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JP4673066B2 - リーダ・ライタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リーダ・ライタ装置に関する。
近年、IDタグは、小型化と低価格化が著しく進み、また、バーコードに比べて圧倒的に多くの情報を扱えることから、多くの製品や商品などに取り付けられて利用されるようになってきた。例えば、商店に陳列されている商品の内容や流通履歴などの情報が、商品に取り付けられているIDタグのメモリに格納されており、消費者はリーダ・ライタ(RW)を目的の商品に近づけるだけで商品の情報を確認することができるようになった。
一般的なRWとIDタグの回路構成を図6に示す。図において、RW200は、変調用ビット・コーディング部202、変調回路204、復調用ビット・コーディング部206、復調回路208、ドライバ210、アンテナ212、RW制御部214、コントローラ216で構成されている。IDタグ250は、変調用ビット・コーディング部252、変調回路254、復調用ビット・コーディング部256、復調回路258、アンテナ260、TAG制御部262、メモリ264で構成されている。
このような構成において、コントローラ216は、コマンドや情報を格納したメモリを備え、RW制御部214に指示および情報を与える。RW制御部214は、RW200の通信制御を司り、コントローラ216から送られてくるコマンドや情報を変調用ビット・コーディング部202に送る。変調用ビット・コーディング部202は、入力されたコマンドや情報をNRZ符号やマンチェスタ符号などの方式に従って符号化されたシリアルデータに変換する。変調回路204は、符号化されたデータで搬送波の変調を行う。変調された搬送波はドライバ210で増幅され、アンテナ212から電波として送出される。なお、データを送出する場合は、ドライバ210は前もってRW制御部214によって活性化させておく。
RW200から送出された電波をIDタグ250のアンテナ260が受信するとアンテナ260に起電力が発生する。図示していないが、IDタグ250に含まれる種々の回路には、この起電力を整流して与えられる。アンテナ260が受信した信号は復調回路258で復調され、復調用ビット・コーディング部256で符号化されていたシリアル信号がデジタル信号に復元され、TAG制御部262に入力される。TAG制御部262はIDタグ250の通信制御を行い、入力された信号に基づいてメモリ264から所望のデータを取り出し、変調用ビット・コーディング部252に送る。変調用ビット・コーディング部252では、TAG制御部262から送られてきたデータをNRZ符号やマンチェスタ符号などの方式に従って符号化する。符号化されたデータは変調回路254で変調されアンテナ260から送出される。
RW200は、IDタグ250から送られてきたデータをアンテナ212で受信し、復調回路208に送る。復調回路208で復調されたデータは復調用ビット・コーディング部206で符号化されていたシリアル信号がデジタルデータに復元される。復元されたデータは、RW制御部214を介してコントローラ216に入力され、処理される。
上述のように、通常IDタグ250の電力は、アンテナ260から供給されているため、IDタグ250からRW200側に信号を送信する返信方式には、電力消費量の少ない負荷変調方式が採用されている。また、RW200側では、IDタグ250の電力をアンテナ212から供給するため、送電性に優れた振幅シフト・キーイング(ASK変調)を行うのが一般的である。
ところで、13.56MHz帯を利用したIDタグとRWとの通信に関する規格として、近接型のISO14443規格と近傍型のISO15693規格がある。表1にISO14443規格の内容を示す。表1から分かるように、RWからIDタグに信号を送信する場合の変調方式および符号化方式と、IDタグからRWに信号を送信する場合の変調方式および符号化方式は必ずしも一致していない。例えば、タイプAの場合ではRWからIDタグに信号を送る場合の符号化方式はモディファイドミラーであるが、IDタグからRWに送信する場合の符号化方式はマンチェスタである。また、RWからIDタグに信号を送る場合の変調方式は、全てのタイプでASK変調を採用している。しかし、IDタグからRWに信号を送信する場合の変調方式は、タイプAでは副搬送波のASKであり、タイプBでは副搬送波の位相シフト・キーイング(BPSK変調)となっている。
Figure 0004673066
このように、ISO14443でも3種類の通信方式があり、それぞれの方式に互換性がない。また、ISO15693もISO14443との間では互換性がない。ただ、両者の共通の仕様は、搬送波周波数(13.56MHz)と変調方式である。具体的に、変調方式に関して、RWからIDタグへの通信仕様としてASK変調方式が使用され、IDタグからRWへの通信仕様において返信方式として負荷変調方式が使用されているが、それらの仕様を除けば、ビット・コーディング(符号化)方式、コマンドやデータを送受信する伝送プロトコル仕様は方式ごとに異なっている。そのため、複数の通信規格のIDタグを対象とする場合、それぞれの通信規格に対応した仕様のIDタグRWを使用する必要があった。また、複数の通信規格のIDタグを混在して使用することもできなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであって、複数のIDタグを一つのRWで制御可能で、回路規模が小さく安価に構成できるリーダ・ライタ装置を提供することを目的とする。
本発明は上述の目的を達成するためになされたもので、請求項1のリーダ・ライタ装置は、複数のIDタグにそれぞれ対応した複数のチャンネルと、上記複数のチャンネルとの間でデータを送受信するコントローラを備え、上記複数のチャンネルはそれぞれ、対応するIDタグの通信仕様に対応するアンテナ部と変復調部を有し、上記コントローラは、送信データを送信先IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析すると共に、受信データを送信元IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析するために複数のIDタグに対応する伝送プロトコルNを備えたプロトコル解析プログラム部により通信相手となるIDタグの通信仕様に応じて、当該通信相手となるIDタグと通信可能な状態に切り替わることを特徴とする。
請求項2のリーダ・ライタ装置は、上記複数のチャンネルがそれぞれ、各IDタグの通信仕様に対応した周波数の搬送波を出力することを特徴とする。
請求項3のリーダ・ライタ装置は、上記コントローラが、上記コントローラに入力される送信データに基づいて上記伝送プロトコルを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のリーダ・ライタ装置。
請求項4のリーダ・ライタ装置は、上記コントローラが、通信相手となるIDタグの通信仕様に応じた伝送プロトコルを選択する伝送プロトコル切換部を有することを特徴とする。
請求項5のリーダ・ライタ装置は、上記コントローラが、上記コントローラに入力される送信データに基づいて符号化変復調方式を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリーダ・ライタ装置。
請求項6のリーダ・ライタ装置は、上記コントローラが、通信相手となるIDタグの通信仕様に応じた符号化変復調方式を選択する符号化切換部を有することを特徴とする。
請求項7のリーダ・ライタ装置は、上記コントローラが、
上記複数のIDタグのそれぞれに対応する通信仕様の信号を作成し、
上記作成された信号を対応するチャンネルから出力し、
上記チャンネルから出力された信号に応答する信号から伝送プロトコルと符号化変復調方式を決定することを特徴とする。
本発明によれば、通信仕様の異なる複数のIDタグを一つのリーダ・ライタ装置で制御可能となり、複数のIDタグを混在して使用できる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
実施の形態1
図1は、本発明に係るリーダ・ライタ装置の構成を示す機能ブロック図である。図示するリーダ・ライタ装置は、符号10によって全体が示されており、アナログフロントエンド部(以下、「フロントエンド部」と略す。)12と、RWコントローラ(制御部)14を有する。フロントエンド部12は、異なる通信仕様を有する複数のIDタグ100(100A〜100N)に対応する複数のチャンネル16(16A〜16N)を備えている。チャンネル16(16A〜16N)は、アンテナ部18(18A〜18N)と変復調部20(20A〜20N)を備えており、これらアンテナ部18(18A〜18N)と変復調部20(20A〜20N)の通信仕様が複数のIDタグ100(100A〜100N)の通信仕様に対応している。したがって、チャンネル16AはIDタグ100A、チャンネル16BはIDタグ100B、・・・チャンネル16NはIDタグ100Nとの間でのみ相互に通信可能である。RWコントローラ14は、チャンネル16(16A〜16N)との間で信号の送受信が可能である。また、RWコントローラ14は、ホスト22との間で信号の送受信可能である。
図2は、RWコントローラ14の構成を示す機能ブロック図である。図示するように、RWコントローラ14は、ホスト22との間で信号の送受信を行うホストインターフェイス部30、IDタグ100(100A〜100N)との間で送受信するデータの伝送プロトコルを選択すると共に選択された伝送プロトコルによってデータをプロトコル解析する伝送プロトコル解析部(選択部)32、シリアルデータをパラレルデータに又パラレルデータをシリアルデータに変換するシリアル/パラレル変換部34、IDタグ100(100A〜100N)との間で送受信するデータをそれぞれの通信仕様に準拠したビット・コーディング変調及びビット・コーディング復調する符号化変復調部36を有する。例えば、ビット・コーディング変復調として、マンチェスタ符号化方式、ミラー符号化方式が知られている。
図3は、プロトコル解析部32と符号化変復調部36に関連する構成部分を示す。図示するように、RWコントローラ14は、プロトコル解析部32に関連するプロトコル解析プログラム部38と、符号化変復調部36に関連する符号化変復調プログラム部40と、CPU42を有する。プロトコル解析プログラム部38は、送信データを送信先IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析すると共に受信データを送信元IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析するために、複数のIDタグ100(100A〜100N)に対応する伝送プロトコル44(44A〜44N)を備えている。符号化変復調プログラム部40は、送信データを通信相手である送信先IDタグの通信仕様に準拠して符号化変調と共に受信データを通信相手である送信元IDタグの通信仕様に準拠して符号化復調するために、複数のIDタグ100(100A〜100N)に対応する符号化変調方式46(46A〜46N)を備えており、これらの符号化変調方式46(46A〜46N)に上述したマンチェスタ符号化方式、ミラー符号化方式等が含まれる。
このような構成において、ホスト22から特定のIDタグ100(100A…又は100N)にデータを送信する場合、ホスト22から出力された送信データはホストインターフェイス30を介してRWコントローラ14に入力される。送信データは、コマンド要求、送信先情報(送信先IDタグ情報)、送信内容(送信データ)等を含む。RWコントローラ14の伝送プロトコル解析部32、具体的にはCPU42が、送信データに含まれる送信先IDタグ情報をもとに、送信先IDタグに対応する伝送プロトコル44(44A…又は44N)を選択し、選択された伝送プロトコルに基づき、送信先IDタグの通信プロトコル仕様に準拠した通信プロトコルデータを作成する。通信プロトコルデータは、シリアル/パラレル変換部34でシリアルデータに変換される。次に、変換されたシリアルデータは、符号化変復調部36で、送信先IDタグの通信仕様に準拠したビット・コーディング変調に変換される。このとき、符号化変復調部36、具体的にはCPU42が、送信先IDタグ情報をもとに、送信先IDタグに対応する符号化変復調方式46(46A…又は46N)を選択し、選択された符号化変復調方式に基づいて送信データを符号化変調し、送信先IDタグの通信仕様に準拠して送信データを符号化する。RWコントローラ14は、送信先IDタグ情報に基づいて送信先IDタグに対応したチャンネルを選択し、該選択した送信先チャンネルにデータ(シリアルデジタル信号)を送信する。なお、RWコントローラ14は、特定の変復調部にデータを送信するために、各チャンネルの変復調部について予め決められた固有のアドレスを備えている。したがって、RWコントローラ14は、特定の変復調部20を指定して当該指定された変復調部に符号化されたデータを送信できる。
変復調部20は、チャンネルに送信された送信データをもとに搬送波を変調する。変復調部20(20A〜20N)で変調する搬送波の周波数f(fa〜fn)はチャンネルごとに異なる。本実施の形態において、変調部20(20A〜20N)はASK変調方式を採用している。変調されたデータは対応するアンテナ部18(18A〜18N)から対応するIDタグ100(100A〜100N)に送信される。
アンテナ部18(18A〜18N)から送信されたデータは対応するIDタグ100(100A〜100N)で受信される。IDタグ100(100A〜100N)は、信号を受信したアンテナ部に起電力を発生する。IDタグは、この起電力を整流し、IDタグ内に含まれる回路に供給する。アンテナ部が受信した信号は、ASK復調回路で復調される。次に、復調用ビット・コーディングが、符号化されているシリアル信号をデジタル信号に復元する。IDタグ制御部はIDタグの通信制御を行い、復元されたデジタル信号に基づいて、メモリから必要なデータを取り出し、これを変調用ビット・コーディング部に送信する。変調用ビット・コーディング部は、メモリから受信したデータをIDタグについて決められた通信仕様(符号化方式)に基づいて符号化する。符号化されたデータは、変調回路で負荷変調されてIDタグから出力され、対応するチャンネル16(16A〜16N)で受信される。
リーダ・ライタ装置10とIDタグ100(100A〜100N)の間の通信は、電磁結合方式、電磁誘導方式、電波方式のいずれの方式であってもよい。
リーダ・ライタ装置10のチャンネル16(16A〜16N)では、アンテナ部18(18A〜18N)で受信した信号を変復調部20(20A〜20N)で復調する。復調方式は、ASK復調方式、位相検波方式、反射波検出方式などがある。復調方式とは関係なく、復調された信号は変復調部20(20A〜20N)でシリアルデジタルデータに変換され、RWコントローラ14に出力される。
RWコントローラ14では、符号化変復調36、特にCPU42が、RWコントローラ14に信号を出力したチャンネル16(16A〜16N)のアドレスをもとに、送信元IDタグの通信仕様に準拠した符号化変復調方式46(46A…又は46N)を選択し、選択された符号化変復調方式に基づいてビット・コーディング復調を行う。復調されたデータは、シリアル/パラレル変換部34でパラレルデータに変換される。次に、伝送プロトコル解析部32は、チャンネル16(16A〜16N)のアドレスをもとに、送信元IDタグの通信仕様に準拠した伝送プロトコル44(44A…又は44N)を選択し、選択された伝送プロトコルをもとにデータを解析して受信データ(応答コマンド、データ情報等を含む。)を取得する。取得したデータは、ホストインターフェイス部30を介してホスト22に送信される。
このように、実施の形態1によれば、チャンネル16(16A〜16N)はそれぞれにアンテナ部18(18A〜18N)と変復調部20(20A〜20N)を備えているため、複数の通信仕様を備えた複数のIDタグにそれぞれ対応可能である。また、各チャンネルには各通信仕様に対応したアンテナ部が設けてあるため、搬送波周波数が異なるIDタグを各チャンネルに対応させることができる。また、13.56KHzの搬送波周波数以外の長波帯の数百KHzの搬送波を使用するIDタグに対応するチャンネルを設けることも可能である。したがって、一般には搬送波の帯域が異なる場合にはアンテナ部の形状が異なるが、上述のようにチャンネルごとにアンテナ部を持つことで、各チャンネルの搬送波仕様が異なる場合でも、一つのIDタグ用リーダ・ライタで、通信仕様の異なる複数のIDタグと通信可能である。また、伝送プロトコル、符号化変復調方式は、RWコントローラのプログラムを変更することで対応可能となる。
また、通信仕様の異なる複数のIDタグに対応して、複数のチャンネルにはそれぞれに変復調方式の異なる変復調部が設けてあるので、変復調方式が異なるIDタグをそれぞれのチャンネルに対応させることができる。そのため、IDタグから受信した信号の復調方式は、搬送波の違い・アンテナ部の出力の違い・IDタグとの通信距離の違い等に応じて最適な方式が選択されると共に、通信仕様の違いから復調方式に副搬送波を使用することもあるが、上述のように各チャンネルの変復調部は独立しているので、各IDタグの通信仕様に対応した変復調が可能である。さらに、複数の変復調部の入出力はデジタルデータに共通化されるので、一つのRWコントローラですべてのチャンネルの制御とデータ入出力が可能である。
他の形態1
上述の説明では、RWコントローラ14のCPU42に組み込まれたプログラムに従って伝送プロトコル解析と符号化変復調を行うが、これら伝送プロトコル解析と符号化変復調の構成及び動作は上述の実施形態に限定されるものでない。例えば、図4は、伝送プロトコル解析と符号化変復調に関する他の形態を示す。この形態において、RWコントローラ14は、伝送プロトコル切換部50及び伝送プロトコル解析部52と符号化切換部54及び符号化変復調部56を有する。伝送プロトコル解析部52は、通信仕様の異なる複数のIDタグに対応して、複数の伝送プロトコル解析要素58A〜58Nを有する。同様に、符号化変復調部56は、通信仕様の異なる複数のIDタグに対応して、複数の符号化変復調要素60A〜60Nを有する。これら解析要素及び変復調要素は、プログラムで構成してもよいし、物理的な回路構成によって構成してもよい。したがって、RWコントローラ14のプログラム又はハード構成を変更するだけで、複数の通信仕様に対応できる。
このような構成において、伝送プロトコル切換部54は、ホスト22から出力された送信データに含まれる送信先情報(又は通信仕様情報)又はチャンネル16(16A〜16N)から出力された受信データに含まれる送信元(IDタグ)情報(又は通信仕様情報)をもとに、伝送プロトコル解析部52に含まれる複数の伝送プロトコル解析要素58A〜58Nの中から、当該情報に対応する伝送プロトコル解析要素58A…又は58Nを選択し、この選択された解析要素で伝送プロトコル解析を行う。同様に、符号化切換部54は、ホスト22から出力された送信データに含まれる送信先情報(又は通信仕様情報)又はチャンネル16(16A〜16N)から出力された受信データに含まれる送信元(IDタグ)情報(又は通信仕様情報)をもとに、符号化変復調部56に含まれる複数の符号化変復調要素60A〜60Nの中から、当該情報に対応する符号化変復調要素60A…又は60Nを選択し、この選択された変復調要素でデータの変復調を行う。
他の形態2
以上の説明では、RWコントローラ14は、送信データ又は受信データに含まれる送信先情報又は送信元情報に基づいて対応する伝送プロトコルと符号化変復調方式を選択又は切り換えるものとしたが、ホスト22が送信データとは別に送信先情報をRWコントローラ14に送信し、この送信先情報に基づいてRWコントローラ14が伝送プロトコル、符号化変復調方式、及びチャンネルを選択するようにしてもよい。
他の形態3
リーダ・ライタ10と通信を行うIDタグを及びその通信に必要な通信仕様は、ホスト22から出力された信号を利用することなく、決定することができる。例えば、マイクロコンピュータ22で複数の通信仕様に準拠した複数の送信データを作成し、次に、作成された複数の送信データを対応する複数のチャンネルから順次出力し、次に、出力信号に応答したIDタグの返信を該IDタグに対応するチャンネルで受信し、次に、該受信に基づいてチャンネルから出力される信号をRWコントローラ14で受信し、その受信した信号から通信可能なIDタグの通信仕様をRWコントローラ14で決定する。そして、このようにして決定されたIDタグ及び通信仕様に基づいて、以後のリーダ・ライタとIDタグの間で通信行われる。
実施の形態2
図5は、実施の形態2に係るリーダ・ライタを示す。このリーダ・ライタ70は、IDタグの通信方式を用いるチャンネル(第1のチャンネル)72Aと、IDタグとは異なる通信方式(第2の通信方式)を利用するチャンネル(第2のチャンネル)72B、72C、72Dを有する。IDタグの通信方式以外の通信方式としては、例えば、光を用いた通信方式、有線を用いた通信方式、無線を用いた通信方式があり、実施の形態ではチャンネル72Bが光通信方式、チャンネル72Cが有線通信方式、チャンネル72Dが無線通信方式を採用している。IDタグの通信方式採用したチャンネル72Aでは、上述した実施の形態と同様のアンテナ部74Aと変復調部76Aが用いられる。光通信方式を採用したチャンネル72Bはアンテナ部74Bと変復調部76Bを有し、この変復調部76Bには光通信用変復調部が用いられる。有線通信方式を採用する場合、アンテナ部と変復調部に代えて、ケーブル74Cと有線接続部76Cが用いられる。無線通信方式を採用するチャンネル72Dでは、アンテナ部74Dと無線インターフェイス76Dが用いられる。そして、RWコントローラ80は、送信データ又はホストから送信されるチャンネル情報若しく返信を受信したチャンネルからの出力に基づいて通信相手となるチャンネルを特定する。このような構成を採用するリーダ・ライタによれば、チャンネルごとに伝送方式が異なる場合でも、一つのリーダ・ライタで複数の通信方式に対応可能である。また、複数のチャンネルの入出力がシリアルデジタルデータに共通化されるので、一つのRWコントローラですべてのチャンネルの制御とデータ送受信が可能である。
本発明に係るリーダ・ライタの構成を示す機能ブロック図。 図1に示すRWコントローラの機能ブロック図。 図2に示す伝送プロトコル解析部と符号化変復調部の機能を説明する図。 伝送プロトコル解析部と符号化変復調部の機能を説明する図。 実施の形態2にリーダ・ライタの構成を示す機能ブロック図。 リーダ・ライタ装置とIDタグの構成を示すブロック図。
符号の説明
10:IDタグ用リーダ・ライタ(RW)、12:アナログフロントエンド部、14:RWコントローラ(制御部)、16(16A〜16N):チャンネル、18(18A〜18N):アンテナ部、20(20A〜20N):変復調部、22:ホスト、30:ホストインターフェイス部、32:伝送プロトコル解析部(選択部)、34:シリアル/パラレル変換部、36:符号化変復調部、38:プロトコル解析プログラム部、40:符号化変復調プログラム部、42:CPU、44(44A〜44N):伝送プロトコル、46(46A〜46N):符号化変調方式、50:伝送プロトコル切換部、52:伝送プロトコル解析部、54:符号化切換部、56:符号化変復調部、58:伝送プロトコル解析要素、60:符号化変復調要素、70:リーダ・ライタ、100(100A〜100N):IDタグ。

Claims (7)

  1. 複数のIDタグにそれぞれ対応した複数のチャンネルと、上記複数のチャンネルとの間でデータを送受信するコントローラを備え、
    上記複数のチャンネルはそれぞれ、対応するIDタグの通信仕様に対応するアンテナ部と変復調部を有し、
    上記コントローラは、送信データを送信先IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析すると共に、受信データを送信元IDタグの通信仕様に準拠してプロトコル解析するために複数のIDタグに対応する伝送プロトコルNを備えたプロトコル解析プログラム部により通信相手となるIDタグの通信仕様に応じて、当該通信相手となるIDタグと通信可能な状態に切り替わることを特徴とするリーダ・ライタ装置。
  2. 上記複数のチャンネルはそれぞれ、各IDタグの通信仕様に対応した周波数の搬送波を出力することを特徴とする請求項1に記載のリーダ・ライタ装置。
  3. 上記コントローラは、上記コントローラに入力される送信データに基づいて上記伝送プロトコルを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のリーダ・ライタ装置。
  4. 上記コントローラは、通信相手となるIDタグの通信仕様に応じた伝送プロトコルを選択する伝送プロトコル切換部を有することを特徴とする請求項1又は2のいずれか一に記載のリーダ・ライタ装置。
  5. 上記コントローラは、上記コントローラに入力される送信データに基づいて符号化変復調方式を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のリーダ・ライタ装置。
  6. 上記コントローラは、通信相手となるIDタグの通信仕様に応じた符号化変復調方式を選択する符号化切換部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記載のリーダ・ライタ装置。
  7. 上記コントローラは、
    上記複数のIDタグのそれぞれに対応する通信仕様の信号を作成し、
    上記作成された信号を対応するチャンネルから出力し、
    上記チャンネルから出力された信号に応答する信号から伝送プロトコルと符号化変復調方式を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のリーダ・ライタ装置。
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