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JP4646973B2 - 照明器具 - Google Patents

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JP4646973B2
JP4646973B2 JP2007503097A JP2007503097A JP4646973B2 JP 4646973 B2 JP4646973 B2 JP 4646973B2 JP 2007503097 A JP2007503097 A JP 2007503097A JP 2007503097 A JP2007503097 A JP 2007503097A JP 4646973 B2 JP4646973 B2 JP 4646973B2
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

(関連出願に対するクロス・リファレンス)[0001]この出願は2004年3月12日に出願した米国仮出願番号第60/552,433号及び2004年4月19日に出願した米国仮出願番号第60/563,010号の優先権の利益を主張し、その全体を参照としてここに組み込む。[0002]本発明は人工照明の分野に関し、特に、インテリアを照明するための直接/間接形式の照明器具に関する。
[0003]明細書全体を通しての従来技術のいかなる説明も、そのような従来技術が幅広く知られているか又は当分野における普通の一般知識の一部を形成するという自認として考えるべきではない。
[0004]人工照明の分野においては、そして、特にインテリアの照明についての応用においては、光源を取り巻く照明器具構造体はインテリア空間の1又はそれ以上の表面へ、または、付加的には、そこに収容された1又はそれ以上の物体へ光を導く。光源からの光の一部は、いかなる照明器具構造体にも最初に衝突することなく又はそのような照明器具構造体を通過することなく、そのインテリア空間の1又はそれ以上の表面上に、又は、そこに収容された1又はそれ以上の物体上に直接入射することができる。照明器具に使用される光源は直線状又は円形の蛍光ランプのようなランプ、白熱電球、発光ダイオード(LED)及びセラミック金属ハロゲン(CMH)ランプのような高輝度放電(CMH)ランプを含むことができる。[0005]典型的には、照明器具は部屋の天井(上向きライト固定具)、部屋の床(下向きライト固定具)、部屋の1又はそれ以上の壁、部屋内の1又はそれ以上の物体、又は、その任意の組合せに対して光を投射するライト固定具とすることができる。
[0006]照明器具の性能を評価するために使用される属性、即ち特性は、以下の任意の1つ又はそれ以上を含むことができる。
・ 入力電力の電気ワット当りのルーメン出力線束の数である効率。
・ 発生する照度。
・ 直接的及び間接的な下向きの光束から部屋の床上に生じる照度均一性を決定する入射下向き光分布。「直接的な」下向き光束は照明器具から直接部屋の床上(又は床に立っている物体上)に投射する。「間接的な」下向き光束は、部屋の天井又は壁から最初に反射した後に、部屋の床上(又は床に立っている物体上)に投射する。
・ 直接的な下向き光の強度の角度分布。例えば、直接的な下向き光束からの照度を一層均一にすることのできる「蝙蝠翼」強度角度分布が好ましいことがある。
・ 上向き光束に対する下向き光束の比率。下向き光及び上向き光の混合物を生じさせる照明器具は米国特許第4,472,676号、同第5,884,994号及び同第6,457,844号各明細書並びにWO03/036161A1号明細書に記載されている。
・ 典型的には作業日の多くの時間中に遂行される仕事のために使用される作業領域を照射する場合に最も重要である、発生する輝光。例えば、コンピュータのモニターの長期使用を行うような領域で輝光を制限することは重要である。
・ 審美的なアピール。例えば、クリスタルシャンデリアはしばしばその美しさを向上させるためにライト固定具のデザインに組み込まれる。従って、「結晶効果」は照明器具のデザインにおいてしばしば考慮される。
・ 製造、作動及び保守のコスト。
・ 一般に、照明器具の性能はその効率が高いときに最良となる。高い効率は、所要の発光出力を発生させるのに必要な電力のワット数が小さくて済み及び与えられた部屋を所望の照明レベル及び照度均一性で照らすのに必要な照明器具の数が一層少なくて済むため、照明コストを低下させる。照明器具の性能はまた、部屋の床上に発生する照度が特定の程度まで均一であり、発生する輝光が十分に小さく、審美的に満足できる場合に、最良となる。また、照明器具の製造、作動及び保守に関連するコストが安いほうが望ましい。
[0007]これらの各属性の特定の値又は限界値は照明器具の応用及び末端使用者の好みに依存する。インテリアの照明を評価するためにしばしば使用される2つの照明基準はDIN5035のパート1、7及びANSI/IESNA RP−1−04であり、これら両方の全体を参照のためにここに組み込む。
米国特許第4,472,676号明細書 米国特許第5,884,994号明細書 米国特許第6,457,844号明細書 WO03/036161A1号明細書。
[0008]その全体を参照としてここに組み込むものは、2003年2月14日に出願した米国特許出願番号第10/366.337号及び2002年9月10日に出願した米国仮出願番号第60/409,269号である。これらの両方は本出願人に譲渡されている。
米国特許出願番号第10/366.337号明細書 米国仮出願番号第60/409,269号明細書。
[0009]また、その全体を参照としてここに組み込むものは、1987年2月3日に許可され、ボーイング社(The Boeing Company)に譲渡された「修正されたインボリュートフラッシュランプ反射鏡」という名称の米国特許第4,641,315号である。この特許は、ランプ包囲体の円筒状表面へいかなる反射光をも戻すことなく、管状の円筒形ランプにより発された光を投射する先端反射鏡の形を画定するために使用できる一組のパラメトリック等式を開示している。ランプへの逆反射を回避すれば、ランプにより吸収される光が減少する。従って、これは、一定の電力入力に対して先端反射鏡/ランプ固定具から投射される光束の量を増大させることにより、効率を改善する。
米国特許第4,641,315号明細書。
[0010]理想的な照明器具
・ 照明器具の効率(照明器具に取り付けた裸のランプ(単数又は複数)からの総合出力に対する照明器具からの総合光出力の比率)が90%を越える場合。これは、作動コストを減少させる。また、一定の領域を照らすために必要な照明器具の数を一層少なくすることにより、作動コストを減少させながら、製造及び保守コストを減少させる。
・ ライト固定具が上向きの光(間接的)及び下向きの光(直接的)照射又は横向きの光(間接的)及び下向きの光(直接的)照射を提供する場合。間接的及び直接的な照射の組合せは、効率を高め、審美的な満足を与えることができる。
・ 垂直方向から45度又はそれ以上の角度で投射される下向きの光束が殆ど無いか又は全く無い場合。
・ 下向きの光束が「蝙蝠翼」強度角度分布で投射される場合。
・ 照明器具の高い効率を維持しながら(ユニティ又はそれ以上の)幅広い範囲にわたって上向きの光に対する下向きの光の比率又は横向きの光に対する下向きの光の比率を提供することにより使用者の好みを満足させることのできる調整可能なデザインを有する場合。
[0011]本発明の種々の態様によれば、光源からの光線を分配するための照明器具はランプを収容するように形状づけられた区域を有することができる。この区域は照明器具の長手軸線に沿って延びることができる。照明器具は長手軸線に沿って位置する第1及び第2の反射鏡部分を有することができる。第1の反射鏡部分は天井から離れる方向に光線を導くように形状づけることができ、第2の反射鏡部分は天井に向かう方向に光線を導くように形状づけることができる。光源は第2の反射鏡部分と天井との間とすることができ、この場合、第2の反射鏡部分は光源の第1の側に位置する先端を画定する。第1の反射鏡部分は第2の反射鏡部分を通って延び、光源を越えて第1の側とは反対の光源の第2の側へ延びることができる。
[0012]本発明の種々の態様によれば、天井に装着されるように形状づけられた照明組立体は長手軸線を有し、第1及び第2の反射鏡部分は長手軸線に沿って位置する。第1の反射鏡部分は天井から離れる方向に光線を導くように形状づけることができ、第2の反射鏡部分は天井に向かう方向に光線を導くように形状づけることができる。光源は第2の反射鏡部分と天井との間とすることができ、この場合、第2の反射鏡部分は光源の第1の側に位置する先端を画定する。第1の反射鏡部分は第2の反射鏡部分を通って延び、光源を越えて第1の側とは反対の光源の第2の側へ延びることができる。
[0022]以下の詳細な説明は本発明にとってユニークな発明的特徴のいくつかの理解を容易にするために行う。本発明の種々の態様の完全な認識は、全体として、全部の明細書、特許請求の範囲、図面及び要約を考慮することによってのみ分かる。[0023]照明器具110の代表的な実施の形態を図1、2に示す。照明器具110は長手軸線112と、長手軸線112に一致することのできるランプ軸線117を有する、例えば管状、円筒状の蛍光ランプであるランプ116を収容するように形状づけられた区域114とを有する。ランプ区域114は照明器具110の長手軸線112に沿って長手方向に延びる。ランプ区域114はまたランプ間隙包囲体と呼ぶことができる。ランプ区域114は、整合又は製造公差を考慮するために、ランプ116の横断面よりも僅かに大きな面積を有する。
[0024]照明器具110は、照明器具110の長手軸線112に実質上垂直な第1の方向122に光線を導くように形状づけられた少なくとも1つの第1の反射鏡部分120を有することができる。例えば、各第1の反射鏡部分120は部屋又は領域の床の方へ光を導くための下向き光用の反射鏡を有することができる。図1に示すように、第1の反射鏡部分120は照明器具110の長手軸線120に沿って延びるアレイ即ち列として配置することができる。第1の反射鏡部分120の列は(天井に装着した照明器具110に関して)ランプ116の上方で実質上直線的に隣接して配置することができ、ランプ116に平行なラインに沿って指向し、ランプ116の長さを跨ぐことができる。
[0025]照明器具110はまた第1の方向122とは実質上反対の第2の方向132に光線を導くように形状づけられた少なくとも1つの第2の反射鏡部分130を有することができる。例えば、各第2の反射鏡部分130は部屋又は領域の天井の方へ光を導くための上向き光用の反射鏡を有することができる。図1に示すように、第2の反射鏡部分130は照明器具110の長手軸線120に沿って延びるアレイ即ち列として配置することができる。第2の反射鏡部分130の列は(天井に装着した照明器具110に関して)ランプ116に沿ってその下方で実質上直線的に配置することができ、ランプ116の長さを跨ぐ。第2の反射鏡部分130は、開口134をランプ116の上方に位置させた状態で、ランプ116のまわりを部分的に延びることができる。
[0026]1又はそれ以上の第1の反射鏡部分120は上向きの光束に対する下向きの光束の増大した比率を提供するための3つの反射性区分160、170、180を有することができる。第1の反射性区分160はランプの軸線117に実質上垂直な表面を備えた2つの平坦な鏡素子162と、ランプ軸線117に実質上平行な表面を備えた2つの湾曲した鏡素子164とを有することができる。2つの湾曲した鏡素子164の各々は対応する平坦な鏡素子162により一端で境界を定められる。湾曲した素子164の他端は出力ポート168を画定する。平坦な素子162の両側は鏡化することができる。ランプ116の方に向いた湾曲した素子164の表面は鏡化することができる。(天井に装着した照明器具110に関する)垂直に対して鉛直で、これら4つの鏡により囲まれた第1の反射性区分160の矩形の横断面積は、垂直方向に沿って変化する。出力ポート168の面における2つの湾曲した鏡164の傾斜面も実質上垂直とすることができる。
[0027]例えば下向き光用の鏡区分である第2の反射性区分170は4つの平坦な鏡172を有することができ、そのうちの2つはランプ軸線117に対して鉛直であり、2つはランプ軸線に対して平行で、(天井に装着した照明器具110に関する)垂直ラインに平行である。4つの平坦な鏡172は互いに切頭され、垂直に対する鉛直な面内で均一の正方形又は矩形の横断面を有する中空の空洞174を取り囲む。第2の反射性区分170はランプ区域114に対して実質上接線方向の面における入力ポート176と、入力ポート176の下方でこれに平行な面内における出力ポート178とを有することができる。入力ポート176は第1の反射性区分160の出力ポートに実質上隣接する。ランプ軸線117に関して横断方向に延びる平坦な鏡162の2つは、ランプ区域114よりも僅かに大きく、区域114と実質上同心のカットアウト部179(又は溝穴)を有する。従って、カットアウト部179は2つの平坦な鏡の入力ポート176の縁部において円形の領域のセグメントを画定する。これらのカットアウト部179は、ランプ116が最大直径及びその公差により許される最大下方変位を有する場合に、平坦な鏡の縁部とランプ表面118との間の十分な間隙を保証する。
[0028]第2の反射性区分170の垂直方向の長さは第2の反射鏡部分130の底部を通って突出するのに十分なものとすることができる。従って、第1の反射鏡部分120の突出した領域と交差する第2の反射鏡部分120の領域は例えば下向きの光束のような束の通過を許容するようにカットアウトすることができる。第2の反射性区分170の内側の平坦な表面は、ランプ軸線117に関して横断方向に延びる外側の平坦な表面と同様に、鏡化される。しかし、ランプ軸線117に平行に延びる外側の平坦な表面は鏡化する必要がない。
[0029]例えば下向き光用の鏡区分である第3の反射性区分180はその内側の平坦な表面を鏡化した中空のピラミッド形のコリメータ素子182を有することができる。外側の平坦な表面は鏡化してもよいし、しなくてもよい。コリメータ素子182は(天井に装着した照明器具110に関して)垂直な軸線184を有し、垂直軸線184に鉛直で、それに沿った面内における横断面積の形状は実質上均一である。第3の反射性区分180は第2の反射性区分170の出力ポート178に対して隣接して対面(インターフェイス)する入力ポート186を有することができる。第3の反射性区分180は入力ポート186よりも大きな出力ポート188を有することができ、それによって、コリメートを提供する。
[0030]ランプの下方に位置する入力ポートを備えた下向き光用の中空の鏡空洞を有する従来の照明器具においては、捕獲でき下方へ投射できるランプの束の量は任意の与えられた入力ポートの面積寸法に対して制限される。このような従来の照明器具に対しては、上向きの光束投射に対する下向きの光の比率が1.0に近づくのは不可能である。しかし、本発明の種々の態様によれば、照明器具は、ランプからのいかなる光線をもランプの蛍光体へ戻るように反射させることなく、円筒状のランプ表面のまわりを部分的又は全体的に包む第1の反射性区分を有することができる。ランプのまわりを包むことにより、ランプの下方に位置する入力ポートを備えた実施の形態に比べて、ランプからの一層多くの光を捕獲することができる。
[0031]当業者なら、ピラミッド形のコリメータ区分が一層小さな正方形又は矩形の入力ポートから一層大きな隣接する円形又は楕円形の出力ポートへ交互に形態変動(morph)できることを認識できよう。しかし、この形状は(a)その入力ポート面積が不変の場合に出力ポート面積が小さいため、下向きの光のコリメートを減少させるか又は(b)コリメートを維持するために入力ポート面積を減少させることにより上向きの光束の量を増大させている間に、下向きの光束の量を減少させてしまう。
[0032]ピラミッド形のコリメータ区分の別の実施の形態においては、4つの側部は、その軸線に沿った同じ正方形又は矩形の横断面形状を維持しながら、二次元(2D)湾曲を有するように変更することができる。理想的には、各対のその対面する側部に垂直な面における2D湾曲の形状は複合放物面集中器(CPC)のものと同じである。機能的には、このようなCPC形状の鏡は、CPCが通常作動する方法とは逆の方法で作動する。この応用に対しては、光は小さな入力ポートを通って進入し、大きな出力ポートを通って退出し、一方、光は大きな入力ポートを通って普通のCPCに進入し、小さな出力ポートを通って退出する。従って、中空の鏡空洞は、普通のモードで作動する際にCPCが行うように、光を集中させるのではなく、光をコリメートする。
[0033]2D湾曲側のCPCは、平坦な側部を備えた中空のピラミッド形の鏡空洞に比べて、一層短い全長を所有しながら、鏡空洞と同じコリメート性能を達成できるという点で、一層の効果を有することができる。2D湾曲側部を有するCPCは当業界で既知である。例えば、ダブリュー・テイー・ウエルフォード(W.T.Welford) 及びアール・ウインストン(R.Winston) 著による「高収集非作像光学系」(High Collection Nonimaging Optics)という名称の書物(アカデミック・プレス社、1989年)のセクション10.4の図10.7は「桶形集中器」を示している。直角で交差し、互いに切頭された2つの桶形集中器具はこの実施の形態の第3の中空鏡空洞を形成する。
[0034]第1の反射鏡部分120の列の各下向き光用素子の中空の空洞は隣接する列素子の隣接配置を容易にするために正方形又は矩形の出力ポート開口を有することができる。矩形の出力ポート開口に対しては、矩形の長辺の方向はランプ軸線117に対して垂直とすべきである。これは、ランプ軸線117の方向に沿う列素子の一層接近した間隔を許容し、これが上方へ投射される光の量に関して下方へ投射される光の量を増大させる。従って、下向きの光用の列素子にとっては、上向きの光のルーメンに対する下向きの光のルーメンの比率を増大させるために、管状のランプの軸線方向において最小間隔を有することが有利になることがある。
[0035]1又はそれ以上の第2の反射鏡部分130は蝙蝠翼形状で光を分布させるように随意に形状づけることができることを認識すべきである。例えば、反射鏡(例えば図4に示すようなV字状反射鏡)はランプ116の上方に位置することができる。その結果、第2の反射鏡部分130から第2の方向に反射された光線は照明器具110の長手軸線112から横方向外方に分布することができ、一方、光線の方向成分は第2の方向132に留まる。光のこのような分布は蝙蝠翼分布と呼ぶことができる。蝙蝠翼分布が照明器具から一層離れる上向きの光を提供するので、与えられた部屋又は領域内で複数の照明器具を一層離間させることができ、その与えられた部屋又は領域を十分に照明するのに必要な照明器具の数を減少させることができる。
[0036]1又はそれ以上の第2の反射鏡部分130の鏡化した内側表面は「修正したインボリュートフラッシュランプ反射鏡」という名称の上記米国特許第4,641,315号明細書に記載のような上向き光用先端反射鏡として形状づけることができる。この形式の上向き光用先端反射鏡は、ランプ116からのいかなる入射光線もがランプ表面118の任意の部分へ戻り反射するのを実質上排除することができる。ランプ蛍光体上へ入射する光線に対する典型的な25%の吸収損失を回避することにより、上向きの光の投射効率が増大する。
[0037]ランプ116からの上向きに定められた光線の一部は対応する第2の反射鏡部分130から複数回反射することがあるが、大半の光線は1回しか反射しないか又は対応する第2の反射鏡部分130の頂部の開口134を直接通過する。各第2の反射鏡部分130が約95%の正反射率を有することができるので、この形状の効率は理想に一層近づくことができる。
[0038]種々の態様によれば、1又はそれ以上の第2の反射鏡部分130は長手軸線112に垂直な面における湾曲部及び長手軸線112に平行な面における非湾曲部を備えた2つの対向する二次元(2D)湾曲鏡136を有することができる。従って、対向する2D湾曲鏡はこれらの間に位置するランプ116に平行な表面138を有することができ、ランプ116の長さを跨ぐことができる。照明器具110の長手軸線112に垂直な平坦な鏡140は列となった各第1の反射鏡部分の2D鏡の2つの端部をキャップすることができる。平坦な鏡140は両側で鏡化することができる。
[0039]当業界で知られているように、溝穴(図示せず)は照明器具110の上方からのランプの設置及び取り外しを許容するように各平坦な鏡140の頂部に設けることができる。各ランプの端部におけるランプ電気ピンコネクタ(図示せず)は照明器具の平坦な端キャップ鏡の溝穴を通って突出することができる。これは、照明器具の平坦な端キャップ鏡に外側で取り付けることのできる普通の蛍光ランプ電気ピンソケット(図示せず)内へランプを普通の方法で設置するのを許容する。
[0040]図3は、明瞭のため第1の反射鏡部分120を取り除いた状態での、図1のII−II線に垂直な断面図である。図3に示すように、次の代表的な工程は1又はそれ以上の第1の反射鏡部分の2D鏡の湾曲を生じさせることができる。ランプ116の真下の先端地点142から出発して、長手軸線112に垂直な面内に2つの基準線144を形成する。これらの各線144はランプ区域114に対しての接線であり、先端地点142からランプ区域114上の目標地点を通って延びる。結果としての2つの接線144は互いに発散し、それによって、V字形状を形成する。
[0041]各々対応する目標基準線144に対して垂直な2つの初期の平坦な2D鏡面146は、長手軸線112に平行に延びて先端地点142と交差する第1の縁部150から、ランプ軸線に平行に延びる第2の縁部152まで、ランプ116から離れる方向に(その面幅に対応する)小距離だけ延びる。これら2つの鏡面146の各々の第2の縁部152は長手軸線112に垂直な面との新たな交差地点を形成する。
[0042]2つの新たな目標基準線148は上述と同じ方法でランプ表面118に形成することができる、すなわち、対応する第2の縁部152により形成された各新たに形成された基準地点から1つ形成することができる。次いで、2つの新たな増分的な鏡面154を上述と同じ方法で形成することができる、すなわち、各新たに形成された基準地点から1つ形成できる。この場合、各新たな鏡面154はランプ区域114の接線である対応する基準線148に対して直角を形成する。
[0043]各鏡面がランプ表面の頂部又はその僅かに上方へ延びるまで、この面形成工程を続けることができる。この面形成幾何学形状を示す図3から明らかなように、第2の反射鏡部分130の開口134を出る前には、ランプ116から投射された光線は実質上ランプ表面118へ戻り反射できない。ランプへの戻り反射を回避すれば、ランプの蛍光体による光吸収のために生じる熱も回避される。従って、ランプは冷えた状態を維持し、それによって、ランプの寿命を長くする。
[0044]有限寸法の面幅は面状の鏡を生じさせる。幅はすべて等しい寸法とすることができるか又はその寸法は変化することができる。代わりに、面幅はすべて微小に小さくすることができる。そのすべての面の幅がゼロに近い場合に生じる鏡表面は面状ではなく平滑になる。全体の鏡寸法はその面の数及び寸法に応じて増大する。従って、微小に小さい面幅を備えた実質上平滑な鏡の寸法は最小となることができる。
[0045]ランプ116の代わりに、ランプ区域114をこの形成工程のために使用すべきであることを認識すべきである。ランプ区域114の横断面積はこれに囲まれるランプ116のものよりも大きくすることができる。ランプ区域114の寸法及び位置は、ランプ及び第1の反射鏡部分の製造及び整合誤差を吸収するように、及び、ランプ表面118がランプ区域114を通って突出しないことを保証するように、選択することができる。従って、先に述べた鏡形成工程は、あたかもランプ区域114が実際のランプ表面118であるかのように、実行される。
[0046]第2の反射鏡部分130の「まわりを巻かれた」2D湾曲鏡を生じさせるために使用される、図3に関連して述べた一般的な工程はまた、第1の反射鏡部分120の第1の区分160の2D湾曲を生じさせるために使用することができる。反射性区分160の形成は、先端が無く、形成手順が下向きの光投射に対して逆にしなければならない点を除いて、第2の反射鏡部分のための図3に示す形成と同様とすることができる。図2に示すように、虚像の正方形をランプ区域114のまわりに外接させることができる。この虚像の正方形の隅部に位置する鏡面を生じさせるための基準地点から出発すると、ランプ区域から湾曲鏡の後側への見えない部分が存在できることを保証する。従って、後側の露出を阻止することができる。
[0047]虚像の正方形は基準地点から出発するすべての可能な隅部の軌跡を生じさせるようにランプ116の長手軸線のまわりで回転させることができる。従って、図2に示すように、虚像の正方形のまわりを囲む円は出発地点のこの軌跡を描く。この円の内部で出発地点から発生する鏡面の後側はランプ表面118を直接見ることができ、それによって、その表面からの光束に曝される。この円上又はその外部で出発地点から発生する鏡面の後側はランプ表面118を直接見ることができず、その表面からの光束に曝されない。
[0048]後側が鏡化されていない場合は、2D湾曲鏡の後側がランプ表面118からの光束に曝されるのを回避するのが望ましいことがある。このような場合、後側は横取りしたいかなる光束をも吸収及び(又は)分散させ、照明器具の効率に悪影響を与える。
[0049]代わりに、後側が鏡化されている場合は、後側は、光線が光を上方又は下方へ反射させるように設計された鏡表面により反射されるのを阻止することができ、それによって、上向きの光束又は下向きの光束に対して有効に貢献する。しかし、鏡化された後側は横取りした光束を希望外の方向へ反射させることがあり、このため、上向きの光又は下向きの光用の出力ポートを出る前に、過度の複数反射を生じさせるか;または、光束が吸収又は分散されることがある。過剰の複数反射を受けた後に出力ポートから放出される光は各反射において減衰され、それによって、効率を過度に減少させることがある。
[0050]ここで図4を参照すると、種々の態様によれば、代表的な照明器具410は第1の反射鏡部分420(例えば、天井に装着した照明器具に関して下向き光用の鏡空洞)及び第2の反射鏡部分430(例えば、天井に装着した照明器具に関して上向き光用の鏡空洞)を有することができる。照明器具410は長手軸線412と、ランプ軸線417を備えた例えば管状の円筒形蛍光ランプのようなランプ416を収容するように形状づけられた区域414とを有する。ランプ区域414は照明器具410の長手軸線412に沿って長手方向に延びる。ランプ区域414はまたランプ間隙包囲体と呼ぶことができる。ランプ区域414は、整合又は製造公差を考慮して、ランプ416の横断面積よりも僅かに大きい面積を有する。
[0051]第1の反射鏡部分420は照明器具410の長手軸線412に実質上垂直な第1の方向422に光線を導くように形状づけることができる。例えば、各第1の反射鏡部分420は部屋又は領域の方へ光を導くための下向きの光用の反射鏡を有することができる。図1に示す実施の形態と同様、複数の第1の反射鏡部分420は照明器具410の長手軸線412に沿って延びるアレイ即ち列として配置することができる。第1の反射鏡部分420の列は実質上直線状とすることができ、(天井に装着した照明器具410に関して)ランプ416の上方でこれに隣接して配置することができ、ランプ416に平行なラインに沿って指向することができ、ランプ416の長さを跨ぐことができる。
[0052]第2の反射鏡部分430は第1の方向422とは実質上反対の第2の方向432へ光線を導くように形状づけることができる。例えば、各第2の反射鏡部分430は部屋又は領域の天井の方へ光を導くための上向き光用の反射鏡を有することができる。図1に示す実施の形態と同様、複数の第2の反射鏡部分430は照明器具410の長手軸線412に沿って延びる列となって配置することができる。第2の反射鏡部分430の列は(天井に装着した照明器具410に関して)ランプ416に沿ってその下方で実質上直線状に配置することができ、ランプ416の長さを跨ぐ。第2の反射鏡部分430は長手軸線412に垂直な面における湾曲部及び長手軸線412に平行な面における非湾曲部を備えた2つの対向する二次元(2D)湾曲鏡436を有することができる。湾曲鏡436はランプ416のまわりを部分的に延びることができる。
[0053]1又はそれ以上の第2の反射鏡部分430は第2の方向432に導かれている光線の一部の経路内に反射鏡部材435を有することができる。反射鏡部材435は第2の方向432に導かれている光線の一部の経路を変更するように形状づけることができる。反射鏡部材435は蝙蝠翼形状で光を分布させるように構成され配置することができる。例えば、反射鏡部材435は湾曲鏡436の先端437とは反対側で(天井に装着した照明器具に関して)ランプ416の上方に位置するV字状の反射鏡を有することができる。その結果、湾曲鏡436から第2の方向432へ反射された光線は照明器具410の長手軸線412から横方向外方の方向439において分布することができ、一方、光線の方向成分は第2の方向432内に留まる。光のこのような分布は蝙蝠翼分布と呼ぶことができる。蝙蝠翼分布が照明器具から出る一層の上向きの光を提供するので、複数の照明器具は一定の部屋又は領域において一層離間して配置することができ、それによって、一定の部屋又は領域を十分に照明するのに必要な照明器具の数を減少させる。
[0054]図4に示すように、1又はそれ以上の第1の反射鏡部分420は(天井に装着した照明器具に関して)ランプ416の頂部のまわりを包囲しこれを覆う2D湾曲鏡を有することができ、それによって、第2の反射鏡部分430の逆バージョンを生じさせる。従って、第1及び第2の反射鏡部分420、430の双方は図3に関して上述した工程により形成することができる。第1の反射鏡部分の頂部に開口が無い場合は、ランプからの光を湾曲鏡の後側に入射させることは不可能である。従って、その2D湾曲鏡の2つの併合した出発基準地点を、虚像の正方形の隅部のまわりを取り囲む円上又はその外側に位置させる必要はない。唯一必要なことは、先端地点424を、ランプ区域414の外部で妥当な距離に位置させることである。
[0055]第1の反射鏡部分420は、上記米国特許出願番号第10/366,337号明細書に記載されたように、単一の反射性区分、2つの反射性区分を有することができ、又は、図2に関して上述したように、3つの反射性区分を有することができることを認識すべきである。[0056]種々の態様によれば、1又はそれ以上の第1の反射鏡部分420は(天井に装着した照明器具に関して)実質上最高のピークにおいて(図4において点線で示す)孔426を有することができる。孔426は天井の対応する区域に対して上向きの光をある程度追加する。
[0057]種々の態様に従えば、反射鏡部材435は、光が横側外方向439において天井へ導かれるのではなく、一層垂直な方向において反射鏡部材435を通って天井へ進むことができるようにするための1又はそれ以上の孔441を有することができる。その結果、孔441は所望の結果を得るように蝙蝠翼分布を修正するために使用することができる。
[0058]ここで図5、6を参照すると、種々の態様によれば、代表的な照明器具510は第1の反射鏡部分520(例えば、天井に装着した照明器具に関して下向きの光用の鏡空洞)と、第2の反射鏡部分530(例えば、天井に装着した照明器具に関して横向きの光用の鏡空洞)とを有することができる。照明器具510は長手軸線512と、例えばランプ軸線517を備えた管状の円筒形蛍光ランプのようなランプ516を収容するように形状づけられた区域514とを有する。ランプ区域514は照明器具510の長手軸線512に沿って長手方向に延びる。ランプ区域514は、整合又は製造公差を考慮して、ランプ516の横断面積よりも僅かに大きな面積を有する。
[0059]第1の反射鏡部分520は照明器具510の長手軸線512に実質上垂直な第1の方向522に光を導くように形状づけることができる。例えば、各第1の反射鏡部分520は部屋又は領域の床の方へ光を導くための下向き光用の反射鏡を有することができる。図5に示すように、複数の第1の反射鏡部分520は照明器具510の長手軸線512に沿って延びる列として配置することができる。第1の反射鏡部分520の列は(天井に装着した照明器具510に関して)ランプ516の上方で実質上直線的にこれに隣接して配置することができ、ランプ516に平行なラインに沿って指向し、ランプ516の長さを跨ぐことができる。
[0060]第2の反射鏡部分530は第1の方向522に対して実質上垂直な方向成分を有する第2の方向532に光線を導くように形状づけることができる。例えば、各第2の反射鏡部分530は長手軸線512から横方向外方に部屋又は領域の天井に向かって光を導くための横向きの光用の反射鏡を有することができる。図5に示すように、複数の第2の反射鏡部分530は照明器具510の長手軸線512に沿って延びる列として配置することができる。第2の反射鏡部分530の列はランプ516の長さに沿って実質上直線的に配置することができ、ランプの長さを跨ぐ。
[0061]図6に示すように、1又はそれ以上の第1の反射鏡部分520は(天井に装着した照明器具に関して)ランプ516の頂部のまわりを包囲しこれを覆う2D湾曲鏡を有することができ、それによって、第2の反射鏡部分530の逆バージョンを生じさせる。従って、第1の反射鏡部分520は図3に関して上述した工程により形成することができる。第1の反射鏡部分の頂部に開口が無い場合は、ランプからの光を湾曲鏡の後側に入射させることは不可能である。従って、その2D湾曲鏡の2つの併合した出発基準地点を、虚像の正方形の隅部のまわりを取り囲む円上又はその外側に位置させる必要はない。唯一必要なことは、先端地点524を、ランプ区域514の外部で妥当な距離に位置させることである。種々の態様によれば、(図5にも示すような)1又はそれ以上の第1の反射鏡部分520は図4に関して上述した反射性区分460、470、480にそれぞれ類似する3つの反射性区分560,570、580を有することができる。
[0062]第2の反射鏡部分530は、第1の反射鏡部分520に対して実質上垂直にそれぞれ延びる、第1の湾曲反射鏡541及び第2の湾曲反射鏡542を有することができる。第1及び第2の湾曲反射鏡541、542は例えば先端鏡とすることができる。第1の湾曲反射鏡541はランプ516と天井との間に位置することができ、光源516は第2の湾曲反射鏡542と天井との間に位置することができる。第1の湾曲反射鏡541は第1の端部534と、第2の端部536と、表面538とを有することができ、第2の湾曲反射鏡542は第1の端部544と、第2の端部546と、表面548とを有することができる。第1及び第2の湾曲反射鏡541、542の表面538、548はランプ416の両側で互いに対面することができる。
[0063]図5に示す第2の反射鏡部分530はまたランプ516の両側に位置する第3の湾曲反射鏡552及び第4の湾曲反射鏡562を有することができる。第3及び第4の湾曲反射鏡552、562はCPC軸線572に沿ったCPC出口ポート570を備えた複合放物面集中器(CPC)を有することができる。第3の湾曲反射鏡552は第1の端部554と、第2の端部556と、表面558とを有し、第4の湾曲反射鏡562は第1の端部564と、第2の端部566と、表面568とを有する。第3及び第4の反射鏡の第1の端部554、564は第1及び第2の湾曲反射鏡541、542の第2の端部536、546にそれぞれ接続することができ、第3及び第4の湾曲反射鏡の表面558、568は互いに対面することができる。
[0064]照明器具510の構成は、所望の照明特性を依然として達成しながら、低プロフィールの構造体を提供できる。図5に示すように、照明器具510は隣接する下向き光用の中空な鏡空洞を有することができる。この隣接する構成は最大の下向き光束を提供できる。種々の態様においては、上述の幾何学形状は、例えば(中国の関東州のソンシャン市(Zhongshan City)、グーゼン町(Guzhen Town)、ガンナン(Gangnan)、ウエンジロード(Wenge Road) 13のソンシャン・グーゼン・ガンカル・ライティング・アプライアンシズ・ファクトリー(Zhongshan Guzhen Guangcal Lighting Appliances Factory);ウエブサイト:http://www.aoketo.com から入手できる)T4リニア蛍光ランプのような小径のリニアランプの程度まで縮小することができる。代わりのリニアランプの幾何学形状はまた、当業者に知られているように、LED、側方発光光学繊維、中実/中空光パイプ等で形成できる。
[0065]図6を参照すると、天井の照度均一性を改善できる導波管690を照明器具510に付加することができる。導波管690は2つの平坦な表面692、694を備えた横向きの鏡空洞の出口ポート開口の列を跨ぐことができる。一方の表面692は例えば列の上方の光沢ある白い天井のような天井とすることができる。他方の表面694は、列の下方で天井に平行な有孔正反射鏡とすることができる。有孔鏡は均一な天井照度を提供するように設計された可変の孔密度を有することができる。孔(図示せず)はハーフトーンパターン又は溝穴のパターンとすることができる。孔はまぶしさの原因になるのを回避するために人間により判別できない程度に小さくすることができる。
[0066]天井の照度の均一性を改善するため、鏡の孔を通過する光線の方向特性を制御するように、導波管690の底部に隣接してその下方にディフューザを配置することができる。天井から又は第1、第2、第3及び(又は)第4の反射鏡541、542、552、562から及び同様に反射鏡538、548、559、569から反射された正反射光線は、有孔鏡を通った後には、小さな視界角度範囲にわたってのみ可視となるようにすることができる。小さな視界角度範囲にわたって伝播する正反射された光が見えるのは望ましくない。更に、小さな角度範囲にわたって下方に投射される有孔鏡からの光は、天井に対して、大半の視界角度において暗部を生じさせ、小さな正反射範囲での視界角度において不釣合いな輝部を生じさせることがある。従って、ディフューザは望ましい大きな視界角度範囲にわたって有孔鏡を通して伝達される正反射光を拡げるように有孔鏡に隣接して配置することができる。しかし、ここで使用するような「ディフューザ」という用語は、ディフューザを出たときに光が異なる一層望ましい方向特性を有するように、ディフューザに入る光の方向特性を変更する任意の素子を含む。
[0067]横向きの鏡552、559の頂縁部は天井に対して位置決めすることができる。その下方の有孔正反射鏡及びディフューザは横向きの鏡の底縁部566、571から天井へ延びることができる。ディフューザは隣接する有孔鏡の領域を跨ぐことができる。[0068]ここで図7を参照すると、種々の態様によれば、導波管790は横向きの出口ポート570の列に隣接しこれを跨ぐ入口ポート792を有することができる。導波管790は頂部の正反射鏡794と、頂部の正反射鏡794に平行に指向した底部のTIRフィルム素子796と、横向きの出口ポート列に隣接し、底部のTIRフィルム796及び頂部の正反射鏡794に対して垂直に位置する正反射BEF様の構造体798とを有することができる。TIRフィルム796に隣接してその下方に随意の光ディフューザ799を挿入することができる。
[0069]作動において、横向きの出口ポートを出た光は角度範囲(例えば、横向き軸線572から±55度)にわたって導波管の入口ポートに投射される。投射された光は正反射鏡794、TIRフィルム796及びBEF様の鏡構造体798に入射する。正反射鏡794はTIRフィルム796に対して下方に又はBEF様の鏡構造体798に対して外方に光を反射する。TIRフィルムは横向き軸線572から28度以内の入射光を反射し、横向き軸線572から29度ないし55度に間の入射光を伝達する。BEF様の鏡構造体798は、横向き軸線572から±28度以内の角度でそこに入射した光を、横向き軸線572から−29ないし−55度及び+29度ないし+55度の角度区域に及ぶ上方伝播及び下方伝播ローブに変換する。このようなローブは中空の光ガイドを通って横向きの出口ポート570の方へ戻り伝播し、頂部の正反射鏡794から反射し、底部のTIRフィルム796を通って伝達される。随意のディフューザ799がある場合は、ディフューザ799はTIRフィルム796により伝達される光の角度特性を異なる及び(又は)一層望ましい角度分布に変換することができる。TIRフィルムの作動は米国特許第4,615,579号明細書により例示されたように周知である。
米国特許第4,615,579号明細書 [0070]一層長い導波管が望ましい場合は、BEF様の鏡は付加的な導波管区分に接続する透過性のBEF様の構造体と交換できることを認識すべきである。次いで、ローブは付加された区分の長さにわたって引き出すことができる。[0071]図8は、複数の照明器具510を複数の横列として配置できる方法を示す。この代表的な実施の形態の有孔鏡の可変の孔密度は所望の天井照度を提供するように設計することができる。例えば、均一な天井照度を望む場合は、孔密度は、2つのランプ516間の実質上中間地点895まで、各ランプ516からの距離に応じて増大させることができる。
[0072]鏡の孔のパターンは透明なガラス又はポリマー材料で作った反射性基体上の鏡表面に適用できるか、又は、透明な基体に接着できる薄いポリマーシート上の鏡表面に適用できる。[0073]種々の態様においては、ディフューザはガラス又はポリマー材料の体積にわたって内側に分布させることができるか、または、ディフューザは透明なガラス又はポリマー材料で作った反射性基体の表面に施された薄いフィルムとすることができる。後者の場合は、鏡孔の薄いフィルムはまた基体に施すことができる。体積ホログラム、表面ホログラム、二進光学素子、埋設された散乱粒子を備えた基体、ミクロ光学素子及びこれらの形式の種々の組合せハイブリッドのような種々の形式のディフューザは当業者にとって既知である。
[0074]ここで述べる代表的な導波管の頂部及び底部の表面は列の全長を延びることができるか又はランプ軸線に平行な方向において列を越えて部屋の壁まで延びることができることを認識すべきである。従って、このような導波管はランプ軸線に垂直な側パネルを省略することができる。このような導波管の代わりの実施の形態はランプ軸線に垂直な鏡化した側パネルを備えるように形状づけることができる。このような側パネルの位置は、導波管コンパートメントの列を形成するように、第2の反射鏡部分530の列素子の縁部と整合させることができる。オプションとしての付加的なデザインは、(ランプ軸線の方向における)コンパートメントの幅を横向きの出口ポート570の幅よりも大きくすることである。
[0075]ランプが上向き光及び下向き光用の鏡により完全に取り囲まれるような代表的な実施の形態においては、普通の方法でランプを上方からその容器内へ挿入するのが困難になることがある。下方からの挿入が困難なので、その軸線の方向(即ち、照明器具の側端パネルから)ランプを挿入することが望ましいことがある。これは、長いランプに対して問題を生じさせ、少なくとも1つのランプの端部からピン容器を除去し、次いで、ランプの挿入後にピン容器を再設置及び再固定することを必要とする。
[0076]「まわりを囲まれた」下向き光用の鏡空洞の2D湾曲鏡がケーブルにより吊るされる場合は、メンテナンスを容易にするために調整可能なクランプ又はケーブルグリッパを使用することができる。このような装置は(ネバダ州ラスベガスの)ケーブルグリッパ社(Cable Grippers Inc) により売られている。このようなケーブルグリッパを使用することにより、メンテナンスを行う人間は固定具の片側にアクセスするために梯子を使用することができる。これは、他の照明器具のレベルの下方まで照明器具が傾斜下降した場合にその片側でのグリッパの解放を容易にし、(多分、アクセスドアを最初に摺動開放することにより)ランプの交換を容易にし、次いで、照明器具を上昇させ、グリッパを再締結することを容易にする。この方法は工具を必要としない。
[0077]端パネルへのアクセスの問題が解決された場合でさえ、1つの端パネルを通し、ランプ軸線に垂直な鏡化した仕切りのランプクリアランス穴を通して、他方の端パネルにおけるピン容器内へ長い蛍光ランプを案内するのが困難なことがある。このようなピン容器の例は、T−8及びT−12のランプに対してスナップ・イン・クイックワイヤ・メディアム・バイ・ピン(Snap-in Quickwire Medium Bi-Pin)蛍光ランプホルダと呼ばれる、(ニューヨーク州リトルネック(Little Neck)の)レビトン・製造会社(Leviton Mfg. Company Inc) から入手できるものである。この「針に糸を通す」工程は仕切りの穴においてランプの表面を引っ掻くことがあり、それによって、ランプ表面及び(又は)仕切りの穴の縁部を損傷させることがある。ランプ挿入工程を容易にするため、仕切りは対向する平坦な面に鏡面コーティングを備えたポリマーのような軟質の材料で製造することができる。代わりに、穴の縁部又はランプ表面に対する引っ掻きによる損傷を阻止するためにテフロン(商品名(登録商標)、4フッ化エチレン樹脂)で被覆するか又はテフロン(登録商標)インサートを備えた穴を有する金属スペーサを製造することができる。テフロン(登録商標)の代わりに、代わりのつるつるした低摩擦材料も使用できる。仕切りの穴のインサートはランプの案内を容易にするためにランプを挿入する方向に対面する円錐表面形状を与えることができる。
[0078]代わりに、(テフロン(登録商標)(又は同様の機能の別の材料)で作ることができるか又はこれで被覆することのできる)円錐状の端チップをランプの挿入された端部上へ押し込むことができる。この端チップはテフロン(登録商標)で被覆された仕切りの穴を通してのランプの案内を容易にすることができる。このランプ挿入手段に対しては、照明器具の両方の端パネルへのアクセスが必要となろう。その理由は、ランプの挿入とは反対側の照明器具の端部から突出した場合にランプの円錐状の端チップを除去する必要があるからである。「ケーブルグリッパ」は照明器具の両方の端パネルへのアクセスを容易にするために使用することができる。従って、ランプのピンソケットはランプの挿入前にその反対側の端部を除去する必要があり、ランプの挿入後にランプ上へ設置しなければならない。
[0079]照明器具の端パネルを通しての別のランプ設置手段に対しては、中空円筒状のランプ整合設置チューブを使用することができる。このチューブの厚さは設置されるランプと特定の穴との間のギャップをほぼ満たす。チューブはテフロン(登録商標)(又は同様の機能の低摩擦材料)で作ることができるか又はこれにより被覆することができる。チューブ壁の挿入端部はテフロン(登録商標)で被覆した仕切り壁を通してのその通過を容易にするために円錐形状とすることができる。このチューブの挿入後、ランプはその中空の中心を通過でき、照明器具の反対側の端部で電気ピンソケット内に設置することができる。次いで、設置チューブを取り外すことができ、電気ピンソケットをランプの突出した端部上に設置することができる。最後に、照明器具は適所まで持ち上げることができ、その支持ケーブルを設置することができる。
[0080]仕切り壁上でのテフロン(登録商標)インサート又はコーティングの使用の欠点は、これが光を分散させ及びこれを吸収して、照明器具の効率を減少させることである。この効率損失を回避する代わりの実施の形態は、その仕切りの穴を通して照明器具内へ摺動挿入されるのではなく、ランプの端パネルの外部に設置できる中空円筒状のランプ整合設置チューブを使用する。照明器具の製造工程中、この設置チューブのための保持ブラケットは、チューブの軸線が設置された蛍光ランプの軸線と整合するように、端パネルと整合することができる。これは、設置チューブの円筒状内径に適合する円筒状のハウジングを入れ子式に設置チューブ内に押し込むことにより、行うことができる。照明器具の反対側にピンソケットを配置することにより、整合チューブのブラケットは整合チューブのボアをピンソケットに整合させるように調整することができる。その整合した位置で整合チューブブラケットを固定した後、入れ子式の構造を取り外すことができ、次いで、蛍光ランプは、照明器具の反対側の端部において電気ピンソケットに係合するその能力を試験するために整合チューブを通して挿入することができる。次いで、整合チューブはそのブラケットから取り外すことができ、電気ピンソケットはランプの突出した端部上に設置することができる。
[0081]整合チューブの内径はランプの外径に緊密に嵌合させる必要がある。入れ子式の構造は合焦能力を有する必要がある。その理由は、その装着ブラケット内へのその初期の設置時に、照明器具の反対側端部におけるランプピン容器との整合から余りにも離れてしまうことがあるからである。次に、ブラケット整合工程を先導するための手段を提供するために、仕切りの穴上で合焦させる必要がある。[0082]整合チューブの長さは蛍光ランプと同じ長さである必要なない。例えば、48インチ(約12.19cm)の長さのランプに対しては、整合チューブは2又は3フィート(60又は90cm)の長さとすることができる。
[0083]別の実施の形態においては、ユニークな照明器具の構造は、普通の方法で頂部からのランプの設置を許容するように形状づけることができる。このような照明器具の実施の形態は、ランプの長さを跨ぐ、上向きの光用の鏡空洞の外側表面にヒンジ止めされた透明な頂部のカバー素子を有することができる。ヒンジは、カバーが折り返されるのを許容し、それによって上向き光用の鏡空洞を露出させる。更に、すべての下向きの光用の鏡の頂部部分をカバー素子と一緒に折り返しできるように、下向きの光用の頂部の先端表面を透明な頂部カバー素子に取り付ける必要がある。これは、カバーが折り返されたときに、すべてのその頂部区分の一部をその底部区分から分離することのできる下向きの光用のユニークな実施の形態を必要とする。次いで、ランプが普通の方法で設置され、頂部カバーが前方へ折り返された後に、下向きの光用の鏡の頂部区分はその底部区分に精確に再係合できなければならない。頂部及び底部の区分の精確な係合を保証するため、これらの区分の整合は、透明な頂部カバー及びそのヒンジの設置前に、照明器具の製造工程中に調整すべきである。整合が確かめられた後、頂部カバーは下向きの光用の鏡の頂部の先端表面に固定することができ、次いで、ヒンジは頂部カバー及び照明器具の外側に固定することができる。このような固定作業は、下向きの光用の反射鏡の上方及び下方の区分の整合された位置を乱すことなく、行わなければならない。
[0084]頂部カバーの付加的な利点は、照明器具内でのほこりの形成を著しく阻止できることである。また、カバーの頂部表面上でのほこりの蓄積はランプの交換時に容易にクリーニングできる。更に、下向きの光用の鏡の頂部区分を折り返すことにより、照明器具の内側表面のクリーニングを一層容易にする。[0085]この照明器具の極めて高い効率はほこり及び他の汚染物による劣化の効率を増大させる。これはきれいな状態の維持の重要性を増大させる。[0086]透明な頂部カバーを実行する下側は頂部カバーの表面からの上向きの光束のフレネル反射により生じる効率損失がある。これは上向きの光束に対して約8%の効率減少の量である。頂部カバーが無い場合は、下向きの光束を上向きの光束とほぼ等しくできるので、全体の組み合わされた上向き光及び下向き光の効率に対するフレネル反射により生じる効率損失はほぼ4%である。
[0087]モデル化及びシミュレーションによる研究の結果、先の実施の形態は人工照明のためのDIN仕様5035の輝光減少要求にそむく光を投射しないことが分かった。この開示の代表的な実施の形態は、ランプのガラスチューブからの光線の最大出射角度がチューブからの光線出口地点でチューブのシリンダの垂直から90度となることを仮定する。しかし、蛍光体及びガラス媒体が低散乱特性、その屈折率の低変化特性及び適当な屈折率値を有する場合は、最大角度を90度以下にすることが可能である。しかし、大半の場合は、蛍光体内及びガラスチューブ内である程度の散乱が生じると思われる。従って、90度の最大の仮定は控えめなものである。垂直からの最大出口角度を90度以下にすることは有利な場合がある。その理由は、ガラスチューブ上の地点からの光線の少ない拡散は一層制御し易く、それ故、上向き光及び下向き光用の中空鏡空洞を一層コンパクトにできる可能性があるからである。
[0088]本発明の種々の態様に使用するための代表的な円筒状の蛍光ランプは当業者にとって周知であることを認識すべきである。ガラスチューブ包囲体の長さを横切って適用される高電圧に応答して、チューブ内に収容されたガスがUV光を放出することは周知である。ガラスチューブの内側表面上の蛍光コーティングはUV光による励起に応答する蛍光化により可視光を発生させる。[0089]一般に、蛍光媒体及びこれに埋設された蛍光材料に応じて、蛍光性により発生する光線は吸収、分散及び(又は)伝達されることができる。最良の性能にとっては、蛍光コーティングは蛍光光へのUV光の高変換効率、及び、蛍光光の低い吸収性及び分散性を有し、高い伝達性を達成する。
[0090]先に参照したように、種々の管状の蛍光ランプ以外のランプはまたここに開示した実施の形態に利用できる。例えば、LED及びCMHランプは大いに流行している。このような装置はここで説明した種々の実施の形態において蛍光ランプが示された箇所の近傍(例えば、光線追跡を介して最適化される位置)に位置決めすることができる。高電力CMHランプ又は高電力LEDの列の場合、単一の反射鏡配列が考えられる。代わりに、このような装置の直線状又は湾曲状の配列は反射鏡の対応する列で構成することができる。CMHランプはフィリップス社及びゼネラル・エレクトリック社により製造されている。高電力LEDは(カリフォルニア州サンジョーズ(San Jose)の)ラミレッズ社(Lumileds)
及び(ノースカロライナ州ダルハム(Durham)の)クリー社(Cree)及び徳島県のニチア社により製造されており、高電力列は(ニュージャージー州ウエストアンプトン(Westampton)の)ラミナ・セラミックス社(Lamina Ceramics)及び(イリノイ州キャロル・ストリーム(Carol Stream)の)ノルラックス社(Norlux)から入手できる。
[0091]代表的な実施の形態に関して上述した中空のコリメータは全内部反射を利用する中実コリメータと交換することができることを認識すべきである。代わりに、コリメータはある部分にわたって中空とすることができ、他の部分にわたって中実とすることができる。更に、反射鏡は3M社のVikuiti(商標名)エンハンスト・正反射鏡(ERS)のような多層フィルムから製造することができることを認識すべきである。
[0092]任意の実施の形態に対して、光学的/電気的なフィードバック機構は照明器具内又は照明器具間のランプからランプへの光出力及びその平均レベルを規制するために利用することができる。当業界で既知のように、フィードバック技術はランプ温度、ランプ老化、ほこりの軽視化、色の調整及び当業界で既知の他のものを補償することができる。更に、上記特許で参照したもの及び(又は)(マサチューセッツ州ボストンの)カラー・キネチックス社(Color Kinetics)の製品に組み込まれたもの等のような、ユニークなランプ駆動/フィードバック構成が考えられる。
[0093]本発明の新規な特徴はこの開示を試した際に当業者にとって明らかになるか又は本発明の実線により学ぶことができよう。しかし、本発明のある実施の形態を示しながらの本発明の詳細な説明及び提示された特定の例は図示説明の目的のみで提供される。その理由は、この開示から、当業者にとって、種々の変更及び修正が可能であることが明らかだからである。
明細書の一部に組み込む添付図面は本発明の種々の態様を示し、説明と一緒に、これらの種々の態様を示す。図面全体にわたって、同様の符号は同様の部品を示す。
本発明の種々の態様に係る代表的な照明器具の上平面図である。 図1のII−II線における断面図である。 明瞭のために一部を図示省略した、図1のII−II線に垂直な断面図である。 本発明の代表的な態様を示す、図2と同様の断面図である。 本発明の種々の態様に係る代表的な照明器具の側平面図である。 本発明の態様に係る代表的な導波管を示す、図5のVI−VIにおける断面図である。 本発明の態様に係る照明組立体の断面図である。 本発明の態様に係る別の代表的な導波管を示す、図5のVI−VIにおける断面図である。

Claims (3)

  1. 光源からの光線を分配するための照明器具(110)であって、
    ランプ(116)を収容するように形状づけられ、照明器具(110)の長手軸線(112)に沿って延びる区域(114)と;
    長手軸線(112)の一部に沿って位置し、照明器具(110)の長手軸線(112)に対して実質上垂直な第1の方向(122)に光線を導くように形状づけられた第1の反射鏡部分(120)と;
    長手軸線(112)に沿って位置し、第1の方向(122)とは実質上反対の第2の方向(132)に光線を導くように形状づけられ、区域(114)の第1の側に位置する先端(142)を画定する第2の反射鏡部分(130)と;を有し、
    第1の反射鏡部分(120)が第2の反射鏡部分(130)を通って延び、区域(114)を越えて第1の側とは反対の区域(114)の第2の側へ延びることを特徴とする照明器具。
  2. 前記第2の反射鏡部分(130)が第1の端部、第2の端部及び表面をそれぞれ備えた第1の対の湾曲した反射鏡(136)を有し、第1の端部が先端を形成するように互いに接続され、第1の対の湾曲した反射鏡(136)が区域(114)の両側に位置し、第1の対の湾曲した反射鏡(136)の表面が互いに対面することを特徴とする請求項1の照明器具。
  3. s 天井に装着されるように形状づけられた照明組立体(110)であって、
    長手軸線(112)を有する細長い光源(116)と;
    長手軸線(112)の一部に沿って位置し、天井から離れる方向へ光線を導くように形状づけられた第1の反射鏡部分(120)と;
    長手軸線(112)に沿って位置し、天井との間に光源(116)を位置させ、天井に向かう方向へ光線を導くように形状づけられ、光源(116)の第1の側に位置する先端を画定する第2の反射鏡部分(130)と;を有し、
    第1の反射鏡部分(120)が第2の反射鏡部分(130)を通って延び、光源(116)を越えて第1の側とは反対の光源(116)の第2の側へ延びることを特徴とする照明組立体。
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