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JP4673213B2 - マイクロバルブユニット - Google Patents

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Description

本発明は、微細な流路(マイクロ流路)の開閉を行うマイクロバルブユニットに関し、詳しくは、複数のバルブに対して同時に開閉制御することで、マイクロ流路内を流れる流体の送液制御を行うマイクロバルブユニットに関する。
近年、Lab−on−a−Chip、マイクロリアクターチップ等と呼ばれる小型分析システムの開発が盛んに行われている。これは、流路や反応槽、バルブ、センサ等の要素構造を小さな基板(チップ)に集積した構成であり、この内部に流れる気体や液体状の試料に対して分析処理を行うものである。このような小型分析システムの一例として、樹脂製チップ内に設けられた微細な流路に血液を流し、臨床検査を行うバイオチップが挙げられる(例えば、非特許文献1参照。)。このような小型分析システムを用いると、少量の試料で高速に分析を行うことができることから、試料を提供する側の負担を少なくすることができる。このため、特に生体への応用が注目を集めている。
この小型分析システムの構成要素の一つとして、チップに内蔵された小型のバルブ(マイクロバルブ)が提案されている。一例を挙げると、電極間の静電力で弾性薄膜を変形させ、流路を開閉する技術(特許文献1参照。)、チップ外に設置したアクチュエータで流路の一部を押しつぶして、流路を開閉する技術(特許文献2参照。)等が知られている。このようなマイクロバルブを用いると、チップ内で試料の流れを制御できることから、試料を意図したタイミングでセンサに導くことができる。
しかし、小型分析システムの分野では、近年、上記のような単純な開閉制御だけではなく、より高度な流体制御が求められている。例えば、一つのシステムに対し多種の試料を供給し、任意の順序で試料をセンサに送液し、分析を行うことが求められる。これを実現するには、多種の試料の中から特定の試料のみをセンサに送液する切り替え制御工程や、試料同士が混合することなく、特定の試料をセンサに送液する制御工程等が必要とされる。
このような高度な流体制御を実現するためには、複数の流路と、この流路の動きを制御する多数のマイクロバルブが必要になる。そこで、小型構成を維持すると共に、高密度に配置した多数のマイクロバルブを、個別に精度よく制御する必要があった。
特開2004−291187号公報 特開2002−228033号公報 J.Auge et al., Sensors and Actuators B, 26−27(1995)181−186
しかしながら、前述のマイクロバルブを高密度に配置すると、前者のマイクロバルブは隣り合う電極同士が干渉するため、意図した動作ができなくなる。また、後者はひとつのマイクロバルブに対し、バルブ駆動用のアクチュエータがひとつ必要となる。アクチュエータのサイズとその発生力はほぼ比例関係にあることから、発生力を維持したまま、複数のアクチュエータを小型化し、高密度に配置することは難しく、ひいてはマイクロバルブを高密度に配置できないという問題があった。
そこで、本発明は、小型で、かつ高密度に配置された複数のマイクロバルブを個別に制御できるマイクロバルブユニットを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、流路内の流体の流れを制御するマイクロバルブユニットであって、複数の分岐流路が結合して形成された前記流路と、前記分岐流路中に設けられるとともに、外部からの押圧力により前記分岐流路の開閉を行うバルブとからなる流路チップと、凸形状もしくは凹形状に形成された端面を有し、かつ前記端面が前記バルブに押圧力を与える加圧部を有するとともに、前記端面を移動させることにより所望の前記バルブの開閉を行う駆動手段と、からなることを特徴とするマイクロバルブユニットを提供する(第一の構成)。
第一の構成において、前記バルブが円弧状に配置され、かつ前記加圧部も前記バルブの配置に対応するように円弧状に形成された前記端面を有し、前記駆動手段の駆動により前記加圧部の前記端面が前記バルブの配置方向に回転して前記バルブの開閉を行うことを特徴とするマイクロバルブユニットを提供する(第二の構成)。
第一の構成において、前記バルブが一直線状に配置され、かつ前記加圧部も前記バルブの配置に対応するように直線状に形成された板状の前記端面を有し、前記駆動手段の駆動により前記加圧部の前記端面が前記バルブの配置方向に移動して前記バルブの開閉を行うことを特徴とするマイクロバルブユニットを提供する(第三の構成)。
第二もしくは第三の構成において、前記バルブは、前記分岐流路中に設けられた弁室と該弁室の側壁を構成する弾性変形膜とからなり、前記弾性変形膜が前記加圧部の前記端面による前記押圧力を受けて初期状態から変形することにより前記分岐流路の遮断を行い、また前記押圧力が排除された場合、前記弾性変形膜が前記初期状態に復帰することにより前記分岐流路が開口することを特徴とするマイクロバルブユニットを提供する(第四の構成)。
第四の構成において、前記分岐流路は複数の短流路からなり、第一の前記短流路と前記弾性変形膜に垂直な前記弁室の一面とが接続され、第二の前記短流路と前記弾性変形膜と対向する前記弁室の一面とが接続されることで、前記分岐流路と前記バルブとを接続することを特徴とするマイクロバルブユニットを提供する(第五の構成)。
本発明のマイクロバルブユニットによると、ひとつのアクチュエータで高密度に配置された複数のマイクロバルブを個別に制御できるため、マイクロバルブが設けられた流路チップ内に流れる多種の試料に対して複雑な流体制御が行えると同時に、流路チップの小型構成を維持することが可能になる。
以下、本発明について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1に本発明のマイクロバルブユニット100を、図2にマイクロバルブユニット100の構成要素である流路チップ1の構造を示す。
本発明のマイクロバルブユニット100は、流路チップ1と駆動手段6から構成されている。
まず、流路チップ1について説明する。流路チップ1は、例えばガラスとシリコーン樹脂(ポリジメチルシロキサン、以下PDMSと記す。)などを積層した複合材からなる筐体部材により構成されており、この筐体部材内に各種の構成要素が形成されている。なお、駆動手段6と対向する流路チップ1の面はシリコーン樹脂などの弾性素材で構成されていることが望ましい。流路チップ1の外寸は、長さ(図1・水平方向)が20〜100[mm]程度、幅が10〜20[mm]程度、厚さが数[mm]程度である。
流路チップ1の内部には、三つの分岐流路10a、10b、10cが設けられ、これらの端部が一ヶ所で接続されて一つの流路を形成している。分岐流路10a、10b、10cは、短流路11a、11b、11cと、短流路11a、11b、11cの端部に設けられた弁室14a、14b、14cと、弁室14a、14b、14cの一面に設けられた弾性膜15a、15b、15cと、弾性膜15a、15b、15cと対向する弁室14の側面に接続された短流路12a、12b、12c、短流路12a、12b、12cと垂直に接続された短流路13a、13b、13cから構成されている。このような構成の3つの分岐流路10a、10b、10cは、短流路13a、13b、13cの一端部が一カ所で接続され、また、短流路11a、11b、11cの他端部は穴31a、31b、31cとそれぞれ接続されている。穴31a、31bは、流路チップ1の外部からそれぞれの短流路11a、11bに溶液を導くものであり、穴31cはこれらの溶液を流路チップ1の外部に排出するものである。本実施の形態では、穴31cの側から溶液を吸引することにより、穴31aもしくは穴31bから溶液が供給されるように構成した。なお、穴31a、31bの側にポンプを設置して、溶液を流路チップ1に供給することも可能である。
駆動手段6は、加圧部61と、加圧部61に接続されたステッピングモータ62と、ステッピングモータ62に固定されたガイド63およびバネ64から構成されている。
加圧部61は一端が塞がれた略円筒形状で、他端は円周方向に沿って凹凸構造が形成されている。この凹凸構造を有する端部が流路チップ1に接するよう設置されている。加圧部61と、これと接続されたステッピングモータ62とは、ガイド63により流路チップ1の厚さ方向のみに運動が規定され、さらに、バネ64により、加圧部61が流路チップ1に対して加圧接触するように固定されている。
次に、流路を開閉する構造について図3を用いて説明する。図3では図2で説明した3分岐流路のうちのひとつの分岐流路を例として説明するが、他の分岐流路も同様な構成となっている。分岐流路10aに設けられた弾性膜15aは、外力が加わらなければ、図3(a)に示すように平坦な形状である。そのため、短流路11aと短流路12aとの間はつながった状態(開状態)である。ここで弾性膜15aを加圧部61が加圧すると、図3(b)に示すように、弾性膜15aが変形する。このため、短流路11aと短流路12aの間が遮断した状態(閉状態)となる。
ここで、3つの弾性膜15a、15b、15cの上に加圧部61を配置する。なお、加圧部61端部の円周は、弾性膜15a、15b、15cの配置から導かれる一つの円の円周とほぼ一致する。ステッピングモータ62が加圧部61を回転させ、加圧部61に設けられた凹凸構造を流路チップ1に対して位置決めする。加圧部61の凸部分(図4(a)に図示)が、バネ64により弾性膜15aを加圧する。加圧された弾性膜15aのみが変形し、分岐流路10aのみが閉状態となる。このため、流路チップ1内では、分岐流路10b、10cが開状態となり、試料を穴31bから、穴31cへと流すことが可能となる。また、加圧部62を回転させ、凸部分で弾性膜15bを加圧すると(図4(b)参照)、分岐流路10bのみが閉状態となり、試料を穴31aから穴31cへと流すことが可能となる。なお、位置決め動作は、ステッピングモータ62の駆動信号のみで可能であるが、ロータリーエンコーダーを加圧部61に付加すれば、より高度の位置決めが可能となる。
したがって、加圧部61の回転位置決めのみで、分岐流路の開閉が可能であり、任意の二分岐流路に対して試料の流れを制御できる。また、駆動手段一つで複数の分岐流路を開閉できることから、バルブを高密度配置し、流路チップの小型化が可能となる。
(実施の形態2)
図5に本発明のマイクロバルブユニット200を、図6にマイクロバルブユニット200の構成要素である流路チップ2の構造を示す。
なお、前述の実施の形態1と機能が共通する部分には同一符号を付し、その説明は割愛する。
本発明のマイクロバルブユニット200は、流路チップ2と駆動手段26から構成されている。
まず、流路チップ2について説明する。流路チップ2の内部には、三つの分岐流路10a、10b、10cと短流路16が設けられている。分岐流路10a、10b、10cは、短流路11a、11b、11cと、短流路11a、11b、11cの端部に設けられた弁室14a、14b、14cと、弁室14a、14b、14cの一面に設けられた弾性膜15a、15b、15cと、弾性膜15a、15b、15cと対向する弁室14a、14b、14cの側面に接続された短流路12a、12b、12c、短流路12a、12b、12cと垂直に接続された短流路13a、13b、13cから構成されている。このような構成の3つの分岐流路10a、10b、10cは、短流路13a、13b、13cの端部が一カ所で接続され、短流路16と接続している。
また、短流路11a、11b、11cの他端部は穴31a、31b、31cとそれぞれ接続されている。また短流路16の他端部も穴31dと接続されている。穴31a、31b、31cは、流路チップ2の外部から短流路11a、11b、11cそれぞれに溶液を導くものであり、穴31dはこれらの溶液を流路チップ2の外部に排出するものである。
駆動手段26は、加圧部261と、加圧部261に接続された直動アクチュエータ262と、直動アクチュエータ262に固定されたガイド263から構成されており、加圧部261の端部が流路チップ2に対して加圧接触するよう設置されている。加圧部261は板状であり、流路チップ2と接触する端部には欠けのある構造である。直動アクチュエータ262と加圧部261は、固定されたガイド263により、流路チップ2に対して水平方向(図5中、X方向)の一方向に運動を規定している。直動アクチュエータ262は加圧部261を移動させ、加圧部261端部に設けられた欠けの位置を、流路チップ2に対して位置決めすることができる。位置決め動作は、直動アクチュエータ262の駆動信号のみでも可能であるが、エンコーダーを加圧部261に付加すれば、より高度の位置決めが可能となる。
ここで、一直線上に配置された3つの弾性膜15a、15b、15c上に加圧部261を配置する。加圧部261の凸部分(図7(a)に図示)が、弾性膜15a、15bを加圧する。加圧された弾性膜15a、15bが変形し、分岐流路10a、10bが閉状態となる。このため、流路チップ2内では、分岐流路10cが開状態となり、試料を穴31cから、穴31dへと流すことが可能となる。また、加圧部262を移動させ、凸部分で弾性膜15b、15cを加圧すると(図7(b)参照)、分岐流路10aのみ開状態となり、試料を穴31aから穴31dへと流すことが可能となる。
したがって、加圧部261の位置決めのみで、分岐流路の開閉が可能であり、任意の分岐流路に対して試料の流れを切替制御できる。また、駆動手段一つで複数の分岐流路を開閉できることから、バルブを高密度配置し、流路チップの小型化が可能となる。
また、図8に示すように、マイクロバルブユニット200’を、流路チップ2’と駆動手段26、押圧ユニット27から構成することもできる。流路チップ2’は、短流路16上に弾性膜15dおよび弁室を設け、弾性膜15dを加圧変形させることで、短流路16を開閉する。このため、分岐流路10a、10b、10cから短流路16に至る流れを一括制御することができる。弾性膜15dを加圧変形させる押圧ユニット27の構造について説明する。押圧ユニット27は、図9に示すように、ステッピングモータ271が搭載されたハウジング272と、ネジ溝が形成されたステッピングモータ271の回転軸に接続されたワッシャ273、ワッシャ273にネジで固定された可動部274からなっている。可動部274にはシャフト275が固定され、さらにバネ276を介して押圧部277が支持されている。押圧ユニット27は、ステッピングモータ271の回転軸の回転を、ワッシャ273とシャフト275により可動部274の上下動に変換する。可動部274が降下すると、押圧部277が弾性膜15dにより押し上げられ、バネ276が圧縮する。この時、バネ276の反発力が弾性膜15dを加圧する力となり、短流路16を閉にすることができる(図11(a)参照。)。可動部274が上昇すると、押圧部277と弾性膜15dが接触しなくなり、短流路16は開になる(図11(b)参照。)。このように、ステッピングモータ271の回転制御のみで、短流路16の開閉を行うことが可能となる。なお、押圧部277のD面と可動部274との間で、電気的な導通を観察する回路を設けておくと、電気的導通状態で短流路16が開、短絡状態で短流路16が閉と知ることができ、流路の開閉を検知することができる。このような構成とすることで、例えば、緊急停止時に押圧ユニットの動作のみで一括して送液停止状態にすることが可能となる。
また、図10に示すように、流路チップ2’’からマイクロバルブユニットを構成することができる。流路チップ2’’は、前述の流路チップ2の上面に硬質樹脂製のガイド板3を設けた構成となっている。ガイド板3は2体からなり、弾性膜15a、15b、15cを含む直線状の領域を除いて設置している。駆動手段26の加圧部261は、流路チップ2’’のガイド板3を設けていない領域に沿って直動し、各々の弾性膜15a、15b、15cを加圧することになる。このため、加圧部261はガイド板3の側面により動きを規定されるため、正確な動作ができる。同時に、流路チップ2’’上面はガイド板3により硬い構成となるため、大きな固定力を設定することができ、流路チップ2’’を確実に固定することが可能となる。なお、ガイド板3を用いた構成は、実施の形態1で述べた流路チップ1も同様の構成をとることが可能である。
本実施形態1に係わるマイクロバルブユニットの構造を示す摸式図である。 流路チップの構造を説明するための概略図である。 分岐流路の開閉動作を説明するための説明図である。 分岐流路の開閉動作を説明するための説明図である。 本実施形態2に係わるマイクロバルブユニットの構造を示す摸式図である。 流路チップの構造を説明するための概略図である。 分岐流路の開閉動作を説明するための説明図である。 本実施形態2に係わるマイクロバルブユニットの構造を示す模式図である。 押圧ユニットの構造を説明するための概略図である。 流路チップを説明するための説明図である。 押圧ユニットの動作を説明するための概略図である。
符号の説明
1、2 流路チップ
3 ガイド板
6、26 駆動手段
10 分岐流路
11、12、13、16 短流路
14 弁室
15 弾性膜
27 押圧ユニット
31 穴
61、261、277 加圧部
62 ステッピングモータ
63、263 ガイド
64 バネ
100、200 マイクロバルブユニット
262 直動アクチュエータ

Claims (5)

  1. 流路内の流体の流れを制御するマイクロバルブユニットであって、
    複数の分岐流路が結合して形成された前記流路と、
    前記分岐流路中に設けられ、外部からの押圧力により前記分岐流路の開閉を行うバルブとからなる流路チップと、
    凸形状もしくは凹形状に形成された端面と、
    前記端面が前記バルブに押圧力を与える加圧部と、
    前記端面を移動させることにより所望の前記バルブの開閉を行う駆動手段とを有し
    前記端面側に接し、前記加圧部を前記バルブの配置に沿って案内するように形成されたガイド部とを有することを特徴とするマイクロバルブユニット。
  2. 前記バルブが円弧状に配置され、かつ前記加圧部も前記バルブの配置に対応するように円弧状に形成された前記端面を有し、前記駆動手段の駆動により前記加圧部の前記端面が前記バルブの配置方向に回転して前記バルブの開閉を行うことを特徴とする請求項1に記載のマイクロバルブユニット。
  3. 前記バルブが一直線状に配置され、かつ前記加圧部も前記バルブの配置に対応するように直線状に形成された板状の前記端面を有し、前記駆動手段の駆動により前記加圧部の前記端面が前記バルブの配置方向に移動して前記バルブの開閉を行うことを特徴とする請求項1に記載のマイクロバルブユニット。
  4. 前記バルブは、前記分岐流路中に設けられた弁室と該弁室の側壁を構成する弾性変形膜とからなり、前記弾性変形膜が前記加圧部の前記端面による前記押圧力を受けて初期状態から変形することにより前記分岐流路の遮断を行い、また前記押圧力が排除された場合、前記弾性変形膜が前記初期状態に復帰することにより前記分岐流路が開口することを特徴とする請求項2または3に記載のマイクロバルブユニット。
  5. 前記分岐流路は複数の短流路からなり、第一の前記短流路と前記弾性変形膜に垂直な前記弁室の一面とが接続され、第二の前記短流路と前記弾性変形膜と対向する前記弁室の一面とが接続されることを特徴とする請求項4に記載のマイクロバルブユニット。
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