JP4695451B2 - 静電容量式タッチパネルの物品検出方法 - Google Patents
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Description
タッチパネルの感応量を検出するステップと、
該感応量がスレショルド値より大きい時、感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、該感応量が設定時間内に増加の傾向を維持すれば、物品の該タッチパネルに対する接触があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、
物品のタッチパネルに対する接触時間を計算するステップ、
該接触時間が第2設定時間に達する時、接触信号を送出するステップ、
を包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項3の発明は、請求項2記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、物品の位置を計算し、位置信号を送出するステップを包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項4の発明は、静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、
物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップ、
該タッチパネルの感応量を測定するステップ、
該感応量がスレショルド値より小さい時、感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、該感応量が設定時間内にあって減少の傾向を維持すれば、該物品の該タッチパネルからの分離があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップが、
感応量を測定するステップと、
該感応量がスレショルド値より大きい時、該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、感応量が第2設定時間内にあって増加の傾向を維持すれば、物品の該タッチパネルに対する接触を示すことを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項6の発明は、請求項4記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、
物品のタッチパネルからの分離時間を計算するステップ、
該分離時間が第2設定時間を超過する時、分離信号を送出するステップ、
を包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項7の発明は、静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、
物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップ、
該タッチパネルの感応量を測定するステップ、
該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、設定時間内にあって、物品の第1方向上の感応量が増加の傾向を維持し、第1方向と反対の第2方向上の感応量が減少の傾向を維持する時、該物品が静止状態から第1方向に移動開始したと判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
請求項8の発明は、請求項7記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップが、
感応量を測定するステップ、
該感応量がスレショルド値より大きい時、該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、感応量が第2設定時間内で増加の傾向を維持すれば、該物品のタッチパネルに対する接触があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法としている。
図8は本発明の感応量がスレショルド値thより大きい時に検出される感応量変化を示し、そのうち、符号200の曲線は今回検出された感応量曲線であり、符号202の曲線は前回検出された感応量曲線である。図9は図8の2回の感応量の差の値を示す。図10は検出信号204を示す。図8、9及び図10に示されるように、タッチパネル上の感応量を測定する時、図8に示されるように、検出される感応量がスレショルド値thより大きい時、検出信号204は図10に示されるように、低準位から高準位に変化する。続いて時間TDounDetect内にあって、続いて該タッチパネル上の感応量を測定し、並びに感応量を検出する毎に検出した感応量200より前回の感応量202を減算し、図9に示されるように、感応量の差の値dVを得る。時間TDounDetect内にあって得られた感応量の差の値dVがいずれも正の値である時、物品がタッチパネルに接触していることが示される。
図11は検出信号206と接触信号208を表示する。物品がタッチパネルに接触する時、物品のタッチパネル上での停留時間の計算を開始し、前述の「物品の接触を確認する検出方法」に符合し、物品のタッチパネルへの接触が確定した後、物品が続いてタッチパネルに停留する時間が設定時間TTouch より大きければ、物品接触信号208を送出し、並びに物品の位置を計算して位置信号を送出する。
図12は感応量がスレショルド値thより小さい時に検出される感応量変化を示し、そのうち符号210の曲線は今回検出された感応量であり、符号212の曲線は前回検出された感応量である。図13は図12中の二回の感応量の差の値であり、図14は検出信号214を示す。図12、13、及び図14に示されるように、物品がタッチパネルに接触した後、図12に示されるように、一旦感応量がスレショルド値thより小さくなったことが検出されると、図14に示されるように、検出信号214は高準位から低準位に変化し、続いて時間TLiftDetect内にあって、続けて感応量が検出され、並びに毎回検出される感応量210より前回の感応量212が減算されて、図13に示されるように感応量差値dVが得られ、時間TLiftDetect内にあって、得られた感応量差値dVがいずれも負の値であれば、この物品がタッチパネルより離れたことを示す。
図15は検出信号216と分離信号218を示す。物品がタッチパネルより離れたことが検出された時、物品のタッチパネルからの分離時間が計算開始され、前述の「物品分離を確認する検出方法」に符合市、且つ物品のタッチパネルからの分離時間が設定時間TLiftGesture より大きい時、分離信号218を送出する。
物品が静置状態から移動させられる時は確認を行う必要があり、そうでなければ雑音或いは物品に軽微な振動がある時に、物品位置の誤断を形成してカーソルにエラー動作を発生させうる。図16は物品が静止状態から左に移動させられる時の感応量変化を示し、そのうち、符号220の曲線は今回検出された感応量を示し、符号222の曲線は前回検出された感応量を示す。図17は図16の二回の感応量の差の値を示す。物品のタッチパネルに対する接触が確認された後、タッチパネル上の感応量を検出し並びに毎回検出される感応量200と前回検出される感応量の差の値dVを計算し、物品の左方向の感応量の差の値dVが設定時間TMovingdetect内で増加の傾向を維持すれば、右方向の感応量の差の値dVは減少の傾向を維持し、図16及び図17に示されるように、物品が静止状態から左方向に移動開始されたことを示し、反対に、物品の左方向の感応量の差の値dVが設定時間TMovingdetect内で減少の傾向を維持し、右方向の感応量の差の値dVが増加の傾向を維持する時、物品が静止状態から右方向に移動開始されたことを示す。
(a)物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップ、
(b)該物品の移動を検出するステップ、
(c)前述の「物品の静止状態からの移動を確認する検出方法」を実行するステップ、 (d)該物品の位置を計算し位置信号を送出するステップ、
(e)再度該物品の移動を検出するステップ、
(f)今回と前回の移動の時間間隔を計算し、時間間隔が設定時間TMovingより小さければ(d)のステップに戻り、小さくなければ(c)のステップに戻るステップ、
以上のステップを包含する。
図18は検出信号224及びタップ信号226を表示する。物品のタッチパネルに対する接触を検出する時、図18に示されるように、検出信号224は低準位から高準位に変化し、その物品のタッチパネルに対する接触時間の計算が開始され、「物品の接触を確認する検出方法」に符合し、並びに接触時間が設定時間TTapDown より小さければ、物品が該タッチパネルを離れたことが検出され、即ち検出信号224が高準位から低準位に変化し、該物品の該タッチパネルからの分離時間が計算され、「物品の分離を確認する検出方法」に符合し、且つ分離時間が設定時間TTapLift より大きい時、タップ信号226を送出し、物品のタップ位置を計算し、位置信号を送出する。
図19は検出信号228とドラッグ信号230を示す。物品のタッチパネルに対する第一次接触を検出した時、検出信号228は図19に示されるように低準位から高準位に変わり、この物品のタッチパネルに対する接触の第1接触時間が計算され、「物品の接触を確認する検出方法」に符合することが確定され、並びに第1接触時間が設定時間TTapDown より小さい時、検出信号228が高準位から低準位に変化し、物品のタッチパネルからの分離時間が計算され、「物品の分離を確認する検出方法」に符合し、並びにタッチパネルからの分離時間が設定時間TTapLift より小さい時、該物品の該タッチパネルに対する第2次接触が検出され、検出信号228が再度低準位から高準位に変化し、第2接触時間が計算され、「物品の接触を確認する検出方法」に符合することが確定され、並びに第2接触時間が設定時間TDragDownより大きい時、ドラッグ信号230を送出し、並びに該物品の位置を計算し、位置信号を送出する。
図20は検出信号232とダブルタップ信号234を示す。物品のタッチパネルに対する第1次接触を検出した時、検出信号232は図20に示されるように低準位から高準位に変わり、該物品のタッチパネルに接触する第1接触時間が計算され、「物品の分離を確認する検出方法」に符合することが確定され、且つ第1接触時間が設定時間TTapDown より小さければ、物品が該タッチパネルより分離したことが検出され、検出信号232が高準位から低準位に変わり、物品のタッチパネルからの分離の時間が計算され、「物品の分離を確認する検出方法」に符合することが確定され、且つ分離時間が設定時間TTapLift より小さければ、物品のタッチパネルに対する第二次接触が検出され、即ち検出信号232が再度低準位から高準位に変化し、第二次接触の第2接触時間が計算され、「物品の接触を確認する検出方法」に符合することが確定され、並びに第2接触時間が設定時間TDragDownより小さい時、物品が再度該タッチパネルより離れたことが検出され、即ち検出信号232が高準位から低準位に変わり、「物品の分離を確認する検出方法」に符合することが確定され、ダブルタップ信号234が送出され、同時に該物品の位置が計算され、位置信号が送出される。
102 パネル
104 Y軸感応層
106 絶縁層
108 X軸感応層
110 底板
112 手指
200 今回検出された感応量
202 前回検出された感応量
204 検出信号
206 検出信号
208 接触信号
210 今回検出された感応量
212 曲線前回検出された感応量
214 検出信号
216 検出信号
218 分離信号
220 今回検出された感応量
222 曲線前回検出された感応量
224 検出信号
226 タップ信号
228 検出信号
230 ドラッグ信号
232 検出信号
234 ダブルタップ信号
Claims (8)
- 静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、
タッチパネルの感応量を検出するステップと、
該感応量がスレショルド値より大きい時、感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、該感応量が設定時間内に増加の傾向を維持すれば、物品の該タッチパネルに対する接触があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 請求項1記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、
物品のタッチパネルに対する接触時間を計算するステップ、
該接触時間が第2設定時間に達する時、接触信号を送出するステップ、
を包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 請求項2記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、物品の位置を計算し、位置信号を送出するステップを包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。
- 静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、
物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップ、
該タッチパネルの感応量を測定するステップ、
該感応量がスレショルド値より小さい時、感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、該感応量が設定時間内にあって減少の傾向を維持すれば、該物品の該タッチパネルからの分離があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 請求項4記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップが、
感応量を測定するステップと、
該感応量がスレショルド値より大きい時、該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、感応量が第2設定時間内にあって増加の傾向を維持すれば、物品の該タッチパネルに対する接触を示すことを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 請求項4記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、更に、
物品のタッチパネルからの分離時間を計算するステップ、
該分離時間が第2設定時間を超過する時、分離信号を送出するステップ、
を包含することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、
物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップ、
該タッチパネルの感応量を測定するステップ、
該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、そのうち、設定時間内にあって、物品の第1方向上の感応量が増加の傾向を維持し、第1方向と反対の第2方向上の感応量が減少の傾向を維持する時、該物品が静止状態から第1方向に移動開始したと判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。 - 請求項7記載の静電容量式タッチパネルの物品検出方法において、物品のタッチパネルに対する接触を確認するステップが、
感応量を測定するステップ、
該感応量がスレショルド値より大きい時、該感応量の変化量を計算するステップ、
を包含し、感応量が第2設定時間内で増加の傾向を維持すれば、該物品のタッチパネルに対する接触があると判断することを特徴とする、静電容量式タッチパネルの物品検出方法。
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