[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4531571B2 - 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器 - Google Patents

抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4531571B2
JP4531571B2 JP2005000217A JP2005000217A JP4531571B2 JP 4531571 B2 JP4531571 B2 JP 4531571B2 JP 2005000217 A JP2005000217 A JP 2005000217A JP 2005000217 A JP2005000217 A JP 2005000217A JP 4531571 B2 JP4531571 B2 JP 4531571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
antibacterial agent
wall
concave portion
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005000217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006188115A (ja
Inventor
慎一 原
昭彦 吉田
隆夫 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005000217A priority Critical patent/JP4531571B2/ja
Application filed by Valeo Thermal Systems Japan Corp filed Critical Valeo Thermal Systems Japan Corp
Priority to EP05028142A priority patent/EP1676734B1/en
Priority to AT05028142T priority patent/ATE455000T1/de
Priority to DE602005018894T priority patent/DE602005018894D1/de
Priority to ES05028142T priority patent/ES2337368T3/es
Priority to US11/325,580 priority patent/US7621807B2/en
Priority to CN200610004024XA priority patent/CN1807137B/zh
Publication of JP2006188115A publication Critical patent/JP2006188115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4531571B2 publication Critical patent/JP4531571B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0085Smell or pollution preventing arrangements
    • B60H3/0092Smell or pollution preventing arrangements in the interior of the HVAC unit, e.g. by spraying substances inside the unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/0085Smell or pollution preventing arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

本発明は、エバポレータ及びその周辺部分における微生物の繁殖防止の機能を有する車両用空調装置の空気通路内に配置する抗菌剤を封入した容器の固定機構とその容器に関する。
自動車用エアコンから悪臭が発生する原因として、エアコン内に繁殖した細菌等の微生物の活動が挙げられる。エアコン内は、エバポレータコアから発生する結露水によって、細菌類の繁殖しやすい環境となっている。微生物の繁殖防止対策としてはユニット内の抗菌処理や乾燥が考えられる。
エアコン内の樹脂に抗菌剤を配合するという方法は、数多く試みられているが、抗菌剤の上にダストが堆積すると効果が無くなるなどの問題があった。そこで、その対策として揮発性の抗菌剤を使用するという提案がなされている(例えば特許文献1、2又は3を参照)。
特開平11−211126号公報 特開2000−88270号公報 特公平6−78821号公報
これらの先行技術では、揮発性抗菌剤をエアコン内に置くということであるが、自動車用エアコンに提供した場合、夏場にはエアコン内でも50℃近くに達するため、揮発量が増加してしまい、抗菌剤の寿命が短くなるという点に対して考慮されていなかった。
そこで、HVAC内に抗菌剤として、イソチオシアネート類、特にアリルイソチオシアネート(AIT)を用い、抗菌剤の容器の材質としてポリプロピレンを用いたものを使用すると、抗菌剤がポリプロピレンを透過して抗菌効果が得られるということがわかった。
しかし、抗菌剤を車両用空調装置のフィルタと一体化し、その全体をアルミニウム蒸着フィルム等のガスバリア性フィルムでパック包装した場合、製造後の保管中にフィルムパック内で抗菌剤が揮発し、フィルタに吸着するという問題が生じた。
そこで、フィルタと抗菌剤容器とを別々にフィルムパックしたいという要求が生じた。この要求を満たすためには、フィルタを車両用空調装置に取り付ける際に、抗菌剤容器をフィルムパックから開封して、抗菌剤容器を、フィルタないし設置済みフィルタの隣接箇所に簡易に固定できることが望まれる。
また、フィルタと抗菌剤の寿命は異なるため、それぞれ適切な交換時期に交換したいという要望もある。
そこで、本発明の目的は、(1)保管中に抗菌剤のフィルタへの吸着を防止すること、(2)そのために、容器とフィルタを分離可能な構造とし、且つ、フィルタないし設置済みフィルタの隣接箇所に、容器を簡易に固定できること、(3)フィルタと抗菌剤をそれぞれ簡易な作業で別々に交換できること、を満たす容器の固定機構を提供することである。また、簡易に交換しうる容器を提供することを目的とする。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構は、空気吸気口から浄化空気吐出口に向かって空気流れを形成する空気通路を有し、該空気通路に、少なくとも、前記空気流れを発生させる送風機と、前記空気流れが通気する際に異物を除去するフィルタと、前記空気流れを冷却するエバポレータと、抗菌剤を封入した容器とを配置した車両用空調装置における前記容器の固定機構であって、前記フィルタの出し入れ口を前記空気通路の壁面に設け、前記出し入れ口を開閉する蓋を設け、該蓋の壁のうち前記空気通路の内部側に、前記容器を着脱自在に固定する固定手段を設け、且つ、前記容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、前記空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、前記空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁となるように固定することを特徴とする。空気流れの上流側に向かう壁を肉厚壁とし、空気流れの下流側に向かう壁を肉薄壁とすることで、抗菌剤の過度の揮発を抑制することができる。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構では、前記容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を設け、他方の外壁面に凸部を設け、
前記固定手段は、前記蓋の壁のうち前記空気通路の内部側に、前記容器の凹部及び凸部と同形状の凹部及び凸部を対向し合う関係で設けたものであり、
前記蓋の凸部に前記容器の凹部を嵌着し且つ前記蓋の凹部に前記容器の凸部を嵌着することにより、前記容器を前記蓋に着脱自在に固定することが好ましい。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構では、2個以上の前記容器同士を、前記凹部に前記凸部を嵌着することで、列状に一体化させ、前記蓋の凹部に、一体化した前記容器の端の凸部を嵌着し且つ前記蓋の凸部に、一体化した前記容器の端の凹部を嵌着することで、前記一体化した容器を固定することが好ましい。複数の容器を固定可能とすることで、別種の抗菌剤を同時にHVACシステム内に配置し或いは同種の抗菌剤を配置する場合においてもその量を増やすことが可能である。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構は、抗菌剤を封入した容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を設け、他方の外壁面に凸部を設け、車両用空調装置の空気通路に配置するためのフィルタを保持したフィルタ枠体に前記凹部及び前記凸部と同形状の凹部及び凸部を対向し合う関係で設け、前記フィルタ枠体の凸部に前記容器の凹部を嵌着し且つ前記フィルタ枠体の凹部に前記容器の凸部を嵌着することにより、前記容器を前記フィルタ枠体に固定し、且つ、前記容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、前記空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、前記空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁となるように固定することを特徴とする。空気流れの上流側に向かう壁を肉厚壁とし、空気流れの下流側に向かう壁を肉薄壁とすることで、抗菌剤の過度の揮発を抑制することができる。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構では、2個以上の前記容器同士を、前記凹部に前記凸部を嵌着することで、列状に一体化させ、前記フィルタ枠体の凹部に、一体化した前記容器の端の凸部を嵌着し且つ前記フィルタ枠体の凸部に、一体化した前記容器の端の凹部を嵌着することで、前記一体化した容器を固定することが好ましい。複数の容器を固定可能とすることで、別種の抗菌剤を同時にHVACシステム内に配置し或いは同種の抗菌剤を配置する場合においてもその量を増やすことが可能である。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構では、前記凹部は、装着時の空気流れの上流と下流とを区別するために、C文字形状の凸起を形成することで該C文字形状の凸起の内側に凹陥部を形成してなるものであり、
前記凸部は、円周及び該円周上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状或いは楕円曲線及び該楕円曲線上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状の凸起を形成してなるものであり、
前記凹部と前記凸部との嵌着は、前記凹陥部に、前記円周の凸起若しくは前記楕円曲線の凸起が嵌挿され、且つ、前記C文字形状の欠切部分の凹陥部に前記法線の凸起が嵌合されることによりなされることが好ましい。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器は、ポリプロピレン樹脂により形成され、密閉された中空容器に、少なくとも抗菌剤が封入されてなり、且つ、前記中空容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を有し、他方の外壁面に前記凹部と嵌脱自在の関係の形状の凸部を有し、且つ、前記凹部は、C文字形状の凸起を形成することで該C文字形状の凸起の内側に凹陥部を形成してなるものであり、前記凸部は、円周及び該円周上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状或いは楕円曲線及び該楕円曲線上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状の凸起を形成してなるものであり、前記凹部と前記凸部との嵌着は、前記凹陥部に、前記円周の凸起若しくは前記楕円曲線の凸起が嵌挿され、且つ、前記C文字形状の欠切部分の凹陥部に前記法線の凸起が嵌合されることによりなされ、且つ、前記中空容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、前記凹部と前記凸部は、前記中空容器の車両用空調装置における取り付け方向が、空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁であるように、取付方向決めとなることを特徴とする。空気流れの上流側に向かう壁を肉厚壁とし、空気流れの下流側に向かう壁を肉薄壁とすることで、抗菌剤の過度の揮発を抑制することができる。
本発明に係る抗菌剤を封入した容器では、前記抗菌剤は、アリルイソチオシアネートであることが好ましい。アリルイソチオシアネートは、ポリプロピレン樹脂を適度に透過するので、HVAC内で抗菌剤を徐々に放出させることが容易にできる。
本発明は、保管中に抗菌剤のフィルタへの吸着を防止できる。また、容器とフィルタを分離可能な構造とし、且つ、フィルタないし設置済みフィルタの隣接箇所に、容器を簡易に固定することができる。さらにフィルタと抗菌剤をそれぞれ簡易な作業で別々に交換できる。
本発明について実施例を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。まず、本実施形態に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構を搭載することとなる車両用空調装置について説明する。
図1に本実施形態に係る容器の固定機構を搭載するための車両用空調装置について、空気吸気口からエバポレータまでの空気通路における側面概略図を示した。この車両用空調装置100は、空気通路を形成する空調装置本体10を備えている。空調装置本体10には、インテークドア11によって開閉される内気吸込み口10b及び外気吸込み口10cからなる空気吸入口10aと、空気吸入口10aに連なる空気通路10d、並びに浄化空気吐出口10fとが形成されている。空気通路10dには、送風機であるブロア20とフィルタユニット30とエバポレータ40とが上流側から順に設けられている。ブロア20を駆動すると、空気吸入口10aのうち開いた側から空気通路10d内に、空気が取り込まれる。この空気は、フィルタユニット30を通過した後、のちにエバポレータ40によって冷却されることとなる空気流れ10eを形成する。その後、エアミックスドア(不図示)、ヒータ(不図示)などを経て、車室内に吹き出される。
図1では、空気流れ10eの上流からブロア20、フィルタユニット30、エバポレータ40の順に配置したが、フィルタユニット、エバポレータ、ブロアの順或いはフィルタユニット、ブロア、エバポレータの順に配置しても良い。
フィルタユニット30は空気を浄化するためのものであり、フィルタ面が覆われないようにフィルタ端部を固定するフィルタ枠体に、集塵フィルタのみ或いは集塵フィルタと脱臭フィルタとの組み合わたのフィルタが組み込まれている。これらのフィルタはフィルタ面積を大きくするためにプリーツ状に加工されていることが好ましい。また、脱臭フィルタを設ける場合には脱臭フィルタに光触媒を担持させ、紫外線発生ランプにより脱臭フィルタに付着した脱臭成分を分解させることがより好ましい。なお、フィルタ枠体を空調装置本体10に着脱自在に固定するために、フィルタ枠に係止爪(不図示)を設けることが好ましい。これにより各種フィルタの保守又は交換が容易となる。なお、紫外線発生ランプはフィルタ枠体に固定せずに空調装置本体10に支持させても良く、またフィルタ枠に固定しても良い。また、フィルタ枠を格子状に分割して、分割したそれぞれの枠体内にフィルタを組み込んでも良い。また、フィルタ枠を用いずにフィルタのみを配置しても良い。
(第1実施形態)
次に車両用空調装置100に抗菌剤を封入した容器を固定するときの第1実施形態に係る容器の固定機構を説明する。第1実施形態に係る抗菌剤を封入した容器の固定機構は、空気吸気口から浄化空気吐出口に向かって空気流れを形成する空気通路を有し、該空気通路に、少なくとも、前記空気流れを発生させる送風機と、前記空気流れが通気する際に異物を除去するフィルタと、前記空気流れを冷却するエバポレータと、抗菌剤を封入した容器とを配置した車両用空調装置における前記容器の固定機構である。そして、前記フィルタの出し入れ口を前記空気通路の壁面に設け、前記出し入れ口を開閉する蓋を設け、該蓋の壁のうち前記空気通路の内部側に、前記容器を着脱自在に固定する固定手段を設けるというものである。
図2に第1実施形態に係る容器の固定機構の概略図を示した。図2(a)は、図2(b)で示したA−A’断面図である。図2(b)は、図1におけるエバポレータ40及びフィルタユニット30付近の拡大概略図である。抗菌剤を封入した容器31は、車両用空調装置100の空気通路10d内に固定されている。より具体的には、容器31の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面31aに凹部54を設け、他方の外壁面31bに凸部55を設ける。一方、空気通路10dを区画する空調装置本体10の壁面にフィルタユニット30の出し入れ口50が設けられていて、さらに出し入れ口50を開閉する蓋51が設けられている。そして、凹部54及び凸部55と同形状の凹部56及び凸部57が対向し合う関係で蓋51の壁面に設置される。これが容器31の固定手段となる。そして、蓋51の凸部57に容器31の凹部54を嵌着し且つ蓋51の凹部56に容器31の凸部55を嵌着することにより、容器31を着脱自在に固定する。第1実施形態に係る固定機構は、蓋51の凹部56と凸部57とを備える固定手段53により容器31を蓋51の内壁側に固定するものである。
蓋51の凹部56と凸部57に、容器31の凸部55及び凹部54を嵌着させることにより固定するものであることが好ましい。容器31を接着剤や両面テープで接着させた場合、抗菌剤成分により接着剤が劣化して、脱落のおそれがある。
図2では、1個の容器を嵌着させることにより固定する場合を示したが、複数の容器を蓋の内壁面側に同時に固定する形態としても良い。図3に複数の容器を固定する場合の第1形態に係る固定機構の概略図を示した。図3(a)は、複数の容器を一体化して蓋に固定する工程、図3(b)は蓋に一体化した複数の容器を固定している状態をそれぞれ示している。まず、2個以上の容器31同士を、凹部54に凸部55を嵌着することで、列状に一体化させる(図3(a))。次に、蓋51の凹部56に、一体化した容器の端の凸部55を嵌着し且つ蓋51の凸部57に、一体化した容器の端の凹部54を嵌着する(図3(a))。これによって、一体化した容器は、蓋51に固定される(図3(b))。小型容器の個数を調整することで蓋51の大きさに適合させることが可能である。
次に、容器31の凹部54及び凸部55、並びに、蓋51の凹部56及び凸部57の構造例を具体的に示し、これらの嵌合機構について説明する。容器31の凹部と蓋51の凹部56とは同一形状であり、また、容器31の凸部55と蓋51の凸部57とは同一形状である。よって、ここでは、容器31の凹部54及び凸部55を例として説明する。図4は、容器31の凹部54及び凸部55の形状の一形態を示す概略図である。凹部54は、C文字形状の凸起58を形成することでC文字形状の凸起の内側に凹陥部59を形成してなるものであり、凸部55は、円周60及び円周60上に起点を有し外側に伸びる法線61とからなる形状の凸起62を形成してなるものである。そして、凹部54と凸部55との嵌着は、凹陥部59に、円周60の凸起が嵌挿され、且つ、C文字形状の欠切部分63の凹陥部に法線61の凸起が嵌合されることによりなされる。C文字形状の欠切部分63の凹陥部に法線61の凸起が嵌合されることにより、凹部と凸部を嵌着させるときの回転方向の位置関係が一定関係に決められる。なお、凸部55は、楕円曲線及び該楕円曲線上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状の凸起を形成してなるものであっても良い(不図示)。その場合は、凹部54の凹陥部59の形状を同一形状の楕円曲線とする。
本実施形態において、フィルタユニット30の出し入れ口50の蓋51に抗菌剤を封入した容器31を固定する理由は、抗菌剤を封入した容器31の専用の出し入れ口の設置を省略し、兼用とすること、並びに、エバポレータは結露水により微生物が繁殖しやすい環境となるため、フィルタユニット30がエバポレータ40に隣接して配置されている場合において、エバポレータ及びその周辺部に抗菌剤を徐放させて微生物繁殖を防止するためである。
抗菌剤は、室温で揮発する抗菌剤であればいかなる抗菌剤でも使用しうる。例えばヒノキチオール、シンナムアルデヒド、イソチオシアネート類などがあるが、低濃度で抗菌性を有し、合成高分子をガス透過する性質を有する理由でアリルイソチオシアネートが特に好ましい。本実施形態では、アリルイソチオシアネートをゼオライト等の多孔質体の媒体に吸着させるか、吸水ポリマーの媒体に含浸させ、媒体を合成高分子製容器に封入して使用する。容器材料としてはアリルイソチオシアネートを拡散浸透によりガス透過させるポリプロピレンが好ましい。容器には通気孔を設けず、蓋を超音波溶着で完全に密閉させる。
密閉された中空容器に少なくとも抗菌剤が封入されている容器31は、空気通路において、空気流れ上流側の壁の壁厚よりも空気流れ下流側の壁の壁厚が薄くなるように成形され、固定されていることが好ましい。空気流れ上流側の壁に空気流れが当たっている場合、ガス透過した抗菌剤が早期に壁面から散逸する。ガス透過は濃度勾配に応じて拡散するため、ガス透過時に壁面に吸着している抗菌剤が早期に脱離すれば壁面での抗菌剤濃度が薄くなって抗菌剤のガス透過が促進される。抗菌剤は車両用空調装置が稼動しているときよりも車両用空調装置が停止中で空気通路に空気流れが発生していない状態のときに、エバポレータ及びその周辺に向けて徐放されたほうが微生物の繁殖を抑止できる。したがって、容器は、空気流れを受風することによる抗菌剤のガス透過の促進を防止する特性を有することが望まれ、エバポレータに向けてより多くの抗菌剤が揮発されることが望まれる。上流側の壁の壁厚を厚くする際には、抗菌剤のガス透過を非常に少なくし空気流れを受風したとしてもその影響は僅かである壁厚に設定する。例えばその壁厚は1.6〜3.0mm、好ましくは1.8〜2.2mmである。一方、空気流れを受風しにくい容器の下流側の壁の壁厚を薄くしても受風による抗菌剤の揮発は起こらず、壁厚を薄くすることによりエバポレータ側に方向性を持って抗菌剤を徐放させることができる。なお、容器の下流側の壁は、空気通路内が50℃程度の温度になっても抗菌剤が必要以上にガス透過しない程度の壁厚に設定する。例えばその壁厚は0.4〜1.2mm、好ましくは0.6〜1.0mmである。上記のように本実施形態では必要な方向のみ抗菌剤を徐放させることができるので、抗菌剤の寿命を延ばすことが可能となる。また、空気流れの上流と下流とを容易に判別して容器を取付けできるように、容器31の取り付け形状は、略C文字形状の凹部並びにそれに嵌合する凸部とすることが好ましい。C文字形状の欠切部分が取付方向決めとなる。
(第2実施形態)
次に車両用空調装置100に抗菌剤を封入した容器を固定するときの第2実施形態に係る容器の固定機構を説明する。図5に第2実施形態に係る容器の固定機構の概略図を示した。図5(a)は、複数の容器を一体化して蓋に固定する工程、図5(b)は蓋に一体化した複数の容器を固定している状態をそれぞれ示している。図5は、複数の容器を一体化してフィルタ枠体に同時に固定する形態を示したが、第1実施形態の場合と同様に1個の抗菌剤を封入した容器を固定することとしても良い。フィルタ枠体32に固定された抗菌剤を封入した容器31は、第1実施形態の場合と同様に車両用空調装置100の空気通路10d内に固定されることとなる。図5(a)において、2個以上の容器31同士を列状に一体化させることについては第1実施形態の場合と同一である。すなわち、抗菌剤を封入した容器31の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面31aに凹部54を設け、他方の外壁面31bに凸部55を設ける。一方、車両用空調装置の空気通路に配置するためのフィルタ33を保持したフィルタ枠体32に凹部54及び凸部55と同形状の凹部71及び凸部70を対向し合う関係で設ける。フィルタ枠体32の凹部71及び凸部70はフィルタ枠体の延長部72に設置されている。そして、フィルタ枠体32の凸部70に容器31の凹部54を嵌着し且つフィルタ枠体32の凹部71に容器31の凸部55を嵌着することにより、容器31をフィルタ枠体32に固定する。すなわち、第2実施形態に係る固定機構は、フィルタ枠体32に容器31を固定するものである。第1実施例と同様に、容器31はフィルタ枠体32に嵌着されているため、抗菌剤成分が存在しても接着剤の劣化のような現象は生じず、脱落のおそれは少ない。
容器31の凹部54及び凸部55、並びに,フィルタ枠体32に設けた凹部71及び凸部70の構造については、第1実施形態における容器31の凹部54及び凸部55、並びに、蓋51の凹部56及び凸部57の構造と同一構造のものとすることが好ましい。
第2実施形態において、フィルタ枠体32に抗菌剤を封入した容器31を固定する理由は、エバポレータは結露水により微生物が繁殖しやすい環境となるため、フィルタ33がエバポレータ40に隣接して配置されている場合において、エバポレータ及びその周辺部に抗菌剤を徐放させて微生物繁殖を防止するためである。
抗菌剤及びそれを封入するための容器は、第1実施形態の場合と同様である。また、第1実施形態の場合と同様に密閉された中空容器に少なくとも抗菌剤が封入されている容器31は、空気通路において、空気流れ上流側の壁の壁厚よりも空気流れ下流側の壁の壁厚が薄くなるように成形され、固定されていることが好ましい。さらに、凹部及び凹部の具体的形状例についても第1実施形態の場合と同様である。
本実施形態では、容器とフィルタを分離可能な構造とし、且つ、フィルタないし設置済みフィルタの隣接箇所に、容器を簡易に固定することができる。したがって、フィルタと抗菌剤入り容器とを別々の包装とすることができる。したがって、保管中に抗菌剤のフィルタへの吸着を防止できる。さらにフィルタと抗菌剤をそれぞれ簡易な作業で別々に交換できる。
本実施形態では、抗菌剤を封入した容器を複数、列状に一体化させた形態を示したが、この場合において、抗菌剤の代わりに芳香剤を入れた容器を混在させても良い。このとき、芳香剤を入れた容器は密閉せずに、芳香剤が容器外部に揮発できるように、容器に細孔を設けておくことが好ましい。
本実施形態に係る容器の固定機構を搭載するための車両用空調装置について、空気吸気口からエバポレータまでの空気通路における側面概略図を示した。 第1実施形態に係る容器の固定機構の概略図であり、(a)は(b)で示したA−A’断面図であり、(b)は図1におけるエバポレータ及びフィルタユニット付近の拡大概略図である。 複数の容器を固定する場合の第1形態に係る固定機構の概略図であり、(a)は複数の容器を一体化して蓋に固定する工程、(b)は蓋に一体化した複数の容器を固定している状態をそれぞれ示している。 抗菌剤を封入した容器の凹部及び凸部の形状の一形態を示す概略図である。 第2実施形態に係る容器の固定機構の概略図であり、(a)は複数の容器を一体化して蓋に固定する工程、(b)は蓋に一体化した複数の容器を固定している状態をそれぞれ示している。
符号の説明
100,車両用空調装置
10,空調装置本体
11,インテークドア
10a,空気吸入口
10b,内気吸込み口
10c,外気吸込み口
10d,空気通路
10f,浄化空気吐出口
20,ブロア
30,フィルタユニット
31,抗菌剤を封入した容器
32,フィルタ枠体
33,フィルタ
40、エバポレータ
50,出し入れ口
51,蓋
52,空気通路の内部側
53,固定手段
31a,31b,容器の外壁面
54,56,71,凹部
55,57,70,凸部
58,C文字形状の凸起
59,C文字形状の凸起の内側に凹陥部
60,円周
61,法線
62,凸起
63,C文字形状の欠切部分
72,フィルタ枠体の延長部

Claims (8)

  1. 空気吸気口から浄化空気吐出口に向かって空気流れを形成する空気通路を有し、該空気通路に、少なくとも、前記空気流れを発生させる送風機と、前記空気流れが通気する際に異物を除去するフィルタと、前記空気流れを冷却するエバポレータと、抗菌剤を封入した容器とを配置した車両用空調装置における前記容器の固定機構であって、
    前記フィルタの出し入れ口を前記空気通路の壁面に設け、前記出し入れ口を開閉する蓋を設け、該蓋の壁のうち前記空気通路の内部側に、前記容器を着脱自在に固定する固定手段を設け、且つ、前記容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、前記空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、前記空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁となるように固定することを特徴とする抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  2. 前記容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を設け、他方の外壁面に凸部を設け、
    前記固定手段は、前記蓋の壁のうち前記空気通路の内部側に、前記容器の凹部及び凸部と同形状の凹部及び凸部を対向し合う関係で設けたものであり、
    前記蓋の凸部に前記容器の凹部を嵌着し且つ前記蓋の凹部に前記容器の凸部を嵌着することにより、前記容器を前記蓋に着脱自在に固定することを特徴とする請求項1記載の抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  3. 2個以上の前記容器同士を、前記凹部に前記凸部を嵌着することで、列状に一体化させ、前記蓋の凹部に、一体化した前記容器の端の凸部を嵌着し且つ前記蓋の凸部に、一体化した前記容器の端の凹部を嵌着することで、前記一体化した容器を固定することを特徴とする請求項2記載の抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  4. 抗菌剤を封入した容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を設け、他方の外壁面に凸部を設け、車両用空調装置の空気通路に配置するためのフィルタを保持したフィルタ枠体に前記凹部及び前記凸部と同形状の凹部及び凸部を対向し合う関係で設け、
    前記フィルタ枠体の凸部に前記容器の凹部を嵌着し且つ前記フィルタ枠体の凹部に前記容器の凸部を嵌着することにより、前記容器を前記フィルタ枠体に固定し、且つ、前記容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、前記空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、前記空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁となるように固定することを特徴とする抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  5. 2個以上の前記容器同士を、前記凹部に前記凸部を嵌着することで、列状に一体化させ、前記フィルタ枠体の凹部に、一体化した前記容器の端の凸部を嵌着し且つ前記フィルタ枠体の凸部に、一体化した前記容器の端の凹部を嵌着することで、前記一体化した容器を固定することを特徴とする請求項4記載の抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  6. 前記凹部は、C文字形状の凸起を形成することで該C文字形状の凸起の内側に凹陥部を形成してなるものであり、
    前記凸部は、円周及び該円周上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状或いは楕円曲線及び該楕円曲線上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状の凸起を形成してなるものであり、
    前記凹部と前記凸部との嵌着は、前記凹陥部に、前記円周の凸起若しくは前記楕円曲線の凸起が嵌挿され、且つ、前記C文字形状の欠切部分の凹陥部に前記法線の凸起が嵌合されることによりなされることを特徴とする請求項2、3、4又は5記載の抗菌剤を封入した容器の固定機構。
  7. ポリプロピレン樹脂により形成され、密閉された中空容器に、少なくとも抗菌剤が封入されてなり、且つ、
    前記中空容器の対向し合う壁のいずれか一方の外壁面に凹部を有し、他方の外壁面に前記凹部と嵌脱自在の関係の形状の凸部を有し、且つ、前記凹部は、C文字形状の凸起を形成することで該C文字形状の凸起の内側に凹陥部を形成してなるものであり、前記凸部は、円周及び該円周上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状或いは楕円曲線及び該楕円曲線上に起点を有し外側に伸びる法線とからなる形状の凸起を形成してなるものであり、前記凹部と前記凸部との嵌着は、前記凹陥部に、前記円周の凸起若しくは前記楕円曲線の凸起が嵌挿され、且つ、前記C文字形状の欠切部分の凹陥部に前記法線の凸起が嵌合されることによりなされ、且つ、
    前記中空容器は、対向し合う壁のうち一方を肉厚壁とし、他方を肉薄壁とした容器であり、且つ、
    前記凹部と前記凸部は、前記中空容器の車両用空調装置における取り付け方向が、空気流れの上流側に向かう壁を前記肉厚壁とし、空気流れの下流側に向かう壁を前記肉薄壁であるように、取付方向決めとなることを特徴とする抗菌剤を封入した容器。
  8. 前記抗菌剤は、アリルイソチオシアネートであることを特徴とする請求項記載の抗菌剤を封入した容器。
JP2005000217A 2005-01-04 2005-01-04 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器 Expired - Lifetime JP4531571B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000217A JP4531571B2 (ja) 2005-01-04 2005-01-04 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器
AT05028142T ATE455000T1 (de) 2005-01-04 2005-12-22 Befestigungsmechanismus für einen behälter in welchem ein antibakterielles mittel versiegelt ist und behälter dafür
DE602005018894T DE602005018894D1 (de) 2005-01-04 2005-12-22 Befestigungsmechanismus für einen Behälter in welchem ein antibakterielles Mittel versiegelt ist und Behälter dafür
ES05028142T ES2337368T3 (es) 2005-01-04 2005-12-22 Mecanismo de fijacion para un recipiente en el que un agente antibacteriano es sellado y recipiente correspondientes.
EP05028142A EP1676734B1 (en) 2005-01-04 2005-12-22 Fixing mechanism for a container in which an antibacterial agent is sealed and container therefor
US11/325,580 US7621807B2 (en) 2005-01-04 2006-01-04 Fixing mechanism for a container in a vehicle air conditioning device
CN200610004024XA CN1807137B (zh) 2005-01-04 2006-01-04 用于其内封装有抗菌剂的容器的固定机构及用于此的容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005000217A JP4531571B2 (ja) 2005-01-04 2005-01-04 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006188115A JP2006188115A (ja) 2006-07-20
JP4531571B2 true JP4531571B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=36128432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005000217A Expired - Lifetime JP4531571B2 (ja) 2005-01-04 2005-01-04 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7621807B2 (ja)
EP (1) EP1676734B1 (ja)
JP (1) JP4531571B2 (ja)
CN (1) CN1807137B (ja)
AT (1) ATE455000T1 (ja)
DE (1) DE602005018894D1 (ja)
ES (1) ES2337368T3 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007871A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Daikin Ind Ltd 換気装置
WO2014104793A1 (ko) * 2012-12-28 2014-07-03 한라비스테온공조 주식회사 차량용 향발생 카트리지
US9809089B2 (en) 2012-12-28 2017-11-07 Hanon Systems Aroma-diffusing cartridge for vehicle
CN104807094B (zh) * 2015-05-06 2018-07-10 安徽江淮汽车集团股份有限公司 一种汽车空调主机结构和一种汽车
KR200483104Y1 (ko) * 2015-11-18 2017-04-05 주식회사 유라코퍼레이션 차량용 에어컨 필터 케이스 유닛
KR101642038B1 (ko) * 2016-01-21 2016-07-22 주식회사 브니엘월드 항균용기의 제조방법
JP2019055930A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 アース製薬株式会社 水中生育菌類の生長抑制方法
CN218805113U (zh) * 2022-08-10 2023-04-07 比亚迪股份有限公司 一种抑菌模块、组件、空调系统及车辆

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003246215A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
JP2004210087A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Zexel Valeo Climate Control Corp 空気調和装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1354286A (en) * 1970-05-13 1974-05-22 Bagshawe K D Performance of routine chemical reactions
US3814058A (en) * 1973-04-03 1974-06-04 M Thompson Pet bed
FI56750C (fi) * 1978-02-27 1980-03-10 Reijo Vihko Rekationskaerl foer engaongsbruk vid immunologiskt bestaemning
JPS6112421A (ja) * 1984-06-27 1986-01-20 Nissan Motor Co Ltd 消臭・芳香装置
JPS6354911A (ja) * 1986-08-27 1988-03-09 Hitachi Ltd 室内空気清浄器用濾過体
JPH0678821B2 (ja) 1986-09-19 1994-10-05 株式会社日立製作所 空気調和機のエア−フイルタ−
JPH0168213U (ja) * 1987-10-23 1989-05-02
US5078096A (en) * 1991-01-15 1992-01-07 Bishop Delena K Collapsible container for housing and carriage of pets
TW228566B (en) * 1993-04-02 1994-08-21 Matsushita Refrigeration Deodorizing device for air conditioner
US5448965A (en) * 1994-06-09 1995-09-12 Mcclure; Richard F. Elevated insulated pet shelters
JPH08118948A (ja) * 1994-10-27 1996-05-14 Zexel Corp 空調装置のフィルタ取付け構造
JPH09132027A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Zexel Corp 空気浄化装置
JP3254416B2 (ja) 1998-01-30 2002-02-04 シャープ株式会社 空気調和機
JP3387425B2 (ja) 1998-09-10 2003-03-17 松下電器産業株式会社 空気調和機
FR2783757B1 (fr) * 1998-09-28 2000-12-01 Valeo Climatisation Dispositif de chauffage et/ou climatisation pour vehicule automobile, avec filtre a air demontable
DE19847651B4 (de) * 1998-10-15 2014-10-30 Volkswagen Ag Anordnung eines Duftspenders im Luftstrom einer Belüftungs- oder Klimaanlage
JP2001248852A (ja) * 2000-03-06 2001-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空調装置
US6338314B1 (en) * 2000-08-29 2002-01-15 Dion Widrich Knock-down bed assembly for receiving domestic animals
JP4598318B2 (ja) * 2001-07-11 2010-12-15 三菱電機株式会社 空気清浄フィルタ−及び空気調和機
CN2496542Y (zh) * 2001-09-14 2002-06-26 同济大学 香烟烟雾清除器
US6581545B1 (en) * 2002-06-06 2003-06-24 Doskocil Manufacturing Company, Inc. Soft-sided kennel cover
JP4283613B2 (ja) 2003-07-24 2009-06-24 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ 空気調和機及び抗菌剤入りケース
USD511027S1 (en) * 2003-08-26 2005-10-25 Dick Mueller Tent for pets
JP2005219562A (ja) 2004-02-04 2005-08-18 Zexel Valeo Climate Control Corp 空調装置、芳香剤入りケース及びフィルタユニット
DE202004010015U1 (de) * 2004-06-25 2004-10-28 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co.Kg Luftverbesserungsvorrichtung zur Verwendung in Kraftfahrzeugen und Kartusche für die Luftverbesserungsvorrichtung

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003246215A (ja) * 2002-02-22 2003-09-02 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
JP2004210087A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Zexel Valeo Climate Control Corp 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1676734B1 (en) 2010-01-13
US7621807B2 (en) 2009-11-24
EP1676734A2 (en) 2006-07-05
JP2006188115A (ja) 2006-07-20
CN1807137A (zh) 2006-07-26
ES2337368T3 (es) 2010-04-23
ATE455000T1 (de) 2010-01-15
US20080020699A1 (en) 2008-01-24
CN1807137B (zh) 2011-06-08
DE602005018894D1 (de) 2010-03-04
EP1676734A3 (en) 2007-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102566755B1 (ko) 차량 공기조화기용 광촉매 모듈 및 광촉매 모듈이 설치된 차량용 공기조화기
JP4531571B2 (ja) 抗菌剤を封入した容器の固定機構及びその容器
KR101194537B1 (ko) 차량 승객실용 난방, 통풍 및/또는 공조 시스템의 미립자 필터를 위한 공기 처리 장치
KR101569187B1 (ko) 살균과 항균 및 흡착 성능을 갖는 공기조화기
KR101328571B1 (ko) 차량용 기능성 필터
JP4283613B2 (ja) 空気調和機及び抗菌剤入りケース
KR20190054953A (ko) 이동형 자외선 모듈을 이용한 자동차용 공기정화장치
KR20180129215A (ko) 공기 정화 장치 및 공기 정화 모듈
KR20190054957A (ko) 내구성이 우수한 증발기를 구비한 자동차용 공기정화장치
JPH01189321A (ja) 冷蔵庫用脱臭装置
KR20130024208A (ko) 자동차용 기능성 필터
JP2000255257A (ja) 車両用空気調和装置
JP2006034863A (ja) 送風ファンの吹出し部に設置する芳香装置
KR100808398B1 (ko) 물 세척 방식의 차량용 공기 청정기
KR101970766B1 (ko) 차량용 공조 장치
KR20060085992A (ko) 자동차용 공기청정기
JP2005219562A (ja) 空調装置、芳香剤入りケース及びフィルタユニット
KR20160036857A (ko) 차량용 공조장치
KR200303821Y1 (ko) 공기조화기용 에어필터
JPH0966737A (ja) 車載空調装置の空気清浄ユニット
JP2002147936A (ja) 冷蔵庫用脱臭除菌装置
KR20180076681A (ko) 광촉매 장치 및 이를 포함하는 차량용 공조장치
KR200140866Y1 (ko) 향 카트리지를 구비한 자동차용 외장형 공기정화기
KR200410805Y1 (ko) 차량용 에어컨 필터
JPH10138752A (ja) エアコンディショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4531571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250