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JP4604968B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は固定スクロールと旋回スクロールとを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロールの円軌道運動により圧縮室が外周部から中心部に容積を小さくしながら移動するのを利用して流体の吸入、圧縮、吐出を繰り返し行うスクロール圧縮機に関するものである。
従来、この種のスクロール圧縮機は、旋回スクロールの鏡板に圧縮室への給油孔を形成している(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部縦断面図を示すものである。図4に示すように、固定スクロール1と、旋回スクロール2と、主軸受部材3から構成され、旋回スクロール2の鏡板2aに圧縮室4への給油孔5を形成している。
特開2004−225644号公報
しかしながら、前記従来の構成では、旋回スクロールの鏡板に高圧オイルの給油孔を設け、旋回スクロールの旋回運動により給油孔は旋回スクロールの外壁側圧縮室と内壁側圧縮室の両方に交互に開口する。通常両方の圧縮室の圧力は異なり、圧力の低い圧縮室側は吐出圧との差圧が大きいため過剰なオイルが供給され性能低下を起こす。また、圧力の低い圧縮室側の給油量を減らすために、圧力の高い圧縮室側への開口割合を増やした場合、圧力の高い圧縮室側の圧力は運転条件の圧縮比により、吐出圧との圧力差が大きく変化するため、運転条件により給油量がばらつき、圧縮比が小さく低負荷の運転では圧力上昇が早いため圧縮室の圧力が吐出圧より高くなり圧縮されたガスが逆流する場合があり、性能低下が発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、過剰なオイル供給や圧縮ガスの逆流等による性能低下が起こることなく、信頼性の高い高効率なスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、旋回スクロールの鏡板に、旋回スクロールの背面空間と、固定スクロールのラップと旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室とを連通する給油孔を、給油孔の旋回スクロールの背面空間側が仕切り手段により仕切られた高圧部と低圧部に交互に開口し、給油孔の圧縮室側は背面空間側が高圧部に開口しているときは旋回スクロールの外壁と固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室に開口し、背面空間側が低圧部に開口しているときは旋回スクロールの内壁と固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室に開口するように設けたものである。
これによって、圧力の高い旋回スクロールの外壁と固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室(以下、圧縮室A)へ給油孔が開口するときは旋回スクロールの背面空間の高圧部のオイルが供給され、圧力の低い旋回スクロールの内壁と固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室(以下、圧縮室B)へ給油孔が開口するときは旋回スクロールの背面空間の低圧部のオイルが供給されるため、小さい差圧で給油されるので過剰なオイル供給を抑えることができ、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現することができる。
本発明のスクロール圧縮機は、過剰なオイル供給を抑えることができるため、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現できるため、性能低下や信頼性の低下を抑えられる。
第1の発明は、密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、同じく前記主軸受部材に前記旋回スクロールの背面空間を高圧部と低圧部に仕切る仕切り手段を有し、前記オイル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記仕切り手段の低圧側とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けた密閉型スクロール圧縮機において、前記旋回スクロールの鏡板に、前記旋回スクロールの背面空間と、前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室とを連通する給油孔を、前記給油孔の前記旋回スクロールの背面空間側が前記仕切り手段により仕切られた高圧部と低圧部に交互に開口し、前記給油孔の圧縮室側は、背面空間側が高圧部に開口しているときは前記旋回スクロールの外壁と前記固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室に開口し、背面空間側が低圧部に開口しているときは前記旋回スクロールの内壁と前記固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室に開口するように設けることで、圧力の高い圧縮室Aへ給油孔が開口するときは旋回スクロールの背面空間の高圧部のオイルが供給され、圧力の低い圧縮室Bへ給油孔が開口するときは旋回スクロールの背面空間の低圧部のオイルが供給され、小さい差圧で給油されるので、過剰なオイル供給を抑えることができ、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現できるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の給油孔の圧縮室側が、圧縮室Aの圧力が旋回スクロールの背面空間の高圧部の圧力より低くなる範囲で、圧縮室Aに連通する位置に設けることで、圧縮室Aからの圧縮ガスの逆流が無く、性能悪化が抑えられる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の給油孔の圧縮室側が、圧縮室Bが吸入ガスを閉じ込んだ後で圧力が旋回スクロールの背面空間の低圧部の圧力より低くなる範囲で、圧縮室Bに連通する位置に設けることで、吸入過熱や圧縮室Bからの圧縮ガスの逆流が無く、体積効率の低下等の性能悪化が抑えられる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の給油孔の圧縮室側が、圧縮室Aに開口する割合が、圧縮室Bに開口する割合より少なくすることで、運転条件により圧縮室Aの圧力と旋回スクロールの背面空間の高圧部の圧力との圧力差が大きく変化し運転条件により給油量が大きく変わることを抑えることができ、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現できるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の給油孔に絞り部を設けたことで、給油量を低減することができ、過剰なオイル供給による性能悪化を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスクロール圧縮機の縦断面図を示すものである。また、図2は、本発明の第1の実施の形態における圧縮機構部の横断面図を示すものである。
図1、図2において、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めなどで固定した、クランクシャフト12の主軸受部材13と、この主軸受部材13上にボルト止めした固定スクロール14との間に、固定スクロール14と噛み合う旋回スクロール15を挟み込んでスクロール式の圧縮機構16を構成し、旋回スクロール15と主軸受部材13との間に旋回スクロール15の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転防止機構17を設け、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aを旋回スクロール15に設けた旋回軸受18に嵌合させている。固定スクロール14の外周部には冷媒ガスを吸入するための吸入室19が設けられ、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20が嵌合されている。
クランクシャフト12の下端は密閉容器11の下部のオイル溜まり21に達して、密閉容器11内に溶接や焼き嵌めして固定された副軸受部材22により安定に回転できるように軸支されている。
電動機23は主軸受部材13と副軸受部材22との間に位置して、密閉容器11に溶接や焼き嵌めなどして固定された固定子23aと、クランクシャフト12の途中の外まわりに一体に結合された回転子23bとで構成され、回転子23bの上下端面の外周部分には、回転子23bおよびクランクシャフト12が安定して回転し、旋回スクロール15を安定して円軌道運動させるため、ピン24により止め付けられたバランスウェイト25a、25bが設けられている。
給油機構はクランクシャフト12の下端で駆動されるポンプ26によって構成され、オイル溜まり21内のオイルを供給するため、クランクシャフト12には軸方向に貫通している給油通路27を形成している。
旋回スクロール15外周部には背圧室28が固定スクロール14と主軸受部材13により形成され、旋回軸部12aと旋回スクロール15の間に形成される旋回軸受部空間29から半径方向に背圧室28まで貫通した給油経路30が旋回スクロール15の鏡板15a内に設けられている。
旋回スクロール15の鏡板15aの主軸受部材13側は主軸受部材13に配設した断面が矩形のシール材31により仕切られており、内側は高圧、外側は背圧室28となり背圧制御機構により吸入圧と吐出圧の中間圧となっている。
旋回スクロール15の鏡板15aには、旋回スクロール15の鏡板15aの主軸受部材13側と圧縮室33とを連通する給油孔32が設けられ、給油孔32の主軸受部材13側はシール材31の内側の高圧部と外側の背圧室28に交互に開口する。
給油孔32の圧縮室33側は、主軸受部材13側がシール材31の内側の高圧部に開口しているときは、圧縮室Aに開口し、主軸受部材13側がシール材31の外側の背圧室28に開口しているときは、圧縮室Bに開口する。
以上のように構成されたスクロール圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、電動機23によりクランクシャフト12が回転駆動されるに伴い、クランクシャフト12の上端にある旋回軸部12aが偏心駆動することにより旋回スクロール15を円軌道運動させ、これにより固定スクロール14と旋回スクロール15との間に形成している圧縮室33が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器11外に通じた吸入パイプ20および固定スクロール14の外周部の吸入室19から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール14の中央部の吐出口34からリード弁35を押し開いて容器内吐出室36に吐出させることを繰り返す。
吐出された冷媒ガスは、圧縮機構部16を貫通する吐出ガス通路37を通り回転子23b上部に到達し、回転子23bに貫通している回転子ガス通路38を通って密閉容器11の下部に導かれ、固定子23a外周に配した固定子ガス通路39、圧縮機構部16外周に配した圧縮機構部切り欠き40を通って密閉容器11の上部に到達し、吐出管41から密閉容器11外へ吐出される。
また、オイル溜まり21内のオイルはポンプ26によりクランクシャフト12を軸方向に貫通している給油通路27を通じて旋回軸受部空間29に供給される。供給されたオイルは2系統に分岐され、1系統は旋回軸受18と旋回軸部12aを潤滑し、主軸部12bと主軸受42を潤滑した後、主軸受部材13の下に滴下し、最終的にオイル溜まり21に回収される。
もう1系統は、旋回軸受部空間29と背圧室28との差圧により給油経路30を通って背圧室28に導かれる。背圧室28に導かれたオイルは背圧制御弁と通って吸入室19に供給される。
給油孔32の主軸受部材13側は旋回スクロール15の円軌道運動により、シール材31の内側の高圧部と外側の背圧室28に交互に開口し、給油孔32の主軸受部材13側が高圧部に開口しているときは給油孔32の圧縮室33側は、より圧力の高い圧縮室Aに開口し、圧力差により高圧部のオイルが圧縮室Aに給油される。給油孔32の主軸受部材13側が背圧室28に開口しているときは給油孔32の圧縮室33側は、より圧力の低い圧縮室Bに開口し、圧力差により背圧室28のオイルが圧縮室Bに給油される。圧縮室33の圧力と供給されるオイルの圧力との差を小さくすることができ、過剰なオイルの供給を抑えることができる。
以上のように本実施の形態においては、旋回スクロール15の鏡板15aに、旋回スクロール15の鏡板15aの主軸受部材13側と圧縮室33とを連通する給油孔32が設けられ、給油孔32の主軸受部材13側はシール材31の内側の高圧部と外側の背圧室28に交互に開口し、給油孔32の圧縮室33側は、主軸受部材13側がシール材31の内側の高圧部に開口しているときは、圧縮室Aに開口し、主軸受部材13側がシール材31の外側の背圧室28に開口しているときは、圧縮室Bに開口することにより、給油孔32の主軸受部材13側が高圧部に開口しているときは給油孔32の圧縮室33側は、より圧力の高い圧縮室Aに開口し、圧力差により高圧部のオイルが圧縮室Aに給油され、給油孔32の主軸受部材13側が背圧室28に開口しているときは給油孔32の圧縮室33側は、より圧力の低い圧縮室Bに開口し、圧力差により背圧室28のオイルが圧縮室Bに給油され、圧縮室33の圧力と供給されるオイルの圧力との差を小さくすることができ、過剰なオイルの供給を抑えることができ、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現できるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることができる。
また、図3のように本実施の形態においては、圧縮室Aの圧力が高圧部の圧力より低くなる範囲で、給油孔32の圧縮室33側が圧縮室Aに連通する位置に設けることにより、
圧縮室Aからの圧縮ガスの逆流を抑えることができるため、性能低下を抑えることができる。
また、図3のように本実施の形態においては、圧縮室Bが吸入ガスを閉じ込んだ後で圧縮室Bの圧力が背圧室28の圧力より低くなる範囲で、給油孔32の圧縮室33側が圧縮室Bに連通する位置に設けることにより、吸入過熱や圧縮ガスの逆流を抑えることができるため、体積効率の低下等の性能悪化を抑えることができる。
また、本実施の形態においては、給油孔32に絞り部43を設けることにより、給油量を低減できるため、性能悪化を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、過剰なオイル供給を抑えることができる、広範囲な運転条件で適正な給油量を実現できるため、性能低下や信頼性の低下を抑えることが可能となるので、高効率で信頼性の高いスクロール圧縮機を提供することができる。さらに、製品であるルームエアコン等の空調機やヒートポンプ式給湯機として、より省エネで環境に優しい快適な製品とすることが可能である。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の圧縮機構部の横断面図 本発明の実施の形態1における圧縮室の圧力線図 従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部の縦断面図
符号の説明
11 密閉容器
12 クランクシャフト
12a 旋回軸部
12b 主軸部
13 主軸受部材
14 固定スクロール
15 旋回スクロール
15a 鏡板
16 圧縮機構
17 自転防止機構
18 旋回軸受
19 吸入室
20 吸入パイプ
21 オイル溜まり
22 副軸受部材
23 電動機
23a 固定子
23b 回転子
24 ピン
25a、25b バランスウェイト
26 ポンプ
27 給油通路
28 背圧室
29 旋回軸受部空間
30 給油経路
31 シール材
32 給油孔
33 圧縮室
33a 圧縮室A
33b 圧縮室B
34 吐出口
35 リード弁
36 容器内吐出室
37 吐出ガス通路
38 回転子ガス通路
39 固定子ガス通路
40 圧縮機構部切り欠き
41 吐出管
42 主軸受
43 絞り部

Claims (5)

  1. 密閉容器内に、圧縮機構部と電動機とオイル溜まりを配し、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロールのラップに対向して噛み合うラップを有する旋回スクロールと、この旋回スクロールを前記固定スクロールとにより挟む位置に設けられた主軸受部材と、前記旋回スクロールの鏡板に設けられた旋回軸受部に嵌合し旋回スクロールを旋回運動させる旋回軸を有するクランクシャフトと、前記主軸受部材に設けられ前記クランクシャフトを軸支する主軸受部と、同じく前記主軸受部材に前記旋回スクロールの背面空間を高圧部と低圧部に仕切る仕切り手段を有し、前記オイル溜まりのオイルを前記クランクシャフトに軸方向に貫通する給油通路を通じて前記旋回軸端の旋回軸受部空間に供給する給油機構を有し、前記旋回軸受部空間と前記仕切り手段の低圧側とを連通する給油経路を前記旋回スクロール鏡板内に設けた密閉型スクロール圧縮機において、前記旋回スクロールの鏡板に、前記旋回スクロールの背面空間と、前記固定スクロールのラップと前記旋回スクロールのラップにより形成される圧縮室とを連通する給油孔を、前記給油孔の前記旋回スクロールの背面空間側が前記仕切り手段により仕切られた高圧部と低圧部に交互に開口し、前記給油孔の圧縮室側は、背面空間側が高圧部に開口しているときは前記旋回スクロールの外壁と前記固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室に開口し、背面空間側が低圧部に開口しているときは前記旋回スクロールの内壁と前記固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室に開口するように設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記給油孔の圧縮室側は、前記旋回スクロールの外壁と前記固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室の圧力が、前記旋回スクロールの背面空間の高圧部の圧力より低くなる範囲で、前記旋回スクロールの外壁と前記固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室に連通する位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記給油孔の圧縮室側は、前記旋回スクロールの内壁と前記固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室が、吸入ガス閉じ込み後で圧縮室の圧力が前記旋回スクロールの背面空間の低圧部の圧力より低くなる範囲で、前記旋回スクロールの内壁と前記固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室に連通する位置に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記給油孔の圧縮室側が、前記旋回スクロールの外壁と前記固定スクロールの内壁によって形成される圧縮室に開口する割合が、前記旋回スクロールの内壁と前記固定スクロールの外壁によって形成される圧縮室に開口する割合より少ないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記給油孔に絞り部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
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