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JP4531665B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

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JP4531665B2
JP4531665B2 JP2005268066A JP2005268066A JP4531665B2 JP 4531665 B2 JP4531665 B2 JP 4531665B2 JP 2005268066 A JP2005268066 A JP 2005268066A JP 2005268066 A JP2005268066 A JP 2005268066A JP 4531665 B2 JP4531665 B2 JP 4531665B2
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Description

本願発明は、いわゆるプロジェクタ型の車両用前照灯に関するものであり、特にロービーム用配光パターンを形成し得るように構成された車両用前照灯に関するものである。
一般に、プロジェクタ型の車両用前照灯は、車両前後方向に延びる光軸上に投影レンズが配置されるとともに、その後側焦点よりも後方側に光源が配置されており、この光源からの光をリフレクタにより光軸寄りに反射させるように構成されている。そして、このプロジェクタ型の車両用前照灯によりロービーム用配光パターンを形成する場合には、上端縁が投影レンズの後側焦点近傍を通るように配置されたシェードにより、リフレクタからの反射光の一部を遮蔽して、ロービーム用配光パターンの上端部に所定のカットオフラインを形成するようになっている。
その際「特許文献1」には、上記シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯において、その光源を、光軸近傍に位置する基準位置と、この基準位置に対して左方、右方あるいは下方に位置する移動位置との間で移動させることにより、ロービーム用配光パターンの形状や光度分布を変化させるように構成されたものが記載されている。
また「特許文献2」には、プロジェクタ型の車両用前照灯において、シェードを可動式にして、その上端縁の位置を下方へ僅かに移動させることにより、ロービーム用配光パターンのカットオフラインの位置を上方へ僅かに移動させ、これにより車両前方路面の遠方視認性を高めるように構成されたものが記載されている。
特開2002−42516号公報 特開2004−327187号公報
上記「特許文献2」に記載された灯具構成を採用すれば、ロービーム用配光パターンとして、通常走行に適した配光パターンと高速走行に適した配光パターンとを選択的に形成することが可能となる。
その際、これをシェードの移動ではなく光源の移動により実現することも考えられるが、上記「特許文献1」に記載されているような灯具構成を採用した場合には、以下の理由により、これを実現することが困難である。
すなわち、この「特許文献1」に記載された車両用前照灯は、その光源を光軸と直交する方向に移動させる構成となっているので、ロービーム用配光パターンの形状や光度分布を変化させることはできても、その集光度合を変化させることはできない。
しかも、この「特許文献1」に記載された車両用前照灯においては、通常のプロジェクタ型の車両用前照灯と同様、光源が基準位置にあるものとして設計されたリフレクタの反射面を、光源が移動したときにもそのまま利用する構成となっているので、光源が移動したときに形成されるロービーム用配光パターンを、所望する配光パターンとなるようにすることは容易でない。
したがって、このような灯具構成では、通常走行に適したロービーム用配光パターンと高速走行に適したロービーム用配光パターンとを選択的に形成することは困難である。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、プロジェクタ型の車両用前照灯において、その光源の移動により、通常走行に適したロービーム用配光パターンと高速走行に適したロービーム用配光パターンとを選択的に形成することができる車両用前照灯を提供することを目的とするものである。
本願発明は、光源の移動方向に工夫を施すとともに、リフレクタの反射面の一部に所定の付加反射面を形成することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用前照灯は、
車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、上端縁が上記後側焦点近傍を通るように配置され、上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる車両用前照灯において、
上記光源が、上記光軸近傍に位置する基準位置と、この基準位置よりも前方側に位置する前方移動位置との間において移動し得るように構成されており、
上記リフレクタの反射面における上記光軸よりも下方側に位置する所定部位に、上記前方移動位置近傍の点を第1焦点とするとともに上記後側焦点近傍の点を第2焦点とする略楕円形の鉛直断面形状を有する付加反射面が形成されており、
上記付加反射面が、上記光源が上記基準位置にあるとき、該付加反射面からの反射光の略全量を上記シェードに入射させるように構成されている、ことを特徴とするものである。
上記「光源」の種類は特に限定されるものではなく、例えば、放電バルブの放電発光部やハロゲンバルブのフィラメント等が採用可能である。
上記「シェード」は、その上端縁が投影レンズの後側焦点近傍を通るように配置された状態で固定された固定式のシェードであってよいことはもちろんであるが、この位置と、リフレクタからの反射光に対する遮蔽を解除あるいは緩和する位置との間で移動し得るように構成された可動式のシェードであってもよい。
上記「前方移動位置」は、基準位置よりも前方側に位置していれば、その具体的な位置は特に限定されるものではないが、基準位置に対して1〜3mm程度前方に位置設定することが好ましく、基準位置に対して1.5〜2.5mm程度前方に位置設定することがより好ましい。
上記「付加反射面」は、リフレクタの反射面における光軸よりも下方側に位置する所定部位に形成されているが、その具体的な形成位置あるいはその大きさや外形形状等の具体的構成は特に限定されるものではない。また、この「付加反射面」は、その鉛直断面形状が、前方移動位置近傍の点を第1焦点とするとともに投影レンズの後側焦点近傍の点を第2焦点とする略楕円形に設定されたものであれば、その水平断面形状については特に限定されるものではない。
上記構成に示すように、本願発明に係る車両用前照灯は、シェードを備えたプロジェクタ型の車両用前照灯であって、ロービーム用配光パターンを形成し得る構成となっているが、その光源は、光軸近傍に位置する基準位置と、この基準位置の前方側に位置する前方移動位置との間において移動し得るように構成されており、また、そのリフレクタの反射面における光軸よりも下方側に位置する所定部位には、前方移動位置近傍の点を第1焦点とするとともに投影レンズの後側焦点近傍の点を第2焦点とする略楕円形の鉛直断面形状を有する付加反射面が形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、光源が基準位置にあるときには、上端縁が投影レンズの後側焦点近傍を通るように配置されたシェードによって、リフレクタからの反射光の一部が遮蔽され、その上端縁の反転像としてのカットオフラインを上端部に有するロービーム用配光パターンが形成されることとなる。
一方、光源が前方移動位置へ移動すると、リフレクタからの反射光の、投影レンズの後側焦点面での集光度合が高まるので、光源が基準位置にあるときに比して、全体的に拡散角が小さく中心光度が高い遠方視認性に優れたロービーム用配光パターンが形成されることとなる。
したがって、光源が基準位置にあるときには、ロービーム用配光パターンを通常走行に適したものとするとともに、光源が前方移動位置へ移動したときには、ロービーム用配光パターンを高速走行に適したものとすることができる。
しかもその際、付加反射面は、前方移動位置近傍の点を第1焦点とするとともに投影レンズの後側焦点近傍の点を第2焦点とする略楕円形の鉛直断面形状を有しているので、この付加反射面からの反射光を、上下方向に関して投影レンズの後側焦点近傍に収束させることができ、これによりロービーム用配光パターンの中心光度をさらに高めてこれを遠方視認性に一層優れたものとすることができる。
このように本願発明によれば、プロジェクタ型の車両用前照灯において、その光源の移動により、通常走行に適したロービーム用配光パターンと高速走行に適したロービーム用配光パターンとを選択的に形成することができる。
上記構成において、付加反射面を回転楕円面で構成すれば、光源が前方移動位置へ移動したとき、この付加反射面からの反射光の、投影レンズの後側焦点近傍への集光度合を最大限に高めることができ、これによりロービーム用配光パターンの中心光度をより一層高めることができる。
上記構成において、前方移動位置を基準位置よりも下方側の位置に設定しておくようにすれば、これを基準位置と同じ高さに位置設定した場合に比して、光源が前方移動位置へ移動したときに、リフレクタからの反射光が投影レンズの後側焦点面において収束する位置を、上方側に変位させることができるので、シェードによる遮光量を少なくして光源光束を有効に利用することができる。そしてこれにより、光源が前方移動位置へ移動したときに形成されるロービーム用配光パターンの中心光度をさらに高めることができる。
上記構成において、付加反射面を、光源が基準位置にあるとき、該付加反射面からの反射光の略全量がシェードに入射するように構成すれば、この付加反射面からの反射光により形成されるロービーム用配光パターンを、通常走行用のロービーム用配光パターンとして必要以上に明るくなりすぎてしまわないようにすることができる。もっとも、場合によっては(例えば光源光束を十分に確保することができない場合等には)、光源が基準位置にあるときにも、付加反射面からの反射光の一部についてはシェードに入射しないように構成することも可能である。
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯10を示す側断面図である。
同図に示すように、この車両用前照灯10は、ランプボディ12とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、車両前後方向に延びる光軸Axを有する灯具ユニット20が、エイミング機構50を介して上下方向および左右方向に傾動可能に収容されてなっている。
そして、この車両用前照灯10においては、エイミング機構50によるエイミング調整が完了した段階では、灯具ユニット20の光軸Axが車両前後方向に対して0.5〜0.6°程度下向きの方向に延びるようになっている。
図2および3は、灯具ユニット20を単品で示す側断面図および平断面図であり、また、図4は、図2の要部詳細図である。
これらの図にも示すように、この灯具ユニット20は、プロジェクタ型の灯具ユニットであって、光源バルブ22と、リフレクタ24と、ホルダ26と、投影レンズ28と、可動シェード32と、バルブ支持ベース34と、シェード駆動装置36と、光源駆動装置38とを備えてなっている。
投影レンズ28は、前方側表面が凸面で後方側表面が平面の平凸非球面レンズからなり、光軸Ax上に配置されている。そして、この投影レンズ28は、その後側焦点Fを含む後側焦点面上の像を反転像として前方へ投影するようになっている。
光源バルブ22は、放電発光部を光源22aとするメタルハライドバルブ等の放電バルブであって、バルブ支持ベース34のバルブ挿着部34aに挿着されるとともに線バネ30で固定された状態で、リフレクタ24の後頂開口部24bに後方側から挿入されている。この光源バルブ22の光源22aは、投影レンズ28の後側焦点Fよりも後方側に配置されており、後述する基準位置にあるときには、光軸Ax上において該光軸Axに沿って延びるように配置されるようになっている。
リフレクタ24は、光源22aからの光を前方へ向けて光軸Ax寄りに反射させるように構成されている。
このリフレクタ24の反射面24aは、光軸Axを含む断面形状が、光軸Ax上における光源22aの中心の点Aを第1焦点とする楕円形状に設定されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。その際、光軸Axを含む鉛直断面を構成する楕円の第2焦点である点Cは、投影レンズ28の後側焦点Fのやや前方に位置する点に設定されている。そしてこれにより、このリフレクタ24は、その反射面24aで反射した光源22aからの光を、鉛直断面内においては点Cに略収束させるとともに、水平断面内においてはその収束位置をかなり前方へ移動させるようになっている。
このリフレクタ24の反射面24aには、その光軸Axよりも下方側に位置する所定部位に付加反射面24a1が形成されている。なお、これについては後述する。
ホルダ26は、リフレクタ24の前端開口部から前方へ向けて略筒状に延びるように形成されており、その後端部においてリフレクタ24を固定支持するとともに、その前端部において投影レンズ28を固定支持している。このホルダ26は、その下部領域が切り欠かれており、また、その後端周縁部には、灯具ユニット20をエイミング機構50に連結するための複数のエイミングブラケット26aが形成されている。
可動シェード32は、ホルダ26の内部空間における略下半部に位置するように設けられており、左右方向に延びる回動ピン44を介してホルダ26に回動可能に支持されている。そして、この可動シェード32は、図1において実線で示す遮光位置と、この遮光位置から下方側へ所定角度回動した、同図において2点鎖線で示す遮光解除位置とを採り得るようになっている。
この可動シェード32の上端縁32aは、左右段違いで形成されており、水平方向に略円弧状に延びている。そして、この上端縁32aは、可動シェード32が遮光位置にあるときには、投影レンズ28の後側焦点Fを通るとともにその後側焦点面に沿って延びるように配置される一方、可動シェード32が遮光解除位置に移動したときには、遮光位置にあるときよりも後方斜め下方に配置されるようになっている。
この可動シェード32の前方には、リフレクタ24で反射した迷光が投影レンズ28に入射してしまうのを防止するための固定シェード40が、ホルダ26と一体で形成されている。この固定シェード40には、可動シェード32が遮光位置へ移動したときに該可動シェード32に当接してこれを遮光位置に位置決めするための位置決め用当接部40aと、可動シェード32が遮光解除位置へ移動したときに該可動シェード32に当接してこれを遮光解除位置に位置決めするための位置決め用当接部40bとが形成されている。
シェード駆動装置36は、前方へ向けて延びるプランジャ36aを有するソレノイドで構成されており、リフレクタ24の底面壁24cの下面に形成された装置取付部24dに固定されている。このシェード駆動装置36のプランジャ36aは、その先端部において、可動シェード32から下方へ突出するように形成されたステー32bと係合しており、これによりプランジャ36aの前後方向の往復運動を可動シェード32の回動運動として伝達するようになっている。そして、このシェード駆動装置36は、図示しないビーム切換えスイッチの操作が行われたときに駆動して、そのプランジャ36aを前後方向に移動させ、これにより可動シェード32を遮光位置および遮光解除位置間において移動させるようになっている。
バルブ支持ベース34は、リフレクタ24の後頂開口部24bの後方近傍に位置するように設けられており、その下端部においてリフレクタ24に回動可能に支持されている。すなわち、このバルブ支持ベース34は、その下端部に形成されたブラケット34bにおいて、リフレクタ24の装置取付部24dから後方へ延びるブラケット24eの先端部に、左右方向に延びる回動ピン42を介して連結されており、この回動ピン42を中心にして回動し得るようになっている。この回動ピン42は、光源22aの鉛直下方に対して10〜30°程度後方の位置に配置されている。
光源駆動装置38は、後方へ向けて延びるプランジャ38aを有するソレノイドで構成されており、リフレクタ24の上部に形成された装置取付部24fに固定されている。この光源駆動装置38のプランジャ38aは、その先端部においてバルブ支持ベース34の上端部と係合しており、これによりプランジャ38aの前後方向の往復運動を、バルブ支持ベース34の回動運動として伝達するようになっている。そして、この光源駆動装置38は、図示しない駆動制御手段からの駆動信号により駆動して、そのプランジャ38aを前後方向に移動させ、これにより光源22aを、その中心が点Aに位置する基準位置と、その中心が点Aの前方やや下方の点Bに位置する前方移動位置との間において移動させるようになっている。この点Bの具体的な位置は、点Aに対して2mm程度前方でかつ0.5mm程度下方の位置に設定されている。
バルブ支持ベース34の下端部には、光源22aが基準位置へ移動したときにリフレクタ24のブラケット24eに当接して、光源22aを基準位置に位置決めするための位置決め用当接部34cが形成されている。また、リフレクタ24の後頂開口部24bの上部には、光源22aが前方移動位置へ移動したときにバルブ支持ベース34のバルブ挿着部34aの上端部に当接して、光源22aを前方移動位置に位置決めするための位置決め用当接部24gが形成されている。
光源22aが基準位置にあるときには、その中心が上記楕円の第1焦点である点Aに位置していることから、リフレクタ24の反射面24aで反射した光源22aの中心からの光は、図2および4において実線で示すように、上下方向に関しては上記楕円の第2焦点である点Cにおいて光軸Axと交差する。一方、光源22aが前方移動位置にあるときには、その中心が点Aの前方やや下方の点Bに位置していることから、リフレクタ24の反射面24aで反射した光源22aの中心からの光は、図2および4において2点鎖線で示すように、上下方向に関しては点Cよりも後方側において光軸Axと交差する。その際、点Cは投影レンズ28の後側焦点Fよりも前方に位置しているので、リフレクタ24の反射面24aからの反射光の投影レンズ28の後側焦点面での集光度合は、光源22aが基準位置にあるときよりも前方移動位置にあるときの方が高いものとなっている。
リフレクタ24の付加反射面24a1は、該リフレクタ24の反射面24aにおける光軸Axよりも下方側に位置する略横長帯状の領域を前方へ突出させるようにして形成されている。具体的には、この付加反射面24a1は、その上端縁が光軸Axの下方10mm程度の高さに位置しており、その下端縁はリフレクタ24の底面壁24cの上面に位置しており、その前端縁は光源22aのやや前方に位置している。
この付加反射面24a1は、点Bを第1焦点とするとともに投影レンズ28の後側焦点Fを第2焦点とする回転楕円面で構成されている。そしてこれにより、この付加反射面24a1は、光源22aが前方移動位置に移動したとき、該付加反射面24a1で反射した光源22aからの光を、図2および3に示すように、投影レンズ28の後側焦点Fに収束させるようになっている。その際、この付加反射面24a1で反射した光源22aからの光は、図4に示すように、可動シェード32が遮光位置にあれば、その略半分が可動シェード32に入射して該可動シェード32により遮蔽され、一方、可動シェード32が遮光解除位置にあれば、その全量が可動シェード32に入射することなく投影レンズ28へ向かう光となる。
一方、このように付加反射面24a1が上記回転楕円面で構成されていることから、光源22aが基準位置にあるときには、この付加反射面24a1で反射した光源22aからの光は、図2および3に示すように、投影レンズ28の後側焦点Fよりも下方側において略収束する光となる。そして、この反射光は、図4に示すように、可動シェード32が遮光位置にあれば、その略全量が可動シェード32に入射して該可動シェード32により遮蔽され、一方、可動シェード32が遮光解除位置にあれば、その大半が可動シェード32に入射することなく投影レンズ28へ向かう光となる。
図5は、車両用前照灯10から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンPL、PMを透視的に示す図である。
同図(a)に示すロービーム用配光パターンPLは、通常走行用の配光パターンであって、光源22aが基準位置にあり、可動シェード32が遮光位置にあるときに形成されるようになっている。
このロービーム用配光パターンPLは、左配光のロービーム用配光パターンであって、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2を有している。このカットオフラインCL1、CL2は、灯具正面方向の消点であるH−Vを鉛直方向に通るV−V線を境にして左右段違いで水平方向に延びており、V−V線よりも右側の対向車線側部分が下段カットオフラインCL1として形成されるとともに、V−V線よりも左側の自車線側部分が、この下段カットオフラインCL1から傾斜部を介して段上がりになった上段カットオフラインCL2として形成されている。このロービーム用配光パターンPLにおいて、下段カットオフラインCL1とV−V線との交点であるエルボ点Eの位置は、H−Vの0.5〜0.6°程度下方の位置に設定されており、このエルボ点Eを囲むようにして高光度領域であるホットゾーンHZLが形成されるようになっている。
このロービーム用配光パターンPLは、リフレクタ24の反射面24aで反射した光源22aからの光によって投影レンズ28の後側焦点面上に形成された光源22aの像を、投影レンズ28により上記仮想鉛直スクリーン上に反転投影像として投影することにより形成され、そのカットオフラインCL1、CL2は、可動シェード32の上端縁32aの反転投影像として形成される。
一方、同図(b)に示すロービーム用配光パターンPMは、高速走行用の配光パターンであって、光源22aが前方移動位置にあり、可動シェード32が遮光位置にあるときに形成されるようになっている。
このロービーム用配光パターンPMは、そのカットオフラインCL1、CL2に関してはロービーム用配光パターンPLの場合と全く同様であるが、その全体的な拡散角はロービーム用配光パターンPLの場合よりもやや小さく、かつ、そのホットゾーンHZMはロービーム用配光パターンPLのホットゾーンHZLよりも明るいものとなっている。これは、光源22aが基準位置にあるときよりも前方移動位置にあるときの方が、リフレクタ24の反射面24aからの反射光の投影レンズ28の後側焦点面での集光度合が高いものとなっていること、および付加反射面24a1からの反射光が付加されることによるものである。
この点について詳述すると、以下のとおりである。
ロービーム用配光パターンPLは、図6(a)に示す基本配光パターンPL0と、図7(a)に示す付加配光パターンPLaとを合成した配光パターンとして形成され、一方、ロービーム用配光パターンPMは、図6(b)に示す基本配光パターンPM0と、図7(b)に示す付加配光パターンPMaとを合成した配光パターンとして形成されるようになっている。
ここで、図6(a)に示す基本配光パターンPL0は、リフレクタ24の反射面24aにおける付加反射面24a1以外の部分(以下「一般反射部」ともいう)からの反射光によって形成される配光パターンであり、また、図7(a)に示す付加配光パターンPLaは、リフレクタ24の付加反射面24a1からの反射光によって形成される配光パターンである。
図7(a)に示すように、付加配光パターンPLaは、エルボ点Eの上方近傍に位置しており、カットオフラインCL1、CL2よりも下方側には形成されない。これは、光源22aが基準位置にあるときには、付加反射面24a1からの反射光が可動シェード32によって遮蔽されることによるものである。したがって、図5(a)に示すロービーム用配光パターンPLは、図6(a)に示す基本配光パターンPL0と全く同一の配光パターンとなる。
なお、この付加配光パターンPLaは、可動シェード32が遮光解除位置へ移動したときには、ハイビーム用配光パターンの一部として、カットオフラインCL1、CL2の上方近傍に形成されることとなる。その際、この付加配光パターンPLaは、H−Vの上方近傍への集光度合が高い略扇形の配光パターンとなってので、ハイビーム用配光パターンの中心光度向上に寄与するものとなる。
一方、図7(b)に示すように、付加配光パターンPMaは、カットオフラインCL1、CL2を跨ぐようにしてエルボ点E近傍に位置しており、その略下半部がカットオフラインCL1、CL2よりも下方側に形成されている。これは、光源22aが前方移動位置にあるときには、付加反射面24a1からの反射光が投影レンズ28の後側焦点Fに収束することによるものである。そして、図5(b)に示すロービーム用配光パターンPMは、この付加配光パターンPMaが図6(a)に示す基本配光パターンPM0のエルボ点E近傍に重畳されたものとなる。また、光源22aが前方移動位置にあるときには、反射面24aの一般反射部からの反射光も、投影レンズ28の後側焦点面での集光度合が高いものとなることから、図6(b)に示すように、基本配光パターンPM0自体も、そのホットゾーンHZM0が、基本配光パターンPL0のホットゾーンHZL0よりも明るいものとなっている。また、この基本配光パターンPM0は、その下端縁がV−V線近傍において上方側にくびれるように湾曲しているが、これは、光源22aの前方移動による配光パターンの形状変化に関して、反射面24aにおける光軸Axの上下方向に位置する部分からの反射光の方が、その光軸Axの左右方向に位置する部分からの反射光よりも感度が高いことによるものである。
なお、この付加配光パターンPMaも、可動シェード32が遮光解除位置へ移動したときには、ハイビーム用配光パターンの一部として、カットオフラインCL1、CL2の上方近傍に形成されることとなる。その際、この付加配光パターンPMaは、エルボ点E近傍への集光度合が高い略円形の配光パターンとなっているので、ハイビーム用配光パターンの中心光度向上に寄与するものとなる。
図7(c)、(d)は、仮に反射面24aの一部として付加反射面24a1が形成されておらず、この付加反射面24a1の部分が一般反射部と同様の反射面で構成されていたとした場合に、付加配光パターンPLa、PMaの代わりに形成される付加配光パターンPLa´、PMa´を示す図である。
同図(c)に示すように、付加配光パターンPLa´は、付加配光パターンPLaに比して集光度合が低い略横長楕円形の配光パターンとなる。この付加配光パターンPLa´は、カットオフラインCL1、CL2の上方に位置しているので、ロービーム用配光パターンPLには影響を与えないが、ハイビーム用配光パターンでは、その中心光度向上にあまり寄与しないものとなる。
一方、同図(d)に示すように、付加配光パターンPMa´は、略逆三角形の配光パターンとなり、その下端頂点部のみがカットオフラインCL1、CL2よりも下方側に形成されたものとなる。このため、この付加配光パターンPMa´は、ロービーム用配光パターンPMの中心光度向上にあまり寄与しないものとなる。また、この付加配光パターンPMaは、ハイビーム用配光パターンでは、その中心光度向上にある程度寄与するものとなるが、付加配光パターンPMaに比してその寄与の度合は低いものとなっている。
図8は、上記仮想鉛直スクリーン上に形成される光源22aの像を、図7に対応させて示す図である。
同図(a)に示すように、光源22aが基準位置にあるとき、反射面24aの一般反射部における光軸Axの真上に位置する点からの反射光により形成される光源像IL0は、その上端縁がエルボ点Eの下方に少し離れた位置にあり、一方、付加反射面24a1における光軸Axの真下に位置する点からの反射光により形成される光源像ILaは、その下端縁がエルボ点Eの上方近傍の位置にある。
この状態から、同図(b)に示すように、光源22aが前方移動位置へ移動すると、反射面24aの一般反射部における光軸Axの真上に位置する点からの反射光により形成される光源像IM0は、その上端縁がエルボ点Eの上方近傍の位置まで移動し、一方、付加反射面24a1における光軸Axの真下に位置する点からの反射光により形成される光源像IMaは、その下端縁がエルボ点Eの下方に少し離れた位置まで移動する。このため、これら2つの光源像IM0、IMaは、エルボ点Eの下方近傍においてかなりの部分が重複した状態になる。
これに対し、仮に反射面24aの一部として付加反射面24a1が形成されておらず、この付加反射面24a1の部分が一般反射部と同様の反射面で構成されていたとした場合には、同図(c)に示すように、光源22aが基準位置にあるとき、反射面24aにおける光軸Axの真上に位置する点からの反射光により形成される光源像IL0´については、光源像IL0と同様、その上端縁がエルボ点Eの下方に少し離れた位置にあるが、反射面24aにおける光軸Axの真下に位置する点からの反射光により形成される光源像ILa´は、その下端縁がエルボ点Eの上方に少し離れた位置にある。
この状態から、同図(d)に示すように、光源22aが前方移動位置へ移動すると、反射面24aにおける光軸Axの真上に位置する点からの反射光により形成される光源像IM0´は、光源像IM0と同様、その上端縁がエルボ点Eの上方近傍の位置まで移動し、一方、反射面24aにおける光軸Axの真下に位置する点からの反射光により形成される光源像IMa´は、その下端縁がエルボ点Eの下方近傍の位置まで移動する。このため、これら2つの光源像IM0´、IMa´は、エルボ点Eの下方近傍において少しだけ重複した状態になる。
本実施形態のように、反射面24aの一部として付加反射面24a1を形成することにより、同図(b)に示す2つの光源像IM0、IMaの重複部分の大きさと、同図(d)に示す2つの光源像IM0´、IMa´の重複部分の大きさとの差に相当する分だけ、図5(b)に示すロービーム用配光パターンPMの中心光度が高められることとなる。
以上詳述したように、本実施形態に係る車両用前照灯10は、可動シェード32を備えたプロジェクタ型の車両用前照灯であって、ロービーム用配光パターンを形成し得る構成となっているが、その光源22aは、光軸Ax上に位置する基準位置と、この基準位置の前方側に位置する前方移動位置との間において移動し得るように構成されており、また、そのリフレクタ24の反射面24aにおける光軸Axよりも下方側に位置する所定部位には、前方移動位置における光源中心の点Bを第1焦点とするとともに投影レンズ28の後側焦点Fを第2焦点とする回転楕円面からなる付加反射面24a1が形成されているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、光源22aが基準位置にあるときには、上端縁32aが投影レンズ28の後側焦点Fを通るように配置された可動シェード32によって、リフレクタ24からの反射光の一部が遮蔽され、その上端縁32aの反転像としてのカットオフラインCL1、CL2を上端部に有するロービーム用配光パターンPLが形成されることとなる。
一方、光源22aが前方移動位置へ移動すると、リフレクタ24からの反射光の、投影レンズ28の後側焦点面での集光度合が高まるので、光源22aが基準位置にあるときに比して、全体的に拡散角が小さく中心光度が高い遠方視認性に優れたロービーム用配光パターンPMが形成されることとなる。しかも、このロービーム用配光パターンPMは、その下端縁がV−V線近傍において上方側にくびれるように湾曲したものとなるので、その分だけ車両前方路面の近距離領域の明るさが減少することとなり、遠方視認性が一層高められたものとなる。
したがって、光源22aが基準位置にあるときには、ロービーム用配光パターンを通常走行に適したものとするとともに、光源22aが前方移動位置へ移動したときには、ロービーム用配光パターンを高速走行に適したものとすることができる。
しかもその際、付加反射面24a1は、前方移動位置における光源中心の点Bを第1焦点とするとともに投影レンズ28の後側焦点Fを第2焦点とする回転楕円面で構成されているので、この付加反射面24a1からの反射光を、投影レンズ28の後側焦点Fに収束させることができ、これによりロービーム用配光パターンPMの中心光度を最大限に高めてこれを遠方視認性に一層優れたものとすることができる。
このように本実施形態に係る車両用前照灯10においては、その光源22aの移動により、通常走行に適したロービーム用配光パターンPLと高速走行に適したロービーム用配光パターンPMとを選択的に形成することができる。
その際、本実施形態に係る車両用前照灯10においては、前方移動位置が基準位置よりもやや下方側の位置に設定されているので、この前方移動位置が基準位置と同じ高さに位置設定されている場合に比して、光源22aが前方移動位置へ移動したときに、リフレクタ24の反射面24aからの反射光が投影レンズ28の後側焦点Fにおいて収束する位置を、やや上方側に変位させることができ、これにより可動シェード32による遮光量を少なくして光源光束を有効に利用することができる。そしてこれにより、光源22aが前方移動位置へ移動したときに形成されるロービーム用配光パターンPMの中心光度をさらに高めることができる。
また、本実施形態に係る車両用前照灯10においては、その付加反射面24a1が、光源22aが基準位置にあるとき、該付加反射面24a1からの反射光の略全量が可動シェード32へ入射する構成となっているので、この付加反射面24a1からの反射光により、光源22aが基準位置にあるときに形成されるロービーム用配光パターンPLを、通常走行用のロービーム用配光パターンとして必要以上に明るくなりすぎてしまわないようにすることができる。
ただし、このようにする代わりに、光源22aが基準位置にあるとき、付加反射面24a1からの反射光の一部が可動シェード32へ入射する構成とすることも可能である。このような構成を採用することにより、例えば、光源バルブ22として、本実施形態のような放電バルブではなく、光源光束を十分に確保することができないハロゲンバルブ等が用いられるような場合であっても、通常走行用のロービーム用配光パターンの中心光度をある程度高めることができる。
本実施形態に係る車両用前照灯10においては、遮光位置と遮光解除位置とを採り得るように構成された可動シェード32が用いられているので、この可動シェード32を移動させることにより、ロービームとハイビームとのビーム切換えを行うことができる。なお、本実施形態のように可動シェード32を用いる代わりに、遮光位置に固定されたシェードを備えた構成とし、車両用前照灯10をロービーム専用灯具として構成することも可能である。
ところで、本実施形態に係る車両用前照灯10は、その付加反射面24a1が回転楕円面で構成されているので、光源22aが前方移動位置へ移動したとき、この付加反射面24a1からの反射光の、投影レンズ28の後側焦点F近傍への集光度合を最大限に高めることができるが、このようにする代わりに、付加反射面24a1の鉛直断面形状については、前方移動位置における光源中心の点Bを第1焦点とするとともに投影レンズ28の後側焦点Fを第2焦点とする楕円形に設定した上で、その水平断面形状については、鉛直断面形状を構成する楕円形を多少変形させた曲線で構成することも可能である。このようにすることにより、付加反射面24a1からの反射光により形成される付加配光パターンを、図7(b)に示す付加配光パターンPMaを左右方向に多少拡げたようなものとすることができ、これによりホットゾーンHZMを横長に形成することができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用前照灯を示す側断面図 上記車両用前照灯の灯具ユニットを単品で示す側断面図 上記灯具ユニットを単品で示す平断面図 図2の要部詳細図 上記車両用前照灯から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成されるロービーム用配光パターンを透視的に示す図であって、同図(a)は光源が基準位置にあるときの図、同図(b)は光源が前方移動位置に移動したときの図 上記灯具ユニットのリフレクタの反射面における付加反射面以外の部分からの反射光により形成される基本配光パターンを示す図 上記付加反射面からの反射光により形成される付加配光パターンを、比較例(c)、(d)と共に示す図 上記仮想鉛直スクリーン上に形成される光源の像を、図7に対応させて示す図
符号の説明
10 車両用前照灯
12 ランプボディ
14 透光カバー
20 灯具ユニット
22 光源バルブ
22a 光源
24 リフレクタ
24a 反射面
24a1 付加反射面
24b 後頂開口部
24c 底面壁
24d、24f 装置取付部
24e、34b ブラケット
24g、34c、40a、40b 位置決め用当接部
26 ホルダ
26a エイミングブラケット
28 投影レンズ
30 線バネ
32 可動シェード
32a 上端縁
32b ステー
34 バルブ支持ベース
34a バルブ挿着部
36 シェード駆動装置
36a、38a プランジャ
38 光源駆動装置
40 固定シェード
42、44 回動ピン
50 エイミング機構
A、B、C 点
Ax 光軸
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
HZL、HZL0、HZM、HZM0 ホットゾーン
IL0、ILa、IM0、IMa 光源像
PL、PM ロービーム用配光パターン
PL0、PM0 基本配光パターン
PLa、PMa 付加配光パターン

Claims (3)

  1. 車両前後方向に延びる光軸上に配置された投影レンズと、この投影レンズの後側焦点よりも後方側に配置された光源と、この光源からの光を前方へ向けて上記光軸寄りに反射させるリフレクタと、上端縁が上記後側焦点近傍を通るように配置され、上記リフレクタからの反射光の一部を遮蔽するシェードと、を備えてなる車両用前照灯において、
    上記光源が、上記光軸近傍に位置する基準位置と、この基準位置よりも前方側に位置する前方移動位置との間において移動し得るように構成されており、
    上記リフレクタの反射面における上記光軸よりも下方側に位置する所定部位に、上記前方移動位置近傍の点を第1焦点とするとともに上記後側焦点近傍の点を第2焦点とする略楕円形の鉛直断面形状を有する付加反射面が形成されており、
    上記付加反射面が、上記光源が上記基準位置にあるとき、該付加反射面からの反射光の略全量を上記シェードに入射させるように構成されている、ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 上記付加反射面が、回転楕円面で構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
  3. 上記前方移動位置が、上記基準位置よりも下方側に位置している、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用前照灯。
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