超音波振動を発生させて、第1振動子32と第2振動子42からハウジング100に圧入方向と直交する方向の超音波振動を付加し、ハウジング100を圧入穴104の径方向に振動させる。それから、かかる振動状態で押圧手段20の油圧ラム21bをシリンダ本体21aから突出させてベアリング110の上面に当接させ、ベアリング110を圧入穴104の軸方向に沿って下方に押圧して圧入穴104内に圧入する。
上記構成を有する圧入装置1によれば、押圧手段20の押圧方向と直交する方向の超音波振動をハウジング100に付加しているので、押圧手段20の押圧力に影響を受けることなく、ハウジング100に超音波振動を付加することができ、ハウジング100を確実に振動させることができる。
そして、ハウジング100を圧入穴104の径方向に振動させることができ、圧入穴104の内周面とベアリング110の外周面との間の摩擦抵抗を大幅に低減し、ベアリング110を凹部102に圧入するために必要とされる押圧力を大幅に軽減することができる。
これにより、例えば比較的強大な押圧力でハウジング100に押圧することが要求されるベアリング110の押圧力を簡単かつ確実に軽減できる。したがって、押圧手段20による押圧力を小さくして、押圧手段20の省エネルギー化を図ることができる。
また、圧入装置1は、振動手段30によってハウジング100を振動させており、ベアリング110には振動を加えていないので、ボールへの超音波振動による影響を抑制することができ、ベアリング110の所期の性能を確保できる。
そして、上記圧入装置1では、振動手段30が、第1振動子32と第2振動子42によってハウジング100を間に介して互いに対向する2方向からハウジング100に超音波振動を付加するので、ハウジング100をより強い力で確実に振動させることができる。
また、ハウジング100の材質や形状等に応じて押接力を調整することによって、ハウジング10に超音波振動を適切に付加できる。また、超音波振動の振動周波数をハウジング100の固有振動数に合わせる等、20キロヘルツ〜100キロヘルツの範囲で変更することによって、圧入に最適な振動周波数でハウジング100を振動させることができ、圧入を簡単かつ確実に行うことができる。
更に、上記圧入装置1は、保持手段10と押圧手段20を有した既存の圧入装置に、振動手段30を後付けすることによって簡単に構成することができ、容易に実施できるという効果を有している。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、第1振動発生手段31を左側の縦部フレーム5Lに固定し、第2振動発生手段41を右側の縦部フレーム5Rに往復移動自在に設けて振動子押接手段50により前進移動させて、第1振動子32と第2振動子42との間にハウジング100を挟持する場合を例に説明したが、第1振動発生手段31も左側の縦部フレーム5Lに往復移動自在に設けて振動子押接手段50により前進移動させて、第1振動子32と第2振動子42との間にハウジング100を挟持してもよい。
また、上述の実施の形態では、振動手段30が第1振動発生手段31と第2振動発生手段41という2つの振動発生手段を有する場合を例に説明したが、振動発生手段を1つとしてもよい。例えば上記実施の形態の場合では、ハウジング100が保持台11上で水平方向に移動しないように、クランプなどによって保持し、押圧手段20の押圧方向に直交する方向に沿って振動発生手段を移動させて、振動子をハウジング100の大径部102に当接させて、圧入穴104の径方向に押接することによって、ハウジング100に超音波振動を付加する構成とする。これによれば、振動発生手段及び振動子を1個に減らすことができ、圧入装置1の部品コストや製造コストを低減できる。
また、上述の実施の形態では、被圧入部品の例として自動車のアクスルシャフトを回転自在に支持するハウジング100、圧入部品の例としてベアリング110を例に説明したが、ブッシュやオイルシールの圧入等にも適用できるものである。
本実施の形態に係わる圧入装置の構成を説明する図である。
符号の説明
1 圧入装置
10 保持手段
20 押圧手段
30 振動手段
31 第1振動発生手段
32 第1振動子
33 振動制御手段(振動周波数調整手段)
41 第2振動発生手段
42 第2振動子
50 振動子押接手段
52 空圧レギュレータ(押接力調整手段)
100 ハウジング(被圧入部品)
104 圧入穴
104a 開口部
110 ベアリング(圧入部品)

Claims (5)

  1. 軸方向に延在する圧入穴が形成された被圧入部品を保持する保持手段と、
    該保持手段によって保持された前記被圧入部品の圧入穴に、該圧入穴の軸方向に沿って圧入部品を押圧する押圧手段と、
    該押圧手段の押圧方向と直交する方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加して振動させる振動手段とを備え、
    前記振動手段は、
    第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、
    第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2振動子と、
    前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有することを特徴とする圧入装置。
  2. 円形の開口部から同一径で軸方向に延在する圧入穴が形成された被圧入部品を保持する保持手段と、
    該保持手段によって保持された前記被圧入部品の圧入穴に、一定径で軸方向に延在する外周面を有した圧入部品を該圧入部品の軸方向に沿って押圧する押圧手と、
    前記圧入穴の径方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加して振動させる振動手段とを備え、
    前記振動手段は、
    第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、
    第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2の振動子と、
    前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有することを特徴とする圧入装置。
  3. 前記振動手段は、前記振動子押接手段によって前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押接する押接力を調整可能な押接力調整手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の圧入装置。
  4. 前記振動手段は、超音波振動の振動周波数を20キロヘルツ〜100キロヘルツの範囲で変更可能な振動周波数変更手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧入装置。
  5. 保持手段に保持された圧入穴が形成された被圧入部品に押圧手段により圧入部品を圧入する圧入方法において、
    第1の振動発生手段及び該第1の振動発生手段に設けられて前記第1振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第1振動子と、
    第2の振動発生手段及び該第2の振動発生手段に設けられて前記第2振動発生手段によって発生した超音波振動により振動する第2の振動子と、
    前記被圧入部品を間に介在させて対向配置された前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段の少なくとも一方を移動させて前記第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧する振動子押接手段とを有し、
    前記振動子押接手段によって第1の振動子と第2の振動子との間に前記被圧入部品を挟持させると共に前記第1の振動子及び第2の振動子を前記被圧入部品に押圧し、かつ前記第1の振動子を有する第1の振動発生手段と前記第2の振動子を有する第2の振動発生手段により圧入方向と直交する方向の超音波振動を前記被圧入部品に付加した状態で前記圧入部品を前記被圧入部品に圧入することを特徴とする圧入方法。
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