JP4692318B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
そして、電源回路は、外部電源から供給される電圧を一定の電圧に降圧して、その一定電圧を電源電圧としてマイコンに出力するが、電源電圧の出力停止を指示する遮断信号を受けると、電源電圧の出力を停止し、逆に、電源電圧の出力を停止している際に起動要求信号を受けると、電源電圧の出力を開始する。
一方、起動用回路は、電源回路が電源電圧の出力を停止している際に特定の起動条件が成立すると、電源回路へ起動要求信号を出力して、その電源回路から電源電圧を出力させる。
また更に、請求項1の電子制御装置において、電源回路は、監視手段を備えており、その監視手段は、マイコンの動作状態を監視して、マイコンが正常に動作していないと判定すると、マイコンを正常復帰させるためにリセットする。このため、もしマイコンが暴走しても、そのマイコンを正常状態へと速やかに復帰させることができるようになる。
その上、電源回路は、監視手段がマイコンをリセットしている最中は、マイコンからの停止信号を受け付けないように構成されている。このため、電源回路が電源電圧の出力を不適切に停止してしまうのを防止することができる。つまり、マイコンはリセット中においては正常に動作していないため、そのような期間中にマイコンから出された停止信号を、電源回路は無視するようにしているのである。
更に、電源回路は、監視手段がマイコンのリセットを一定時間内に規定回数以上実施し、且つ、当該電源回路に入力される起動要求信号の全てが非有効状態であれば、電源電圧の出力を停止するように構成されている。このため、マイコンが正常に動作しない状態(つまり暴走状態)が継続して外部電源の電力を消耗させてしまうことを、回避することができる。特に、外部電源がバッテリの場合には、そのバッテリが上がってしまうのを防ぐことができる。
即ち、外部からの起動要求信号が、自動車のイグニッションスイッチがオンされたことを示すイグニッションスイッチ信号であれば、ドライバがイグニッションスイッチをオンすることにより、電子制御装置が起動して、イグニッションスイッチがオンされている場合に作動すべき機器を制御することができるようになる。
つまり、この種のエバポパージシステムの診断では、例えば、エンジンの燃料タンクからのエバポガス(燃料タンクで発生する蒸発ガス燃料)を回収するための系を閉塞して加圧又は減圧し、その系内の圧力変動を検出することにより当該系の気密性を検査するが、エンジンが高負荷状態で長時間運転された直後では、燃料タンク内の燃料が蒸発し易いため正確な検査結果が得られ難い。このため、エンジンが停止してから一定時間が経過した時に、マイコンにより、上記のようなエバポパージシステムの気密性検査を実施するのであるが、その場合に、エンジン停止時(即ち、イグニッションスイッチのオフ時)にもマイコンが常時動作して上記一定時間を計測するようにしたのでは、イグニッションスイッチのオフ時における消費電力を抑制できず、バッテリ上がりを招いてしまう。そこで、例えば、イグニッションスイッチがオフされると電源回路からマイコンへの電源電圧の供給が停止され、その後、起動用回路のタイマによって所定時間の経過が検知されると、電源回路からマイコンへ電源電圧が供給されて、マイコンがエバポパージシステムの気密性検査を実施する、といった一連の動作が行われるように構成することができる。
尚、マイコンが回路の動作を停止させる手法としては、請求項7に記載のように、その回路への電源供給を遮断する、という手法が考えられる。この手法によれば、動作を停止させた回路での消費電力を確実に0にすることができる。
次に、請求項19の電子制御装置では、請求項1〜18の電子制御装置において、起動用回路は、マイコンから停止信号が出力されると、当該起動用回路での消費電力を削減する動作モードに遷移するように構成されている。
また、スリープモード時の消費電力を低減するという観点から、マイコンが出力する停止信号は、請求項20に記載のように、ハイレベルとローレベルとのうち、ローレベルの方が有効状態の信号(即ち、ローアクティブの信号)であることが好ましい。
つまり、マイコン内において、外部からの信号を取り込む信号ラインには、過大な入力電圧から内部回路を保護するための保護素子が設けられており、一般に、その保護素子は、マイコンの入力端子側からマイコン内の電源ライン側を順方向としたダイオードからなる。そして、マイコンへの電源電圧が遮断されても、電源回路と起動用回路はバイアスされている(即ち、電源が供給されている)ため、その電源回路と起動用回路との何れかからマイコンの入力端子へハイレベルの信号が入力されると、そのハイレベル信号が上記保護素子としてのダイオードを介して、マイコン内の電源ラインに回り込んでしまい、その結果、マイコンにて不要な電力を消費してしまうこととなる。また、マイコンが不定に動作してしまう可能性もある。
ところで、上記のように高い信頼性を有する請求項1〜21の電子制御装置は、自動車のエンジン又はトランスミッションを制御する装置であることが好ましい。自動車の駆動を制御する装置であり、その装置の動作が高度に保証されなければならないからである。
また、請求項1〜21の電子制御装置は、自動車のセキュリティ機能を制御する装置であることも好ましい。セキリュティ機能が正常に動作しないと、エンジンを始動することができないため、その装置の動作が高度に保証されなければならないからである。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の電子制御装置(以下、ECUという)1は、自動車用のECUであり、他のECU(この例ではECU2)と通信によりデータを共有しつつ、自動車に搭載されている機器(例えばエンジンやトランスミッション等)を制御するものである。
また、電源回路7は、バッテリ電圧V1から上記3種類の電源電圧V7,V8,V9をそれぞれ生成して出力するために、電源電圧V9用のレギュレータ23と、電源電圧V8用のレギュレータ25と、電源電圧V7用のレギュレータ27とを備えているが、電源電圧V9用のレギュレータ23以外の回路部分は、IC化されている。換言すれば、電源回路7のうち、レギュレータ23だけは別体になっている。
図1に示すように、電源回路7は、上記レギュレータ23,25,27の他に、電源制御部35と、スリープ・ウェイクアップ制御部37と、起動要因検出部39と、マイコン監視部41とを備えている。
更に、そのウェイクアップ信号V5の信号ラインは、電源回路7の内部において、図示しない抵抗によりバッテリ電圧V1から生成する電源回路7内部電源にプルアップされている。
まず図3は、マイコン3が動作停止条件が成立したと判断した場合に実行する処理を表すフローチャートである。
マイコン3は起動すると、まずS310にて、スタンバイ信号V6をハイレベルにする。次にS320にて、ECU1外部からの各起動要求信号と、ECU1内の起動要求信号であるウェイクアップ信号V5との状態をモニタし、続くS330にて、何れかの起動要求信号がアクティブレベルであるか否かを判定する。
そして、次のS350にて、上記起動要因検出部39に起動要求信号の発生履歴が記憶されていたか否かを判定し、発生履歴が記憶されていたならば、何れかの起動要求信号がアクティブレベルになっていたということであるから、この場合にも、上記S330で肯定判定した場合と同様に、制御対象を制御するための図示しない処理へ進む。
まず、ECU1にバッテリ5が接続されてバッテリ電圧V1が供給されると、時刻t1に示すように、レギュレータ11からの回路用の電源電圧V10と電源回路7へのウェイクアップ信号V5がハイレベルになる。この初期状態では、起動用回路9のMOSFET51がオフされているからである。
以上のような本実施形態のECU1によれば、マイコン3から出力される停止信号としてのスタンバイ信号V6が、電源電圧V7〜V9を遮断するための遮断信号として電源回路7へ直接入力される構成であるため、そのスタンバイ信号V6が他の回路を経由して電源回路7に入力される構成と比較して、故障率を低下させることができる。つまり、マイコン3への電源電圧V7〜V9が不適切に遮断されてECU1が動作不能になってしまう可能性を低下させることができる。更に、電源回路7は、起動用回路9からの起動要求信号(ウェイクアップ信号V5)だけでなく、ECU1外部からの起動要求信号も起動用回路9を介さずに受け取る構成であるため、もし起動用回路9が故障しても、ECU1外部からの起動要求信号によってマイコン3を起動することができ、当該ECU1が完全に動作不能になってしまうことを回避することができる。このように、本ECU1によれば、高い信頼性を確保することができる。
一方、本実施形態において、マイコン3は、起動した際に、電源回路7に入力されている起動要求信号をモニタして(S320)、その起動要求信号の全てが非アクティブレベルであると判定し(S330:NO)、且つ、電源回路7の起動要因検出部39にも起動要求信号の発生履歴が記憶されていないと判定したならば(S350:NO)、スタンバイ信号V6を出力するようになっている(S360)。
次に、未だ述べていなかった電源回路7の他の機能について説明する。
一方、本実施形態のECU1では、電源回路7が電源電圧V7〜V9の出力を停止している場合には、起動用回路9と電源回路7とのそれぞれからマイコン3へ、ハイレベルの信号が出力されないようになっている。
つまり、図8に例示するように、一般にマイコン3内において、信号を入力又は出力するための端子に接続された信号ラインには、その端子への過大な入力電圧から内部回路を保護するための保護素子として、その端子側から電源電圧V9のライン側を順方向としたダイオードDuが設けられている。
[第1変形例]
次に、第1変形例について説明する。
[第2変形例]
次に、第2変形例について説明する。
次にS245にて、上記ソフトウェアタイマの計時時間に基づいて、スタンバイ信号V6を出力してから上記一定時間Tdよりも長い規定時間が経過したか否かを判定し、その規定時間が経過するまで待つ。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
まず、起動用回路9のタイマ43は、マイコン3からのスタンバイ信号V6がローになってからタイマ時間が経過したことを検知すると、電源回路7へ起動要求信号としてのウェイクアップ信号V5bを出力する。
つまり、回路C1はイモビライザ制御機能のための回路であり、回路C2はアクセサリ系制御機能のための回路であり、回路C3はメインリレー制御機能のための回路であり、回路C4はエンジン制御機能のための回路であり、回路C5は燃料タンク制御機能のための回路であり、回路C6はシフトロック制御機能のための回路であり、回路C7はダイアグノシス制御機能のための回路であり、回路C8はリプログラム制御機能のための回路である。
このため、エンジン制御は、図13に示すように、イグニッションスイッチ信号V2とスタータスイッチ信号V16との、何れかがアクティブレベルである場合に実施される。
具体的に説明すると、ワンショット的に出力される起動要求信号(ウェイクアップ信号V5a,V5b)については、電源回路7の起動要因検出部39から起動要求信号の発生履歴を読み出し、その発生履歴から、アクティブレベルになったか否かを判断する。また、スイッチがオンされている間継続してアクティブレベルになる起動要求信号(各スイッチ信号V2〜V4,V15〜V17)については、アクティブレベルになったか否かを上記発生履歴から判断しても良いが、現在のレベルをモニタして判断しても良い。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
即ち、マイコン3は、図4のS330とS350との何れかで「YES」と肯定判定し、通常の制御処理へ進んだ後は、図14の処理ではなく、図15に示すメイン処理を実行するようになっている。
そして、図15のメイン処理では、まずS710にて、図14のS610と同様に、8つの起動要求信号のうち、アクティブレベルになった信号を判別する。
Claims (25)
- 外部電源から供給される電圧を一定の電圧に降圧して、その一定電圧を電源電圧として出力すると共に、前記電源電圧の出力停止を指示する遮断信号を受けると、前記電源電圧の出力を停止し、前記電源電圧の出力を停止している際に起動要求信号を受けると、前記電源電圧の出力を開始する電源回路と、
前記電源回路からの電源電圧を受けて動作し、予め定められた動作停止条件が成立したと判断すると、動作停止を示す停止信号を出力するマイコンと、
前記電源回路が前記電源電圧の出力を停止している際に特定の起動条件が成立すると、前記電源回路へ前記起動要求信号を出力して、前記電源回路から前記電源電圧を出力させる起動用回路と、
を備え、前記電源回路から前記電源電圧が出力されると、前記マイコンが起動し、前記マイコンが前記停止信号を出力すると、前記電源回路が前記電源電圧の出力を停止する電子制御装置であって、
前記マイコンから出力される前記停止信号が、前記電源回路へ前記遮断信号として直接入力されるようになっており、
前記電源回路には、前記起動用回路からの起動要求信号とは別に、当該電子制御装置の外部からの起動要求信号も入力されるようになっており、
前記電源回路は、前記電源電圧の出力を停止している際に、前記起動用回路からの起動要求信号と前記外部からの起動要求信号との何れかが有効状態になると、前記電源電圧の出力を開始するように構成され、
更に、前記電源回路は、前記マイコンの動作状態を監視して、前記マイコンが正常に動作していないと判定すると、前記マイコンを正常復帰させるためにリセットする監視手段を備えており、
しかも、前記電源回路は、前記監視手段が前記マイコンをリセットしている最中は、前記マイコンからの前記停止信号を受け付けないように構成されていると共に、前記監視手段が前記マイコンのリセットを一定時間内に規定回数以上実施し、且つ、当該電源回路に入力される前記起動要求信号の全てが非有効状態であれば、前記電源電圧の出力を停止するように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1に記載の電子制御装置において、
前記電源回路には、前記外部からの起動要求信号が複数入力されるようになっていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は、自動車に搭載される自動車用電子制御装置であり、
前記外部からの起動要求信号は、
前記自動車のイグニッションスイッチがオンされたことを示すイグニッションスイッチ信号と、
前記自動車のアクセサリスイッチがオンされたことを示すアクセサリスイッチ信号と、
前記自動車のスタータスイッチがオンされたことを示すスタータスイッチ信号と、
前記自動車のキーシリンダにキーが挿入されたことを示すキースイッチ信号と、
前記自動車の給油口を開くためのスイッチがオンされたことを示すフューエルリッドオープナースイッチ信号と、
前記自動車のシフトロック解除スイッチがオンされたことを示すシフトロック解除スイッチ信号との、何れかであること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記起動用回路は、前記マイコンが前記停止信号を出力してから所定時間が経過したことを検知するタイマを有し、そのタイマによって前記所定時間の経過が検知されると、前記起動条件が成立したとして、前記電源回路へ起動要求信号を出力すること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記起動用回路は、当該電子制御装置とは別の装置から通信線を介して特定の信号を受けると、前記起動条件が成立したとして、前記電源回路へ起動要求信号を出力すること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記各起動要求信号のうちで有効状態になった起動要求信号を判別すると共に、有効状態になったと判別した起動要求信号に対応する機能以外の機能のために設けられている回路の動作を停止させるようになっていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項6に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記回路への電源供給を遮断することにより、その回路の動作を停止させること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項6に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記回路へ動作停止を指示する信号を出力することにより、その回路の動作を停止させること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記各起動要求信号のうちで有効状態になった起動要求信号を判別すると共に、有効状態になったと判別した起動要求信号に対応する機能以外の機能のために設けられている制御処理の実行を禁止するようになっていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、前記監視手段が前記マイコンのリセットを解除してから所定時間の間も、前記マイコンからの前記停止信号を受け付けないように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、当該電源回路に入力される前記起動要求信号の何れかが有効状態であると判断しているときには、前記マイコンからの前記停止信号を受け付けないように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、起動した際に、前記電源回路に入力されている起動要求信号をモニタし、その起動要求信号の全てが非有効状態であると判断したならば、前記停止信号を出力すること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項12に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、前記起動要求信号の全てが非有効状態であると複数回連続して判断したならば、前記停止信号を出力すること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項13の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、当該電源回路に入力される前記起動要求信号の何れかが有効状態になると、そのことを示す履歴情報を記憶する履歴記憶手段を備えており、
前記マイコンは、起動した際に、前記電源回路の履歴記憶手段から前記履歴情報を読み出す処理を行い、前記履歴記憶手段に前記履歴情報が記憶されていないと判断したならば、前記停止信号を出力すること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項14の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンは、揮発性メモリを備えており、前記動作停止条件が成立したと判断すると、前記揮発性メモリに記憶されているデータのうち、電源電圧の遮断中も継続して保存すべきデータを、当該マイコンの内部又は外部に設けられている不揮発性メモリに退避させ、そのデータの退避が完了してから、前記停止信号を出力するようになっていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、前記マイコンからの前記停止信号を受けると、その時点から所定の待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったか否かを判断して、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れも有効状態にならなかったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止し、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止せずに、前記マイコンをリセットして初期状態から動作を再開させるように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、前記マイコンからの前記停止信号を受けると、その時点から所定の待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったか否かを判断して、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れも有効状態にならなかったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止し、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止しないように構成されており、
前記マイコンは、前記停止信号を出力した後、前記電源回路に入力されている起動要求信号が有効状態になったか否かを判定する判定処理を繰り返し、その判定処理で前記起動要求信号の何れかが有効状態になったと判定したならば、プログラムの実行先アドレスを、イニシャルスタート時に実行を開始すべきスタートアドレスへジャンプさせること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項15の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路は、前記マイコンからの前記停止信号を受けると、その時点から所定の待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったか否かを判断して、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れも有効状態にならなかったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止し、前記待ち時間以内に前記起動要求信号の何れかが有効状態になったと判断したならば、前記電源電圧の出力を停止しないように構成されており、
前記マイコンは、前記停止信号を出力すると、その時点から前記待ち時間よりも長く設定された規定時間が経過したか否かを判定するタイマ処理を実行し、そのタイマ処理で前記規定時間が経過したと判定したならば、プログラムの実行先アドレスを、イニシャルスタート時に実行を開始すべきスタートアドレスへジャンプさせること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項18の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記起動用回路は、前記マイコンから前記停止信号が出力されると、当該起動用回路での消費電力を削減する動作モードに遷移するように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項19の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記マイコンが出力する前記停止信号は、ハイレベルとローレベルとのうち、ローレベルの方が有効状態の信号であること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項20の何れか1項に記載の電子制御装置において、
前記電源回路が前記電源電圧の出力を停止している場合には、前記起動用回路と前記電源回路とのそれぞれから前記マイコンへ、ハイレベルの信号が出力されないように構成されていること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項21の何れか1項に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は、自動車のエンジン又はトランスミッションを制御する装置であること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項21の何れか1項に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は、自動車に搭載された機器への電源供給を制御する装置であること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項21の何れか1項に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は、自動車のセキュリティ機能を制御する装置であること、
を特徴とする電子制御装置。 - 請求項1ないし請求項21の何れか1項に記載の電子制御装置において、
当該電子制御装置は、自動車の始動を制御する装置であること、
を特徴とする電子制御装置。
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