JP4697157B2 - 電流センサの製造方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明を説明する上での基本構成を示す第1の実施形態について図1ないし図4を参照しながら説明する。
図1及び図2には電流センサの正面図及び分解斜視図が示されている。これら図1及び図2において、電流センサ1は、上面が開口した矩形容器状のケース2にコア3およびホールICからなる磁気センサ4を収容し、ケース2内に樹脂5を充填した状態に形成されたものである。
まず、第1に、図3に示すように、ケース2内に磁気センサ4を組み付ける。ケース2はパレット7に載置された状態で生産ラインを移動しており、磁気センサ4の組み付け位置に来ると、磁気センサ4つまりホールICがケース2内の所定位置に配置し、図示しないリード端子を半田付けあるいは溶接などにより固定される。このとき、磁気センサ4のリード端子は外部の端子に電気的に接続可能な状態となっている。
図5は本発明に係る第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、組み立てに使用するパレット7にコア吸着用磁石8に加えてコア吸着用磁石10を設けたところである。図5に示すように、ケース2の外周壁2aに対応してコア吸着用磁石8を設けたのに対して、外周壁2aと直交する下辺側の外周壁2cに対応するようにコア吸着用磁石10を設けている。
図6は第3の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、組み立て用のパレット7に、永久磁石からなるコア吸着用磁石8に代えて電磁石からなるコア吸着用磁石11を設けている点である。コア吸着用磁石11は、通電用の端子11aがパレット7の外部に導出されており、組み立て工程においては、端子11aを介して外部から給電されるようになっている。
図7は本発明に係る第4の実施形態を示すもので、第2の実施形態と異なるところは、組み立て用パレット7に、永久磁石からなるコア吸着用磁石8、10に代えて電磁石からなるコア吸着用磁石11、12を設けている点である。コア吸着用磁石11、12は、通電用の端子11a、12aがパレット7の外部に導出されており、組み立て工程においては、それぞれ端子11a、12aを介して外部から給電されるようになっている。
(第5の実施形態)
図8および図9は第5の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、パレット7に設けるコア吸着用磁石8に代えて、パレット7の上面に埋め込むように配置した永久磁石製のコア吸着用磁石13を設けたところである。
図10は第6の実施形態を示すもので、第5の実施形態と異なるところは、パレット7に埋め込み配置するコア吸着用磁石13に代えて、電磁石製のコア吸着用磁石14を設けたところである。これにより、ケース2にコア3を収容した状態でパレット7に載置し、コア吸着用磁石14の端子14aに通電すると、コア3が吸着固定されるようになる。
図11および図12は第7の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、パレット7に、コア吸着用磁石8に代えて、ケース2を位置決めする位置決め部15とコア押さえ装置16とを設けたところである。
図13は第8の実施形態を示すもので、第7の実施形態と異なるところは、コア押さえ装置16に代えて、コア押さえ装置17をパレット7に設けたところである。コア押さえ装置17は、前述同様に支持部17a、ばね17bおよび押さえ棒および押さえ板からなる押さえ部材17cからなる。押さえ部材17cは、先端部分が下方に屈曲され、断面がL字状をなすように形成されている。
図14は第9の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、パレット7にコア吸着用磁石8に代えて、傾斜保持部18を設けたところである。傾斜保持部18は、ケース2の底面を受けるように所定角度で傾斜した面を有する傾斜面部18aとケース2の外周壁2aに当接して位置決めをする位置決め部18bとをパレット7の状面にもうけたものである。
図15は第10の実施形態を示すもので、第9の実施形態と異なるところは、傾斜保持部18の傾斜角度を90度とした構成の傾斜保持部20をパレット7に設ける構成としたところである。この構成によっても、組み立て工程において第9の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、コア3の自重を全て位置決めの成分としているので、より位置ずれのない組み立てを行なうことができるようになる。
図16は第11の実施形態を示すもので、第10の実施形態と異なるところは、パレット7に設けている傾斜保持部20にコア吸着用磁石21を埋め込み配設した構成としたところである。これにより、ケース2にコア3を収容した状態でケース2の底面をパレット7の傾斜保持部20に当接させたときに、コア3がケース2の底面を介して吸着されるので、ケース2内においてコア3が深さ方向で位置ずれを起こすことを防止することができるようになる。
図17および図18は本発明を説明する上での基本構成を示す第12の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるところは、パレット7に、コア吸着用磁石8に代えて、コア吸着用磁石22を設けたところである。このコア吸着用磁石22は、ケース2の貫通孔6に挿通可能な程度の長さ寸法で、貫通孔6内の例えば左側の内周壁2bと当接するような大きさと形状に形成されている。
図19および図20は本発明に係る第13の実施形態を示すもので、上記各実施形態と異なるところは、ケース2の外周壁2a、2cの内側に位置決め突起23a〜23dを設ける構成としたところである。なお、パレット7の構成としては、上記各実施形態のうちのいずれのものを使用することもできる。
本発明は、上記実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
第9の実施形態では、傾斜保持部18に永久磁石あるいは電磁石のコア吸着用磁石を埋め込む構成とすることもできる。
Claims (5)
- エアギャップを含む閉磁路を形成するように設けられたコアと、前記エアギャップに配置された磁気センサと、前記コアおよび前記磁気センサを収容するもので電流線を貫通させるための貫通孔を有するケースとを備え、被測定電流が流れる前記電流線が前記コアを貫通する形態で配置される構成の電流センサの製造方法において、
組み立てに使用するパレットの前記ケースを載置する面に、前記ケースの直交する2側面部に対応するように少なくとも2個の位置決めを兼ねたコア吸着用磁石を設け、
前記ケースに前記磁気センサを組み付けると共に前記コアを配置し、当該ケースを、前記パレットのコア吸着用磁石に当該ケースの前記直交する2側面部を沿わせるようにして載置して、当該コアを当該ケースの2側面部を介した状態で前記コア吸着用磁石にそれぞれの面部で吸着させる工程と、
前記ケース内に樹脂を充填して前記コアおよび前記磁気センサを埋め込んだ状態として硬化させる工程とを備えたことを特徴とする電流センサの製造方法。 - 請求項1に記載の電流センサの製造方法において、
前記パレットに設ける前記コア吸着用磁石は、前記ケースの貫通孔に挿通可能に設けられ、
前記コアを前記コア吸着用磁石に吸着させる工程では、前記パレットに対して前記ケースの貫通孔を前記コア吸着用磁石に挿通させてその直交する2側面部を沿わせるようにして載置して当該コアを当該ケースの貫通孔の2側面部を介した状態で前記コア吸着用磁石にそれぞれの面部で吸着させることを特徴とする電流センサの製造方法。 - 請求項1または2に記載の電流センサの製造方法において、
前記ケースは、内部の側壁のうちの前記コアを当接させる面部に2個の位置決め突起を離間した位置に設けていることを特徴とする電流センサの製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の電流センサの製造方法において、
前記コア吸着用磁石は、永久磁石であることを特徴とする電流センサの製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の電流センサの製造方法において、
前記コア吸着用磁石は、電磁石であることを特徴とする電流センサの製造方法。
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