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JP4533204B2 - 空気清浄機又は脱臭機 - Google Patents

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JP4533204B2 JP2005087270A JP2005087270A JP4533204B2 JP 4533204 B2 JP4533204 B2 JP 4533204B2 JP 2005087270 A JP2005087270 A JP 2005087270A JP 2005087270 A JP2005087270 A JP 2005087270A JP 4533204 B2 JP4533204 B2 JP 4533204B2
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Ricoh Elemex Corp
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Description

この発明は、空気清浄機又は脱臭機に関するものである。
従来の技術
喫煙所等のたばこの喫煙量が多い場所や臭気ガスが多く発生する場所では、煙や臭気が充満するので、その除去のために空気清浄機や脱臭機等が設置されている。しかし、脱臭に関しては、満足できる性能を発揮していない。また、衣類、カーペット、壁などに臭い物質が付着すると、空気清浄機等では除去することが難しく、喫煙所等から離れた後も衣類に臭いが付着し、不快である。
従来は、衣類等に付着した臭いを除去するために、消臭剤を霧吹き等で衣類に吹き付け、臭いをマスキングしたり除去したりしている。しかし、霧吹きで液体を噴霧した場合、液体の粒径が大きく、吹きつけムラが多いために消臭剤が有効に使用されていないのが現状である。また、液体の粒径が大きいために、床や地面に落下するスピードが速くて浮遊している時間が短く、衣類等の裏側には付着しにくい。
ところで、静電霧化の技術は、塗装や農薬散布など様々な分野に応用されている。静電霧化とは、液体に高電圧を印加し、電界中に液体をさらすと水が霧化するという現象である。このしくみは、液体表面の電界が大きくなると、表面に働く静電気力によって多数の微粒状液滴が発生する。液体が微粒子化すると、単位質量あたりの表面積が大きくなると同時に、液滴が同極に帯電しているので、斥力によって液体は広い範囲に散布される。
そこで、この発明は、このような静電霧化の技術に着目し、上述の問題点を解決できる空気清浄機又は脱臭機を提案したものである。
すなわち、この発明は、静電霧化させて帯電状態となった液体を噴霧して、空気中の浮遊微粒子等に電荷を与えて除去するための空気清浄機又は脱臭機であって、液体を噴出させるためのノズルと、前記ノズルにマイナス極の高電圧を印加するとともに、前記ノズルの噴出口よりも前方に配置された帯電部にプラス極の高電圧を印加するための高電圧電源と、を備え、前記液体にマイナスの電荷を帯電させて噴霧することにより、帯電状態で噴霧された液体が前記浮遊微粒子等に電荷を与えて除去するとともに、前記噴霧された液体によりマイナスイオン効果生じるようにしたことを特徴とする。
静電気が帯電することによって、静電霧化した液体は、粒径が小さくなると同時に、静電気的に斥力が働くために広範囲にわたって噴霧することができる。また、噴霧された液体は、静電気を帯びているために衣類の裏側にも付着させることができる。
現在の室内環境は、気密性が高いため、一定微粒子や有害ガスに汚染されると室内に滞留することになる。その対策として空気清浄機や脱臭機等を用いているが、汚染物質が常に排出されている状態では満足な効果が得られない。
そこで、請求項2の発明では、帯電させて空気中に噴霧された液体と同時に空気中の浮遊微粒子等を静電気にて吸着するための静電吸着部を、接地状態で備える。
静電霧化によって帯電した液体は、浮遊微粒子や有害ガスに電荷を与えるので、電荷を与えられた有害物質等は、接地されている面に引き付けられるようになって空気中より除去できるようになる。
市販されているマイナスイオン発生器のほとんどは、空気にマイナスイオンの電荷を帯電させている。空気は、誘電率が低いため、効率良く帯電させることが難しく、マイナスイオンの持つ効果を充分に発揮させることができない。また、オゾン等の生成物を生じる。本発明では静電霧化される液体粒にマイナスの電荷を帯電させるものであって、噴霧された液体は、空気に比べ誘電率が高いために効率よく帯電させることができる。
発明の実施の形態
次に、この発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。
図1は、この発明による消臭剤噴霧装置の概要構成を示し、液状の消臭剤(水滴5)を噴射するノズル1と、これにて噴射される消臭剤(水滴5)に静電気を帯電させて霧化するために高電圧の電界を形成する帯電部2と、その帯電部2を帯電させる高電圧電源6とからなる。この例の帯電部2は、ノズル1から噴射される水柱3を、帯電電極4にて誘電帯電法により静電霧化し、つまり高電圧の電界を通過させることにより粒径を小さくして、帯電した微粒子の水滴5として噴霧する。
図2はその一例で、ノズル1の一部を円筒形の帯電電極4内に突入させ、高電圧電源6によりノズル1をマイナス極、帯電電極4をプラス極として高電圧を印加し、ノズル1から噴射される微粒子の水滴5をマイナスに帯電させて静電霧化する。このようにマイナスに帯電させた場合には、マイナスイオン効果も発揮できる。
水滴5に、ビタミンC等の酸化防止剤や殺菌剤を混合し、これらを同時に静電霧化して噴霧することにより、酸化防止剤にて空気中に滞留している活性酸素を除去したり、殺菌剤にて殺菌することができる。
高電圧電源6として交流高電圧電源を用いれば、プラス・マイナスの両極性の電荷を微粒子の水滴5に帯電させて、これにて除電することができる。帯電電極4による帯電部4の先に、接地された静電吸着部(図示せず)を設置すれば、水滴5と同時に空気中の浮遊微粒子等を静電気にて吸着回収することができる。
図3に示すように、ノズル1自体に高電圧を直接印加すれば、ノズル1自体を帯電部として、水滴5をノズル1にて噴霧と同時に直接帯電させることができる。図2の構造および図3の構造のいずれも、空気清浄機に内蔵して使用することができる。
請求項1の発明によれば、液体を静電霧化して広範囲に噴霧でき、また効率良く噴霧することによって液体の使用量を節約することができる。また、液体をマイナスの電荷を帯びるように静電霧化するので、マイナスイオン効果も同時に期待できる。
請求項2の発明によれば、静電霧化した液体は電荷を持っていて空気中に浮遊しているダストや有害ガスに電荷を与え、電荷を与えられたダストや有害ガスを静電吸着部にて空気中から吸着除去することができる。
この発明の一例を示す概要構成図である。 その概要斜視図である。 他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 ノズル
2 帯電部
3 水柱
4 帯電電極
5 水滴
6 高圧電源

Claims (2)

  1. 静電霧化させて帯電状態となった液体を噴霧して、空気中の浮遊微粒子等に電荷を与えて除去するための空気清浄機又は脱臭機であって、
    液体を噴出させるためのノズルと、
    前記ノズルにマイナス極の高電圧を印加するとともに、前記ノズルの噴出口よりも前方に配置された帯電部にプラス極の高電圧を印加するための高電圧電源と、を備え、
    前記液体にマイナスの電荷を帯電させて噴霧することにより、帯電状態で噴霧された液体が前記浮遊微粒子等に電荷を与えて除去するとともに、前記噴霧された液体によりマイナスイオン効果生じるようにしたことを特徴とする空気清浄機又は脱臭機。
  2. 帯電させて空気中に噴霧された液体と同時に空気中の浮遊微粒子等を静電気にて吸着するための静電吸着部を、接地状態で備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機又は脱臭機。
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