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JP4676333B2 - シールリング - Google Patents

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Description

本発明は、オートマチックトランスミッション(以下ATという)などの機器のシャフトに設けたリング溝に装着され、該機器の動作に必要な油圧を保持するシールリングに関する。
ATなどの機器に用いられるシールリングは、シャフトの外周面に設けた対の離間したリング溝に装着される。シールリングの外周面は、クラッチ板やブレーキ板を収納するハウジングの内周面に摺接し、両リング溝間にある油路から供給される作動油を両シールリングの一方の受圧側面と内周面で受け、反対側の接触側面と外周面とでリング溝の側面とハウジング内周面とをシールする。シールリングは、リング溝の溝壁面とシールリング側面との間で相対的に摺動しあい、両シールリング間の作動油の油圧を適正に維持する。
この条件下において、シールリングは、摩擦損失が少なく、且つ良好なシール性を長時間維持する事が求められている。シールリング装着状態において、シールリング側面とシャフトのリング溝壁面との摩擦力が低いことが必要であるが、従来の技術であるシールリング断面が矩形状の場合、シールリング側面とリング溝壁面の接触面積は大であり、摩擦損失が大きくなる。
近年、車輌性能の向上と環境基準の強化の観点から、ATのさらなる軽量化による燃費向上と低摩擦が求められており、シールリングもリングとリング溝壁面との間のフリクション即ち摩擦低減と、リング溝の加工精度にとらわれず良好なシール性を兼ね備えた特性の改善が望まれている。
従来の代表的な手段として、実開平6−18764号公報には、図4と図5に示すようなシールリングが開示されている。シャフト1のリング溝4に装着されたシールリング5’は、その側面に円周方向に延びる環状溝22と、周方向に離間しかつ径方向を向けて設けられた複数個の溝21とを有し、該径方向溝21を介して環状溝22はシールリング5’の内周面側23に開放される。シールリング5’の側面は、径方向溝21と環状溝22を介してリング溝4の側面と対接する。2はハウジングを示し、8は供給されるオイル(油)の流れを示す。
また、特開平9−210211号公報には、図6に示すように、シールリング5”の側面に内周面側に開放される複数個の離間した油溝24と、該油溝の周方向側に延在し、かつ該油溝に接続されるクサビ効果発生面として傾斜状の凹部24’とを有するシールリングが開示されている。
以上2つのシールリング5’,5”は、シールリング溝壁面に押し付ける力が前記シールリング側面の径方向溝21,24及び周方向溝22及び凹部に導入された油圧により低減されるので、シールリングとシールリング溝側面との間の圧接力は低減されたものになり、フリクションの低減及び潤滑機能の向上に有効である。
しかしながら、図6に示すようにシールリング溝壁面の加工精度のばらつきにより、溝が外開きになること、すなわち溝底の幅が小さく溝の口元の幅が大きいようなテーパー形状を有するリング溝壁面7’になることが多い。このようなリング溝に図4と図6に示すシールリングを使用すると、シールリング溝壁面7’とシールリング側面の内周角部とが対接し、油がリングの内周部を通って離間された隙間からリークし、側面シール特性に劣化現象が発生する難がある。
上記難点を解消することを目的とするシールリングとして特開平8−219292号公報及び特開平9−217836号公報に記載されたものが知られている。これは、図7に示すようにシールリング5’’’の側面を2〜10度のテーパー面57として内周側の幅を外周側の幅よりも小さくしたものである。上記シールリング5’’’は、シールリング側面57がテーパー状であることから、リング溝側壁面の加工精度のばらつきにより溝が外開きのテーパー状に倒れているリング溝壁面7’においても、リング側面57とリング溝壁面7’の対接は離間されず、シール特性に極端な劣化現象は発生しない効果がある。
そして、シールリング側面が内径方向内側に傾斜するテーパー面で形成されているため、シールリング側面とシールリング溝側壁面との間に径方向内方に向けて開放するクサビ状の間隙56が形成され、該間隙56に導入される油圧の作用によりシールリング5’’’とシールリング溝側壁面との間の圧接力が低減され、フリクションが低減される。
しかし、シールリング溝壁面の加工精度のばらつきにより溝が外開きになった時にはシールリング側面とシールリング溝側壁面との間に径方向内方に向けて開放するクサビ状の間隙がなくなり、該間隙に導入される油圧の作用が十分に得られず、フリクションの低減効果が発揮されない難点もある。
また、上記特開平8−219292号を改良したリングとして、シールリングの両側面間の内周側の幅が外周側の幅より小さくなるようなテーパー面を形成したシールリング5’’’’を図8に示す。
このシールリング5’’’’は両側面のテーパー面を二段とし、外周面側の第1の傾斜面58の傾斜角度に対して内周面側の第2の傾斜面59の傾斜角度を大きくしたことを特徴とする。ここでは、外周面側のテーパー面58の傾斜角度を0.5度以上3度以下とし、内周面側のテーパー面59の傾斜角度を9度以上11度以下と大きくしている。
外周側の傾斜角により溝が外開きのようなテーパー状に倒れているリング溝壁面7’においてもリング側面とリング溝側壁面の対接は離間されずシール特性に極端な劣化現象は発生しない効果があり、内周側の傾斜角は該間隙56に導入される油圧の作用によりシールリング5’’’’とシールリング溝側壁面との間の圧接力が低減され、フリクションが低減されるものである。
しかしながら、上記一段テーパーリングにおいては、合い口構造の突出部片の先端部とリング溝壁面の先端部に対向する端面との間の間隙には、クサビ状間隙を介して内部の油圧を外部に開放する漏れ回路を形成することとなり、この種の特殊合い口構造の本来のシール効果が十分に発揮されない難点を示す。
また、後者の二段の傾斜を有するテーパーリングも一段テーパーよりもシール性は向上するものの、上記テーパーリングの基本的理論は同様であり、未だシール性には課題が残されている。
この発明は、前述のような従来技術では対応が困難であった課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、シールリング溝側壁面の加工精度の影響を受けることなく、また、シールリングの合い口構造に依存することなく、低フリクッションを維持し、且つ油漏れを低減することができるシールリングを提供することにある。
従来技術の課題を解決するために、本発明は、シールリングの側面に凹部とリング本体の骨格としての役割を担う平面状の柱部とを交互に連続させた構成を基本的に用いる。ここで、凹部は、シールリング側面の内周側に内周方向に向かってシールリングの肉厚が薄くなるように設けられた最深傾斜部(第1の傾斜部)と第1の傾斜部の周方向両側に位置し、隣接する柱部の最も内周側の点に向かって収束する収束部とからなり、柱部及び収束部の内周側部分には内周方向に向かってシールリングの肉厚が薄くなるように第2の傾斜部が設けられている。
この構造では、シールリング側面の凹部とリング溝壁側面間のクサビ間隙により、もう一方のリング側面を押す力をキャンセルさせシールリング側面と溝壁との間に発生する損失トルクを低減することができる。また、柱部を面取りして、内周方向に向けてシールリング厚が薄くなるような第2傾斜面を設けることにより、リング溝が外開きとなっている場合にも、リング溝との接触位置を従来技術より外周側とすることができる。
これにより、内部の油圧が外部に開放される油圧開口部が小さくなり、シール特性が著しく改善される。
さらに、本件発明のシールリングでは外周側側面は外周面に対して直角な平面で構成されているため、合い口部の形状に依存することなく優れたシール特性を得ることができる。
本発明による側面の凹部の機能するところは、シャフト即ち軸の環状リング溝と相対するシールリングの側面が、内周面側にのみ開口する凹部の最深部傾斜部(第1の傾斜部)と、その最深傾斜部の周方向の両側に該シールリング側面の平面と接続するクサビ効果発生傾斜面としての滑らかな収束部が、リング溝壁側面とシールリング凹部の間のクサビ間隙によってもう一方のリング側面を押す力をキャンセルさせシールリング側面と溝壁との間に発生する損失トルクの低減を確保させシールリングが使用される製品の燃費を向上させ得るものである。
また、合口部には側面に凹部を形成せずに平面状にすることで、特殊合口の構造が十分発揮され、低リークの特性をもったシール性を確保することが可能となる。
さらに本発明では、シールリング側面の柱部と凹部最深部の接続を円錐状の傾斜面とすることで、凹部に入った油を柱部である摺動面に平滑に取り込ませ、油を摺動面に供給し耐摩耗性を向上させ、且つ円錐状の傾斜面によりリングが回転する方向と垂直な角度に近づくことから揚力も加算され、キャンセル圧がさらに増幅されフリクッションが低減される。また、凹部と柱部の数を最適化することにより、より効果的にフリクッションを低減できる。
図1は本発明の一例のシール装置のシールリング装着部分を示す断面図である。
図2は本発明の一例のシールリングの内周面を側面に展開した部分側面図である。
図3の(a)は図2の本発明のシールリングの矢視II−IIより見た断面図であり、(b)は図2の矢視III−IIIより見た断面図である。
図4は従来の側面溝シール装置のシールリング装着部分を示す断面図である。
図5は図4に示す従来のシールリングの一部平面図である。
図6は従来の側面油溝シール装置のシールリング装着部分を示す断面図である。
図7は従来のシール装置、側面テーパー形状のシールリング装着部分を示す断面図である。
図8は従来のシール装置、側面テーパー形状に改良して側面を二段設けたシールリング装着部分を示す断面図である。
図9は実施例に用いた溝の形状を示す。
図10は本発明によるシール装置と従来のシール装置のテスト結果を示すグラフ図である。
図11は本発明の一例によるシールリングの凹部に作用するキャンセル圧の分力を示すシールリングの内周面を示す。
図12は本発明によるシールリングの凹部の数とフリクションの関係のテスト結果を示すグラフ図である。
以下に図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1は本発明のシールリング5がシャフト1の外周面に設けられた対の離間したリング溝4に装着されている状態を示す。ここで、対のリング溝4の間から各リング溝4に供給された作動油8をその受圧側面9と内周面23で受け、反対側の接触側面6と外周面55とでリング溝側壁面7とハウジング2の内周面とをシールしている。シールリング5の両側面の内周側には凹部が形成されている。
図2に示すように、凹部は第1の傾斜面51と第1の傾斜面51の周方向両側に形成され隣接する柱部54の最も内周側の点Bに向かって収束する収束部52からなり、その形状は周方向に長いポケットのような形である。
凹部は最深部(第1の傾斜面)51を周方向に延ばした形状であり、周方向に離間して設けられている。凹部間には平面の土手状柱部54があり、柱部54及び収束部52の内周側には内周方向に向かってシールリングの肉厚が薄くなるように第2傾斜面57が形成されている。
このように、本発明のシールリング側面は凹部と柱部54が周方向に交互に連続して存在する形状を特徴とする。
第1の傾斜部の周方向の幅はその最大深さよりも大きく、第2傾斜面57の周方向の幅より大きくするのが好ましい。ここで第2傾斜面57の周方向の幅とは、柱部の周方向幅(図2のB−B間の幅)をいう。第1の傾斜部の周方向幅は第2の傾斜面の周方向幅の8〜50倍とするのがより好ましい。8倍より小さいと、リング側面と溝壁面の接触面積が増加し、フリクション低減の効果が少なくなることが実験によって実証されている。逆に50倍より大きいと、後述する揚力の効果が小さくフリクションの低減が顕著に認められない。
また、収束部の周方向の幅(片側)は第1の傾斜面51の周方向の幅の1/50以上とするのが好ましい。1/50より小さいと収束部の傾斜が急になるため後述する揚力の効果が小さく損失トルクの低減が顕著に認められない。収束部の周方向の幅には特に上限はなく、凹部に第1の傾斜面51がなく収束部のみから構成されていても(柱部との接触点から最深傾斜部に到達後、即反対側の柱部の内周側部に向かって収束する)本件発明の効果が得られる。但し、第1の傾斜面を設けることによりフリクション低減効果がより向上し、特に、第1の傾斜面の幅と収束部の幅が1:1付近までにおいてはフリクッションが大幅に低減する。
図2中のII−II線及びIII−III線での断面図をそれぞれ図3の(a)及び(b)に示す。図3(a)に示すように、シールリング側面の凹部を構成する第1の傾斜面51の傾斜角αは、そのシールリング5の外周面55と直角をなす面、すなわちシールリング5の軸心に対して直角をなす面に対する角度であり、傾斜角αは8度以上45度以下が好ましく、14度以上18度以下がより好ましい。ここで、凹部に第1傾斜面がない場合には、最深傾斜部の傾斜角が上述の範囲であればよい。
傾斜角αを上記範囲とすることにより、リング溝側壁面とシールリング凹部即ち第1の傾斜面51との間のクサビ間隙53と凹部両端にある円錐状の収束部52によりリングが回転する方向と垂直な角度に近づきそれが油に作用する揚力によって、もう一方のリング側面を押す力をキャンセルし、シールリング側面と溝壁との間に発生する損失トルクを低減させ、シールリングが使用される製品の燃費を向上させることができる。
揚力の作用を図11に示す。第1の傾斜面51に作用するキャンセル圧が収束部52に作用し、この圧力の一部が分力としての揚力となり、キャンセル圧と同方向に作用する。これが損失トルクの低減に寄与する。
第1の傾斜面51の傾斜角度αが、8度未満の場合、シールリング側面とシールリング溝側壁面との間に径方向内方に向けて開放するクサビ状の間隙53が形成されにくくなり、フリクション低減効果が十分でない。また、45度を超えて大きい場合もクサビ状の間隙53が形成されず、キャンセル圧が発生しなくなり、フリクションを十分低減できない。
第1の傾斜面51の最外径部はリング径方向幅Lとの境界に位置する。リング径方向幅Lは、シールリングの外周面55より0.4〜1.2mm、または、a1寸法の2/3以下の幅で間欠状に形成されるのが好ましい。
ここで、リング径方向幅Lは、第1の傾斜面51の最外径部とリング外周面55との間の平坦な残り幅である。リング径方向幅を外周面55より0.4mm未満とするとハウジングないしはシャフトの回転軸芯の振れから、シールリング溝側壁面7からシールリングの凹部最外径が外れる確率が高くリーク特性が劣化する可能性がある。
また、リング径方向幅Lが外周面55より1.2mmを超えて大きいか、又は径方向の残り幅寸法Lがリングa1(厚さ)寸法の2/3を越えると、シールリング側面とシールリング溝側壁面との間に径方向中心に向けて開放するクサビ状の間隙が小さく、結果、キャンセル圧の発生が少なく、フリクション低減の効果が十分でない。
また、シールリング溝壁面7の加工精度のばらつきによりリング溝4が外開きに倒れた場合でもシール性を維持できるように、周方向に離間した凹部の間にある平面の柱部54の内周側に、第2の傾斜面57を設ける。この第2の傾斜面57は収束部52の内周側まで連続して形成されている。
図3(b)に柱部の断面図を示すが、第2の傾斜面57の径方向の長さ(M)は、好ましくは、シールリング5の内周から第1の傾斜面51の最外径までの幅(a1−L)の1/5以上1/2以下の範囲とする。これによって、シールリング側面の平面部内周位置が側面凹部最外周に近づくことから内部の油圧が外部に開放される油圧開口部(図1中のAに相当する)が小さくなり、優れたシール特性を維持できる。
ここで、柱部54の内周における第2の傾斜面57の径方向の長さMがa1−Lの1/5未満では軸溝壁が外開きに倒れていたときに油圧開口部を十分小さくすることができず、シール性に大きな改善効果が得られないことになり、また、径方向の長さMがa1−Lの1/2以上では柱部54の形状の特性が得られない。
傾斜角βは、8度以上60度以下が好ましく、45度近傍がより好ましい。8度よりも小さいと合口部50も傾斜面となりシール性が悪化する可能性がある。60度よりも大きいとリング内周が溝壁に接触することで、側面凹部に溝壁との間に間隔が生まれ、漏れ流通路が発生しシール機能を損失する可能性がある。
また、凹部の個数は4ヶから16ヶであるのが好ましい。この凹部の数が、4ヶ未満、即ち1ヶから3ヶであると、凹部に入った油を柱部54としての摺動面に平滑に取り込ませる効果が少なく、耐摩耗性向上が少なく、円錐状の傾斜面52によりリングが回転する方向と垂直な角度に近づくため揚力も小さくなり引きずりトルク低減効果は顕著に認められない。
逆に凹部の数が16ヶより多いと、リング溝壁側面7とシールリング凹部の間に発生する周方向のクサビ間隙が小さくなることと、柱部54の数が増加することによって接触面積が増加してシールリング側面と溝壁との間に発生する損失トルクの低減の効果が顕著に認められないことが実験によって実証されている。凹部の個数が8ヶから12ヶでは特に優れたフリクション低減効果が得られる。
尚、「キャンセル圧」とは、「反対側側面の油圧による押付け圧を低減する」ことの意味である。
図中では、シールリングの受圧側面と接触側面を対称の構造としているが、リング溝壁面と接する接触側面側のみを本発明の凹部及び柱部の構造とすることによっても本発明の効果は得られる。但し、取り付け時の作業性を考慮すると両側面対称となっていて方向性のない方が好ましい。
本発明の実施例の一例を以下に記す。本シールリングの主たる特徴は、リング溝壁側面7の製造精度にとらわれない低リークおよび低フリクションにある。そこで、本実施例では溝壁面7の傾斜角が1.5°で外開きとなっているシャフトを用いた(図9参照)。尚、シャフト1とハウジング2はスチール製で、シャフトの溝幅は0.3mm、溝深さは0.17mmとした。
シールリング5はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)にカーボン繊維を添加した合成樹脂材とし、外径φ50、軸方向幅2.35mm、半径方向厚さ2.0mm、側面凹部最深傾斜部の傾斜角(α)は16±2°とした。また、最深傾斜部最外周とリング外周面との径方向の残り幅Lは、外周面より1.0mmとした(半径方向厚さa1の1/2)。第2の傾斜面の傾斜角(β)は45±2°とし、凹部の数(1ケの凹部は1ケの最深傾斜部とその両側の収束部からなる)は14ヶ、第2の傾斜面57は15ヶ(合い口の両側をそれぞれ1ケとする)形成した。ここで、最深傾斜部の周方向幅は第2の傾斜面の周方向幅の20倍とした。収束幅の周方向幅(片側)は、最深傾斜部の周方向幅の1/10とした。
また、比較例1として、従来の側面に周方向溝を有するリング、比較例2として側面が均一な傾斜角を有する1段テーパーリングをそれぞれ実施例と同じ材質、寸法で作製した。ここで、1段テーパーリングの側面テーパー面の傾き角は5°±1°とした。
上記各シールリングを上述したシャフト溝に装着して、ハウジングの回転数3000rpm、油圧1.27MPa、油温120℃条件下でのオイル漏れ、フリクションテストを実施した結果を図10に示す。
図10より本発明の実施例に係るシールリングを使用する場合には、比較例1のシールリングよりもフリクションが低減し、比較例2の1段テーパーシールリングよりさらに低フリクションとなることが確認された。また、本発明のシールリングではオイル漏れ量が比較例の1/2以下となっており、側面の平坦柱部の内周側に傾斜角を持たせることでリング溝側壁面の加工精度に依存せず優れたシール特性が得られることがわかった。
更に、リング側面に凹部を、0ヶ(比較例3:断面矩形)、4ヶ、8ヶ、16ヶ形成したシールリングを作製した。
上記各シールリングを上述したシャフト溝に装着して、ハウジングの回転数2000rpm、油圧1.5MPa、油温120℃条件下でオイル漏れ、フリクションテストを実施した。フリクションテストの結果を図12に示す。
図12より、側面に凹部を形成した本発明のシールリングでは、比較例3に比べ、フリクションが低減することが確認された。凹部の数とフリクションの関係は下に凸の曲線となり、凹部が4ヶ及び16ヶではフリクションが比較例3の2/3程度に低減した。また、凹部が8ヶから12ヶの範囲ではさらにフリクションが低減することが確認された。
一方、凹部を有する本発明のシールリングのオイル漏れ量は、凹部の数に依存せず、全ての実施例において、比較例2の1段テーパーリングの1/2以下となった。このことから本発明のシールリングでは、外開きの溝においても優れたシール特性が得られることがわかった。
産業上の利用の可能性
本発明のシールリングでは、シャフトのリング溝壁面の加工精度に関わらず最適な低フリクションおよび低リークを両立できる。
これにより、シールリングが使用される製品の燃費を向上させ得るものである。

Claims (4)

  1. シャフトの外周面に設けたリング溝に装着され、リング溝に供給された油圧をその受圧側面と内周面に受け、反対側のリング溝壁面と接する接触側面と外周面とでシールするシールリングであって、
    少なくとも前記シールリング接触側面には周方向に離間して形成された凹部と、当該凹部間の柱部を有し、
    前記凹部は、シールリング側面の内周側に内周方向に向かってシールリングの肉厚が薄くなるように設けられた最深傾斜部(第1の傾斜部)と当該最深傾斜部の周方向両側に位置し、隣接する柱部の最も内周側の点に向かって収束する収束部とからなり、前記柱部及び収束部の内周側には内周方向に向かってシールリングの肉厚が薄くなるように第2の傾斜部が設けられていることを特徴とするシールリング。
  2. 前記最深傾斜部の傾斜角が8度以上45度以下で、且つ最深傾斜部の最外径部と外周面との間の寸法(L)が0.4mm以上でシールリングの厚さ(a1)の2/3以下であることを特徴とする請求項1に記載のシールリング。
  3. 前記第2の傾斜面の傾斜角が8度以上60度以下で、且つ第2の傾斜面の径方向の寸法(M)が、シールリングの内周から最深傾斜部の最外径部までの寸法(a1−L)の1/5以上1/2以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシールリング。
  4. 最深傾斜部の周方向の幅が第2の傾斜面の周方向幅の8倍〜50倍で前記凹部の数が4ヶ以上16ヶ以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシールリング。
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