JP4681022B2 - 昇降駆動用噛合チェーン - Google Patents
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Description
また、本発明の昇降駆動用噛合チェーンで言うところの「外歯プレートのピン間ピッチ」とは、外歯プレートに前後一対で圧入嵌合された連結ピンの中心がチェーン長手方向に相互離間する間隔のことを意味している。
ここで、図1は、本発明の一実施例である昇降駆動用噛合チェーンを用いた使用態様図であり、図2は、図1から昇降テーブルとパンタアームを除いた状態の斜視図であり、図3は、昇降駆動用噛合チェーンを示す一部拡大図であり、図4は、昇降駆動用噛合チェーンを示す斜視図であり、図5は、昇降駆動用噛合チェーンのチェーン幅方向への重量バランスを説明する模式図である。
まず、本実施例の昇降駆動用噛合チェーン100では、内歯プレート110と外歯プレート140とが、図3乃至図5に示すように、共通の金型を用いて打ち抜き加工されているとともにプレート厚み方向における表裏を相互に逆転させた状態および内歯プレート110および外歯プレート140に形成されたフック部111、141を同一のプレート高さ方向に向けて延出させた状態でそれぞれ配置されている。
そして、このように内歯プレート110と外歯プレート140とを配置した場合、各プレート内における平滑面状の剪断面Xと粗面状の破断面Yのプレート厚み方向への並び順、すなわち、打ち抜き方向後方に形成された剪断面Xと打ち抜き方向前方に形成された破断面Yのプレート厚み方向への並び順は、図5に示すように、内歯プレート110と外歯プレート140とで相互に逆転しており、そのため、チェーン幅方向に亘るチェーン全体の重量バランスは均一になるように設計されている。
なお、図5における内歯プレート110および外歯プレート140のプレート切断面に関しては、その剪断面Xおよび破断面Yに起因にして生じた傾斜を大幅に誇張して示している。
このようにしてブシュ120を成形したことにより、スプロケット噛合部122の特定された外周面で昇降用スプロケットSと安定して接触するので、ローラを用いたチェーンのように昇降用スプロケットSとの噛み合い時に連結ピン150もしくはブシュ120の中心に対してローラの中心が偏在して昇降用スプロケットSとの間で噛合振動や噛合騒音が発生することを防止できるようになっている。
このようにブシュ間ピッチおよびピン間ピッチを設定することにより、被昇降物などの荷重に起因して連結ピン150がブシュ120に対して各内歯プレート110内におけるチェーン長手方向内側に偏在した際においても、チェーン長手方向に亘る各ブシュ120の相互間隔がそれぞれ等しくなるようになっている。
また、本発明の昇降駆動用噛合チェーン100で言うところの「外歯プレート140のピン間ピッチ」とは、外歯プレート140に前後一対で圧入嵌合された連結ピン150の中心がチェーン長手方向に相互離間する間隔のことを意味している。
したがって、内歯プレート110および外歯プレート140が、打ち抜き方向後方に形成された剪断面側と打ち抜き方向前方に形成された破断面側との間に生じた重量差に起因してプレート厚み方向へ重量の片寄りをそれぞれ生じた場合であっても、チェーン幅方向に亘るチェーン全体の重量バランスを均一に維持するので、昇降駆動用噛合チェーン100のチェーン幅方向への傾斜を抑制して被昇降物の重量などに対するチェーン幅方向における荷重バランスを向上できる。
したがって、この内歯プレート110および外歯プレート140のフック部111、141を介して一対の昇降駆動用噛合チェーン100の内歯プレート110同士および外歯プレート140をそれぞれ噛み合わせることができるので、座屈等を生じることなく昇降駆動用噛合チェーン100による被昇降物の確実な昇降動作を実現できる。
したがって、本発明の昇降駆動用噛合チェーン100ではブシュ120と一体に成形されたスプロケット噛合部122の特定された外周面で昇降用スプロケットSと安定して接触するので、ローラを用いたチェーンのように昇降用スプロケットSとの噛み合い時に連結ピン150もしくはブシュ120の中心軸に対してローラの中心軸が偏在して昇降用スプロケットSとの間で接触振動や接触騒音が発生することを防止でき、また、このようにしてブシュ120と昇降用スプロケットSとの間での接触振動の発生を防止することで、一対の昇降駆動用噛合チェーン100の相互間での噛合状態にズレが生じることを回避できるので、このような噛合状態のズレに起因して発生する振動を被昇降物に与えることなく安定した昇降動作を実現できるとともに、昇降用スプロケットSの回転力を効率良く昇降駆動用噛合チェーン100に伝達することができる。
したがって、ブシュ120と別体で成形されて充分な肉厚を確保できないローラを採用したチェーンと比べて、本発明の昇降駆動用噛合チェーン100ではスプロケット噛合部122をブシュ120と一体に成形して充分な肉厚を確保しているので、重量物などの被昇降物を上昇させる際にかかる負荷に対してスプロケット噛合部122が高い耐負荷性能を発揮して、ブシュ120に疲労破壊を生じることを防止できる。
したがって、被昇降物などの荷重に起因して連結ピン150がブシュ120に対して各内歯プレート110内におけるチェーン長手方向内側に偏在した際においても、チェーン長手方向に亘る各ブシュ120の相互間隔がそれぞれ等しくなるので、各ブシュ120の相互間隔が不均等である場合に昇降用スプロケットSとの間で生じがちなガタツキを抑制して、昇降用スプロケットSとの円滑な噛合状態を実現できる。
110、510 ・・・ 内歯プレート
111、511 ・・・ フック部
120、520 ・・・ ブシュ
121 ・・・ プレート側圧入部
122 ・・・ スプロケット噛合部
130、530 ・・・ 内リンクユニット
140、540 ・・・ 外歯プレート
141、541 ・・・ フック部
150、550 ・・・ 連結ピン
E ・・・ 噛合チェーン式昇降装置
S ・・・ 昇降用スプロケット
T ・・・ 昇降テーブル
P ・・・ ベースプレート
M ・・・ 駆動モータ
D ・・・ 駆動側スプロケット
C ・・・ 動力伝達チェーン
G ・・・ 同期ギア群
A ・・・ 昇降補助ガイド手段
A1 ・・・ インナーアーム
A2 ・・・ アウターアーム
R ・・・ スライドレール
B ・・・ チェーン収納ボックス
X ・・・ 剪断面
Y ・・・ 破断面
Claims (3)
- 左右一対で離間配置されたフック状の内歯プレートに前後一対のブシュを圧入嵌合してなる内リンクユニットがチェーン幅方向の最も外側に配置されたフック状の外歯プレートの前後一対のピン孔に圧入嵌合する前後一対の連結ピンによりチェーン長手方向に多数連結され、前記ブシュと噛合う一対の昇降用スプロケットにそれぞれ対向配置させて水平方向から垂直方向へ偏向しながら相互に対向する内歯プレート同士および外歯プレート同士をチェーン長手方向に半ピッチずらした状態でそれぞれ噛み合わせて一体に自立状態で上昇するとともに前記一対の昇降用スプロケットにより垂直方向から水平方向へ偏向しながら内歯プレート同士および外歯プレート同士をそれぞれ噛み外して分岐する昇降駆動用噛合チェーンにおいて、
前記内歯プレートと外歯プレートとが、共通の金型を用いて打ち抜き加工されているとともにプレート厚み方向における表裏を相互に逆転させた状態および各プレートに形成されたフック部を同一のプレート高さ方向に向けて延出させた状態でそれぞれ配置されていることを特徴とする昇降駆動用噛合チェーン。 - 前記ブシュが、前記内歯プレートに圧入嵌合するプレート側圧入部と該プレート側圧入部より大径のスプロケット噛合部とを一体に備えていることを特徴とする請求項1記載の昇降駆動用噛合チェーン。
- 前記内歯プレートのブシュ間ピッチが、前記昇降用スプロケットによる上昇駆動時に先行する内歯プレートの下方側に圧入嵌合されたブシュの中心と前記内歯プレートに後続する内歯プレートの上方側に圧入嵌合されたブシュの中心との相互間隔に等しくなるように設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の昇降駆動用噛合チェーン。
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