JP4681354B2 - Easy-to-open can lid - Google Patents
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Description
本発明は、飲料缶詰の蓋において、飲料缶詰の内圧の上昇により缶蓋の中央部が膨出変形することを抑制できる缶蓋に関するものである。 The present invention relates to a can lid that can prevent the central portion of the can lid from bulging and deforming due to an increase in the internal pressure of the beverage can.
従来から、飲料缶詰の蓋において、缶蓋のパネル部にリベットによって固着されたタブの指掛け部を持ち上げることによって、スコア線で区画された開口片を押し下げ開口するステイオンタブ式の缶蓋が多く用いられている。そして、このような缶蓋は、内容物を充填した缶胴に巻締め固着することで飲料缶詰として製造されている。 Conventionally, there are many steion tab type can lids which push down the opening piece partitioned by the score line by lifting the finger hook part of the tab fixed to the panel part of the can lid by a rivet in the lid of the beverage can. It is used. And such a can lid is manufactured as a canned beverage by winding and fixing to a can body filled with the contents.
この種の飲料缶詰が、炭酸飲料などの内圧が高くなる陽圧缶として使用された場合、缶蓋のパネル部が膨出変形し、その結果、搬送途中などにおいて前記スコア線に破断が生じる可能性が高くなる。このような不都合を未然に解消するために、例えば特許文献1に記載されている発明では、パネル部の周縁部すなわちフランジ部より内周側に環状溝部を形成するとともに、その環状溝部より内周側のパネル部の内面に、コイニング加工による凹部を形成し、この部分の剛性をコイニング加工による加工硬化によって増大させている。
しかしながら、特許文献1に記載されている構造では、パネル部の一部を圧縮加工して凹部を形成するものであるから、その凹部を形成できる範囲あるいは凹部の大きさに制約が多く、しかもパネル部自体は平坦な状態のままとなる。そのため、このような缶蓋では、パネル部の外周側の部分の剛性向上効果が少なく、飲料缶詰の内容物が炭酸飲料などの場合は、缶詰の内部が陽圧となり、缶蓋の中央部が缶外方に膨出変形してしまい、缶蓋の中央に取り付けられたタブが飲料缶の巻締部の先端よりも外方に突出する可能性がある。このため、タブがカートンケースに接触し、輸送時の振動によりスコア線が破断したり、カートンケースヘの不用意な衝撃によりスコア線が破断したりする可能性があり、また、内容物の充填ラインで、充填後の飲料缶詰を倒立させて搬送する際に、飲料缶詰が不安定な状態となる可能性がある。
However, in the structure described in
この発明は上記の事情を背景としてなされたものであり、缶内圧が陽圧の飲料缶において、缶蓋の中央部が膨出変形することを抑制できる缶蓋を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made against the background of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a can lid that can prevent the central portion of the can lid from bulging and deforming in a beverage can having a positive can internal pressure. It is.
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、ほぼ円板状のパネル部と、該パネル部の周縁部に配置された環状溝部と、該環状溝部の外周縁部に配置された缶胴固着用のフランジ部とが一体的に成形され、前記パネル部には、スコア線によって区画された開口片と、指掛け部となる一端側を引き上げることで開口片を開口できるパネル部のほぼ中央に固着されたタブとが形成されている開口容易缶蓋において、パネル部の周縁部近傍でかつ前記環状溝部より内周側に前記環状溝部に沿った環状凹部が形成されており、該環状凹部は、前記パネル部の上面側にほぼV字状に開く、缶蓋の半径方向での外側の外側傾斜面と缶蓋の半径方向での内側の内側傾斜面とを有し、前記外側傾斜面は、前記環状溝部と前記パネル部とを接続するコーナー部にほぼ連設され、前記環状溝部が、前記コーナー部に連設する内壁面を有し、該内壁面と前記環状凹部の外側傾斜面とのなす角度が45°〜80°の範囲であることを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, the invention of
請求項2の発明は、上記の請求項1の構成において、前記外側傾斜面と前記コーナー部とが、前記パネル部の上面側に凸となる曲面によって連設されていることを特徴とするものである。 According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect, the outer inclined surface and the corner portion are continuously provided by a curved surface that protrudes toward the upper surface side of the panel portion. It is.
請求項1の発明によれば、環状凹部の外側傾斜面は、環状溝部とパネル部とを接続するコーナー部にほぼ連設されていることにより、環状溝部とパネル部の周縁部である環状凹部の外側傾斜面とのなす角度を小さくすることができるため、環状溝部と環状凹部の外側傾斜面とを接続するコーナー部の折り曲げにより強度を向上することができ、飲料缶詰の缶蓋に内圧が付加されても、環状溝部と環状凹部の外側傾斜面とのなす角度が開きにくく、缶蓋の中央部の膨出変形を抑制できる。 According to the first aspect of the present invention, the outer inclined surface of the annular recess is substantially connected to the corner portion connecting the annular groove and the panel portion, so that the annular recess that is the peripheral portion of the annular groove and the panel portion. Since the angle formed between the outer inclined surface and the outer groove can be improved by bending the corner connecting the annular groove and the outer inclined surface of the annular recess, the internal pressure is applied to the can lid of the beverage can. Even if added, the angle formed by the annular groove and the outer inclined surface of the annular recess is difficult to open, and the bulging deformation of the central portion of the can lid can be suppressed.
また、環状凹部が外側傾斜面と内側傾斜面とを有しているため、環状溝部と環状凹部の外側傾斜面とを接続するコーナー部の折り曲げによる強度の向上に加えて、外側傾斜面と内側傾斜面との折れ曲がりによる環状凹部自体の強度の向上により、パネル部の周辺部の強度をより向上でき、充分に缶蓋中央部の膨出変形を抑制することができ、さらに、環状凹部を形成することで、パネル部の平坦な領域が狭くなるため、缶蓋中央部の膨出変形が更に抑制されることとなる。 Further, since the annular recess has an outer inclined surface and an inner inclined surface, in addition to improving the strength by bending the corner portion connecting the annular groove portion and the outer inclined surface of the annular recess, the outer inclined surface and the inner inclined surface are provided. By improving the strength of the annular recess itself by bending with the inclined surface, the strength of the peripheral part of the panel part can be further improved, the bulging deformation of the central part of the can lid can be sufficiently suppressed, and the annular recess is formed. By doing so, since the flat area | region of a panel part becomes narrow, the bulging deformation | transformation of a can lid center part will be further suppressed.
さらに、環状溝部の内壁面と環状凹部の外側傾斜面とのなす角度を45°〜80°とすることにより、缶蓋板厚の部分的な薄肉化や内面品位の低下などの缶蓋性能の低下を引き起こすことなしに、確実に缶蓋中央部の膨出変形を抑制できる。 Furthermore, by setting the angle formed by the inner wall surface of the annular groove and the outer inclined surface of the annular recess to be 45 ° to 80 °, the can lid performance such as partial thinning of the can lid plate thickness and deterioration of the inner surface quality can be achieved. Without causing a decrease, the bulging deformation of the central portion of the can lid can be reliably suppressed.
そして、請求項2の発明によれば、前記外側傾斜面と前記コーナー部との間のパネル部に平坦な部分がないので、この部分での曲げ強度を増大させることができ、そのために缶の内圧が高くなっても、缶蓋の中央部の膨出変形を抑制できる。
According to the invention of
本発明に係る開口容易缶蓋1の一例を図1に示し、またその部分断面図を図2に示す。ここに示す缶蓋1は、周知の合成樹脂被覆が施されたアルミニウム合金等の金属製薄板からプレス成形されるものであって、円板状のパネル部2と、パネル部2の周縁部から缶蓋1の下方へ凹んだ環状溝部(カウンターシンク部)3と、環状溝部3の外周縁部から上方へ延びる缶胴固着用のフランジ部4とが一体的に成形されており、環状溝部3の内壁面5とパネル部2の周縁部とは縦断面円弧状のコーナー部6によってほぼ直接的に接続されている。また、パネル部2には、そのほぼ中央にタブ固着用のリベット部7が形成され、そのリベット部7の近傍からパネル部2の外周部近傍にまで延びるスコア線8によって区画された開口片9が形成されている。
An example of the easy-to-open can
リベット部7には、開口操作用のタブ10が固着されており、タブ10の一端部は押し下げ部11となっており、開口片9の上方に位置し、タブ10の他端部である指掛け部12を持ち上げることで、スコア線8を破断して開口できるように構成されている。また、タブ10の指掛け部12近傍のパネル部2に、缶蓋1内方へ窪む指掛け用凹部13が形成されており、タブ10の下に位置するパネル部2には、タブ10の内面側の凹部(図示せず)に嵌合する廻り止め用突起14が形成されている。
A
そして、前記環状溝部3より内周側でパネル部2の周縁部の全周には、環状溝部3の内壁面5とパネル部2の周縁部とを繋いでいるコーナー部6のパネル部側端部から缶蓋1の内面側に向かって窪んだ環状凹部15が形成されている。
Then, on the inner periphery side of the
環状凹部15は、コーナー部6から缶蓋1の半径方向内方及び下方に傾斜する外側傾斜面16と、外側傾斜面16の下端と接続され且つほぼ水平面である幅の狭い環状の底面17と、底面17から缶蓋1の半径方向内方且つ上方に傾斜する内側傾斜面18とで構成されている。言い換えれば、環状凹部15は、パネル部2の上面(外面)側に開いたほぼV字状の環状溝として形成されている。
The
また、パネル部2に連なる環状溝部3の内壁面5と環状凹部15の外側傾斜面16とは、縦断面円弧状のコーナー部6により、実質上、平坦な部分(もしくは平坦面)を介することなく、したがってパネル部2の上面側に凸となる曲面を介して、連続して設けられ、環状溝部3の内壁面5と環状凹部15の外側傾斜面16のなす角度は、90°よりも小さく、好ましくは45°〜80°となっている。すなわち、コーナー部6が鋭角に形成されるとともに、コーナー部6を鋭角とするための環状凹部15が、パネル部2の周縁部を板厚方向に湾曲させることにより形成され、そのため、環状凹部15がいわゆる補強ビードとして機能するようになっている。
Further, the inner wall surface 5 of the
また、外側傾斜面16と接続されるコーナー部6の上端面と環状凹部15より内側のパネル部2の上端面とは、ほぼ同一の高さに位置している。
In addition, the upper end surface of the corner portion 6 connected to the outer
上述した環状凹部15の成形は、以下に述べるようにして行うことができる。図3はその成形金型を概念的に示しており、環状溝部3およびコーナー部6ならびにパネル部2などが予め形成された缶蓋中間材を載せるダイ19と、その缶蓋中間材に加工を施すパンチ20とを備えている。ダイ19には、環状溝部3を入り込ませるセット用凹部21が設けられており、そのセット用凹部21に対して内周側に隣接する位置に、缶蓋中間材のコーナー部6に内側から嵌合する環状の第1凸条部22が設けられている。その第1凸条部22から前記環状凹部15の幅に相当する寸法だけ内周側に離隔した位置に、第1凸条部22と同形状の第2凸条部23が設けられている。したがって、これら第1および第2の凸条部22,23の間が、環状の溝状に窪み、成形用凹部24となっている。なお、第2凸条部23より中心側の部分は、パネル部2をパンチ20との間に挟み込まないように、十分低くなっている。
The
一方、パンチ20の外周部で前記セット用凹部21に対向する部分には、缶蓋中間材の環状溝部3に入り込んで、その環状溝部3をセット用凹部21との間に挟み込む環状のセット用凸条部25が垂下して設けられている。また、前記ダイ19における成形用凹部24に対向する位置には、パネル部2の周辺部を成形用凹部24に押し込んで前記環状凹部15を成形するための環状の成形用凸条部26が設けられている。さらに、前記第2凸条部23より中心側の部分に対向する位置には、成形用凸条部26よりも突出量が少なくかつ平坦形状の押し込み部27が設けられている。この押し込み部27は、成形用凸条部26によって環状凹部15を成形する際に、パネル部2の中心側の部分が膨出変形することを防止もしくは抑制するためのものである。
On the other hand, the portion of the outer periphery of the
したがって、缶蓋中間材をダイ19上にセットした状態で、パンチ20を下死点まで下降させれば、成形用凸条部26が、パネル部2のうち前記第1および第2の凸条部22,23の間の部分を押し下げ、その結果、前記環状凹部15が成形される。その場合、パンチ20の押し込み部27がパネル部2の中心側の部分を押圧するので、この部分の膨出変形を防止もしくは抑制することができる。
Therefore, if the
前述したように、本発明に係る缶蓋1における環状凹部15の外側傾斜面16は、環状溝部3の内壁面5とパネル部2とを接続するコーナー部6にほぼ直接的に接続されていることにより、環状溝部3の内壁面5とパネル部2の周縁部である環状凹部15の外側傾斜面16とのなす角度を90°よりも小さい鋭角にすることができる。そのため、環状溝部3と環状凹部15の外側傾斜面16とを接続するコーナー部6の折り曲げにより強度を向上することができ、飲料缶詰の缶蓋1に内圧が付加されても、環状溝部3と環状凹部15の外側傾斜面16とのなす角度が開きにくく、缶蓋1の中央部の膨出変形を抑制できる。したがって、タブ10がカートンケースに接触し、輸送時の振動によりスコア線8が破断したり、カートンケースヘの不用意な衝撃によりスコア線8が破断したりすることを防止できる。また、内容物の充填ラインで、充填後の飲料缶詰を倒立させて搬送する際に、飲料缶詰が不安定な状態となることを防止できる。
As described above, the outer
また、環状凹部15が外側傾斜面16と内側傾斜面18とを有しているため、環状溝部3の内壁面5と環状凹部15の外側傾斜面16とを接続するコーナー部6の折り曲げによる強度の向上に加えて、外側傾斜面16と内側傾斜面18との折れ曲がりによる環状凹部15自体の強度の向上により、パネル部2の周辺部の強度をより向上でき、充分に缶蓋1中央部の膨出変形を抑制することができ、さらに、環状凹部15を形成することで、パネル部2の平坦な領域が狭くなるため、缶蓋1中央部の膨出変形がさらに抑制されることとなる。
Further, since the
特に、パネル部2に連なる環状溝の内壁面5と環状凹部15の外側傾斜面16とのなす角度を45°〜80°とすることが好ましく、これにより、缶蓋1の性能の低下を引き起こすことなしに充分に膨出変形を抑制できる。すなわち、この角度が、45°よりも小さいと環状溝の内壁面5と環状凹部15の外側傾斜面16とを接続するコーナー部6の折り曲げ成形がきつくなり、缶蓋1板厚の部分的な薄肉化や内面品位の低下などが生じる可能性があり、80°よりも大きいとコーナー部6の折り曲げによる強度の向上が十分に生じず、缶蓋1中央部の膨出変形の抑制が充分に行われない可能性がある。
In particular, it is preferable that the angle formed by the inner wall surface 5 of the annular groove connected to the
ここで、具体的な各寸法の一例を挙げると、本実施例では、環状凹部15の傾斜面の上端間の幅は1.86mmで、パネル部2上面から環状凹部15の底面17までの深さは0.38mmとなっており、環状凹部15の深さは、好ましくは0.2mm〜0.6mmの範囲とすることで、充分な耐圧強度を確保しつつ、確実に膨出変形を防止できる。すなわち、0.2mmより浅いと充分な強度の向上を得られず内圧付加時に膨出変形を抑制できない可能性があり、0.6mmより深いと環状凹部15の成形時に環状溝部3を構成する金属素材が引っ張られ、所定の形状が得られず耐圧強度が低下する可能性がある。
Here, as an example of specific dimensions, in this embodiment, the width between the upper ends of the inclined surfaces of the
さらに、本実施例では、環状凹部15の成形時にパネル部2の中央部分が若干膨らむことを防止するために、環状凹部15をプレス金型により成形する際に同時に環状凹部15の半径方向内側の範囲のパネル面を金型の押し込み成形部により0.05〜0.3mm程度押し下げている。
Further, in this embodiment, in order to prevent the central portion of the
なお、本発明は、上述した具体例に限定されないのであって、例えばタブの形状は任意であり、また環状凹部15の成形方法も上記の具体例に限定されない。
The present invention is not limited to the specific examples described above. For example, the shape of the tab is arbitrary, and the method of forming the
1…缶蓋、 2…パネル部、 3…環状溝部、 4…フランジ部、 5…内壁面、 6…コーナー部、 8…スコア線、 9…開口片、 10…タブ、 12…指掛け部、 15…環状凹部、 16…外側傾斜面、 18…内側傾斜面。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
パネル部の周縁部近傍でかつ前記環状溝部より内周側に前記環状溝部に沿った環状凹部が形成されており、該環状凹部は、前記パネル部の上面側にほぼV字状に開く、缶蓋の半径方向での外側の外側傾斜面と缶蓋の半径方向での内側の内側傾斜面とを有し、前記外側傾斜面は、前記環状溝部と前記パネル部とを接続するコーナー部にほぼ連設され、
前記環状溝部が、前記コーナー部に連設する内壁面を有し、該内壁面と前記環状凹部の外側傾斜面とのなす角度が45°〜80°の範囲であることを特徴とする開口容易缶蓋。 A substantially disk-shaped panel portion, an annular groove portion disposed at the peripheral edge portion of the panel portion, and a flange portion for fixing the can body disposed at the outer peripheral edge portion of the annular groove portion are integrally formed, The panel portion is formed with an opening piece defined by a score line and a tab fixed to the substantially central portion of the panel portion where the opening piece can be opened by pulling up one end side as a finger hanging portion. In
An annular recess is formed in the vicinity of the peripheral edge of the panel portion and on the inner peripheral side of the annular groove portion along the annular groove portion, and the annular recess opens substantially in a V shape on the upper surface side of the panel portion. An outer inclined surface on the outer side in the radial direction of the lid and an inner inclined surface on the inner side in the radial direction of the can lid, and the outer inclined surface is substantially at a corner portion connecting the annular groove portion and the panel portion. Connected ,
The annular groove has a inner wall surface continuously provided on the corner portion, the opening angle between the outer inclined surface of the inner wall surface and the annular recess, characterized in that it is a range of 45 ° to 80 ° facilitating Can lid.
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