JP4611401B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
この場合、中継基地局(周波数が送信と受信で同じ直接中継型)においては、高い中継利得を得る必要があるとともに、発振を抑えるため、基地局向けのアンテナと移動局(携帯電話機)向けのアンテナとの間で、高いアイソレーション量が必要なる。
前山 利幸他1名,「回り込み干渉抑圧機能を搭載したCDMAセルラ用リピータの開発」,電子情報通信学会誌 B Vol.J87-B No.9 pp.1194-1202 2004年 9月 奈良 武治他3名,「チョークを装荷したブースタ局低サイドローブマイクロストリップアレーアンテナ」,(アンテナ伝播研究会(AP) A・P83-4 pp.19-24 1983年4月)
しかしながら、前述した手法では、中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナとの間の間隔を広げる必要があり、中継基地局の小型化を図ることが困難である。
中継基地局の小型化を図るためには、基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの2つのアンテナ間の間隔を狭くし、その上で、2つのアンテナ間のアイソレーションを向上させることが必要となる。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、金属柱を挟んで2個の偏波共用アンテナを配置したアンテナ装置において、2個の偏波共用アンテナ間のアイソレーションを向上させることが可能となる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
(1)金属柱と、前記金属柱を挟んで配置される2個の平面型の偏波共用アンテナを有し、λoを使用中心周波数の自由空間波長とするとき、前記2個の偏波共用アンテナの間隔は、0.3λo〜0.5λoであり、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから垂直偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから水平偏波の電波を放射するアンテナ装置であって、前記平面型の偏波共用アンテナは、(2×2)個の偏波共用アンテナ素子を有し、前記各偏波共用アンテナ素子は、一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子を有し、前記一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と前記一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子とは矩形形状に配置され、前記各偏波共用アンテナ素子は、前記一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と前記一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子とで形成される矩形形状の中心間隔が、0.6λo〜0.8λoとなるように配置され、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子の2×(2×2)個の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心に近い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力を「1」とするとき、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力は、「0.5」であり、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子の2×(2×2)個の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心に近い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力を「1」とするとき、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力は、「0.5」である。
(3)(1)において、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから垂直偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから水平偏波の電波を放射する代わりに、前記2個の偏波共用アンテナのそれぞれから、右旋あるいは左旋円偏波の電波を放射する。
(4)(3)において、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナと他方の偏波共用アンテナから直交円偏波の電波を放射、あるいは、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナと他方の偏波共用アンテナから同一円偏波の電波を放射する。
本発明によれば、金属柱を挟んで2個の偏波共用アンテナを配置したアンテナ装置において、2個の偏波共用アンテナ間のアイソレーションを向上させることが可能となる。
なお、実施例を説明するための全図であって、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの全体構成を示す斜視図である。
図1において、1は鋼管柱などの金属柱、2、3はそれぞれ偏波共用アンテナである。ここで、偏波共用アンテナ2が基地局向けのアンテナであり、偏波共用アンテナ3が移動局(携帯電話機)向けのアンテナである。なお、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3との間の間隔(d1)は、0.3λo≦d1≦0.5λoとされる。ここで、λoは、使用中心周波数における自由空間波長である。
図2は、図1に示す偏波共用アンテナ2(あるいは、偏波共用アンテナ3)の構成を説明するための斜視図である。
図2に示すように、図1に示す偏波共用アンテナ2(あるいは、偏波共用アンテナ3)は、マトリクス状に配置される、4(=2×2)個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)を有する。
ここで、4個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)は、例えば、誘電体基板11上に、例えば、プリント配線板の回路形成技術であるエッチング手法を用いて形成される。反射板は、一辺の長さ(d4)が約1.6λoの正方形形状である。また、4個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)は、誘電体基板11上に、偏波共用アンテナ素子(101〜104)の中心間の間隔(d2、d3)が、0.6λo≦d2、d3≦0.8λoとなるように配置される。
図3に示すように、図2に示す偏波共用アンテナ素子(101〜104)は、一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)とを有する。そして、一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)とは、図3の点線枠で示すように正方形形状を形成するように配置される。
この正方形形状の中心が、偏波共用アンテナ素子(101〜104)の中心となる。また、一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)の長さは、λの電気長とされる。誘電体基板11の比誘電率をεrとすると、λは、λ=λo/(2×√εr)で求められる。
図4は、図3に示す一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)との間の偏波間結合量を示すグラフである。
図4のグラフから、図3に示す一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)と、一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)との間の偏波間結合量は、815MHz〜875MHzの間で、−30dB以下となることが分かる。
また、本実施例では、図5に示すように、図1に示す偏波共用アンテナ2あるいは偏波共用アンテナ3の中で水平偏波の励振電力が供給されるアンテナでは、2×4個の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(20,21)の中で、4個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)で構成される矩形形状の中心に近い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力(図5において、「1」が付与された半波長ダイポールアンテナ素子)が、4個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(図5において、「0.5」が付与された半波長ダイポールアンテナ素子)の励振電力よりも大きくなっている。
また、図6に示すように、図1に示す偏波共用アンテナ2あるいは偏波共用アンテナ3の中で垂直偏波の励振電力が供給されるアンテナでは、2×4個の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(22,23)の中で、4個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)で構成される矩形形状の中心に近い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力(図6において、「1」が付与された半波長ダイポールアンテナ素子)が、4個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子(図6において、「0.5」が付与された半波長ダイポールアンテナ素子)の励振電力よりも大きくなっている。なお、図5、図6、および後述する図9において、誘電体基板11は実線で図示している。
2×4個の水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、4個の偏波共用アンテナ素子(101〜104)で構成される矩形形状の中心に近い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力を、4個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力よりも大きくすることにより、後述する図7、図8に示すサイドローブを減少させることが可能となる。
図7、図8において、実線が主偏波の水平面内指向特性を示し、破線が交差偏波の水平面内指向特性を示す。
図7、図8に示すグラフから、角度が0度の時に、交差偏波が、主偏波よりも−30dB、あるいは、−25dB以下となること、および、交差偏波が、主偏波に比して大きく減衰していることが分かる。即ち、図7、図8に示すグラフから、交差偏波が、角度が0度方向の時だけでなく全方向にわたり主偏波に比して大きく減衰させることが可能である。
したがって、本実施例において、例えば、基地局アンテナとの間の無線通信に水平偏波の電波を使用し、移動局のアンテナとの間の無線通信に垂直偏波の電波を使用することにより、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3との間のアイソレーションを向上させることが可能となる。
なお、本実施例において、図1に示す偏波共用アンテナ2あるいは偏波共用アンテナ3は、nを2以上の整数とするとき、(n×n)個の偏波共用アンテナ素子(101〜10n)をマトリクス状に配置するようにしてもよい。
この場合にも、2×(n×n)個の水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、(n×n)個の偏波共用アンテナ素子(101〜10n)で構成される矩形形状の中心に近い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力が、(n×n)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力よりも大きくされる。
例えば、図9に示すように、(3×3)個の偏波共用アンテナ素子(101〜109)をマトリクス状に配置した場合には、中心の水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に、1の励振電力を、次に中心の水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に近い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に、0.5の励振電力を、次に水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に近い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に、0.25の励振電力を、最も中心の水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子から遠い水平偏波および垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子に、0.125の励振電力を供給する。
同様に、図10に示すように、90°ハイブリッド回路(HYB)を使用することにより、図1に示す偏波共用アンテナ2と、偏波共用アンテナ3から、右旋あるいは左旋円偏波の電波を放射することが可能である。
これにより、後述する図11ならびに図17のような変形例で中継基地局を運用した場合において、偏波面を変更した上で、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3との間のアイソレーションを調整させることが可能となる。なお、アイソレーション量を確保するために、円偏波を利用する際に、直接結合を優先的に抑制したい場合は、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3から直交円偏波(右−左、左−右)の電波を放射用し、周辺からの第一反射波を優先的に抑制したい場合は、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3から同一円偏波(右−右、左−左)の電波を放射するのが望ましい。
図11は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例1の全体構成を示す斜視図である。
図11に示す変形例は、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3とを背中合わせに配置するのではなく、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3とを金属柱1を挟んで上下位置に配置したものである。
[変形例2]
図12は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例2の全体構成を示す斜視図である。
図12に示す変形例は、図11に示す変形例において、偏波共用アンテナ3を下向きに傾け、偏波共用アンテナ3から放射される電波が下向きになるようにしたものである。
[変形例3]
図13は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例3の全体構成を示す斜視図である。
図13に示す変形例は、図11に示す変形例において、偏波共用アンテナ3を左右に回転させ、偏波共用アンテナ3から放射される電波の方向を可変したものである。
図14は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例4の全体構成を示す斜視図である。
図14に示す変形例は、図11に示す変形例において、平面型の偏波共用アンテナ3に代えて、セクタ用の偏波共用アンテナ4を採用したものである。
図15は、図14に示す偏波共用アンテナ4の一例を示す図である。
図15に示す偏波共用アンテナ4は、水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子30と、垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子31とを、誘電体基板12上に上下に配置して構成される。なお、図15において、13は反射板である。
このような構成でも、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ4との間のアイソレーションをさらに向上させることが可能となる。
[変形例5]
図16は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例5の全体構成を示す斜視図である。
図16に示す変形例は、図14に示す変形例において、偏波共用アンテナ4を下向きに傾け、偏波共用アンテナ4から放射される電波が下向きになるようにしたものである。
[変形例6]
図17は、本発明の実施例の中継基地局における基地局向けのアンテナと移動局向けのアンテナの変形例6の全体構成を示す斜視図である。
図12に示す変形例は、図14に示す変形例において、偏波共用アンテナ4を左右に回転させ、偏波共用アンテナ4から放射される電波の方向を可変したものである。
例えば、一方の偏波共用アンテナを変更した場合や、偏波共用アンテナの放射方向を変化させる等の運用設置条件の変化に応じて、偏波面を変えて、偏波共用アンテナ2と偏波共用アンテナ3との間のアイソレーション量を調整するような場合に、偏波共用アンテナ2から放射する電波として、垂直偏波、水平偏波、+45°偏波、−45°偏波、あるいは、右旋または左旋円偏波の中のいずれかを採用し、偏波共用アンテナ3から放射する電波として、垂直偏波、水平偏波、+45°偏波、−45°偏波、あるいは、右旋または左旋円偏波の中のいずれかを採用することも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲であって種々変更可能であることは勿論である。
2,3、4 偏波共用アンテナ
101〜109 偏波共用アンテナ素子
11,12 誘電体基板
13 反射板
20,21,30 水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子
22,23,31 垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子
HYB ハイブリッド回路
Claims (4)
- 金属柱と、
前記金属柱を挟んで配置される2個の平面型の偏波共用アンテナを有し、
λoを使用中心周波数の自由空間波長とするとき、前記2個の偏波共用アンテナの間隔は、0.3λo〜0.5λoであり、
前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから垂直偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから水平偏波の電波を放射するアンテナ装置であって、
前記平面型の偏波共用アンテナは、(2×2)個の偏波共用アンテナ素子を有し、
前記各偏波共用アンテナ素子は、一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と、
一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子を有し、
前記一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と前記一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子とは矩形形状に配置され、
前記各偏波共用アンテナ素子は、前記一対の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子と前記一対の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子とで形成される矩形形状の中心間隔が、0.6λo〜0.8λoとなるように配置され、
前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子の2×(2×2)個の水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心に近い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力を「1」とするとき、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い水平偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力は、「0.5」であり、
前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子の2×(2×2)個の垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の中で、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心に近い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力を「1」とするとき、前記(2×2)個の偏波共用アンテナ素子で構成される矩形形状の中心から遠い垂直偏波用の半波長ダイポールアンテナ素子の励振電力は、「0.5」であることを特徴とするアンテナ装置。 - 前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから垂直偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから水平偏波の電波を放射する代わりに、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから+45°偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから−45°偏波の電波を放射することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナから垂直偏波の電波を放射し、前記2個の偏波共用アンテナの他方の偏波共用アンテナから水平偏波の電波を放射する代わりに、前記2個の偏波共用アンテナのそれぞれから、右旋あるいは左旋円偏波の電波を放射することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナと他方の偏波共用アンテナから直交円偏波の電波を放射、あるいは、前記2個の偏波共用アンテナの一方の偏波共用アンテナと他方の偏波共用アンテナから同一円偏波の電波を放射することを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。
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