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JP4668687B2 - ピアッシング端子、フラット回路体とピアッシング端子との接続構造、及び、フラット回路体とピアッシング端子との接続方法 - Google Patents

ピアッシング端子、フラット回路体とピアッシング端子との接続構造、及び、フラット回路体とピアッシング端子との接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばFPC(フレキシブル・プリント・サーキット)やFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル)などのフラット回路体に貫通することにより導通を行うピアッシング端子、フラット回路体とピアッシング端子との接続構造、及び、フラット回路体とピアッシング端子との接続方法に関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源からの電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、図20(a),(b)に示すように、FFC50と、該FFC50が電気的に接続されるコネクタ51を備えている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
FFC50は、並列した複数の導体52と、導体52同士を絶縁する絶縁被覆53と、を備えている。導体52は、黄銅などの銅合金からなり、導電性を有している。絶縁被覆53は、例えばポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate:PET)などからなり、絶縁性を有している。絶縁被覆53は、それぞれの導体53を覆う。
後述するコネクタ51のコネクタハウジング56に収容する前述したFFC50の端部には、図21(a)に示すように、コネクタハウジング56の形状に合わせて、導体52間の絶縁被覆53を切り欠いた切り離し部54が設けられている。切り離し部54は、該導体52に沿って延びている。
コネクタ51は、雌端子(以下、端子という)55と、コネクタハウジング56,57と、を備えている。端子55は、図20(b)及び図21(a)に示すように、前述した構成のFFC50の導体52と電気的に接続される電線接続部58と、電線接続部58に連なった電気接触部59と、を備えている。電線接続部58は、底壁60aと、底壁60aから立設した加締め刃61と、を備えている。
加締め刃61は、図21(b)に示すように、切り離し部54により絶縁被覆53が切り欠かれたFFC50の端部の導体52と絶縁被覆53とを貫通するとともに折り曲げられて、FFC50に加締められる。こうして、加締め刃61即ち端子55は、FFC50の導体52と電気的に接続される。
電気接触部59は、電線接続部58の底壁60aに連なる底壁60bを有し、筒状に形成されている。電気接触部59には、相手方の雄端子の帯状の雄タブ(図示しない)が挿入されて、相手方の雄端子と電気的に接続される。このように、端子55は、前述したコネクタハウジング56,57に収容されて相手方の雄端子と嵌合すると、FFC50の導体52と、相手方の雄端子と、を電気的に接続する。
図20(a)及び図20(b)に示されたコネクタハウジング56は、筒状に形成されたハウジング本体部63と、該ハウジング本体部63に取り付けられるリテーナ64と、を備えている。ハウジング本体部63は、図20(b)に示すように、ハウジング本体部63内に仕切り壁65を備えている。それぞれの仕切り壁65は、ハウジング本体部63内を複数の端子収容室66に分割する。仕切り壁65には、FFC50の前述した導体52間の絶縁被覆53が切り欠かれた切り離し部54が、位置付けられる。端子収容室66それぞれは、端子55を収容する。
リテーナ64は、ハウジング本体部63との間に、端部がハウジング本体部63内に収容されるとともに端子55を取り付けたFFC50を押さえる。こうして、コネクタハウジング56は、FFC50の切り離し部54を仕切り壁65に位置付けるとともにFFC50を加締め刃61で加締めた端子55をそれぞれ端子収容室66内に侵入させて、端子55とFFC50の端部を収容する。
また、図22に示されたコネクタハウジング57は、筒状に形成されたハウジング本体部63と、該ハウジング本体部63に設けられたスリット67と、を備えている。ハウジング本体部63は、図22に示すように、ハウジング本体部63内に仕切り壁65を備えている。それぞれの仕切り壁65は、ハウジング本体部63内を複数の端子収容室66に分割する。端子収容室66それぞれは、端子55を収容する。
スリット67は、FFC50の形状に合わせて、ハウジング本体部63が切り欠かれて形成されており、ハウジング本体部63の長手方向に沿って伸びている。スリット67には、端子55に加締められたFFC50の端部が位置付けられる。こうして、コネクタハウジング57は、FFC50の端部をスリット67に位置付けるとともにFFC50を加締め刃61で加締めた端子55をそれぞれ端子収容室66内に侵入させて、端子55とFFC50の端部を収容する。
端子55を端子収容室66内に収容したコネクタハウジング56,57は、図示しない相手方の雄端子を収容した相手方のコネクタハウジング(図示しない)と嵌合して、コネクタ51をなす。
また、従来の端子55は、加締め刃61をFFC50に貫通させて、該加締め刃61をFFC50に加締める際に、図23(a)に示すように、一対の金型68,68間に端子55を位置付けて、該端子55をFFC50に近づけていた。そして、加締め刃61をFFC50に当接させるとともにさらにFFC50に近づけて、加締め刃61をFFC50に貫通させるとともに折り曲げて、加締め刃61をFFC50に加締めていた。
特開2002−334617号公報 実用新案登録第2549583号公報
しかしながら、従来の端子55は、電気接触部59の底壁60bに連なる底壁60aから加締め刃61が立設していたために、全長が長くなってしまう傾向があった。また、従来の端子55は、FFC50の電気接触部59が、FFC50の端よりも外側に突出する量が大きくなって、FFC50を加締めた端子55を取り回しづらかった。さらに、FFC50に切り離し部54が設けられていたので、FFC50の強度が低下していた。
さらに、加締め刃61をFFC50に貫通させて、該加締め刃61をFFC50に加締める際に、図23に示すように、一対の金型68,68の内面69,69と、端子55の一対の金型68,68の内面69,69と相対する外面70,70との間に隙間Aが生じてしまっていた。このため、図23(b)に示すように、一対の金型68,68の内面69,69に沿って加締め刃61即ち端子55をFFC50に近づけると、加締め刃61は、FFC50に近づける方向に交差する方向に、この隙間Aに応じた角度θ傾くことがあった(即ち、端子55がローリングすることがあった)。端子55は、加締め刃61の軸芯周りに傾くローリングを起こすと、加締め刃61が、FFC50に垂直に刺さらないことがあった。
このため、FFC50を貫通した加締め刃61とFFC50との間にガタが生じて、加締め刃61即ち端子55をFFC50に確実に固定できないことがあった。ゆえに、加締め刃61即ち端子55は、FFC50の導体52との電気的な接続が不安定になり、確実に電気的に接続することができないことがあった。また、加締め刃61のローリングを防ぐために、加締め刃61の長さのみを長くすると、該加締め刃61の剛性が低下して、加締め刃61をFFC50に突刺す際に、加締め刃61がFFC50を貫通する前に、曲がってしまう虞があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フラット回路体の導体との接続の信頼性を向上させることができるピアッシング端子、フラット回路体とピアッシング端子との接続構造、及び、フラット回路体とピアッシング端子との接続方法を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明のフラット回路体とピアッシング端子との接続構造は、導体及び該導体を被覆する絶縁性の被覆部を有するフラット回路体と、四角筒状の筒部と前記フラット回路体の導体及び被覆部を貫通して加締められることで、前記フラット回路体の導体と電気的に接続される一対の加締め刃とを有するピアッシング端子と、の接続構造であって、前記一対の加締め刃が、前記筒部を構成する互いに相対する一対の側壁とそれぞれ同一平面になるように、該筒部の外方向に向かって互いに同方向に突出して形成されたことを特徴としている。
請求項2に記載された本発明のフラット回路体とピアッシング端子との接続方法は、導体及び該導体を被覆する絶縁性の被覆部を有するフラット回路体と、四角筒状の筒部と前記筒部を構成する互いに相対する一対の側壁とそれぞれ同一平面になるように該筒部の外方向に向かって互いに同方向に突出して形成された前記フラット回路体の導体と電気的に接続される一対の加締め刃とを有するピアッシング端子と、の接続方法であって、前記フラット回路体に前記ピアッシング端子の加締め刃の前記外方向の端面を重ねた状態で、前記フラット回路体及び前記ピアッシング端子の筒部を一対の型間に位置付ける工程と、対の型を互いに近づけて前記加締め刃を前記フラット回路体の導体及び被覆部に貫通させて加締めることで、前記加締め刃を前記フラット回路体の導体に電気的に接続する工程と、を行うことを特徴としている。
請求項に記載した本発明のフラット回路体とピアッシング端子との接続構造によれば、加締め刃が筒部の外表面から筒部の外方向に突出しているので、加締め刃と筒部を合わせたピアッシング端子の厚みが厚くなる。
請求項に記載した本発明のフラット回路体とピアッシング端子との接続方法によれば、加締め刃が筒部の外表面から筒部の外方向に突出しているので、加締め刃と筒部を合わせたピアッシング端子の厚みが厚くなる。
以上説明したように、請求項1及び2に記載の発明は、加締め刃が、筒部の外表面から筒部の外方向に向かって突出しているので、筒部の長手方向の端部に連なった壁などに加締め刃を突出させる必要がなくなり、ピアッシング端子の全長を縮小化することができる。また、フラット回路体を加締めたピアッシング端子を取り回す際に、ピアッシング端子が、フラット回路体の端部よりも外側に突出する量が少なくなって、フラット回路体を加締めたピアッシング端子を取り回しやすい。
さらに、本発明のピアッシング端子は、加締め刃が、筒部の外表面から筒部の外方向に向かって突出しているので、フラット回路体に加締め刃を貫通させる際にフラット回路体に近づけられる方向の長さが、筒部の厚みと加締め刃の高さとを合わせた長さとなり、フラット回路体に近づけられる際に位置付けられる一対の型間での傾く角度が小さくなる。このため、本発明のピアッシング端子は、加締め刃をフラット回路体に垂直に押し当てて、貫通させることができるので、フラット回路体の導体と確実に電気的に接続することができる。ゆえに、本発明のピアッシング端子は、フラット回路体の導体との接続の信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかるコネクタを図1乃至図13を参照して説明する。コネクタ1は、図2に示すように、フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:以下FFCと呼ぶ)2が電気的に接続される雄型ピアッシング端子(以下、ピアッシング端子と呼ぶ)3と、コネクタハウジング4と、を備えている。
FFC2は、フラット回路体をなしている。なお、フラット回路体とは、複数の導体と、該導体を被覆する絶縁性の被覆部と、を備えて扁平な帯状に形成されているものを示す。FFC2は、図1及び図2に示すように、複数の導体5と、該導体5を被覆する絶縁シート6と、を備えている。
導体5は、導電性を有する金属からなる。導体5は、少なくとも銅、または銅合金を含んでいる。導体5は、断面形が矩形状に形成されている。導体5は、一方に沿って延びている。複数の導体5は、互いに平行である。
絶縁シート6は、絶縁性の合成樹脂からなり帯状に形成されている。絶縁シート6は、例えばポリエチレンテレフタレート(Polyethyleneterephthalate:PET)などからなる。絶縁シート6は、その内側に導体5を収容して、これらの導体5を被覆している。
ピアッシング端子3は、挿入方向(以下、矢印Kで示す)に沿って、後述するコネクタハウジング4の端子収容室22内に収容されて、図示しない相手方のコネクタの相手方のコネクタハウジング内に収容された相手方の端子(以下、雌端子と呼ぶ)と、FFC2の導体5とを、相互に電気的に接続する。
相手方のコネクタは、図示しない相手方のコネクタハウジングと、雌端子と、を備えている。相手方のコネクタハウジングは、雌端子を収容する。雌端子を収容した相手方のコネクタハウジングは、後述するコネクタハウジング4の相手方ハウジング収容室20内に収容されて、コネクタハウジング4と嵌合する。前記雌端子は、導電性を有する金属などから構成されており、筒状に形成されている。雌端子は、内側に弾性接触片(図示せず)が設けられている。弾性接触片は、雌端子内に挿入される後述するピアッシング端子3の挿入子15と接触すると、ピアッシング端子3と電気的に接続する。
ピアッシング端子3は、導電性の板金を打ち抜いて折り曲げられることで得られる。ピアッシング端子3は、導電性を有する金属などから構成されており、図3に示すように、筒状の筒部7と、FFC2の導体5が電気的に接続される電線接続部8と、前記雌端子と電気的に接続される電気接触部9と、を備えている。
筒部7は、平坦な底壁10と、この底壁10に間隔を存して相対する天井壁11と、前記底壁10と天井壁11とを互いに連ねる一対の側壁12と、を備えている。筒部7は、各壁10,11,12を備えた中空角柱状に形成されている。
底壁10は、その平面形状が矩形状に形成されている。天井壁11は、その平面形状が底壁10と略等しく形成されている。天井壁11は、平面形状が矩形状に形成されている。天井壁11は、底壁10と平行に配されている。
それぞれの側壁12は、前記底壁10の幅方向(以下、矢印Wで示す)の両縁と、天井壁11の幅方向Wの両縁と、に連なっている。それぞれの側壁12は、互いに平行に配されている。一対の側壁12同士の間隔即ちピアッシング端子3の幅は、後述するコネクタハウジング4の端子収容室22の幅と等しくなっている。
電線接続部8は、図3に示すように、基部13と、基部13から立設した加締め刃14と、を備えている。基部13は、その平面形状が矩形状に形成されている。基部13の幅は、前記筒部7の底壁10及び天井壁11の幅と略等しく形成されている。基部13は、底壁10と連なって形成されて、この底壁10と重ねられるように、折り曲げられている。
加締め刃14は、図3に示すように、基部13の長手方向(挿入方向K)の両縁から複数立設している。加締め刃14は、平板状に形成されているとともに基部13から離れるにしたがって徐々に細くなるように形成されている。
加締め刃14は、基部13と並行に配置されたFFC2の端部に当接させて、さらに互いに近づけられると、FFC2の端部を貫通する。即ち、加締め刃14は、FFC2の導体5及び絶縁シート6を貫通する。加締め刃14即ち電線接続部8は、導体5及び絶縁シート6即ちFFC2を貫通した後に、その先端が基部13に向かって折り曲げられると、図4に示すように、FFC2の導体5と電気的に接続されるとともにFFC2と固定される。
電気接触部9は、図3に示すように、前述した雌端子内に侵入可能な挿入子15を備えている。挿入子15は、一端が前述した筒部7の各壁10,11,12それぞれと連なり、他端が細くなるように形成されており、所謂ブレード状に形成されている。挿入子15は、前述した雌端子内に挿入されて図示しない弾性接触片と接触すると、雌端子とピアッシング端子3に取り付けられたFFC2の導体5とを、相互に電気的に接続する。挿入子15は、雌端子内を雌端子の長手方向(挿入方向K)に沿って出し入れされる。
コネクタハウジング4は、図1,図2及び図5に示すように、絶縁性の合成樹脂で構成され、箱状に形成されている。コネクタハウジング4は、ハウジング本体部16と、ハウジング本体部16と嵌合するカバー17と、を備えている。コネクタハウジング4は、前述した図示しない相手方のコネクタの相手方のコネクタハウジングと、挿入方向Kに沿って嵌合する。
ハウジング本体部16には、ロック孔18と、突起19と、前述した雌端子をその内側に収容した相手方のコネクタハウジングを収容する相手方ハウジング収容室20と、FFC2を収容するFFC収容室21と、ピアッシング端子3を収容する複数の端子収容室22と、が設けられている。
ロック孔18は、図1及び図2に示すように、ハウジング本体部16の外表面から凹に形成されている。ロック孔18は、挿入方向Kに沿って伸びている。ロック孔18は、前述した相手方のコネクタハウジングに設けられた係止突起(図示せず)と嵌合すると、ハウジング本体部16即ちコネクタハウジング4と相手方コネクタハウジングとを互いに係止する。
突起19は、図1及び図5に示すように、ハウジング本体部16の外表面に一対設けられている。一対の突起19それぞれは、ハウジング本体部16の幅方向(以下、前述したピアッシング端子3の幅方向と同様に矢印Wで示す)の両端から凸に形成されている。突起19は、後述するカバー17の係止孔35と嵌合すると、ハウジング本体部16とカバー17とを互いに係止する。
相手方ハウジング収容室20は、図2に示すように、ハウジング本体部16の挿入方向Kに沿って奥側に設けられている。相手方ハウジング収容室20は、前述した雌端子を収容した相手方のコネクタハウジングが挿入方向Kに沿って侵入して、その内側に雌端子を収容した相手方のコネクタハウジングを収容する。
FFC収容室21は、図2に示すように、ハウジング本体部16の挿入方向Kに沿って手前側(前述した相手方ハウジング収容室20の反対側)に設けられている。FFC収容室21は、複数の挟持突起24と、一対の位置決め溝23と、を備えている。
それぞれの挟持突起24は、ハウジング本体部16の底壁から立設している。それぞれの挟持突起24は、挿入方向Kに沿って伸びている。それぞれの挟持突起24は、FFC2の導体5間の間隔と等しく幅方向Wに沿って並べられている。それぞれの挟持突起24は、幅方向Wに沿って互いに同一平面上に配されている頂面25を備えている。それぞれの頂面25は、FFC収容室21内に収容したFFC2を載置する。
一対の位置決め溝23は、図5及び図6に示すように、FFC収容室21の幅方向Wに沿って相対する内表面に設けられている。位置決め溝23は、図6に示すように、ハウジング本体部16の前述した内表面から凹状に形成されており、その内面に載置面29を備えている。位置決め溝23それぞれは、挿入方向Kに沿って延びている。載置面29は、前述した挟持突起24の頂面25と同一平面上に配されている。位置決め溝23それぞれは、内側にFFC2の幅方向Wの両縁を収容して、その載置面29でFFC収容室21内に収容したFFC2を載置するとともにFFC2を位置決めする。
複数の端子収容室22は、図2及び図5に示すように、ハウジング本体部16の挿入方向Kに沿って手前側(前述した相手方ハウジング収容室20の反対側)に設けられている。複数の端子収容室22それぞれは、仕切り壁26と、奥壁27と、を備えている。それぞれの端子収容室22は、挿入方向Kに沿って伸びており、ハウジング本体部16内に等間隔に並べられている。即ち、それぞれの端子収容室22は、ハウジング本体部16の幅方向Wに沿って並べられているとともにハウジング本体部16の厚み方向(符号Tで示す)に沿って前述したFFC収容室21と互いに連通している。そのため、それぞれのFFC収容室21には、FFC2を加締めたピアッシング端子3が一括して挿入される。それぞれの端子収容室22の幅方向Wの長さ(幅)は、前述したピアッシング端子3の幅と等しく形成されている。また、それぞれの端子収容室22は、前述した相手方ハウジング収容室20と挿入方向Kに沿って後述する奥壁27を隔てて並べられている。
仕切り壁26は、それぞれの端子収容室22を幅方向Wに沿って互いに仕切っている。このため、仕切り壁26は、ハウジング本体部16内に複数設けられている。
奥壁27は、端子収容室22の挿入方向Kの奥側に設けられている。奥壁27の中央には、相手方ハウジング収容室20まで貫通する貫通孔28が設けられている。貫通孔28は、奥壁27を貫通した孔である。貫通孔28の内周は、端子収容室22内に収容されるピアッシング端子3の挿入子15の外周と略等しく形成されている。
つまり、それぞれの端子収容室22は、相手方ハウジング収容室20と、貫通孔28を通して、互いに連通している。それぞれの端子収容室22は、その内側にピアッシング端子3をそれぞれ収容する。その際に、端子収容室22内に侵入したピアッシング端子3の挿入子15は、貫通孔28を通過して、前述した相手方ハウジング収容室20内に位置付けられて、相手方ハウジング収容室20内に侵入する相手方のコネクタハウジングに収容された雌端子と電気的に接続する。
カバー17は、図1及び図5に示すように、ヒンジ30と、保持壁31と、を備えている。カバー17は、ハウジング本体部16と嵌合すると、ハウジング本体部16とともにハウジング本体部16内に侵入したピアッシング端子3を覆う。
ヒンジ30は、ハウジング本体部16と、保持壁31との双方の板厚よりも薄い板状に形成されており、ハウジング本体部16と保持壁31とを互いに回転自在に連結している。このため、ヒンジ30は、所謂セルフヒンジとなっている。ヒンジ30は、屈曲することにより、例えば、図5に示すように、カバー17が開いた状態から、図7に示すように、閉めた状態にすることができる。
保持壁31は、図1,図2及び図5に示すように、ヒンジ30と連なった上カバー32と、上カバー32と連なる前カバー33と、を備えており、断面L字状に形成されている。
上カバー32は、図1に示すように、その平面形状が矩形状に形成されている。上カバー32は、幅方向Wの両縁から立設した一対の側カバー34を備えている。
一対の側カバー34それぞれは、図1に示すように、その平面形状が矩形状に形成されており、係止孔35が設けられている。係止孔35は、側カバー34を貫通した孔である。係止孔35には、前述した突起19が侵入する。係止孔35は、その内側に侵入した突起19と嵌合すると、ハウジング本体部16とカバー17とを互いに係止する。
前カバー33は、図1及び図2に示すように、その平面形状が矩形状に形成されている。前カバー33は、上カバー32のヒンジ30から離れた縁から立設している。前カバー33の内面36は、図2に示すように、側カバー34の係止孔35と突起19とが互いに嵌合すると、即ち、カバー17とハウジング本体部16とが互いに嵌合すると、端子収容室22内に収容されたピアッシング端子3の挿入子15から離れた端部と当接する。つまり、前カバー33は、内面36から端子収容室22の奥壁27までの距離(以下、符合Hで示す)と、ピアッシング端子3の筒部7の長手方向の長さ(以下、符合Lで示す)とが、略等しくなるように形成されている。
このため、前カバー33の内面36は、カバー17とハウジング本体部16とが互いに嵌合すると、端子収容室22内に収容されたピアッシング端子3の筒部7の挿入子15から離れた端部と相対する位置に位置付けられる。こうして、前カバー33の内面36は、端子収容室22内に収容されたピアッシング端子3が端子収容室22内から抜け出ることを規制する。
また、前カバー33の上カバー32から離れた先端37は、ピアッシング端子3が端子収容室22内に侵入する途中に、カバー17がハウジング本体部16に近づけられると、端子収容室22から突出した(端子収容室22に収容されていない)ピアッシング端子3の天井壁11と当接して、ピアッシング端子3を端子収容室22の内面との間に挟む。このため、保持壁31即ちカバー17は、ピアッシング端子3が端子収容室22内に侵入途中(半挿入)であると、ハウジング本体部16と嵌合することを規制される(嵌合しない)。
また、前述した前カバー33の先端37は、ピアッシング端子3が端子収容室22内に完全に侵入した後に、前カバー33即ちカバー17がハウジング本体部16に近づけられ、カバー17とハウジング本体部16とが互いに嵌合すると、図7及び図8に示すように、ピアッシング端子3が取り付けられるとともにFFC収容室21内に収容されるFFC2を位置決め溝23の載置面29及び挟持突起24の頂面25との間に挟む。このため、前カバー33の先端37は、位置決め溝23の載置面29及び挟持突起24の頂面25との間にFFC2を挟んで、FFC収容室21内に収容されたFFC2を係止する。
このように、前カバー33は、その先端37が、ピアッシング端子3が端子収容室22内に侵入途中(半挿入)であると、ハウジング本体部16と嵌合することを規制される(嵌合しない)。このため、前カバー33の先端37は、特許請求の範囲に記載した半挿入検知部をなしている。
また、前カバー33は、その先端37が、FFC収容室21内に収容されるFFC2を位置決め溝23の載置面29及び挟持突起24の頂面25との間に挟んで、FFC2を係止するとともに、その内面36が、ピアッシング端子3の筒部7の挿入子15から離れた端部と相対する位置に位置付けられて、ピアッシング端子3を係止する。このため、前カバー33の先端37及び内面36は、特許請求の範囲に記載した二重係止部をなしている。
次に、前述したピアッシング端子3がFFC2を加締める工程について説明する。まず、図9に示すように、FFC2の導体5を受け型43の表面から凹に形成された凹部44に重ねるように位置付けて、FFC2を受け型43に載置する。そして、ピアッシング端子3の両側壁12を受け型43上に設けられた一対の型40,40間に位置付けながら、ピアッシング端子3を加締め刃14側からFFC2に近づけて、加締め刃14をFFC2の端部に当接させる。
そして、ピアッシング端子3の筒部7の加締め刃14から離れた端部即ち天井壁11に押圧型45を当接させて、押圧型45と受け型43とを互いに近づけると、ピアッシング端子3は、外面42,42が、一対の型40,40の内面41,41と、相対しながら、加締め刃14が、FFC2の端部を貫通する。即ち、ピアッシング端子3は、加締め刃14でFFC2の導体5と絶縁シート6とを貫通する。
さらに押圧型45と受け型43とを互いに近づけると、図10に示すように、加締め刃14の先端が受け型43の凹部44の表面に沿って基部13に向かって折り曲げられる。こうして、加締め刃14即ちピアッシング端子3とFFC2の導体5とが、電気的に接続されるとともに互いに固定される。
また、図11(a)に模式的に示すように、一対の型40,40間に位置付けられた加締め刃14即ちピアッシング端子3をFFC2の端部に近づける際に、一対の型40,40の内面41,41とピアッシング端子3の一対の型40,40の内面41,41と相対する外面42,42との間に隙間(図11(b)中に符号A’で示す)が生じる。このために、加締め刃14が、図11(b)に模式的に示すように、FFC2に近づける方向に交差する方向に傾いてしまうことがあった(図11(b)中に傾いた角度を符号θ’で示す)。
次に、このようにしてFFC2を加締めたピアッシング端子3とFFC2の端部をコネクタハウジング4内に収容する過程を説明する。まず、図12に示すように、カバー17がハウジング本体部16に嵌合する前の(カバー17が開いた)コネクタハウジング4にFFC2が取り付けられたピアッシング端子3を挿入方向Kに沿って近づける。そして、図13に示すように、ピアッシング端子3それぞれをそれぞれの端子収容室22内に侵入させるとともにFFC2をFFC収容室21内に侵入させる。すると、一対の位置決め溝23の載置面29及び挟持突起24の頂面25に載置されるとともにFFC収容室21内に侵入したFFC2をFFC収容室21内に位置決めする。こうして、FFC2は、一対の位置決め溝23の載置面29及び挟持突起24の頂面25に載置されて、FFC収容室21内に収容され、ピアッシング端子3それぞれは、それぞれの端子収容室22内に収容される。このように、FFC2を加締めたピアッシング端子3は、コネクタハウジング4内に一括して収容される。
本実施形態によれば、加締め刃14が、筒部7の外表面から筒部7の外方向に向かって突出しているので、筒部7の長手方向の端部に連なった壁などに加締め刃14を突出させる必要がなくなり、ピアッシング端子3の全長を縮小化することができる。また、FFC2を加締めたピアッシング端子3を取り回す際に、ピアッシング端子3が、FFC2の端部よりも外側に突出する量が少なくなって、FFC2を加締めたピアッシング端子3を取り回し易い。
また、本発明のピアッシング端子3は、加締め刃14が、筒部7の外表面から筒部7の外方向に向かって突出しているので、FFC2に加締め刃14を貫通させる際にFFC2に近づけられる方向の長さが、筒部7の厚みと加締め刃14の高さとを合わせた長さとなり、FFC2に近づけられる際に位置付けられる一対の型40,40間での傾く角度θ’が小さくなる。このため、本発明のピアッシング端子3は、加締め刃14をFFC2に垂直に押し当てて、貫通させることができるので、FFC2の導体5と確実に電気的に接続することができる。ゆえに、本発明のピアッシング端子3は、FFC2との接続の信頼性を向上させることができる。
また、コネクタ1は、前述したピアッシング端子3を備えているので、コネクタハウジング4の端子収容室22内にFFC2を確実に加締めるとともにFFC2の導体5と確実に電気的に接続されたピアッシング端子3を収容することができる。このため、本発明のコネクタ1は、接続の信頼性を向上させることができる。また、本発明のコネクタ1のピアッシング端子3は、FFC2の端部よりも外側に突出する量が少なくなって、FFC2を加締めたピアッシング端子3を取り回す際に、取り回しが容易となるので、ピアッシング端子3を容易にコネクタハウジング4の端子収容室22内に収容することができる。
また、コネクタハウジング4が、端子収容室22内にピアッシング端子3を収容するハウジング本体部16と、ハウジング本体部16と嵌合して、ハウジング本体部16とともにピアッシング端子3を覆うカバー17と、を備えているので、端子収容室22内に収容されたピアッシング端子3を確実に外部と絶縁することができる。このため、本発明のコネクタ1は、接続の信頼性を向上させることができる。
また、カバー17は、ピアッシング端子3が端子収容室22内に不完全な状態で収容されると、ピアッシング端子3と干渉して、ハウジング本体部16に嵌合することを規制する半挿入検知部としての前カバー33の先端37を備えているので、ピアッシング端子3が端子収容室22内に確実に収容されたかを判断することができる。このため、本発明のコネクタ1は、ピアシング端子3を確実に端子収容室22内に収容することができ、接続の信頼性を向上させることができる。
また、カバー17が、ハウジング本体部16に嵌合した際に、端子収容室22内からピアッシング端子3が抜け出ることを規制する二重係止部としての前カバー33の内面36及び先端37を備えているので、ピアッシング端子3を確実にコネクタハウジング4の端子収容室22内に収容することができ、端子収容室22内に収容されたピアッシング端子3が、端子収容室22内から抜け出ることを防止できるとともに確実に電気的に接続することができる。このため、本発明のコネクタ1は、ピアシング端子3を確実に端子収容室22内に収容することができ、接続の信頼性を向上させることができる。
また、コネクタハウジング4が、FFC2を収容するフラット回路体収容室21を備えており、フラット回路体収容室21と、端子収容室22とが、互いに連通しているので、FFC2を加締めたピアッシング端子3をコネクタハウジング4内に一括して挿入することができる。このため、FFC2やコネクタハウジング4を互いの形状に合わせてトリミングする必要がなくなり、FFC2やコネクタハウジング4の強度を確保することができるとともにトリミングする作業工程が不要になる。このため、本発明のコネクタ1は、接続の信頼性を向上させることができる。
また、本発明のピアッシング端子3の加締め刃14は、図14に示すように、側壁12即ち筒部7を切り欠いて、筒部7から筒部7の外方向に向かって突出するように折り曲げられて形成されても良い。即ち、本発明のピアッシング端子3は、加締め刃14が、筒部7の外表面から筒部7の外方向に向かって突出するように形成されていれば良い。図14に示された雄型のピアッシング端子3は、この加締め刃14が、図15に示すように、FFC2の導体5と電気的に接続される。
図14に示すピアッシング端子3によれば、加締め刃14が、筒部7を切り欠いて、筒部7から立設するように形成されているので、FFC2を加締める加締め刃14を筒部7に確実に設けることができるとともにピアッシング端子3の部品点数を削減することができる。また、ピアッシング端子3の材料の歩留りを向上させることができる。さらに、筒部7の長手方向の端部に連なった壁などに加締め刃14を突出させる必要がなくなり、ピアッシング端子3の全長を縮小化することができる。
また、前述した実施形態では、雄型のピアッシング端子3を用いたが、図16ないし図19に示すように、雌型のピアッシング端子3を用いても良い。なお、前述した実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。即ち、本発明のピアッシング端子3は、筒型の電気接触部9を備えた筒部7に適応しても良い。
また、前述した実施形態の加締め刃14は、筒部7の基部13の長手方向(挿入方向K)の両縁から複数立設して形成されていたが、本発明のピアッシング端子3の加締め刃14は、筒部7の外表面のうちどこから筒部7の外方向に向かって突出するように形成されても良い。また、前述した変形例の加締め刃14は、側壁12が切り欠かれて形成されていたが、本発明のピアッシング端子3の加締め刃14は、筒部7の外表面のうちどこから筒部7の外方向に向かって突出するように形成されていても良い。つまり、加締め刃14が、筒部7の外表面から筒部7の外方向に向かって突出するように形成されていれば良いし、加締め刃14を幾つ設けても良く、加締め刃14をいかなる形状に形成しても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタを示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿う断面図である。 図2に示されたコネクタのピアッシング端子を示す斜視図である。 図3に示されたピアッシング端子をFFCの導体と電気的に接続した状態を示す斜視図である。 図1に示されたコネクタのコネクタハウジング内にFFCの導体と電気的に接続されたピアッシング端子が侵入した状態を示す正面図である。 図5に示されたコネクタハウジングのFFC収容室に形成された位置決め溝を拡大して示す説明図である。 図1中のVII−VII線に沿う断面図である。 図7に示されたコネクタハウジングのカバーがFFCをハウジング本体部の挟持突起の頂面との間に挟んだ状態を拡大して示す説明図である。 図3に示されたピアッシング端子を一対の型間に位置付けて、FFCに近づける状態を示す断面図である。 図9に示されたピアッシング端子をFFCの導体と電気的に接続した状態を示す断面図である。 図9に示されたピアッシング端子を一対の型間に位置付けた状態を模式的に示す説明図であり、(a)はピアッシング端子が傾く前の状態図であり、(b)はピアッシング端子が傾いた後の状態図である。 図1に示されたコネクタハウジングにFFCの導体と電気的に接続したピアッシング端子を近づけた状態を示す斜視図である。 図12に示されたコネクタハウジングの端子収容室内にピアッシング端子が侵入した状態を示す斜視図である。 図3に示されたピアッシング端子の変形例を示す斜視図である。 図14に示されたピアッシング端子をFFCの導体と電気的に接続した状態を示す斜視図である。 図3に示されたピアッシング端子の変形例として雌型のピアッシング端子を示す斜視図である。 図16に示された雌型のピアッシング端子をFFCの導体と電気的に接続した状態を示す斜視図である。 図14に示されたピアッシング端子の変形例として雌型のピアッシング端子を示す斜視図である。 図18に示された雌型のピアッシング端子をFFCの導体と電気的に接続した状態を示す斜視図である。 従来のFFCが電気的に接続されたコネクタを示す説明図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)中のb−b線に沿う断面図である。 図20に示されたコネクタの雌端子とFFCを示す説明図であり、(a)は雌端子とFFCとを取り付ける前の斜視図であり、(b)は雌端子とFFCとを取り付けた後の斜視図である。 従来の他のコネクタのコネクタハウジングを示す斜視図である。 図21に示された端子を一対の型間に位置付けた状態を模式的に示す説明図であり、(a)は端子が傾く前の状態図であり、(b)は端子が傾いた後の状態図である。
符号の説明
1 コネクタ
2 FFC(フラット回路体)
3 ピアッシング端子
4 コネクタハウジング
5 導体
7 筒部
14 加締め刃
16 ハウジング本体部
17 カバー
21 FFC収容室(フラット回路体収容室)
22 端子収容室
36 内面(二重係止部)
37 先端(半挿入検知部,二重係止部)

Claims (2)

  1. 導体及び該導体を被覆する絶縁性の被覆部を有するフラット回路体と、四角筒状の筒部と前記フラット回路体の導体及び被覆部を貫通して加締められることで、前記フラット回路体の導体と電気的に接続される一対の加締め刃とを有するピアッシング端子と、の接続構造であって、
    前記一対の加締め刃が、前記筒部を構成する互いに相対する一対の側壁とそれぞれ同一平面になるように、該筒部の外方向に向かって互いに同方向に突出して形成されたことを特徴とするフラット回路体とピアッシング端子との接続構造。
  2. 導体及び該導体を被覆する絶縁性の被覆部を有するフラット回路体と、四角筒状の筒部と前記筒部を構成する互いに相対する一対の側壁とそれぞれ同一平面になるように該筒部の外方向に向かって互いに同方向に突出して形成された前記フラット回路体の導体と電気的に接続される一対の加締め刃とを有するピアッシング端子と、の接続方法であって、
    前記フラット回路体に前記ピアッシング端子の加締め刃の前記外方向の端面を重ねた状態で、前記フラット回路体及び前記ピアッシング端子の筒部を一対の型間に位置付ける工程と、
    対の型を互いに近づけて前記加締め刃を前記フラット回路体の導体及び被覆部に貫通させて加締めることで、前記加締め刃を前記フラット回路体の導体に電気的に接続する工程と、
    を行うことを特徴とするフラット回路体とピアッシング端子との接続方法。
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