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JP4657673B2 - 歯科補綴材 - Google Patents

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Description

この発明は、請求項1前段に記載の歯科補綴材ならびに請求項20前段に記載の歯科補綴材の製造方法に関する。
この種の歯科補綴材はドイツ国特許第4133690号明細書(特許文献1)によって知られている。この種の解決方式において可塑性の完成歯冠部材ならびに咬合面が使用され、これは一体部材として支台部材上に設置される。設置の後この可塑性の半完成品は紫外線によって硬化され、修正された咬合面として使用可能となる。この種の咬合面は比較的軟質のものである。加えて、咬合面の後修正は集中的な手作業を必要とし、補綴材の品質は所要の隆起形状を形成する歯科医師あるいは歯科技工士の熟練度に依存したものとなる。
さらに、例えばドイツ国特許第19850451号C1明細書(特許文献2)によって、歯科補綴材を製造するための完成構成要素が知られている。この解決方式は、金属枠材を不透明材料によって被包しその上に象牙質セラミックを塗付する予備咬合面の製造に適している。この予備咬合面は正確に切歯面の形状を確定する。象牙質に擬似して形成されたセラミック層は整合誤差が生じないように正確な形状を有する必要がある。2つの層の塗付によって美観的に好適な結果が得られるが、歯の位置の誤差を確実に回避するために極めて精密な作業が必要となる。
ドイツ国特許第4133690号明細書 ドイツ国特許第19850451号C1明細書
従って、本発明の目的は、高い手作業の熟練度を必要とすることなく迅速に歯科補綴材を製造する際に柔軟な操作を可能にする、請求項1前段に記載の歯科補綴材ならびに請求項20前段に記載の歯科補綴材の製造方法を提供することである。
前記の課題は、本発明に従って、請求項1および請求項20によって解決される。下位請求項には好適な追加構成が示されている。
本発明に係る歯科補綴材は予め設定された咬合面を備えており、これは予備加工された上層構造として製造することができ従って低コストで良質に提供される。
本発明によって、例えば既知の方式によって咬合器内で整合を行うことによって簡便な方式で咬合状態における歯の設定および微調整を行うことが保証される。ここで上層構造の内側輪郭は実質的に凹状に形成することが好適であり、下層構造の外側輪郭はこれに従って凸状に形成される。該当する輪郭が半球形で同一形状の表面とは著しく異なり、例えば通常通りに形成された歯根の形状に相当するものであっても、内側輪郭と外側輪郭との間の隙間を埋包する本発明によって提供される結合材料のために微調整を行う可能性が有効に得られる。
結合材料の層厚が例えば0.8mmないし1mmである場合、0.5mm単位の微調整が問題無く行うことができ、この際上層構造を最初は緩く押圧し適宜な整合の状態下で咬合面への更なる“追加押圧”によって微調整を行うことが好適である。
本発明によれば、該当する拮抗歯に圧力を付加する要素として咬合器内で使用することが好適であり、これはこの方法によって位置の最適化が得られるためである。
例えばベネット角を考慮することは自明であり、所与の数の予備加工された咬合面要素によって実用上において考えられる歯の形状を容易にカバーすることが可能である。
本発明によれば、さらに、その場で硬化する樹脂から形成されることが好適である結合材料が一定の緩衝効果を有しており、それによって上層構造にセラミックを使用した場合においても拮抗歯の磨耗が削減されることが特に好適である。
本発明によれば、上層構造が少なくとも1つの歯根を一体的に被包することが好適である。必要に応じて追加的な枠材使用しながら、同時に複数の歯根が被包されるように上層構造を構成することが可能であり、この際一体的な構成が達成可能である。
本発明によれば、意外な程簡便な方法で結合材料をその場所で硬化することが可能となる。上層構造によって被覆されている結合材料の領域の熱硬化を行うことが可能である。ここで、自然硬化性の樹脂材料を使用することも考えられる。
結合材料の露出している領域、すなわち該当する歯の側面領域は、光硬化性の樹脂材料によって形成することができる。その場所、ならびに美観上それ程重要でない咬合面の領域においても、下層構造は不透明材によって良好に形成することができ、それによって本発明に係る解決方式は良好な美観的半透明性を達成することができる。
意外なことに、結合材料および場合によってこれと異なった光硬化性の側面領域用の樹脂材料等の複数の異なった材料を使用しその結果異なった熱膨張係数が存在するにもかかわらず、縁部の割れが発生しない。下層構造を第1の結合材料に固定するための第1の結合材料の使用と上層構造を下層構造上に固定するための第2の結合材料の使用による層化と、上層構造によって、それぞれ比較的小さな材料収縮を伴う比較的薄い層が形成される。時間を要するか焼工程は省略され、従って歯科技工室の加工サイクル時間が短縮される。
さらに本発明に従って製造された歯科補綴材は良好に研磨することができ、上層構造の材料選択はセラミック材料に限定されるものではなく、例えば樹脂材料を予め加工された状態で使用することもできる。
本発明によれば、咬合要素が咀嚼面全体にわたって隙間無く延在することが好適である。これによって補綴材の最も強く負荷がかかる領域においても安定した補綴が保証される。
さらに、本発明によれば、追加的な結合材料からなるいくらか柔軟な層によって上層構造の疲労破壊が大幅に生じ難くなることが好適であり、これは咀嚼によって特に隆起側面にもたらされる圧力ピークが本発明によってより良好に受容され緩衝されるためである。
本発明によれば比較的硬質に設定された樹脂かあるいは任意のセラミックを上層構造に使用することができる。従って、酸化アルミニウムセラミック、酸化ジルコニウムセラミック、あるいはそれらの混合セラミック、またはその他の酸化セラミックを容易に使用することができる。
本発明に係る歯科補綴材の製造に際して、結合材料の一定の余剰をもって加工することができる。まず、例えば合金または純セラミックあるいはその他の任意の方式で下層構造を完全に構成し、先に形成されている歯根に適合させる。既知の方式によって石膏製の型が成形および製造される。下層構造上には結合材料が余剰をもって塗付される。この結合材料は、容易に変形を行うことができるが重力によって変形することは無いような粘性を備えるものとされる。
上層構造は下層構造の外側輪郭よりも大きいがこれに嵌合するような内側輪郭を有する。結合材料の余剰層を残留させながら上層構造を下層構造上に取り付け、好適には咬合器内で調節する。上層構造は結合材料内に押し込まれ、所要の方式で微調整が行われる。この位置において結合材料の硬化が開始される。これは自然硬化性樹脂材料においては自律的に行われるが、例えば熱硬化性樹脂材料においては加熱によって行われる。側方に流出した余剰な樹脂材料は、好適には硬化の後に除去される。余剰の一部を硬化前に除去し、残りを硬化後に除去することも可能である。
本発明に係る解決方式によって、より少ない製造コストおよび改善された加工サイクル時間にもかかわらず咬合状態の観点において改善された補綴材品質が達成される。
本発明のその他の詳細、特徴ならびに種々の利点は添付図面を参照しながら以下に記述する複数の実施例によって明らかにされる。
図1には下顎の歯列10が概略的に示されており、ここで歯根12に対して小臼歯Vが形成(prepare)されている。
歯根12は図2に拡大して示されているように既知の構成を有しており、ここで一種のソケットのように歯根の周りを環状に延在しているプレパレーション境界14が示されている。
本発明によれば、特殊な歯科補綴材が歯根12の上に装着される。このため、図3に示されているように、まず図示されていない不透明材によって被覆された金属性枠材からなる下層構造16が装着される。固定は既知の結合材料によって実施される。下層構造16は実質的に均一な層厚を有している。
下層構造16は実質的に歯根12の外側輪郭に一致する外側輪郭20を有しているが、これはいくらか丸みを有するとともに大きいものとなる。歯根12は図3に点線で示されている。
図4には、上層構造24を取り付けた後の本発明に係る歯科補綴材22の実施例が示されている。ここで下層構造16は点線で示されており、この実施例においては下層構造16が上層構造24によって完全に被包されていることが理解される。この上層構造はプレパレーション境界14まで延在しており(図2と比較)、下層構造と上層構造との間には図4には示されていない結合材料26が充填されており、これは上層構造24の内側輪郭と下層構造16の外側輪郭と間の層状空間全体に充満している。
気泡形成を防止するために、結合材料26と上層構造24の内側輪郭との間の接触を最高位置28から開始するよう配慮される。従って、変形可能な結合材料の層厚はそこにおいて比較的大きなものとなり、好適には咬合器内において上層構造の押圧を実施する間に形状の適合化が行われる。
精密な構成は必要に応じて広範に調整可能であることが理解される。従って、咬合面を被包するために咬合要素を設け、これに続いて側部要素を同様に予備加工された部材として結合材料内に挿入することも可能である。この構成は、咬合面の角度調整がいくらか容易になるという利点を有し、この際まず角度調節が実施され続いて側部要素が表面に忠実にすなわち咬合面要素と一体的に装着されることが理解される。
図5には、変更された上層構造の構成が示されており、これにおいては歯Vの側面30がセラミック上層構造24によって被包されていない。この実施例において、側面30上には好適には光硬化性の樹脂材料32からなる樹脂材料が設けられ、これは上層構造の装着後および表面加工すなわち一体的な表面形成の終了後に硬化される。
下層構造と上層構造との間に使用される結合材料は、熱硬化性樹脂、自然硬化性樹脂、または例えば歯科用セメント材とすることができる。樹脂32も必要に応じて同様に、すなわち比較的表面の耐摩耗性が高い熱硬化性の樹脂材料から形成し得ることが理解される。
図6には、本発明に係る歯科補綴材の実施例が拡大して示されている。その他の図面と同一の参照符号は同一の構成要素を示している。歯根12と下層構造16との間に別の結合材料36が設けられていることが概略的に示されている。
図示された実施例において上層構造24は、咬合要素38を構成している上部領域とエプロン状に下方に延在している被覆領域40とに分割される。好適には、この延在部は歯の近心および遠心領域に設けられ、これはその部分へのアクセスが極めて限定的なものであるためである。
本発明によれば、歯科補綴材を完全に設置した後すなわち下層構造16と上層構造24との間への完全な整合を実施した後、これを調節し加えて第2の結合材料36を既知の方式で設置することが好適である。
変更された構成形態において、下層構造に代えて特殊な固定材料を使用し、これが下層構造16を形成するとともに上層構造24を直接この固定材料の上に装着する。この解決方式は、小さな補綴材に特に適しており、象牙質の切削を必要最小限に抑制することが可能となる。
図4ないし図10には、複数の歯の補綴に適した本発明に係る歯科補綴材10の2つの実施例が示されている。図7には複数に分割された上層構造24が示されている。この上層構造24は歯IV,V,およびVIに対応する3つの咬合要素42,44,および46を備えており、その分複数分割されている。咬合要素の近心側すなわち歯IVの歯IIIに向いている側面上において、エプロン50がプレパレーション境界まで下方に延在している。
歯VIの遠心側面上にはエプロン52が延在している。
図示された実施例において、咬合要素42,44および46はエプロン50および52と同様に互いに一体的に形成されている。これに代えて咬合要素42ないし46を多数部材として形成することも可能であることが理解される。
図7において上層構造24を収容するために適している下層構造16は、図8においても示されている。この下層構造16は2つのボウル形状の窪み部54および56を備えており、これらは下に向かって開口しているとともに適宜に形成された歯根、図示された実施例においては歯IVおよびVIの歯根を収容することができる。これらの末端領域の間にはブリッジ領域58が形成されており、これが咬合要素44を支持している。
これにおいても、下層構造16の外側輪郭は上層構造24の内側輪郭に整合している。
下層構造16の変更された実施例が図9に示されている。窪み部54に代えて取り付け窪み部60が設けられており、これは図示されていない取り付け部材の取り付けに適している。この構成は図10において拡大されて示されている。取り付け窪み部60は既知の方式で、垂直な取り外しが可能であるが確実な固定が保持されるように形成されている。これは、例えば取り付け窪み部60の領域の垂直軸に沿って適宜な円錐形を設けることによって実現することができる。
結合材料に代えて、上層構造24を下層構造16上に固定するために任意の適宜な結合要素、例えば上層構造と下層構造との間のインタロック等を使用することができる。
本発明の一実施例における既に加工された歯根と共に示した歯科補綴材の立体図である。 図1の一部分の拡大図である。 図2と同様の部分であるが下層構造を取り付けた状態を示す拡大図である。 図3と同様の部分であるが上層構造を取り付けた状態を示す拡大図である。 上層構造を変更した別の実施例を示す構成図である。 本発明に係る歯科補綴材の断面図である。 本発明に係る歯科補綴材の上層部材の変更された実施例である。 図7の実施例の下層構造を示す構成図である。 図8の下層構造に代わる別の下層構造の実施例を示す構成図である。 図9の一部を示す拡大図である。
符号の説明
10 歯列
12 歯根
14 プレパレーション境界
16 下層構造
20 外側輪郭
22 歯科補綴材
24 上層構造
26,36 結合材料
28 最高位置
30 側面
32 樹脂材料
40 被覆材
42,44,46 咬合要素
50,52 エプロン
54,56 窪み部
58 ブリッジ領域
60 取り付け窪み部

Claims (28)

  1. 単一部位あるいは多数部位からなる下層構造とこれを少なくとも部分的に被包する上層部位とからなる歯科補綴材であり、
    上層構造(24)は所与の咬合面を有する少なくとも1つの咬合要素(38)を備え、また上層構造(24)は特に重合性結合材料(26)の結合要素を介して下層構造(16)上に支持され、該重合性結合材料(26)が下層構造(16)に塗布され且つ上層構造(24)と下層構造(16)とを互いに結合させることにより該上層構造(24)は該下層構造(16)に対応して調整可能であり、またそれにより該重合性結合材料(26)は咬合要素(38)よりも容易に変形可能であり且つ該上層構造(24)と該下層構造(16)との間の結合が重合後でさえ実質的に柔軟となるよう選択されることを特徴とする歯科補綴材。
  2. 上層構造は咬合要素と結合していて下層構造の舌側および/または頬側および/または近心側および/または遠心側の領域を少なくとも部分的に被包する被覆要素(40)を備えており、これが結合材料(26)を介して下層構造(16)と結合されることを特徴とする請求項1記載の歯科補綴材。
  3. 結合部材(26)が上層構造(24)と下層構造(16)の間に平面状に延在し、特に上層構造と下層構造との間の空間に充満することを特徴とする請求項1または2記載の歯科補綴材。
  4. 上層構造(24)は下層構造(16)の外側輪郭に実質的に一致する内側輪郭を備え、これらの輪郭は特に円形から逸脱したものであることを特徴とする請求項1記載の歯科補綴材。
  5. 咬合要素(38)は特に一体的に歯の咀嚼面全体にわたって延在することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の歯科補綴材。
  6. 被覆要素(40)は実質的にプレパレーション境界まで延在し特に歯の近心側および遠心側に設けられることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の歯科補綴材。
  7. 少なくとも上層構造(24)によって被包されない下層構造(16)の領域が不透明材からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の歯科補綴材。
  8. 上層構造(24)によって被包されない下層構造(16)の領域が露出する結合材料(26)によって被覆されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の歯科補綴材。
  9. 咬合要素(38)および被覆要素(40)によって構成された上層構造(24)はセラミックおよび/または樹脂から形成されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の歯科補綴材。
  10. 被覆要素(40)および/または咬合要素(28)はセラミックから形成されることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の歯科補綴材。
  11. セラミックは特に酸化アルミニウムセラミック、酸化ジルコニウムセラミック、ガラスセラミック、あるいはそれらの混合セラミックであることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の歯科補綴材。
  12. 結合材料(26)は樹脂によって形成されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の歯科補綴材。
  13. 樹脂は重合性、特に光硬化性または自然硬化性の樹脂であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれかに記載の歯科補綴材。
  14. 下層構造(16)は金属枠材、金属セラミック枠材、セラミック枠材、樹脂枠材、および/または樹脂ガラス繊維枠材であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の歯科補綴材。
  15. 歯科補綴材(10)は小臼歯および臼歯用のものであることを特徴とする請求項1ないし14のいずれかに記載の歯科補綴材。
  16. 上層構造(24)は咬合面の領域に少なくとも1つの隆起を形成し、特に該当する歯の咬合面の隆起を形成することを特徴とする請求項1ないし15のいずれかに記載の歯科補綴材。
  17. 上層構造(24)は一体的に形成され、咬合要素(38)と被覆要素(40)は同じ材料から形成されることを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載の歯科補綴材。
  18. 下層構造(16)は少なくとも1つの歯根上に固定し得ることを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載の歯科補綴材。
  19. 下層構造(16)は少なくとも1つの棒部材上に、あるいは患者の口内の少なくとも1本の隣接している上の取り付け部材を使用して固定し得ることを特徴とする請求項1ないし17のいずれかに記載の歯科補綴材。
  20. 単一部位または複数部位からなる下層構造(16)とこの下層構造(16)と結合可能な単一部位または複数部位からなる上層部材(24)とを有する歯科補綴材の製造方法であり、該下層構造(16)上にまず重合性結合材料(26)を塗付し、その後この重合性結合材料(26)上への該上層構造(24)の付着を実行し、上層構造(24)を下層構造(16)に対応して調整し、続いて重合性結合材料(26)の自然硬化または外部エネルギーの作用による重合性結合材料(26)の硬化が行われ、それにより該重合性結合材料(26)は咬合要素(38)よりも容易に変形可能であり且つ該上層構造(24)と該下層構造(16)との間の結合が重合後でさえ実質的に柔軟となるよう選択されることを特徴とする方法。
  21. 上層構造(24)の内側輪郭と下層構造(16)の外側輪郭が互いに形状が符合し、これらの間の隙間に充填される結合材料が実質的に均一な材料厚を有することを特徴とする請求項20記載の方法。
  22. 結合材料は下層構造(16)の上に塗付され上層構造はこの結合材料がまだ硬化していない状態で付着され特に押圧されることを特徴とする請求項20または21記載の方法。
  23. 外部エネルギーは光および/または熱および/または圧力であることを特徴とする請求項20ないし22のいずれかに記載の方法。
  24. 結合材料(26)を下層構造(16)上に塗付する前にこの下層構造(16)は少なくとも部分的に不透明材を備えていることを特徴とする請求項20ないし23のいずれかに記載の方法。
  25. 結合材料(26)を硬化する前に下層構造(16)をこれと共に検査装置、特に咬合器内に挿入し、上層構造(24)を下層構造(16)に対して特に咬合状態に関して整合させることを特徴とする請求項20ないし24のいずれかに記載の方法。
  26. 結合材料(26)を硬化した後上層構造(24)によって被包されていない下層構造(16)の領域が大きく露出している結合材料(26)または被覆材料によって被包されることを特徴とする請求項20ないし25のいずれかに記載の方法。
  27. 上層構造(24)を下層構造(16)上に押圧する際に発生する固定材料(26)の余剰分はそれが硬化する前に除去されることを特徴とする請求項20ないし26のいずれかに記載の方法。
  28. 上層構造(24)を下層構造(16)上に押圧する際に発生する固定材料(26)の余剰分はそれが硬化した後に除去されることを特徴とする請求項20ないし27のいずれかに記載の方法。
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