JP4644580B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
冷却貯蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4644580B2 JP4644580B2 JP2005296645A JP2005296645A JP4644580B2 JP 4644580 B2 JP4644580 B2 JP 4644580B2 JP 2005296645 A JP2005296645 A JP 2005296645A JP 2005296645 A JP2005296645 A JP 2005296645A JP 4644580 B2 JP4644580 B2 JP 4644580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporating dish
- cover
- machine room
- cooler
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
Landscapes
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
一方、貯蔵庫本体1の背面におけるドレンパン2よりも下方位置には、上面開口の縦長の箱形をなす蒸発皿6が取り付けられ、ドレンパン2の排水管2Aに接続されたドレンホース7が蒸発皿6の上方に臨んでいるとともに、蒸発皿6内に投げ込み式のヒータ6Aが装備されている。また、裏面開口の箱形をなすカバー8が、蒸発皿6に正面から被せられるようにして取り付けられ、カバー8の上面に蒸気出口8Aが設けられている。そして除霜運転に際しては、冷却器4等からの除霜水Wが蒸発皿6に溜められてヒータ6Aで加熱されることにより蒸発し、蒸気出口8Aから排出されるようになっている。
なお、この種の蒸発皿6を貯蔵庫本体1の背面側に備えた冷却貯蔵庫は、特許文献1に記載されている。
また蒸気出口8Aから吐出された高濃度の蒸気が、通気性の良くない貯蔵庫本体1の背面と部屋の壁面との間に溜まり勝ちとなるため、貯蔵庫本体1の背面や部屋の壁面に結露しやすいという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、蒸発皿からの蒸気による結露に伴う不具合を一掃するところにある。
蒸発皿に溜められた除霜水は加熱手段で加熱されて蒸発し、立ち上った蒸気がカバーの上面側に設けられた蒸気出口から排出される。そのとき、カバー内の上面に結露する可能性があるが、カバーの下端部は蒸発皿の開口縁の内側に延出した状態で支持されているから、上記した結露水はすべて蒸発皿内に回収され、蒸発皿の外部、ひいては貯蔵庫本体の背面側に漏れ出すことが回避される。そのため、貯蔵庫本体の背面側で、汚れや錆が生じることを未然に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。この実施形態では業務用の縦型冷蔵庫に適用した場合を例示しており、まず図1により冷蔵庫の構造を説明する。冷蔵庫本体10は前面開口の縦長の断熱箱体から構成され、内部が貯蔵室11とされており、貯蔵室11の前面開口部には断熱扉12が開閉可能に装着されている。
冷蔵庫本体10の上面には、図2にも示すように、回りがパネルで囲まれた機械室15が形成され、その中に冷凍装置20が設置されている。冷凍装置20は、圧縮機21、凝縮器ファン22Aを備えた空冷式の凝縮器22等を備え、断熱性の基台23上に取り付けられてユニット化されており、基台23が貯蔵室11の天井壁の窓孔24を塞ぐようにして取り付けられている。
冷却器室27内には、冷却器30と、吸込口28に臨んで庫内ファン31が装備されている。冷却器30は上記した冷凍装置20と冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルを構成している。
なお、圧縮機21の運転に伴って凝縮器ファン22Aも運転され、機械室15の前面パネル16Aに設けられた吸気口(図示せず)から外気が吸い込まれて、凝縮器22さらには圧縮機21を通過することでこれらを冷却し、冷却に供した後の排熱は、機械室15の後面パネル16Bに設けられた排気口17から背面側に向けて排出されるようになっている。排気口17は、多数のスリットを縦横に整列して形成され、後面パネル16Bの中央部の広い領域において全体として方形状をなして形成されている。
蒸発皿40は、ステンレス鋼板等の金属板製であって、上面が開口された扁平な箱形に形成されている。蒸発皿40の裏面板はその上下両端部が延出されて取付部41が形成されている。上側の取付部41の上縁には、ドレン管34を逃がす切欠溝44が形成されている。蒸発皿40は、上記したドレンパン26の排水管26Aよりも下方の位置において、ドレン管34を切欠溝44に嵌めつつ冷蔵庫本体10の背面10Aに当てられ、上下の取付部41をねじ42で止めることによって取り付けられている。したがって、ドレン管34の下向きの出口が、蒸発皿40の上方に臨んでいる。
また、蒸発皿40の外底面には、図示しないサーモスタットと保護用のサーモヒューズとが装備されてブラケット48内に収納されている。サーモスタットは、蒸発皿40内の除霜水Wの残量が少量になって温度上昇することに伴って切れ、蒸発皿ヒータ47をオフとするように機能する。
サーモスタット等からの配線、並びに上記した蒸発皿ヒータ47のリード線47Aは、配線パイプ49内を通って機械室15内に設けられた図示しない電装箱に接続されている。
内部に蒸発皿ヒータ47を収納した蒸発皿40が、既述した要領により、冷蔵庫本体10の背面10Aの所定位置にねじ42で止められて固定される。蒸発皿ヒータ47のリード線47Aは、サーモスタット等の配線ともども機械室15内に導かれて電装箱に接続される。
このようにカバー60が固定されると、カバー60の下端部が蒸発皿40の上面開口部50における口縁の内側に緊密に嵌り、また蒸気出口62を設けたカバー60の上面板61が、機械室15の後面パネル16Bの排気口17の下縁よりも少し低い高さ位置まで達した状態となる。
一方、カバー60に設けられた蒸気出口62は、排熱の排気口17の背面側の直下位置に配されているから、蒸気出口62から上方に向けて吐出された蒸気は、排熱を受けることにより低濃度に拡散される。そのため、厨房等の部屋の壁面Xが近傍にあった場合にも、同壁面Xに多量の蒸気が集中して触れることが避けられる。
蒸発皿40内を掃除する場合には、取付部66のねじ67を外し、続いてカバー60を上方に持ち上げることで外すことができる。これにより、蒸発皿40の内部が上方に開放された状態となるから、適宜の掃除具を利用して内部を隅々まで拭き掃除することができる。カバー60については、水場等において水洗いをすることもできる。
また、カバー60が蒸発皿40の上方に大きく突出して冷蔵庫本体10の背面10Aを覆っており、しかも蒸気は冷蔵庫本体10の上面よりも高い位置から上方に吐出されるのであるから、背面側に壁面Xがあったとしても蒸気は溜まり難いといえる。したがって、凝縮器ファン22Aが停止していて排熱の排出がない場合であっても、冷蔵庫本体10の背面10Aや壁面Xに結露することが極力防止される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)カバーに設ける蒸気出口は、その一部またはすべてを、正面板や側面板の上部位置に設けるようにしてもよい。上面板での開口面積が少なくなるほど、塵等が入り難くできる。
(2)蒸発皿内の除霜水を加熱蒸発させる手段としては、冷凍サイクルのホットガスを利用することも可能である。
(3)上記実施形態では係止部材を長寸として対応する面の全幅にわたって取り付けるようにしたが、短寸のものを間隔を開けて取り付けるようにしてもよい。カバーの軽量化が図られる。
(4)係止部材の形状は上記実施形態に例示したアングル状に限らず、例えばフック状等の他の形状であってもよい。
Claims (1)
- 冷却器からの除霜水を溜めて加熱手段により蒸発させる蒸発皿が、貯蔵庫本体の背面に設けられた冷却貯蔵庫であって、
前記蒸発皿の上面開口部を覆うカバーが備えられ、このカバーは、上面側に蒸気出口が設けられた下面開口の箱形をなし、かつ外周面に係止部が突設されてこの係止部が前記蒸発皿の開口縁に係止されることにより、下端部が前記蒸発皿の開口縁の内側に延出して支持されており、
かつ前記貯蔵庫本体の上面には機械室が設けられ、この機械室内には、空冷式の凝縮器を備えて前記冷却器と循環接続された冷凍装置が設置され、前記凝縮器を冷却した後の排気が前記機械室の後面に設けられた排気口から排出されるようになっており、前記蒸発皿の前記カバーの上面側が、前記排気口の下縁付近にまで立ち上がって設けられていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005296645A JP4644580B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005296645A JP4644580B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007107759A JP2007107759A (ja) | 2007-04-26 |
JP4644580B2 true JP4644580B2 (ja) | 2011-03-02 |
Family
ID=38033763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005296645A Expired - Fee Related JP4644580B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4644580B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103363762A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 带有汽化层架的制冷器具 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5275699B2 (ja) * | 2008-06-17 | 2013-08-28 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP5294737B2 (ja) * | 2008-07-09 | 2013-09-18 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫の排水蒸発装置 |
JP5693284B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2015-04-01 | 株式会社奥村組 | 冷凍倉庫の結露水処理装置 |
CN112334044B (zh) * | 2018-04-12 | 2022-09-13 | 开利公司 | 冷藏销售柜 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140284U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-22 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922458Y2 (ja) * | 1979-09-05 | 1984-07-04 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫 |
JPH0682145A (ja) * | 1992-09-02 | 1994-03-22 | Hitachi Ltd | 冷蔵庫 |
-
2005
- 2005-10-11 JP JP2005296645A patent/JP4644580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02140284U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-22 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103363762A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 带有汽化层架的制冷器具 |
CN103363762B (zh) * | 2012-03-30 | 2017-07-18 | Bsh家用电器有限公司 | 带有汽化层架的制冷器具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007107759A (ja) | 2007-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4644580B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP4495005B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP4100756B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP6542658B2 (ja) | 除湿機 | |
JP4827591B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5173156B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5952584B2 (ja) | 冷却庫 | |
JP5512020B2 (ja) | 排水蒸発装置 | |
JP5441518B2 (ja) | 冷却ユニット | |
JPH0618146A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5173155B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JPH1019449A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP4827420B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5198140B2 (ja) | 排水蒸発装置 | |
JP4504796B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5348735B2 (ja) | 排水蒸発装置 | |
JP5198141B2 (ja) | 排水蒸発装置 | |
JP4383904B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2006275474A (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP5198139B2 (ja) | 排水蒸発装置 | |
JP3978041B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
JP2008002734A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2009192118A (ja) | 冷却庫 | |
KR100637114B1 (ko) | 쇼케이스 도어의 응결수 제거장치 | |
JP2008008533A (ja) | 冷却貯蔵庫 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070511 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080908 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20091020 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20091020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100916 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101130 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4644580 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |