JP4663151B2 - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホストコンピュータから送られる印刷データに基づいて画像データを生成し、印刷装置に画像データを出力する画像処理装置、特に、中綴じ製本処理が可能なオプション排紙装置が接続されている印刷装置の画像処理装置、および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ホストコンピュータから送られる印刷データを受信し、画像データを生成して印刷装置に画像データを出力する画像処理装置、並びに製本機能を具備したオプション排紙装置を接続可能とする印刷装置があった。
【0003】
このような印刷装置は、少なくとも1つの排紙部を備え、また、オプション排紙装置を接続することによりステイプル、ソート、グループ、製本、パンチ等の機能を具備することができる。
【0004】
通常の印刷においては、印刷装置の画像形成領域とオプション排紙装置において要求される画像形成領域は同一であるが、製本機能を持つオプション排紙装置には、製本処理を行う場合、中央を2つに折りにし、かつステイプルを行う都合で、機械構成上、中央部の余白が必要になるものがある。このようなオプション排紙装置を用いて製本処理を行う場合、印刷装置の画像形成領域とオプション排紙装置において要求される画像形成領域は異なる場合がある。
【0005】
以下、印刷装置の画像形成領域、及びオプション排紙装置の製本処理部で必要とする画像形成領域について説明する。
【0006】
印刷装置の画像形成領域は用紙サイズに依存せず、一定になっている。例えば、上下左右の余白は、各々「2.5mm」となっている。
【0007】
しかし、オプション排紙装置の製本処理部で必要とされる画像形成領域は、製本処理を行う際、上述したように中央部に余白が必要になる。例えば、中央部の余白が「10mm」必要なオプション排紙装置がある。
【0008】
このようなオプション排紙装置が接続された印刷装置によって製本印刷を行う場合、従来の画像処理装置は、印刷データから画像データを生成する際、印刷装置の画像形成領域とオプション排紙装置で要求される画像形成領域の差を意識せずに処理を行っていた。つまり、画像データの生成の段階で、印刷データの指示通りに画像データを生成し、座標の変換等を行うような処理は行わず、印刷装置に画像データを転送する段階で、中央部に画像が出力されないように、その部分(中央の白紙部分)に相当する画像メモリ内の内容をクリアすることにより、上述したオプション排紙装置の機械構成上の制限を回避していた。
【0009】
ところで、オプション排紙装置の製本処理部においては、ステイプルと2つ折りに関して、装置上の制限として、用紙枚数の制限も存在する。
【0010】
従来、この用紙枚数の制限を越えるページが送られてきた場合、画像処理装置は印刷装置に対して、排紙先を自動的に変更し、製本処理部に用紙が搬送されないように制御している画像処理装置もある。
【0011】
また、画像処理装置がそのデータを自動的にキャンセルし、印刷出力がされないような動作をするものもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した用紙枚数の制限を越えるページが送られてきた場合、排紙先を自動的に変更して製本処理部に用紙が搬送されないように制御する画像処理装置では、印刷データのステイプル指定として「製本指定」がある場合は、上述したようにオプション排紙装置の用紙枚数制限を越えたために製本処理部に用紙が搬送されないように制御される場合(即ち、オプション排紙装置の製本機能を使用しない場合)であっても、ホストコンピュータから送られてくる印刷データに対して、中央部に画像が出力されないように、その部分(中央の白紙部分)に相当する画像メモリ内の内容をクリアする処理を行っていたため、実際の画像データ出力が完全に保証されるものではなかった。即ち、指示された製本機能を実現するために画像形成領域の中央部分に余白が生じ、画像の欠落を招いていたという問題点があった。
【0013】
これは、前述したように、画像処理装置が、画像データを生成する際、印刷データの指示通りに行っていたこと、及び画像データ出力の際に中央部に相当する画像メモリ内の画像データをクリアしていたことに原因があった。
【0014】
一方、上述した用紙枚数の制限を越えるページが送られてきた場合、画像処理装置がそのデータを自動的にキャンセルし、印刷出力がされない画像処理装置においては以下のような問題点があった。
【0015】
ホストコンピュータより画像処理装置に送られた印刷データの総ページ数がオプション排紙装置の用紙枚数制限を越える場合であっても、複数ページを1枚の出力用紙に貼り付けて印刷する場合のように、実際に出力される総印刷枚数がオプション排紙装置の用紙枚数制限を超えていない場合であっても、印刷自体がキャンセルされて印刷自体行われない場合があった。
【0016】
これは、画像処理装置の中で、製本処理が指定された印刷データに対して、出力する総ページに対する総印刷枚数を正確に把握しておらず、適切に処理していないことに原因があった。
【0017】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、中綴じ処理が指定された印刷データに対して、出力する総ページに対する総印刷枚数を正確に把握して中綴じ処理を適切に行うことができる仕組を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明は、所定の通信媒体を介してホストコンピュータから受信した印刷データに基づいて画像データを生成し、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理が可能な排紙装置が接続されている印刷装置に画像データを出力する画像処理装置であって、前記印刷データに、前記排紙装置内で前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データに、当該画像処理装置内で前記印刷データのページ順を変更し該変更した複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて前記印刷装置で出力されて前記排紙装置で前記中綴じ処理すべき前記印刷データの1部あたりの用紙の出力枚数を算出する算出手段とを有し、前記算出手段は、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合には、前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データから第1算出方法を用いて前記出力枚数を算出し、一方、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合には、当該画像処理装置内で製本処理をすべき印刷データから第2算出方法を用いて前記出力枚数を算出することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係わる実施形態を詳細に説明する。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を示すブロック図である。以下、構成及び動作について説明する。
【0029】
図において、103は画像処理装置で、ネットワーク等のインタフェース104を介して、ホストコンピュータ102と通信可能に接続されている。
【0030】
ホストコンピュータ102からインタフェース104および外部インタフェース回路105を介して送られてきた印刷データは、CPU106の制御によって一旦、ハードディスク108内のスプール用領域108−1に格納される。次いで、スプール用領域108−1から読み出された印刷データから画像データが生成され、RAM110内の画像メモリ110−1に書き込まれる。生成された画像データは、画像メモリ110−1から読み出され、プリンタ通信部109,プリンタインタフェース111を経由して印刷装置101に送られ、可視画像が形成される。
【0031】
ハードディスク108内のプログラム領域108−2はプログラムを格納するのに使われる。プログラム領域108−2のプログラムは、RAM110内のワークメモリ110−2に移されて、CPU106によって実行される。また、RAM110内のワークメモリ110−2の一部や、ハードディスク108内のワーク領域108−3は、CPU106が各種制御を実行するのに際して作業用の一時領域として使われる。CPUバス107は、上述の画像処理装置103内の各構成を接続するものである。
【0032】
ハードディスク108内のスプール用領域108−1に格納される印刷データから画像データが生成される際、1ページ毎に行われる。また、画像生成されるページ毎の印刷データは、一旦ハードディスク108内のスプール用領域108−1からRAM110内のワークメモリ110−2に移されて、CPU106によって実行される。そして、RAM110内の画像メモリ110−1に書き込まれる。
【0033】
オプション排紙装置112は、印刷装置101と画像処理装置103の間と同様のプリンタインタフェース113を介して、ステイプル、ソート、グループ、製本、パンチ等の機能を実現する。
【0034】
図2は、図1に示したオプション排紙装置112の構成を示す断面図であり、製本機能を具備するオプション排紙装置に対応する。以下、構成及び動作について説明する。
【0035】
図において、1は第1〜第3トレイ、2はシャッタ、3は排紙ローラ、4は揺動ガイド、5は第2ローラ、6は高さセンサ、7は割り込みトレイ、8は着信表示ランプ、9は巻き付けフラッパ、10はバッファローラ、11は割り込みフラッパ、12はバッファ入口フラッパ、13はサドルステッチャフラッパ、14は第1ローラ、15は縦パス、16はステイプラ、17はローレットベルト、18はトレイ昇降モータ、19はサドルステッチャ部である。
【0036】
印刷装置101から排出される用紙は、画像処理装置103の指示に従い、オプション排紙装置112のバッファ入口フラッパ12により、排紙先をトレイ1(第1トレイ/第2トレイ/第3トレイ)に行うか、サドルステッチャ部19に行うかを切り替える。
【0037】
まず、画像処理装置103が排紙先をトレイ1(第1トレイ/第2トレイ/第3トレイ)に指定した場合、第1搬送ローラ14、ローレットベルト17、第2搬送ローラ5、排紙ローラ3により用紙が搬送される。
【0038】
一方、画像処理装置103が排紙先をサドルステッチャ部19に指定した場合、バッファ入口フラッパ12、縦パス15により用紙が搬送される。
【0039】
図3は、図2に示したオプション排紙装置112のサドルステッチャ部19(製本処理部)の構成を示す断面図である。以下、構成及び動作について説明する。
【0040】
ホストコンピュータ102から製本機能の指定、つまり、中綴じステイプルと2つ折りが印刷データと共に画像処理装置103に送られてきたとき、画像処理装置103はその印刷指示と印刷データに基づいて生成した画像データを印刷装置101に送出する。印刷装置101は画像データを用紙に出力し、その用紙をオプション排紙装置の製本処理部(サドルステッチャ部19)に搬送する。
【0041】
印刷装置101から送られてくる用紙は、用紙搬入部21から整合部22に送られる。整合部22に用紙が複数保持され、すべての画像データを印刷装置101が出力し、オプション排紙装置112の整合部22に搬送した後、ステッチ部23で用紙の中央部をステイプルする。そして、束搬送部24へステイプルされた用紙束を搬入する。突き板30、ローラ31等の制御により、最終的に折り/排紙部25に排出される。
【0042】
以下、本発明の画像処理装置103で行われる製本印刷処理動作について、オプション排紙装置112の製本機能がA3等の用紙の短辺が給紙方向に対向するサイズの用紙に対して行われるものとして説明する。
【0043】
まず、図4を参照して画像処理装置103における製本処理について説明する。
【0044】
図4は、本発明の画像処理装置における製本処理の一例を説明する模式図であり、(a)は製本印刷として左開きが指定されている場合に対応し、(b)は製本印刷として右開きが指定されている場合に対応する。
【0045】
印刷データは通常、ホストコンピュータ102から、出力ページに対して昇順に送られてくる。12ページ3枚出力の場合、ホストコンピュータ102からは、1,2,3、4、5、6、7、8、9、10,11,12ページの順に印刷データが送られる。
【0046】
まず、(a)に示すように、製本印刷として、左開きが指定されている場合、画像処理装置103は、6,7,8,5、4,9、10,3、2,11、12,1の順に画像を生成する。そして、2ページの画像データを一枚の用紙の片方の面に印刷するように画像データを印刷装置101へ送出することによって、製本印刷を実現する。
【0047】
一方、(b)に示すように、製本印刷として、右開きが指定されている場合、画像処理装置103は、7,6,5,8、9,4、3,10、11,2、1,12の順に画像を生成する。同様に、2ページの画像データを一枚の用紙の片方の面に印刷するように画像データを印刷装置101へ送出することによって、製本印刷を実現する。
【0048】
なお、ここでは、この製本処理(画像生成および出力に対するページ順の変更処理)を画像処理装置103内で行う場合について説明したが、ホストコンピュータ102のアプリケーション上で行うように構成してもよい。この場合、画像処理装置103が受信する印刷データの内容は、上記図4に示したように左開き又は右開きの状態となる。
【0049】
以下、図5〜図7を参照して、画像形成装置103で生成される画像データの画像形成領域について説明する。
【0050】
図5は、図1に示した印刷装置101における通常の画像形成領域を示す模式図である。
【0051】
図5において、(a)はA3等の用紙の短辺が給紙方向に対向する用紙サイズへの画像形成領域に対応し、(b)はA4等の用紙の長辺が給紙方向に対向する用紙サイズへの画像形成領域に対応する。
【0052】
図5に示すように、印刷装置101は、用紙サイズに依存せず、各用紙の画像形成領域は一定であり、用紙の端から上下左右、各々「2.5mm」であるとする。
【0053】
また、本実施形態では、A3等の用紙の短辺が給紙方向に対向する用紙サイズを製本機能で使用可能と仮定する。このため、画像処理装置103の製本機能を用いて画像データを生成する場合(即ち、画像処理装置103で図4に示した製本処理を行って画像データを生成する場合)、実際に出力される用紙(例えばA3用紙)に対して、1/2の用紙サイズ(A4サイズ)の画像データを2ページ分貼り付けたようなイメージの画像データが生成される(図6参照)。
【0054】
図6は、図1に示した画像処理装置103又はホストコンピュータ102の製本機能により生成された画像データに基づく画像形成領域を示す模式図である。
【0055】
図6に示すように、画像処理装置103の製本機能により生成される画像データは、上述したように実際に出力される用紙に対して、1/2の用紙サイズの画像データを2ページ分貼り付けたようなイメージとなるため、その生成画像の画像形成領域は、中央部に「5mm(=2.5mm+2.5mm)」の余白が形成された状態となる。
【0056】
また、上述したように、ホストコンピュータ102のアプリケーション上で上記製本処理を行う場合も同様に、画像処理装置103が受信する印刷データに基づく画像形成領域は図6に示した状態になっている。
【0057】
図7は、図1に示したオプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を使用する時に必要とされる画像形成領域を示す模式図である。
【0058】
図7に示すように、オプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を使用する場合、上述した機械構成の制限上、中央部に「10mm」の余白が必要である。
【0059】
従って、図1に示したオプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を使用する場合、必要とされる中央の余白(10mm)は、画像処理装置103の製本機能を使用して生成される画像の中央の余白(5mm)より大きいため、画像処理装置103において中央余白処理を行う必要がある。
【0060】
なお、上述した中央余白処理とは、図1に示したCPU106が、ホストコンピュータ102から受信した印刷データから生成された画像データの用紙中央部のデータに対して、白データ(印刷出力せず)を作成する処理をいう。
【0061】
以下、図8のフローチャートを参照して、本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順について説明する。
【0062】
図8は、本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示したCPU106がハードディスク108のプログラム領域108−2に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、S201〜S215は各ステップを示す。
【0063】
また、画像処理装置103は、オプション排紙装置112の中綴じ及び製本処理における出力可能枚数の値を画像処理装置103のプログラム領域108−2に保持しておくものとする。
【0064】
まず、ホストコンピュータ102から印刷データが送られてきた時に、印刷データを受信する(S201)。そして、印刷データを解析する(S202)。
【0065】
ホストコンピュータ102から受信した印刷データの中にステイプルの指定として、「中綴じ指定」がされているか否かを判断し(S203)、「中綴じ指定」がされていないと判断した場合(即ち、オプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を使用しない場合)は、そのままステップS207に進み、一方、「中綴じ指定」がされていると判断した場合(即ち、オプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を使用する場合)は、次に、印刷データの中にステイプルの指定として「製本指定」がされているかを判断する(S204)。
【0066】
ステップS204で「製本指定」がされていると判断された場合(即ち、画像処理装置103内で図4に示した製本処理を行う場合)は、ステップS205において、製本印刷で実際に出力する用紙の枚数を算出する。「製本指定」がされている場合(即ち、画像処理装置103内で図4に示した製本処理を行う場合)、図4に示したように、ホストコンピュータ102から受信した印刷データ4ページ分が実際の出力用紙の1枚に相当する。よって、受信した印刷データの総ページ数をJpとすると、印刷データの1部あたりの実際の出力用紙の枚数Opは、印刷データの総ページ数Jpに3を加え、4で割った値、即ち、「Op=(Jp+3)/4」になる。1部あたりの用紙の枚数の算出処理が終了すると、ステップS206に進む
一方、ステップS204で「製本指定」がされていないと判断された場合(即ち、既にホストコンピュータ102内で図4に示した製本処理を行われた印刷データを受信した場合)は、ステップS211において、実際に出力する用紙の枚数を算出する。「製本指定」がされていない場合(既にホストコンピュータ102内で図4に示した製本処理を行われた印刷データを受信した場合)、ホストコンピュータ102より受信した印刷データ2ページ分が実際の出力用紙の1枚に相当する。よって、受信した印刷データの総ページ数をJpとすると、印刷データの1部あたりの実際の出力用紙の枚数Opは、印刷データの総ページ数Jpに1を加え、2で割った値、即ち、「Op=(Jp+1)/2」になる。1部あたりの用紙の枚数の算出処理が終了すると、ステップS206に進む
そして、ステップS206において、画像処理装置103のプログラム領域108−2に保持しているオプション排紙装置の中綴じおよび製本処理における出力可能枚数の値とステップS205又はステップS211で算出した印刷データの1部あたりの実際の出力用紙枚数Opとを比較する。
【0067】
ステップS206で、算出した1部あたりの出力枚数Opがオプション排紙装置の枚数制限を越えると判断された場合は、ステップS207に進む。
【0068】
ステップS207では、排紙先を図2のトレイ1(第1〜3トレイ)となるように印刷装置101へ指定する。ここでは、1部あたりの出力枚数がオプション排紙装置の枚数制限を越えた、又は中綴じ指定がされていないため、図3に示したサドルステッチャ19は使用せず、トレイ1(第1〜3トレイ)を排紙先とする。
【0069】
そして、ステップS208において、画像データを生成する。なお、「製本指定」がされている場合は、図4に示したように製本処理に従った画像データを生成し、一方、「製本指定」がされていない場合又は中綴じ指定されていない場合は、ホストコンピュータ102から送られてきた印刷データのページ順で画像データを生成する。
【0070】
次に、中央余白処理をスキップし(S209)、画像データを印刷装置101へ転送し(S210)、処理を終了する。つまり、「中綴じ指定」のない場合や出力枚数がオプション排紙装置112の出力枚数制限を越えた場合は、用紙はサドルステッチャ19に排紙されず、トレイ1(第1〜第3トレイ)に排紙される、即ちオプション装置の製本機能(中綴じ機能)を使用しないので、図7に示したような画像形成領域を作成する必要はなく、印刷データから画像データの生成後に、用紙中央部のデータに対して、白データ(印刷出力せず )を作成する必要もない。このように、オプション排紙装置112の製本機能(中綴じ機能)を用いないで画像処理装置103の製本機能(又はホストコンピュータ102内で製本処理する場合も含む)だけを用いる場合、画像処理装置103で生成される画像データに基づく画像形成領域は、図6に示したように中央部に「5mm」の余白が形成された状態となるため、特に中央余白処理は施されないで印刷装置101に転送される。そのため、オプション排紙装置112の機械上の画像形成領域制限に起因する不必要な中央余白処理による中央部の画像欠落は発生しない。
【0071】
一方、ステップS206で、算出した出力枚数Opがオプション排紙装置の枚数制限を越えないと判断された場合は、排紙先を図3に示したサドルステッチャ19となるように印刷装置101へ指定する(S212)。
【0072】
そして、ステップS213において、画像データを生成する。なお、「製本指定」がされている場合は、図4に示したように製本処理に従った画像データを生成し、一方、製本指定がされていない場合は、ホストコンピュータ102から送られてくるページ順で画像データを生成する。
【0073】
次に、上述した中央余白処理を行い(S214)、画像データを印刷装置101へ転送して(S215)、処理を終了する。つまり、ステップS206でオプション排紙装置112の出力枚数制限を比較し、その値を越えない場合、用紙はサドルステッチャ19に排紙される、即ちオプション装置の製本機能(中綴じ機能)を使用するので、図7に示したように中央に「10mm」の余白を有する画像形成領域を作成しなければならない。つまり、印刷データから画像データの生成後に、用紙中央部のデータに対して、白データ( 印刷出力せず) を作成する。なお、上記説明では、オプション排紙装置112の中綴じ及び製本処理における出力可能枚数の値を画像処理装置103のハードディスク108内のプログラム領域108−2に保持しておくものとしたが、オプション排紙装置112の中綴じ及び製本処理における出力可能枚数の値は、画像処理装置103が印刷装置101と通信して取得してハードディスク108内のプログラム領域108−2に保持するように構成してもよいし、ホストコンピュータ102からコマンドで画像処理装置103に設定してハードディスク108内のプログラム領域108−2に保持するように構成してもよい。
【0074】
以上説明したように、ホストコンピュータから送られる印刷データに基づいて画像データを生成し、製本処理機能(中綴じ機能)を備えたオプション排紙装置と接続可能な印刷装置に画像データを出力する画像処理装置において、ホストコンピュータ又は画像処理装置の製本処理機能のみを使用し、かつオプション排紙装置の製本機能(中綴じ機能)を使用しないで製本印刷処理を行う場合、オプション排紙装置の製本機能(中綴じ機能)の機械上の制限である画像形成領域制限に起因する不必要な画像の欠落を招くことなく製本印刷機能を実現できる効果がある。
【0075】
また、オプション排紙装置の製本機能(中綴じ機能)の機械上の制限である出力枚数制限に直面した場合であっても、ユーザが出力用紙をオフセット機器等で使用できるように所望の出力を保証できる効果もある。特に、製本印刷機能を備えたオプション排紙装置を使用する場合の印刷処理において有効であり、オプション排紙装置の機械構成上の制限を回避することが可能となる。
【0076】
従って、オプション排紙装置が備えている機能とともに、使い勝手の良い印刷システムを提供できる効果がある。
【0077】
なお、図1で示した印刷装置101は、レーザビーム方式であっても、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)でも、液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式でもその他のプリント方式であっても本発明は適用可能である。
【0078】
以下、図9に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0079】
図9は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0080】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0081】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0082】
本実施形態における図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0083】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0084】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0085】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0086】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0088】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0089】
さらに、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムをネットワーク上のデータベースから通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中綴じ処理が指定された印刷データに対して、出力する総ページに対する総印刷枚数を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したオプション排紙装置の構成を示す断面図である。
【図3】図2に示したオプション排紙装置のサドルステッチャ部(製本処理部)の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の画像処理装置における製本処理の一例を説明する模式図である。
【図5】図1に示した印刷装置における通常の画像形成領域を示す模式図である。
【図6】図1に示した画像処理装置又はホストコンピュータの製本機能により生成された画像データに基づく画像形成領域を示す模式図である。
【図7】図1に示したオプション排紙装置の製本機能(中綴じ機能)を使用する時に必要とされる画像形成領域を示す模式図である。
【図8】本発明の画像処理装置における第1の制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 印刷装置
102 ホストコンピュータ
103 画像処理装置
104 インタフェース
105 外部インタフェース回路
106 CPU
107 CPUバス
108 ハードディスク
108−1 スプール用領域
108−2 プログラム用領域
108−3 ワーク領域
109 プリンタ通信部
110−1 プリンタインタフェース
111 画像メモリ
112 オプション排紙装置
113 プリンタインタフェース
Claims (10)
- 所定の通信媒体を介してホストコンピュータから受信した印刷データに基づいて画像データを生成し、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理が可能な排紙装置が接続されている印刷装置に画像データを出力する画像処理装置であって、
前記印刷データに、前記排紙装置内で前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データに、当該画像処理装置内で前記印刷データのページ順を変更し該変更した複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて前記印刷装置で出力されて前記排紙装置で前記中綴じ処理すべき前記印刷データの1部あたりの用紙の出力枚数を算出する算出手段とを有し、
前記算出手段は、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合には、前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データから第1算出方法を用いて前記出力枚数を算出し、一方、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合には、当該画像処理装置内で製本処理をすべき印刷データから第2算出方法を用いて前記出力枚数を算出することを特徴とする画像処理装置。 - 前記排紙装置の前記中綴じ処理における出力可能枚数を保持する保持手段と、
前記保持手段により保持されている前記排紙装置の中綴じ処理における出力可能枚数と、前記算出手段により算出された印刷データの1部あたりの出力枚数を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記保持手段に保持される前記出力可能枚数を超える場合、出力用紙の排紙先として前記中綴じ処理を行う排紙先以外を選択するように制御する第1の制御手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記保持手段に保持される前記出力可能枚数を超える場合、前記中綴じ処理のための用紙中央余白を出力画像に付加する中央余白処理を行わないように制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 所定の通信媒体を介してホストコンピュータから受信した印刷データに基づいて画像データを生成し、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理が可能な排紙装置が接続されている印刷装置に画像データを出力する画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置に設けられたコンピュータが、前記印刷データに、前記排紙装置内で前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データに、前記画像処理装置内で前記印刷データのページ順を変更し該変更した複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断工程と、
前記画像処理装置に設けられたコンピュータが、前記判断工程により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて前記印刷装置で出力されて前記排紙装置で前記中綴じ処理すべき前記印刷データの1部あたりの用紙の出力枚数を算出する算出工程と、
を有し、
前記算出工程は、前記判断工程により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合には、前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データから第1算出方法を用いて前記出力枚数を算出し、一方、前記判断工程により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合には、当該画像処理装置内で製本処理をすべき印刷データから第2算出方法を用いて前記出力枚数を算出することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記画像処理装置に設けられたコンピュータが、前記画像処理装置に設けられたメモリに保持されている前記排紙装置の前記中綴じ処理における出力可能枚数と、前記算出工程により算出された印刷データの1部あたりの出力枚数を比較する比較工程と、
前記画像処理装置に設けられたコンピュータが、前記比較工程での比較の結果、前記算出工程で算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、出力用紙の排紙先として前記中綴じ処理を行う排紙先以外を選択するように制御する選択工程と、
前記画像処理装置に設けられたコンピュータが、前記比較工程での比較の結果、前記算出工程で算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、前記中綴じ処理のための用紙中央余白を出力画像に付加する中央余白処理を行わないように制御するスキップ工程と、
を有することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置の制御方法。 - 所定の通信媒体を介してホストコンピュータから受信した印刷データに基づいて画像データを生成し、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理が可能な排紙装置が接続されている印刷装置に画像データを出力する画像処理装置に設けられたコンピュータを、
前記印刷データに、前記排紙装置内で前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データに、当該画像処理装置内で前記印刷データのページ順を変更し該変更した複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて前記印刷装置で出力されて前記排紙装置で前記中綴じ処理される前記印刷データの1部あたりの用紙の出力枚数を算出する算出手段として機能させるためのプログラムであり、
前記算出手段は、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合には、前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データから第1算出方法を用いて前記出力枚数を算出し、一方、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合には、当該画像処理装置内で製本処理をすべき印刷データから第2算出方法を用いて前記出力枚数を算出することを特徴とするプログラム。 - 前記画像処理装置に設けられたコンピュータを、さらに、
前記画像処理装置に設けられたメモリに保持されている前記排紙装置の前記中綴じ処理における出力可能枚数と、前記算出手段により算出された印刷データの1部あたりの出力枚数を比較する比較手段、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、出力用紙の排紙先として前記中綴じ処理を行う排紙先以外を選択するように制御する第1の制御手段、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、前記中綴じ処理のための用紙中央余白を出力画像に付加する中央余白処理を行わないように制御する第2の制御手段として機能させるための請求項5に記載のプログラム。 - 所定の通信媒体を介してホストコンピュータから受信した印刷データに基づいて画像データを生成し、用紙の中央部を綴じる中綴じ処理が可能な排紙装置が接続されている印刷装置に画像データを出力する画像処理装置に設けられたコンピュータを、
前記印刷データに、前記排紙装置内で前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データに、当該画像処理装置内で前記印刷データのページ順を変更し該変更した複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断手段、
前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて前記印刷装置で出力されて前記排紙装置で前記中綴じ処理される前記印刷データの1部あたりの用紙の出力枚数を算出する算出手段として機能させるためのプログラムであり、
前記算出手段は、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合には、前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データから第1算出方法を用いて前記出力枚数を算出し、一方、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合には、当該画像処理装置内で製本処理をすべき印刷データから第2算出方法を用いて前記出力枚数を算出することを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 前記画像処理装置に設けられたコンピュータを、さらに、
前記画像処理装置に設けられたメモリに保持されている前記排紙装置の前記中綴じ処理における出力可能枚数と、前記算出手段により算出された印刷データの1部あたりの出力枚数を比較する比較手段、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、出力用紙の排紙先として前記中綴じ処理を行う排紙先以外を選択するように制御する第1の制御手段、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記メモリに保持される前記出力可能枚数を超える場合、前記中綴じ処理のための用紙中央余白を出力画像に付加する中央余白処理を行わないように制御する第2の制御手段として機能させるための請求項7に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 - 印刷システムであって、
所定の通信媒体を介してホストコンピュータから印刷データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された印刷データに基づいて用紙に対する印刷処理を実行する印刷手段と、
前記印刷手段により印刷処理が実行された用紙の中央部を綴じる中綴じ処理を実行する中綴じ手段と、
前記印刷データに前記中綴じ処理を行う中綴じ指定がされている場合に、前記印刷データのページ順を変更して複数ページ分の画像を用紙の片面毎に印刷するための製本処理を行う製本指定がされているか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合と前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合とで、異なる算出方法を用いて印刷処理に用いられる用紙の枚数を算出する算出手段とを有し、
前記算出手段は、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていないと判断された場合は前記ホストコンピュータ内で製本処理された印刷データの印刷処理に用いられる用紙の枚数を第1算出方法により算出し、前記判断手段により前記印刷データに前記製本指定がされていると判断された場合は前記印刷システム内で製本処理された印刷データの印刷処理に用いられる用紙の枚数を前記第1算出方法とは異なる第2算出方法により算出することを特徴とする印刷システム。 - 前記中綴じ手段の前記中綴じ処理における出力可能枚数を保持する保持手段と、
前記保持手段により保持されている前記中綴じ手段の中綴じ処理における出力可能枚数と、前記算出手段により算出された印刷データの1部あたりの出力枚数を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記保持手段に保持される前記出力可能枚数を超える場合、出力用紙の排紙先として前記中綴じ処理を行う排紙先以外を選択するように制御する第1の制御手段と、
前記比較手段による比較の結果、前記算出手段により算出された前記出力枚数が前記保持手段に保持される前記出力可能枚数を超える場合、前記中綴じ処理のための用紙中央余白を出力画像に付加する中央余白処理を行わないように制御する第2の制御手段と、
を有することを特徴とする請求項9記載の印刷システム。
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