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JP4667887B2 - モータ - Google Patents

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JP4667887B2
JP4667887B2 JP2005023612A JP2005023612A JP4667887B2 JP 4667887 B2 JP4667887 B2 JP 4667887B2 JP 2005023612 A JP2005023612 A JP 2005023612A JP 2005023612 A JP2005023612 A JP 2005023612A JP 4667887 B2 JP4667887 B2 JP 4667887B2
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Description

本発明は、減速機構及び制御回路基板を備えたモータに関するものである。
従来、パワーウインドウ装置等に用いられるモータとしては、モータ本体と、モータ本体における回転軸の回転を減速するための減速機構がギヤハウジング(ハウジング本体)に収容されてなる減速部と、モータ本体の駆動を制御するための制御回路基板とを備えたものがある。
そして、このようなモータとしては、制御回路基板がギヤハウジングに形成された基板収容部に収容され、その基板側接続端子がギヤハウジングに組み付けられたモータ本体のモータ側接続端子に電気的に接続されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第5245258号明細書
ここで、上記のようなモータでは、モータ本体及び制御回路基板が互いにギヤハウジングに対して組み付けられるため、ギヤハウジングに対するモータ本体の組み付け時の位置ずれ及びギヤハウジングに対する制御回路基板の組み付け時の位置ずれがそれぞれ発生してしまう。尚、上記特許文献1のように、制御回路基板を基板収容部の挿入孔を閉塞するカバーを介してギヤハウジングに配置する場合では、カバーに対する制御回路基板の組み付け時の位置ずれも発生し、ギヤハウジングに対する制御回路基板の組み付け時の位置ずれは更に大きくなる。よって、モータ本体のモータ側接続端子と制御回路基板の基板側接続端子とを(電気的に)接続する際、両者の組み付け時の位置ずれが積み上げられてしまい、例えば、各端子を強引に(捩れ等を生じさせ)一致させる(接続する)といった必要が生じる。よって、組み付け作業が煩雑になるという問題がある。又、モータ側接続端子や基板側接続端子に常に大きな応力がかかってしまい、このことが接続不良の原因や端子を支持する部分の破損の原因となってしまう。尚、例えば、一方の端子(雄)に先端が先細となるようなテーパ部を設けて多少の前記位置ずれがあっても他方の端子(雌)に誘導される接続構造を採用すれば組み付け作業は多少改善されるが、依然、対応できる位置ずれの範囲が狭いといった問題や、大きな応力がかかってしまうといった問題は解決されない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ハウジング本体に対するモータ本体及び制御回路基板の組み付け作業を容易とすることができるとともに、モータ側接続端子と基板側接続端子とに生じる応力を小さくすることができるモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、回転軸を有するモータ本体と、前記モータ本体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速するための減速機構を収容するハウジング本体と、前記モータ本体の駆動を制御するための制御回路基板とを備えたモータにおいて、前記ハウジング本体には、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と前記制御回路基板を外部から前記基板収容部に挿入可能な挿入孔とが形成され、前記モータ本体は、モータ側接続端子を有し、前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態で前記モータ側接続端子に対して電気的に接続可能な基板側接続端子を有し、前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で該制御回路基板の平面方向及び厚さ方向において移動可能となるよう、前記基板収容部に対して前記制御回路基板の平面方向及び厚さ方向に移動許容部を有して組み付けられている。
請求項2に記載の発明では、回転軸を有するモータ本体と、前記モータ本体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速するための減速機構を収容するハウジング本体と、前記モータ本体の駆動を制御するための制御回路基板とを備えたモータにおいて、前記ハウジング本体には、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と前記制御回路基板を外部から前記基板収容部に挿入可能な挿入孔とが形成され、前記モータ本体は、モータ側接続端子を有し、前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態で前記モータ側接続端子に対して電気的に接続可能な基板側接続端子を有し、前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で該制御回路基板の平面方向及び厚さ方向において移動可能となるよう、前記基板収容部に対して前記制御回路基板の平面方向及び厚さ方向にクリアランスを有して組み付けられている。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のモータにおいて、前記ハウジング本体に組み付けられ、前記挿入孔を閉塞するカバーを備え、前記カバーは、前記制御回路基板と別体であって該制御回路基板と非接触状態となるように組み付けられ、該制御回路基板は、前記カバーに対して該制御回路基板の平面方向における挿入方向にクリアランスを有して組み付けられている。
請求項4に記載の発明では、請求項2又は3に記載のモータにおいて、前記ハウジング本体は、前記基板収容部の内壁に前記制御回路基板を案内するための挿入方向に延びる一対のガイド溝を有し、前記一対のガイド溝は、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で前記制御回路基板がその平面方向における挿入方向の直交方向に移動可能となるよう、前記挿入方向においてそれらのガイド溝の底部同士の間隔が前記制御回路基板の平面方向における挿入方向の直交方向の幅より大きく設定され、且つ、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で前記制御回路基板がその厚さ方向に移動可能となるよう、前記挿入方向において各溝幅が前記制御回路基板の厚さより大きく設定される。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記制御回路基板は、外部コネクタの外部端子を接続可能な外部用端子を有し、前記ハウジング本体には、該ハウジング本体の外側から前記外部端子を前記外部用端子に接続可能とするコネクタ挿入孔が形成される。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載のモータにおいて、前記コネクタ挿入孔には、車両ドアのインナパネルに形成されたインナパネル側挿入孔の周囲に密着し、該インナパネル側挿入孔をシールするためのインナパネル用シール部材が設けられる。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、制御回路基板は、基板収容部に対して制御回路基板の平面方向及び厚さ方向に移動許容部を有して組み付けられる構成であるため、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、自身の平面方向及び厚さ方向に移動可能とされる。これにより、ハウジング本体に組み付けられるモータ本体のモータ側接続端子の位置に応じて、基板側接続端子の位置が対応(一致)するように制御回路基板を配置することができる。その結果、ハウジング本体とモータ本体の製造誤差や、組み付け誤差に基づいてハウジング本体に対するモータ側接続端子の位置ずれが生じても、モータ側接続端子及び基板側接続端子に生じる応力を小さくしながら(捩れ等をなくしながら)制御回路基板を配置することができる。又、ハウジング本体に対して制御回路基板及びモータ本体を組み付けた際にハウジング本体に対するモータ側接続端子の位置ずれ及びハウジング本体に対する基板側接続端子の位置ずれがそれぞれ生じてしまう(各端子を強引に一致させる)従来技術に比べて、組み付け作業を容易とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、制御回路基板は、基板収容部に対して制御回路基板の平面方向及び厚さ方向にクリアランスを有して組み付けられる構成であるため、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、自身の平面方向及び厚さ方向に移動可能とされる。これにより、ハウジング本体に組み付けられるモータ本体のモータ側接続端子の位置に応じて、基板側接続端子の位置が対応(一致)するように制御回路基板を配置することができる。その結果、ハウジング本体とモータ本体の製造誤差や、組み付け誤差に基づいてハウジング本体に対するモータ側接続端子の位置ずれが生じても、モータ側接続端子及び基板側接続端子に生じる応力を小さくしながら(捩れ等をなくしながら)制御回路基板を配置することができる。又、ハウジング本体に対して制御回路基板及びモータ本体を組み付けた際にハウジング本体に対するモータ側接続端子の位置ずれ及びハウジング本体に対する基板側接続端子の位置ずれがそれぞれ生じてしまう(各端子を強引に一致させる)従来技術に比べて、組み付け作業を容易とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、挿入孔を閉塞するカバーは、制御回路基板と別体であって制御回路基板と非接触状態となるようにハウジング本体に組み付けられるため、制御回路基板は、カバーに対して該制御回路基板の平面方向における挿入方向にクリアランスを有して基板収容部内に組み付けられる。よって、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、自身の平面方向における挿入方向に移動可能とされる。
請求項4に記載の発明によれば、ハウジング本体は、基板収容部の内壁に制御回路基板を案内するための挿入方向に延びる一対のガイド溝を有するため、制御回路基板を容易に基板収容部内に配置することができる。しかも、一対のガイド溝は、それらの底部同士の間隔が制御回路基板の平面方向における挿入方向の直交方向の幅より大きく設定されるため、制御回路基板は、自身の平面方向における挿入方向の直交方向にクリアランスを有して基板収容部内に組み付けられる。よって、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、自身の平面方向における挿入方向の直交方向に移動可能とされる。更に、一対のガイド溝は、各溝幅が制御回路基板の厚さより大きく設定されるため、制御回路基板は、自身の厚さ方向にクリアランスを有して基板収容部内に組み付けられる。よって、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、自身の厚さ方向に移動(傾動)可能とされる。特に、請求項3に記載の構成にこの構成が適用されることで、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、全ての方向に移動(傾動)可能とされる。
請求項5に記載の発明によれば、ハウジング本体には、該ハウジング本体の外側から外部コネクタの外部端子を制御回路基板の外部用端子に接続可能とするコネクタ挿入孔が形成されるため、外部端子を外部用端子に容易に接続することができる。
請求項6に記載の発明によれば、外部コネクタの外部端子をインナパネルの反対側(即ちドアトリム側)から制御回路基板の外部用端子に容易に接続することができ、且つ(インナパネルとアウタパネル間に液体が浸入しても)その接続部分の被水を防ぐことができる。
本発明によれば、ハウジング本体に対するモータ本体及び制御回路基板の組み付け作業を容易とすることができるとともに、モータ側接続端子と基板側接続端子とに生じる応力を小さくすることができるモータを提供することができる。
以下、本発明を車両におけるパワーウインドウ装置のモータ1に具体化した一実施の形態を図1〜図7に従って説明する。図1及び図2に示すように、モータ1は、モータ本体2と、減速部3とを備えている。
モータ本体2は、扁平の略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ6(回転軸6a含む)と、ブラシホルダ7(図1参照)と、一対のブラシ(図示略)とを備えている。
ブラシホルダ7は、樹脂材料よりなり、ヨーク4の開口部内に収容されブラシを保持するためのホルダ本体7a(図1参照)と、ヨーク4の開口部から軸方向に突出する端子支持部7b(図1及び図3参照)とが一体形成されている。端子支持部7bは、ヨーク4の扁平面4aの直交方向から見て回転軸6aの側方(図1中、左方)に形成されている。そして、ブラシホルダ7には、複数のターミナルがインサート成形され、これらターミナルの基端部にはピッグテールを介してブラシが電気的に接続される。又、ターミナルの先端部は、モータ側接続端子11(図1及び図3参照)であって、前記端子支持部7bから更に軸方向に突出するように該端子支持部7bに支持されて配置されている。本実施の形態のモータ側接続端子11は、ヨーク4の扁平面4aの直交方向(図1中、紙面直交方向)に沿って一対(図5参照)並設されている。尚、図1及び図3では、モータ側接続端子11が紙面直交方向に並設されるため、1つしか図示されない。
又、前記端子支持部7bには、前記扁平面4aの直交方向から見てモータ側接続端子11の両側に(離間して)一対の案内柱7cが形成されている。この案内柱7cは、モータ側接続端子11より長く軸方向(図1及び図3中、下方向)に突出するように形成されている。又、一対の案内柱7cは、前記扁平面4aの直交方向にずれて配置されている(図5参照)。尚、図5には軸方向から見た一対の案内柱7cが図示され、図5における上方は図1及び図3における紙面手前方向に対応している。又、案内柱7cの先端部(モータ側接続端子11より軸方向に突出した部分)には、テーパ部7d(図3及び図5参照)が形成されている。本実施の形態のテーパ部7dは、案内柱7cにおいて前記扁平面4aの直交方向の両方と、互いに近接する側とにそれぞれ形成され、案内柱7cが先端に向かうほど細くなる(断面積が小さくなる)ように形成されている。又、本実施の形態のブラシホルダ7におけるヨーク4の開口部(フランジ部4b)と対応した位置にはエラストマよりなる本体シール部材12が固定されている。又、本実施の形態の回転軸6aの先端側(図1及び図2中、下側)には、回転軸6aと一体回転するようにセンサ用マグネット6bが固定されている。
減速部3は、ハウジング本体(ギヤハウジング)21と、ウォーム軸22と、ウォームホイール23と、クラッチ24と、制御回路基板25(図1及び図3参照)と、カバー26と、コネクタハウジング27とを備える。尚、本実施の形態では、ウォーム軸22とウォームホイール23とが減速機構を構成している。
ハウジング本体21は、樹脂材料よりなる。ハウジング本体21は、固定部21aと、ウォーム収容部21bと、ホイール収容部21cと、基板収容部21dとを備える。
固定部21aは、ヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成されて該フランジ部4bにネジ28にて固定される。
ウォーム収容部21bは、前記回転軸6aの延長線上で筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸22を回転可能に支持する。又、ウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側には、ウォーム軸22と回転軸6aとを駆動連結するクラッチ24が設けられている。クラッチ24は、回転軸6aからの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸6aに伝達されないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側から加わる力による回転軸6aの回転を防止するために設けられている。
ホイール収容部21cは、ウォーム収容部21bと直交する方向で扁平の円盤形状に形成され、その内部にウォームホイール23を回転可能に支持する。尚、ウォーム収容部21bとホイール収容部21cとはその内部が一部で連通し、該連通部分でウォーム軸22とウォームホイール23とが歯合される。又、ホイール収容部21cは、前記ウォーム収容部21bに対して前記端子支持部7bの反対側(図1中、右側)に形成されている。又、ホイール収容部21cの扁平面21eは前記ヨーク4の扁平面4aに沿って形成され、ハウジング本体21全体としても、その扁平面21eの直交方向から見た面がハウジング本体21の扁平面ということになる。
基板収容部21dは、前記モータ側接続端子11(端子支持部7b)と対応した側(ウォーム収容部21bに対してホイール収容部21cの反対側)に形成されている。基板収容部21dは、その内部が前記センサ用マグネット6bと対応した部分と連通している。又、基板収容部21dには、図3に示すように、制御回路基板25を外部(前記扁平面21eに沿った方向であって、ウォーム収容部21bに対して傾斜した方向)から挿入可能な挿入孔21fが形成されている。又、基板収容部21dには、図1及び図7に示すように、前記扁平面21eの直交方向に(内外で)貫通する貫通方向から見て四角形のコネクタ挿入孔21gが形成されている。又、基板収容部21dの外表面におけるコネクタ挿入孔21gの周囲には、環状の位置決め凸部21hが形成されている。
前記制御回路基板25は、基板収容部21dに収容される。詳しくは、制御回路基板25は、図1及び図3に示すように、略長方形形状の基板本体部25aと、基板本体部25aの1つの角近傍から1つの辺に沿って延出された形状の基板延出部25bとからなる。制御回路基板25には、IC31、ホール素子32、外部用端子33、外部用コネクタブロック34、基板側接続端子35、内部用コネクタブロック36等が設けられている。本実施の形態の制御回路基板25は、基板延出部25bの先端に設けられるホール素子32にてセンサ用マグネット6b(回転軸6a)の回転速度を検出し、その回転速度等に基づいてIC31にて車両ウインドガラスに挟み込みが発生したと判断されると、モータ本体2に逆回転の電流を供給する、所謂挟み込み防止回路を備えたものである。
外部用端子33は、図1及び図3に示すように、前記コネクタ挿入孔21gと対応した位置に設けられている。外部用端子33は、図7に示すように、外部用コネクタブロック34により制御回路基板25に対して垂直方向に延びるように固定されている。詳しくは、外部用コネクタブロック34は、4本(図7中、2本のみ図示する)の足34aと該足34aによって制御回路基板25から離間して配置される板部34bとからなり、外部用端子33はその中間部が板部34bを貫通する構成により板部34bにて倒れないように支持されている。尚、外部用コネクタブロック34における板部34bの外表面には、弾性部材(例えばエラストマ)よりなるブロックシール部材34cが固着されている。
基板側接続端子35は、図1及び図3に示すように、前記モータ側接続端子11と対応した位置に設けられている。基板側接続端子35は、雌端子であって、図5に示すように、内部用コネクタブロック36により制御回路基板25の水平方向からの雄端子(モータ側接続端子11)を挿入可能に設けられている。詳しくは、内部用コネクタブロック36は、略四角柱形状に形成され、制御回路基板25にネジ止めされている。そして、基板側接続端子35は、内部用コネクタブロック36の水平方向に貫通した一対の収容部内にそれぞれ収容され、モータ側接続端子11を挿入可能であって、挿入されることでモータ側接続端子11を挟持するように設けられている。又、内部用コネクタブロック36における側部であって、前記案内柱7cと対応した位置には、一対の案内柱7cの互いに近接する側半分が嵌り込む形状の案内凹部36aが形成されている。
ここで、基板収容部21dの内壁には、図6に示すように、制御回路基板25を案内するための制御回路基板25の挿入方向に延びる一対のガイド溝21iが形成されている。尚、図6は、制御回路基板25の挿入方向の直交方向に切った(図4のB−Bに対応した)模式断面図のである。一対のガイド溝21iは、図3及び図6に示すように、それらの底部21j同士の間隔が制御回路基板25の平面方向における挿入方向の直交方向の幅より大きく設定されている。又、一対のガイド溝21iは、図6に示すように、各溝幅Hが制御回路基板25の厚さより大きく設定されている。
前記カバー26は、前記挿入孔21fを閉塞すべくハウジング本体21(基板収容部21dの挿入孔21f)に組み付けられる。本実施の形態のカバー26は、金属板材からなり、その縁が挿入孔21fに外嵌可能に屈曲形成されている。又、カバー26は、ハウジング本体21(基板収容部21d)に組み付けられた状態で、制御回路基板25と非接触状態となるように設定されている。言い換えると、制御回路基板25は、基板収容部21dの最深部まで挿入された状態でその基板延出部25bの先端が当接するように設定されており、基板収容部21dの最深部(基板延出部25bの先端が当接する位置)とカバー26までの長さが制御回路基板25の同方向の長さより十分長く設定されている。
前記コネクタハウジング27は、ハウジング本体21(基板収容部21dのコネクタ挿入孔21g)に組み付けられる。詳しくは、コネクタハウジング27は、図7に示すように、リテーナ41とインナパネル用シール部材としてのグロメット42とからなる。リテーナ41は、樹脂材料よりなり、略有底四角筒状のリテーナ本体部41aと、リテーナ本体部41aの開口部から外側に延びる外周が円形のリテーナフランジ部41bとを備える。又、リテーナ本体部41aの外面には、外側に突出する固定用爪41cが形成されている。この固定用爪41cは、リテーナ本体部41aの底部側から開口部側に向かって徐々に大きく突出するように形成されている。又、リテーナ本体部41aの底部には、前記外部用端子33と対応した位置に貫通孔が形成されている。尚、リテーナ本体部41aの内面は、後述する外部コネクタ43が嵌着可能に形成されている。グロメット42は、弾性部材(例えばエラストマ)よりなり、リテーナ本体部41aにおける固定用爪41cより開口部側の外面を覆う被覆筒部42aと、リテーナフランジ部41bにおける底部側の面等の開口側中央部以外を覆う被覆フランジ部42bと、被覆フランジ部42bから略筒状(伸縮可能な蛇腹状)に延びる突出筒部42cとを備える。又、突出筒部42cの先端側には径方向外側に延びる密着フランジ部42dが形成されている。このグロメット42は、被覆筒部42aと被覆フランジ部42bとによりリテーナ41に対して固定されている。そして、コネクタハウジング27は、そのリテーナ本体部41aが前記コネクタ挿入孔21gに挿入可能に形成され、挿入された状態で固定用爪41cとリテーナフランジ部41bとにコネクタ挿入孔21gの周壁が(被覆フランジ部42bを介して)挟持されることでハウジング本体21に固定される。尚、コネクタハウジング27の固定時、被覆フランジ部42bの外側は前記位置決め凸部21hに内嵌された状態とされる。又、コネクタハウジング27の固定時、リテーナ本体部41aの底部(図7中、下面)は、基板収容部21dに収容された制御回路基板25における外部用コネクタブロック34上のブロックシール部材34cを圧縮するように設定されている。
上記モータ1(モータ本体2、減速部3(ハウジング本体21)、制御回路基板25、カバー26、コネクタハウジング27)は、以下のような順序で以下のように組み付けられている。
まず、ハウジング本体21に制御回路基板25が組み付けられる。即ち、制御回路基板25は、外部から挿入孔21fを通って基板収容部21d内に挿入される。このとき、制御回路基板25は、一対のガイド溝21iに案内されて挿入される。
次に、ハウジング本体21にカバー26が組み付けられる。即ち、カバー26は、制御回路基板25が収容された基板収容部21dの挿入孔21fを閉塞するように組み付けられる。
ここで、この状態では、制御回路基板25は、基板収容部21dに対して制御回路基板25の平面方向(その各方向)及び厚さ方向にクリアランスX1〜X5(図3及び図6参照)を有して組み付けられた状態となる。これにより、制御回路基板25は、全ての方向に移動(傾動)可能とされている。
次に、ハウジング本体21にモータ本体2が組み付けられる。即ち、モータ本体2は、ハウジング本体21に対して回転軸6aの軸方向に移動され、フランジ部4bを貫通して固定部21aに螺合されるネジ28にて固定される。このとき、回転軸6aは、クラッチ24を介してウォーム軸22に駆動連結される。又、このとき、制御回路基板25における内部用コネクタブロック36の案内凹部36aに案内柱7cが嵌り込み、更に内部用コネクタブロック36の基板側接続端子35にモータ側接続端子11が挿入されてそれらが電気的に接続される(図3〜図5参照)。
ここで、ハウジング本体21に対するモータ本体2の組み付け時には、ハウジング本体21とモータ本体2(ブラシホルダ7)の製造誤差や、それらの組み付け誤差等に基づいてハウジング本体21に対するモータ側接続端子11の位置ずれが生じる(位置(角度含む)が設定どおりにならない)ことがある。しかし、本実施の形態では、制御回路基板25は、基板収容部21d内において全ての方向に移動(傾動)可能とされているため、モータ側接続端子11及び基板側接続端子35に生じる応力を小さくしながら(捩れ等をなくしながら)制御回路基板25をモータ側接続端子11の位置に応じて配置することができる。しかも、案内柱7cは、モータ側接続端子11より突出した先端部に先端に向かうほど細くなるテーパ部7dを有するため、案内凹部36aに案内柱7cが嵌り込む前にモータ側接続端子11と基板側接続端子35との位置がずれていても、テーパ部7dが嵌り込むにつれて一致するように制御回路基板25が誘導(移動配置)される。
次に、ハウジング本体21にコネクタハウジング27が組み付けられる。即ち、コネクタハウジング27は、そのリテーナ本体部41aがコネクタ挿入孔21gに挿入され、固定用爪41cとリテーナフランジ部41bとにコネクタ挿入孔21gの周壁が(被覆フランジ部42bを介して)挟持されることでハウジング本体21に固定される。尚、このとき、外部用端子33は、リテーナ本体部41aの底部に形成された貫通孔を貫通してリテーナ本体部41a内に導出される。又、このとき、外部用コネクタブロック34上のブロックシール部材34cは、リテーナ本体部41aの底部(図7中、下面)により圧縮された状態とされる。又、ハウジング本体21に対する外部用端子33の位置ずれは、グロメット42の被覆筒部42a及び被覆フランジ部42bの弾性変形により許容(吸収)される。
上記のように組み付けられたモータ1は、車両ドアのインナパネル51(図7参照)と図示しないアウタパネルの間で、インナパネル51(図7参照)に対して固定される。詳しくは、インナパネル51には、インナパネル側挿入孔51aが形成され、そのインナパネル側挿入孔51aにグロメット42の突出筒部42cの先端が内嵌され、且つインナパネル側挿入孔51aの周囲に密着フランジ部42dが密着するように、モータ1が図示しないボルト等により固定される。そして、インナパネル51の反対側(即ち、ドアトリム側)から前記外部コネクタ43が、リテーナ本体部41aに嵌着されることで、外部コネクタ43に設けられた外部端子43aが前記外部用端子33に電気的に接続される。尚、外部端子43aは、図示しない制御装置(電源装置)に接続されている。又、ウォームホイール23と共に回転する図示しない出力軸は、レギュレータ等を介して車両ウインドガラスに駆動連結される。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)挿入孔21fを閉塞するカバー26は、制御回路基板25と非接触状態となるようにハウジング本体21に組み付けられるため、制御回路基板25は、自身の平面方向における挿入方向にクリアランスX1(X2)を有して基板収容部21d内に組み付けられる。よって、基板側接続端子35がモータ側接続端子11に接続されていない状態の制御回路基板25は、自身の平面方向における挿入方向に移動可能とされる。また、カバー26から常に無駄な応力が加わらない。
又、一対のガイド溝21iは、それらの底部21j同士の間隔が制御回路基板25の平面方向における挿入方向の直交方向の幅より大きく設定されるため、制御回路基板25は、自身の平面方向における挿入方向の直交方向にクリアランスX3,X4を有して基板収容部21d内に組み付けられる。よって、基板側接続端子35がモータ側接続端子11に接続されていない状態の制御回路基板25は、自身の平面方向における挿入方向の直交方向に移動可能とされる。
更に、一対のガイド溝21iは、各溝幅Hが制御回路基板25の厚さより大きく設定されるため、制御回路基板25は、自身の厚さ方向にクリアランスX5を有して基板収容部21d内に組み付けられる。よって、基板側接続端子35がモータ側接続端子11に接続されていない状態の制御回路基板25は、自身の厚さ方向に移動可能とされる。
これらのことから、基板側接続端子35がモータ側接続端子11に接続されていない(非固定)状態の制御回路基板25は、全ての方向に移動(傾動含む)可能とされる。
よって、ハウジング本体21に組み付けられるモータ本体2のモータ側接続端子11の位置に応じて、基板側接続端子35の位置が対応(一致)するように制御回路基板25を配置することができる。その結果、ハウジング本体21とモータ本体2(ブラシホルダ7)の製造誤差や組み付け誤差等に基づいてハウジング本体21に対するモータ側接続端子11の位置ずれが生じても、モータ側接続端子11及び基板側接続端子35に生じる応力を小さくしながら(捩れ等をなくしながら)制御回路基板25を配置することができる。又、各端子を強引に一致させるといった従来技術等に比べて、組み付け作業を容易とすることができる。
(2)ハウジング本体21は、基板収容部21dの内壁に制御回路基板25を案内するための挿入方向に延びる一対のガイド溝21iを有するため、制御回路基板25を容易に基板収容部21d内に配置することができる。即ち、組み付け作業を容易とすることができる。
(3)モータ本体2におけるブラシホルダ7には案内柱7cが形成され、その案内柱7cには、モータ側接続端子11の位置に応じて基板側接続端子35の位置が対応(一致)するように案内凹部36aと係合して制御回路基板25を誘導(移動配置)するためのテーパ部7dが形成される。よって、ハウジング本体21に組み付けられるモータ本体2のモータ側接続端子11の位置に応じて、基板側接続端子35の位置が対応(一致)するように制御回路基板25を容易に(テーパ部7dに誘導させて)配置することができる。よって、組み付け作業を容易とすることができる。
(4)ハウジング本体21には、該ハウジング本体21の外側から外部コネクタ43の外部端子43aを制御回路基板25の外部用端子33に接続可能とするコネクタ挿入孔21gが形成されるため、外部端子43aを外部用端子33に容易に接続することができる。
(5)コネクタ挿入孔21gには、車両ドアのインナパネル51に形成されたインナパネル側挿入孔51aの周囲に密着し、該インナパネル側挿入孔51aをシールするためのグロメット42が設けられる。この構成により、外部コネクタ43の外部端子43aをインナパネル51の反対側(即ちドアトリム側)から制御回路基板25の外部用端子33に容易に接続することができ、且つ(インナパネル51とアウタパネル間に液体が浸入しても)その接続部分の被水を防ぐことができる。
(6)ハウジング本体21に対する外部用端子33の位置ずれは、グロメット42の被覆筒部42a及び被覆フランジ部42bの弾性変形により許容(吸収)されるため、該部分でモータ側接続端子11及び基板側接続端子35に生じる応力を増大させてしまうことが防止される。
上記実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施の形態では、クリアランスX1〜X5により制御回路基板25を移動可能にしたが、制御回路基板25の移動を許容できれば、クリアランスX1〜X5を他の移動許容部に置き換えて実施してもよい。例えば、制御回路基板25とカバー26との間のクリアランスX1の部分に移動許容部としてのエラストマ等の弾性部材を配置して実施してもよい。このようにしても、基板側接続端子35がモータ側接続端子11に接続されていない状態の制御回路基板25が、全ての方向に移動(傾動含む)可能とされる。又、このようにすると、弾性部材により制御回路基板25の衝撃に基づく破損等を防止することができる。更に、上記別例における弾性部材を挿入孔21fとカバーとの間をシールする部材と共用の部材にしてもよい。このようにすると、上記効果に加え、部品点数を増加させることなく基板収容部内への液体の浸入を防止することができる。
・上記実施の形態では、制御回路基板25が全ての方向に移動(傾動含む)可能とされるとしたが、少なくとも一方向に移動可能であれば変更してもよい。この場合、移動可能な方向に対するモータ側接続端子及び基板側接続端子に生じる応力を小さくしながら制御回路基板を配置することが可能となるとともに、移動可能な方向の位置ずれが許容されて組み付け作業を容易とすることができる。例えば、上記実施の形態の一対のガイド溝21iは、各溝幅Hが制御回路基板25の厚さより大きく設定されるとしたが、前記溝幅を制御回路基板25の厚さと略同じに設定し、上記クリアランスX5が形成されない構成としてもよい。尚、上記クリアランスX5(X1〜X4)は、ハウジング本体21とモータ本体2(ブラシホルダ7)の製造誤差や組み付け誤差に基づいて発生するハウジング本体21に対するモータ側接続端子11の位置ずれに対応して設定されたものであって、制御回路基板25を挿入可能とするための若干のクリアランス等とは異なる。
・上記実施の形態では、ハウジング本体21は一対のガイド溝21iを有するとしたが、他の構成で制御回路基板25が少なくとも一方向に移動可能とされれば、ガイド溝21iがない構成に変更してもよい。
・上記実施の形態では、案内柱7cにテーパ部7dを形成し、該テーパ部7dに制御回路基板25を誘導させて配置するようにしたが、同様の機能を有すれば、他の構成に変更してもよい。即ち、モータ本体及び制御回路基板のいずれか一方をハウジング本体に組み付けた後であって他方を組み付ける際に、モータ本体におけるモータ側接続端子の位置に応じて、基板側接続端子の位置が対応(一致)するように制御回路基板を誘導するためのテーパ部を、モータ本体及び制御回路基板の少なくとも一方に設ければよい。又、上記のようなテーパ部7dを設けない構成に変更してもよい。尚、この場合、他の何らかの方法で、モータ側接続端子と基板側接続端子の位置が一致するように制御回路基板を移動させる必要がある。
・上記実施の形態では、ハウジング本体21には、該ハウジング本体21の外側から外部コネクタ43の外部端子43aを制御回路基板25の外部用端子33に接続可能とするコネクタ挿入孔21gが形成されるとしたが、外部端子43aと外部用端子33との接続構造は他の構造に変更してもよい。尚、変更する場合、ハウジング本体21に対する外部用端子33の位置ずれを許容(吸収)可能な構造とすることが好ましい。
・上記実施の形態では、コネクタ挿入孔21gには、車両ドアのインナパネル51に形成されたインナパネル側挿入孔51aの周囲に密着し、該インナパネル側挿入孔51aをシールするためのグロメット42が設けられるとしたが、これに限定されず、他のシール部材でシールする構成に変更してもよい。
・上記実施の形態では、ハウジング本体21に制御回路基板25を組み付けた後、ハウジング本体21にカバー26を組み付け、その後、ハウジング本体21にモータ本体2を組み付けるようにしたが、これに限定されず、例えば、ハウジング本体21に制御回路基板25を組み付けた後、ハウジング本体21にモータ本体2を組み付け、最後にハウジング本体21にカバー26を組み付けるようにしてもよい。また、ハウジング本体とモータ本体とを組み付けた後、制御回路基板を組み付け、最後にハウジング本体にカバー26を組み付けるようにしてもよい。尚、この場合、モータ側接続端子と基板側接続端子の向き等を変更する必要がある。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置のモータ1に具体化したが、他の装置のモータに具体化してもよい。又、勿論、制御回路基板25に備えられる電気部品(挟み込み防止回路)を装置に応じて変更してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記移動許容部又は前記クリアランスを前記制御回路基板の平面方向及び厚さ方向の全ての方向に設けたことを特徴とするモータ。このようにすると、基板側接続端子がモータ側接続端子に接続されていない状態の制御回路基板は、全ての方向に移動(傾動含む)可能とされる。
(ロ)請求項1又は上記(イ)に記載のモータにおいて、前記移動許容部は、弾性部材を含むことを特徴とするモータ。このようにすると、請求項1に記載の発明の効果に加えて、制御回路基板の衝撃に基づく破損等を防止することができる。
(ハ)請求項1乃至6及び上記(イ)、(ロ)のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記モータ本体及び前記制御回路基板の少なくとも一方には、いずれか一方を組み付けた後であって他方を組み付ける際に、前記ハウジング本体に組み付けられる前記モータ本体の前記モータ側接続端子の位置に応じて、前記基板側接続端子の位置が対応するように前記制御回路基板を誘導するためのテーパ部を有することを特徴とするモータ。このようにすると、ハウジング本体に組み付けられるモータ本体のモータ側接続端子の位置に応じて、基板側接続端子の位置が対応(一致)するように制御回路基板を容易に(テーパ部に誘導させて)配置することができる。
本実施の形態におけるモータの分解平面図。 本実施の形態におけるモータの平面図。 本実施の形態の基板収容部及び制御回路基板を説明するための説明図。 本実施の形態の基板収容部及び制御回路基板を説明するための説明図。 図4のA−A断面図。 図4のB−Bに対応した模式断面図。 コネクタ挿入孔及びコネクタハウジングを説明するための断面図。
符号の説明
2…モータ本体、6a…回転軸、11…モータ側接続端子、21…ハウジング本体、21d…基板収容部、21f…挿入孔、21g…コネクタ挿入孔、21i…ガイド溝、21j…底部、22…減速機構の一部を構成するウォーム軸、23…減速機構の一部を構成するウォームホイール、25…制御回路基板、26…カバー、33…外部用端子、35…基板側接続端子、42…グロメット(インナパネル用シール部材)、43a…外部端子、51…インナパネル、51a…インナパネル側挿入孔、X1〜X5…クリアランス、H…溝幅。

Claims (6)

  1. 回転軸を有するモータ本体と、
    前記モータ本体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速するための減速機構を収容するハウジング本体と、
    前記モータ本体の駆動を制御するための制御回路基板と
    を備えたモータにおいて、
    前記ハウジング本体には、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と前記制御回路基板を外部から前記基板収容部に挿入可能な挿入孔とが形成され、
    前記モータ本体は、モータ側接続端子を有し、
    前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態で前記モータ側接続端子に対して電気的に接続可能な基板側接続端子を有し、
    前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で該制御回路基板の平面方向及び厚さ方向において移動可能となるよう、前記基板収容部に対して前記制御回路基板の平面方向及び厚さ方向に移動許容部を有して組み付けられていることを特徴とするモータ。
  2. 回転軸を有するモータ本体と、
    前記モータ本体に組み付けられ、前記回転軸の回転を減速するための減速機構を収容するハウジング本体と、
    前記モータ本体の駆動を制御するための制御回路基板と
    を備えたモータにおいて、
    前記ハウジング本体には、前記制御回路基板を収容するための基板収容部と前記制御回路基板を外部から前記基板収容部に挿入可能な挿入孔とが形成され、
    前記モータ本体は、モータ側接続端子を有し、
    前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態で前記モータ側接続端子に対して電気的に接続可能な基板側接続端子を有し、
    前記制御回路基板は、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で該制御回路基板の平面方向及び厚さ方向において移動可能となるよう、前記基板収容部に対して前記制御回路基板の平面方向及び厚さ方向にクリアランスを有して組み付けられていることを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記ハウジング本体に組み付けられ、前記挿入孔を閉塞するカバーを備え、
    前記カバーは、前記制御回路基板と別体であって該制御回路基板と非接触状態となるように組み付けられ、該制御回路基板は、前記カバーに対して該制御回路基板の平面方向における挿入方向にクリアランスを有して組み付けられていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項2又は3に記載のモータにおいて、
    前記ハウジング本体は、前記基板収容部の内壁に前記制御回路基板を案内するための挿入方向に延びる一対のガイド溝を有し、
    前記一対のガイド溝は、
    前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で前記制御回路基板がその平面方向における挿入方向の直交方向に移動可能となるよう、前記挿入方向においてそれらのガイド溝の底部同士の間隔が前記制御回路基板の平面方向における挿入方向の直交方向の幅より大きく設定され、
    且つ、前記基板収容部内に組み付けられた状態であって前記基板側接続端子が前記モータ側接続端子に接続されていない状態で前記制御回路基板がその厚さ方向に移動可能となるよう、前記挿入方向において各溝幅が前記制御回路基板の厚さより大きく設定されたことを特徴とするモータ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記制御回路基板は、外部コネクタの外部端子を接続可能な外部用端子を有し、
    前記ハウジング本体には、該ハウジング本体の外側から前記外部端子を前記外部用端子に接続可能とするコネクタ挿入孔が形成されたことを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記コネクタ挿入孔には、車両ドアのインナパネルに形成されたインナパネル側挿入孔の周囲に密着し、該インナパネル側挿入孔をシールするためのインナパネル用シール部材が設けられたことを特徴とするモータ。
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